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性能とデザイン いい家大研究 https://blog.goo.ne.jp/replankeigo

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です  いい家ってなんだろう、を考え続けます

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2015/10/15

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  • 【侵略を経験し歴史的に外圧を体感する〜北部九州】

    上の写真は昨日も紹介した博多と博多湾を一望できる上空写真と、今回はじめて参観できた「元寇史料館」で確認できた元軍船舶の「侵略」状況ジオラマ。この状況は元寇の1回目、1274年の「文永の役」のときのものです。13世紀において日本社会はこういう惨禍を実体験した。わたしたち北海道もその開拓殖民に当たっては、「北門の鎖鑰〜さやく」(鎖鑰というのは「戸締まり・用心」のような意味)という国家意志・目的が大きな要素として行われてきた歴史経緯。北方からのロシアの侵略脅威に対して、日本社会が立ち上がって国土開発努力が傾けられてきた。しかし明治以前の江戸時代という一国平和体制が国民意識に深く沈殿してなのか、日本人は対外的な外交とか、国家戦略的な自らの立ち位置という論議には「熱しやすく冷めやすい」側面が大きいのではないか。とく...【侵略を経験し歴史的に外圧を体感する〜北部九州】

  • 【地下鉄で空港へ、街中からすぐフライトの博多】

    昨日夕方、博多の街から帰還しました。昨年にも家族で訪れていたのですが、約1年ぶりの訪問。街のサイズ感としてわたしのホームの札幌と近似している街ですが、そのせいなのか、歩いていて不思議と親近感を感じる。今回は急に日程したこともあってレンタカーなどは借りずに、もっとも街の雰囲気を感じられる「徒歩+地下鉄などの都市交通」という移動手段で都市居住体験をしてみたかった。おかげさまで昨日もトータル13,500歩超という歩数であちこちと散策してみていました。知人から勧められた「元寇史料館」から「筥﨑宮」など。やっぱりわたしの数寄としては歴史・ひとのいとなみ系のテーマでの散策が非常に性に合っている。とくに「元寇史料館」での元の軍兵たちが全身にまとっていた「モンゴル型・鎧」の現物展示には深く驚かされていた。知人によるとこう...【地下鉄で空港へ、街中からすぐフライトの博多】

  • 【怒濤の日程だった4月の最後は博多・櫛田神社】

    この4月は電子書籍の「作家と住空間」発刊から始まって、その関連での3月末からの東京滞在があり、その後中旬には「AI人工知能EXPO」参加でふたたび東京晴海のビッグサイトでの説明員役務、その出張が終わってすぐに青森県・道南観桜旅。そこから帰ってすぐに博多にトンボ飛びして知人との会合参加などの日程を過ごしておりました。本日札幌帰還予定。こういういろいろな動きがあったので、それを整理整頓して次のステップに準備していかなければなりませんが、5月にはいまのところそういう動きを入れずに、落ち着いて過ごしたいと思います。写真は昨日撮影した櫛田神社の「山笠」。なぜか福岡ではこの櫛田神社周辺にご縁があるようで、昨年もこの近くに宿泊していましたが、今回も同様。よく福岡市は外部からの制服権力である黒田家の「福岡城」と市井の民衆...【怒濤の日程だった4月の最後は博多・櫛田神社】

  • 【函館と言えば「谷地頭温泉」が地元民の定番】

    今回の青森−道南観桜旅、青森からフェリーで帰還後、夫婦旅の定番・函館市内の「谷地頭温泉」へ。この温泉は「公営温泉」として長く函館市が経営していた歴史があり市民に親しまれてきた。歴史的には以下のよう。(概略Wiki記述より)〜1878年の函館大火のあと当時湿地帯であった谷地頭地区が宅地造成され1881年竣工。翌1882年事業家・勝田銀蔵によって温泉掘削が行われた。その源泉に対し戦後直後、函館水道局(現、函館市企業局上下水道部)に新しい湯元の開発が持ちかけられた。ちょうど湯の川温泉の温泉供給管に付着するガリ対策の目処がついたこともあり、1949年8月にかつてあった料亭「浅田楼」の土地(谷地頭町25番地)購入する施策案が函館市議会で決議。翌1950年に市民より谷地頭町17番地も寄付され1951年ボーリングを実施...【函館と言えば「谷地頭温泉」が地元民の定番】

