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2015/11/20

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  • 道徳における宗教の大切さ(後編)

    (死後の世界は、「あるか、ないか」の二者択一)「宗教の大切さとは何か」ということについては、事実認識、あるいは、「真実の世界とは何なのか」ということへの探求心がない人間、言い換えれば、菩提心(ぼだいしん)がない人にとっては、もはや関係のない世界ではありますが、「人間は死んだあと、どうなるか」ということに関しては、二者択一なのです。「死んだあと、あの世の世界があるか、ないか」のどちらかなのです。そうしたなか、「あの世の世界はない」と思っている人にとっては、「この世で残されている有限の年数を、いかに快適・快楽に生きられるのか」ということが、幸福のすべてになってくるでしょう。ところが、「死後の世界があったとしたらどうか」ということになると、価値観はまったく違ってきます。古代からのさまざまな宗教や哲学で説いてきたことが...道徳における宗教の大切さ(後編)

  • 道徳における宗教の大切さ(前編)

    (道徳から宗教を抜いたときに陥(おちい)る「自分のみよかれの世界」)世の中の道徳についての議論がやや抽象(ちゅうしょう)的になる理由の一つとしましては、やはり、今、この道徳の根源にある宗教、霊的世界の問題を外して、道徳を捉(とら)えているからだと思います。やはり、「なぜ生きているのか」とか、「なぜ人に優しくしなければいけないのか」といったことが、伝える側も理解する側も分かりにくくなっている世の中ではないでしょうか。そこで、この「新しい時代の道徳」を考えるに当たり、改めて、道徳における宗教の大切さ、宗教と道徳の関係性について、考えてみましょう。「宗教を抜く」ということが、結局、「神様・仏様。それから、あの世の世界をすべて外してしまう」ということになると、信じているか否(いな)かは別にして、結果論的には、唯物論(ゆ...道徳における宗教の大切さ(前編)

  • 「個人の自由」と「社会秩序の維持」の関係(後編)

    (核家族化が進み、冷淡になりつつある世の中の流れ)現時点での時代の流れは、やはり、「自由度」のほうをやや好む流れにはなっています。しかし、その反面として、それが「離婚してワーキングプアになる」というようなかたちで起きることが多くなっています。NHK等でも、ワーキングプアに関する特集を組み、「はたらけどはたらけど猶(なお)わが生活(くらし)楽にならざりぢっと手を見る」(石川啄木)のような世界を映像で映したりしていますが、「なぜそうなったのか」という原因についてはほとんど触(ふ)れず、「子連れで離婚したけれども、その後、職業に就(つ)いてみたら、15万円以上の収入があるところはほとんどなく、生活が苦しい」といったところばかりを取り上げているようです。また、「この程度の収入だったら、生活保護費をもらったほうがいい」と...「個人の自由」と「社会秩序の維持」の関係(後編)

  • 「個人の自由」と「社会秩序の維持」の関係(中編)

    (「自由意志」が強く、離婚・再婚の多いアメリカ)自由意志で世の中を渡っていけるようになれば、年齢相応、経験相応に価値観が変わってくるので、結婚して若いころは合っていても、十年、二十年たつと、だんだん合わなくなってくるようなことは出てきます。アメリカなどは極端で、もう何十年も前からそうでした。二十代ぐらいの若いころに結婚すると、どちらもある程度貧しく、職業に就いたとしても、それほど上のほうの役職には就いていないので、似通(にかよ)った感じの夫婦にはなっています。ところが、片方が大成功してしまった場合、例えば、その会社が急に成長するとか、その業績が急に成長するとかいうようなことがあり、大出世して大金持ちになるなど、いわゆるウォールストリートの成功者たちになると、離婚・再婚を繰り返すようになることが、法則のようになっ...「個人の自由」と「社会秩序の維持」の関係(中編)

  • 「個人の自由」と「社会秩序の維持」の関係(前編)

