小川洋子「海」。平成21年に発行された七つの短編小説を収めた文庫本です。その短編中に本のタイトルと同じ「海」という小説があります。今回はこの「海」を考察してみようと思います。あらすじ結婚の挨拶をするために、彼女の実家に訪
小川洋子の「薬指の標本」。小川洋子は過去に芥川賞を受賞し、現在も芥川賞の選考委員会をしていることから、文学性の高い作中を執筆する作家さんです。「薬指の標本」はそんな小川洋子の作品だけあって、しっかりと裏のストーリーまで練られています。(裏のス
1988年公開の「となりのトトロ」。昭和30年代前半の日本を舞台にした心温まるファンタジーです。(1)この「となりのトトロ」ですが、トトロは死神だという都市伝説が流布しています。この都市伝説ですが、結構いい線いってると私は思います。遠からず、近からず
「崖の上のポニョ」は2008年公開の宮崎駿監督のアニメ作品。CGによる表現を廃し、全て手で描いています。(1)そのため、アニメーションは美しくダイナミック。作品公開当時から「ポニョ」はそのキャッチーな歌と共に非常な話題になったことを覚えています。
日本を代表するアニメ映画の監督、宮崎駿。数ある作品の中で、アカデミー長編アニメ映画賞を受賞した「千と千尋の神隠し」。名作です。しかし、何かよくわからないシーンやキャラクターが幾つかあります。いろいろ考えると、裏のストーリーがありそうです。実際、
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を考察する
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ第3作品目、「ワールド・エンド」。とても壮大なストーリーでしたね。神話やら、伝説の海賊やらが出てきて、最後はハッピーエンド。良かった良かった。…。しかし、意味がわからないものがありませんか?たとえば、「デ
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」を考察する
大人気シリーズ、パイレーツオブカリビアン。これの一作目、「呪われた海賊たち」。凄く面白いですよね。しかし、見ている中で、気になるものがありませんでしたか?例えば、象徴的に出てくるリンゴと猿。なんか意味ありげですよね?意味があるとしたら気になりま
デューラーが描いた銅版画「メランコリアI」を考察してみます。 この銅版画は1514年、今から500年前も前の作品です(1) 。 この絵画、今でも様々な解釈がなされている謎多き作品。
美術や現代アートに興味がなかった私が、美術を好きになった経緯と、美術をいかに考察するか、鑑賞についての考え方について書きます。芸術は意味不明?美術は意味不明なもの、関係ないものと思っていました。現代アートとか、全く持って意味不明ですよね。
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