屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
庭に250種ほどの山野草を育てています。 山野草の四季折々の姿をご紹介できればと思います。
自宅でも山野草を育てていますが、自宅の周りも自然が多く、散歩コースは可愛い植物や野鳥たちにたくさん出会えます。 そんな日々の暮らしをご紹介できればと思います。
ハナイカダは全国に自生しています。以前住んで居た横浜の家の近くの山にたくさんありました。懇意にして頂いていた隣のお茶の先生が気に入っていて時々一緒に見に行きました。ハナイカダの実がなると横浜時代を思い出します。今の自宅の近くにも自生しています。ハナイカダは花柄が葉の中央の葉脈と癒着しているため、葉の中央に花があるように見えます。ぴったりの命名だと思います。雌雄異株ですので実をつけさせるには雄株と雌株を近くに置いて育てる必要があります。雄花雌花結実熟した実ぴったりの命名のハナイカダ
庭の野菜も最盛期です。特にトマトは毎日たくさん収穫できます。とても毎日消費できませんから保存できるようにトマトソースを作っています。トマトソースに作っておけばミネストローネ、パスタ、スープなど使えて便利です。分けてあげても喜ばれます。今回はトマト2.3kg、タマネギ1.5kg、ニンニク4かけなどで作りました。30分ほど煮て完成です。小分けにして冷凍保存します。恒例のトマトソースの作成
ワレモコウは自宅の近くでも見られます。草丈も90㎝ぐらいになります。花がない時期はほとんど目立ちませんが、あずき色の花が咲くと分かります。花茎の先に数個の花が付き、風に揺れる様は風情があって良いものです。庭の斑入りのワレモコウはタンナワレモコウの白覆輪品種で「煌めき」の銘がついています。草丈も10㎝前後です。屋久島ワレモコウと共に大切にしています。栽培は特に難しいこともなく良く増え、分けてあげても喜ばれます。白覆輪の斑が美しいワレモコウ(煌めき)
北海道など寒冷地の植物は九州での栽培は厳しいものがあります。庭のウスユキソウ、キキョウなど寒冷地の植物は植え替えを頻繁にしています。培養土を奇麗にしていると調子が良いように思います。3月初め頃、6月中頃、9月末頃に植え替えをしています。今年は6月中頃の植え替えが2週間ほど遅くなりました。今回はウスユキソウ類(千島、早池峰、礼文、オオヒラ、高麗、キリギシ)とキキョウ類(千島、オヨベ、小川、皿ヶ嶺)など70ポットを植え替えました。これで夏を乗り切れるでしょう。ウスユキソウ、キキョウの植え替え
カシノキランの花はあまり目立たなく、いつの間にか咲いていたという感じです。花は反り返った葉の内側で咲き、小さく目立ちません。でもよく見ると黄色の花の中央に赤い斑点があり可愛いものです。庭のカシノキランは柿の木に着生させています。小さい株は軽石にも付けています。着生ランは一度着生させるとほとんど手がかからず楽しめます。葉陰にひっそりと咲くカシノキラン
私は菊が好きで庭に数種置いています。ハコネ菊は特に好きな種です。ハコネ菊はシオン属ですが、私は菊属との違いが良く分かりません。昔よく登った丹沢の山で見たような気もしますが定かではありません。何せ50年も前のことですから・・・・。庭のハコネ菊は大分前に購入したものです。株分けの都度人に譲っていましたが、昨年枯れたりして2鉢になってしまいました。今年は軍配虫の被害にあい、葉が傷んでいます。注意して管理し育てたいと思います。遠い昔の懐かしいハコネ菊
もう40年位前になるでしょうか。神奈川県の藤沢にいた時、よく出かけた丹沢の渓流沿いにたくさん自生していました。庭のヒトツバショウマは購入したものですが、花が咲くと丹沢を思い出します。ヒトツバショウマは進化の低い段階の植物で珍しい種です。栽培はそれほど難しくありません。線香花火のような小さな花を密に咲かせます。一つ一つの花は本当に小さいですがまとまると満天の星空のように美しいものです。満天の星空のようなヒトツバショウマ
ナゴランは自生地の一つの名護市に因んでこの名があります。花も葉も肉厚で太い根で木にしがみ付いています。生長が極めて遅く、葉も一年に2枚しか出ません。増殖は非常に難しい種です。花は美しく芳香があります。一度着生させたらほとんど何もしなくてよく栽培は容易です。庭では軽石と釣りシノブに付けています。釣りシノブのナゴランが咲きました。ラン愛好家に人気の高いナゴラン
フウランは花、葉、香りの3拍子が揃った観賞価値の高いランです。観賞価値の高いものから選別された種を富貴蘭と呼び東洋ランの一分野を形成しています。趣味家以外の人にも人気があります。庭には大きい株が2株あります。この株はもう40年位前になるでしょうか。東京駅の八重洲口でおばあさんが路上で売っていたものを購入したものです。3芽ぐらいの小さな株でしたが大きな株になりました。こちらの株は数年前に従妹から頂きました。枯れそうだからと言って持って来てくれました。開花はこれからです。時期をずらして楽しめそうです。花、葉、香りの3拍子が揃ったフウラン
矮性のアポイキキョウが咲いています。普通のキキョウは草丈が1mくらいになる種もあります。庭の矮性アポイキキョウは草丈20㎝くらいです。でも花は普通のキキョウのように大きく美しいです。播種を繰り返していると環境に順化して次第に大きくなります。株分けで増やし保存しています。こちらは白花種です。草丈は紫のキキョウより少し大きいです。矮性アポイキキョウの花
枝咲きキキョウはコーカサス地方が自生地です。コーカサス地方は黒海とカスピ海の間に位置しています。現在もチェチェン紛争など紛争地の一つですが、枝咲きキキョウは美しい花です。数年前山野草展に行った時に業者から購入したものです。毎年たくさん小さなベルのような可愛い花を咲かせます。草丈もコンパクトで鉢映りの良い種です。小さなベルのような枝咲きキキョウ
ソバナは山道の生える菜という意味だそうです。草丈が高くすぐに倒れやすいのが欠点です。でも釣鐘ニンジンような円錐形の鐘状の花は奇麗です。今年咲いたのは昨年知人に頂いたものです。以前は庭にも置いていましたが、枯らしてしまいました。今度は枯らさないように注意して育てたいですね。青紫の鐘のような花のソバナ
私はショウマが好きで庭には数種置いています。この時期はショウマの開花時期です。アワモリショウマが見頃です。一つ一つの花は非常に小さいですが、たくさん集まって咲く様は涼しげで良いものです。花序と葉のバランスも良く、しばらくは楽しめそうです。白い泡粒のアワモリショウマ
徳島県の石立山が自生地です。イシダテホタルブクロは小型のホタルブクロです。自生地での大きさは分かりませんが、庭に置いているのは10㎝以下です。でも花は大きく、斑点のある釣鐘型の薄紫の花は美しいです。良く増え、毎年2倍以上になります。分けてあげても喜ばれます。小さい草姿のイシダテホタルブクロ
梅雨空の中、斑入りのミズヒキが美しい葉芸を見せています。このミズヒキは8年前東京の友人に頂きました。今では庭のあちこちに芽吹いています。葉が元気なこの時期の葉芸が一番美しいです。農薬の散布もしないので虫の食害にあっています。文鳥を飼っているので農薬は使いません。切り花にして飾っていたら根が出てきました。鉢に植えてみようと思います。斑入りミズヒキの美しい葉芸
庭には8種のキンバイソウを置いています。千島キンバイは枯らしてしまいました。たくさん増えたので人にあげていたら庭に置いていた株が枯れてしまいました。イワキンバイ毎年たくさんの花を付けます。屋久島イワキンバイキンバイソウの中では気にっている種です。アポイキンバイこちらも屋久島イワキンバイ同様気に入っている種です。株は丈夫ですが花がなかなか咲きません。でも春芽吹いた頃の照葉は美しく葉だけでも十分観賞価値があります。ミヤマキンバイこちらもなかなか花が咲きません。夕張キンバイ枯れそうになったので慌てて植え替えたら元気になってきました。葉姿だけでも十分観賞価値があります。高嶺姫キンバイ毎年たくさんの花を咲かせます。雌阿寒キンバイこちらもほとんど花が咲きません。コキンバイ毎年少しは花が咲きますが寂しいです。思い通りにいかないキンバイソウ
