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2016/01/11

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  • とうとう古代史書の記述にまで文句をつけだした自民党のイキり政治屋たち

    自民党の参院議員 山本ともひろ がこんなツイートをしている。 午前、自民党文科部会を開催。九州大学の川本芳昭名誉教授から「邪馬台国・卑弥呼の呼称と国号日本との関係」と題して講演して頂き、邪(よこしま)、卑(いやしい)は、当時の中国が周辺国を文明が劣ったものとして蔑称の意味でそれらの文字を当てたことが良く分かりました。今後どうすべきか考えます! pic.twitter.com/HbyjyATXzU — 山本ともひろ? (@ty_polepole) April 28, 2022 どうやら中国史書『三国志』の「魏書東夷伝倭人条」(いわゆる「魏志倭人伝」)における日本についての記述が侮蔑的だと怒ってい…

  • いまだに戦争すらやめられない人類は宇宙人の侵略より自滅を恐れるべき

    NASAが今、地球と人類に関するさまざまな情報を含んだメッセージを宇宙に向けて送信しようとしている。 同じようなものとしては1974年に送信された「アレシボ・メッセージ」というのがあるが、今回はより詳しい情報、たとえば地球上の生命の生化学的構造、人類の男女の姿、地球の大陸や地形の特徴、銀河系内における太陽系と地球の位置情報などが含まれている。 画像出典:[1] 興味深い試みではあるが、仮にメッセージを受信する者がいたとしても彼らがメッセージの内容を理解できるかどうかはわからないし、そもそも相手は近くても数十光年から数百光年の彼方にいるのだろうから、返事が返ってくるのは百年から千年も先の話だろう…

  • 宇都宮太郎日記に見る堤岩里虐殺事件の隠蔽過程

    1919年4月15日、朝鮮独立を求める3・1運動への弾圧の過程で、日本軍による堤岩里(京畿道水原郡)虐殺事件が起きた。 1919年4月15日、提岩里虐殺事件。三・一運動の鎮圧をはかる日本の憲兵隊が京畿道の堤岩里(チェアムリ)で、村人をだまして教会に集め出入口を塞いだ上で銃を乱射し放火、23人を虐殺。近隣での死者は1000名に及んだ。司令官の宇都宮太郎が事件を隠蔽したことが2007年に発見された日記により判明する。 pic.twitter.com/FGlFdupMMo — 計都 (@artscape_tha) April 15, 2022 もう少し詳しい経過は以下の通り。[1] 三一運動にたいす…

  • 中国で残虐行為に手を染めた元兵士たちの晩年

    前回記事で紹介したような、中国戦線で様々な残虐行為に手を染めてきた兵士たちは、その後どんな人生を送ったのだろうか。 敗戦後には連合軍によるBC級戦犯裁判が行われたが、中国での戦争犯罪に関する裁判は極めて限定的なものでしかなかった。いかに被害が甚大であっても、個々の事件について犯人を個人として特定できる証拠がほとんど残されていなかったためだ。中国国民政府による裁判で訴追された日本人戦犯はわずか883人、うち有罪判決を受けた者は504人しかいない。しかも服役者のすべてが、国共内戦による混乱の中、1949年2月には日本に送還されている。[1] 南京大虐殺に関してさえ、有罪(死刑)判決を受けた者は、東…

  • 敗戦の翌年、中国での残虐行為を自慢していた元兵士

    記事の趣旨からずれるので前回記事では取り上げなかったのだが、『砕かれた神』の著者渡辺清氏は、敗戦の翌年、中国帰りの元兵士が自分の犯罪行為を自慢気に語る場面に遭遇している。[1] 1946年3月11日の日記: 夕じゃ(二時ごろの食事)に帰ったら、川端の火じろ端に宮前のほうの博労ばくろうが二人お茶を飲んでいた。肥った赤ら顔のじいさんと、こびんに大きな火傷の痕のある反っ歯の男だ。川端の種牛を見にきたらしく、はじめは牛の値がどうのこうのいっていたが、そのうちに戦争の話になっていった。おれは上がり框かまちに腰かけて夕じゃをよばれながら、反っ歯がじいさんにこんなことを自慢げに話しているのを聞いた。 「上海…

  • 天皇制との見事な決別 ― 渡辺清『砕かれた神』

    著者の渡辺清氏は1925年生まれ。16歳で自ら志願して海軍に入隊、大和と並んで世界最大最強と謳われた戦艦武蔵に乗り組んで米軍と戦った。 武蔵は1944年10月に撃沈されたが渡辺氏はかろうじて生き残り、その後配属された駆逐艦の艦上で8月15日の敗戦を迎えた。この日のことを、氏はある対談で次のように語っている。(『現代の眼』1962年12月号) 敗戦は挫折というよりも、ナメクジに塩をかけると溶けますが、あんなふうに自分自身が崩れていく実感がありました。 この書は、渡辺氏が故郷の村に復員した1945年9月から翌4月までの日記を収録したものだが、純粋に「現人神」昭和天皇を信仰する軍国少年のまま帝国軍人…

  • ロシア軍の民間人虐殺は非難し日本軍のそれは擁護する小林よしのりのご都合主義

    ロシア・ウクライナ戦争に関して、小林よしのりがまたしょーもないことを書いている。[1] ロシア軍の非道・残虐さはものすごい。 武器を持たない民間人に、容赦なく発砲しているし、都市が廃墟と化している。 どれだけの人数が虐殺されたか分からない。 (略) ウクライナ人はすでに1000万人が国外に脱出した。 女子供が大半のようだ。 ロシア兵は侵略した地で、何をやっているか分かったもんじゃない。 ロシア軍の残虐行為は戦争犯罪そのものだし、そもそもウクライナに軍事侵攻したロシアが行っているのは違法な侵略戦争である。 民間人の殺戮など許されないのは当然のことだが、では小林は同じことをしていた中国の日本軍につ…

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