友達関係

小学校からの仲良し3人でガストでランチしてから、ひとりの家に行き、ごろごろしながらおしゃべり。友達は旅館のようにでかい家でひとり暮らし。上下で約300㎡「将来はここでハウスシェアしようやー」「ええなー後家後家ハウスやね」「ほんでも3人じゃ少ないで。10人は住める」人選が大変だ。常識ってひとそれぞれ。価値観もそれぞれ。正義もそれぞれ。つかずはなれずの関係でいるとさみしくなくていいけど距離のとりかたもそれぞれ。でも健康のバランスが崩れたらどうなるんだろうか?自分のことを自分でやれなくなったら、即退去して施設にはいるというルールも必要かもしれない。まさか他人同士の集まりで介護もないだろう。うちのおかんの友達からの連絡がぱたりと途絶えた。退院の時祝ってくれたっきり。誰からも連絡がない。あんなに元気な時毎日毎日ピンポンピ...友達関係

煮たもの夫婦

おかんの洋服の処分がひととおり終わり、次はオヤジの集めたガラクタの処分。幸いフリマで仲良くなった業者のおっさんがもらってくれるというので、オヤジも捨てるよりは心傷むことなく処分できるようで、次々段ボールに詰めていった。まぁ出るわ出るわ。部屋の奥の奥まで詰め込まれたこけし・掛け軸・骨董・民芸品。でっかい部屋満杯。奥から薄く記憶のあった床の間2個出てきた。おかんのモノを捨てるときは「モノってすごい。買って満足捨ててすっきり」なんて言うとったくせに。「自分の買ったもんを処分するというのは魂が抜けるような想いじゃなぁ」と、ゴミの山を前に放心状態。いちいち、もっともらしく語るけど、単なる自分大事。収納能力以上のもんを持ったら、自分の生活が心地悪くなる。なんでこんなにごちゃごちゃぎゅうぎゅう埃まみれのモノを抱え込んでうれし...煮たもの夫婦

私は下剤

毎日、ゴミと埃と不要品とネズミの糞と闘ってる。オヤジは、どんだけーってくらいおかんに気を配り先回りして尽くしている。しかし、どんくさいので、文句言われたりキレられたり。それでもへらへら忍従爺さん。おかんの奴、じっとしてるから色々目につくのか、「ここのホコリ目立つから拭いて」「そこに散らかってる洋服しまって」やて。てめーどの口が言うんだ?上の部屋のベッドの下ではボストンバッグをネズミがトイレにしとったぞ。夢の島みたいにポンポンビニール袋に詰まった洋服投げ込みやがって。庭は植える場所も無くなって鉢植えをぎゅうぎゅうに置いていて、車いすの通路が無い。書斎など40年は掃除しとらんかった。出窓があったの知らんかったぞ。親父が「外回りが綺麗になったなぁ・・」一家の主婦が寝付いたら綺麗になる家っておかしいだろっっ。散らかすだ...私は下剤

おかん退院

朝、大学病院に迎えに行く。入院時より少しだけ不自由になった母を車いすに乗せて車まで運ぶ。「ちょっとだけドライブしよう。紅葉してるべ」と、車を走らせる。岡山の隣の玉野市がオヤジのふるさと。そこにでっかいクリームたっぷりのシュークリームを売ってる店がある。オヤジが子供時代遊んだという細い山道を通って行く。貧しい山村なので戦前から風景はほとんど変わらないらしい。古井戸もそのまま。目当てのシュークリームを買い、近くの道の駅で弁当を買って帰宅。前日、介護屋さんが貸し出ししてくれた車いすに母を乗せて親父が押し、私は車庫入れ。「れいこーっっれいこーーーっっ」と親父がわめいてる。なんと先日地ならしした地面に車いすの車輪がめり込み動かない。後部のバーを踏み前輪を上げる。よかった。学生時代車いすを押した経験あるから、扱いを覚えてい...おかん退院

ありがたい男手とメシを食う相手

実家にたまりにたまった不用品を捨てなくてはいけない。応接セットに座敷机にロッキングチェアに棚。そして、うっそうとした森になってしもた畑の大木の切り倒し。とてもじゃない、手術明けのオヤジと50半ばの長女では無理。と、ゆーことで、名古屋の弟とその息子たっちゃん22歳と、修平22歳を招集した。当日の夜は15年ぶりに会うたっちゃんとの再会を祝して、みなして酒盛り。酒をやめたオヤジも調子こいて酒再開してみなべろんべろん。馬鹿ばっか。翌日のことを考える奴がいない。しかし、翌朝、早くから全員たたき起こし、畑にGO。大木と化した樹木をかたはしから切り倒す予定。ところが、弟の携帯におかんから電話が入り、あれは切るな。あれは余計な枝だけ落とせ。ニラを刈り取って持って帰れ、柿を取って持って帰れと、病院からとてもうるさい。ハイハイと適...ありがたい男手とメシを食う相手

