『マルクス主義の正体 人類を破滅させる妄想体系』ミーゼス 伝説的講義と、秀逸な解説
世界が今どうしてこれほど混乱し分断が進んでいるのか。何故テレビは堂々と嘘をつくのか。 疑問を抱く人は多いだろう。 しかし日本では見当違いな陰謀論が流布されており、存在しない敵、あるいは正反対の味方を憎悪するよう誘導されている。そのため真の犯罪者を見逃し、目の前で堂々と行われている...
反グローバリズムの本流『グローバリズムが世界を滅ぼす』(中野剛志、エマニュエル・トッド他)
読書レビューと本に関する雑談、備忘録のブログです。本から役立ちそうな文を引用していきます。
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異端と正統の興亡史『グノーシス~古代キリスト教の異端思想』より引用
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「沈潜」という言葉に共鳴。『「本から学ばない人」と「読書家」の致命的な差』
ネットにしてはめずらしく共感できる、秀逸な記事だなと思って読んでいたら齋藤孝氏だった。 ⇒「本から学ばない人」と「読書家」の致命的な差 昔、この人の『読書力』という本がとても偏った内容で、全く共感するところがないと思ったのだがこの記事はいい。 旧制高校の学生が使った言葉で「沈...
「沈潜」という言葉に共鳴。『「本から学ばない人」と「読書家」の致命的な差』
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『ガラス玉演戯』ヘッセ著、高橋健二訳。復刊ドットコム版より。 久しぶりのヘッセで、まだ冒頭ながら衝撃を受けた箇所。 「ああ、ものごとがわかるようになればいいんですが!」とクネヒトは叫んだ。「何か信じられるような教えがあればいいんですが! 何もかもが互いに矛盾し、互いにかけちがい、...
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本棚の整理中に発見したメモ。 何の本を読んでいる時にメモしたのか忘れたが、たぶん哲学関連のガイド本。 西洋では、「神は自由」と定義したいために「一切は偶然」「個人は自由」という思想が生まれた。 ※神は普遍に縛られない。だから人間個人と神を切り離し、人間の知覚から「普遍」を創り出さ...
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伊藤計劃『虐殺器官』より、気になった箇所を引用。 ぼくは、ことばそのものがイメージとして感じられる。ことばそのものを情景として思い描く。この感覚を他人に説明するのはむつかしい。要するにこれは、ぼくの現実を感じる感覚がどこに付着しているかという問題だからだ。何をリアルと感じるかは...
『危険な読書』(BRUTUS 2019年 1/15号)に今年も手を出してしまった
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伊藤計劃『虐殺器官』感想。同時代に生き、虐殺を眺めた者としてのシンパシィ
しばらく前に読んだ本。 読んだ本をいちいち他人に報告しなくなって久しいが、これは公開で感想を書きたくなった。年が明ける前に書いておく。 (まとめず思うまま書きました。長いです) 作家の敬称略。 伊藤計劃、『虐殺器官』という伝説 『虐殺器官』は2007年に発表された伊藤計劃の小説。...
小説イントロで改めて確認した。昔の小説冒頭って、インパクトあったな
99人の壁、小説イントロが面白かった 『クイズ 99人の壁』 という番組がある。 一般の人が、自分の得意ジャンルで99人の他の回答者と戦う、という壮絶なクイズ番組。 自分が最も詳しいはずの得意ジャンルで回答するのだから当然に勝てると思うはず。でも99人が相手だと難しい。 それで滅...
小説イントロで改めて確認した。昔の小説冒頭って、インパクトあったな
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https://book.kslabo.work/2019/04/blog-post_10.html
元旦に、コンビニで見かけた『危険な読書』という雑誌。 まずこの黒背景、黒い本に白文字の明朝で一文、“危険な読書” との縦タイトルに惹かれ手に取ってしまった。 (これは本好きなら手に取らざるを得ない表紙。この表紙デザインから素晴らしい) 中を開くと目に飛び込んできた文に打たれ、しば...
https://book.kslabo.work/2019/04/blog-post_5.html
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二流の読書でバカになる? 広く浅くの雑読を後押しする、嬉しい言葉
東洋経済サイト ⇒『読む本でバレる「一生、成長しない人」の3欠点~「二流の読書で、バカになる人」も大勢います』 この記事が「一流」や「二流」などと格付けしていることについて私はどうかと思うし、コメント欄を見ると同じ意見の批判が多い。 ただ、「一流」「二流」をビジネス的な地位や富で...
