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2016/01/11

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  • 言葉の暴力は人を殺す

    女子プロレスラーの木村花さん(22)が23日に死亡していたことが報じられた。SNSでの誹謗中傷に追い詰められた末の自死だという。 www.nikkei.com 捜査関係者によると、室内には母親らに宛てて「ごめんね。産んでくれてありがとう」などと、謝罪や感謝の気持ちを記したメモが残されていた。(略) 3月末に配信された番組では、木村さんの試合用のコスチュームを間違って洗ってしまった別の出演者に憤ったシーンが流された。SNS(交流サイト)で「二度とテレビに出ないでください」「早く消えてくれよ」などの心ないメッセージが、相次いで木村さん宛てに送られる事態となった。 木村さんは23日未明、写真共有アプ…

  • 大真面目な「皇位の安定継承」議論が面白くだらない

    いま東京新聞で、「代替わり考 皇位の安定継承」と題して、「皇室の歴史や法制度に詳しい識者の意見」が紹介されている。男系男子の皇族のみが皇位を継承できるとする現在の皇室典範のままだと、「将来は安定的な皇位継承が危ぶまれ、天皇家と三つの宮家は後継者不在で絶家となる」[1]という危機感からだ。 画像出典:[1] 今日までの連載で、女性天皇容認論(小田部雄次 静岡福祉大名誉教授[1]、河西秀哉 名古屋大准教授[3])、旧宮家復活論([2]百地章 日大名誉教授)、男子優先だが無理なら女性天皇も認める折衷論(所功 京都産業大名誉教授[4])と、この問題に関するだいたいの論点が出揃っている。 なお、議論の対…

  • 新型コロナウイルスの武漢研究所起源説はホワイトハウスで作られた

    米トランプ政権は、新型コロナウイルスが武漢のウイルス研究所から発生したとして、中国を激しく非難してきた。 Bloomberg (2020/5/4): 新型コロナの起源は武漢の研究所と米国務長官-トランプ氏も批判 ポンペオ米国務長官は3日、ABCの報道番組で新型コロナウイルスの発生源について中国湖北省武漢市の研究所であることを示す「膨大な証拠」があると指摘した。だが、その主張の裏付けは示さなかった。 同長官はABCの「ジス・ウィーク」で、「武漢の研究所が起源であることを示す膨大な証拠がある」と説明。新型コロナが人工的につくられたとは言及せず、遺伝子組み換えや人工的なものではないとする米国家情報長…

  • 【検察庁法改悪】安倍がいまどうしてもやりたい理由、そして元検事総長らの反対意見書に見る強烈な皮肉と危機感

    検察庁法改正案の目的は黒川を検事総長にすることと検察を政権の支配下に置くこと 改正案の仕組みと問題点 検察OBによる反対意見書が指摘する危険性 「恥ずべき事件」を利用してのし上がってきた黒川弘務 法案と黒川の定年延長が関係ないという主張はミスリード 検察庁法改正案の目的は黒川を検事総長にすることと検察を政権の支配下に置くこと いま安倍政権が無理やり国会を通そうとしている「検察庁法改正案」だが、何がその目的なのかは普通に考えれば明白だろう。第一に、安倍晋三が自身の逮捕投獄を避けるために手下の黒川弘務を何としても検事総長にしたいということ、そして第二に、内閣が検察官の人事に介入できるようにすること…

  • 福島で置き去りにされた動物たちの悲劇

    いま東京新聞で、写真家豊田直巳氏が原発事故後の福島を取材した記録「ふくしまの10年・行ける所までとにかく行こう」が連載されている。3月13日、豊田氏らは無人となった双葉厚生病院を訪れているが、恐ろしいことに、ここでは毎時1,000 μSvまで計測できる線量計が振り切れてしまったという。仮に1,000 μSvちょうどだったとしても、わずか1時間で一般人の年間被曝上限1mSvに達し、数時間いれば原発労働者がガンを発症した場合に労災認定される被曝線量5mSvに達してしまう。ちなみに、日本の自然放射線量は平均で毎時0.1 μSv程度なので、実に日常の1万倍以上の線量だ。www.tokyo-np.co.…

  • ホロコースト博物館長の警告

    ホロコースト博物館が提供する警察官教育プログラム 日本の警察官教育はヘイトを植え付けるカルト教育 反省なき国はまた過ちを繰り返す ホロコースト博物館が提供する警察官教育プログラム 今年1月27日はソ連軍によるアウシュヴィッツ強制収容所の解放から75年目の節目ということで、この日に合わせてホロコースト関連の新しい記事がいくつか出ている。 その中で、クーリエ・ジャポン掲載の、ホロコースト記念博物館(米ワシントン)館長サラ・ブルームフィールド氏へのインタビュー記事が興味深い内容だったので引用する。 ホロコースト博物館館長が“ファシズムの前兆”に警鐘を鳴らす「ナチスは突然、空から降ってきたわけではない…

