由美と美弥子 4351★Mikiko06/23/2025 05:55:13 AM今日は何の日 6月23日は、『ドラベ症候群の日』。 乳幼児期に発症する、難治てんかんの「ドラベ症候群」。 この難病の患者や家族で構成される『ドラベ症候群患者家族会』が制定。 日付は、世界各国で設立されて
長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,300回超。
赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。
「バーベキューって、どこでやるんすか?」「あそこだよ」 入り口の反対側が、テラスになってるんです。 家族で来たときも、そこで食べました。 3人して、テラスに出ます。 木製のテーブルと椅子、その脇にバーベキューグリルが置いてありました。「この向こう
道路脇に、ロッジの番号を描いた看板が立ってました。「あ、あそこすね」 赤鬼が、目ざとく我らがロッジ番号を見つけました。 その看板を折れると、砂利道になりました。 道が緩やかにカーブしています。 さっきの道路から、ロッジが見えないようにしているんで
この話をすると、2人とも大乗り気でした。 でも、今でもやってるかは定かではありません。 当時はスマホもなかったですから、検索も出来ませんし。 で、とりあえず行ってみることにしたんです。 うろ覚えでしたが、途中の道で記憶が蘇りました。 下の娘がトイレ
この旅館には、課の若手のマイカーに乗せてもらって来てました。 総務から、駐車場が狭いから、なるべく乗り合わせて来てほしいという通達が出てたんです。 この2人も、赤鬼の車に乗り合わせて来たそうです。 その帰り車に、わたしも乗せてもらうことにしました。
由美と美弥子 4151★Mikiko09/09/2024 05:58:01 AM今日は何の日 9月9日は、『人工内耳の日』。 『(社)人工内耳友の会ACITA/東京都中野区弥生町』が制定。 日付は、3月3日が『耳の日』、6月6日が『補聴器の日』であることから……。 9月9日を「人工内耳の日」と
■ 結局その晩は、青鬼たちの部屋に泊まりました。 布団は、一組余ってましたから。 洗面道具などは、本来の部屋に置いたままでしたが……。 この部屋には、もう一人分のアメニティが残ってました。 なに不自由なく、3人目の宿泊者として過ごすことが出来たわけで
「あん」 青鬼が、甘えるような気持ち悪い声を出しました。 陰茎は、根元まで埋もれてました。 結合部では、互いの白髪交じりの陰毛が絡み合ってます。「山さん、手、握って」 青鬼が、両手の平を広げました。 下から、わたしも手の平で迎えます。 青鬼は、
「毎晩、やってるの? 奥さんと」「まあね」「うちと同じね。 でも今日は、どちらの相方も独り寝ってことか。 なんだか申し訳ないわね。 わたしたちだけ楽しんで。 そうだ。 今度、いっしょにしない?」「一緒って?」「もちろん、夫婦同士4人でってこと。
「どれどれ」 青鬼の指先が、赤鬼の陰唇の狭間に埋もれていきます。 1本じゃありませんでした。 青鬼は束ねた指を、まるごと突っこんでました。「どこまでも入るわ」 青鬼の手首が呑みこまれました。「あ、奥にあたった」 青鬼の手首が、再び生まれて来まし
「山さん、中に出しちゃったの?」「出してないよ」「良かった。 こいつ、まだ生理があるって自慢してたから。 用もないのにね。 もう抜いた方がいいわよ。 先走りが出ちゃってるかも」「そうだな」 陰茎を引きあげます。 ねらねらと光った肉棒が、赤鬼の尻
尻を前後に揺動させます。 赤鬼の尻肉は乏しかったですが……。 弾力が失せてるおかげで、わたしの尻の可動域は十分に取れました。 亀頭の先端に、ざらざらした感触がありました。 当時はまだ、広くは知られてなかったんじゃないでしょうか。 いわゆる、Gスポッ
「じゃ、うつ伏せに寝て。 寝バックって知ってるか?」「えー、わかんなーい」 ウソに決まってます。 赤鬼は、素直に床にうつ伏せました。 しかし、貧弱な体型です。 肉が薄いので、腰の骨格が丸わかりでした。 尻肉は落ち、尻たぶの下が窪んで隈を作ってます