    (「離婚は悪か」という問題は時代によって変わる)「道徳」ということを考えたときに、どう考えればよいのかという問題として、例えば、「離婚の問題」や「シングルマザーの問題」、「同性婚の問題」など、個人の自由にかかわる話題があります。このなかで、やはり、個人的な生き方を大切にするような考え方をする人の割合が増えているのではないかと思うのです。もちろん、個別具体的に憂慮(ゆうりょ)すべき事情や背景はあるかと思いますが、「個人的な考え方を大切にする」ということと、「社会秩序を維持する」ということを、どのように考えていけばよいのでしょうか。歴史的に大きな時代の流れがあり、それぞれの時代で文明実験がなされているので、難しいことなのです。例えば、「離婚は悪」と考える場合には、まったく離婚ができないような世界にしようとすれば、で...「個人の自由」と「社会秩序の維持」の関係(前編)

  • 創造的に生きるには勇気が要る

    創造性の秘密(ひみつ)に迫(せま)る部分、その触(さわ)りの部分について説(と)いてきましたが、最後に、もう一つだけ述(の)べておきたいことがあります。創造的な仕事は、前述したように、付加価値の非常に高い仕事であり、評価される仕事です。また、創造的でなければ大金持ちにはなれないことを考えれば、創造的であることは、みなさんが本当に大金持ちになる方法でもあります。ただ、一点、これには「十分条件」が必要です。創造的な人間は、やはり変わっています。変わり者なのです。そのため、創造的な人間には、人の冷たい視線や冷笑(れいしょう)に耐(た)えなければいけない時期が、どうしても出てきます。創造的な人間は、必ずと言ってよいほど、人と違ったことをしたり、言ったり、書いたりするので、学校や会社などの組織のなかにいると、すぐに頭を叩...創造的に生きるには勇気が要る

  • 判断能力と企画能力を切り替える(後編)

    (判断に集中しているときには創造性は落ちる)自由な発想が出ているような瞬間(しゅんかん)には、それを批判(ひはん)することは、お互いにやめなければいけませんが、そのときには判断能力が落ちています。逆に、判断に集中しているときには創造性が落ちています。そのため、会社によっては、役員が本を書いたりしたら、その人をクビにするところもあります。ある証券会社では、伝統的に、「役員だけでなく社長でさえ、本を書いたらクビにされる」と言われていました。創作能力と判断業務をする能力とは別のものなので、「本を書くことにエネルギーを使い始めたら、会社仕事ができなくなる」という考えがあるからです。両者はエネルギーとしては同じものですが、方向が違うために、本を書いたりし始めると、会社仕事がうまくいかなくなることもあるのです。両方ともでき...判断能力と企画能力を切り替える(後編)

  • 判断能力と企画能力を切り替える(前編)

    (判断能力と企画能力を両立させるには)仕事をするために必要な能力として、基本的に二つのものがあります。一つは「判断能力」であり、もう一つは「企画能力」です。判断能力と企画能力は、仕事をしていくために、非常に大事な二つの柱なのです。会社で仕事がよくできる人は、判断能力、すなわち、「これは駄目」「これはよい」などという決裁(けっさい)をする能力を持っています。ところが、この判断能力と、アイデアを出していく能力とは、同時には存在しないものです。両者は別なものだと思わなければいけません。ただ、両方とも必要なのです。アイデアが出てこないようでは、新機軸を打ち出せないので、新しい商売や事業で成功しません。そのため、アイデアは要ります。しかし、判断をする業務も要るのです。この二つの能力は、同時にはなかなか使えないものです。ア...判断能力と企画能力を切り替える(前編)

  • 創造性を発揮するためのポイント(後編)

    (自由に意見を出し合い、出たアイデアを批判しない)アイデアを出す過程(かてい)において、独(ひと)りで考えているうちはよいのですが、人と話をすると、ネガティブなことや批判的なことを言われてアイデアが潰(つぶ)されてしまうことがあります。否定的なことを言われるのは、いわゆるイマジネーションにとっては非常にマイナスです。会社の仕事で例にとると、「ある製品の売り上げを倍増する」という目標を掲げるとします。このときに、例えば、意見を募(つの)ったところ、ある意見に対して、「そんな方法は非現実的だ。できるわけがない」というような批判が、あまりにも早い段階から出てくると、その意見は潰されてしまい、その意見を出した人は何も言わなくなってしまいます。したがって、早い段階で他人の考えをパシッと切ることは、やめなければいけません。...創造性を発揮するためのポイント(後編)

