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摩天崖 隠岐旅行記も今回で終わり。ほとんど地質の話となってしまった。 隠岐島前は西海岸に崖がつくられる。これは対馬海流などの影響もあるだろうし、風の流れもあるだろう。 フェリーしらしま 本州の島根に着いてから、関東地方まで車で帰ることになるがそれはまた別の話。 ランキング参加中旅行 にほんブログ村
国賀海岸 その2 その3 その4 その5 国賀海岸からの景色。 船引運河 島前 島前西ノ島の外浜海水浴場には運河がある。 船引運河 この細い運河がそれである。 運河その2 大正時代に開削された運河は今も利用されている。 屋那の松原船小屋群 隠岐の舟小屋群。日本海側には写真のような船小屋がいくつもある。太平洋側にこのような小屋がないのは潮位が激しいからである。日本海は内海で外海とつながる海峡が細いため、太平洋側が満潮になり日本海に海水が流入しても、日本海全体が満たされる前に太平洋側で干潮の時間になり日本海の水は排水される。そのため日本海側は満ち引きが小さく、このような船小屋をたてても水没すること…
島前知夫村の隠岐赤壁 赤壁は火山の断面だ。赤い色はスコリアで溶岩がしぶきになって噴火したときに鉄分が空気に触れて酸化したもの。酸化鉄いわゆる赤サビの成分が含まれいる。 スコリア これがスコリアで、気の利いたカフェの庭に敷かれている。スコリアは多孔質で、これは溶岩に火山ガス(水蒸気や二酸化炭素)が含まれていて、溶岩の上昇にともない減圧される過程で発泡するからだ。炭酸飲料のフタを開けた瞬間に中身が飛び出したり、勢いよく炭酸が発生するのと原理は同じ。 スコリアは溶岩のしぶきなので、スコリア丘を作る。 大室山のスコリア丘 大室山は表面が植物に覆われているのでスコリアを直接目にすることができないが、この…
グリーンタフ グリーンタフは、海底火山活動によって生成された緑色の凝灰岩の総称。 新生代新第三紀中新世(約2000万〜1500万年前)に日本海が形成される際に、日本海側を中心に広く分布するようになった。 2000万年~1500万年前は、この図によると日本列島が大陸から分離して、東北日本と南西日本が分かれている。前者の東北地方はここから半時計周りに回転しながら移動し、後者の南西日本はここから時計周りに回転しながら移動して、二つの島はぶつかって日本列島を作ることになるのだが、そのぶつかる位置が現在の長野県になる。これがフォッサマグナの起源だ。 フォッサマグナ その2 フォッサマグナについては、また…
隠岐の島 乙女子海岸 流紋岩あるいは流紋粗面岩の乙女子海岸。隠岐諸島の地質は島前と島後では微妙に異なる。 隠岐諸島 島前と島後 島後の西海岸付近の黄色が流紋岩と粗面岩、約550万年前に噴出。 島後の東側の焦げ茶色は、地中で高温高圧にさらされた変成岩の泥質片麻岩、約2億年以上前の三畳紀のものだ。 島前の薄いピンク色は粗面玄武岩、約550万年まえに噴出。 島前の中央の黄色は粗面岩、約550万年前に噴出。 流紋岩・粗面岩・片麻岩・粗面玄武岩などの岩の名前がでてきたが、ここで学校で習う理科をおさらいしておこう。 火山岩・深成岩 ポイントは二つ。一つ目は火山岩はさっさと冷え、深成岩はゆっくり冷えるという…
隠岐汽船 隠岐諸島とは、隠岐の島からなる島後と海士町・西ノ島・町知夫村からなる島前のことを指す。船はフェリーと高速船が出ている。車で行くならフェリー一択。車をフェリーにのせるには事前予約が必要だ。が、島前の道は狭い道路もおおいので、島でレンタカーを借りたほうが良い。見どころである赤壁があるのは島前の知夫村だが、この村にもレンタカーは存在する。 あと島事情には注意が必要で、観光客が少ないシーズンや平日などは食堂などが予告なく店休になることもある。あと波が高い場合はフェリーが欠航するので、必ずしもスケジュール通りに移動できるとは限らない。実際この旅で欠航により1日足止めされた。 島前・島後は混同し…
上高地 明神池 今回はよく言えば仮説悪く言えば妄想の内容になる。 内容はタイトルの通りで、我々は二重の文化の中で生きている。ではその二つの文化とはなにか。一つは日本の文化であり、もうひとつは西洋の文化だ。 日本には大雑把にいえば歴史の中で3回ほど二重の文化の中で生きている時代があった。はじめは大和・奈良時代。それまでの倭の文化と中国の文化という二重の文化。次に明治維新。江戸以前の文化と西洋近代文化の二重の文化。最後に戦後。明治以降の日本文化とアメリカ文化という二重の文化。 今回掘り下げるのは3番目の最後の2重の文化である「戦後の二重文化」だ。 近代の西洋文化や戦後のアメリカの文化などに代表され…
