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2015/12/16

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  • セイテンビラメ

    今日は定置網漁を終え、市場で選別作業をしているとセイテンビラメを発見。魚ボラの標本用に確保する。更に自分用にも撮影しようと考えていた。以前にセイテンビラメが採れて標本写真を撮ったのだが、鰭立て時に肝心な背鰭第一軟条を立て忘れ、失敗していた(ブログ2010、3.11)。セイテンビラメはこの背鰭第一軟条をルアーの様に動かし、小エビなど甲殻類などを捕食するのである。その特徴と言うべき軟条が確認出来ない写真となってしまい、改めて撮影しようと考えていた。だが、今では大学のカメラの性能も上がり、綺麗な写真を撮ってもらいたい思いもある。と言う事でうちではホルマリンを使わず簡単に撮影するだけにする。その後、標本用に冷凍するが、冷凍すれば眼は白濁したりしそうでやっぱりうちでも標本写真を撮れば良かったかなとちょっと後悔する。次こそ...セイテンビラメ

  • 昨日の標本でカマストガリザメ確保

    今日は所用があり鹿児島へ行く日。鹿児島まで出るので序に鹿大に寄り、昨日頂いたシマヒメヤマノカミも綺麗な写真を撮ってもらう為、冷凍せずに持ち込む予定である。今朝の定置網漁で小さなメジロザメ科のサメが入網。いつも入るスミツキザメやハナザメではなく、種は不明。サメ類としてはお手頃サイズではあるがうちの冷凍庫に入るサイズではない。鹿大へ行くので冷凍出来ない魚を持って行くチャンスなので確保する。後で同定出来ればと市場で写真に撮り、持ち帰る。ところがサメを確保した事で予定がちょっと狂う。鹿児島へ行き、所用を済ませてから大学へ行こうと考えていたが、サメはクーラーには入らず常温で持って行かなければならない。今日は天気も良く気温も高い。と、なると、一刻でも早く大学へ持ち込みたい。所用を済ませてからだと2~3時間掛かってしまい、炎...昨日の標本でカマストガリザメ確保

  • 鮮やかなシマヒメヤマノカミ

    今日は定置網漁を終え市場で水揚げ作業をしていると、お隣の定置網の人に綺麗な魚を活かしているとの事。船の活け間を覗くとお腹を上に向けたミノカサゴの様な魚が目に付く。タモ網で掬うとシマヒメヤマノカミである。シマヒメヤマノカミは今までに定置網で数個体獲れた事があるが、もっと黒っぽいイメージでこれほど鮮やかではなかった。ひょっとしてヒメヤマノカミではと思う。標本用に頂けるという事で遠慮なく頂き、魚ボラの標本用に確保する。家に帰り検索図鑑で調べると胸鰭、腹鰭の横帯の中に黒点烈が確認できるので、残念であるがシマヒメヤマノカミとなる。だが、シマヒメヤマノカミでこれほど鮮やかな個体は見た事がない。とても綺麗なので自分用に標本写真を撮ろうと考える。だが、明日所用があり鹿児島へ行く予定である。うちで撮るよりも大学でより綺麗に撮って...鮮やかなシマヒメヤマノカミ

  • 遂に確保ウシエイ

    以前から気になるエイの仲間がいる。たまに定置網に入網するのだが、船のクレーンを使わないと扱えない程いつも巨大である。これだけ大きいエイといえばウシエイかなと思うが吻端は尖っていて検索図鑑を見ると当てはまらない。尾部は全体を棘に覆われ、素手では触れない位である。このエイの仲間は現場で捨てられてしまうので調べられていない可能性があるのではと思っていた。先週大学へ行った時に魚ボラの先生とその話をして、大学までは持ち込めないが港までなら持って来ることが出来るので、獲れたら連絡をして逆に学生が港まで来てその場で計測し、標本用にバラシて大学に運ぼうという計画を立てる。そして、今日の定置網漁で今までは獲れた事がないそのエイの小型の個体が入網する。決して小さくはないがこのサイズなら車で大学へ運ぶことが出来そうなので確保する。大...遂に確保ウシエイ

