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2015/12/19

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  • 「麗しのサブリナ」(54・米)75点

    ・オードリーのハリウッド2作目はワイルダー監督による王道のロマコメ。「ローマの休日」で衝撃のハリウッド・デビューを果たしたA・ヘプバーンの次回作は、ビリー・ワイルダー監督のウィットに富んだロマンチック・コメディ。サミュエル・テイラーの戯曲をもとに大富豪の兄弟とお抱え運転手の娘との恋を描いた王道のラブストーリー。オードリー在りきの本作は前作「ローマの休日」とは逆パターンで、運転手の娘が身分違いの男に憧れ<月に手を伸ばすような恋愛>を成就させるというシンデレラもの。大富豪のララビー家の兄ライナスにはハンフリー・ボガート、弟デイヴィッドにはウィリアム・ホールデンが扮し引き立て役を務めている。ケーリー・グラントがライナス役を断ったため回ってきたためボギーに合うようシナリオを書き直したという。仕事人間の堅物で恋とは無縁の...「麗しのサブリナ」(54・米)75点

  • 「西部魂」(41・米)70点

    ・ナチから逃れたフリッツ・ラング監督による西部劇・第2作。「激怒」(36)「暗黒街の弾痕」(37)などフィルム・ノワールで名高いオーストリア生まれのフリッツ・ラング監督が、米国亡命中手掛けた西部劇3作のうちの第2作。ゼイン・グレイの原作「WesternUnion」を映画化したテクニカル・カラー。南北戦争時代、大陸横断通信網の施設工事を巡って通信会社とそれを阻もうとする南部ゲリラ隊や先住民との戦いを描いた西部開拓史。主な出演は測量技師長エドワード・クレイトン(ディーン・ジャガー)、流れ者で後に道案内役として片腕となるヴァンス・ショウ(ロバート・ランカスター)、ハーバート出の電信技師リチャード・ブレイク(ロバート・ヤング)の三人。ラング監督はヘンリー・キング監督「地獄への道」(39)の続編自身初の西部劇作品「地獄へ...「西部魂」(41・米)70点

  • 「我等の生涯の最良の年」(46・米)80点

    ・復員兵の社会復帰プロパガンダ映画の傑作。マッキンレー・カンター原作[GloryforMe」をサミュエル・ゴールドウィンがプロデュースし、この年のオスカー9部門を受賞した伝説の映画。監督は名匠ウィリアム・ワイラー。第二次世界大戦後、同じ軍用機で中西部の故郷へ戻ってきた米国帰還兵三人が、市民生活に馴染むために様々な問題を抱えながら再生しようとする姿を丁寧に描いた群像劇。アル(フレドリック・マーチ)は陸軍軍曹で元銀行マンのエリート。フレッド(ダナ・アンドリュース)は空軍大尉でドラッグストアの店員。ホーマー(ハロルド・ラッセル)は両手首を失った水兵で恋人が待っている。年齢・家族構成・暮らしぶりも三者三様の三人だが同郷のよしみで仲良くなり、再会を誓ってそれぞれの家へ戻っていく・・・。当時PTSDという言葉はなかったと思...「我等の生涯の最良の年」(46・米)80点

  • 「私は告白する」(53・米)75点

    ・宗教の戒律をテーマにしたヒッチの異色サスペンス。ポール・アンセルムの戯曲「私たちの2つの良心」をアルフレッド・ヒッチコックが映画化した異色サスペンス。ケベックに住む神父が強盗殺人を告解(告白)され守秘義務を守る聖職者であるため真実を語ることができず、自分に容疑が掛かり追い詰められて行く・・・。主人公の神父マイケルに「陽の当たる場所」(51)のモンゴメリー・クリフト、元恋人で国会議員の妻ルースに「剃刀の刃」(49)のアン・バクスターが初共演。ケベックの美しい街並みをモノクロ映像が捉え、ヒッチがカメオ出演する冒頭からローアングル・俯瞰シーン・斜めのカットを駆使し、これから起こる事件の不安感を誘う滑り出し。前半は事件を起こした殺人犯オットー(O・E・ハッセ)から告解され守秘義務を全うしようと思い悩むマイケルが、事件...「私は告白する」(53・米)75点

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