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2015/12/19

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  • 「無頼の群」(58・米)70点

    ・H・キング監督G・ペック主演コンビによる5度目の作品は追跡型西部劇。「頭上の敵機」(49)、「拳銃王」(50)などグレゴリー・ペック作品を手掛けてきたヘンリー・キング監督が5度目のコンビを組んだシネマスコープ・カラーの追跡型西部劇。フランク・オルーク原作「TheBravades」をフィリップ・ヨーダンが脚色。メキシコの壮大な景色を撮影したレオン・シャムロイ、音楽はアルフレッドの弟・ライオネル・ニューマンが担当している。アメリカ南西部リオ・アリバ村で銀行強盗を働いた四人の死刑執行になる前日、処刑を見届けにやってきたひとりの男。100マイルも離れたウィンスロップからきたのは、半年前妻を四人組の暴漢に殺されたためだった。絞首刑されるハズの4人が脱走することで追跡劇が始まり、復讐の鬼と化した彼は男たちをひとりづつ殺し...「無頼の群」(58・米)70点

  • 「勝手にしやがれ」(59・仏) 80点

    ・高校時代、初めて映画館で観たフランス映画。仏・ヌーベルバーグの旗頭、フランソワ・トリュフォー原案、ジャン=リュック・ゴダール監督・脚本による映画史の分岐点となるといわれる記念碑的な作品。日本での公開時、高校2年だった筆者にとって初めて自分の意思で観たフランス映画として記憶に残っている。当日、東京・池袋の映画館は満員で立ち見だったのも懐かしい想い出。ボギーに憧れるミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)はマルセイユで車を盗み、追ってきた警官を射殺する。パリへ着いてアメリカの留学生で新聞の売り子・パトリシア(ジーン・セバーグ)と会う。ミシェルが警察から追われていることを知り逃避行を始めるが・・・。主人公の2人が今までとはまるっきり違うキャラクターに驚かされ、あれよあれよと言う間にFinマークが出たのを今でも覚えてい...「勝手にしやがれ」(59・仏)80点

  • 「クリムゾンタイド」(95・米)70点

    ・D・ワシントン、G・ハックマンの適役演技対決を楽しむ。ディズニー大人版製作会社(ハリウッド・ピクチャーズ)による原子力潜水艦で繰り広げられる男たちのドラマを描いたポリティカル・サスペンス。リチャード・P・ヘンリック原案、マイケル・シファー原案・脚色を「トップガン」(86)、「トゥルーロマンス」(93)のトニー・スコット監督で映画化。デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマンの2大オスカー俳優競演である。ロシアでクーデターが発生し、ウラジオストックの海軍基地が制圧されてしまう。アメリカはフランク・ラムジー艦長(G・ハックマン)率いる米軍原子力潜水艦アラバマを、核ミサイル発射に備え出航させる。冷たい雨の降る夜、経験豊富な叩き上げのラムジー艦長は部下たちを大いに鼓舞する。副長はハーバード大卒のエリート、ロン・ハンター...「クリムゾンタイド」(95・米)70点

  • 「地獄への逆襲」(40・米)70点

    ・ノワールの巨匠フリッツ・ヤング初の西部劇。’40~50年代フィルム・ノワールで名高いフリッツ・ヤングが、ザナックのプロデュースによる初のカラーで西部劇を監督した作品。ヘンリー・キング監督・タイロン・パワー主演「地獄への道」(39)の続編で、ジェシー・ジェイムズの兄フランクで共演したヘンリー・フォンダがその後を主演して「暗黒街の弾痕」(37)以来のコンビ復活となった。ものものしい邦題がついているが原題は「THERETURNOFFRANKJMES」。「JasseJams」が「地獄への道」だったため。ビリー・ザ・キッドと並ぶ西部のアウトローも当時の日本ではあまり知られていなかったのが分かる。ジェシーが弟分のボブに射殺される前作のラストシーンで始まる本作。農夫となって静かに暮らす元罪人のフランクがボブを追って再び銃を...「地獄への逆襲」(40・米)70点

  • 「アンダーグラウンド」(95・仏/独/ハンガリー/ユーゴスラビア/ブルガリア)85点

    ・激動のユーゴ50年を切り取ったブラック・ファンタジーセルビア生まれのエミール・クストリッツア監督が「パパは出張中」(85)に続いて二度目のカンヌ・パルムドール賞を獲得したコメディ・ドラマ。20世紀ユーゴの50年に亘る混乱を描いている。キャッチコピーに<20世紀最高の映画歴史に翻弄された人々の痛々しさ>とあるが本当だろうか?物語りは三部構成で第1章は1941年4月ベオグラードにナチスドイツ軍が侵攻。パルチザンとして活躍するマルコとクロによる女優ナタリアを巡る愛の物語と、戦乱をエネルギッシュに生き抜く人々の奮闘記。第2章は’43年~ユーゴスラビア社会主義共和国におけるチトー大統領時代。大統領側近として出世するマルコとナチス将校の愛人だったナタリアが結婚。負傷したクロはマルコの策略で終戦も知らず地下室で仲間たちと暮...「アンダーグラウンド」(95・仏/独/ハンガリー/ユーゴスラビア/ブルガリア)85点

  • 「栄光のルマン」(71・米) 75点

    ・S・マックイーンが最も愛した作品。プロトタイプのカーレースで最高峰とも呼ばれる「ルマン24時間耐久レース」を舞台にレースの興奮そのものが題材となったセミ・ドキュメンタリー映画。スティーブ・マックイーンが自身のプロダクションで全精力を降り注いだだけあって、その躍動感を見事に映像化している。ルマンの映画で思い出すのは「男と女」だが、本作のタッチは「白い恋人たち」を連想させる。ポルシェのエース・ドライバー、マイク・テラニーに扮したS・マックイーンは、主人公に乗り移ったような誇りと孤独感を魅せとても演技とは思えない。レース仲間だった故ピエトロ・ベルジェッティのモニク(エルガ・アンデルセン)との交流や、ベテランのヨハン・リッターの最後のレースという伏線はあるが、サルテ地方の一大イベントの臨場感をふんだんに映像化して観客...「栄光のルマン」(71・米)75点

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