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2016/07/14

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  • ハロウィンの思い出

    あなたへ ハッピーハロウィン あなたの場所へお供えしたハロウィン用のお菓子は、 今年もあなたのところまで届いたでしょうか。 ハロウィン用の可愛らしい絵柄のお菓子を見つめながら、 私がふと思い出していたのは、ハロウィンに纏わるあの子の成長でした。 今日は、私の胸の中に仕舞ってあったあの子との思い出を、 あなたにも話してみたいと思います。 そう。あれは、あの子が専門学生2年生の頃のことでした。 あの頃の私が日々考えていたのは、あの子へ作るお弁当についてでした。 私はあと何度くらい、 こうしてあの子にお弁当を作ってあげられるのかなって。 そんな気持ちで迎えた10月に、ふと思い立ったのでした。 そうだ…

  • 赤信号続きの朝に

    あなたへ 今朝もいつも通りの時間に家を出て、 ここ最近の私のいつものルートを辿りましたが、 今日の景色が、いつもとはほんの少しだけ違って見えたのは、 やけに赤信号にばかり捕まっていたからでした。 いつからだろう。 やけに赤信号に捕まる日にはね、 今日は慌ててはいけない日なのかも知れないと、 こんなふうに解釈をするようになりました。 朝の慌ただしい時間帯に、赤信号にばかり捕まれば、 何処か焦ってしまうような気持ちを感じていたのは、もう随分と前までの私。 今の私にとってのこんな日は、 ほんの少しだけ歩みを止めるように、 そこから見える景色を楽しんでみれば良いと、そんなふうに考えるようになりました。…

  • 予期せぬ出来事との関係性

    あなたへ 洗濯機、カーナビ、電子レンジ。 それから、そう。 細かいことを言えば、エアコンのリモコン。 あの日の私は、 この春から順番に壊れて行ったものたちを指折り数えながら、 小さくため息を吐き出しました。 今度は、車なの?って。 洗濯機がない生活を楽しんでみようと思い立ったことも、 電子レンジがあり得ないタイミングで壊れたことも、 なんだか面白かった過去の出来事として、 漸く、いつも通りのペースで歩みを進められるようになったはずなのに、 今度は突然に、車のエンジンが掛からなくなるという、 初めての事態に遭遇することとなったのは、丁度、夏と秋の間の頃のことでした。 車だけは、必需品。 流石に車…

  • ピンク色の景色

    あなたへ この世界がピンク色に染まってる 綺麗だな これは、ここ最近の朝の私の小さな独り言です。 こちらでは、10月も半ばを過ぎて、日の入りも随分と遅くなりました。 私が起きる時間は、まだ暗闇に包まれた時間帯となりましたが、 夜と朝の僅かな隙間に、この世界がピンク色に染まる瞬間を見つけたのは、 先日のことでした。 朝焼けに染まるピンク色の空は幾度となく見たことがありますが、 私が見つけたのは、それとは違う。 空気までもがピンク色に染まって見える幻想的な瞬間なのです。 その日の天気によるものなのか、 それとも、光が当たる角度などが関係するものなのか、 よく分かりませんが、ここ最近の私は、幾つかの…

  • 早い流れに乗って歩むコツ

    あなたへ とても早い流れの中を歩みながら、 どんなふうに自分の時間を確保するのか。 これは、最近の私の課題でしたが、 ここ最近の私は、漸く少しずつ、 そのコツを掴めるようになって来たような気がします。 瞬く間に過ぎ行く日々の中、さて、どうしたものかと考えながら、 早い流れに乗って歩むには、全てにおいて、 早い流れを作らなければならないのだと結論を出しました。 余計なことは一切考えない。 迷わず動く。 朝起きてから夜寝るまでの間を、ノンストップで動くのです。 努力に努力を重ねたら、更に努力を重ねて、 ここ最近の私に流れる時間の早さに負けない流れを作りました。 すると、これまでには手に出来なかった…