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿はユリの花

岡山でもパソコンライフを楽しむべと東京からパソコン送っていた。。が、ついたの見たらマウスが無い。そして、マウス送ってもらって、やっと。。と思ったら、電源コードが無い。待てど暮らせと来ないなーと思っていたら、息子のバカは、私の今の姓名で送っていて、宅配便はまた東京に戻っていた。たったパソコン送るだけで、こんな苦労。ぐったり。スマホじゃたどたどしい日本語喋る外人みたいな日記しか書けないし。あーやっと憂さを晴らせる。オヤジのいぼ痔の手術、とっても順調。7個もあったイボを綺麗に取り除き、つるつるのコーモンになる予定らしい。まだ血まみれらしいけど。オカンは、自己免疫疾患の可能性大となった。まだ病名ははっきり特定しない。それを特定すべく日々検査検査である。一昨日のこと。「明日は厳しい検査になります」と言われた。足首の神経の...立てば芍薬座れば牡丹歩く姿はユリの花

ちょっと待ってくれ

友人の両親は老老介護。80のお父さんが81のお母さんをもう何年も介護している。友人もパートの合間に実家に通ってる。特養に申し込んでもう5年も待っていた。そこに先月「空きが出ました」という電話。友人「それに、うちの父なんて答えたと思う??」「わかんない。なに?まさか断ったの?」「そうよ。急に言われても困る。半年くらい待ってくれって言ったんだってー。そしたらダメだって言われてーーーじゃあ次の機会で結構ですって言ったっていうのよーーーっっっ」「えーーーっっ」「カンベンしてよー私も通うのたいへんなんだからーって怒ったんだけどね。かわいそうだって言うのよー」「やさしいなぁ」「でも自分の母親の時はさっさとホーム申し込んで入れちゃったもんね」「げっっやっぱ息子って薄情ねー」「うちもそうなるわー」「うちもだわー」一同しんみり。...ちょっと待ってくれ

母、大学病院にて検査入院

おかん、どうやら足のしびれの原因は他にあるという疑いがあり、大学病院で検査入院することになった。そろそろ帰省支度せんといかん。毎日毎日出歩いて、今日やっと洗濯物畳んでレンタルwi-faiの手続きをした。色々込みで月6000円くらい。今回おかんの入院に合わせて親父が70年間大事に持っていた痔の手術を決意した。10分も立ってるとイボが何個も飛び出してくるようになったらしい。懸命に想像するが、どんな形状なんだろうか。コーモンがいそぎんちゃくみたいになってるんだろうか?近所にかしましい元労災看護師軍団がいる。そのひとりが「イボ痔なんか絹糸でくくったらすぐポロリじゃ。私がしたげるわっっ」と、言うてくれたらしく、そんな簡単ならと親父は決意したが、あまりにも長年持ちすぎていたので、イボとイボがひしめきあうようにできてるらしく...母、大学病院にて検査入院

おかん退院

おかん退院お気に入りのみに公開電話が鳴った。どきどきどきしかし、おかんももう77歳だった。「私にはもう絶対片づけできんわ。捨てることもできんし。ありがとう」ほっもう77歳なんだなぁ。手術は成功したのだけど、状態は良くなっていない。むしろ悪いらしい。リハビリはするけど、足が不自由なままの生活も覚悟したようだ。元々痛みではなくて、しびれ。しばらくしてから、別の病院の「しびれ外来」に行ってみることを勧めた。以前から勧めていたけど、「センセイに失礼」とかいうて行こうとしなかった。でも、可能性を探したいよなぁ。年寄りは変な忠誠心があるから困る。まぁ徒歩2分の病院やから、ここでなんもかんも終わらせたいのもわかるけど。だんだん子供がひっぱっていかんといけん年齢なんかもしれないなぁ。でもブロック注射で悪くなり、手術でさらに悪く...おかん退院

告げ口するやつがいる

入院中のおかんとはほぼ毎晩電話。最低1時間は話すので、こっちもなんやかんやと、自分の話をしたりする。おかん「あんた他人と話すときもそうして自分の話ばーっかりしよんかな?それじゃ嫌がられるよ」「・・・・・・」いつだってあんたの話しこたま聞いてるんですけどーそして今の時代他の誰とも電話なんかしませんけどーどっちかっていうと聞き上手って言われてますけどーっっっっ近所の婆さんが見舞いに行って余計なことを・・「ご主人と娘さんが一生懸命ものすごようさん(すごく沢山)のゴミ出さりょうたよ」と告げ口したらしい。「どんくらい出したん?」「いやー親父の判断で10くらいは出したかなー」(ここは先に責任なすりつけたもん勝ち)「10や20じゃねぇ言ようたよ」「30かなー」(ホントは40)「なに出したん?」「忘れた」「お父さんはゆっくりし...告げ口するやつがいる