18 ◇凛子の正体振り返ってみれば凛子の正体に疑問を持たなければならなかったのに自分の欲に負けて見て見ぬ振りをしていたのだ。出戻ってきて1年。彼女の言動は妻と…
「不倫の後で」がテーマになります。された側の女性たちを幸せにしてあげたいです。
駄文レベルですが興味の持てるStoryを考えて書いています。よろしければご一読ください。 宜しくお願いいたします。
さよなら、サヨナラ……大切な人27 その日から玲子は子作りをするべく発奮するのだが、対して夫の匠吾は週末しか相手にしてくれない。 だが妊娠する時は…
さよなら、サヨナラ……大切な人26 玲子は匠吾に、「お金持ちなのだからせめて新築のマンションで暮らしたい」と要望を伝えた。 それなのに夫から返された返事は『財…
さよなら、サヨナラ……大切な人25 ◇計略 祖父から『詫びを入れろ』と言われて帰った日から匠吾は両親と三人で数日間家族会議を開き、今後のことを打ち…
さよなら、サヨナラ……大切な人24 年上の大人の女性にほんの少し興味がなかったとは言い切れないが、ただ一度の『飲み』でここまで話が大きく拗れるなんて普通有り得…
さよなら、サヨナラ……大切な人22 匠吾は父洋輔と血が繋がっていないなんて夢にも考えたことはなかった。 それほど洋輔には大事にしてもらってきたのだ。…
さよなら、サヨナラ……大切な人21「あなたが生まれてすぐにあなたの父親一樹さんが浮気をしてしまい『本気じゃないから許してほしい』って土下座して懇願されたけど私…
さよなら、サヨナラ……大切な人20 息子の洋輔には週の真ん中あたりで父の茂から家族全員で週末、自分たちの|息子《匠吾》が仕出かしたことへの申し開きに…
さよなら、サヨナラ……大切な人18 話を聞き終えた茂が花に訊く。「花、どうする? おじいちゃんはいい方法だと思うが」「おじいちゃん、それで今の胸の痛…
さよなら、サヨナラ……大切な人17 いうて、向阪茂は旧三居掛友財閥の総裁である。 さまざまな分野、方面に知り合いが多数いる。 今回孫娘の花をどうやれば心の苦し…
さよなら、サヨナラ……大切な人16 ◇娘の心を救え 食事が摂れなくなった娘、ドクターから点滴の用意をしてもらいそれからは毎日点滴で凌いでるような状況で、…
さよなら、サヨナラ……大切な人14 片や花の状態はというと、食事も摂らずたまに水分補給するくらいで一日ベッドの中で過ごしていた。 ◇…
さよなら、サヨナラ……大切な人13 今日こそはちゃんと話をして花を何とか宥めようと、そんな算段をして匠吾は出勤したというのに花は出勤してこなかった。 総務の課…
さよなら、サヨナラ……大切な人11 「島本さんに聞いたよ。 匠吾の裏切り者、約束してたのに。 許さないから」 許さないからの言葉を残して、足早に花は自分の家へ…
さよなら、サヨナラ……大切な人 9 ◇失意 匠吾の家を飛び出して道路の左右を見渡すと、遠方に島本さんの姿が見えた。 走れば追いつけそうだ。 しばらく走…
さよなら、サヨナラ……大切な人8 翌日は日曜でうちで花と何か見繕ってDVD鑑賞会をする予定になっていた。 二人で鑑賞前にコーヒーを淹れているとインター…
さよなら、サヨナラ……大切な人 6 ◇誘惑の罠 花とそんな風にかわいい約束をしていたのに、BBQ明けから早速島本玲子からのメールが向阪匠吾の元へ一日に…
さよなら、サヨナラ……大切な人5 ◇かわいい嫉妬 向阪は気付いていなかったが島本とのアドレス交換しているところを少し離れた場所から見ていた人物がいた。 そ…
さよなら、サヨナラ……大切な人4「こんにちは。 私バーベキューは今回が初めてで何をしたらいいのか要領が分からなくて……」「あぁ、最近入られたのですか?」「はい…
さよなら、サヨナラ……大切な人3◇バーベキュー 10年前学生だった頃姉の恋人を寝取ったのを皮切りに人のモノ、|即《すなわ》ち彼女持ちの男を射止めるのが癖になっ…
さよなら、サヨナラ……大切な人2 いや、ターゲットを狙うのはいいのよ問題なくそのお相手がシングルならばね。 いくら結婚してないからって恋人がいるのが分かってい…
さよなら、サヨナラ……大切な人 1◇宣戦布告「牧野さん、私、|向阪 匠吾《こうさかしょうご》さん狙っていきまぁ~す」 一緒に社食に向かうこの春準社員で入社して…
56「あなたっ、私の感じていた不安が的中したわ。 根米さんは卑劣なことのできる人だったんですよ、やはり」「そうだな。 これでずっと私たちが望んでいた答え合わせ…
