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長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,300回超。

赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。

Mikiko
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2016/03/05

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  • 由美と美弥子 4166

    「バーベキューって、どこでやるんすか?」「あそこだよ」 入り口の反対側が、テラスになってるんです。 家族で来たときも、そこで食べました。 3人して、テラスに出ます。 木製のテーブルと椅子、その脇にバーベキューグリルが置いてありました。「この向こう

  • 由美と美弥子 4165

    道路脇に、ロッジの番号を描いた看板が立ってました。「あ、あそこすね」 赤鬼が、目ざとく我らがロッジ番号を見つけました。 その看板を折れると、砂利道になりました。 道が緩やかにカーブしています。 さっきの道路から、ロッジが見えないようにしているんで

  • 由美と美弥子 4164

    この話をすると、2人とも大乗り気でした。 でも、今でもやってるかは定かではありません。 当時はスマホもなかったですから、検索も出来ませんし。 で、とりあえず行ってみることにしたんです。 うろ覚えでしたが、途中の道で記憶が蘇りました。 下の娘がトイレ

  • 由美と美弥子 4163

    この旅館には、課の若手のマイカーに乗せてもらって来てました。 総務から、駐車場が狭いから、なるべく乗り合わせて来てほしいという通達が出てたんです。 この2人も、赤鬼の車に乗り合わせて来たそうです。 その帰り車に、わたしも乗せてもらうことにしました。

  • コメントログ299(4151~4160)

    由美と美弥子 4151★Mikiko09/09/2024 05:58:01 AM今日は何の日 9月9日は、『人工内耳の日』。 『(社)人工内耳友の会ACITA/東京都中野区弥生町』が制定。 日付は、3月3日が『耳の日』、6月6日が『補聴器の日』であることから……。 9月9日を「人工内耳の日」と

  • 由美と美弥子 4162

    ■ 結局その晩は、青鬼たちの部屋に泊まりました。 布団は、一組余ってましたから。 洗面道具などは、本来の部屋に置いたままでしたが……。 この部屋には、もう一人分のアメニティが残ってました。 なに不自由なく、3人目の宿泊者として過ごすことが出来たわけで

  • 由美と美弥子 4161

    「あん」 青鬼が、甘えるような気持ち悪い声を出しました。 陰茎は、根元まで埋もれてました。 結合部では、互いの白髪交じりの陰毛が絡み合ってます。「山さん、手、握って」 青鬼が、両手の平を広げました。 下から、わたしも手の平で迎えます。 青鬼は、

  • 由美と美弥子 4160

    「毎晩、やってるの? 奥さんと」「まあね」「うちと同じね。 でも今日は、どちらの相方も独り寝ってことか。 なんだか申し訳ないわね。 わたしたちだけ楽しんで。 そうだ。 今度、いっしょにしない?」「一緒って?」「もちろん、夫婦同士4人でってこと。

  • 由美と美弥子 4159

    「どれどれ」 青鬼の指先が、赤鬼の陰唇の狭間に埋もれていきます。 1本じゃありませんでした。 青鬼は束ねた指を、まるごと突っこんでました。「どこまでも入るわ」 青鬼の手首が呑みこまれました。「あ、奥にあたった」 青鬼の手首が、再び生まれて来まし

  • 由美と美弥子 4158

    「山さん、中に出しちゃったの?」「出してないよ」「良かった。 こいつ、まだ生理があるって自慢してたから。 用もないのにね。 もう抜いた方がいいわよ。 先走りが出ちゃってるかも」「そうだな」 陰茎を引きあげます。 ねらねらと光った肉棒が、赤鬼の尻

  • 由美と美弥子 4157

    尻を前後に揺動させます。 赤鬼の尻肉は乏しかったですが……。 弾力が失せてるおかげで、わたしの尻の可動域は十分に取れました。 亀頭の先端に、ざらざらした感触がありました。 当時はまだ、広くは知られてなかったんじゃないでしょうか。 いわゆる、Gスポッ

  • 由美と美弥子 4156

    「じゃ、うつ伏せに寝て。 寝バックって知ってるか?」「えー、わかんなーい」 ウソに決まってます。 赤鬼は、素直に床にうつ伏せました。 しかし、貧弱な体型です。 肉が薄いので、腰の骨格が丸わかりでした。 尻肉は落ち、尻たぶの下が窪んで隈を作ってます