  • 創造性を発揮するためのポイント(前編)

    (固定観念を取り除き、白紙の気持ちで自由な発想を)創造性を発揮するための方法は、かなり確立されているので、幾つかのポイントを絞って述べたいと思います。まず、一つ目です。創造するためには、何か今までにないものをつくり出さなければいけませんが、そのためにはアイデアが必要です。まず、新しいアイデアを出さなければいけません。ところが、「頑固(がんこ)で、老舗意識(しにせいしき)があり、古いものを愛し、断固として絶対に変えない。人の意見を聴かない」というような態度でいると、創造性がなくなります。アイデアを出すときに、「親に、こう教えられた」「この店は、こうだ」「この会社は、こうだ」「この土地では、こうしなければいけない」などという固まった考え方をあまり持っていると、それに縛(しば)られて自由な発想が出なくなるのです。した...創造性を発揮するためのポイント(前編)

  • 人間関係の調整にも発明・発見が要る(後編)

    (家庭でも会社でも、創造性発揮の余地はいくらでもある)自分に与えられた問題に対しては、自分なりの解決法を考え出さなければいけません。ただ、人には、どうしても、手抜きをしてしまうところがあり、自分の主張だけを通そうとして他の人とぶつかり、「あの人とは相性(あいしょう)が悪いのだ」と考えてしまいがちです。しかし、そうではありません。これは、「仕事が十分ではない」ということなのです。会社で人間関係のトラブルを起こす人は、家庭でも同じようなトラブルを起こすものです。かなり古い調査になりますが、ハーバード大学の調査に次のようなものがあります。会社をクビになった人について、「なぜクビになったのか」という原因を追究したところ、三十数パーセントは、能力不足によってクビになっていますが、残りの六十数パーセントは、人間関係の問題で...人間関係の調整にも発明・発見が要る(後編)

  • 人間関係の調整にも発明・発見が要る(前編)

    (創造性を発揮すれば離婚は十分の一に減らせる)創造力とは、英語では“creativepower”(クリエイティブ・パワー)ということになりますが、これは、「つくっていく力」という意味であり、イマジネーションという意味での「想像力」にも本当は近いものです。そして、新しいものをゼロからつくっていく「創造力」というものは、実は、今いちばん大事な力です。この世の中では、「創造する力」を持つ創造的な人間というものは、何か事業を始めるにしても、個人として職業を選ぶにしても、会社や組織のなかで出世するにしても、やはり、素晴らしい価値を生みます。創造的な生き方ができれば、十倍、百倍の値打ちを、人生に付加価値として付けることができるのです。それを知らなければいけません。創造性とは、単に機械の発明のようなものだけにかかわるのではあ...人間関係の調整にも発明・発見が要る(前編)

  • 日本神道系の神々の豊かさとは⑥(最終)

    (「富の総量」を増やすために学ぶべき「成功する方程式」とは)マルクス主義的なものも、弱者を救う面ではよいところもありますが、現代ではマルクス主義の基本的な考え方が廃(すた)れてきているので、使えません。ただ、今、「マルクス主義」が「累進(るいしん)課税」というかたちでの社会主義に変化してきて、先進国まで含めて洗脳されているのです。それによって、「お金があるところから取り、ないところにばら撒(ま)く」ということだけをやっているのですが、普通、「お金のあるところと、お金のないところができる」ということには理由があります。会社の経営に失敗するところと成功するところがあるのには、理由があるわけです。それは、確かに、成功すべくして成功し、失敗すべくして失敗しているのです。お金が儲(もう)かっているところから取って、ないと...日本神道系の神々の豊かさとは⑥(最終)