  • おじいちゃんが亡くなった時の話

    あなたへ 昨日の私は、あなたへの手紙を書きながら、 いつの日か、そちら側のあなたから、 電話が掛かって来る日のことを思い描いていました。 もしも本当に、そんな奇跡のような日がやって来るとしたのなら、 あなたはどんな声を聞かせてくれるのだろう。 私は何を伝えるのかなって。 そんな私の中へと蘇ったのは、 おじいちゃんが亡くなった時のことでした。 今日は、おばあちゃんが聞かせてくれた不思議な話を、 あなたにも話してみたいと思います。 おじいちゃんが突然に亡くなったのは、あなたと出会う前。 そう。丁度、 大人になることは、きっとつまらないことだと、 そんなふうに、どこか大人になることを拒んだまま、 朝…

  • 昔の人の携帯番号

    あなたへ 060から始まる電話番号が開放されるのだと、 こんなニュースを目にしたのは先日のことでした。 思えば、電話と言えば自宅に設置された電話が一般的だったのは、 随分と昔の話。 ひとりにつき1台の携帯電話は当たり前という時代へと移り変わりましたが、 ひとりで複数台の携帯電話を所有することも、決して珍しくはないのでしょう。 思えば社会人になったあの子も、自分の携帯電話と、 会社から支給されている携帯電話の2台を所有しています。 時代はどんどん進化するんだなって、こんな気持ちで、 見慣れない060という数字を見つめながら、 ふと、私が思い出していたのは、いつかのあの子の声でした。 090から始…

  • 母から子へ贈る芸術作品

    あなたへ 昨年の10月の丁度、今頃。 本当なら、見ることの出来なかった筈のあの子の笑顔を、 ひとつ多く集めることが出来た日のことを思い出していました。 ハロウィンのお菓子を枕元に見つけて、 嬉しそうに笑ったあの日のあの子の笑顔は、 思いもしなかった贈り物でした。 社会人2年目となったあの子は、更に大忙し。 目標を定め、日々、前進し続けるあの子はもう、 あんなふうに、帰って来る暇もありません。 先日は、初めて、 あの子にハロウィンのお菓子を送りました。 あの子へ荷物を送る時には、毎度、隙間を見つければ、 あれもこれもと箱に詰め込んで、 気が付けば、複雑な立体パズルのような仕上がりになってしまいま…

  • 私に残っていた試練

    あなたへ その試練は、帰宅早々、突然にやって来ました。 いつも通り、早い流れに乗って1日を過ごした私は、 あなたにただいまの声を掛けながら、荷物を下ろして、ほっと一息。 つい先程、あなたへの行ってきますの挨拶をしたような気がするにも関わらず、 すっかりと日が暮れた窓の外を確認しながら、 今日もまた、1日が終わろうとしていることを感じたのでした。 今日もいつも通り。 そんな1日の終わりを迎える筈だったのに、 突然に私の目の端に黒いそれが映ったのは、 丁度、カーテンを閉めようとした時でした。 え?何? 思わず飛び退いて、目の端に捉えた黒い物体に焦点を当ててみれば、 カメムシらしき生き物が、微動だに…

  • あの子の時間の使い方

    あなたへ この前は、こんな本を買ったよ これは、お盆休みが終わり、 日常生活へと戻ったあの子からの電話の声。 こんな話を聞かせてくれたのは、先日で二度目になります。 お盆休みが終わり、また多忙な日々を歩み始めたあの子ですが、 既に数冊の本を読み終えて、 最近では、また別なジャンルの本を読み進めているようです。 日々、時間に追われているあの子が自由に出来る時間は、 ほぼ皆無ではありますが、読書を始めてからのあの子は、 公共交通機関での移動中の時間を、読書の時間に充てるようになったのだそうです。 なんとなく動画を観ていた時間を、読書をする時間へと変えたあの子は、 起きている間のほぼ全ての時間を、 …

  • ワンピース

    あなたへ 買ったばかりのワンピースを着て、 あなたへの行ってきますの挨拶をした私の中へと突然に流れ込んで来たのは、 このワンピースを着た私の隣を歩いてみたかったなって、 こんなあなたの想いでした。 思いもしなかった言葉に驚きながらも、 突然に胸の中へと流れ込んできた想いを大切に反芻しました。 うん 私もね、このワンピースを着て、 あなたの隣を歩いてみたかったよ あなたの想いに答えるように、小さく呟きながら、 私が思い出していたのは、 このワンピースを買った日のことでした。 いつもの私なら、 選ばないような色やデザインのワンピースに一目惚れをして、 迷わずに、購入を決めて。 こうして思い返してみ…

