これまでは一貫して強気強気の押し目買いを推奨してきましたが、明らかな曲がり角に来ていると感じます。 米国の経済は粘り強く、関税への影響も今のところは限定的でした。夏場以降は関税の影響が徐々に出るにせよ、9月になればパウエルFRB議長が利下げをし、再び金融相場…という理想的な展開を描いていました。 しかし、今回のイスラエルのイラン攻撃、特に石油・ガスといったエネルギー施設がダメージを受けたことにより、原油価格の高騰という大ノイズが加わりました。ちなみにイランの原油施設への物理攻撃は戦後初。 別な記事でも解説した通り、過去の中東戦争を振り返った場合に、1990年の湾岸戦争のパターンに近いと考えてい...