隠岐赤壁(観光船から) 島根県の日本海側に浮かぶ隠岐島前の島に赤壁がある。世界でもめずらいカルデラ島。 詳細は後の記事に譲るとして、カルデラ島の形成過程は以下の通り。 1:海底火山の噴火で島が誕生 2:海底のマグマだまりが溶岩を吐き出し空洞化、陥没してカルデラ(鍋のような窪み)になる。 3:浸食が進行し、カルデラ内に海水が流れ込む。カルデラ島の完成。 ギリシャにあるサントリーニ島がこれと同じ過程で作られた。 サントリーニ島 上空からの図 特長はカルデラの外輪山(カルデラの縁にあたる尾根の部分)が残り、ほかは陥没して海水が入り込み島がリング状になった島だ。ガイドの話によれば、このような地形は世界…
東尋坊 柱状節理で有名な東尋坊。柱状節理とは 柱状節理(豊岡市観光公式サイトより) こんな6角形の柱が連なる岩体。このような構造は日本中や世界中にあり、久米島の畳石、韓国済州島の大浦柱状節理、華厳の滝や北海道層雲峡などにあり、溶岩(火成岩)が冷える過程で岩体に6角形の割れ目が生じる現象をいう。 東尋坊の柱状節理は安山岩で出来ており、貫入岩体すなわち地下の岩体のひび割れに沿って溶岩が流れ込んでできたものとされている。 貫入岩のメカニズムは以下の絵のようなものだ。 貫入岩体 このように様々な形成過程がある。東尋坊はこの中のラコリス(餅盤)と言われる過程で作られたものが、風化・浸食作用によって現在の…
金沢城 もともとは本願寺の尾山御坊。尾山城と名前を変え、最終的には金沢城という名前におちつく。 城址であり天守は17世紀初頭に落雷により焼失 辰巳用水 説明にもある通り、犀川の水を逆サイフォンによって二の丸まで通している。当時の水道管は玉川用水と同じく石で作っているハズである。よくもまあ漏水を防げたものだ。
金沢東茶屋街 糸魚川から新潟、富山を抜けて石川県の金沢へ。茶屋街といだけあってお茶を喫する店が多い。 茶屋の中 茶屋遊び 中庭
第二次世界大戦の勝利により1950年代のアメリカは史上空前の好景気に沸いた。しかし今日のアメリカは相対的に弱体化したと言わざるをえない。かつてアメリカはぶっちぎりの第一位の軍事力を持つ国であり、軍事費においては二位から十位までの国の軍事費をすべて足し合わせた額が、アメリカ一国の軍事費よりも低かったという一点からでも絶対的な強さをもった国であった。 しかしながら今日においてはそうではない。中国の軍事費は年々アメリカに追いつく勢いで増加しているし、昨今のウクライナの対応を見る限りにおいてはアメリカはまるでチェンバレンのようにも見える。 アメリカはなぜこのように弱体化したのか。そもそもアメリカの強さ…
この会議は第2次ミュンヘン会談と揶揄されている。備忘録としてwikipediaのミュンヘン会談のくだりの一部を添付しておこう。フランス首相エドゥアール・ダラディエは、イギリス首相ネヴィル・チェンバレンにヒトラーを含む首脳会談の開催を提案した。チェンバレンは戦争回避のため自らドイツに出向いてヒトラーと会見する意志を固め、9月15日にベルヒテスガーデンでヒトラーとチェンバレンによる英独首脳会談が行われた。次の首脳会談までの間武力行使は行わないというヒトラーの約束をとりつけたチェンバレンは、内閣と協議するため一時帰国した。一方でフランスおよびチェコスロバキアと相互援助条約を結んでいたソビエト連邦は、…
https://www.youtube.com/watch?v=osf46rlLUOA&t=344s先崎彰容の頭の良すぎる内容を聞いてハッとしたので備忘録としてまとめておきたいと思う。●(イスラム)原理主義という言葉の持つ本来的な意味先崎過去の聖典の作られた時代を絶対的に正しい時代として理想化して(想像上の過去と理想化して)、今の社会をムハンマドの登場する以前の無秩序と混乱の時代と同様なものとして考え、すなわちアメリカの資本などを受け入れた結果、腐敗堕落している無秩序な世界になってしまっていると考え、これを一気に変えなければならないという考え方をする。そうするとここに出てくるのは革命思想であり…
1:スイス旅行記2023年編2:スイス2023年事情3:ラウターブルンネンとシルトホルン4:スイスの地層地質の話5:アイガー・エクスプレス6:カンデルシュテーク7:ゴルナグラートバーン8:グレッチャー3000とグリンデルワルト
レマン湖のモントレーから東へ数十キロの場所にGlacier3000という場所がある。ロープウェイで登るのだが、当日は風が強く運航するかどうかは職員の判断待ちだった。めでたく許可がでたので上へ。こんなつり橋があるところで下界を見下ろすのである。この日は天気が曇っており残念だった。こちらはグリンデルワルトの登山電車から。アイガーグレッチャー駅から徒歩で一駅降りるところ。ユングフラウ三山。