  • ダルマオコゼ

    今日は仕事を終え車に戻ると電話の着信が入っており、電話するとオコゼを確保しているとの事。頂けるとの事で貰いに別の港へ行く。行くとバケツの中に生きた状態でダルマオコゼが入っていた。聞くと潮が引いた港内の階段で動けなくなっている所を発見したらしい。夜間採集でも潮が引いて逃げ遅れた魚を何度か確保しており、最近は苦労せずに標本を確保する事が続いている感じである。今日は水曜日で魚ボラの日であるが、別件でカミさんと鹿児島へ行く為、大学へは行かない予定であった。だが、このダルマオコゼは生きており、今月研究室を旅立つ学生が生きているのを見てみたいと言っていたので、ちょっと大学に寄ることにする。大学へ行くといつも出入りしていた門は無くなり、別の場所に変わっていた。いつもの場所から入れば正面に南国らしい背の高いワシントンヤシが並ん...ダルマオコゼ

  • 厄介なサギフエ科魚類

    今日は堤防で網の作業をしていると、通りかかったお隣の定置網の方から標本用の魚を確保してあると言われる。仕事終了後、市場の冷蔵庫へ行き確保してもらった魚を見る。するとサギフエである。サギフエは夜間採集で稚魚を採集している(ブログ20153.27)(ブログ20165.1)(ブログ20183.10)。また、定置網でも魚ボラが始まる前に幼魚が獲れた事があるが17年も前で、今回で2度目である。更に成魚が深海エビ漁でも得られている(魚ボラではダイコクサギフエと同定)。日本に生息するサギフエ科は現在2種となってており、今まで夜間採集で得られた稚魚はどちらかわからない。今回頂いた個体も自分で検索するも違いがよく分からない。検索図鑑では背鰭第2棘長や鋸歯の有無などの違いで2種に分けられている。だが、背鰭棘長の違いは体長120mm...厄介なサギフエ科魚類

  • 夜間採集でホシヨウジ

    今日は夜間採集の日。昼間は春の様な兆しで暖かかったものの、夕方から風が強くなり時化となってしまう。夜間採集に行くかどうか悩む。だが、3月は以前にその日だけであったが面白い魚を沢山採集したこと(ブログ20073.17)があり、何があるかわからない月なので決行する。港に着くと影になっているのか港内はあまり風が当たっていない。これなら通常通りの採集が出来そうである。採集を始めた早々、ネコが近寄って来る。人に慣れたネコで付きまとわれながらの採集となる。すると小さなヨウジウオを発見。先週も同じように同じサイズ位のヨウジウオを採集している(ブログ20222.26)ので先週の再現のようである。今回も暗いし小さいので種まではわからないが、先週と同じ種だろうと思う。結局その後は何も見つからず終了。ネコにも帰る事を伝えお別れ。家に...夜間採集でホシヨウジ

  • サケガシラ降臨

    今日は作業を終え倉庫にいると市場職員から電話が来る。隣の漁協の定置網でリュウグウノツカイの様な魚が獲れ、市場に持ってくるとの事である。見に行くと既に大きな個体が水揚げされ市場内に横たわっている。見るとサケガシラである。サケガシラは日本各地の定置網でよく揚がり珍しい感じではない。だが、ここではよく似るテンガイハタは小さな個体が何度か揚がったものの、サケガシラはこの個体がまだ2個体目と非常に珍しく、リュウグウノツカイよりも稀である。この個体は1.5m位であるが、前回揚がったのは15年も前で今回の個体よりも遥かに大きく魚ボラの標本として確保することが出来ていない(ブログ20076.23)。その為、今回刊行された薩摩半島沿岸の魚類図鑑(ブログ20222.25)には掲載されていないのである。その為、標本用に確保したいとこ...サケガシラ降臨

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