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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • ゼンマイヤドカリ Pagurus spiriger ?:底曳き漁ミニ水族館

    2024年2月28日(水)ゼンマイヤドカリPagurusspirigerかな?20240215ツメタガイの殻径2cmほど横島底引き網漁「龍神丸」の浜売りのミニ水族館(トロ箱)にいた。カニ・エビの類はよく知らない。しかも、底曳き漁だからたぶん初見のヤドカリ。なので、一から調べないといけない。しかも、画像だけ。ほじくりだすわけにもいかない。撮影後は、漁港へそっと逃がすのだから。図書館から書籍・文献を借りてきて・・・甲や脚に短毛が密生第1脚は小さく、左右がほぼ等しい大きさ第1~3脚には「うろこ状飾り」がある宿貝はツメタガイ・トミガイなどなどの状況証拠から「ゼンマイヤドカリ」があやしいという結論に至ったのだが・・・コイツが数十mの浅海の泥底でどんな生活をしてるのかはまったくわからなかった。マリンアクアリウムのペッ...ゼンマイヤドカリPagurusspiriger?:底曳き漁ミニ水族館

  • コウノトリ Ciconia boyciana の巣立ち:その光と影

    2024年2月25日(日)コウノトリCiconiaboyciana202306281m大翼長2mほど巣立ち直前の3羽のコウノトリ、キキとキラとキララだ。(命名は公募の結果、地元の小学生たち)昨春、広島県世羅町に飛来・営巣していた親コウノトリが子育てに成功したのだ。世羅町は広大な大地を利用した梨など果樹や米、園芸植物などでも有名な町だ。私たち夫婦は、超格安(十数個で500円とか)で美味しいのに出荷されない梨を毎年買いに行く。たまたま、傷物の梨を買いに訪れたこの日、営巣地付近を通ってたら、巣へと長いクレーンが伸びてるのが見え「何事ぞっ!」と眺めてたら、人が集まっていた。どうやら研究関連の人とかマスコミや地元の方々(一部遠方より野鳥観察好き)みたいだ。邪魔にならぬよう遠巻きに近づいてみた。たまたま、ちょうど「個...コウノトリCiconiaboycianaの巣立ち:その光と影

  • 「広島県の生物多様性と希少種の状況」シンポジウム開催のお知らせ

    2024年2月23日(金)昨日、懇意にしてる知人たちからチラシのPDFが届いた。「広島県の生物多様性と希少種の状況」と題したシンポジウムの案内である。な、なんと!県東部、私の地元で開かれるではないかっ!なな、なんとっ!事前参加申し込み不要で無料だということではないかっ!ななな、なんとっ!講演者は県下最先端の研究者たちではないかっ!この方たちなら優しくわかりやすく自分の目でみた現状を話してくれる。ならば、なんとしても聞きたい!2日前から泊まり込んで最前列に並んでもいいくらいだ!ん?ま、まさかっ!おいしい話で釣っといて、高い羽毛布団を売りつける「催眠サギ商法」じゃないだろうな?というのは、冗談です。ぜひぜひ、皆さん足を運んでね。きっときっと楽しく学べるけえ。「広島県の生物多様性と希少種の状況」シンポジウム開催のお知らせ

  • ツクシガモ Tadorna tadorna :動物園で見たカモが・・・

    2024年2月21日(水)ツクシガモTadornatadorna202401142024011560cm大この日、隣町の干拓地と干潟へ散策に出かけ、出会った。日本に冬鳥としてやってくるそうだが、昨年一度見てみたいと出かけるも会ったこともないまま今年マガモより大きく白い羽の目立つコイツが干潟に2羽いて・・・驚いたのなんの!黒・白・茶のトリコロール羽毛に赤い口ばし、この艶やかなデザインにどんな意味があるんだろう?摂餌行動はハシビロガモに似ていると、まず思った。首を振りながら、水面近くのプランクトンらしきものを漉していたからだ。と、遠くの水面を見ると・・・いたっ!マガモと同じように、逆立ちして水草らしきものを食べているみたいだ。翌日友人を誘い、出かけてみると、干潟へそそぐ河口域でも数羽群れていた。ヒドリガモと同...ツクシガモTadornatadorna:動物園で見たカモが・・・

  • ゴマオカタニシ Georissa japonica :岩裏で越冬中

    2024年2月16日(金)ゴマオカタニシGeorissajaponica20240209殻高2mmほど渓流沿いの山道を散策中、1つ岩を裏返して3匹見つけた。ちゃんとした石灰質の蓋をもつ陸水性の微小巻貝だ。石灰岩のある地域でないと生活できないのは、ヤマタニシなどと同じだけれどコイツ、あまりに小さくて・・・日頃人の目につくことはない。2匹目東日本以南の石灰岩層のある自然林の落ち葉の下(リター層)などに生息。に生息。多くの都道府県のRDBに記載されているけれど、広島県ではまだある程度普通に生息しているみたいだ。だけれど、この巻貝に気付く人は、ほぼほぼいない。3匹目小さすぎて、マクロ撮影がうまくいかない。淡橙色の殻が美しいと、私は思う。人知れず精一杯生きている小さな生き物が大好きだ。持ち帰り、温度を上げれば、殻か...ゴマオカタニシGeorissajaponica:岩裏で越冬中