  • 【弘前の美術館にて奈良美智作品と再会 🎵】

    さて、昨日ようやくわが家に帰還いたしました。日曜日20日からだったので今週はほぼデスクワークを離れておりました。夕方帰ったのですが、以前から時間アポをしていた官公庁からのビジネス連絡を受けた。で、必要と言われた公的書類の指示があって取り寄せを了解したのですが、2つの書類とも有効期限内の取り置きがあったので、さっそく返信して必要な届出について、電話で逐一確認しながら完了させることが出来た。なかなかお役所との対応は細かな点についての注意が求められるので、たくさんの案件を進行させているビジネスの現場感覚からすると、あまりにも内容が細かすぎて対応がメンドイ(泣)。今回のことも、先方から一度は「完了通知」を受け取ったけれど、官庁組織内部での細かいチェックの結果、微細な部分の修正申告を、というような内容。それもはるか...【弘前の美術館にて奈良美智作品と再会🎵】

  • 【青森から松前へ、海上はるかに岩木山遠望】

    一昨日は夜に函館にフェリーで到着。で、観桜ツアーとして昨日は道南・松前に移動。なんですが、わたし的には道中から海上に遠望されていた山影に見入っていた。そうなんです、これまでもたぶん気付いてはいたハズだけれど、津軽海峡はるかに「岩木山」が見えていたのです。写真はiPhone撮影でおぼろげですが・・・。昔人は現代人よりもはるかに「遠望視力」が優れていた。このように岩木山が見えることとこの地に本州津軽地域での内戦敗残の結果、逃れてきた武装勢力である「安東氏勢力」にとって、父祖の地の象徴である岩木山が辛うじて遠望できることをどのように受け止めていたか。そういう心象について、はじめて気付かされていた。津軽半島西端の十三湊という北方アジア世界との交易拠点を長く支配してきた勢力・安東氏。この士族の栄枯盛衰の推移は北海道...【青森から松前へ、海上はるかに岩木山遠望】

  • 【古民家直撃? 落雷か積雪荷重で倒壊か in青森浪岡】

    全国の住宅行脚を続けていると各地の古民家にその土地らしさをみて感動することが多い。そうした古民家が長い時間推移を生き延びてきた様子に、ひたすら打たれてくるのですね。そういうなかで以前に一度訪ねた古民家、それも地域自治体が管理に当たっていた古民家が崩壊しているというケースを見ることはなかった。しかし今回、たまたま再訪した青森市浪岡の古民家の崩壊現場をまざまざと目撃させられてしまった。写真の通りのような状況でした。ちなみに2024年1月に訪問したときの全景写真は以下の通り。左手側は主屋で2階建てで構造的にもしっかりと軸組構成されていたけれど、右手側には土間の大空間が広がっていて、たしかに構造は簡素な造りとは言えた。こういう事態に至っていたので、当然説明とかを見たり聞いたりすることは出来ませんでしたが、重厚な萱...【古民家直撃?落雷か積雪荷重で倒壊かin青森浪岡】

  • 【初めての「集中豪雨」型観桜 弘前城のサクラ】

    さて昨日は初めて来て見た「弘前城のサクラ見物」でした。弘前城はごく普通にビジネス旅で弘前を訪れる際には、早朝散歩などでよく見知ってはいる歴史感公スポットなので、何回かは訪れております。しかしそれは常に仕事上のスケジュールでの探訪だったので、個人的な「歴史好き」からの興味探訪。観桜スポットとしていまや全世界に知られたこの時期に来て見たのは、まったく初めての経験でありました。感想は、まことに人出の多さ、クルマの大渋滞・・・。すごい。日本人の季節感文化の中で観桜は、その中核に位置している。いかにも、な「もののあはれ」が体感できる最高の舞台装置なのでしょう。わたし個人としての妄想としては、古事記におけるその命名の精妙さにおどろかされている「コノハナサクヤ」姫とニニギノミコトの出会いのシーンの背景として想像される浜...【初めての「集中豪雨」型観桜弘前城のサクラ】

