山形県の風力発電の歴史は古い。現在の山形県庄内町立川の清川ダシと呼ばれる強風は農作物被害に泣かされていた。その風を逆手に取り山形大学と協力し1979年に1キロワットの発電をして農業用ハウスに利用したが、翌年には強風に耐えきれず羽が破損してしまった。1988年の「ふるさと創生事業」で再び風による町おこしの機運が高まった。1993年にはアメリカのウインドウパワー社製の技術を取り入れた風車、直径18メートル出力100キロWの風車3基導入した。以来風力発電の進化は高出力のものが開発され、風の強い庄内海岸や秋田海岸には無数の風車が並び電力を供給している。それが風情となり車窓に飛び込んでくる。いつの間にか自然と調和した風景となっている。洋上風力発電が遊佐沖と酒田沖に再生可能エネルギー生産の国策として計画されている。遊...有望な酒田沖洋上風力発電