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  • 佐野の桃を描く

    ◇夏の果物の王者桃を描くclesterF6(中目)妻の親友Kさんが地元(と言っても近くの佐野市)の桃を1箱送って下さった。普段こんなに大量も桃を手②することはないので、折しも帰省中の娘家族と一緒にいただく前にセザンヌのリンゴ程ではないものの5個の桃を皿に盛って描いた。何といっても特別に配慮された枝葉付の桃はなかなか得難いモチーフで、急いで描き上げた。桃独特の柔毛は白色のガッシュを加えるとそれらしくなるのであるが、今回は省略した。盛った皿の文様や色は省略した。背景色はセルリアンブルーとサップグリーンの混色である。(以上この項終わり)佐野の桃を描く

  • 弘中惇一郎の『生涯弁護人・事件ファイルⅠ』

    ◇『生涯弁護人・事件ファイルⅠ』著者:弘中惇一郎2021.11講談社刊作者は著名な弁護士である。世間の注目を浴びた事件の裁判で弁護人に名を連ねていた。今回の事件ファイルⅠは彼が弁護人として担当したそれら大型事件をグループ分けし、事件の特性と共通点などを整理し、問題点を指摘している。村木厚子事件、小沢一郎事件、ロス疑惑事件などを手掛け「無罪請負人」と呼ばれた著者が、日本の検察庁の特性を厳しく指弾し、衆愚におもねるマスメディアを叩き、真実に迫る弁護活動の姿が詳述される。現場百遍、情報は足でかせぐなど警察の刑事と同じ理屈で真相に迫るのが弁護人が勝利する近道だということが良く分かる。そして裁判の成功か否かは、被告人と信頼関係が築けるか否かにかかっているとする。第一章国策捜査との闘い<村木厚子事件>代表的な冤罪事件...弘中惇一郎の『生涯弁護人・事件ファイルⅠ』

  • 福田和代の『怪物』

    ◇『怪物』著者:福田和代2011.6集英社刊人間を骨ごと溶かす身もよだつような怪物を追い詰めた刑事。ミイラ取りがミイラになったというか、自らが怪物と化してしまった物語。何かしらホラーっぽい不思議な小説である。定年まであと1か月という老刑事香西武雄。死の匂いを嗅ぐという異能を持ち何度も事件解決のきっかけを作ってきたが、自分の特異な能力は未だに同僚にも明かしたことはない。定年退職を目前に控えて未解決事件が気がかりである。一つは15年前に起きた「くるみちゃん誘拐殺害事件」。もう一つは10日前から行方不明になっている橋爪という男の失踪届の事案。香西は幼い女児を殺し焼いた残虐な犯人と目する男堂島昭の部屋で”死の匂い”を嗅いだ。間違いなくこの部屋でくるみちゃんは殺害された。この男は警察官僚の子弟ということで早くに捜査...福田和代の『怪物』

  • 上田秀人の『崩落』禁裏付雅帳<三>

    ◇『崩落禁裏付雅帳<三>』著者:上田秀人2016.10徳間書店刊(徳間文庫)禁裏付雅帳シリーズ(全12巻)の一冊。江戸時代の時代小説では朝廷と幕府の駆け引きは大政奉還前後の時期以外なかなかお目にかからない。禁裏付というのは朝廷(禁裏)の内証監査と公家の非違監察のために置かれた役職である。朝廷の位置する京都という地には京都所司代と東西町奉行所が置かれ朝廷内部の事件の捜査などは禁裏付が処理した。禁裏付雅帳シリーズの主役は五百石の旗本である東城鷹矢が若輩ながら役高千石の禁裏付に任じられ、格上の町奉行所、京都所司代、異質の文化に満ちた公家社会に翻弄されながら役目を果たしていく物語。背景には九代将軍家重、十代将軍家治の寵臣として権威を手中にした田沼意次が第十一代将軍家斉によって放逐され、代わって権力を手にした松平定...上田秀人の『崩落』禁裏付雅帳<三>

  • 水彩画教室でドクダミとクリスマスローズの花を

    ◇籐の籠に盛ったドクダミとクリスマスローズの花clesterF4中目clesterF4中目先週の水彩画教室では籐の籠に盛った花を描くことがテーマでした。花はこの時期いろいろありますが主たる狙いは籐の籠ということで、花は二の次という感じで、いろんな種類がありましたが、私はドクダミとクリスマスローズを選びました。いずれも白か淡い緑色のために背景色をどうするかが決め手で、花はマスキングで白を生かすことにしました。背景色をあまり濃くするわけにもいかず、花を浮き上がらせるつもりが何となく中途半端な仕上がりとなってしまいました。(以上この項終わり)水彩画教室でドクダミとクリスマスローズの花を

  • 家庭菜園のトマト栽培2022<4>

    ◇今年のトマトは不作かも第二果の着果を見て2回目の追肥をやったあと辺りから数本の木にうどん粉病の兆候があり、あわてて重曹の千倍液を噴霧したのですがこと既に遅く、周辺の木にも伝染しました。葉は下枝から順に枯死しました。おまけに2本の木が多分夜盗虫(地もぐり虫)にやられ枯死しました。毎年同じところに連作している弊害が一挙に出た感じです。来年はしばらくほかの葉物など作ってみようかと思っています。大きくなったトマトも高温が続く猛暑でも赤く熟すのが遅い感じがします。以上我が家の家庭菜園のトマト生育状況の報告でした。(final)実はそこそこに大きくはなったがうどん粉病の葉は萎れてはじめて赤くなったホーム桃太郎夜盗虫の被害を受けた木(以上この項終わり)家庭菜園のトマト栽培2022<4>

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