選挙の当日にいけるかどうか微妙なので、期日前投票に行ってきた。 民主主義が当たり前に民主主義であると思っていると、いよいよそれが足元から掬われる可能性があるのだということを予感させられざるを得ない状況がある。 日本の思想 (岩波新書) 作者:丸山 真男 岩波書店 Amazon 「「である」ことと「する」こと」をあらためて読んだ方が良いんじゃないか。授業で扱っていった方が良いのではないか。 そんな空気感があるような気がする。
国語科教員のブログ。国語についてやりたいがアクティブ・ラーニングとICTで一杯に…。
国語科教育についてきちんとまとまって書いていこうと思いますが、どうしてもアクティブラーニングについての議論をしなければいけない状況にあります。色々な文献をちゃんと引いて説明していこうと思います。
今春の大学入試の結果が明らかになってきている。 色々な予備校からの情報を集めながら、自分の指導が正しかったか…そういう答え合わせをしている。 そういう情報を集めていると今の私立大学の受験状況が大変なことになっているなあ…ということは分かる。 www.newsweekjapan.jp こういう記事も出るくらいですからね…。 色々と思うところがある。
こんなプレスリリースを見た。 子どもの夢はどう変わった? prtimes.jp この調査の結論である「進路について深く考える経験をしている子どもは、学習意欲が高く、自らの興味・関心を広げて積極的に学習している」ということは、現場の教員としては「まあ、そりゃあ、そうだろうな」という感じである。 ただ、「深く考える経験をさせることが難しいのだよ!」と言いたくもなる。 結構、面白い資料なので、時間があるときに隅々まで見ておこう。 2.進路を考えることに影響する要因―学校(教員)と家庭(保護者)が関連 ・学校(教員)要因―「尊敬できる先生がいる」を肯定する子どもや、学校で探究的な学びに取り組んでいる子…
何も大きな変化がなく、淡々と流れていく日こそ、自分の仕事は落ち着いて進む。 イレギュラーがあると、授業も落ち着かないし、生徒も集中できない。 何もない日々を守ることがやっぱり学校としては一番大切なんだろうな…。
日が長くなってくると、つい釣られて仕事が長くなりがちである。 仕事を手放さないと次の仕事が出来ないのである。ダラダラと仕事をしないようにしなければ…と思うところである。 もうすぐ六月だなぁ…。あっという間に一学期が終わるけど、何かまとまった成果を出せただろうかと自問自答が始まる時期である。
国語の授業の中で言葉を探す時間をどれだけ取れるだろうか。 やっぱり自分で考えていかないと、言葉を探す必要性が生まれない。 授業の設計をちゃんと考えないと、思考は動かないのだよなぁ…。考えたくなるような課題って何だろう?
授業で生徒を教えていると、とにかく最短距離で答えを欲しがる。 時間の足りない生徒たちにとっては、最短距離の答えでなければ、対応することが難しいのである。 ただ、本来、国語科の学びって自分のアウトプットしたものを、自分で認知して修正していくという過程を経なければ、自分の言葉を磨くことは難しいのである。 最短距離の答えを求めることとは非常に相性が悪い。 ただ、生徒に時間が無いのが事実である以上は、授業で十分に試行錯誤をする時間を取るしかないのだ。授業時間は忙しい。
学校の考えるルールだとか制度だとかシステムはだいたい、素人が短時間で締めきり追われて作っているケースが多いので、穴ぼこだらけのことが多い。 ちゃんとしたルールが降りてくることもあるけど、逆にそういうルールは一つの学校現場だけというよりも多くの学校を同時に縛るような類いのものである。 そして、学校の決めるルールや制度はなかなかに鬱陶しいことも多いので、色々なところからビックリするような非難を受けることは少なからずある。 実際に、利害関係が絡んでくるようなケースになると、針の穴を通すような小さな穴であってもこじ開けようとするのは、まあ学校に限った話ではないにせよ、実際に起こる話なのである。 学校の…
週末は保護者会や運動会のイベントが多そうである。 ただ、天気がイマイチすっきりしない…。 なるほど、五月も終わりに近づいているので、もう梅雨が見えているのですね。 いつの間にか2025年も半年が終わろうとしている。1月に立てた目標はちゃんと進捗しているだろうか…。考えることを続けているけど、書き出してまとめるということをしていないので、進捗していない気がするよ。 やっぱり成果はちゃんと書いてまとめないとダメなんだなと思う。