wikiによるとマッターホルンは【基部は堆積岩であるが山体は片麻岩で形成されている。パンゲア大陸が分裂し始めた2億年前にゴンドワナ大陸のアフリカ部分として残ったアプーリア・プレートが、1億年前に同大陸から分離しヨーロッパ大陸へ移動して乗り上げた[注釈 1]、ナッペと言われる地質構造を示す。山容はその後の氷河の作用で形成されたもので、こういった地形は氷食尖峰と呼ばれる。 】堆積岩というのは砂岩泥岩礫岩がミルフィーユ上に縦に積み重なってできた海洋由来の柔らかい地層。一方片麻岩というのは、岩石に地球レベルの巨大な温度又は圧力がかけられて、それまでの岩石の組織とは変わってしまった石のことを指す。 そう…
カートレインというものがある。車を貨物列車に乗せて運ぶサービスである。区間は約20キロ。グリンデルワルトからツェルマットに向かう最短コースはカートレインを利用することである。大きく迂回するコースや峠を越えるコースもあるけれども時間がかかる。カートレインの20キロの区間はほぼトンネルの中である。しかもトンネルの中は全くライトがなく真っ暗な闇が出口まで続く。トンネルの幅も最小限の広さで古さを感じさせる良い鉄道だが、この路線は数年後には幅も広げられより快適になるとか。個人的にはこのままのほうが味があって好きなのだが。ツェルマットは車の乗り入れを規制しているので、テッシュの町で電車に乗り換える。15分…
ロシアウクライナ戦争も1年数ヶ月経ち、そろそろ何かしらの意見を書いても良い時期になったと思う。 今回の戦争は私たち日本人にとっては対岸の火事であり傍観者という立場である。少なくとも直接戦火を交えている当事国ではない。そこは第二次世界大戦とは大きく異なる。次に今回の戦争はかつてのベトナム戦争や中東戦争とは違う。これらの戦争はアメリカとソ連という超大国から離れた地域で行われた代理戦争である。翻ってウクライナ戦争はロシアにとっては国境を接する緩衝地帯であり、その地域が親米政権になり、あろうことかNATOの加盟まで求めているという状況だ。地理的に似ている場所といえば北朝鮮である。北朝鮮はロシアと韓国の…
「無時間モデル」という造語がある。内田樹が編み出した言葉で、彼のいうことは要するこうだ。「労力に対して対価を得るのが、早ければ早いほど快感を感じる性質を持つ」と。これはネガティブな意味を込めて言っていることに留意しておこう。市場の売買を考えるとより分かりやすい。お金を払うのと同時に商品を手にできる。注文から到着までの時間が最短であるなどだ。アマゾンでほしい商品をポチる、決済が即日にされ翌日にはもう商品が届く。これが早ければ早いほど「便利な世の中」というわけだ。 なぜこんな話を冒頭にしたのかというと「アイガー・エクスプレス」がまさに無時間モデルの例としてふさわしいからだ。このロープウェイは202…
かつてバリスカン造山運動というものがあった。かつてといってもそれは今から3億年ほど前の石炭紀あたりの話。北のローラシア大陸(ユーラシア+北アメリカ)と南のゴンドワナ大陸(南アメリカ+アフリカ+インド+南極+オーストラリアなど)が衝突したとき引き起こされた。そうして出来たのが超大陸パンゲアである。さて、ローラシアとゴンドワナの衝突部分をみてみよう。現在の地形とはまるで異なるが、アフリカと北アメリカの東海岸そして西ヨーロッパからスカンジナビア半島が衝突して山脈を作った。これがだいたい石炭紀またはそれ以前に起こったという。現在でもこの造山帯あたりには山脈が連なっている。その後超大陸は分裂した。かつて…
氷河が削った谷のラウターブルンネン。切り立った渓谷に囲まれている。ここに海水が流れ込めば「フィヨルド」となる。フィヨルドは氷河期に氷河によって削られた深い谷が、温暖化にともなって海面の上昇により形成された。いわば溺れ谷だ。日本の三陸海岸はリアス海岸と呼ばれるが、これはフィヨルドではなく単なる溺れ谷である。河川によって浸食した谷が海面上昇をうけて溺れ形成されたものだ。メカニズムはラウターブルンネンもフィリヨルドもリアス式海岸もさほどかわらない。一方シルトホルンに代表される「ホルン」だが、これはカールが3つ以上形成されると出来るものだ。カールとは日本の千畳敷カールに代表されるように、氷河がけずった…
2009年とはずいぶん事情が変わっていた。今回の旅行はアパートメントに泊まり自炊をして滞在費をうかすというもの。驚くべきことに2009年のスイスフランは86円であったらしいが2023年6月現在においては153円。そして今日8月では162円となっている。 さてスイスの道路だがトンネルが本当に多くなった。しかも新しい。そしてこの国ではスピード違反は1キロオーバーから取り締まられる。私も実はやってしまった。しかも面倒なのは罰金はレンタカー会社が立て替えてくれて、手数料を加えてカード会社から引かれると思いきや、罰金の支払いは自分でスイスのHPにある支払い用サイトからクレジットカードで支払わねばならない…