しかし、生で出すのは危険だと思いました。 もし、上がってるというのがウソで……。 万が一、妊娠されたらどうなるか。 この女が、あっさりと堕胎に応じるとは思えません。 結婚を迫られるかも知れません。 ヘタすりゃ家庭崩壊です。「あー、気持ちいい。
■ 揺れていました。 妻と行った松江を思い出しました。 小さな船で、堀巡りが出来るんです。 いいお天気の日でした。「山さん、気持ち悪る。 寝ながら笑ってる」 その声で、意識が現実に連れ戻されました。 船に乗っているのではありませんでした。 わ
生理があがってるという話にウソはないはずです。 亭主持ちで、しかも夫婦仲も円満らしい。 そんな女が、妊娠のリスクを冒すとは思えません。 他人妻の膣内に、精液をぶち撒けられるんです。 喜びが背筋を貫きました。 青鬼の両肩を下から掬い、引きつけます。
目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~)第437章:鬼の据え膳【老人(独白)】十数年前/温泉旅館4153 4152 4151 41504149 4148 4147 4146 4145第436章:地獄の沙汰も……【老人(独白)】十数年前/温泉旅館4144 4143 41424141 4140 4139
由美と美弥子 4141★Mikiko08/26/2024 05:47:26 AM今日は何の日 毎月26日は、『プルーンの日』。 世界ナンバーワンの生産量、販売量を誇るプルーンメーカー……。 サンスウィートの『サンスウィート・インターナショナル日本支社/東京都新宿区市谷甲良町』が、2007
陰裂は、かなり大ぶりです。 これなら、わたしの陰茎でも苦もなく呑みこむでしょう。 しかし、すぐに突っこむのは危険だと思いました。 ノーハンドフェラで、2度も崖っぷちに立たされてるからです。 このまま入れたら、先に昇天してしまうのは確実です。 それで
片手を乳首から外し、さらに深く潜らせます。 もちろん、股間へとです。 皺の寄った腹肉を越え、湯になびく陰毛を梳き、指先が陰裂に届きました。 そこは、湯よりも熱く火照ってました。 陰核も、ザクロの種のように尖ってます。 そこを指の腹で潰し、恥骨に押し
青鬼も膝を着き、桶に再び湯を汲むと自らの肩に掛け流しました。 片膝を立てた、いかにも温泉っていう格好でした。 股間が立てた腿で隠れてるのが、一層そそられました。 わたしは湯船の縁を跨ぎ越すと、青鬼に手を伸ばしました。 青鬼が手を絡ませ、湯船の縁を跨
でも、ある程度歳がいくと、こうしたリアリズムに惹かれるようになるんです。 この普通のオバサンの膣奥深く、精液をぶち撒けられるんです。 尻穴が絞られるほどの興奮を覚えました。「立って。 せっかくだから、風呂でやろう」 青鬼の手を取ってやると、青鬼は
青鬼は、両手をわたしの太腿に置いたまま挿出を始めました。 ノーハンドフェラというヤツです。 ためらいも結滞もなく、明らかに熟練したテクニックでした。 ひょっとしたら、風俗の出なんじゃないかと思ったほどです。「ストップ、ストップ。 そんなにしたら出
赤鬼とは違い、青鬼はブラを着けてました。 背中のホックを外します。 青鬼は、自らブラを剥ぎ取りました。 わたしは肌着をつけてなかったので、すでにトランクス1枚です。 互いに、腰回りの下着だけの姿になったわけです。 青鬼の手が、わたしの前に回りました
“これ”のところで、青鬼は小指を立てました。 この2人の上司の女性のことです。 青鬼赤鬼の上司と云う理由から……。 気の毒なことに、閻魔大王と呼ばれてました。 でも、年齢は部下の鬼たちよりも若く、ずっと人間らしい顔立ちをしてました。「新入社員研修の
■ 青鬼の唇から、赤鬼の乳首が転げ出ました。 赤黒く熟した実は、青鬼の唾液で濡れ光ってました。 わたしももう一方の乳首を吐き出し、赤鬼の顔を確かめます。 もう目蓋は半分落ちて、半眼の白目が覗いてました。 青鬼が、我に返ったように上体を起こしました。
「ブログリーダー」を活用して、Mikikoさんをフォローしませんか?
