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2015/12/16

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  • お手頃なシロシュモクザメ

    今日は定置網漁でシュモクザメが入網。アカシュモクザメだろうと思い、取り上げるとシロシュモクザメである。うちの海域では圧倒的にアカシュモクザメが多く、そこにシロシュモクザメが混ざる程度であり、更にサイズが大きい。今回のシロシュモクザメは珍しく小型のサイズであり、魚ボラの標本用に最適なサイズである。以前に大きなシロシュモクザメが獲れ、そのお腹から胎児が出て来て(ブログ20184.28)標本用に確保している。今回の個体も魚ボラの標本用に確保するのだが、昨日のカガミダイ幼魚と同様に来週のイベントでの展示用に使うという手もある。というか、お客さんに触ってもらう為の展示用の魚をまだ確保していない。でも、この標本用に適したサイズのシロシュモクザメはなかなか獲れないのでどちらにするか悩むところである。一応、まだイベントまで数日...お手頃なシロシュモクザメ

  • 高級魚センネンダイ

    今日はカガミダイの幼魚を活魚水槽に活かしに行くと、同じく活魚水槽に大きなセンネンダイが久し振りに揚がっている。センネンダイは今までに何度か定置網で獲れた事があるが(ブログ20129.12)、地元産の標本はまだ確保していない。標本に確保しようか悩むところではあるが、近年急にセンネンダイの市場での評価が上がり、高級魚と化している。更に今回の個体はサイズが大きく、このサイズで高値が付くととんでもない値段となりそうである。結局標本用として確保するのは諦める。仕事が終わり今日のセンネンダイの値段を聞くと思っていた以上の高値が付いたそうで手を出さなくて良かったとつくづく思う次第である。以前は標本サイズのセンネンダイも揚ったこともあり(ブログ20176.6)、その時はタイミングが悪かったものの、無理してでも確保しておけばよか...高級魚センネンダイ

  • カガミダイ幼魚の行方

    今日は定置網漁の操業中、網を絞ると私から離れた場所で船員がバケツで水ごと魚を掬う。水ごと魚を掬う場合はタモ網では体がスレてしまう体表がデリケートな魚である。先日、お隣の定置網でフリソデウオが獲れた(ブログ20224.23)ので、うちの定置網にも遂に来たかと思う。しかし、バケツの中を覗くとカガミダイの幼魚であった。カガミダイは深海魚であり、お世話になっている深海エビ漁で毎回大きな成魚が獲れている。深海魚であるが幼魚は定置網にも稀に入ることがあり(ブログ20084.21)(ブログ20175.4)、今までに水族館に搬出したこともある。今回もとても状態が良いので水族館に連絡しようと考えていた。だが、操業を終え、帰港中に別な提案を思い付く。来週のゴールデンウイークに港で大きなイベントがあり、私は更にその実行委員である。そ...カガミダイ幼魚の行方

  • ヤッコエイ確保

    今日は定置網漁の操業中、網の中でヤッコエイが泳いでいるのを発見。ヤッコエイは魚ボラの学生が研究対象としているので、先日、魚ボラの先生に確保依頼されたばかりである。また、薩摩半島沿岸の魚類図鑑の作製にあたり、ヤッコエイの標本をまだ確保していないことが発覚し、それから必死に探したら偶然うちの定置網に入網し、何とか図鑑に標本写真を載せることが出来た(ブログ20207.20)。今回も網を絞り、傷付く前に掬い取り、標本用に確保する。ヤッコエイはアカエイ科であるが大きくならない小型種な為、家の冷凍庫でも十分に冷凍保存できる。でも、今日は丁度、所用で鹿児島に行く予定なので序に大学にも寄ろうと考える。大学へ行く序と言う事で他に標本にする魚がいないか探すものの、結局この日はヤッコエイのみとなる。仕事が終わってから鹿児島へ行き、所...ヤッコエイ確保

  • 今年初のフリソデウオ

    今日はもう1種。うちの定置網の水揚げが終わると遅れてお隣の定置網船が帰港。いつも標本を確保してくれる方が私を見るなり手招きしてくる。行くとフリソデウオを確保したとの事である。標本を受け取る。今回のフリソデウオは今年初である。昨年は3月に立て続けに定置網で捕獲された(ブログ20213.6など)。だが、その勢いも3月の1ヶ月のみで終わる。その後、珍しく季節外れな12月にも1個体入網(ブログ202112.16)し、昨年はフリソデウオの当たり年であった。今年は3月には全く姿を見る事が無く、今回の個体は今年初となったが、昨年がいつもとは違っただけで、例年だと4~5月に定置網に入網するので例年通りといったところである。これからポツポツと出現するのかどうかはわからないが、今では普通種となったものの、やはり気になる存在ではある...今年初のフリソデウオ