オサランは着生ランです。樹木の幹や岩に根を張りしがみついています。庭のオサランはムギランなどと一緒に軽石に付けています。数株ありますが、すべて軽石に付けています。花の寿命も短く2~3日で終わります。でも草姿も小さく葉も2枚しかありませんが、ころころした姿が気に入っています。小さな着生ランのオサラン
カキランは自宅の近くでも見られます。渋く落ち着いた花は茶花としても用いられます。普通のカキランは草丈が高く全体のバランスが良くありません。庭のカキランは屋久島カキランです。草丈も25㎝くらいでバランスが良く草全体が落ち着いて見えます。渋く魅力的な屋久島カキラン
ナツツバキは別名シャラノキとも呼ばれています。このナツツバキは家を造った時に義父の友人に頂きました。もう35年になり大きくなりましたが、主幹が枯れてしまいました。樹形は乱れていますが、毎年奇麗な花を咲かせてくれます。惜しむらくは花が一日花で木の下の植木鉢にたくさん落花することです。取り除くのが少々大変です。主幹が枯れてしましました。花は美しいですね。小さな鋸歯の花びらが優雅なナツツバキ
オニユリは家の近くでもたくさん見られます。オニユリは赤ですが、対馬黄金オニユリは輝くような金色で圧倒的な存在感があります。この対馬黄金オニユリは懇意の歯科の先生に頂きました。5年位になるでしょうか。先生は植物にとても詳しく特に黒髪山(佐賀県)の植物はほぼ調べつくしたとのことです。黒髪山は植物の宝庫で固有種もたくさん自生しています。黒髪山の植物の本も出版されています。私は種別が分からないとき先生に問い合わせています。近くに詳しい方がおられるといつでも聞けてとてもありがたいです。金色の花が見ごたえがあります。むかごがたくさんできます。上部が枯れる秋に収穫して植えておけば容易に苗が得られます。4年位で花を付けるようです。金色の対馬黄金オニユリの花
昨日デストロイヤーを収穫しました。今日から雨の予想で、晴れている昨日収穫した方が良いと思いました。ダンシャク、メークインの収穫から2週間経ち大きくなっていました。たくさん収穫できました。デストロイヤーはダンシャクとメークインを合わせたような食感で美味しいです。他の夏野菜も収穫できるようになりました。無農薬ですので安心です。多少虫がついたりしますが、丁寧に除けば大丈夫です。葉物を除けばしばらくは畑の野菜で間に合いそうです。大玉トマトミディトマトキュウリピーマンナスシソもあちこちに芽吹いていて適宜使えます。今日の収穫です。これからはたくさん収穫できます。せっかくできた野菜ですので無駄にしないように使いたいと思います。ジャガイモ(デストロイヤー)他野菜の収穫
タンナチダケサシの原産地は韓国の済州島です。草丈も10㎝程度で小型の山草です。山草会ではコンパクトな姿が好まれ、屋久島ショウマ同様珍重されています。タンナチダケサシは庭の山野草の中では古い方です。20年以上育てています。私は矮小の山野草が好きなので、これからも枯らさないように見守りたいですね。コンパクトな姿のタンナチダケサシ
庭に置いている山野草も時々枯らしてしまいます。2回以上枯らしたものは再トライを断念しています。断念した種は屋久島リンドウ、蝦夷ゴゼンタチバナ、高嶺ナナカマドなどたくさんあります。九州では環境が厳しい山野草もたくさんありますので当然かも知れません。箱根コメツツジは環境的にはそんなに厳しいとは思いません。でも根腐れを起こしてしましました。雑草が入り込むと根腐れのリスクが大きくなるようです。土の管理と併せて今度は枯らさないように見守りたいですね。新しく購入した株白い釣鐘型の花が清楚で可愛いです。枯らした株大きくなっていたのに残念です。今度は枯らさずに育てたい箱根米ツツジ
このブルーマウスイヤーは昨年近所の方に頂きました。お母さんが大切に育てられておられたそうです。庭のあちこちに大きな株が沢山ありました。「たくさんどうぞ」と言って下さいましたので、大きな株を1つ頂きました。数個に分割して植えていたらたくさんの花を付けました。草丈も10㎝くらいでコロコロしていて可愛いです。葉もその名の通りねずみの耳にそっくりな丸い形をしています。ミッキーマウスの耳そっくりのブルーマウスイヤー
実家から早生桃ができたとの連絡がありもらってきました。千代姫という品種です。甘さは少し控えめですが爽やかでおいしい桃です。今回は50個ほどもらってきました。実家は時期をずらして収穫できるように数種の桃を植えています。しばらくは桃が楽しめそうです。びわも少しもらってきました。びわは傷みやすいのでコンポートを作ってみました。コンポートにして冷凍しておくとしばらくは楽しめます。早生桃(千代姫)の収穫
オカトラノオは付近の道端でも見られます。草丈1メートルくらいになる大型の種です。茎の先端に15㎝ほどの尾のような花穂に多数の花を咲かせます。花穂の先端が横向きに曲がって咲き、その名の通り尾のように見えます。庭には大型なので1鉢しか置いていません。少し大きめの鉢に密集して植えると小型になり見栄えも良くなります。白い尾っぽのオカトラノオの花
アナベルは北米原産のアジサイの仲間です。8年前に知人から頂きました。アジサイに比べ小型で、鉢栽培にすればコンパクトに育てることができます。アジサイに比べ剪定時期も幅があり管理しやすい種です。庭のアナベルは純白で清楚な花が奇麗です。剪定時に出た枝を挿し木にしています。挿し木して3年目の苗です。来年は花を付けるかも知れません。清楚なアナベルの花
家の横に40坪ほどの畑を作っています。ジャガイモ、ニンニク、タマネギを収穫しました。春植えのジャガイモはダンシャク、メークイン、デストロイヤーの3種を作っています。今回収穫したのはダンシャクとメークインです。両方とも15個種付けをしましたがたくさんできました。秋ジャガができる11月の初めまでは十分利用できると思います。ダンシャクメークインデストロイヤーは葉が少し黄色くなってきたら収穫です。試しに掘ったらまだ小さかったです。収穫はあと10日ほどでしょうか。ニンニクタマネギトマトなど他の春植えの野菜も大きくなってきました。ジャガイモ、ニンニク、タマネギの収穫
小川キキョウと皿々峰キキョウが咲き始めました。どちらも8年位前に庭に置きましたが、毎年2倍づつ増えてたくさんの株になりました。半分ほどは人にお譲りしたりしましたが、まだたくさんあります。小川キキョウイシダテホタルブクロと千島ギキョウの人口交配種です。小川聖一さんによって作出されました。皿々峰キキョウホタルブクロと千島ギキョウとの人工交配種です。玉井忠幸さんによって作出されました。小川キキョウと皿々峰キキョウ
イチゴ類は花と実の2度鑑賞できます。でもなかなか実成までは難しく、できたとしても歪な実成が多いです。屋久島姫バライチゴと姫バライチゴは草丈も小さく鉢栽培に向いています。どちらも40年ほど育てています。白い上品な花を付けます。庭の山野草の中でも大切にしている種です。屋久島姫バライチゴ姫バライチゴ屋久島姫バライチゴと姫バライチゴ
アジサイ類は大きくなるので、庭には数多く置いてはいません。庭のアジサイ類はすべて頂いたものです。皆さんが大切に育てられていたものでどれも素晴らしいものです。私も大切に育てています。今咲いているものはガクアジサイの初霜と手毬咲きアジサイです。初霜ガクアジサイの初霜が咲き始めました。その名の通り霜が降ったような斑入りの葉が見事です。挿し木3年目の苗です。翠玉?手毬咲きアジサイで幾重にも重なった花弁が見事です。玄関に飾ってみました。ガクアジサイ(初霜)手毬咲きアジサイ(翠玉?)