  • 【2025青森〜函館のサクラを追う旅路】

    この4月はまことに「東奔西走」の時期。仕事あり、夫婦での観桜の旅あり、であります。で、東京では仕事でビッシリ行動していましたが、その帰還寸前の寸暇をみつけて、興味分野を深くえぐられる国立科学博物館の「古代DNA展」参観していました。しかしその行動記録を明瞭にブログで記録として記す間もなく、この時期の夫婦旅の定番「道南のサクラを追う旅」の拡大バージョンとして、弘前・青森県を加えての観桜ツアーであります。ちょうどすべての予定が4月に集中してしまったという状況であります。そのなかでも今進行の「サクラを追う旅」は、去年までは道南だけだったのですが、今回は青森県にまで範囲を拡大して、弘前まで観桜を拡大して移動中であります。しかしさすがに青森県まで予定を拡大すると日程もギュー詰め気味。わたしたち夫婦は行動派なので、つ...【2025青森〜函館のサクラを追う旅路】

  • 【石垣島で発見「白保人」の顔相〜古代DNA展-2】

    わたしのブログの過去記事では人類の出アフリカの「グレートジャーニー」への強い興味事項があります。人文的な歴史数寄が昂じてきて、死ぬまでにどこまで知ることができるのか、最前線の研究に強く惹かれ続けているのですが、そのなかでも日本列島への到達について、圧倒的に引き込まれている。今回の「古代DNA」展で最初のコーナーで開示されていたのが、この「白保竿根田原洞穴遺跡〜しらほさおねたばる」から出土の旧石器時代の遺骨群。まことに「おお」であります。当然、脳味噌のすべてが吸い寄せられた(!)。もうなにもいうことが出来ませんでした。沖縄県石垣島東部のこの遺跡からは空港建設の調査で2010-2016年にかけて行われた調査の結果、人骨が25体ほど発見された。年代測定の結果その8割が旧石器時代と特定された。日本列島でこれほどま...【石垣島で発見「白保人」の顔相〜古代DNA展-2】

  • 【国立科学博「古代DNA」展じっくり学習・・・】

    みなさんは「ものごとを学習」するのにはどのようにされるでしょうか?わたしは、もちろん書物なども重要だと思いますが、現代ではさまざまな動画情報などのウェートも高まっていると思います。ただ、動画情報はデマも非常に多い、いや「再生回数」稼ぎ目的でセンセーショナリズムが跳梁跋扈している。Youtube動画などは「倫理基準」すら明確ではない、もしくはわかりやすく示されていない原野状態のように感じます。そういう状況を狙って政治にもおかしな輩の動きが出てきている。要注意。まぁそういう意味では、その情報発信者の人間性がわかりやすく示され、受け取る側の判断レベル階層によって評価が分かれると言えるでしょう。「常識」が大きく変容しつつあるのが現実。そういうなかで人間、いくつになっても知りたい欲求は強く持ち続けているもの。東京に...【国立科学博「古代DNA」展じっくり学習・・・】

  • 【江戸の街・治水された河辺で鳥と会話】

    3日間のAIイベント参加での情報交流ビジネスが無事に終わって、昨日は夕刻に札幌まで帰還しました。「作家と住空間」の出版関連の動きなどもありつつ、その他の案件も同時進行で各種、連絡が密になって来ているので時間にゆとりがない。なのですが、一方で高齢者でもあるのでそういった「付き合い」もある。笑顔でニコニコ対応(笑)。そんななかどうも最近、朝の散歩機会などで少しでも触れられる「自然」との語らいにゾッコン気味。写真は忙中閑のそのいっとき、河辺で見かけたハト。わたしの散歩進行方向に沿って、まるで「おい、どうした元気か?」みたいな動きを見せてわたしの横に現れ出たのです。その動作ぶりがコミュニケーション的だったので、ついカメラを向けた。そうしたら1枚目の写真のように、「おい、オマエ、個人情報を勝手に撮影するな」とでも言...【江戸の街・治水された河辺で鳥と会話】