スタジオジブリの映画「君たちはどう生きるか」を観た。まるで難解なオペラを観たような気分になった。私の趣味がクラシック鑑賞なのでこういう言い方しかできないのが申し訳ない。オペラ作曲家であるワーグナーの「パルジファル」や「トリスタン」などが難解なオペラの代表で、ようするに初見ではさほど面白くは感じられないということを言いたいわけだ。だがスルメのように噛めば噛むほど味が出る。見れば見るほどわかってくる。人生の経験を積めば積むほどわかってくるという、厄介なつくりになっているのである。 ということで私の現在における「君たちはどう生きるか」の感想は多分に的外れな考察が入っているものではあるが、そういう先入…
今回は円安の厳しい環境の中での海外となった。1スイスフランは152円(2023年6月現在)。物価が高いスイスでアパートメントを借りて自炊をするプランを立て臨んだ。カヤックという旅行版価格ドットコムのようなサイトで、航空券とレンタカーならびに宿を予約した。今回は直行便。ロシア=ウクライナ戦争の影響で国際線はロシア上空を飛行できなくなったため、行きの便は画像赤線のような飛行ルートとなった。帰りの便はオーストリア→ハンガリー→ルーマニア→黒海→トルコ→ジョージア→アゼルバイジャン→カスピ海→カザフスタン→中国→日本というユーラシア大陸横断ルートとなった。北極付近上空。巨大な海氷に覆われており、氷の亀…
1:ニュージーランド旅行記2:ニュージーランド物価事情3:マウントクック国立公園その14:遊覧飛行 マウントクック空港5:タスマングレイシャー・ニア・ザ・レイク6:クイーンズタウンその他7:バンクス半島とキャッスルヒル
クライストチャーチから南東にあるバンクス半島。サミットロードをずっと走るとバンクス半島の山頂から湾を見下ろすことができる。この地は複合的な楯状火山が侵食されてできたもので。中央の湾はカルデラによって陥没したところに海水が流れてできあがったものらしい。 もう一つはクライストチャーチから北西方向のアーサーズパスを目指す国道73号線の途中にあるキャッスルヒルのカルスト地形。 クライストチャーチからキャッスルヒルまでは100㎞ほどあるが、十分日帰りで楽しむことができる。
クイーンズタウンはTWIZELから車で約3時間。ここのロープウェイから山頂に登った展望台は絶景。マウンテンバイクをロープウェイに載せることもできるようだ。食事つきのロープウェイチケットもあるが、それを買わなくても展望台で軽食は買える。 この町には国際空港があり、展望台からでも着陸態勢に入っている飛行機を見ることができる。 ここで海外のSIMについて一言。NZのSIMは29NZ$で3GB。49NZ$で10GBというプランなどがある。これは30日間有効なのだが、通信の従量を使い切ってしまうと通信が完全に切れてしまうことに注意が必要だ。日本だと従量を使い切っても128KPBSくらいに通信速度が抑えら…
氷河ボートツアーの予約は現地ではなく、ハーミテージホテルにて受け付けている。クレジットカードのみである。このツアーは正味3時間ほど。午前と午後の部がある。個人的には午後の部の方がよいのではないか? マウントクックやタスマン氷河の天候は、私の行っていた2月の状況であれば、午前よりも午後の方が雲が晴れやすいような気もする。2月はサマータイム中であり、体感的には午後3時が一番暑く感じ日の入りは20時30分。 登山であれば午前中から5~6時間かけて登れば昼過ぎなので午前中の登頂がよいだろうが、氷河ボートツアーは湖水が冷たいので午前中はいささかキツイかもしれない。ボートは最大4隻ほどでているのでツアーが…
マウントクック空港は国立公園内にある。空港内には2つの遊覧飛行の会社があり、利用したのはINFLITEというほう。もう一つ会社の値段体系はわからないが、たぶん似たような価格だと思う。 遊覧飛行はヘリコプターかセスナ機かを選べるのだが、天候や人数によって変更になる。私はセスナ機でのタスマン氷河~マウントクック山を含めたコースを予約したのだが、当日の天候と風速と人数の関係があってマウントクック山のコースはナシとなり、機体もヘリコプターになった。もちろんその分の値段は割り引かれる。 空港とTWIZELの町の距離は約60㎞だが、この国では郊外の一般道では制限速度が100㎞であり、加えて信号機や交通量も…