  • 6歳年上の友達 -彼がついた嘘-

    あなたへ どうしてこれまで気が付かなかったのだろう あれって、嘘だったんだ 思わず小さく呟きながら、 6歳年上だった筈の彼のいつかの声を反芻したのは、先日のことでした。 あの日の私の中へと突然に蘇ったのは、 6歳年上だった友達の声でした。 電話だけの友達だった彼についてを、一度だけ、 こうしてあなたへの手紙へと綴ったのは、 彼が亡くなってから、10年の月日が経ってからのことでしたね。 今日は、私の中へと蘇った彼との時間を、 あなたにも話してみたいと思います。 もしも突然、俺と連絡が取れなくなったらさ、宝くじが当たったと思ってね 先日の私の中へと突然に蘇ったのは、 こんな話をしていた日の彼の声で…

  • あなたからの贈り物

    あなたへ ここ最近のこちらでは、曇りや雨の日が続き、 スッキリとしない空模様でしたが、 今日は朝から、厚い雲の隙間に、青い空を見つけることが出来ました。 今日は晴れそうだなって、こんな気持ちで支度を整え家を出た筈だったのに、 頬に当たったのは、冷たい雨でした。 傘を持たずに家を出た私は、足早に車へと乗り込んで、 思わず小さなため息を吐き出して。 雨の日には雨の日の良さがあることを見つけた私だけれど、 今の私には、雨を楽しむ時間はありません。 それならせめて、綺麗な青空の下を歩みたいなって、 小さく落胆しながらも、いつも通りに、出発したのでした。 いつものルート。 こんな表現になりつつある私なり…

  • 朝の日課 -2024-

    あなたへ あなたもあの子も、そして私も、 今日はとても良い日になりそうだな こんな気持ちで1日を始めたのは今朝の私です。 朝のテレビ番組での星占い。 いつの頃からか、なんとなく家族3人分をチェックするようになった私の日課は、 今でも相変わらずに、此処に続いています。 もしもあなたの結果があまり良くなければ、あなたなら大丈夫。 だって、あなたはとても器用で、なんでも熟すことが出来る人だものって。 もしもあの子の結果があまり良くなければ、あの子なら大丈夫。 いつでも持ち前の明るさを武器に、力強く前へと歩むことが出来る子だものって。 その日に見つけた言葉に合わせて、 家族3人、別々の場所で、 今日も…

  • 貴重な体験

    あなたへ この道を通ればね、ここに出るんだよ ちょっと道が狭いけれど、簡単でしょ? これは、いつかのあなたの言葉です。 ショッピングモールまでの道のりについて、 混まない道があれば良いのにと、なんとなく口にしたいつかの私に、 あの道を教えてくれたのは、 ショッピングモールが出来てから、どれくらいが経った頃だったでしょうか。 大きい通りに出たら、真っ直ぐに真っ直ぐにどこまでも。 目標を見つけたら、左に曲がって、 更に真っ直ぐに進めばショッピングモールへ到着。 狭い道はあまり得意ではないけれど、ショッピングモールへ行く時には、 あなたが教えてくれたあの道を、私のルートにしようと決めたのは、 やはり…

  • あの子とした約束

    あなたへ 今の私が少しずつ学び始めているのは、 お盆休み中のあの子から教わった学問です。 どんな自分になりたいのか この人生をどう歩みたいのか どんな景色を見てみたいのか あなたを見送ってからの私は、この人生に対して、 様々な夢や目標を見つけられるようになりました。 目標へ向かって歩むために、必要だと感じたことについてを学びながら、 自分なりに、様々な知識を得て来たつもりですが、 実は、今ひとつ足りない何かを感じていました。 それなのに、どんな分野を学べば良いのかが分からずに、 これまで学んだことを復習してみたり、得て来た知識とは真逆を探ってみたりと、 足りない何かを模索し続けて来ました。 そ…

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