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「円空の冒険」追跡ノート https://shiryoushitsu.jugem.jp/

「円空仏」で知られる山岳修行僧円空は、冒険家・登山家としてもヒーローだった! 山馬鹿岐阜県民ぼっちがその足跡を5年計画で追跡する記録

ぼっち
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大垣市
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2015/12/14

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  • 茨城県円空踏査(3)ー円空の常陸国での足取り

    茨城県円空踏査(3)では、⑴⑵を踏まえ、円空の常陸国での足取りを追いかけてみたい。〇常陸国までの足取り・延宝7(1679)年6月15日、円空は、白山の神より託宣を受けたことを、郡上市美並町の杉原熊野神社十一面観音像と

  • 茨城県円空踏査(2)ー古河市根ノ神社

    茨城県円空踏査その2は、同県に3体確認されている円空像のうち2体がある古河市へ。古河市が、「ふるかわし」ではなく「こがし」であることも、当地が江戸時代常陸国ではなく下総国であることも、今回の踏査まで知らなかった、無知な岐阜県民ぼっちでありま

  • 茨城県円空踏査(1)ー月崇寺観音菩薩の謎を追う

    茨城県には、現在3体の円空像が確認されている。2体は県西部日光街道(奥州街道重複区間)沿いの古河市にあり、あと1体は県央部結城街道沿いの笠間市の月崇寺に伝わる。月崇寺の像は、観音菩薩とされ、その背銘に「萬山護法諸天神 御木地土作大明神 観世

  • 鹿沼市廣濟寺千手観音立像

    栃木県に伝わる円空像で最も大作なのが、鹿沼市廣濟寺に伝わる千手観音立像(像高155.8�)。しかも、この像には重要な背銘もあるので、円空の足取り調査のためにはぜひとも拝観したかった。毎月第3土曜日の13:30〜16:00に拝観できるというこ

  • 愛西市常瑞寺の観音さま

    愛知県には、円空像が、3200体近くと全国で最も多く伝わる。これは、荒子観音寺の千面菩薩、龍泉寺の570体余りの木端仏、津島神社門前の千体地蔵が残されていることにもよるのだけれども、それを除いても、600体あまりの像がある。円空像の伝わる主

  • 春日部市香林寺訪問

    10月30日、上野国(群馬県)を中心とした円空踏査の最後に、円空の不動明王坐像が伝わる埼玉県春日部市の香林寺にお伺い。こちらには、、今年6月、第3回の埼玉遠征の折に伺いたかったけれど、あいにく法要中で断念。Y師匠がこちらのご住職と懇意とのこ

  • 上野国の円空踏査(11)ー榛名山・赤城山周辺の諸像

    群馬県の温泉というと、草津温泉とともに名前のあがるのが、榛名山の山ふところに抱かれた渋川市の伊香保温泉。有名な石段の温泉街がの原型が形成されたのは戦国時代で、当時西上野を支配していた武田勝頼が、大敗した長篠の戦いで負傷した兵士に湯治させたと

  • 上野国の円空踏査(10)ーあら町延養寺

    吠瑠璃山正法院延養寺は、高崎市のあら町(新町)にある真言宗の寺院。同寺は、室町時代の至徳年間(1384〜1387年)に、法印慶覚によって開山された。慶覚は、足利尊氏から、弘法大師空海が刻んだと伝わる薬師如来像を賜り、これを道場に祀ったと伝え

  • 上野国の円空踏査(9)ー妙義神社

    妙義山は、標高1,104mと、上野国(群馬県)においてそれほど高い山ではない。しかし、その姿を目の当たりにすると、標高でははかり知れない峩々たる岩峰群に畏敬の念が湧きおこる。この山が山岳信仰の対象とされてきたのも、修験の山であったことも一目

  • 上野国の円空踏査(8)ー富岡市黒川不動堂

    円空の十一面千手観音像のある黒川不動堂は、貫前神社から約1.5�北の丘陵地帯の裾に位置する。群馬県立博物館長だった池田秀夫氏は、『円空研究』の論文「円空と上野国一ノ宮貫前神社」の中で、「おそらく円空が貫前神社滞在中に周辺の村々に巡礼、布教に

  • 上野国の円空踏査(7)ー下野国一之宮貫前神社

    上野国一之宮・貫前神社(ぬきさきじんじゃ:富岡市)にあった明徳4(1393)年11月5日に写経された大般若経の残欠の末尾には、円空自筆で次のように記されている。十八年中動法輪 諸天晝夜 守奉身 刹那轉讀心般若 上野ノ一ノ宮 今古新いくたひも

  • 上野国の円空踏査(6)ー甘楽町小幡八幡宮の諸像

    吉井町弘福寺から、次は甘楽町(かんらまち)へ。甘楽郡甘楽町は、群馬県南西部に位置し、東を高崎市、西を富岡市に挟まれた人口1万2千人ほどの町で、その中心がかつて小幡藩の城下町だった小幡。小幡にある甘楽町歴史民俗資料館に、小幡八幡宮所有の円空像

  • 上野国の円空踏査(5)ー高崎市吉井町弘福寺

    埼玉県華蔵寺を後に、いよいよ想定ルート�の群馬県側踏査に入ります。想定ルート�:幸手不動院方向から中山道で深谷宿を経由し中山道の脇街道である下仁田道で貫前神社に至る。そこを拠点に、妙義山、榛名山、赤城山に巡錫 想定ルート�周辺の地

  • 上野国の円空踏査(4)ー埼玉県深谷市華蔵寺

    上野国の円空踏査と言いつつ、⑵の栃木県(下野国)足利市の永宝寺に続いて、⑷は埼玉県(武蔵国)深谷市の華蔵寺であります。それは、以下の想定ルート�の最初の調査地点となるため。想定ルート�:幸手不動院方向から中山道で深谷

  • 上野国の円空踏査(3)ー大間々町禅桂寺・成満院

    足利市永宝寺の次は、渡良瀬川右岸沿いにみどり市大間々町(旧勢多郡大間々町)をめざす。現在は、国道50号線から日光に向かう国道122号線が通じている。図1:「上野国(上州)の街道と円空像の分布図」には、足利と大間々を直接結ぶ街道は記されていな

  • 上野国の円空踏査(2)ー栃木県足利市永宝寺

    上野国(群馬県)の円空踏査、最初は、観音菩薩立像の伝わる栃木県足利市永宝寺から。なぜ上野国の踏査なのに、栃木県足利市から始まるのかは、まず図1をご覧ください。栃木県の円空像は、移入像をのぞいて16体確認されており、そのほとんどが日光に集中し

  • 上野国の円空踏査(1)ー踏査概要

    10月27日(日)〜30日(水)は、江戸時代上野国(こうずけのくに)だった群馬県を中心に円空の足取り踏査を実施。その踏査報告をシリーズでご報告。その(1)は、踏査の概要から。<円空が上野国を訪れた時期>上野国一之宮・貫前神社(ぬきさきじんじ

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