マウントクック山国立公園の最寄りはTWIZELという名前の町である。GOOGLEMAPでの位置は↑の画面の通り。画面右上がクライストチャーチの町で、画面の左下のハートのマークが2つある箇所がTWIZEL(トワイゼル)となっている。この町にはスーパー、ガソリンスタンド、そして貸別荘やモーテルなどの宿泊施設がそろっており、旅の拠点にするにはちょうど良い場所だ。 マウントクック山の麓にもホテルはあるのことはあるのだが、麓にはスーパーがないので、結局買い出しはトワイゼルの町まで下向することになるし、ホテル料金も割高になる。こちらはマウントクック国立公園の拡大図。ハイキングコースのルートはかなりあるが、…
2023年現在、この国ではキャッシュレスが進んでいるようだ。現金よりもクレジットカードでの決済を優先する。スーパーでの買い物やレストランでの支払いは現金でもできるものの、マウントクックのハーミテージホテルのカフェなどではキャッシュレスオンリー。オプショナルツアーの料金支払いもキャッシュレスオンリー。 何よりも、ニュージーランドでは外貨両替をする場所が少なすぎる。ほぼ空港の両替場でしか受け付けていない。現地の大手の銀行で複数回チャレンジしてみたがダメだった。加えて外貨両替は手数料がかかるのでお得ではない。 物価については日本よりもおおむね高い。特に高いものが外食である。レストランでメインディッシ…
南半球のニュージーランドに行ってきました。航空券はネットアプリのカヤックを使いました。https://www.kayak.co.jp/シーズンは夏なので、オークランド経由クライストチャーチ行きの代金は往復チケットで約17万円でした。シーズンオフなら11万くらいで行けると思う。 円安が進む今日では、ホテルに外食という組み合わせは滞在費がかさむことになるので、貸別荘を借りて自炊をする計画にした。貸別荘も上記のカヤックというアプリを使って手配した。値段的には季節の変動や宿のグレードもあるから一概には言えないが、おおよそ家族4人で泊まるくらいの人数であれば、一泊1万~1万5千円には抑えられるだろう。ホ…
もう11年も前になる作品の感想を今年になって初めて見た。このアニメに関する解説や考察はネット上には無数にある。それほどこのアニメは、視聴者による解釈の幅が大きい作品であり、ストーリー上に関連する伏線やそうでない伏線なども非常に複雑に組まれた芸術的作品だと思う。このアニメに関して「これはどんな話ですか?」と他人聞かれたら答えに窮してしまう。以下に完全にネタバレを含む感想と個人的な妄想を交えた考察を書く。 このアニメは表面的には「自己犠牲による愛」をテーマにしているように見える。実際に宮沢賢治の銀河鉄道の夜のテーマは「自己犠牲による愛」がテーマにもみえてしまう。 しかし私の見方としてはそうではない…
VOL1VOL2VOL3VOL4VOL5VOL6VOL7
シーズン1の内容はほぼ書き尽くしたので、1-4から1-9はすっ飛ばし、1-10のラスト辺りを書くことにする。フォード博士の部屋に入っているシャーロットヘイル。彼女はフォードに引退を突き付ける。博士の部屋は「ヴンダーカマー」という、15~18世紀にかけてヨーロッパで作られていた、様々な珍品を集めた博物陳列室となっている。王侯貴族や学者や文人などの間で作られるようになったもので、後の博物館の前身といわれている。ヘイルがフォード博士の部屋の中で、エスカランテの再現された町のジオラマをチラ見するが、このジオラマには既に反乱を起こすホスト達が配置されている。 フランクという古いホストが演奏しているピアノ…
オープニング映像について。OPの音楽は非常に単純な旋律の構成で同じような旋律の繰り返しである。作品のテーマであるループを意識しているのだろう。 機械によってピアノ線が張られていく。これはピアノをホストに見立てているだろう。色的にピアノは白黒だし、コード通りに音楽が進行していく様はホストのコードと同じである。最初は白いホストがピアノを演奏しているが、途中から自動演奏に変わるのは、ホストの進化を表しているんだろう。もしくは人間にコントロールされている軛からホストが解放されるさまを表しているのかもしれない。 旋律的には最初暗くゆったりと流れ、途中から盛り上がり、最後は転落するような流れで終わる。この…
1-2からの解説はサラっと通したい。冒頭の「起きろドロレス、覚えているか?」はシーズン1の現在であり、埋められた拳銃を探して手に入れるところ。 その直後に列車に乗っているウイリアムが写るので、若きウイリアムがウエストワールド初来訪の時間軸と1-2の冒頭のドロレスの時間軸があたかも同じであるという錯覚を引き起こしてしまうが、これはミスリード。 あと我々はこの作品を日本語の吹き替えで観ているが、原文で観ないとわからないような言語的なトリックも隠されている。「覚えているか?」とか「覚えておけ」と日本語版ではなっているが、原文では「remenber」となっており、この単語は「覚える」と「思い出す」と両…