白馬アサツキはネギの仲間です。ネギの仲間は山野草栽培の対象となっているものが多いです。庭にも他に糸ラッキョウの仲間を置いています。白馬アサツキは北海道から本州中部の高山帯に自生しています。高山植物ですが栽培はそれほど難しくはありません。今年は植え替えをしなかったので、雑草が入り込んでいます。鉢も球根が増えてパンパンになっています。奇麗な花を見るには、きちんと植え替えをしなければいけませんね。今年の白馬アサツキは寂しい
ノイバラは日本全国に自生しています。別名ノバラとも呼ばれています。野に咲いているノイバラの花は白です。散歩路にもたくさん咲いています。一重咲の白い花は上品で美しいものです。私はノイバラが好きで知り合いから枝先を分けてもらい育てています。庭に置いているのは、皆品種のノイバラです。雅挿し木してから8年になります。すっかり大きくなりたくさんの花を付けるようになりました。昨年の挿し木苗花を付けている株もあります。今年の挿し木苗あかずきん一昨年に挿し木をしたものです。昨年の挿し木苗八重山ノイバラ昨年の挿し木苗宮島昨年もらったものです。まだ花を見ていません。来年はいくつか花を付けるかも知れません。斑入りのノイバラ昨年挿し木した苗大株にすると斑入りの葉がとても奇麗です。品種の美しいノイバラ
シラン(紫蘭)はたくさんの品種があります。庭には黄花シランと三蝶咲シランを置いています。どちらも知人に貰ったものです。私はそれほどシランに関心がありませんでしたので増える度分けてあげています。庭にはどちらも1鉢ずつしか置いていません。でも黄花シランは花も奇麗ですし、大鉢で大株にしたら見栄えがするかも知れません。来年は大株に育てて見ようと思います。三蝶咲シラン黄花シランランの中では育てやすいシラン
ヒメユリはユリの中では小型のユリです。細い茎の先端に数個の花を付けます。花は真上を向いて咲き凛としていて可憐です。少しの風に揺れる様子は何とも言えない風情があります。国内には北方系と南方系が自生しています。庭には土佐産と阿蘇産の南方系の種を置いていましたが、土佐産を枯らしてしまいました。芽吹き始めた頃木漏れ日の中で輝く花が奇麗です。増やし方(鱗片植え)植え替えの際、鱗片を割らないように丁寧に取って少しかぶるくらいに植えこみます。少なくとも3年目には花が見られます。凛とした可憐なヒメユリ
畑の一角に切り花にするためにスイートピーを育てています。いつも混合の種を使っています。今年は白花と薄い紫の花が咲きませんでした。そろそろ終わりに近づきました。隣のスイカのつるも大分伸びてきましたので、そろそろ処分しようと思います。妹にあげたら玄関に飾ってくれました。甘い香りのスイトピー
カラマツソウの仲間は数多く存在しますが、ツクシカラマツが一番だと思います。でもツクシカラマツはどこにも自生していません。種も出来ません。交配園芸種だと言われています。細い花茎の先に咲く淡い紅紫色の花は何とも言えなく可愛いものです。花は次々に開花し一ヶ月以上も咲き続けます。浅い大きな鉢にたくさん植えると見事な花が楽しめます。カラマツソウの中で一番のツクシカラマツ
小型の着生ランです。同じ小型の着生ランのマメヅタランと同属です。庭にもマメヅタランを置いていましたが枯らしてしまいました。マメヅタランはとても気に入っていたので残念です。その名のようにムギのようなバルブに一枚の葉を付けます。ころころしていて可愛いです。庭のムギランはビロードシダなどと一緒に石付けにしてしています。花は2ミリほどであまり目立ちませんが、蘭特有の形をしています。小さなころころした可愛いムギラン
アカバナユウゲショウの白花種が咲いています。この白花種は数年前、散歩コースで見つけました。道路と縁石の隙間に芽吹いていました。庭に移植して育てていますが、今では少々持て余すように繁殖力が旺盛です。他の山野草の鉢や庭のあちこちから芽吹いています。でも花は清楚で美しいです。散歩コースのアカバナユウゲショウ清楚なアカバナユウゲショウの白花種
サラサウツギはあまり聞きなれない花かも知れません。でも花はとても可愛いです。外側の桃色と内側の白色の八重の花弁が特徴的です。下向きに咲く鐘の形の花がさらに可愛く感じられます。栽培も容易で特に難しいところはありません。ただ樹形を保つには時々の徒長枝の剪定が必要です。夏季を避け、花後か秋に剪定をします。可愛い鐘のようなサラサウツギ
イワタバコは冬の間、翌年の葉を脳のようにしわしわの形で越冬します。春先にしわしわの縮んでいた葉が次第に広がっていきます。蝉の羽化の時の羽の広がりに似ています。私はイワタバコの葉の広がりの様子がとても面白いです。イワタバコは照葉の美しい葉も魅力です。イワタバコは葉を数片にカットし、葉挿しをすればたくさんの苗が得られます。葉が広がった頃白花種美しい照葉のイワタバコ
ホタルブクロは丈夫な花で全国各地で見られます。釣鐘型の大きな花を付け、観賞価値の高い植物です。地植えでは草丈も大きくなりますが、鉢植えでは小型にすることも可能です。庭には淡紅紫色、白色、濃紫色のホタルブクロを置いています。種が落ちて庭のあちこちに芽吹いていますが、鉢栽培が主です。高嶺ホタルブクロ白花ホタルブクロ青花ホタルブクロ紅花白糸ホタルブクロ花弁が深く切れ込み細い花びらのようになっています。紅衣ホタルブクロ紫の花弁がダブルになっています。釣鐘型の可愛いホタルブクロの花
庭には地理的変種も含め6種のウスユキソウを置いています。千島ウスユキソウ、大平ウスユキソウ、キリギシウスユキソウ、早池峰ウスユキソウ、礼文ウスユキソウ、高麗ウスユキソウです。ウスユキソウは花が長く観賞できます。庭のウスユキソウも4月の終わりころから咲いています。さすがにひと月を過ぎると真っ白な花に薄い褐色が入るようになりました。今年は花付きが今一つでした。千島ウスユキソウ、高麗ウスユキソウ、礼文ウスユキソウにしか花が咲きませんでした。例年は年に3回の植え替えをしていますが、昨年の植え替えは2回でした。寒い地方や高山の植物は用土をいつも清潔に保っている方が調子が良いようです。今年は例年のように2月末、6月末、9月末に植え替えます。株は元気なようで大丈夫だと思います。長く楽しめるウスユキソウ
庭のカラマツソウは7年前に東京の友人に頂きました。最初は1株でしたが、播種をしていたらたくさんの株になりました。小型の山野草が多い庭では大型の植物になります。今年は花もたくさん咲きました。白い線香花火のような房状の花は、山野草の雰囲気が感じられ良いものです。白い線香花火のようなカラマツソウ
