雨の予報が出ている日に晴れると困る。雨が降るから一日中家で非生産的なことをしていても怒られないのだ。という思い込みから僕は未だに逃れられない。曇り空が晴れて窓から日が差すと、急かされた気持ちになる、ほら晴れたよ!早く外に出なくちゃもったいないよ!そう言われている気がする。この感情を抱くようになったのはいつからだろう、数年前からのような気がする。もっと言えば、時間の進みが子供の頃より早くなっている、と実感してからのような気がする。学生の頃なんか、一日中ゲームをしていてもなんの罪悪感もわかなかった。訳もなく溢れる力を持て余しても平然としていて、時間が有限であることの意味を実感として持っておらず、それはいくらでも湧いて出てくるものだと思っていたのだと思う。バブル期のお金もこんな感じでじゃぶじゃぶと使い捨てていた...生産性に潰される