  • 日本神道系の神々の豊かさとは⑤

    (「考え方」で豊かになるか貧乏になるかが分かれる)今の日本は豊かな国ですし、これからもっと豊かになると、私は信じています。しかし、考え方において、「貧乏(びんぼう)を愛する考え」を持っていたら、やはり、真に豊かにはなれません。ここについては気をつけてほしいと思います。この「貧乏を愛している」ということについては、個人にも全体にも当てはまることなのです。キリスト教には、「金持ちだったら天国に入れない」という考えが一部にありますけれども、本当にそう思っていたら、今のキリスト教国の発展はありえません。したがって、イエスの言葉であっても、耳でだけ聞いて、頭に通っていないだけなのでしょう。「昔の時代の教えだから」と思って、いちおう分けて考えているのだと思います。もし、「個人」においても、商売をしている人が、「ああ、こんな...日本神道系の神々の豊かさとは⑤

  • 日本神道系の神々の豊かさとは④

    (「実力」と「自信」をつけて、世界に発信できる国へ)日本もとうとう、アメリカに意見が言えるところまで来つつあるので、うれしく思います。70年前だったら、言いようもなかったでしょう。「トウモロコシのカスを下さい。ドックフードを下さい。何でもいいです」というようなことは悔(くや)しいことだったでしょうが、犬の餌(えさ)だろうが、牛の餌だろうが、何でもいいから食糧になるものを求めたのが、70年前の日本でした。しかし、今では、オバマ氏が登場したときに、「経済的には失敗するだろうと」と見ていたのですが、その後、そのとおりになっているなど、こちらのほうが“見える”ようになってきている段階です。また、これから中国が経済的に破局を迎えようとしているようなことは、日本はすでに1990年代に経験していることなので、よく見えています...日本神道系の神々の豊かさとは④

  • 日本神道系の神々の豊かさとは③

    (日本は本来「信仰」と「繁栄」が結びついている国)例えば、「海幸彦(うみさちひこ)・山幸彦(やまさちひこ)」の神話がありますけれども、「『豊かさ』というのは、神が人類を愛しているとき、国民を愛しているときに現してくるものである。豊作(ほうさく)・凶作(きょうさく)というのは、神の御心(おこころ)の現れなのだ」というように見るわけです。また、日本には、「国民の心が荒(すさ)み、悪い状態の場合には凶作になったり、為政者(いせいしゃ)の政治が悪いと、天変地異が起き、いろいろな害が及んだりすることもある」というような考え方もあります。ですから、そういうところで反省を求めるような面もあるということです。基本的に、日本の神は、戦においては「正義」を求め、「正しいものは勝たねばならん」と考え、さらには、「神の心に適(かな)っ...日本神道系の神々の豊かさとは③

  • 日本神道系の神々の豊かさとは②

    (「富」に関する教えがなかったキリスト教や仏教)これは、「豊かさ」という意味においては大事なことだと思うのです。キリスト教では、イエス自身、生きていたときには「清貧(せいひん)の思想」を説いていましたし、新しくローマ法王になった方(フランシスコ)なども、そのようなことを言っているようです。今、バチカンは、さまざまなスキャンダルをたくさん抱(かか)えていて、批判も強くなっています。そのため、信者からのバチカンへの寄付は、2006年には百億円ほどありましたが、2012年には六十数億円にまで減ってきているのです。これは、日本では中堅(ちゅうけん)教団の規模ぐらいになるでしょうが、人気が落ちたら末端の教会の収入も減り、そこからの奉納(ほうのう)も減ってくるということでしょう。そういうわけで、今のローマ法王は、すごく質素...日本神道系の神々の豊かさとは②

  • 日本神道系の神々の豊かさとは①

    (日本には「人類史の宝庫」のような部分がある)少なくとも、分かっている範囲内の二千数百年という長い歴史を見ても、また、中国あたりから「ジパング」といわれ、金がたくさんあるように言われていたことなどを見ても、日本がかなり「富んだ国」であるということは知られていたのではないかと思います。海の幸(さち)・山の幸に恵(めぐ)まれ、全体的には豊かな国だったのではないかと思われますし、私たちが自分たちを小さく考えるのとは反対に、だいぶ昔にも、今考えている以上に、そうとう発展していた部分があったのも事実です。それから、世界的に見ても、いろいろなところで活躍したような人が転生(てんしょう)の地として日本を選んで出てきているのは、「魂(たましい)の修行(しゅぎょう)の場として意味がある」ということでしょう。日本には、戦国時代のよ...日本神道系の神々の豊かさとは①