VOL4だというのに、まだ1-1の解説が終わらない。それだけシーズン1の内容が濃い所以だが・・・。保安官にハエがとまり不具合が発生。プレイヤーを案内したテディがバルコニーの椅子に座っているとことで顔にハエが止まる。このハエの描写についてはシーズン1ではしつこくでてくるが、シーズン2、3になるとほぼ皆無になる。今度のシーズン4ではハエのギミックが大事な要素になるようだが、シーズンに1におけるハエの意味するところは大きく2つ。一つは視聴者にミスリードをさせるためのものである。つまりハエがホストに不具合を起こさせているという錯覚をおこさせるというもの。しかし実際のハエの意味は、ホストは人だけではなく…
それにしても黒服は格好良い。シーズン2のジェームスデロスへの実験と、奥さんの最期を見ればわかるのだが、この1-1現在の黒服は、奥さんを亡くしデロスの実験も終わらせた後(あるいは直後)の苦悩が深い状態での来園である。 黒服は会社の経営への熱意は完全に失われている。シャーロットヘイルに経営を任せ、娘が言うように自分を罰したいという気持ちがあったのだろう。「お前に先に撃たせてやる」黒服はそうテディに言う。これは1-10で若きウイリアムが、傷ついて逃げたドロレスを助けるために、コンフェデラートスを皆殺しにしている時に言ったセリフと同じ。 ところが1-1では、ドロレスは黒服によって傷つき、それを阻止しよ…
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国賀海岸 その2 その3 その4 その5 国賀海岸からの景色。 船引運河 島前 島前西ノ島の外浜海水浴場には運河がある。 船引運河 この細い運河がそれである。 運河その2 大正時代に開削された運河は今も利用されている。 屋那の松原船小屋群 隠岐の舟小屋群。日本海側には写真のような船小屋がいくつもある。太平洋側にこのような小屋がないのは潮位が激しいからである。日本海は内海で外海とつながる海峡が細いため、太平洋側が満潮になり日本海に海水が流入しても、日本海全体が満たされる前に太平洋側で干潮の時間になり日本海の水は排水される。そのため日本海側は満ち引きが小さく、このような船小屋をたてても水没すること…
島前知夫村の隠岐赤壁 赤壁は火山の断面だ。赤い色はスコリアで溶岩がしぶきになって噴火したときに鉄分が空気に触れて酸化したもの。酸化鉄いわゆる赤サビの成分が含まれいる。 スコリア これがスコリアで、気の利いたカフェの庭に敷かれている。スコリアは多孔質で、これは溶岩に火山ガス(水蒸気や二酸化炭素)が含まれていて、溶岩の上昇にともない減圧される過程で発泡するからだ。炭酸飲料のフタを開けた瞬間に中身が飛び出したり、勢いよく炭酸が発生するのと原理は同じ。 スコリアは溶岩のしぶきなので、スコリア丘を作る。 大室山のスコリア丘 大室山は表面が植物に覆われているのでスコリアを直接目にすることができないが、この…
グリーンタフ グリーンタフは、海底火山活動によって生成された緑色の凝灰岩の総称。 新生代新第三紀中新世(約2000万〜1500万年前)に日本海が形成される際に、日本海側を中心に広く分布するようになった。 2000万年~1500万年前は、この図によると日本列島が大陸から分離して、東北日本と南西日本が分かれている。前者の東北地方はここから半時計周りに回転しながら移動し、後者の南西日本はここから時計周りに回転しながら移動して、二つの島はぶつかって日本列島を作ることになるのだが、そのぶつかる位置が現在の長野県になる。これがフォッサマグナの起源だ。 フォッサマグナ その2 フォッサマグナについては、また…
隠岐の島 乙女子海岸 流紋岩あるいは流紋粗面岩の乙女子海岸。隠岐諸島の地質は島前と島後では微妙に異なる。 隠岐諸島 島前と島後 島後の西海岸付近の黄色が流紋岩と粗面岩、約550万年前に噴出。 島後の東側の焦げ茶色は、地中で高温高圧にさらされた変成岩の泥質片麻岩、約2億年以上前の三畳紀のものだ。 島前の薄いピンク色は粗面玄武岩、約550万年まえに噴出。 島前の中央の黄色は粗面岩、約550万年前に噴出。 流紋岩・粗面岩・片麻岩・粗面玄武岩などの岩の名前がでてきたが、ここで学校で習う理科をおさらいしておこう。 火山岩・深成岩 ポイントは二つ。一つ目は火山岩はさっさと冷え、深成岩はゆっくり冷えるという…