イブキジャコウソウはハーブのタイムに近い植物です。小さな花がびっしり咲く姿は、花の絨毯のようで微笑ましいものです。草のように見えますが、小型の低木です。触ると強い香気を発します。私はこの香りが好きで庭に出ると触って楽しんでいます。強健で良く増えます。でも植え替えを怠ると中心部が枯れてきたりします。また徒長枝が伸び締まりない姿になったりします。強健でも管理は丁寧にする必要があります。白花種植え替えをしなかったので枯れ枝が目立ちます。香り高いイブキジャコウソウ
梅花ウツギは近所の山野草販売の方から分けて頂きました。白い細い枝に大きな美しい花が咲いていて、さわやかな花だと思いました。私の庭に来て3年になりますが、木も大きくなり今年はたくさんの花を付けました。花はよくみると花弁が一重や八重もあります。同じ木で違った花が咲いていますがどうしてでしょうね。白いさわやかな梅花ウツギの花
光岳キリンソウはその名の通り、南アルプスの光岳に自生している植物です。高山植物特有の非常にコンパクトな植物です。草丈も10㎝ほどで鉢作りに向いています。高山植物にしては比較的丈夫です。星形の花と褐色の縁取りの厚みのある葉とのバランスも良く観賞価値の高い植物です。高山植物特有のコンパクトな光岳キリンソウ
藤の花に似た赤紫の花を咲かせます。数年前に山草会の方から頂きました。植え替えをしなくても草姿があまり乱れません。庭の庭フジも植え替えずに数年経っていますが、ふわっとした草姿を保っています。少し大きな鉢に植えて持ち込んだ方が良いように思います。芽吹きの頃いつの間にか白雪ゲシが入り込んで花を付けています。たくさんの花を付けています。ふわっとした庭フジの草姿
ニオイハンゲは中国原産の植物です。その名の通り花は甘い香りがします。玄関に置いていますが、顔を近づけ香りを楽しんでいます。ニオイハンゲは鑑賞的にも優れています。葉は長いハート形の暗緑色で光沢があり、葉脈に沿って白い斑が入ります。淡緑色の苞とのバランスも良く、草全体の姿が何とも言えなく良いものです。玄関に飾っています。むかごが落ちあちこちから芽吹いてきます。ニオイハンゲの甘い香り
長い花茎に一方向に花を咲かせます。一方向に咲く花を寄せる波に見立ててタツナミソウの名が付けられました。タツナミソウは丈夫で種子でも株分けでも容易に苗が得られます。石付けや浅鉢などいろんな植え方でも立派に花を付けます。庭ではいろんな鉢に種が飛び芽吹いています。地植えよりも鉢植えの方が締まった株になります。タツナミソウ赤花タツナミソウ二色咲きタツナミソウフウランの鉢に芽吹いた二色咲きタツナミソウコバノタツナミソウ白花タツナミソウ屋久島タツナミソウ可愛い丈夫なタツナミソウ
寂しいミヤマキリシマ先週、NHKの九州内放送の中でミヤマキリシマが満開の旨ニュースがありました。庭のミヤマキリシマは昨年枝枯れが発生し枝を整理しました。元の木の半分以下になってしまいました。今年はその影響で寂しい花になりました。やっと樹勢が回復してきました。やれやれです。満開の三つ葉ツツ7年前に東京の友人に頂いたものです。順調に大きくなり、花付きも年々見栄えがするようになってきました。寂しいミヤマキリシマと花たくさんの三つ葉ツツジ
乙女ユリとも呼ばれています。庭には以前は増えて10球ほどありましたが、今は2球になりました。姫サユリは暑さに弱く、九州では夏の暑さ対策が重要です。特に最近の異常な暑さは北方や高山の山野草には厳しい環境になっています。姫サユリは庭では比較的涼しい半日陰の場所に置いています。姫サユリの清楚な花
ハルオコシもヤブイチゲもヨーロッパ産のイチリンソウの仲間です。どちらも八重咲で奇麗な花です。ハルオコシ数年前の山草展でハルオコシが展示されていました。大きな鉢一杯にたくさんの花が咲いていて見事でした。私はハルオコシを知りませんでした。「良い花ですね」と言ったら「今度分けてあげますよ」と言って下さいました。分けてもらって3年になり、ずいぶん大きくなりました。今年は7から8個の花も咲きました。来年は鉢一杯の花になればと期待しています。ヤブイチゲ近所の山野草販売をしている方の庭で見かけました。私はヤブイチゲも知りませんでした。花はハルオコシに似て奇麗でした。お願いして一鉢分けてもらいました。来年は花が楽しめるかも知れません。こちらも大株に育て鉢一杯の花を楽しみたいですね。ハルオコシとヤブイチゲ
コウチョウギは成長が早く枝もたくさん出ます。小品盆栽の題材に向いています。そんなに手入れをしなくても自然に盆栽風に成長します。コウチョウギは根を切ると、ほのかな香りがすることから名付けられました。私は香りを味わったことはありません。庭には斑入りの白花と薄桃色の2種を置いています。斑入りのコウチョウギ昨年大きくなりすぎたので半分以下に剪定しました。今年はその影響で花付きは今一つです。来年は花もたくさん付けると思います。薄桃色のコウチョウギ小品盆栽に向く香丁木(コウチョウギ)
深山クワガタは花も小さくあまり目立たない山野草です。でもよく見ると花は可愛く、房状に咲く姿は高山植物の雰囲気があります。地域変異の多い植物でもあります。高山植物にしては栽培も容易で株分けで毎年2倍に増えます。大きな鉢に群生させると見栄えも良くなります。高山植物らしいミヤマクワガタ
ヒメイズイはアマドコロ、ナルコユリのなかまです。九州北部にも自生地があるようですが、私は見たことがありません。たくさん市販品が出回っていますので入手は容易です。浅鉢に群生させると草丈も10㎝前後で良くそろい見栄えも良くなります。小判型の密生した葉と筒形の花が調和し可愛い山野草です。ころころした可愛い姿のヒメイズイ
オオハンゲは里芋の仲間です。似たものにカラスビシャクがあります。ウラシマソウも同じな仲間です。繁殖力が強く庭のあちこちから芽吹いてきます。庭には斑入りと黄色い葉のオオハンゲがあります。どちらも山草会の方に頂きました。最初はあまり興味がありませんでした。庭の山野草の中でもあまり目立ちません。でも鉢に上げ単独で見ると趣があり良いものだと思うようになりました。今は大事に育てています。斑入りのオオハンゲ黄色い葉のオオハンゲ仏炎苞の中に雄しべ、雌しべがあります。カラスビシャクはむかごでも増えますが、オオハンゲはむかごは出来ません。庭に芽吹いた苗趣のあるオオハンゲ
トキソウはサギソウと並んで湿地性蘭の代表です。どちらも人気があります。私の好きな樫原湿原(佐賀県唐津市)にもたくさん自生しています。栽培は水切れに注意すれば、そんなに難しくはありません。植え替え時は株分けをせず、一回り大きな鉢に植えるようにした方が良いようです。光沢のある葉と細い花茎の上の紅紫色の花のバランスがよく観賞価値の高い山野草です。一鉢に20花以上を咲かせるとさらに見栄えも良くなります。樫原湿原で見るトキソウは湿原の中にぽつぽつと咲いています。咲いてる場所は花の色ですぐに分かりますが、花との距離もあり観察は寂しいです。可愛いトキソウの花