  • これから本当の「日本に時代」がやってくる

    いずれにせよ、日本には、優れた神々が数多く降りたと思いますが、今後、もし日本が衰退(すいたい)していくことになれば、神々は行き先をまた探さなければならないわけです。例えば、中南米のように、一度、文明が滅(ほろ)びたような場所がありますが、そういうところには、かつて神々がいたとしても、きっと、今はもう散ってしまって、いないでしょう。あるいは、古代エジプトも、クレオパトラの代で最後になるまでは、ずいぶん長く続きました。おそらく、昔は巨大霊界があり、多くの神々がいたはずですが、それも今はヨーロッパやいろいろなところに散っていると思います。文明が滅びると、そのようになるわけです。ただ、私は、「まだ本当の日本の時代は来ていない」と思っています。これから最後の仕上げをし、本当の日本の時代が到来するのではないでしょうか。世界...これから本当の「日本に時代」がやってくる

  • 古代の日本では宇宙との交流があった?

    奈良時代以前の古代に関しては、埴輪(はにわ)と古墳(こふん)以外は何もないと思っている人も多いかもしれませんが、「実際は、高度な文化があった」ということを、いずれ何らかのかたちで証明できるのではないかと思っています。古代には、そうとう優れた神々が来ているのです。例えば、天照大神(あまてらすおおみかみ)に関する話のなかでも、「天磐船(あまのいわふね)が降りてきた」という、実に興味深い記述が文書に出てきます。これは、「UFO」と見てもいいような不思議な書き方で、「かつての日本では、宇宙との交流をしていた時期もあったのではないか」と思われる面があるわけです。そうした「ミステリー」を考えると、いろいろ出てきそうで、実に面白いところがあると思います。少なくとも、今、常識として固まった考えを引っ繰り返していかなければ、未知...古代の日本では宇宙との交流があった?

  • 明治維新以前から文化的高みを持つ日本

    文化的高みを持つ理由の一つは、それだけ精神性の高い人たちが、連綿(れんめん)と生まれ続けているということだと思います。先日、NHKの番組「歴史秘話ヒストリア」を観ていたのですが、作曲家・古関裕而(ゆうじ)さんの特集でした。気品ある格式高い曲風で知られ、現在でも数多くの作品が愛されています。生涯で5千に及ぶ曲を作曲したとされ、また、楽器を一切使わずに頭の中だけで作曲を行い、同時に3つの曲を作っていたといわれています。社歌や校歌も1000曲あまり作られていました。誰もが一度は耳にしたことがある、そして深い思い出とつながって記憶されている名曲が数々あります。高校野球夏の大会歌「栄冠は君に輝く」や「長崎の鐘」「高原列車は行く」「(阪神)タイガースの歌(六甲おろし)」などの名曲は今も歌い継がれています。昭和という苦難の時...明治維新以前から文化的高みを持つ日本

  • 日本の源流は「ムー帝国」にある

    通常、日本人は、日本を中心にした世界地図を見ているので、ここが世界の中心のように考えているかもしれません。しかし、ロシアや中国の地図を見たら、日本というのは“隅(すみ)っこ”のほうで、何か邪魔(じゃま)をするように、へばり付いている感じなのだと思います。つまり、カルフォルニア半島の切れっ端(ぱし)のような小さな国が、ロシアや中国が太平洋へ出入りするのを邪魔しているように見えるわけです。「日本は、実に小うるさく、強く、悩ましい国だ。これさえなければ、自由に、いろいろなところへ行けるのに」という感じに見えていることでしょう。ただ、日本に神々が集われている理由としては、「この国の源流に、直前のムー帝国の文化があるからだ」と思います。ムー帝国が海中に没(ぼっ)したあと、その文化を継承(けいしょう)させるべく、アジアの地...日本の源流は「ムー帝国」にある