隠岐汽船 隠岐諸島とは、隠岐の島からなる島後と海士町・西ノ島・町知夫村からなる島前のことを指す。船はフェリーと高速船が出ている。車で行くならフェリー一択。車をフェリーにのせるには事前予約が必要だ。が、島前の道は狭い道路もおおいので、島でレンタカーを借りたほうが良い。見どころである赤壁があるのは島前の知夫村だが、この村にもレンタカーは存在する。 あと島事情には注意が必要で、観光客が少ないシーズンや平日などは食堂などが予告なく店休になることもある。あと波が高い場合はフェリーが欠航するので、必ずしもスケジュール通りに移動できるとは限らない。実際この旅で欠航により1日足止めされた。 島前・島後は混同し…
上高地 明神池 今回はよく言えば仮説悪く言えば妄想の内容になる。 内容はタイトルの通りで、我々は二重の文化の中で生きている。ではその二つの文化とはなにか。一つは日本の文化であり、もうひとつは西洋の文化だ。 日本には大雑把にいえば歴史の中で3回ほど二重の文化の中で生きている時代があった。はじめは大和・奈良時代。それまでの倭の文化と中国の文化という二重の文化。次に明治維新。江戸以前の文化と西洋近代文化の二重の文化。最後に戦後。明治以降の日本文化とアメリカ文化という二重の文化。 今回掘り下げるのは3番目の最後の2重の文化である「戦後の二重文化」だ。 近代の西洋文化や戦後のアメリカの文化などに代表され…
隠岐赤壁(観光船から) 島根県の日本海側に浮かぶ隠岐島前の島に赤壁がある。世界でもめずらいカルデラ島。 詳細は後の記事に譲るとして、カルデラ島の形成過程は以下の通り。 1:海底火山の噴火で島が誕生 2:海底のマグマだまりが溶岩を吐き出し空洞化、陥没してカルデラ(鍋のような窪み)になる。 3:浸食が進行し、カルデラ内に海水が流れ込む。カルデラ島の完成。 ギリシャにあるサントリーニ島がこれと同じ過程で作られた。 サントリーニ島 上空からの図 特長はカルデラの外輪山(カルデラの縁にあたる尾根の部分)が残り、ほかは陥没して海水が入り込み島がリング状になった島だ。ガイドの話によれば、このような地形は世界…
東尋坊 柱状節理で有名な東尋坊。柱状節理とは 柱状節理(豊岡市観光公式サイトより) こんな6角形の柱が連なる岩体。このような構造は日本中や世界中にあり、久米島の畳石、韓国済州島の大浦柱状節理、華厳の滝や北海道層雲峡などにあり、溶岩(火成岩)が冷える過程で岩体に6角形の割れ目が生じる現象をいう。 東尋坊の柱状節理は安山岩で出来ており、貫入岩体すなわち地下の岩体のひび割れに沿って溶岩が流れ込んでできたものとされている。 貫入岩のメカニズムは以下の絵のようなものだ。 貫入岩体 このように様々な形成過程がある。東尋坊はこの中のラコリス(餅盤)と言われる過程で作られたものが、風化・浸食作用によって現在の…
金沢城 もともとは本願寺の尾山御坊。尾山城と名前を変え、最終的には金沢城という名前におちつく。 城址であり天守は17世紀初頭に落雷により焼失 辰巳用水 説明にもある通り、犀川の水を逆サイフォンによって二の丸まで通している。当時の水道管は玉川用水と同じく石で作っているハズである。よくもまあ漏水を防げたものだ。
金沢東茶屋街 糸魚川から新潟、富山を抜けて石川県の金沢へ。茶屋街といだけあってお茶を喫する店が多い。 茶屋の中 茶屋遊び 中庭
第二次世界大戦の勝利により1950年代のアメリカは史上空前の好景気に沸いた。しかし今日のアメリカは相対的に弱体化したと言わざるをえない。かつてアメリカはぶっちぎりの第一位の軍事力を持つ国であり、軍事費においては二位から十位までの国の軍事費をすべて足し合わせた額が、アメリカ一国の軍事費よりも低かったという一点からでも絶対的な強さをもった国であった。 しかしながら今日においてはそうではない。中国の軍事費は年々アメリカに追いつく勢いで増加しているし、昨今のウクライナの対応を見る限りにおいてはアメリカはまるでチェンバレンのようにも見える。 アメリカはなぜこのように弱体化したのか。そもそもアメリカの強さ…
この会議は第2次ミュンヘン会談と揶揄されている。備忘録としてwikipediaのミュンヘン会談のくだりの一部を添付しておこう。フランス首相エドゥアール・ダラディエは、イギリス首相ネヴィル・チェンバレンにヒトラーを含む首脳会談の開催を提案した。チェンバレンは戦争回避のため自らドイツに出向いてヒトラーと会見する意志を固め、9月15日にベルヒテスガーデンでヒトラーとチェンバレンによる英独首脳会談が行われた。次の首脳会談までの間武力行使は行わないというヒトラーの約束をとりつけたチェンバレンは、内閣と協議するため一時帰国した。一方でフランスおよびチェコスロバキアと相互援助条約を結んでいたソビエト連邦は、…