生成AIを使うと仕事が効率化するのは間違いない。 最近のGeminiやChatGPTの進化はめちゃくちゃ早い上に便利になったように感じる。実際、一日のうちに生成AIを使わないでいることがほぼなくなっている気がする。 自分は授業に関わることでは生成AIはあまり使いたくないので、一日の大半を占めている授業についてはAIを絡めていない。それでも圧倒的に仕事の速度は速くなっているのである。 最近はあらゆるオンラインのサービスに生成AIが組み込まれつつあるよなあ。このはてなブログもAIを使おうと思えば、AIが使えるようになっているし。 気付くと、あっという間にAIに追い立てられているような状態になるので…
メモを取る、メモを構造化するということは国語科の授業にとってはかなり大切なことである。 しかし、メモを取るという行動は日常的に勝手に身につくものではない。 どこかでメモを取るという訓練を授業で受けてこないと、メモを取るという習慣はなかなか育たない。 メモを取る方法や大切さや活かし方を教えないで、「子どもたちはメモを取らない」と憤っている人を見ると、「そんなに書くことは簡単じゃないんだけどなあ…」と国語科の教員としてはぼやきたくもなる。 ただ、メモを取る技術というものは、なかなか言語化して「技術」として教えることは難しい。メモの取り方は個人の嗜好がよく出る。「これでやれ」という方向で指導するのは…
こんな記事を見た。 news.yahoo.co.jp 学校推薦型選抜と総合型選抜の区別もついていないし、言っていることもムチャクチャである。 このくらいの知識で勝手なことをいって、イメージを悪くするのはどうなんでしょうね…。
えー…五月も既に下旬になりましたね…。 一体、授業を何してきたのだろうかと悩ましい…。 生成AIを当たり前に授業で使うように促し続けて、一ヶ月。生徒の様子を見ていると、色々なことをやってくれている様子。 でも、自分の能力を超えることをやらせると、AIの方に裏切られて痛い目に遭うということを少しずつ学んでいるような様子が見える。 そして、一ヶ月授業でちょっと触るくらいだと、AIの活用の工夫というところにはなかなかたどり着かない様子。まだ、使えるというレベルには遠いな。 そんなに簡単に変化って起きないなと思います。嫌なことはすぐに目に付くのにね。
Geminiの2.5 Proの高性能ぶりが話題になっていますが、実際に使い始めると、この凄さはすぐに体感できる。 Canvas機能を利用すると、その場ですぐにWebアプリのプロトタイプを確認できながら、コードを改善していくということができる。欲しい機能をこうしてくれと指示をしていくと、段々と出来上がっていくことが面白いところである。 欲しいものがあれば、自分でなんとか言語化できれば、すぐに作れる。 国語科の時代だなあ!
五月下旬から六月頃は教育実習の時期である。 教育実習は学生にとってはなかなかしんどいイベントである。自分は教育実習の授業準備で散々、七転八倒した記憶がある。今で授業づくりのアイデアが出てこないタイプなのだから、教育実習はなおさら…。 さて、おそらく今年教育実習に行く学生たちは、コロナ禍に直撃した世代の学生だろう。すなわち、GIGA端末、ICT端末の活用が一気に推進した世代である。 今の大学の授業がどのようになっているかは分からないが、確実に自分が学生の時に比べて、授業でICTを使うことは前提とされている教育を受けているのではないかと思う。 迎え入れる学校が、コロナ禍前のような授業に戻っていなけ…
懸案だったことが一つ終了。まあ…長く準備に時間をかけたので思った通りにはなったかなあという印象。 準備をすればするほど不安になるけど、やっておかなければいけないことも多いのでしかたない。 準備を先にしておくことで、後が楽になるはず…と思いながら、色々なことをやる。 でも、準備をすればするほど、ボロが見えてくるので心配になることが多いのですよね……本当にキリのない仕事が多い。やるやらならやったほうがいいけど、やったらきりがない。そういうタイプの仕事です。
AIをどう使ったらよいでしょうかという質問はよく受ける。 自分もあまり専門的に詳しいわけではないのだけど、それでも早くから使い続けているので、生活スタイルはだいぶ変わってきているように思う。 まあ、周りから軽佻浮薄と批判されがちな動きの仕方である。生徒にも気軽に使ってもらえれば良いと思っている。 そう思えるのは自分が色々と使ってきたからという背景は大きいですね。 だから、AIをどう使うかという質問に対しては四六時中話しかけてみろということに尽きるのだ。
日が暮れるまでの時間が長くなったので、仕事がダラダラと長くなっている自覚が…。