由美と美弥子 4351★Mikiko06/23/2025 05:55:13 AM今日は何の日 6月23日は、『ドラベ症候群の日』。 乳幼児期に発症する、難治てんかんの「ドラベ症候群」。 この難病の患者や家族で構成される『ドラベ症候群患者家族会』が制定。 日付は、世界各国で設立されて
「侑くん? 侑くんなの?」 侑人は頷きながら、チュニック、いやミニスカートの裾を持ちあげた。 勃起した陰茎がまろび出る。 そのままスカートを手放した。 布地は陰茎の根元にかかったまま、怒張を隠そうとはしなかった。 主婦が翔太の陰茎を吐き出した。
目次・ⅩⅩⅩⅩⅦ(4350~)第474章:結ばれる日【侑人】現在/主婦の部屋4357 4356 4355 4354第473章:初めての体験【侑人】現在/主婦の部屋4353 4352 4351 4350目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~4349) <TOP> 目次・Ⅰ(0001~0096)
侑人は鏡を見ないようにしながら、クローゼットの底にある衣装ケースの引き出しを引いた。 一番上に載っているものを、そっと手で包んで取り出す。 ロングストレートのウィッグだった。 地毛の長い女性が着けるには、ネットを被ったりしなければならないようだ。
「ちょっと。 翔ちゃん連れてくるんなら、そう言ってよ」「言ってたら、ちゃんと服着てた?」「着てない」「じゃ、同じじゃん。 翔太、ちょっとここで待ってて。 着替えてくるから」 翔太は、不思議そうに目を丸くしていた。 何で着替える必要があるのかと思っ
■ アナル感覚に目覚めて以来、侑人の意識にも変化が感じられた。 女っぽくなったのが、自分でもわかる。 それが、仕草や所作にも現れてしまうのだ。 教室で床に落としたシャーペンを拾ったとき、背後に視線を感じた。 振り向くと、翔太だった。「侑くん、女み
スイッチが入った。 羽音のような振動音と共に、異様な感触が腸壁に生じた。 虫に這われるみたいなむず痒さが、腸管から全身に広がっていく。「どう?」 侑人は、かくかくと頷くことしか出来なかった。「何とか言いなさい」「い……。 いぃ」「目覚めちゃっ
由美と美弥子 4341★Mikiko06/09/2025 05:51:40 AM今日は何の日 6月9日は、『たまごの日』。 鶏卵の生産と販売を手がける『㈲鈴木養鶏場/愛知県新城市』が制定。 日付は、「卵」という漢字が、数字の「6」と「9」に似て見えることと……。 盛夏を前に、卵を食べ
主婦が、侑人の股間間近に尻を落とした。 箱から引き出したコンドームのパッケージを手で切り、ゴムを取り出す。 バイブの頭に載せると、ゴムを引き下げていく。 バイブは細身なので、ゴムには弛みが出来ていた。 抜けてしまいそうだが、手で押さえれば大丈夫だろ
「ほら、入って」 主婦に背中を突かれ、折り戸を押し開く。 浴槽に湯は入っていなかった。 1人暮らしになってから、湯を張ることは滅多にないそうだ。 シャワーで済ませているとか。 このマンションは元々、1人暮らし用ではない。 ここを売って、もう少し小さい
■ 内臓が出たのかと思うほどの量だった。 身体が軽くなったみたいだ。 トイレを出ても、廊下に主婦の姿はなかった。 さっき聞いた足音の方向からして、リビングに向かったのだろう。 リビングに戻ると、案の定、主婦の姿はカウチソファーにあった。 缶ビール
携帯端末用目次目次・ⅩⅩⅩⅩⅦ(4350~)目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~4349)目次・ⅩⅩⅩⅩⅤ(4154~4248)目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~4153)目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~4054)目次・ⅩⅩⅩⅩⅡ(3858~3955)目次・ⅩⅩⅩⅩⅠ(3756~3857)目次・ⅩⅩⅩⅩ(3