コバノズイナは北米原産です。小さな白い花をブラシ状に蜜に咲かせます。花は少し地味ですが、よく見ると美しい花です。秋には紅葉し春の花と併せ、年に2度楽しめます。枝先を10㎝ほど切り、挿し木にすれば容易に苗が得られます。3年ほどしたら花を付けるようになります。栽培も丈夫で難しくありません。3年目の苗です。8年ほど育てたものです。樹高も50㎝ほどになり、たくさんの花を付けるようになりました。白いブラシのようなコバノズイナの花
ミツデイワガサはコデマリによく似ています。どちらもバラ科シモツケ属ですから当然かも知れませんね。でも葉を見ると容易に判別できます。コデマリが長楕円形の葉に対し、ミツデイワガサは丸形で葉先が三つに分かれています。良く徒長枝が出ますので、切って挿し木に使うと容易に苗が得られます。2年ほどで花を付けるようになります。こちらは挿し木3年目の苗です。10本ほど挿し木しています。来年の春はポットに2本づつ植えます。ミツデイワガサの小房状の可憐な花
花弁が細く白いブラシのような糸状の花を付けます。シライトソウの命名はぴったりですね。地理的な変種も多くそれぞれに珍重されています。私の好きな黒髪山(佐賀県)にもクロカミシライトソウが自生しています。シライトソウ甑島(コシキジマ)姫シライトソウ草丈10㎝ほどでコンパクトな姿です。庭での開花は6月です。これは以前の花です。屋久島シライトソウチャボシライトソウとも呼ばれています。四万十シライトソウ昨年知り合いの方に頂きました。花を見せて頂きましたが、花が締まっていてとても奇麗でした。来年の開花が楽しみです。白いブラシのシライトソウ
セッコクは洋種のデンドロビウムと同属です。江戸時代以降、観賞価値の高い種が選ばれ長生蘭として古典園芸植物の一部門をなしています。庭のセッコクは会社時代の友人から10年前に頂いたものです。残念ながら友人は4年前に亡くなりました。20株ほどを柿の木に着生させています。4月末頃から6月末頃まで花が楽しめます。頂いたときは品種名が分かっていましたが、今は分からなくなってしまいました。でもセッコクを見る度に友人を思い出します。柿の木に着生させたセッコクマメヅタランの岩に着生させたセッコクです。観賞価値の高いセッコクの花
私の家の近くの山では5種類のカンアオイが見られます。タイリンアオイ、サンヨウアオイ、ツクシアオイ、アケボノアオイ、ウンゼンカンアオイです。庭にはタイリンアオイ、サンヨウアオイ、ウンゼンカンアオイを置いています。その他に東京の友人に頂いた関東カンアオイ、フタバアオイ、ウスバサイシンを置いています。どれも地味な植物ですが、私はウマノスズクサ科の植物が好きです。ウマノスズクサ科の植物はどれも変わった形の花を付け面白いです。庭にはウマノスズクサ科の山野草はほかにアリマウマノスズクサを置いています。タイリンアオイこちらは素心花のタイリンアオイです。サンヨウアオイウンゼンカンアオイカントウカンアオイ花の時期は10月です。フタバアオイ徳川家の紋章のモデルとして有名ですね。ウスバサイシンカンアオイの渋い花
コアジサイは日本固有種です。庭にはコアジサイと奥多摩コアジサイを置いています。奥多摩コアジサイはガクウツギとコアジサイの交配種です。栽培も容易です。コアジサイはアジサイ属に特徴的な装飾花はありません。枝先に小さな淡い水色の花を房状に蜜に付けます。コアジサイ自生種は多いですが栽培は奥多摩コアジサイに比べ難しいように思います。10年くらい前に東京の友人に頂きました。奥多摩コアジサイ葉の違いコアジサイ葉も大きくアジサイに似ています。奥多摩コアジサイ葉が小さくガクウツギに似ています。花はコアジサイ、葉はガクウツギ、両親の特徴が出ていて面白いですね。奥多摩コアジサイの泡のような花
5月1日はスズランの日だそうですね。庭のスズランは2週間前に花が終わりました。数年前、知人から日本スズランということで頂きました。日本スズランは栽培が少し難しいと聞いていました。庭のスズランは半日陰で育てていますが、毎年奇麗な花を付けてくれます。ドイツスズランとの違いも調べました。違うようにも見え、日本スズランと思いますが確信できていません。でも清楚な小さな鈴の花は見ていて気持ちの良いものです。金斑スズラン葉が少し金色になります。やさしい清楚なスズラン花
セツブンソウは我が家では最も早く花をつける山野草です。我が家では寒さ厳しい2月に咲きます。寒い中に咲く花は可憐で美しいものです。花の白い部分は萼片です。花弁は蜜線に変化し黄色く雄しべの周りに見えます。今年の花は今一つでした。ブロブ再開前でしたので写真も撮りませんでした。以前の花です。2年前と3年前に播種した苗です。左端の1枚葉の苗は昨年播種したものです。球根はとても小さいので植え替えはしません。このまま4年ほど育てます。4年目には花を付けると思います。100球ほどに増やしたいと思います。30球くらいを大鉢に植えたら見ごたえがあると思います。3年目に一株花を付けました。セツブンソウの苗作り
ユキザサは艶やかさはありませんが、雪白の細かな花をつけ山野草の趣のする野草です。庭にはユキザサ、チャボユキザサを置いています。チャボユキザサという種はありませんので品種名だと思います。見た目はほとんど変わりません。ユキザサに比べ一回り小ぶりです。ユキザサ右手前の2株がチャボユキザサです。雪白の美しいユキザサ
イワチドリはウチョウランと並び山野草愛好家の間では人気のランです。庭にはイワチドリ、コアニチドリ、エノモトチドリを置いています。ウチョウランの仲間の黒髪ランも置いていましたが枯らしてしまいました。イワチドリ丈夫で増殖率も良く毎年2倍の球根が採れます。コアニチドリ秋田県小阿仁地方で発見されたのでこの名がついています。庭のコアニチドリは以前200球まで増えていました。夏にも強く丈夫なので少しぞんざいに扱っていたら球根が溶けてしまいました。今庭にあるのはむかごから育てた株です。二年目にやっと一株花を付けました。今度は大切にしたいですね。エノモトチドリイワチドリとコアニチドリの自然交配種です。榎本一郎さんが昆虫を介して交配させたということです。草丈も親のイワチドリやコアニチドリよりも大きく2倍くらいあります。増殖...小型の蘭イワチドリ、コアニチドリ、エノモトチドリ
オダマキの名は花冠と距の形が、昔の糸巻き(苧環)に似ていることに由来します。オダマキはいかにも山野草の雰囲気があり美しい花です。でも栽培は容易です。種子が沢山出来、播種後3年くらいで花を付けます。日本のミヤマオダマキは草丈が数センチでコンパクトの点では最も優れています。でも播種を繰り返していると次第に大型になります。コンパクトを保つには、原種を大事にし株分けで増やす必要があります。ミヤマオダマキミヤマオダマキの桃花種ミヤマオダマキの白花種早池峰ミヤマオダマキミヤマオダマキに比べ、花茎が10㎝以上になります。こちらの早池峰ミヤマオダマキは桃花のミヤマオダマキと交配したのでしょうか?薄い桃色の花が咲きました。初めての開花です。予期しない花が見れて嬉しいです。濃色ヤマオダマキ外国種のカリメロ愛好家の多いオダマキ