  • フランスからの日本待望論

    (世界は日本を必要としている)著名な作家であり、フランス国営文化放送プロデューサーとして紫式部から三島由紀夫まで多くの優れた日本文化紹介番組を送り出したオリヴィエ・ジェルマントマ氏は語る。日本の若者が祖国の文化の豊饒(ほうじょう)を十分に知らず、いや、日本そのものが偉大な独立国家にふさわしい役割を国際場裡(こくさいじょうり:世界各国の人々が多く集まる所)で果たそうとしないありさまを見て(中略)、私は驚きと失望を禁じ得ないのであります。ジェルマントマ氏をかく言わしめるのは、今まで40近い国をめぐり歩いた経験から、「我らが地球は、もしも文化的・精神的に新飛躍をとげざる限り明日はないも同然」という現代文明に対する痛切な危機感を抱いたからである。世界のひと握りの人間が死に金を積み上げて、その上にどっかとあぐらをかき、た...フランスからの日本待望論

  • 地球を救う自然観

    (日本は世界第2位の森林大国)1980年からの10年間、世界で毎年韓国の面積に匹敵する森林が失われてきた。このままのペースが続くと、あと100年後には、地球上には樹木が一本もなくなってしまう計算だという。森林保護に関しては、我が国は世界でもトップクラスの優等生である。その緑被率(森林が国土に占める割合)は67%と、フィンランドの69%に続いて世界第2位。我が国の人口密度が1平方km当たり332人と、フィンランドの16.7人の約20倍である事を考えれば、少ない面積をいかに森林の為に残しているか、よく理解できる。ちなみに、お隣の中国は人口密度129人と、我が国の2/5の水準にも関わらず、緑被率はわずか14%。緑のダムと言われる森林が少ないため、水不足と洪水に悩まされている。一人あたりの水資源は世界平均の1/3以下で...地球を救う自然観

  • 米大統領選挙におけるアメリカ合衆国の危機(後編)

    (新型コロナウィルスは生物兵器である)冷静に考えて見てください。今回の米大統領選は新型コロナウィルスのパンデミックがなければ、トランプ大統領は余裕で勝利していたはずです。アメリカの景気動向、雇用状況はとても良好でした。それで、トランプ大統領は確実に二期目の政権を担うはずだったのです。しかし、今後4年間の政権運営を考えると、それは、中国共産党にとっては致命的な事態を迎えることになるわけです。中国は、アメリカが本気になった2018年から米中貿易戦争がはじまったと認識しているはずです。アメリカの支配層が中国打倒を決意したのは2015年のAIIB事件の後で、つまり、アメリカは2015年から「戦争状態」という認識があるはずです。すでに両国は軍事以外で戦争状態に入っています。中国は何としても、トランプ大統領の再選を阻止しな...米大統領選挙におけるアメリカ合衆国の危機(後編)

  • 米大統領選挙におけるアメリカ合衆国の危機(前編)

    米大統領選挙で起きていることは、全世界の一大事です。混迷の大統領選挙の実情は、アメリカ9.11事件を超える事態になっているように思います。トランプ弁護団のジュリアーニ氏(元ニューヨーク市長)は、もし大規模な不正があったとすればこれはクーデターと認定すべきであると叫んでいます。つまり米国の民主主義が社会主義・共産主義者の攻撃を受け、国家の転覆を謀った一大事だというのです。米主要メディアはこぞって「バイデン勝利」を報じ、それを既成事実化しようとしており、日本のマスコミもそれに追随している。しかし、大統領選は「トランプ対バイデン」というレベルの戦いではなく、「共和党vs民主党」の戦いでもありません。「正義と邪悪の戦い:人々の未来への選択」を決める戦いだと感じるのです。そして、邪悪なるものは何なのかを突き止め、米国民が...米大統領選挙におけるアメリカ合衆国の危機(前編)