  • 【桜からハナミズキへ 東京での任務無事完了】

    さて昨日で東京ビッグサイトにて開催のAI人工知能イベントでの拙・特許案件についての説明員としての丸3日間の任務を無事に完了いたしました。まぁ一応、加齢による体力の減衰を補う意味での一部「中抜け<ズル休憩>」などはご容赦いただいて、ではありました(笑)。ヘルプしていただいたみなさん、本当にありがとうございました。会期中にじっくり話が出来、いろいろ情報交換したり今後の進展を、という方向を確認できたみなさんにも、その出会いに深く感謝しております。AIということで非常に広い産業領域にまたがるイベント会場で、とくに「住空間画像のAI解析、産業化」という特殊なケーススタディについて関心を持っていただける方とめぐり会うことが出来たのは、奇跡的だと思いました。今回のチェレンジは動態的に現代の社会状況を肌で感じるのにきわめ...【桜からハナミズキへ東京での任務無事完了】

  • 【東京の大自然 「アオサギの捕食」観察】

    さて昨日も東京ビッグサイトで引き続き、AIイベントに参加しておりました。さすがに2日目となると当方の対応力も向上してくるようで、じっくり話し込んだ上で名刺交換させていただいた参観来場者の方だけでも14名と、継続的な交流が見通せそうな出会いも確認できたりしていました。ということで、本日の最終日にも頑張っていきたいと思います。さて、本日のブログは早朝散歩で都内の川の水辺でふと発見・遭遇した「アオサギの捕食」現場ウオッチであります。わたしの早朝散歩は札幌でもエゾリスやオシドリなどの人間界周辺動物との出会いが楽しい時間を作ってくれるのですが、さすが大東京。上述の人間同士の出会いもさりながら、なんと写真のような「大自然」との出会いも目前で展開してくれました。ふと発見したアオサギくんの凛々しいお姿ですが、かれは一瞬の...【東京の大自然「アオサギの捕食」観察】

  • 【 東京ビッグサイトで「AI・人工知能EXPO」に参加中】

    昨日から表題のイベントに出展者・調和技研さん(ブース番号14-26)のコーナーに協賛的な立場のコーナー出店で参加しています。今回は自分の会社として出展者になってということではなく、あくまでも賛助的な参加。協働者である調和技研さんの役に立てれば、というのが主要な動機であります。AI・人工知能EXPOなので、情報収集に見えられるみなさんは最新のAIビジネスの動向を知るということが参加動機。それこそさまざまな業界のみなさん、というか、あらゆるビジネスのみなさんが参集されてきていることが実感されます。AIという領域がどんな業界にとっても今後の変容の主要な「エンジン」になっていくことは実感できますが、しかし各産業界にとっては、明確にターゲティングできているワケではないし、また、その業界にとって完全に目標領域が定まっ...【東京ビッグサイトで「AI・人工知能EXPO」に参加中】

  • 【サクラが見事に残る都の春の風情】

    昨日東京に移動。本日から3日間の激務に向けてゆっくり体力を涵養しておりました。写真はホテル周辺の住宅街を軽く散歩していて見かけた満開のサクラ。さらに散歩道にはツツジも咲き誇っております。この時期も南北に細長い日本列島の独特の「季節感」が感じられる極限期でしょうか。日本人の精神性の根っこの「もののあはれ」にとってサクラへの心情は格別の美感体験なのでしょう。日本列島の中で移動交流が顕著になってきた戦後社会ではさらにそこに南北格差というような複雑な要素も加わって、モザイク的な心象を形成してきている。もちろん他方で「北へ帰る」みたいな、北海道開拓以降の北国への浪漫も民族普遍にある。演歌では「津軽海峡冬景色」とか、小林旭の「北帰行」のような心象叙景が民族的に「沈殿」もしている。最近では新千歳空港からの海外客数がうな...【サクラが見事に残る都の春の風情】

