中東不安が株価下落のきっかけ、そして買いにくい材料にはなったものの、この下落相場の本質でないことは明らか。リスクオフ(回避)モードに入っていた原油、ゴールド、あるいは為替が全戻しでも、株価だけは戻さなかったわけで。 したがって、株価が急落し続けている背景は、やはり直近の金利高と、強い経済指標からFed(米連邦準備制度)が利上げモード、タカ派になるのではないかという懸念が大きいと言えます。 まぁ大手金融機関のアナリストも、今年3回としていた利下げ回数を2回に相次いで修正してますからね。流石に利上げはないものの、高金利はしばらく続くということで、みんな一斉に利食いモードになってしまったと。 いくら...