  • 樹を植える日本人、樹を伐る中国人(後編)

    (「あんなものは、いくらでも手に入る」)林医師自身も、こんな体験をしている。20年ほど前、東大で研究していた時、中国の蘭州大学で血液学を教えていた教授が留学に来ていた。当時は、骨髄移植が始まって数年しか経っていない時期で、最先端の医療技術だったが、彼は「こんなことは、中国ではとっくにやっている」と言った。林医師がすぐには信じられずにいると、彼は「胎児の肝臓を使うのだ。胎児の肝臓を取り出してすりつぶし、メッシュで濾過したものを点滴すれば、骨髄移植と同じような効果がある」と説明した。「では、どこから胎児の肝臓を手に入れるのか?」と訊くと、彼は笑いながら「あんなものは、いくらでも手に入る」と言い放った。そのときに私は、さすが中国は世界一人口の多い国だから、胎児を手に入れることはたやすいのかもしれないと思ったが、「あん...樹を植える日本人、樹を伐る中国人(後編)

  • 樹を植える日本人、樹を伐る中国人(前編)

    「日本人と中国人の決定的な違いは死生観にある」というお話です。「樹を植える日本人、樹を伐る中国人」のお話は後編でお伝えします。(日中でまったく異なる「医食同源」)台湾で中国医学を学んだ後、東大で医学博士号をとり、現在は栃木県で地域医療に携わっている林建良医師は、「医食同源」の理解が、日本と中国ではまったく異なる、と指摘している。日本人が考える「医食同源」とは、健康を保つためには、まず食事から正していかねばならない、というものだ。最近流行語となった「メタボリック症候群」に関しても、甘いものや濃い味付けの料理を食べ過ぎると内臓に脂肪がたまって、動脈硬化による心筋梗塞などの病気にかかりやすくなるので、野菜をしっかり食べよう、などと説かれる。しかし、林氏が台湾の医学部で学んだ漢方医学では、たとえば「肝臓を食べると肝臓に...樹を植える日本人、樹を伐る中国人(前編)

  • 「鎮守の森」を世界へ(後編)

    (「タブノキ!タブノキ!タブノキ!」)平成14(2002)年11月23日朝、島根県出雲市にあるオムロン出雲のグランドに、市内の750名もの小中学生が集まった。やがて宮脇が紹介され、マイクを通じて大きな声で呼びかけていた。北山の、出雲の一番本命の木は、火事にも、地震にも、台風にも長持ちするものは何であるか、大きな声で言っていただきます。タブノキ!タブノキ!タブノキ!グランドの向かいの北山では、緑の山麓の所々にぽっかり穴があいているのが見える。マツ枯れが進行しているのである。そこにこの土地の木を植えて、北山を本来の姿に戻そうというのが、この植樹祭の目的だった。宮脇の説明が終わると、小中学生らが宮脇に率いられて北山に登っていく。細い山道には小学生でも登れるようにと、新たに丸太の階段がつけられている。30分ほど歩き続け...「鎮守の森」を世界へ(後編)

  • 「鎮守の森」を世界へ(前編)

    鎮守(ちんじゅ)の森から学んだ最新生態学理論で、宮脇昭(横浜国立大学環境科学研究センター教授)は国内外のふるさとの森づくりを進めている。(神戸を護ったふるさとの木々)ヘリコプターの下には震災後の神戸の街の惨状が広がっていた。ちょうど子供の頃に見た、戦争直後の東京や横浜の焼け野原を宮脇は思い出していた。しかし、よく見ると、所々に緑のかたまりが見える。小公園の小さな樹林や神社の森がそのまま残っているではないか。神社のコンクリートの鳥居が傾き、社殿が倒壊しているのに、鎮守の森の木々は一本も倒れていない。そこには難を逃れた人びとが集まっていた。埋め立て地のヘリポートに着陸し、タクシーで長田区に入った。猛火に焼けただれた鉄の塊の間で、少女とその父親らしき人が一生懸命に手で土を掘っている。母親の遺骨を探しているようだ。しか...「鎮守の森」を世界へ(前編)

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