週の中日にして息切れしている感じ。 一週間って長いのだなあ…と思いながら、過ごしているところ。一方で授業が日々コツコツと進んでいくのも安心である。リズムがあるのは良いことである。 授業が回っていると自分の仕事は止まりがちである(笑)。 週末は自分にとっての大きな仕事があるので、コツコツと準備を夕方から進めるのである。
週の二日目にして、なんだか動きが悪い。イレギュラーがあると難しい。 授業がある程度単元として流れ始めているので、余裕は少し出てきているかな…? 生徒の様子を見ながら、単元を下ろしていくことには慎重になる。一年間の最初でもあるので色々と難しい。 落ち着いて仕事をしないといけないのだけど、落ち着かないことばかりだなあ…。
今週は新年度から数えていくと、はじめてまともに一週間、休日やイベントがなく、普通の授業だけの週になる。 どれだけ新学期がバタバタしているのかという感じである。 授業に集中できる時期だなあと思っているけど、気付いたらもう中間考査の時期なのです。 いやあ…授業が落ち着いてできないうちに考査がやってくるのってなかなかしんどいものがありますね。 授業をどうやって意味のあるものにしていくかは、授業数が少ないとかなり悩まされるものです。
生成AIを使いこなせるかはプロンプト(指示文)次第である。 どのような指示の出し方がよいかということは意欲的な人がどんどんと研究してくれているけど、ビジネス分野がメインで教育ネタはやや少ないように感じる。 プロンプトを作成することは、実はそれこそ生成AIに頼めばいくらでも量産してくれるのだけど、そういう使い方も難しいのでしょう。 そこで、今回は実際にAIに学級経営で役に立つプロンプトを作らせるとどんな感じにあるかを紹介してみます。
授業は安定して回せるのだけど、面白くない。 そして、誰かに語りたくなるようなことができないでいる。 うーん……もっと自分にとって冒険になるようなことをやらないといけないなあ。面白いと思うことをやるようにはしているけど、自分にとって刺激になるかは別問題。 どういうことをやるか…。
本日は緊張型頭痛で頭が痛くてダメですね…。 【第1類医薬品】ロキソニンSプレミアム 24錠 ロキソニン Amazon 困ったときのロキソニン!
連休明けてボケボケしている感じがありますが、仕事は次々とやってくる。 なんやかんやと行事が多い時期なのです。 そして、行事に時間を割かなければいけないという時に限って、授業のアイデアが降りてきて授業のことをやりたくなるのが不思議である。 天邪鬼なのか、単なる現実逃避なのか…。
大型連休明けは色々と心配事が多い。 こういうタイミングで生徒の顔色をしっかりと見ておくことが重要になる。それだけの気持ちの余裕を自分は持てているだろうか。 優先度を間違わないように。 次の祝日までは結構長い。息を長く生活していくためには、色々なことを諦めながら、コツコツと優先度の高いことをやるしかないのだ。
ゴールデンウィーク最終日。全く自分の生産性が上がらないまま過ごしてきてしまったところですが、とりあえず予告していた一冊は読み切りました。 伝授! 哲学の極意 本質から考えるとはどういうことか (河出新書) 作者:竹田青嗣,苫野一徳 河出書房新社 Amazon 個人的には期待感の高い一冊だったので読むことを楽しみにしていた。 新書で対談本なので新年度の激務で頭が思考停止している自分にはちょうどよいだろう…なんて油断して読み始めたら、全然そんなことなかった。 読みやすそうな装いをしながら、この一冊は本気で「現代社会」に対して強烈に問いかけを行っている一冊である。 アメリカがトランプ現象でこんな状態…
連休のリフレッシュのためにあえて家から出て歩いて過ごす。 まあ、街を歩けば散財である。経済効率だけで言えば大損である。でも、家にいるよりは完全な気もする。 どうせ家から出てもやることは本を読み、授業について考えることなんだけど。
生成AIの活用について、気がかりなことがいくつかって、休みということもあってずっとChatGPT4oと壁打ちをしていた。人間と話す時間よりAIと話す時間の方が長くなっている自分に疑問を抱かないわけでもないけど…。 さて、その壁打ちの結果を以下にコピペで紹介しよう。4oがかなり賢くなっているんだということを感じてもらえれば。 ただ、念のために言っておくと、この以下の内容は、自分の今考えていることとは結構距離が生まれている。 壁打ちの過程で出てきたことや以下の記事の要素については、確かに問題意識があることではあるのだけど、総体としてはかなり違う。 自分の思考を安易にまとめてもらうことを頼むことはで…