  • 【「富士には月見草」 エゾ富士にはクロッカスかなぁ】

    「富士には月見草がよく似合う」というのは太宰治の「富嶽百景」での表現。〜富士山と対峙する月見草の姿を「金剛力草とでも言いたいくらい、けなげにすくっと立っていた」と表現。月見草は、富士という雄々しい姿の前にはかなくも美しく咲く花になぞらえた。〜というようにGoogle検索では表示される。きのうの北海道地方は春への期待が大きく膨らむような好天。カミさんはニセコの日帰り温泉の泉質が至って「お好み」なので、この好天に誘われて弾丸往復200km。冬の間はスキー客などで遠慮していますが、わが家のドライブコースの定番。雪融けが進んだので、ということでした。札幌・小樽という石狩湾気候地域から、こっちの方面まで来ると景観的には「エゾ富士・羊蹄山」がその美形をこれでもかと目に焼き付けさせられる。札幌から高速で朝里で下りて、...【「富士には月見草」エゾ富士にはクロッカスかなぁ】

  • 【電話・メールもうかつには・・・ヤバい詐欺痕跡】

    最近ときどき「+〜プラス」がアタマに付いた電話番号からの着信記録がある。わたしも段々学習してきて、知らない連絡先からの電話には出ないように心がけている。そういうわたしもさすがにこういうのは初めて目にした次第。これまでは一応、数字だけで国内からの発信だったものが、いよいよ海外から(を装ったのかもしれないけれど)の着信が散見される。もちろんまったく出ることはしないので、いったいどんな詐欺なのかは知る由もないけれど、WEBからの情報ではさまざまな詐欺の方法が開示されているので参考にされたらと思います。一方、メールの方の詐欺メール類はひどい状況ですね。デジタル化の進展は大きな人類的な情報技術発展だとは思うけれど、どうしてもこういう良からぬ輩は悪知恵を巡らせてくる。イタチごっこ。そういう繰り返しからすこしづつまた次...【電話・メールもうかつには・・・ヤバい詐欺痕跡】

  • 【雪融けさっぽろ、カツラ巨木に自然の輪廻】

    さて昨日記載のように、来週は15から17日までの東京ビッグサイトでのAI系イベントに参加。その準備作業と「人生まとめ企画」と勝手に位置づけている電子書籍出版の関連活動などで、フルハウス状態。加齢してくるとどうしても脳味噌の活性についての疲労感の影響はやむを得ない。従順に受け入れて、ときどきはそういう状況に対して「自然のいとなみ」をこころに感受させることで、バランス感覚を再生させたくなる。そんな心理にさっぽろの街は太古以来の自然状態を保存させているエリアを保持していて、そこを巡り歩くことで、リフレッシュを働きかけてくれる。冬の間朝散歩では、カミさんの選択にあわせ「雪道ではなく、歩きやすさ最優先」だったので、人工的な「空中回廊」を歩くことが多かったのですが、ようやくカミさんの許可が得られ写真の「円山自然林」の...【雪融けさっぽろ、カツラ巨木に自然の輪廻】

  • 【来週は NexTechWeek2025 で晴海ビッグサイトへ】

    さて、このところ著作の「作家と住空間」発刊のいろいろな作業が続いていましたが、ようやく一段落付いてきた。一方で「Replan住まいナビ」の開発局面で協働していたIT企業「調和技研」さんが出展される表題のAI関係イベントに関連企業として協賛参加する予定です。会期は4/15から4/17までで会場は東京晴海の「東京ビッグサイト」。ソフト開発局面でさまざまなAI技術が活用されたのですが、それらを調和技研さんが主体者となって特許申請したところ、ことしの1月になって特許庁から認められたのですね。詳細については主たる申請者の調和技研さんのAI研究の先端部分なのでお任せして、わたしどもはその開発に当たって画像情報を提供しともに開発した立場から共同出願者になった次第。で、この展示会に「出展者」側の立場で参加することになりま...【来週はNexTechWeek2025で晴海ビッグサイトへ】

  • 【ハクチョウが泥濘のなかでついばんでいるものは?】

    宮島沼の探訪では今回、学芸員とおぼしき方から鳥の生態について説明を受けることが出来た。わたしたち夫婦のような「なんとなく鳥ってかわいい」くらいの人間には非常にためになった。今回宮島沼の訪問時間は真昼時間だったので、鳥たちは沼にはいなくて、周辺の田畑、それもまだ北海道らしく耕作着手前の泥濘状態に広く展開していた。そこで目敏く発見したハクチョウたちの群。あまり警戒されないようにしずかに近づいてみると、ごらんのようなポーズで一心不乱に泥濘に首を突っ込んでいる。足が折れてやがて化身したとされるヤマトタケルは、やはりハクチョウに変身したのではないかと勝手に想像しているけれど、そうしたハクチョウもおなかは空く。さてこのポーズでなにを食しているか。学芸員の方からの説明・受け売りでは、土中の昆虫類を食べているのではないか...【ハクチョウが泥濘のなかでついばんでいるものは?】

