chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
olomoučan
フォロー
住所
チェコ
出身
未設定
ブログ村参加

2017/04/04

  • iPadで『日本霊異記』を読む

    『霊異記』といえば、ジャパンナレッジでは、「東洋文庫」にも入っていて、原文はないが、現代語訳で読めるようになっている。以前、加入したばかりのときに、せっかくだから「東洋文庫」も読んでみようと思って手を出したのが、日本の『霊異記』と中国の『捜神記』だったのだけど、コンピューター画面上での表示とページめくりの遅さにたえかねて、どちらも最初の数話で投げ出してしまっ…

  • iPadで『古事記』を読む

    古典の読書を始める前にしたことは、一度の充電でできるだけ長く読み続けられるように、設定を変更することだった。最近のPCも含めたこの手の機械は、作り手だけが便利だと考えている機能が山のようについていて、しかも購入時点でオンになっているのが困り物である。それで設定画面を開いて、オンになっているのを片っ端からオフにしていった。ネット閲覧ソフトが動いて、ジャパンナレッ…

  • iPadで古典を読む(設定)

    昨年の11月末だったか、12月初めだったかに届けられたiPadは、大きな箱に入れられていた。パッケージも、本体と充電のためのアダプターしか入っていないのを考えると、ちょっと厚すぎないかと言いたくなるもので、ちゃんとしたマニュアルが入っているんじゃないかと探してしまった。アップルの製品にそんなもの期待するのが間違いだったけど。 実際に手にしたiPadは、思っていたより…

  • iPadで古典を読む(前史)

    個人用のコンピューター、つまりパソコンの一般への普及の黎明期ともいえる1980年代に中高生だった我々の世代にとって、アップル社のパソコン、マッキントッシュは憧れの対象だった。あのころ実際に目で見て触ったことのあるパソコンは、せいぜい友人の持っていた会社は忘れたけどMSXとかいう規格のものだけで、NECの98、88シリーズも存在は知っていたけど、テレビでしか見たことはなかっ…

  • 黒板博士のプラハ滞在記2

    承前 プラーハは百塔の都とも称せられて居る。ゴチック式の尖塔高く林立したる盛観は他の欧州に於ける都府で多く見らるるものでない。夫が皆中古の面影を存して基督教の勢力を振った当時を追憶せしむるのである。大詩人ゲーテはプラーハを都市のディヤデムにある真珠なりと激…

  • 黒板博士のプラハ滞在記1

    諸戸博士のモラビア・シレジア紀行に続いて、歴史学者の黒板勝美氏が世界周遊旅行の途中でプラハに立ち寄った際の記録を紹介する。『西遊二年欧米文明記』(1911年刊)については、すでにここで簡単に紹介したが、今回は記事を引用しながら、解説を加えてみる。黒板博士がこの世界旅行に旅立たれたのは1908…

  • フクロウ考

    これまで、猛禽類のうちの昼行性のもの、タカ、ワシの仲間について、日本語での名称とチェコ語での名称を検討してきたのだが、毒を食らわば皿までで、夜行性の猛禽類、つまりはフクロウ、ミミズクの仲間についても取り上げることにする。 昔話、それをモチーフにした映画なんかにもよく登場するから、チェコ語でフクロウのことを、一般的にはsovaと呼ぶということは知っている人も多い…

  • ワシ考

    チェコ語で小型の猛禽類を表わす言葉がsokolなのに対して、大型のものはorelと呼ばれる。こちらは、幸いなことに、日本語のワシと、意味だけでなく使い方でもほぼ対応している。つまり、一般的には「ワシ=orel」で、具体的な種名を表わすときに、日本語ではワシの前に、チェコ語では後ろに言葉を付け加えるのである。 だから、お気に入りのテレビドラマ「チェトニツケー・フモレスキ…

  • ハヤブサ考

    日本語の種名としてのハヤブサが、チェコ語のsokol stěhovavýに相当することはすでに紹介したが、他のハヤブサ科の鳥たちもsokolなのだろうか。残念ながらタカの場合と同様に、sokolという言葉が使われるのはハヤブサ一種だけで、ほかの鳥たちは別の言葉で呼ばれているようである。 今回はチェコ語を基準に紹介する。日本語で聞いてもどんな鳥なのか、普通のハヤブサとどう違うのか…

  • ハヤブサ考じゃなくて、ソコル考(になってしまった)

    さて、次の問題は、sokolのもう一つの訳語であるハヤブサである。日本語でハヤブサに対するイメージというと、やはり「速いもの」、「スピードのあるもの」だろうか。たしか、鉄道の特急や、バイクの愛称として使用されていたが、それも速さを強調するために付けられたもののはずだ。新幹線の命名に使われた音や光の速さが、目に見えない、実感できない速さだとしたら、ハヤブサは目で見る…

  • タカ考

    前回書いたように、日本語の「タカ」には、トビやノスリなども含まれるのだが、それらのタカの仲間たちはチェコ語では何と呼ばれているのだろうか。種の名称としてはjestřábだということが確認できたので、日本語でタカと呼ばれる鳥たちの多くはjestřábに形容詞が付いた形で種名とされているのだろうと予測したのだが、その形のものは「オオタカ=jestřáb lesní」だけだった…

  • ソコルはタカか、ハヤブサか

    チェコ語のsokolについては、確か京産大の出版局が発行した『チェコ語・日本語辞典』で調べたときに、「鷹」とあるのを見て以来、ずっとタカを意味するものだと思っていた。実際に、使われる場合も、日本語のタカと同様、大抵は小型の猛禽類(チェコ語ではdravec)を指すのに使われていたし、鷹狩、鷹匠を意味するチェコ語の言葉も、sokolから派生したものだったし、自分の頭の中には、sok…

ブログリーダー」を活用して、olomoučanさんをフォローしませんか?

ハンドル名
olomoučanさん
ブログタイトル
オロモウツ日本語リハビリ日記
フォロー
オロモウツ日本語リハビリ日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用