54◆7 ◇来訪者 確か夢でも自宅に帰りほっとしていた自分がいたが、リアル自宅に帰り着きほっとしている自分を感じた。 それと共に過去の嫌な思いを払拭させる為に…
53 俺の中で想定された設定はこうだ。 車がカーブを曲がりきれず崖下に落下。 女性は車から放り出され、男は車の中に取り残された。 服装の違いもあり女性は怪我も…
52 その日から同じ居酒屋で根米の仕事終わりを待って一緒に酒を飲むようになり、一ヶ月もするとすっかり打ち解けて昔のような甘い雰囲気になった。 ただし、そう思…
51 ―ここで皇紀は寝コケてしまい、長くて恐ろしい夢をを見る― 地元香川県のホテルにて…… ◇VISION ホテルで宿泊してリフレッシュしたとはいえ…
49◆6 ◇孤独 友里の家を後にしたものの実家へは足を運ぶ気になれず、人工ではあるが温泉付きで疲れを癒してくれそうなホテルに2~3日滞在することにした。 何せ…
48 幼友達グループの女子、友里に慶子や康代と3人ともいい感じに女子力があり、それぞれに魅力的な女性に成長していた。 俊哉はその中でも友里には特別な感情を持っ…
47 ―――三嶋友里《みしまゆり》と小倉俊哉《おぐらとしや》――― 幼なじみの友里と俊哉は同じ保育園を皮切りに何故か縁があり、進学した高校までずっと一緒だった…
45 家のダイニングテーブルにさっき買ってきた微糖缶コーヒーを前に俺は友里に話し掛けた。 あんなに友里を束縛していたヤツ皇紀と、ここ最近連絡が取りづらくなっ…
43 産後の肥立が悪いという台詞を耳にすることがあるが、私は堕胎後、体調が回復せず、その日も翌日も寝て過ごした。 このまま調子が本調子に戻らない場合を考えると…
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18 ◇凛子の正体振り返ってみれば凛子の正体に疑問を持たなければならなかったのに自分の欲に負けて見て見ぬ振りをしていたのだ。出戻ってきて1年。彼女の言動は妻と…
『夫のことが好きなのに』15話が11話になっておりました。申し訳ありませんでした。😱 何かアクシデントがあつた場合は こちらで探してみて…
16 妻の温子の妹である凛子と、誘惑に負けねんごろになってしまった哲司が、予定外に帰宅した妻にふたりが『むつみごと』に励んでいるところを見つかり、どのようにし…
15 ◇今までの全てよ、さなうなら離婚する方法が2通りある。裁判離婚と協議離婚である。何も協議してないけれど、ここで判子をつけばまぁ、協議離婚になるのだろう。…
14 ◇離婚届北山涼にとって今回の温子の工場の寮への入所に関わるまでは、涼の中で彼女の存在は、紙上に書かれている従業員名という存在でしかなかった。…
13 ◇稲岡珠代 旧姓(北山)社長の涼さんにはその昔結婚の約束をした|女性《ひと》がいたのだが、親の反対で添い遂げること叶わず、それ以降涼は…
12 ◇北山涼今回のことがあってから、製糸工場内で社長の涼さんがはじめて私の職務室である看護室に来て顔を見せてくれた。社長室は工場の玄関口のすぐ側にあるけれど…
11 ◇頼りにしてます~ 珠代さんったら、ほんとにもうもう何て頼もしい|女性《ひと》なの。私は彼女の言葉に胸をキュンキュンさせた。そこっ、そこそこ、大事な…
10 ◇安心して大船に乗ったつもりで出て行けと言われた翌日から週末までの3日間、私は家でも職場でも暗い気持ちで過ごした。そんな状況の中金曜の…
8 ◇怒り心頭それと共に自分がお腹を痛めて産んだ娘・鳩子の一撃が、一気に家族の気持ちを片方へと傾かせたことだけは確かだった。娘は4つや5つの子供で…
9 ◇ビタ一文渡さない妹の凛子は高等女学校を卒業後、一度も就職せず結婚するまでは家事手伝いしかしてこなかった…
7 ◇理不尽過ぎる妹は夫ばかりか、いつの間にか娘まで取り込んでいたようだ。それにしても、実の母親が横から父親を寝取られた挙句、反省の色もなく略奪す…
6 ◇破廉恥なことをできる人間はいる 「疲れていて、夢でも見たんじゃないのか。私たちがいる同じ屋根の下でいくらなんでもそんな破廉恥なことできまい…
5 ◇話し合いしたいことがあるの 温子は出勤する前に両親に『仕事から帰ったら夫と妹も交えて話し合いしたいことがあるからその…
4 ◇過去が急ぎ足で崩れ去ろうとしていたその頃、温子の夫の哲司は自分の|部屋《寝室》に逃げ込み、すでに|そこ《凛子の部屋》にはいなかったのである。泣いて謝る…