連休に入ってやっと4月、いや3月からの怒濤の日々から一息つけると思っているところです。ここまで全力疾走でやってきたので、こうしてやっと一息つけることは、命の洗濯のような感じがします。 しかし、やっと休めると思っていざ本でも読もうと思っていたら、全然、集中できないのですよね。 このところ家と職場を往復しているだけで、頭を難しいことに使ってこなかったせいか、文字を読んでも目が滑る…。全然、情報の背景についていけない感じがします。 いやあ…残業が増えていくと、集中力が奪われるのですね…。よくない。
うーん…明日も出勤しないと終わりませんね。 そんな中、風越学園のこんなプロダクトを購入しました。 https://kazakoshi.ed.jp/news/pr/35461/ よい製品は手に取ると学びの姿が見えてきてワクワクします。 なるほど、こういう姿を期待しているんだなぁという白紙の本との対話が楽しい。
さあ、五月。 今から頑張ろう。
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選挙の当日にいけるかどうか微妙なので、期日前投票に行ってきた。 民主主義が当たり前に民主主義であると思っていると、いよいよそれが足元から掬われる可能性があるのだということを予感させられざるを得ない状況がある。 日本の思想 (岩波新書) 作者:丸山 真男 岩波書店 Amazon 「「である」ことと「する」こと」をあらためて読んだ方が良いんじゃないか。授業で扱っていった方が良いのではないか。 そんな空気感があるような気がする。
何をするにも気力がいる。 気を張っているときにはなんとかなることでも、気が抜けてくると、意外とどっと疲れてしまう。 目下の課題としては成績をつけるために色々なことを調整する必要があるのだけど、どっと体が動かないでいる。 うーん……気力がかなり持っていかれた。
1日中、駆けずり回っているのにどうして仕事が終わらないのだろうか。 自分の仕事のできなさに直面しているような気がしてならない。 とりあえず、一つ一つ生徒の作品を見ながら、自分の心を落ち着けていこう…。
疲労困憊です。 諦めて寝る。
暑さに思考が止まっている。うーん…山積された仕事にうんざりしているよ…。 Bioré ビオレ 冷タオル 無香性 5本入 Bioré Amazon 集中して仕事することにするよ…。
なんだか最近、子どもたちの間で「7月5日に何かが起こるらしい」というそんな話がなんだか聞こえている。 でも、それは誰かが確定的に言ったわけではない。「デマ」というほどでもない。けれど、それは決して誠実な言葉の流布とは言えない気がする。 「何かが起こる」という期待や不安。それが言葉になり、噂になって広がっていく。 まぁ、たいていの場合、そんな日は何事もなく過ぎていく。 何かが大きく変わることは、きっとない。 淡々と、いつものように明日はやってくる。まあ、仕事をするしかないのです。 次のことをやるぞ。 次のことを。
最近、仕事に追われていることが多くて、自分の頭の中がスッキリしない。 忙しいと言ってしまえば、それまでなのだけど大きな問題としては、自分の頭の中から漏れ抜けていく事柄が増えていることである。 たぶん、忙しいと言いながら、自分が当たり前の動作に無頓着になっていることが大きな原因である。 こういう時は、だいたい心理的に考え事が多い割に、その考えたことがどこにも昇華されないで、モヤモヤとしたまま迷走する。なぜなら、明確に言語化されて、材料として使える状態で準備されていないからである。 なんだかなあ…。 というわけで、自分の生活習慣を見直すと、案の定、色々なメモが止まっているのである。どうでもいい雑務…
忙しい、忙しいと言っていると、自分から運気が逃げていく。 ちゃんと仕事をしたいと思うならば、忙しいということは言わずに、淡々と目の前のタスクをこなしていくのが大切なのである。 忙しくなる原因は自分のメンタルが、すぐに仕事に取りかかれないときに仕事をためてしまうことにある。 困難は分割せよとはデカルトのセリフだったと思うけど、まさに大きな仕事ほどコツコツと日々に何かを蓄積しておくことが重要になるはずなのだ。教員にとってのいま一番の困難な仕事といえば……もちろん、成績算出である。 成績を出すことに時間がかかるのはよくわかっているのだけど……ギリギリまでやっぱり手を付けないことになりがちなのです…。…
最近になって以下の記事が読まれることが増えている。 www.s-locarno.com なるほど、高校2年の一学期の後半戦は、「山月記」の時期である。 定番教材の「山月記」は相変わらず、この時期に読まれているのだろう。 ただ、引っかかるのは何かと言えば、学習指導要領が変わって科目構成も変化して、教材の配列も微妙に変わっているはずなのである。 にもかかわらず、この時期に相変わらず「山月記」なのか…?