目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~4349)第472章:ナルシスと遠近法【侑人】現在/主婦の部屋4349 4348 4347 4346第471章:赤と白園【侑人】現在/主婦の部屋4345 4344第470章:秘密の花園【侑人】現在/団地内の公園4343 4342 4341 43404339 4338
トイレの傍らにいるせいか、安心感があるのかも知れない。 焦燥を感じなかった。 侑人は、その場に起ちあがった。「ちょっと、外に出てみる」「ウソでしょ」「玄関前に出るだけだから。 見張ってて」 トイレ前の廊下は、そのまま玄関に繋がっている。 たた
主婦の気配が消えた。 浣腸の容器を捨てに行ったのだろう。 このままトイレに籠もって鍵を掛けてしまおうかとも思った。 しかし、主婦の言いなりになって苦痛を耐える方に魅力を感じた。 やはり自分には、Mの気があったということだ。「ほほ。 いい子ちゃんに
コメントだけを抜き出したログファイルです。※ファイルサイズが大きいので、携帯からは表示できない可能性があります。318(4341~4345) 317(4331~4340) 316(4321~4330) 315(4311~4320) 314(4301~4310) 313(4291~4300) 312(4281~42
上に着せられたのは、ベアトップというアイテムだそうだ。 初めて見た。 幅の広い腹巻きのようだった。 胸から下を覆っている。 伸縮する素材なので、ストラップなどは付いていない。 裏にカップが備わっており、平板な侑人の胸でもわずかに盛りあがって見える。
■「きのう、いいものが届いたわよ」 主婦がテレビ台の引き出しから、細長い棒状のものを取り出して来た。 近くで見ると、透明の球体が連なるかたちで棒状になっていた。 何かはすぐにわかった。 バイブだ。 しかし、主婦が前から持っているバイブよりは、だい
「ほっほっほ」 主婦が何を笑ったのかはわかる。 陰茎が、布地を押しあげているのだ。「上はむしろ、ざっくりしたのがいいかも。 あ、これでいいか」 主婦は、侑人のトレーナーとカーゴパンツを身に着けていた。 この家に遊びに来ると、すぐに着ているものを交
■ 以来、侑人はすっかり女装の虜になった。 喜んだのは主婦だった。 着せ替え人形のように、侑人にさまざまなアイテムを着せた。「あったあった」 主婦が、さっきからチェストの最下段を漁っていた。「ほら」 引っ張り出したのは、小さな矩形の布地だった
由美と美弥子 4091★Mikiko06/17/2024 05:29:27 AM今日は何の日 6月17日は、『オトのハコブネの日』。 「オトのハコブネ実行委員会」が制定。 「オトのハコブネ」は、ニッポン放送の番組『魔法のラジオ』のパーソナリティーで……。 フルート奏者の横田美穂氏を中
「もちろんです。 でも、あんまり弄られると出ちゃうかも」「童貞なんだから仕方ないわよ。 でも早いかわりに、何回でもいけるんじゃない?」「1日10回くらいいけます」「それはやりすぎよ。 痛くなっちゃうでしょ」「大丈夫。 口でやってもらってるから」「ち
み「美しき田園風景じゃ。 でも絶対、冬はタイヘン」ハ「夏は暑いやろしな。 どっちゃの方角から吹く風も……。 山からの吹き下ろしになる。 常時、フェーン現象や」み「会津に幸あれ……」み「これよこれ。 トンネル。 こうやって、山をショートカットし
スクールシャツに重ねようとしたとき、主婦が手を伸ばしてきた。「それ、ちょうだい」 主婦の手に、白い布地を委ねる。 主婦は布地を引き寄せると、それで鼻を覆った。「いい匂い」 ほんとうの変態なのかも知れない。「続けて」 ベルトを解き、ファスナー
「お金じゃないですって」「じゃ、何なのよ?」「やらせてください」「は?」「奥さんとやりたいんです」「呆れた。 最近の子供って、みんなこんななの? 中坊とヤッたりしたら……。 わたしの方が犯罪者じゃない」「バレなきゃ犯罪になりませんよ」「口だけは
「おそらくご両親は……。 離婚させて、別のお嫁さんを迎えたいんだと思う。 最近はね、その方が、夫にとってはもちろん……。 わたしにとってもいいんじゃないかって思えてきた。 やり直すには、最後のチャンスに近い歳だし」 主婦の饒舌は、口を挟む隙もないほ
