2021年6月
論語漫歩 最終回 1018 『星の王子さま』 「野ばら」174 「最も幸福な日々」
前回我々は、フリーデリーケとの接吻・舞踏・抱擁の歓喜・幸福の絶頂から、急転直下、翌朝の夜明け前、ルチンデの呪いの幻影の出現によって絶望の淵に突き落とされたが…
論語漫歩1017 『星の王子さま』 「野ばら」173 ゲーテの自己分析
前回我々は、フリーデリーケと初めて口づけし、夜更けまで舞踏したあと、ひと眠りした夜明け方、凄まじい形相(ぎょうそう)で、あの呪いの言葉を口走るルチンデと、こ…
論語漫歩1016 『星の王子さま』 「野ばら」172 「呪いのルチンデの幻影」
前回我々は、ゲーテとフリーデリーケが心ゆくまで見事な踊りを楽しみ、その後で、例の静かな広場で心から抱擁し合い深く愛し合うのを見た。 今回は、その続きである。…
論語漫歩1015 『星の王子さま』 「野ばら」171 「天上の踊り」
前回我々は、「ルチンデの呪い」から解き放たれ、歓びに溢れて、最愛の人フリーデリーケに接吻するゲーテの姿を見た。 今回も、饗宴の続きである。ゲーテとフリーデリ…
論語漫歩1014 『星の王子さま』 「野ばら」170 「解けた 呪い?」
前回我々は、ゲーテとフリーデリーケが深く愛し合い、町に帰ったゲーテと彼女の間に頻繁に手紙がやり取りされ、彼女の素直な人柄がそのままあらわれた文体・内容と美し…
論語漫歩1013 『星の王子さま』 「野ばら」169 「美しい筆跡」
前回我々は、輝く日曜の早朝の散歩とその後の大勢が参加した広場での宴会で、彼女の素晴らしい人柄に触れた。彼女の動作の優美さは花咲く大地と競い、その顔のいつも曇…
論語漫歩1012 『星の王子さま』 「野ばら」168 「小鹿のように 妖精のように」
前回我々は、フリーデリーケの人柄を垣間見た。今回も、彼女の素晴らしい人柄を見ることにしよう。『詩と真実』第三部岩波文庫昭17 p15 婦人によっては…
論語漫歩1011 『星の王子さま』 「野ばら」167 「フリーデリーケの人となり」
前回我々は、久しぶりにフリーデリーケのもとに帰ってくることが出来た。ゲーテは彼女と二人で、日曜日の早朝の散歩を楽しみ、戻って来ると、いろんな方面からやって来…
論語漫歩1010 『星の王子さま』 「野ばら」166 「再び第十一章冒頭に」
前回我々は、論語漫歩1004「秘密」で突如出て来た「あの熱情的な少女が私の唇に与えた詛(のろ)い」がゲーテ自伝『詩と真実』第九章最終部の「ルチンデの呪いの接…
論語漫歩1009 『星の王子さま』 「野ばら」165 「呪いの接吻」
前回我々は、美しい姉娘のルチンデが、「呪われたカルタ占い」の結果に激しく動揺し、とめどなく泣きながら、居間を駆けだし、部屋に閉じこもったのを、妹娘のエミーリ…
論語漫歩1008 『星の王子さま』 「野ばら」164 「呪われたカルタ」
前回我々は、カルタ占いで、良い結果を得た妹が、上機嫌でいるところまで見た。今回は、姉の占いの番である。それは、「呪われたカルタ」であった。 ところで…
2021年6月
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