  • 【マガンたちの旅路 宮城県伊豆沼〜北海道宮島沼】

    渡り鳥たちと人間社会との間に、なにか響き合う関係性のようなものはあるのだろうか?きのう、ヤマトタケルの最期、鳥に変身して大空のかなたに飛び去っていくという古事記の一節を書いたけれど、日本という極東の島国での渡り鳥を連想させる文学的表現の嚆矢だったかと。日本がアジア世界における外交関係を明確に意思しはじめ当時の中華世界の国際的秩序体制に参画していく段階で、国としてのアイデンティティを問われた。古事記はそういった必要性から編纂が始められた経緯。そのことは同時に日本語という言語を、漢字という輸入文化体系をもって書きコトバとしても成立させることにつながった。そういう背景事情の中で言語創造・確定作業が進められた。ヤマトタケルの一節はそのときに「文学」の嚆矢として生み出された説話なのだろう。神武帝の八咫烏や民話のツル...【マガンたちの旅路宮城県伊豆沼〜北海道宮島沼】

  • 【北の春 渡り鳥を宮島沼に訪ねて逍遥】

    古事記のなかで、全国を遠征して各地域の豪族を平らげたヤマトタケルが、大和にむけての帰路、尾張国を去った頃、海辺の道をたどっていくと徐々に足が折れてしまって、やがてその姿が鳥になっていって、多くの人びとがその鳥の行く手を追ったけれど、やがて大空高く、見失ってしまうという有名な一節がある。そのテーマ性と表現において、古事記の文学としての中核を構成している。日本列島では古来から「渡り」をする鳥たちの「風物詩」がひとびとの心象を深くえぐっていたことがわかるし、現代人であるわれわれもまた、その心象世界にふかくとらわれているのだと思う。そんな心理があって、加齢とともに鳥たちの様子に愛情を感じてしまってきている。北海道の地では、空知平野が樺戸山系と出会う湿地に「宮島沼」があって、日本列島とシベリアとを往来する渡り鳥たち...【北の春渡り鳥を宮島沼に訪ねて逍遥】

  • 【休日はサクラ前線に気を掛けてみる】

    先週の東京出張では都内〜山中湖周辺など各所でサクラの開花をウォッチしておりました。北海道に暮らす地方人としては、しかし結局は自分の住んでいる場所でのサクラ開花が本当の意味での「春の訪れ」。エトランゼとして過ごしている、という意識を持ってサクラを見ているとそれはまるで絵画を鑑賞しているような気分で見ていることに気付かされるのですね。心象の底で「いいなぁ、こんな良い季節がこちらではもう始まっているのですね」という気分。見ていながら一方で、北の地での風雪にいまだにふるえている桜の木のことが気に掛かっているのです。一種の地元愛なのでしょうか。で、そうした思いの末に咲いてくれる地元のサクラたちに感謝の思いがより募ってくる。たぶん日々の様子を書き続けるブログで冬の間は、雪との否応ない「対話」が表出されるので、そういっ...【休日はサクラ前線に気を掛けてみる】

  • 【久しぶりに朋友と昵懇〜二日酔い(笑)】

    きのうは夕刻から朋友が訪ねてくれて、わが家で会食。かれは持病があって会食などの翌朝には相当の苦悶が訪れるので、自粛を続けているということですが、あえて来てくれた。手料理でおもてなしさせてもらったけれど、いちばん喜んでくれたのはシメの蕎麦のつゆ。これは楽しく作っておいたヤツで、ベースの出汁をしっかり取って、大量の本格カツオ節で仕上げてみた。すっかり気に入ってくれて、どんどんおかわりが続くのでカミさんはわんこそば給仕状態(笑)。その上、帰りにはこのつゆをフリーザーパック2枚重ねで持ち帰ってくれた。お酒はリクエスト通り、日本酒。それも「大吟醸」ではないものを、ということで北海道の定番の「国稀」を中心に、新規購入の「法螺吹き」〜富良野の方の酒元〜などを味わってもらいました。酒好きは、こういうネーミングにもそそられ...【久しぶりに朋友と昵懇〜二日酔い(笑)】