  • 「自粛警察」の心理は関東大震災時の自警団のそれに近い

    コロナ自粛によるイライラが募るなかで、「自粛ポリス」とか「自粛警察」と呼ばれる人たちの異常行動が頻発している。 www.sankeibiz.jp 「うるさい。こっちはコロナでイライラしているんだ」。休校中の4月、友人数人で公園内のグラウンドでサッカーをしていた東京都内の男子高校生(16)は、高齢の男性から注意を受けた。その数日後には、「サッカーをやっている人がいる」と通報があり警察官が駆けつけた。 その場には男子高校生ら以外に人はおらず、大声も出していなかった。「やめろと強制はできないが、注意をしてくださいといわれた」と警察官。「サッカーをしていただけで通報されるなんて、監視されているみたいで…

  • あの検査ルールは「ある意味」とても良くできている

    前回記事で見たように、「帰国者接触者相談センター」のマニュアルで使われている検査ルールはとんでもない代物だった。事実上、既に重症化していて入院しなければ命が危ないような状態でなければ検査してもらえないのだから、疑わしい症状に苦しむ患者やそうした患者を抱える現場の医師から見れば、犯罪的でさえある。 しかし、別の立場の人間から見れば、この検査ルールは実に良くできているのではないか。 ステップ2で引用されている「COVID-19擬似症届出基準」を見ると、濃厚接触歴や渡航歴がない者は「一般に認められている医学的知見に基づき、集中治療その他これに準ずるものが必要」でない限り検査は受けさせないとしている。…

  • 「帰国者接触者相談センター」のマニュアルがひどすぎて検査にたどり着けない

    厚労省、ようやく受診目安の見直しへ 相談から検査までのフローを示すマニュアルの内容 ステップ1:発熱4日ルール ステップ2:厚生労働省令で定める「擬似症」基準 ステップ3:健康安全課での再チェック これでは関門が多すぎて検査までたどり着けない 厚労省、ようやく受診目安の見直しへ いまごろになって、ようやく厚労省は新型コロナウイルス感染症の受診目安を見直すのだという。(東京新聞5/5朝刊) www.tokyo-np.co.jp 新型コロナウイルス感染症の相談・受診の目安を巡り、厚生労働省が「三七・五度以上の発熱が四日以上続いた場合」などとしてきた項目を見直す方針を固めたことが、関係者への取材で分…

  • 「自民に懲りて維新になびく」― 何度でも詐欺に引っかかる人たち

    コロナ危機対応のあまりのグダグダさによって、さすがに間抜けな日本人にも安倍の無能さが隠しきれなくなってきている。なにしろ他国より2ヶ月近くも時間的余裕があったのに、オリンピック開催に執着して全部無駄にしたあげく、たった2枚の布マスクの配布さえまともにできないのだから当然の話だ。 マスク2枚配布というそもそも糞のようなプランを、実行するのに死ぬほど苦労して、虫は出てくるわ、謎の第4の企業は出てくるわ、とうとう安倍の汚職の可能性まで出てきて、目も当てられない始末。 — 哲夫:反ファシズム (@bbtetsuo) April 25, 2020 安倍政権版シン・ゴジラ、ゴジラが東京を蹂躙している最中に…

  • もし憲法に緊急事態条項があったら政府のコロナ対策はどうなっていたか

    現行憲法のままでも私権制限を含むコロナ対策は可能 前回記事で説明したとおり、安倍が改憲で導入をもくろむ緊急事態条項は問題があるとか危険とかいうレベルを軽々と越えて、もはや邪悪としか言いようのない代物だ。 右派は、現行憲法では私権制限ができないから有効なコロナ対策が打てない、だから緊急事態条項が必要なのだと言うわけだが、そんなことはない。 〔自由及び権利の保持義務と公共福祉性〕第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。 〔個人の尊重と公共…

  • 安倍自民党が導入をもくろむ緊急事態条項は狂気の独裁条項そのもの

    憲法記念日の3日、安倍晋三は新型コロナウイルス問題を口実に緊急事態条項導入への「意欲」を示した。 www3.nhk.or.jp 憲法記念日の3日、安倍総理大臣は憲法改正への意欲を改めて示したうえで、新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言を出していることを踏まえ、緊急事態への対応を憲法にどう位置づけるか、国会で議論すべきだという考えを示しました。 (略) また安倍総理大臣は新型コロナウイルス対策で、緊急事態宣言を出して対応していることを踏まえ、「緊急事態における国家や国民の役割を憲法にどう位置づけるかは極めて重く、大切な課題だと改めて認識した」と述べました。 そのうえで、「自民党がたたき台として、…

  • 感染症予防法の規定により検査陽性者は全員入院というのは本当か?

    検査を増やすと陽性者は全員入院させなければならないから医療崩壊する、という主張 新型コロナウイルス感染症を指定感染症に定めた政令 この政令で感染症予防法を読み替えるとどうなるか やはり「指定感染症」を理由に検査の抑止を正当化する主張は詭弁 検査を増やすと陽性者は全員入院させなければならないから医療崩壊する、という主張 PCR検査の抑止を正当化する理屈の一つに、新型コロナウイルス感染症は感染症予防法の「指定感染症」になっているため、検査を進めて陽性者が続出すると軽症や無症状の者も入院させねばならなくなり、病床が足りなくなって医療崩壊する、というのがある。 指定感染症の状態で現時点では陽性者は自宅…

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