トキンイバラの原産地は中国です。キイチゴの仲間ですがバラのような奇麗な花を咲かせるのでバラの名が入っています。別名ボタンノイバラとも呼ばれています。このトキンイバラは数年前、ブログを見て頂いた方が送って下さいました。私の姫バライチゴ(ナンヨウバライチゴ)を分けて欲しいとのことでした。その代わりに頂きました。ほかにたくさんのキイチゴを頂きました。シマバラ、オオトックリ、サナギ、ネバレンシスなどです。今もどれも元気で庭を楽しませてくれています。トキンイバラその後、先日投稿した八重咲クサを差し上げました。その代わりにヒメカジイチゴなどを送って下さいました。今花が咲いているのはリュウキュウバライチゴです。良く結実し実成も楽しめます。バラの花のようなトキンイバラ
オオデマリは日本自生種です。園芸店ではビバーナムの名称で売られていることも多いです。咲き始めは薄緑ですが、次第に純白に変わっていきます。似た名称にコデマリがありますが、こちらはバラ科シモツケ属で別種です。純白の美しいオオデマリ
ハウス栽培のイチゴが終わりに近づきました。この時期、道の駅などに小粒のイチゴが売りに出されます。毎年小粒のイチゴを買って来てジャムを作っています。今年も近くの道の駅で小粒のイチゴを買ってきました。私はイチゴの形を残したジャムが好きなのでいつも小粒を使っています。今年はイチゴ1.6kgで作りました。砂糖を加えて一晩おきます。灰汁が沢山出ますので丁寧に取ります。15分ほど煮詰め、レモンを加えさらに5分ほど煮て完成です。レモンを加えることで味に切れがでて、ジャムも赤く発色し奇麗に仕上がります。恒例のイチゴジャム
ムサシアブミは近くの海岸でもたくさん見られます。通常のムサシアブミの花(仏炎苞)は、背面が薄緑で内側は茶褐色です。庭のムサシアブミの花(仏炎苞)は、背面が薄緑で内側も緑です。日が差したときは花(仏炎苞)の内側の緑が輝いて見え本当に奇麗です。昨年庭のムサシアブミが結実し100個以上の種が採れました。種を蒔いていたら120個ほど芽吹いています。4年くらいしたら花を付けるかも知れません。播種したものは先祖帰りする株もあります。半数くらい素心花の株であればと期待しています。芽吹きの頃大分大きくなりました。素心花ムサシアブミ
花の時期は少し過ぎましたがイカリソウが奇麗です。庭には8種のイカリソウを置いています。十字星はまだ花が咲きません。白花は大分前に花が終わってしましました。楊貴妃多摩の源平丹頂夕映原種横浜にいる時近くの宅地造成所から採取したものです。もう40年も育てています。斑入り梅花イカリソウの花
ブログを再開した時は、花の時期は大分過ぎていました。でもまだ少し咲いています。一輪草の仲間で丈夫で増殖率も良いです。花付きも良いので群生させると見栄えも良く見事です。二輪草三輪草二輪草と三輪草の花
梅花カラマツの花が見頃です。梅花カラマツの自生地は北米です。属は違いますが、葉がカラマツソウ属に似ていることから名付けられました。庭には梅花カラマツ、紅花八重咲梅花カラマツ、グリーンハリケーンの3種を置いています。どの花も可憐でいかにも山野草の雰囲気があります。梅花カラマツ紅花八重咲梅花カラマツグリーンハリケーン梅花カラマツの花
斑入りエンレイソウの花が見頃です。庭のエンレイソウは国内種ではなく北米原産のトリリウムです。強健で特に病気もなく良く増えます。肥培すれば花付きもよく、斑入りの葉と独特の花が面白いです。トリリウム・クネアツムトリリウム・ルテウム斑入りエンレイソウの花
庭の植木の花が見頃です。どの植木も家を新築した時に植えたものです。もう35年以上になります。すっかり大きくなって枯れ枝が目立つような木もあります。富士桜(豆桜)シャクナゲこちらは白花です。姫ウツギドウダンツツジ庭の植木の花
八重咲の草イチゴが奇麗です。バラのような幾重にも重なった白い花びらが、濃い緑の葉の中で目立ちます。花付きもよく丈夫で育てやすい山野草です。草イチゴはバラ科キイチゴ属の落葉小低木です。通常は花弁が5枚で果実を付け、熟すと甘くて美味しいです。子供の頃はよく採って食べました。八重咲草イチゴは果実は付きません。美しい八重咲の草イチゴ
約2年半ぶりの投稿です。山野草栽培は続けていましたが、体調から少し休んでいました。これからは庭の山野草を中心に投稿しようと思います。日記代わりに庭の山野草の四季折々の姿を記録しておこうと思います。今回は斑入りの山野草です。庭には斑入りの山野草もたくさん置いていますが、今回は斑の奇麗なものを挙げてみました。斑入りハッカクレン平成30年に播種したものです。大きくなり奇麗な斑入りの葉が楽しめるようになりました。来年は花を付けるかも知れません。亀甲斑破れ傘亀甲文様が奇麗ですね。見ていて飽きません。斑入り畸葉イタドリ葉の形が歪で最初は病気かと思いました。濃色赤斑イタドリ芽吹きの時は燃えるような赤い葉です。次第に色褪せてきます。芽吹きの頃を楽しみます。五色イタドリ若葉のころは白い斑が目立ちますが、次第に赤い斑が入って...庭の斑入りの山野草
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屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
カシノキランが咲き始めました。着生植物で庭では柿に着生させています。一度着生させるとそのまま何もしなくてよく管理も楽です。生長は遅くなかなか大きくなりません。着生させて7~8年になり、たくさんの花を付けるようになりました。カシノキランの花
ギボウシのブルーマウスイヤーが咲き始めました。小型のギボウシでその名の通り、葉がネズミの耳に似ています。草姿もコンパクトで花付きも良く鉢植えに向いています。ギボウシ(ブルーマウスイヤー)の花
ヒトツバショウマが咲き始めました。神奈川に居た頃、丹沢の川沿いでよく見かけました。ヒトツバショウマが咲くと神奈川時代を思いだします。小さな花がはたくさんの星をちりばめた様で美しいです。ヒトツバショウマの花
アジサイ(初霜)の花が咲きました。美しい葉芸と青い花と白い装飾花が相まって奇麗です。梅雨の中咲く花は気持ちを少し爽やかにしてくれます。栽培も増殖も容易です。ただアジサイは旧枝先咲きですから剪定時期が重要です。アジサイ(初霜)の美しい葉芸と花
夏ツバキが満開です。植えてからもう37年になります。大きくなって主幹が枯れましたが、元気で毎年奇麗な花を見れてくれます。ただ花はすぐに落ちて下に置いている鉢にたくさんたまります。毎日片づけが必要です。夏ツバキの花