  • 【「作家と住空間」への反響、深く感謝します】

    発売の情報の確認とか、電子書籍の場合は書店流通の紙の書籍とは違いがあり、その出版社によってもスタイルに違いもあるので、なかなか情報公開のタイミングが難しかった。これからはジミジミと情報を上げていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。さっそく関連しての「お申し出」をいただいたりして、そうした対応も一気に押し寄せてきて、昨日は1日中、目の回るような忙しさ。個人的な情報伝達としてメールのお知らせ送信なども始めているのですが、メールという手段も始まってから30年以上が経過しているので、そのアドレスがそのまま使われているのかどうか、なかなか確かめる術はないことに気付かされます。わたし自身でも、miki@mkjj/co.jpに徐々に移行させていますが、2年前まで使っていたmiki@replan.co...【「作家と住空間」への反響、深く感謝します】

  • 【人生まとめ企画 電子書籍「作家と住空間」発売開始】

    このたび、個人的に執筆した『作家と住空間』という本を幻冬舎から発刊しました。内容は、私が個人的に訪れた著名人ゆかりの建物について写真を交えながら思ったことを綴る…というもの。【販売ページ】・Amazon(kindle)https://amzn.asia/d/eUiv9yO・楽天kobohttps://books.rakuten.co.jp/rk/c07ba1e356c83914b07c787c35554e1a/?l-id=search-c-item-29【価格】1320円(税込)【本の概要】彼らは確かにそこにいたーー作家たちの精神が息づく住まい、そのたたずまい全国の様々な住空間の取材をライフワークとする著者による、作家ゆかりの住まいにまつわるエッセイ集。芥川龍之介が恋文を綴った九十九里の草庵、多くの弟子た...【人生まとめ企画電子書籍「作家と住空間」発売開始】

  • 【さっぽろ帰還・魚屋ですぐに旬を確認】

    さて三島由紀夫文学館in山中湖の印象がディープインパクトなのですが、ちょっと調べ始めてもすごい情報量なので、すこしづつ整理していくほかはない。そしてなにより三島事件には現在時点の日本の政治状況とも近似している側面があって、そういった意味でもなかなかにシリアス。すぐに触れにくいテーマ領域に行き着いてしまうのですね。そういうのは本意ではないので、自分の中でも冷静に捉え直したいのですね。で、短期間とはいえ出張から帰還すると、さっぽろ、北海道の季節感を確認したくなる。出発前に「これでだいたい融けるかなぁ」と期待していた家の周りに置いた堅雪は、残念ながら融けきっていなかったので、再度雪割りして全部処理。そして滑り止めで雪の上から撒いていた砂利も掃き集めて撤収。と、家周りを整理整頓。そこからカミさんとちょっとした買い...【さっぽろ帰還・魚屋ですぐに旬を確認】

  • 【作家の記念館という文化は日本独自なのか?】

    昨日夕刻札幌に帰還しました。関東でも感じていたのだけれど、とにかく寒かった(笑)。山中湖というのはこの三島由紀夫文学館訪問のためにはじめて訪れた。上の写真でも庭の彫像の右手側にはうっすらと雪がかぶっていた。こういう端境期になるべく軽装で動きやすい服装で行動したいわたしのような人間には、天候への対応というのがいちばん難しい。だいたいがトランクなどは持たずリュックひとつで歩き回り、レンタカーを操って神出鬼没したいタイプには、寒暖差20度以上という気候条件は面倒で厳しすぎる。しかたなく下着の上に本来は高温時対応の半袖Tシャツを、寒さ対策の「重ね着」としてしのいでいた。まぁクルマ移動なので寒さに肌身で遭遇するのは短時間だったことが不幸中の幸い。さて三島由紀夫文学館に来て、やはりその場の空間性がさまざまなことに気付...【作家の記念館という文化は日本独自なのか?】

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