つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。
連日の猛暑。なっちゃんは短いお散歩からエアコンの効いた部屋に戻って、さて、お昼寝。至福の寝顔です。さっきのお散歩中、門の石柱の上、松の木の木陰で、猫ちゃんもよだれをたらしてお昼寝していました。野良のようだから、冷房の効いたお家の中へは入れてもらえないでしょうね。なんだかバテバテのご様子。先日来、ご老体のなっちゃんを心配しつつも、7時間あまんりかけて、車で奈良へ帰省し、また戻ってきました。幸い何とか体にはあまり障らなかったようです。これは、奈良にいる柴犬のふゆくん。この子もだいぶ歳ですが、なっちゃんに比べると元気、元気。この二匹、以前は会うと牙をむき合う最悪の関係だったのですが、一緒にいるのが平気になりました。丸くなった?年を取って、お互い周りのことなど、どうでもよくなっただけ?しあわせな寝顔
葛城古道の豆腐屋さん
涼しい書院に座っていると、外界の炎暑をすっかり忘れます。緑のお庭の向こうの借景の奈良盆地を眺めていると、心が晴れ晴れします。奈良大和郡山市の高台にある茅葺屋根の慈光院は石州流茶道の祖、片桐石州が建立したこじんまりした臨済宗のお寺です。石州はこの地小泉藩の御殿様で、戦国時代の有名な武士片桐且元の甥であり、茶人であるとともに石高は少ないものの、れっきとした大名でした。このお寺は石州の父の菩提寺として、江戸時代初めに建てられたものだそうです。茶人のお寺らしく、書院でお庭を眺めながら、お茶をいただけます。お茶請けは、片桐家の家紋「片桐違い矢」をかたどった落雁です。お昼時だったので、名物の「石州めん」をいただきました。石州が客人をもてなすため自ら作ったそうめんだそうで、おいしい!添えられていた茄子の田楽や珍しいハスイモの...慈光院の静寂
奈良大和高田市にお堂が一つだけの弥勒寺という小さなお寺があります。荒れ果て倒れかけていたこのお寺に、10年ほど前お堂の中を仏様をお守りしたいという奇特なご住職が移り住まれ、そこから奇跡が起こりました。元々由緒ある仏様らしいということは伝わっていたようですが、たまたま訪れた奈良県文化財課の方が、何と立派な仏様と驚いて、調べてみると、千年以上前、平安時代の一木造りの仏様であることが分かりました。150センチもある座像ですから、とても大きな木から彫り出された仏様です。平成22年には奈良県の重要文化財、24年には国の重要文化財にと、とんとん拍子の出世をなさいました。荒れ果てたお堂の中に顧みられずにお座りになっているのが、おいたわしくて、お堂の周りの草を刈り、掃除をし、お勤めを続けられたご住職と奥さまの心が通じたようで、...弥勒如来さま
綺麗なピンクの芙蓉が三つ横に並んで咲いていました。この時期同じく咲いている木槿も同じアオイ科の花ですが、芙蓉の方が、ふっくら優しい印象の花です。百日紅、ダリア、蓼の花,秋海棠、ピンクの夏の花が炎天の下咲き乱れ、眺めていると、汗を流しながらのなっちゃんの散歩の慰めになります。向日葵も太陽に向かって元気です。オクラの淡い黄色い花もきれいです。トロロアオイ科で、実はもちろん粘りけのあるおいしい野菜です。この頃毎日のように、納豆と混ぜたりそうめんに載せたりして食べています。今一番お気に入りの植物です。この頃、山形の郷土料理だという「だし」をよく作ります。いろいろな野菜を細かく切って、所うりゅベースの出汁に着け、冷やしたものです。冷たくておいしい!芙蓉三姉妹
ふるふると白さるすべり咲き出でし伊能洋目覚めると、待ってましたとばかりのみんみんゼミの大合唱がかしましい。赤や白のさるすべりが満開です。百日紅という名のとおり、この後夏中咲き続けるのでしょうね。コロナのせいで、いまだ絵画教室が始まらず、では、せめて家でお花の絵でも練習しようと、赤、ピンク、白、きれいなお花を買ってきました。百合もガーベラも薔薇もほんとに美しい。眺めるばかりでいっこうに絵筆は動きません。この暑さではデッサンする前に枯れてしまいそう。暑さのせいか、一段と動かないなっちゃんと一緒に花を眺めています。梅雨が明けた!
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