今日から一年の後半が始まります。何かに挑戦するにはいい日である。 24時間365日いつでも何かを始めるのにはいいタイミングである。何かをやりたいならば、四の五の言う前にとりあえず手を動かしてやってみるしかない。 区切りの良いタイミングは、何かをやり始めるにはよい口実になる。何かをやり始めるにはエネルギーがいることを考えると、こういう区切りということを利用して一念発起してみることがよいのだろう。 自分の場合はなあ……とりあえず、目の前の業務が思ったよりも立て込んでいるので、四の五の言わないでさっさと処理してしまおうと思う。 細切れのタスクが自分のメンタルを圧迫している気がしてならない。
7月に入ると期末考査である。 ああ、もうそんな時期なのだ。あっという間に授業がなくなってしまった…。 さて、学期の終わりなので、考査があるわけだけど考査をどう作るのかということを改めて色々と考えることになっている。 職場で新しい先生が増えて、考査の作り方に関してもだいぶ以前とは変わってきた気がする。 まあ、どのような作り方が良いかは難しいところである。 生徒ができないことをわざわざ突きつけても…と思う一方で、教科書や問題集のことを再現させるようなことを連発しても……と思うところである。
今週のお題「上半期ふりかえり2025」 学校という場を職場にしていると、毎年、同じ時期に同じようなことを繰り返す。 だから、個人的には連用日記、つまり5年日記や10年日記のようなツールが非常に便利だと思っている。 ほぼ日手帳 2025 ほぼ日5年手帳(2025-2029)[A6サイズ] ほぼ日 Amazon だいたい、毎年同じ時期に、同じことを思い悩むのである。 実際に上半期が終わりになるなあ…と思いながら、一年前、二年前の自分が何をしていたかを振り返ると、うーん……毎年、何も出来ていないぞと。 まあ、今年もボチボチと授業を進めていきます。後半には授業のアイデアを形にするためのチャンスがありそ…
6月最後の週末は定期考査の作問に忙しい。 そういえば、他にもやらねばならないことはある気がするけど……まあ、放置でいいや、思い出せないことの優先度は下げるしかない。 夏に向けて色々なところから頼まれ事がある気がするんだけど、そっちに気を取られると、足元の自分の仕事がおかしなことになりかねない。 一人前に仕事を回すことは非常に難しいのだ。 でもなあ…そういう自覚もないままに、ずっと仕事を続けている人もいるんだなと思うと、なかなかゾッとすることはあるのだ。
うーん…今日は頭痛が激しい。 完全に緊張型頭痛なんだけど、我慢しがたい。そんな日に限ってロキソニンを持ってくるのを忘れるというポカをする。 【第1類医薬品】ロキソニンSプレミアム 24錠 ロキソニン Amazon ロキソニンがあれば残業したけど、ロキソニンがないので、もう諦めて早く帰りましたよ…。
今日は模擬試験のデータが公開になる日。 まあ、結果だけ見たら、色々と不安になって考えてしまう点はあるでしょう。でも、模擬試験のデータなんて仕組みによっていくらでも変わるので、イチイチ結果に一喜一憂していてもキリが無いのである。 難しいことは大人が考えればいい。 模試の結果なんかに振り回されないで、面白いことをいろいろと考えれば良いのに。
仕事が忙しいのはこの仕事の常である。 でも、それを理由に後回しに出来ないことは山ほどある。一つ一つの優先度は間違えるべきではない。 そして、授業についても我々、教員が人にものを教えることが出来るのは、法に従っているからである。公教育に携わるというのは法を遵守して考えるということである。 自分勝手に好きなことをやりたいというのであれば、公教育の外側に出るべきだし、公教育の内側で自分の権利を守りながら、好き勝手なことをやるのは筋が通らないのではないかと思うのである。 そして、何よりも大人として、保護者の信頼に応えるという気が無い発言を平気でする教員って……と思うのである。
授業や考査のよいアイデアが出てこない……もう、細々としたレギュレーションを無視して、自分の趣味に全力疾走したい気分である…。 スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること 作者:エミリー・ワインスタイン,キャリー・ジェームズ 日経BP Amazon 考査の問題に使えないかと何度もめくり直したのだけど、やっぱり訳書は国語科のテストには難しいですね……あと、単元とのつながりを自分が見つけられなかったので、授業で使えるように検討し直しです…。