  • 由美と美弥子 4155

    しかし、生で出すのは危険だと思いました。 もし、上がってるというのがウソで……。 万が一、妊娠されたらどうなるか。 この女が、あっさりと堕胎に応じるとは思えません。 結婚を迫られるかも知れません。 ヘタすりゃ家庭崩壊です。「あー、気持ちいい。

  • 由美と美弥子 4154

    ■ 揺れていました。 妻と行った松江を思い出しました。 小さな船で、堀巡りが出来るんです。 いいお天気の日でした。「山さん、気持ち悪る。 寝ながら笑ってる」 その声で、意識が現実に連れ戻されました。 船に乗っているのではありませんでした。 わ

  • 由美と美弥子 4153

    生理があがってるという話にウソはないはずです。 亭主持ちで、しかも夫婦仲も円満らしい。 そんな女が、妊娠のリスクを冒すとは思えません。 他人妻の膣内に、精液をぶち撒けられるんです。 喜びが背筋を貫きました。 青鬼の両肩を下から掬い、引きつけます。

  • 目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ

    目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~)第437章:鬼の据え膳【老人(独白)】十数年前/温泉旅館4153 4152 4151 41504149 4148 4147 4146 4145第436章:地獄の沙汰も……【老人(独白)】十数年前/温泉旅館4144 4143 41424141 4140 4139 

  • コメントログ298(4141~4150)

    由美と美弥子 4141★Mikiko08/26/2024 05:47:26 AM今日は何の日 毎月26日は、『プルーンの日』。 世界ナンバーワンの生産量、販売量を誇るプルーンメーカー……。 サンスウィートの『サンスウィート・インターナショナル日本支社/東京都新宿区市谷甲良町』が、2007

  • 由美と美弥子 4152

    陰裂は、かなり大ぶりです。 これなら、わたしの陰茎でも苦もなく呑みこむでしょう。 しかし、すぐに突っこむのは危険だと思いました。 ノーハンドフェラで、2度も崖っぷちに立たされてるからです。 このまま入れたら、先に昇天してしまうのは確実です。 それで

  • 由美と美弥子 4151

    片手を乳首から外し、さらに深く潜らせます。 もちろん、股間へとです。 皺の寄った腹肉を越え、湯になびく陰毛を梳き、指先が陰裂に届きました。 そこは、湯よりも熱く火照ってました。 陰核も、ザクロの種のように尖ってます。 そこを指の腹で潰し、恥骨に押し

  • 由美と美弥子 4150

    青鬼も膝を着き、桶に再び湯を汲むと自らの肩に掛け流しました。 片膝を立てた、いかにも温泉っていう格好でした。 股間が立てた腿で隠れてるのが、一層そそられました。 わたしは湯船の縁を跨ぎ越すと、青鬼に手を伸ばしました。 青鬼が手を絡ませ、湯船の縁を跨

  • 由美と美弥子 4149

    でも、ある程度歳がいくと、こうしたリアリズムに惹かれるようになるんです。 この普通のオバサンの膣奥深く、精液をぶち撒けられるんです。 尻穴が絞られるほどの興奮を覚えました。「立って。 せっかくだから、風呂でやろう」 青鬼の手を取ってやると、青鬼は

  • 由美と美弥子 4148

    青鬼は、両手をわたしの太腿に置いたまま挿出を始めました。 ノーハンドフェラというヤツです。 ためらいも結滞もなく、明らかに熟練したテクニックでした。 ひょっとしたら、風俗の出なんじゃないかと思ったほどです。「ストップ、ストップ。 そんなにしたら出

  • 由美と美弥子 4147

    赤鬼とは違い、青鬼はブラを着けてました。 背中のホックを外します。 青鬼は、自らブラを剥ぎ取りました。 わたしは肌着をつけてなかったので、すでにトランクス1枚です。 互いに、腰回りの下着だけの姿になったわけです。 青鬼の手が、わたしの前に回りました

  • 由美と美弥子 4146

    “これ”のところで、青鬼は小指を立てました。 この2人の上司の女性のことです。 青鬼赤鬼の上司と云う理由から……。 気の毒なことに、閻魔大王と呼ばれてました。 でも、年齢は部下の鬼たちよりも若く、ずっと人間らしい顔立ちをしてました。「新入社員研修の

  • 由美と美弥子 4145

    ■ 青鬼の唇から、赤鬼の乳首が転げ出ました。 赤黒く熟した実は、青鬼の唾液で濡れ光ってました。 わたしももう一方の乳首を吐き出し、赤鬼の顔を確かめます。 もう目蓋は半分落ちて、半眼の白目が覗いてました。 青鬼が、我に返ったように上体を起こしました。

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