侑人は、軽く会釈して扉を入った。 一瞬、自分の家かと錯覚しそうになった。 間取りが同じなのだろう。「お邪魔します」 自分で言って可笑しくなった。 主婦にとっては、ほんとうに“邪魔者”なのだから。 通学用のローファーを脱ぎ、廊下にあがった。 靴
この『単独旅行記Ⅶ・総集編(10)』は、『単独旅行記Ⅶ(091)』から『単独旅行記Ⅶ(100)』までの連載を、1本にまとめたものです。み「あの大木は、サクラだな」ハ「♬春~高楼の~花の宴~。 ちゅうこっちゃな」み「実際に落城した跡だから……。 身に沁みる
侑人たちの部屋のある階に着いた。 侑人は『開』ボタンに手を伸ばし、身を避けた。「どうぞ」「ありがとう」 主婦に続き、エレベーターを出る。 主婦が、自室の前に立った。 侑人の家は、その向こうだった。 主婦はアルカイックな微笑みを浮かべ、侑人に軽く
み「うむ。 これが一般車両じゃないことは……。 火を見るより明らかじゃ」ハ「当たり前や。 いや。 待ったれや。 バスはバスやが……。 こいつ、高速やないで。 路線バスや」ハ「『坂下(ばんげ)営業所』行きや」み「あんな行き先表示板、よく見えるな
■ 翌日。 侑人は、いつもの時間にマンションに帰ってきた。 今日は、母親とどんな体位で交わろうかと考えながら。 もちろん、股間は凝りっぱなしだった。 エントランスを入ろうとしたとき、駐輪場の方から歩いてくる女性が目に入った。 間違いない。 あの隣
■ 侑人は部屋のベッドに仰向き、スマホを眺めていた。 家族3人の夕食を終えた後だった。 母親は、キッチンで洗いものをしているだろう。 父親はダイニングテーブルで、お茶を飲みながら新聞を読んでいるはずだ。 俯瞰で見れば、何の変哲もない平和な家庭の風景だ
いいではないか。 もう万里亜には、何を見られても構わない。 薫とは性交までした関係だ。 奈美の指は、高速のオーバルを描き始めた。 万里亜の口角が吊りあがった。 薫を抱えていない手が、薫の陰茎に掛かった。 もちろんそこは、弓のように反り返っていた。
万里亜は、こちらを向いて椅子に座っていた。 しかし、第二幕が始まったわけではないようだ。 対岸の窓に客の気配がなかった。 万里亜は、窓のすぐ向こうに座っているのだ。 対岸の客に見せる舞台ではないだろう。 それならこれは……。 奈美たちだけに見せる
由美と美弥子 4081★Mikiko06/03/2024 05:47:25 AM今日は何の日 6月3日は、『もろみみその日』。 「もろみみそ」の日本有数の生産量を誇る……。 『㈱ますやみそ/広島県呉市』が制定。 日付は、『も「ろ(6)」「み(3)」』と読む語呂合わせから。 身体に良い
だが、激しく興奮していたのは、奈美だけではなかった。 慣れているように見えた侑人も、このシチュエーションには翻弄されていたのだ。「ダメだ。 もう出る」 侑人は、再び片足を座面に踏みこんだ。 陰茎を支え、奈美の顔面に向ける。 射出口の鈴穴が膨れた
み「お、ここだな。 もしここじゃなかったら、詐欺だぞ」ハ「ここ以外あるかい」ハ「時刻表やな。 なんや、貼り紙だらけやないか」み「コロナ以降……。 どの便も減便になってるんだよ。 会津から新潟に行く便は……。 わたしの乗る14:45分の1本だけ」ハ
ワンピースの肩を剥がされた。 ブラのストラップも一緒に浚われ、カップが落ちかける。 とっさに押さえた腕を掴まれ、引き離される。 腕からワンピとブラを手繰り取られた。 ワンピは透けない生地なので、下にはブラしか着けて来なかった。 上半身が丸裸になった
侑人は、突きつけた陰茎を扱き始めていた。「もう出るかも」「止めて!」「だったら脱いで」 侑人が手を止めた。 半分皮を被った亀頭の先に、射出口が黒々と穿たれていた。 まだ子供の形状の性器だが、その機能はすでに大人のものなのだ。 そこから射出される
■ 舞台の照明が徐々に弱まり、やがて暗転した。 一幕が終わったようだ。 対岸の個室では、客の入れ替えがあるのか……。 扉の開け閉めされる音が聞こえて来た。 目の前のガラス窓が明るくなり、再び水槽が投影された。 奈美は、自分が前のめりの姿勢になってい