仕事についてあっちこっちから色々なことを言われて、どうしたものかと分からなくなる。 うーん…仕事が渋滞しているのだ。 どうしたら自分の仕事だけに集中して面白いことをやれるようになるのだろうか……あまり新しい挑戦をしていない自分がいる気がする。 こういう遺産の使い潰し方は良くない。
大人の学びをどのようにしたらよいか…と効率の良さを求めて悩み出すのだけど、やっぱり個人的な結論としては、読んで書いてまとめるという地道な作業を繰り返すしかないのだ。 実践として、文章を読んだことをすぐにアウトプットとしてまとめていくから、やっと鈍くなってきた頭でも消化できるようになるのである。 書かないと学びが深まらないのだ。いや、何か必要に応じてインプットしないから入ってこないのだ。 読むことと書くことを両方じっくりとやろうとしたらかなりの胆力が要るし、時間だってかかる。 学ぶことってエネルギーがかかるのだ。 そういえば、話題のこの本を読んでいたのに紹介するのを忘れていた。 苦手な読書が好き…
期末考査を作らなければならない。 全部、初見の問題を作ることが大切だと思っているので、自分がここからどれだけの問題を作れるのかということが試されているよ…。 AIを使った作問ということはありえるのか……いや、全然、上手くいかないのだよな、これが。要件を細かく注文しているのであれば、自分でさっさと作った方が早い。 もしかしたら自分の問題の傾向をメモリ機能などを使って固定化すれば上手くいくのかもしれないけど……そもそも、今のルールだと考査の問題をAIに食わせたら流出でルール違反である。 結局、自分で微調整しながら、自分の今学期の仕事を思い出すことに意味があるので、出力を欲しがるのではなく、自分の授…
学校のルールは明文化されているものと、明文化はしないけど慣例的に運用されているものもある。 また、明文化すると非常に細かいことまでコントロールすることになるからこそ、遊びを残して置くという場合もある。 教員だって自分の仕事が増えるし、教育という性質を考えた時にいちいち細かいことまでコントロールして指導しようとすることを進んでやりたがる人は多くない(と思いたいのだけど)。 ただ、残念ながら制度に抜け穴のように遊びを残して置くと、その穴をついて屁理屈のようなことを生徒がする場合がある。 一言で断ずるならば、非常に身勝手であるし、幼い。自分の信頼や評判を切り売りして、目先の利益を得ようとするのは、や…
教員の立ち居振る舞いを生徒はよく見ている。 だからこそ、行事などで先生たちがどのように振る舞っているかということに、あまり無意識で生徒と同じレベルで呑気に行動していたらダメだろうと思う。 見られているという意識が、自分の行動を律することにつながる。 教員はある意味で見られることが仕事なのである。見られている意識が無くなって地が出てくる。不用意に地を晒すことに無警戒になったら、やはり教員としてはちょっとなぁ…と思うのだ。 最近、自分は色々なことに短気になっている自覚がある。他人を変えることはできないし、自分の思い通りにしようなんて思ってはいけない。 でも、教員として「ちゃんとしろ」と思うことが増…
この時期はやっぱり仕事が立て込んで色々なことが思い通りにならんなぁ。 やっと帰宅してきた。 明日も早朝からがんばります。仕事は遅くないはずなんだけどなぁ。
成績をつける作業にてこずってこんな時間に…。 生徒の締め切りを守らない提出物を待つ必要があるかという議論があるのだけど…本人が締め切りを守れないことと、パフォーマンス課題の出来にはそれほど関係があるようには感じていない。 むろん、ちゃんと指示を守っている人と全く同じにつけるわけにはいかないのも実情だけど……ギリギリまで評価できるものを出してくれるのであれば、何とかしようとは思う。 ただ、ちゃんと締め切りを守れないのは、叱りますけどね。