対馬黄金オニユリが咲き始めました。オニユリの変種で対馬の固有種です。鮮やかな黄色の中に黒い斑点があり美しいユリです。花は花序の先端に数個咲かせます。オニユリ同様むかごがたくさんできますので増殖は容易です。栽培も難しくありません。対馬黄金オニユリの花
オカトラノオは近くの山にもたくさん自生しています。草丈は大きなものでは1ⅿにもなります。鉢では50㎝くらいです。茎の先端に長さ10㎝~20㎝くらいの花序にたくさんの花を咲かせます。花序の先端は傾き、種名の通り動物の尾のように見えます。オカトラノオの花
アナベルが咲き始めました。梅雨空に清楚な白い花が目立ちます。アナベルは北アメリカが原産地です。どちらも同じアジサイの仲間ですが、アナベルの方が栽培が容易です。アジサイは旧枝先咲きで剪定時期が重要です。アナベルは新枝先咲きで剪定の時期を気にする必要はありません。アナベルの花
阿蘇ヒメユリが咲きました。以前庭には土佐ヒメユリもありましたが、枯らしてしまいました。雨に中鮮やかな朱色の花が目立ちます。阿蘇ヒメユリの花
アスチルベの花が奇麗です。雨に打たれても穂先があまり垂れることもなく美しい花を見せてくれます。梅雨に合った花かも知れません。小さな花を密に付けた円錐状の穂は横に広がる葉とのバランスも良く見映えがします。アスチルベの花
三蝶シランと黄花シランが咲きました。シランは蘭の中でも栽培がやさしい種です。病害虫にも強く地植えでも鉢植えでも良く育ちます。根茎を切り分けることで増殖も容易です。三蝶シラン黄花シラン三蝶シランと黄花シラン
ツクシカラマツとムラサキカラマツが咲き始めました。ツクシカラマツの自生地は良く分かっていません。対馬列島から済州島に自生するムラサキカラマツと屋久島カラマツの交配種と言われています。ツクシカラマツには種子が出来ません。もう大分前にムラサキカラマツとして購入しましたが疑っています。ムラサキカラマツは草丈が50㎝ほどになりますが庭のムラサキカラマツは20㎝ほどです。でも種子が出来るのでツクシカラマツではないと思っています。ツクシカラマツとムラサキカラマツ
姫バラが咲き始めました。今咲いているのは雅と赤ずきんです。姫バラは挿し木ですぐに増やすことができます。挿し木苗も2年後には花を付けます。姫バラは黙っていても自然と盆栽風に成長します。あまり手の掛からない花です。雅赤ずきん姫バラの雅と赤ずきん
庭にはイチゴを10数種置いています。姫バライチゴと屋久島姫バライチゴの花が咲きました。どちらも草丈は10㎝前後の大きさですが、大きな花を咲かせます。うまく栽培すれば実成も楽しめます。姫バライチゴナンヨウバライチゴとも呼ばれ台湾が自生地です。屋久島姫バライチゴ姫バライチゴと屋久島姫バライチゴ
イブキジャコウソウはハーブのタイムに近い種です。私の好きな佐賀県の黒髪山にも自生しています。庭に赤花と白花があります。少し触るととても良い香りがします。草のように見えますが木本の植物です。小さな花を密に付け鉢を覆うように広がっていきます。赤花白花イブキジャコウソウの赤花と白花
イワタバコはあまり日の当たらない湿った岩場に生えています。庭には青花と白花があります。今年の青花は花付きが今一つです。丈夫な花ですので管理をしっかりして来年は奇麗な花を見たいです。白花は軽石に植えているのもあります。自生の雰囲気が出て良いものです。イワタバコの青花、白花
庭にはショウマの仲間を数種置いています。アワモリショウマが咲き始めました。ショウマ類は小さな花が密に集まって咲きます。アワモリショウマも泡のような小さな花を密に咲かせることからこの名があります。近畿以西、四国、九州の岩場に自生しています。アスチルベの仲間で日本固有種です。アワモリショウマの花
一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
ハナイカダは全国に自生しています。以前住んで居た横浜の家の近くの山にたくさんありました。懇意にして頂いていた隣のお茶の先生が気に入っていて時々一緒に見に行きました。ハナイカダの実がなると横浜時代を思い出します。今の自宅の近くにも自生しています。ハナイカダは花柄が葉の中央の葉脈と癒着しているため、葉の中央に花があるように見えます。ぴったりの命名だと思います。雌雄異株ですので実をつけさせるには雄株と雌株を近くに置いて育てる必要があります。雄花雌花結実熟した実ぴったりの命名のハナイカダ
庭の野菜も最盛期です。特にトマトは毎日たくさん収穫できます。とても毎日消費できませんから保存できるようにトマトソースを作っています。トマトソースに作っておけばミネストローネ、パスタ、スープなど使えて便利です。分けてあげても喜ばれます。今回はトマト2.3kg、タマネギ1.5kg、ニンニク4かけなどで作りました。30分ほど煮て完成です。小分けにして冷凍保存します。恒例のトマトソースの作成
ワレモコウは自宅の近くでも見られます。草丈も90㎝ぐらいになります。花がない時期はほとんど目立ちませんが、あずき色の花が咲くと分かります。花茎の先に数個の花が付き、風に揺れる様は風情があって良いものです。庭の斑入りのワレモコウはタンナワレモコウの白覆輪品種で「煌めき」の銘がついています。草丈も10㎝前後です。屋久島ワレモコウと共に大切にしています。栽培は特に難しいこともなく良く増え、分けてあげても喜ばれます。白覆輪の斑が美しいワレモコウ(煌めき)
北海道など寒冷地の植物は九州での栽培は厳しいものがあります。庭のウスユキソウ、キキョウなど寒冷地の植物は植え替えを頻繁にしています。培養土を奇麗にしていると調子が良いように思います。3月初め頃、6月中頃、9月末頃に植え替えをしています。今年は6月中頃の植え替えが2週間ほど遅くなりました。今回はウスユキソウ類(千島、早池峰、礼文、オオヒラ、高麗、キリギシ)とキキョウ類(千島、オヨベ、小川、皿ヶ嶺)など70ポットを植え替えました。これで夏を乗り切れるでしょう。ウスユキソウ、キキョウの植え替え
カシノキランの花はあまり目立たなく、いつの間にか咲いていたという感じです。花は反り返った葉の内側で咲き、小さく目立ちません。でもよく見ると黄色の花の中央に赤い斑点があり可愛いものです。庭のカシノキランは柿の木に着生させています。小さい株は軽石にも付けています。着生ランは一度着生させるとほとんど手がかからず楽しめます。葉陰にひっそりと咲くカシノキラン
私は菊が好きで庭に数種置いています。ハコネ菊は特に好きな種です。ハコネ菊はシオン属ですが、私は菊属との違いが良く分かりません。昔よく登った丹沢の山で見たような気もしますが定かではありません。何せ50年も前のことですから・・・・。庭のハコネ菊は大分前に購入したものです。株分けの都度人に譲っていましたが、昨年枯れたりして2鉢になってしまいました。今年は軍配虫の被害にあい、葉が傷んでいます。注意して管理し育てたいと思います。遠い昔の懐かしいハコネ菊