https://www.youtube.com/watch?v=osf46rlLUOA&t=344s先崎彰容の頭の良すぎる内容を聞いてハッとしたので備忘録としてまとめておきたいと思う。●(イスラム)原理主義という言葉の持つ本来的な意味先崎過去の聖典の作られた時代を絶対的に正しい時代として理想化して(想像上の過去と理想化して)、今の社会をムハンマドの登場する以前の無秩序と混乱の時代と同様なものとして考え、すなわちアメリカの資本などを受け入れた結果、腐敗堕落している無秩序な世界になってしまっていると考え、これを一気に変えなければならないという考え方をする。そうするとここに出てくるのは革命思想であり…
1:スイス旅行記2023年編2:スイス2023年事情3:ラウターブルンネンとシルトホルン4:スイスの地層地質の話5:アイガー・エクスプレス6:カンデルシュテーク7:ゴルナグラートバーン8:グレッチャー3000とグリンデルワルト
レマン湖のモントレーから東へ数十キロの場所にGlacier3000という場所がある。ロープウェイで登るのだが、当日は風が強く運航するかどうかは職員の判断待ちだった。めでたく許可がでたので上へ。こんなつり橋があるところで下界を見下ろすのである。この日は天気が曇っており残念だった。こちらはグリンデルワルトの登山電車から。アイガーグレッチャー駅から徒歩で一駅降りるところ。ユングフラウ三山。
wikiによるとマッターホルンは【基部は堆積岩であるが山体は片麻岩で形成されている。パンゲア大陸が分裂し始めた2億年前にゴンドワナ大陸のアフリカ部分として残ったアプーリア・プレートが、1億年前に同大陸から分離しヨーロッパ大陸へ移動して乗り上げた[注釈 1]、ナッペと言われる地質構造を示す。山容はその後の氷河の作用で形成されたもので、こういった地形は氷食尖峰と呼ばれる。 】堆積岩というのは砂岩泥岩礫岩がミルフィーユ上に縦に積み重なってできた海洋由来の柔らかい地層。一方片麻岩というのは、岩石に地球レベルの巨大な温度又は圧力がかけられて、それまでの岩石の組織とは変わってしまった石のことを指す。 そう…
カートレインというものがある。車を貨物列車に乗せて運ぶサービスである。区間は約20キロ。グリンデルワルトからツェルマットに向かう最短コースはカートレインを利用することである。大きく迂回するコースや峠を越えるコースもあるけれども時間がかかる。カートレインの20キロの区間はほぼトンネルの中である。しかもトンネルの中は全くライトがなく真っ暗な闇が出口まで続く。トンネルの幅も最小限の広さで古さを感じさせる良い鉄道だが、この路線は数年後には幅も広げられより快適になるとか。個人的にはこのままのほうが味があって好きなのだが。ツェルマットは車の乗り入れを規制しているので、テッシュの町で電車に乗り換える。15分…
ロシアウクライナ戦争も1年数ヶ月経ち、そろそろ何かしらの意見を書いても良い時期になったと思う。 今回の戦争は私たち日本人にとっては対岸の火事であり傍観者という立場である。少なくとも直接戦火を交えている当事国ではない。そこは第二次世界大戦とは大きく異なる。次に今回の戦争はかつてのベトナム戦争や中東戦争とは違う。これらの戦争はアメリカとソ連という超大国から離れた地域で行われた代理戦争である。翻ってウクライナ戦争はロシアにとっては国境を接する緩衝地帯であり、その地域が親米政権になり、あろうことかNATOの加盟まで求めているという状況だ。地理的に似ている場所といえば北朝鮮である。北朝鮮はロシアと韓国の…
1:スイス旅行記2023年編2:スイス2023年事情3:ラウターブルンネンとシルトホルン4:スイスの地層地質の話5:アイガー・エクスプレス6:カンデルシュテーク7:ゴルナグラートバーン8:グレッチャー3000とグリンデルワルト
レマン湖のモントレーから東へ数十キロの場所にGlacier3000という場所がある。ロープウェイで登るのだが、当日は風が強く運航するかどうかは職員の判断待ちだった。めでたく許可がでたので上へ。こんなつり橋があるところで下界を見下ろすのである。この日は天気が曇っており残念だった。こちらはグリンデルワルトの登山電車から。アイガーグレッチャー駅から徒歩で一駅降りるところ。ユングフラウ三山。
wikiによるとマッターホルンは【基部は堆積岩であるが山体は片麻岩で形成されている。パンゲア大陸が分裂し始めた2億年前にゴンドワナ大陸のアフリカ部分として残ったアプーリア・プレートが、1億年前に同大陸から分離しヨーロッパ大陸へ移動して乗り上げた[注釈 1]、ナッペと言われる地質構造を示す。山容はその後の氷河の作用で形成されたもので、こういった地形は氷食尖峰と呼ばれる。 】堆積岩というのは砂岩泥岩礫岩がミルフィーユ上に縦に積み重なってできた海洋由来の柔らかい地層。一方片麻岩というのは、岩石に地球レベルの巨大な温度又は圧力がかけられて、それまでの岩石の組織とは変わってしまった石のことを指す。 そう…