自分はいわゆる進学校という大学受験をする生徒が90%以上を占めるような私立学校に勤務している。 そのため、キャリアや進路といえば、ほぼ大学受験をイメージする環境で仕事をしているし、進路指導として重要になるのが受験指導である。 割と受験指導としては親切な指導をできるようになったつもりだけど……進路という点については視野が狭いとは思うのである。 例えば、高校を出て就職するという生徒に対しては、どのようにアプローチしていけばよいのか、その方法にイメージがない。おそらく、自分のクラスで就職すると言われたら、その指導に困ってしまう。 自分の全然知らない世界があるのだということを、思い出すきっかけとなった…
夏休み前には色々な業者による大学入試の分析会や研究会が行われる。 今年は学習指導要領の変わった初めての入試になるので割と今までの常識とは違う情報も出てくることが多い。 目から鱗が落ちる…ということは、流石に自分の中の経験値が溜まってきているので、そこまで多くはないと思うのだけど、それでも「え、そんなことあるの?」という気づきがある場合はある。 自分は毎年こうやって外部の研究会に参加しているので、この数年の少しずつの変化をなんとなく把握しているけど、おそらく五年くらい受験の話から離れている人が急にこういう話を聞いたら、目から鱗が落ちるどころの騒ぎではない気がしている。
成績をまとめていく時期である。 まずは考査の採点から。考査の採点をしていると授業からあまりにもかけ離れた出来にショックを受ける先生もいるのだけど…。 でも、感情的になって言葉を口にすべきではないのだ。
今の高校生は忙しい。 学習指導要領の指導事項が増え続けていることもそうだし、探究など授業外に広がる学びについても積極的に価値が見出されるようになったので、どうにもならないくらいに時間がないのである。 今の高校生の忙しさを見たときに、今まで学校の当たり前として言われてきたことが、決して当たり前ではない状況に来ているように思う。 もう、具体的に言ってしまうのであれば、部活動のあり方や意義は曲がり角だろうと思う。
そろそろ授業づくりネットワークの新刊が発売になるようだ。 揃わない前提の授業を見る・感じる・考える(授業づくりネットワークNo.48) 学事出版 Amazon 授業づくりネットワークは前回の特集号でも「揃わない」ということをテーマとした特集となっている。 揃わない前提の授業とクラス 授業づくりネットワークNo.47 学事出版 Amazon 前回の特集号でも感じたが、この「揃わない」ということ観点から、今の授業を色々と見直すことに非常に重要な意味を感じるのである。 何が、どのように…ということについては、まだ上手く自分では言語化できる感じがしないので、ブログに書くのは一旦、保留にしておこうと思い…
書き物をするために論文を読まなければならないのに、その読みたかった論文がどうしても見当たらない。 国会図書館に複写依頼を出して職場に届けてもらったことまでは覚えている。そして、たぶん自宅に持って帰った気がするのだけど、そこからの記憶がどうもない。 たぶん、帰りに手に持っていたのでどこかに不用意に置いたのだけど、それっきりもうどこに行ったのか分からないのである……。 えぇ…また国会図書館に複写依頼をするのはコスパが悪すぎる。いや、時給換算したら探している時間の方が無駄な気もするが……いや、同じのを依頼に出したらもう負けである。 これだからアナログは嫌なんだよと言いたくなるが、無くしたのはどう考え…
最近、書かなければいけない原稿の締め切りがだいぶ増えているのに、書こうという意欲がかなり低下してしまっている。 それはこの日々のブログでもだいぶ同じ状況である。 シンプルにインプットが足りていないという説もあるのだけど……まあ、何をするにも気合いがいるくらいには気力が減っている。 なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 作者:三宅香帆 集英社 Amazon この本はAudibleで聴いた。 内容については楽しく聞くことはできたのだけど、自分の読書の出来なさや気がそぞろになっていることの解決にはつながらない。そういう本ではないので当たり前だけど。 夏がやってくる前に、もう一つくらい…