  • いつまで見られるだろうか ノミノクチ

    今日は定置網漁を終え、市場で水揚げしていると目の前に刺網の漁師さんが漁獲物を水揚げに来る。その漁師さんと話ししながら何気に漁獲物を見ると小さなノミノクチがいるではないか。今までにここで水揚げされたノミノクチは何故か殆どがこの漁師さんが水揚げされたものである。何故この漁師さんしか獲れないのかが不思議である。以前に確保した標本もこの漁師さんが獲った個体である。標本用に確保済みではあるが小さかったので確保する。この漁師さんはここの地域では一二を争う高齢な現役漁師さんで、今でも一人で船を出し漁労しておられ、自分はその年齢まで現役を続ける自身は全くなく、とても尊敬している。この漁師さんがもしも引退したらこのノミノクチもここでは見られなくなってしまうのだろう。ノミノクチいつまで見られるだろうかノミノクチ

  • 毒のお陰で確保 アオブダイ

    今日の定置網漁で大きなアオブダイが入網。幼魚はたまに入ることがあるが、こんなに大きなサイズは稀である。操業を終え、帰港。水揚げしようと市場へ運ぶとこの魚は水揚げ出来ないと言われる。アオブダイは肝臓や消化管にパリトキシンという有毒物質を含むことがあり、大きな中央市場などでは販売が禁止されている。でも、地方市場では扱っている所もあり、うちの市場でも以前は普通に水揚げされていた。だが、市場職員に聞くと既に数年前から扱い禁止となっているとの事である。と言う事で仲買などにも遠慮なく堂々と魚ボラの標本用に確保する。サイズが大きいので家の冷凍庫では冷凍出来ないので仕事が終わってから大学へ標本登録に行く事にする。一昨日、メジロザメの仲間も獲れたので確保したけど、同定すると先月も確保したカマストガリザメ(ブログ20223.24)...毒のお陰で確保アオブダイ

  • 夜間採集でナベカ成魚初採集

    今日は夜間採集の日。このところ3週連続でヨウジウオ科を採集している。3週共一応は別種なのでいいのだが、そろそろ別な魚が採れないかとちょっと期待しながら港へ向かう。今朝は時化で定置網漁は出漁出来なかったが、風も収まり今は海中も良く見える。すると早くも水面でヨタヨタ泳ぐ魚を発見。ヤセオコゼである。採集すると背鰭などがフサフサしておりヒドロ虫が付いているみたいである。その後は透明な稚魚を採集。体型からニザダイの稚魚である。岸壁はひと通り散策したがこの2種では満足出来ずスロープの方も見に行く。だが、ここでもボラ類の稚魚やヘダイかクロダイ属の稚魚しか見つからない。そんな状況の中、海中に細い塩ビパイプが転がっているのを発見。ハゼか何か入っていないかと最後の望みで取り上げ、パイプの中身をタモ網内に落とす。すると網の中には泥が...夜間採集でナベカ成魚初採集

  • 3週続けてヨウジウオ科

    今日は夜間採集の日。先月の半ばに仕事で腰を痛めてしまい、それからはなるべく安静にしており、夜間採集も自粛していた。ようやく腰の痛みは和らぎ、今日はリハビリを兼ねて3週間振りに夜間採集に行く。港に着くとほぼ無風状態。海の中を覗くと珍しくゴカイの仲間が沢山あちこちで泳ぎまわっている。そのゴカイを狙って魚がいないかと散策する。するとゴカイとは関係のないヨウジウオの仲間を発見し採集。その後も同じ種と思われるヨウジウオを発見し採集するもその後は全く収穫が無く本日は終了。前回の3月12日の夜間採集は収穫が無く、ブログにはアップしていない。その前はヨウジウオの仲間を2週続けて採集しており、これで3週続けて収穫がヨウジウオの仲間のみとなってしまう。この個体はサイズが大きく、現場は暗いものの見た感じでは普通のヨウジウオの様に思え...3週続けてヨウジウオ科

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