休日に日本文学に親しむのは、いかがですか? 「文学なんて難しい」と思うかもしれませんが、意外に夏目漱石などは現代人にも馴染みやすい恋愛小説を遺しています。 いつの時代も人を悩ませ、惹きつけるのは恋愛の苦悩なのですね。 苦い思い出のある大人はもちろん、これから恋をする若い人たちへ...
このブログ向きの話かもしれないので上げ。2011年、読み始め時のメモです。 ※下画像のリンク先は電子書籍です まだ読み始めだけど面白いです。 守屋先生の本は解説本などでお世話になったことがありましたが、今回は純粋な読書としてはまりました。ちょっと燃えています。 「孫子をビジネス...
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我らのリアル・ヒーローたち(『「のび太」という生き方』感想文の感想)
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大手出版社の玄武書房、辞書編集部を率いる荒木は、定年間近となり最後の大仕事に傾注していた。その大仕事とは、次代の辞書編集部を担う優秀な人材を探して引き抜くことだった。 辞書を作る仕事は特殊で、監修の松本先生曰く 「気長で、細かい作業を厭わず、言葉に耽溺し、しかし溺れきらず広い視野...
『1984年』の現実化へ真っ直ぐ突き進む現代。消えかけている人間性を失わないために語彙を盾とせよ。 内容紹介: 第三次世界大戦後、世界は三つの大国に分かれて統治されていた。その中の一つ、オセアニア国では「偉大な兄弟(ビック・ブラザー)」の率いる党によって人民が管理されている。 勤...
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2000年刊行の本。積読から引き出して読んだ。 2016年読んだなかで最もはまった小説。 内容: 若き日本国大使館員の堀江亮介は、プラハ郊外で車が故障して困っていた女性を助ける。美しい女性に魅了された亮介だったが、会話の中で彼女が東ドイツ人であり「関わってはならない」ことを知...
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内容: 二十代の頑健な体を持つ主人公は、仕事を失い、目下ニート生活中で体力を持て余している。 対照的に「体のあちこちが痛い」と言い、歩くこともおぼつかない(ように見える)老齢の祖父が主人公の家に同居している。 毎日「早く死にたい」と訴える祖父に同情した主人公は、祖父の願いを叶える...
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先日、 片頭痛の話『歯車』 にて芥川龍之介について書いたらむしょうに芥川を読み直したくなって、kindleで芥川ばかり読んでいる。 読み直して改めて感動の落雷に打たれているのは、『杜子春』。 ラストのこの一節は、大人になった今になって触れると涙が出るではないか。 「どうだな。...
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中学の頃から「この人の薦めてくれる本にハズレはない」と思い、尊敬している読書好きの友人が 「私、村上春樹だけは何が良いのか理解出来ないんだけど。ぜんぜん意味分かんない」 と言っていた。 ああ、やっぱりこの人は真実本好きの正直者だと知って嬉しかった。 “裸の王様”が裸だと指差して言...
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物語は二つの墓の描写から始まる。 「鵙屋(もずや)」という名家一族の墓から少し離れた空き地に建つ、通称春琴(しゅんきん)の墓。 その隣にひっそりと寄り添うように建つ小さな墓には「門人」と刻まれている。 小さなほうは「温井佐助(ぬくいさすけ)検校」の墓だった。検校(けんぎょう)とは...
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純文ばかり読んでいるわけではないんですよ。 と言うわけで、肩の力を抜いて読めた万城目本のおススメ二冊をご紹介します。 ■鴨川ホルモー 【内容情報】(「BOOK」データベースより) このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入...
一時期ヘミングウェイにはまり、読みふけっていた時期がありました。 年を取ってからまた読みたい作家の一人です。 世界的に有名な小説ばかりですので、一度は読んでみて損はないと思います。 読みやすい順に並べます。 老人と海 【内容情報】(「BOOK」データベースより) キューバの老漁...
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サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』村上春樹訳 感想と紹介
十代の頃の自分の背中を見た。反抗などとは呼べない、ただ壊れそうなだけの背中。 『ライ麦畑でつかまえて』は子供の頃から何度もトライし続けたのだが、ほとんど最初の辺りで挫折してしまっていた。 だから自分にはこの小説が理解出来ないのだ、永久に縁がないのだと思っていた。 だが新訳で読ん...
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