もう40年位前になるでしょうか。神奈川県の藤沢にいた時、よく出かけた丹沢の渓流沿いにたくさん自生していました。庭のヒトツバショウマは購入したものですが、花が咲くと丹沢を思い出します。ヒトツバショウマは進化の低い段階の植物で珍しい種です。栽培はそれほど難しくありません。線香花火のような小さな花を密に咲かせます。一つ一つの花は本当に小さいですがまとまると満天の星空のように美しいものです。満天の星空のようなヒトツバショウマ
ナゴランは自生地の一つの名護市に因んでこの名があります。花も葉も肉厚で太い根で木にしがみ付いています。生長が極めて遅く、葉も一年に2枚しか出ません。増殖は非常に難しい種です。花は美しく芳香があります。一度着生させたらほとんど何もしなくてよく栽培は容易です。庭では軽石と釣りシノブに付けています。釣りシノブのナゴランが咲きました。ラン愛好家に人気の高いナゴラン
フウランは花、葉、香りの3拍子が揃った観賞価値の高いランです。観賞価値の高いものから選別された種を富貴蘭と呼び東洋ランの一分野を形成しています。趣味家以外の人にも人気があります。庭には大きい株が2株あります。この株はもう40年位前になるでしょうか。東京駅の八重洲口でおばあさんが路上で売っていたものを購入したものです。3芽ぐらいの小さな株でしたが大きな株になりました。こちらの株は数年前に従妹から頂きました。枯れそうだからと言って持って来てくれました。開花はこれからです。時期をずらして楽しめそうです。花、葉、香りの3拍子が揃ったフウラン
矮性のアポイキキョウが咲いています。普通のキキョウは草丈が1mくらいになる種もあります。庭の矮性アポイキキョウは草丈20㎝くらいです。でも花は普通のキキョウのように大きく美しいです。播種を繰り返していると環境に順化して次第に大きくなります。株分けで増やし保存しています。こちらは白花種です。草丈は紫のキキョウより少し大きいです。矮性アポイキキョウの花
枝咲きキキョウはコーカサス地方が自生地です。コーカサス地方は黒海とカスピ海の間に位置しています。現在もチェチェン紛争など紛争地の一つですが、枝咲きキキョウは美しい花です。数年前山野草展に行った時に業者から購入したものです。毎年たくさん小さなベルのような可愛い花を咲かせます。草丈もコンパクトで鉢映りの良い種です。小さなベルのような枝咲きキキョウ
ソバナは山道の生える菜という意味だそうです。草丈が高くすぐに倒れやすいのが欠点です。でも釣鐘ニンジンような円錐形の鐘状の花は奇麗です。今年咲いたのは昨年知人に頂いたものです。以前は庭にも置いていましたが、枯らしてしまいました。今度は枯らさないように注意して育てたいですね。青紫の鐘のような花のソバナ
私はショウマが好きで庭には数種置いています。この時期はショウマの開花時期です。アワモリショウマが見頃です。一つ一つの花は非常に小さいですが、たくさん集まって咲く様は涼しげで良いものです。花序と葉のバランスも良く、しばらくは楽しめそうです。白い泡粒のアワモリショウマ
徳島県の石立山が自生地です。イシダテホタルブクロは小型のホタルブクロです。自生地での大きさは分かりませんが、庭に置いているのは10㎝以下です。でも花は大きく、斑点のある釣鐘型の薄紫の花は美しいです。良く増え、毎年2倍以上になります。分けてあげても喜ばれます。小さい草姿のイシダテホタルブクロ
梅雨空の中、斑入りのミズヒキが美しい葉芸を見せています。このミズヒキは8年前東京の友人に頂きました。今では庭のあちこちに芽吹いています。葉が元気なこの時期の葉芸が一番美しいです。農薬の散布もしないので虫の食害にあっています。文鳥を飼っているので農薬は使いません。切り花にして飾っていたら根が出てきました。鉢に植えてみようと思います。斑入りミズヒキの美しい葉芸
庭には8種のキンバイソウを置いています。千島キンバイは枯らしてしまいました。たくさん増えたので人にあげていたら庭に置いていた株が枯れてしまいました。イワキンバイ毎年たくさんの花を付けます。屋久島イワキンバイキンバイソウの中では気にっている種です。アポイキンバイこちらも屋久島イワキンバイ同様気に入っている種です。株は丈夫ですが花がなかなか咲きません。でも春芽吹いた頃の照葉は美しく葉だけでも十分観賞価値があります。ミヤマキンバイこちらもなかなか花が咲きません。夕張キンバイ枯れそうになったので慌てて植え替えたら元気になってきました。葉姿だけでも十分観賞価値があります。高嶺姫キンバイ毎年たくさんの花を咲かせます。雌阿寒キンバイこちらもほとんど花が咲きません。コキンバイ毎年少しは花が咲きますが寂しいです。思い通りにいかないキンバイソウ
オサランは着生ランです。樹木の幹や岩に根を張りしがみついています。庭のオサランはムギランなどと一緒に軽石に付けています。数株ありますが、すべて軽石に付けています。花の寿命も短く2~3日で終わります。でも草姿も小さく葉も2枚しかありませんが、ころころした姿が気に入っています。小さな着生ランのオサラン
カキランは自宅の近くでも見られます。渋く落ち着いた花は茶花としても用いられます。普通のカキランは草丈が高く全体のバランスが良くありません。庭のカキランは屋久島カキランです。草丈も25㎝くらいでバランスが良く草全体が落ち着いて見えます。渋く魅力的な屋久島カキラン
ナツツバキは別名シャラノキとも呼ばれています。このナツツバキは家を造った時に義父の友人に頂きました。もう35年になり大きくなりましたが、主幹が枯れてしまいました。樹形は乱れていますが、毎年奇麗な花を咲かせてくれます。惜しむらくは花が一日花で木の下の植木鉢にたくさん落花することです。取り除くのが少々大変です。主幹が枯れてしましました。花は美しいですね。小さな鋸歯の花びらが優雅なナツツバキ
オニユリは家の近くでもたくさん見られます。オニユリは赤ですが、対馬黄金オニユリは輝くような金色で圧倒的な存在感があります。この対馬黄金オニユリは懇意の歯科の先生に頂きました。5年位になるでしょうか。先生は植物にとても詳しく特に黒髪山(佐賀県)の植物はほぼ調べつくしたとのことです。黒髪山は植物の宝庫で固有種もたくさん自生しています。黒髪山の植物の本も出版されています。私は種別が分からないとき先生に問い合わせています。近くに詳しい方がおられるといつでも聞けてとてもありがたいです。金色の花が見ごたえがあります。むかごがたくさんできます。上部が枯れる秋に収穫して植えておけば容易に苗が得られます。4年位で花を付けるようです。金色の対馬黄金オニユリの花