犬のように子どもを繋ぐなんて 今なら虐待ですよね。 でもそれをしなくちゃ 母は家事を何もできなかったそうです。 自分が子どもを持った現在も 理解しがたい話ですが 注意欠陥障害の子を育てたことがないので 母の苦悩はわかりかねます。 当時 母もいっぱいいっぱいだったのでしょう。 悪い母ではないのです。 愛情は常にありましたから。
落ち着かない(恐らくADHDだった) 兄の子育てで苦戦する母。 誰にも悩みを言えずにいたと思います。 このような精神疾患って 【恥】 というイメージが先行しますから 母のプライドから 誰にも言えなかったのだと思います。
母が常にイライラしていたのは 2つの理由がありました。 一つは兄。 私の2歳年上の兄は とにかく落ち着きがありませんでした。 今ではADHDと 診断されるであろう症状そのものでした。 注意欠陥障害ですね。 その頃は発達障害など認知されておらず ただの落ち着かない男の子でした。
私は 両親、兄、妹の5人家族で育ちました。 父は大手企業の社員 母は私たちが小さい頃は 専業主婦でした。 貧乏でもなく裕福でもない 普通の家庭で育った私です。
過食嘔吐を知ったキッカケは キッカケに過ぎず。 ただ入口を案内されただけですね。 前回も書きましたが この行為を知ったからと言って 100人中100人が過食嘔吐症に なるわけではありません。
キッカケはキッカケに過ぎません。 その行為を知ったからと言って 100人中100人が過食嘔吐症になるなんて ありえません。 ただ アヤの行為に私が影響を受けたのは 確かなことでした。
アヤは背が小さく可愛らしい華奢なタイプ。 彼女は三人兄弟の末子で 上に兄が二人いたようですが 大学進学で兄二人は上京していて 家にいないと話していました。 両親も健在で何不自由ない彼女が 過食嘔吐になった経緯は分かりません。 でも、彼女のそばにいた私は 彼女に大きく影響されていきました。
過食、嘔吐、という行為を知らなかったら この病気にならなかったんじゃないかな? そう思います。 ですが 心のバランスが崩れていた思春期の私。 この行為を知らなかったとしても 違うところで支障はあったはず。 そして この行為を知った私 音をたてて変化していきます。
はじめまして。ゆき です。 私は30代既婚。 3人の子育てをしています。 以前やっていたブログですが 一度全ての記事を削除しました。 と言っても 自分自身の過去と 向き合うことが上手くできず 筆が進みませんでした。
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