2 ◇実の妹から夫を寝取られた姉上りつめた踊り場で一旦動きを止めた。 ********そしてそれから、妹の部屋の前までは息を殺し足音も消…
3 ◇お義兄さんは私がもらう温子の放った言葉にすぐさま反応し、急いで飛び起きズボンを穿き始めたのは哲司。しかし妹の方はというと、最初こそ狼狽えていたもののす…
――――――――――――――時は1912年(大正元年の頃)明治天皇がご崩御あそばされる少し前のこと……。明治時代が終わり、時代は大正時代へと進む中、不幸のどん…
【改稿版6】 ◇winwinじゃない (最終話) 「元気そうでよかったわ。じゃあ、行くね。あたしは可愛い年下の夫とこれまたかわゆい息子が車の中で待ってるから…
【改稿版5】 ◇従順な妻を迎えて両親との同居を嫌がらず、年下の従順だけが取り柄の大人しい女と再婚したが年齢差もあるかもしれないが、仕事や政治の話なぞ、全く…
24 ◇最後の夜『最後のデートだけど、特別なことは言わず特別なこともせず、いつものように過ごし、それぞれ帰っていきましょう。 私はそういうのがいいです。 し…
23 独身の頃はモテたものの、略奪したり、されたり、というような世間から叩かれるような恋愛ごとは皆無で、お天道様の日の射す道だけを歩いてきた伸之には…
22 ◇石田伸之の気持ち 伊達百合子とのよろしくない関係というものは、彼女が自分に同行していた出張先で商談が上手く行き、夜は食事と共に飲んだ酒がつい深…
21 最初から既婚者と分かっていて、火遊びと分かっていて、付き合ったのは自分。 だが流石に2年以上も続くと相手に気持ちを持っていかれ、徐々に心の持ちように変…
20 この日から百子は以前から心にしたためていたことを早々と実行することにした。 それは小説を書き始めるというものだった。 プロット…
19 夫の浮気なんて誰にでも起こり得るものだし、もしそうなったらという心構えだけ忘れなければいいだけだと思うの。 それとね、私たちの予言だって完全ではない…
18 いいとこ取りの不倫の時とは違い一緒に5年も暮らしてごらんなさい。 お互い舞台裏を見せることになるでしょ? 彼女はスッピンだって晒さないといけなくな…
17「その方とのご縁についてお話しますね。 頭の良い方でご実家も裕福、仕事もできて品行方正な方に見えますが、結婚後、別に女の人ができます。 時期ははっきりと…
16 ◇霊視 あれは百子が伸之に交際を申し込まれ付き合い初めてから8か月目頃だったろうか。 まだ正式なプロポーズは受けていなかった。 年が明け…
15 出張が多くなり、休日出勤が増え、そのせいか夫婦生活の頻度が減っている。 もしかして、と思う節があった。 百子は習慣づける意味もあって結婚当初よ…
14 話したいことがあると言われ、ここまで付いて来た。 たぶん、退職願いのことだろうとは思っていたけどまさか交際を申し込まれるなんて、まだ夢を見てい…
13 「駄目ダメ、石田さんがいらっしゃるでしょ。 失礼だよ。 じゃあ、石田さん、秋野さん、お先に失礼します」 秋野さん、悪いお|姉《ねい》さんでごめん…
12 私と秋野さんは会社から徒歩数分の最寄り駅近くの『フランソワ』というカフェに入った。 入り口のドアが濃い色合いのブルーで壁はシースルーのガラ…
11 私は石田さんから、秋野さんの退職願いを思いとどまってもらうために手を貸してほしいということで、お手洗いに行く為オフィスを出たところを呼び止め…
諸事情で9話10話の更新になります。10 出張で行った出先の旅館で秋野の同期の日比野が彼女の部屋に入っていくのを たまたま目撃してしまい、30分経っ…
9 「まず、私からの反対理由は、お前に秘密にしたまま付き合い、結婚の話が出ても尚、秘密を打ち明けていないところ。 それと彼女の兄に前科があったよ。 婦女暴行…
8 ◇石田伸之[過去の恋愛] 石田は秋野百子が入社した年に主任という肩書が付いた。 実は社内で秘密裡に石田は先輩にあたる4才年上の山内美貴と付き合っ…
7 それは『自分には無理』というものだった。 月末に石田の更に上の上司に退職願いを出そうと決めると少し心が軽くなり、石田の放った言葉をもう一…
6「え~っと」と声に出したものの、あまりの質問内容に声音が小さくなった。「それって……」 質問の意味が分からない。「それって、分かりません」 かすれ気味の声…
5 w10 日比野くんを見送りしばしボーッとしていたのだけれど、我に返ると呼ばれてたことを思い出し、急いで石田さんの部屋へと向かった。 私は上司の部…