六月が終わる。上半期が終わる。 上半期の終わりということで、今年一月からの新NISAの実績を確かめるなどしている。 ちなみに自分は積立については、毎日積立でやっている。面倒くさがってクレジットカードを使ってないのは我ながらどうかと思うのだけど…そのうちやろう。 年初一括投資の驚異的な利率には敵わないけど、まあ、安定した数値であるのでよしとしよう。 教員という仕事は爆発的には稼げないがお金の心配にすぐに陥るような不安定さもない。むしろ、忙しすぎて使う暇がないから運用した方がマシという説も…(遠い目)。 冗談はさておき、仕事を安心して続けるためには、何かあった時に対応できるくらいの資産はちゃんと形…
外部と出前授業の打ち合わせなどする。 今回は外部の方から授業案を提案していただいたのですが……出てきた授業案のクオリティは残念な感じに。 当たり前ですが、授業は授業で子どもたちと対面している経験がないと難しい。 ただ、今回については打ち合わせのための叩き台として先方が作ってくれたものなので批判しても仕方ない。むしろ、授業の勘所というものをちゃんと押さえるのは専門誌としての教員の技術なのだなぁと改めて思ったところだ。 成長のラインを見極めつつ おそらくあまり授業を考えたことがない、該当学年の生徒の姿にイメージがない人が考える授業は、割と「手緩い」授業になりがちな気がしている。 割とどうでもいいこ…
期末考査の問題もだいたい目処がついたので、少し身辺整理を始める。 定期的に片付けないと知らず知らずのうちにものが増えていくのだよなぁ…。
こうやってダラダラと毎日文章を書くことを自分の修行として課しているけど、文章を書くことは、普通の人にとってはハードルの高い行為なのだ。 まったく依頼している文章が出てこないでイライラしている最近ではあるけど、文章を書くことは大変なのだ。
担任としてのぼやきです。 どの資格試験とは言わないけど、某、実用的な英語の能力の検定試験の値上げがあまりに激しすぎて、非常に受験指導が難しくなっている。 しかも、英語に関する資格試験の優遇がかなり大学入試だと大きいので、課金できる能力でかなり差がついてきているなぁ…という印象。 そして、入試が前倒しになっていることに伴って、試験日と結果発表がなかなか難しくなっている。オンラインで証明書を発行できるようになったとはいえ……うーん、ちょっと納得しかねることがいくつかね……。あと原本証明を高校にさせる大学はどうなのとイライラすることもままありましてね…。 良くも悪くもハックされている感じが、ちょっと…
上長から夏季の動静表を出すように指示を受ける。 ああ、6月が終わりですぐに夏休みが始まろうとしているのだな。
気づいたら夏至を過ぎており、6月最終週を迎えている。あと3週間程度稼働したら、あっという間に1学期が終わりを迎えて夏休みである。 今年は梅雨入りが遅かったので、夏休み前の季節を迎えているけれども、梅雨明けのめども立たないでちょっと気が滅入っている。天気が悪いと調子も崩れるので。 6月は祝日がないため、登校日数が多いので生徒にとっても負担の多い時期である。だからこそ、この6月が無事に終わってくれれば、後は自分が踏ん張って成績処理をして夏休みを迎えられればという感じである。 夏休みが本格的に始まる前に保護者面談などもあるようで、あまり気持ちとしては落ち着いて過ごせる感じでは無いようだけれども。 こ…
久々にゆったりと時間を取れたので、じっくりと読もうと思っていた本を読む。 『学び合い』 誰一人見捨てない教育論 作者:西川 純 明治図書出版 Amazon 西川純先生の最新刊です。 『学び合い』の入り口から行く末までを一冊にコンパクトにまとめた本だと思いました。 ※アイキャッチ画像は生成AIに『学び合い』の教室を描かせたものですが、これでは本書のイメージとはだいぶ遠いものがある。
本日はこちらのイベントをオンラインから視聴。 www.jdice.org 本当は現地に乗り込もうとも思ったのだけど、今週が色々と忙しい考査前なので断念…。 視聴していて強く感じることとしては、デジタル・シティズンシップ教育の実践が特別な感じのものというよりは、日常の営みとして根付いてきている実践発表だなぁとということ。 GIGAスクールが始まって数年が経つわけですが、様々な混乱を乗り越えて、生徒の学びの質を高めよう、あり方を変えていこうとチャレンジを続けて来た学校が地力を大きく変えてきているのだなぁと感じるわけです。 デジタル・シティズンシップ:コンピュータ1人1台時代の善き使い手をめざす学び…