  • 浜売りミニ水族館:龍神丸ご夫妻に甘えて

    2024年2月14日(水)一昨日、横島漁港の底引き網漁浜売りへ。目当ては、売り物にならない魚介類を披露している龍神丸ご夫妻のミニ水族館。※具体名をブログへ書く許可をいただきました。砂泥やゴミを取り除きながら売り物の魚介類をきれいにし、仕分けするのも大変な作業だというのに「見に来る子どもたちが喜んでくれるのなら・・・」と、小さな生き物たちをきれいに持ち帰り、プールに入れている。他の数隻の浜売りの漁船ももちろん新鮮で安い魚介類なのだが、ミニ水族館をしているのはこの会場ではここだけだ。「こんにちわ!また来ました!」「あ、どうもどうも。今日も見ていってね」「観察ケース持ってきました!よかったら使ってください」「ありがとうございます!」ということで、自由にタッチプール(ミニ水族館)をいじらせてもらうことに。その中か...浜売りミニ水族館:龍神丸ご夫妻に甘えて

  • アブオコゼ Erisphex pottii 幼魚:浜売り・底引き網漁のおまけ

    2024年2月12日(月)アブオコゼErisphexpottii幼魚20240210体長3cmほどイボオコゼ科アブオコゼ属で、成魚でも10数cmほどの小さな海水魚。青森以南の水深数十mの砂泥底に生息するらしい。イボオコゼ科アブオコゼ属にはこのアブオコゼ以外に、ウベオコゼ・エバオコゼ・オビオコゼがいる。(ウソです!)本当は、日本近海ではこのアブオコゼ1種しか生息しないそうだ。ちなみに、同属種として、ネット上のFishesofAustraliaにDarkfinVelvetfish,Erisphexaniarus(Thomson1967)という魚がいて幼魚のあいだは、むしろアフオコゼ成魚よりもコイツに似ている気がする。背びれ第3棘と第4棘の間に深い凹みがみられ背びれや体側面には暗色斑がみられる。また、体側面には...アブオコゼErisphexpottii幼魚:浜売り・底引き網漁のおまけ

  • トゲヤドリカニムシ Haplochernes boncicus かね?:樹上性のカニムシ

    2024年2月10日(土)トゲヤドリカニムシHaplochernesboncicusかね?20240209体長4mmほど昨日、とある疑問解決のために渓谷沿いの山道散策。はがれかけた杉の樹皮にコイツらがいることはすでに調べていてこれまで書いてきた土壌性カニムシとは、少々違う生活環をもっているらしく非常に面白い。ま、情報過多の時代。そんなことは「ネット上を自分で調べれば済む」ことなので省くとして・・・コイツはその近くにある公園のプラタナスにもいてヤドリカニムシ科には数種いるらしいのだが・・・どうやら同一種みたいなのである。杉の樹皮をやたらと剥ぐ行為は、マナーとして許されるものではないが公園のプラタナスの今にも剥がれ落ちかけたカサブタみたいな樹皮ならば、剝がすのも少し気楽だ。そこで成長段階を追うことにした。1m...トゲヤドリカニムシHaplochernesboncicusかね?:樹上性のカニムシ

  • トモエガモ Anas formosa :ためらってたのに・・・

    2024年2月6日(火)トモエガモAnasformosaオス2023120340cmほど隣町の干潟へ野鳥観察に出かけたときマガモ・カルガモ・オナガガモたちがお休みの中、1匹のオスを見つけた。てっきりコガモだと思いつつ、「なんか違う」と野生の感がはたらいたのだ。モニターを拡大して、トモエガモだと驚いた。私のくらす瀬戸内南岸地域では、滅多に飛来しない小型のカモだし会えたらラッキー程度に考えていたからだ。周辺をしっかり見回すと、ほら3羽のオスも眠ってて「今朝は大きな群れになって飛んでいたんですよ」と、たまたまやってきたお方の言葉。メスもいた。口ばしの付け根に白点模様があることで、コガモのメスと区別がつく。環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類であることや20年前頃、全国で2000羽程度しか飛来しないほど減っていたこと...トモエガモAnasformosa:ためらってたのに・・・

  • アカイボトビムシ(Lobella sp. )の仲間たち

    2024年2月3日(土)ザウテルアカイボトビムシLobellasauteriかなあ?202312224mmほど近くの里山散策中、クヌギの根付近の腐葉土で、かみさんが見つけた。イボトビムシ科では大きい鮮紅色したアカイボトビムシの仲間だ。一度、コイツをちゃんと撮りたかったから、とてもうれしかった。図鑑やネットで調べると、知らないことがいろいろ書いてある。・ザウテルアカイボトビムシは関東地方で見つかった発光するトビムシである、とか・従来記載されているザウテルアカイボトビムシは東北地方産の別種であり、オニイボトビムシと新たに命名した、とかとなると、私の暮らす中国地方の里山産のコイツは「ザウテルアカイボトビムシではない」可能性も高い。ま、いいのだ。アカイボトビムシ属は、トビムシたちの中では、跳ばない(跳躍器をもたな...アカイボトビムシ(Lobellasp.)の仲間たち

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