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性能とデザイン いい家大研究 https://blog.goo.ne.jp/replankeigo

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です  いい家ってなんだろう、を考え続けます

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2015/10/15

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  • 【宮城県登米、マンガ家生家取材。空からふたたび岩手山】

    クルマによる「移動革命」時代にリアルタイムな人間なもので、ついつい行動範囲がクルマ本位に広大になってしまう。今回もたまたま仙台での要件もあったので、札幌−仙台の往復+東北滞在中はレンタカーでの自由な移動を選択しておりました。ということで、きのう十和田のホテルで目覚めた後、早朝から前から見たかった宮城県登米市の「石ノ森章太郎ふるさと記念館」へ長躯移動。この訪問は「できれば」ということだったのでそうしっかりは調べていなかったのですが、行ってみたらすぐ近くに「石ノ森章太郎生家」もほぼそのまま保存されて公開されていました。石ノ森章太郎は手塚治虫に生き方の起点を「起爆」された世代の典型例。わたしとは年齢にして14才年上ですが「兄貴」的な同世代感が強い存在。なので、その高校卒業までを呼吸していた家・空間には、強い「同...【宮城県登米、マンガ家生家取材。空からふたたび岩手山】

  • 【青森県十和田市でも講演開催、任務を完了】

    今回の2連続講演日程の十和田市を昨日、無事に完了させていただきました。昨日の「会場」はいま話題の隈研吾氏設計の十和田市の「市民交流プラザ・トワーレ」。もう建築から結構な年月が経っている建物。外観的には見る範囲では、今回の話題のような兆候はみられていないと思われました。あ、もちろん一時通行人に過ぎないので、細部の確認などは当然出来ていませんが多くの木造建築関係者のみなさんからも、特段の話題提供などはありませんでした。講演会には両日とも、たくさんの旧知のみなさんが参加いただき、旧交を温めさせていただきました。懇親会では、最近の業容などについてさまざまな現場感覚を取材させていただけた。さすがに地域密着の作り手のみなさん、それぞれの状況の中でさまざまに活路を見出し、それを開発したり、またもともとの「強みを発展」さ...【青森県十和田市でも講演開催、任務を完了】

  • 【八戸にて「作家と住空間」講演】

    さて、昨日は今回の出張のメインである八戸での講演。東北電力さんの主催される建築専門家向けのイベントでの「業界情報」的な仕立てのシチュエーション。わたしは住宅雑誌発行人としての経験から、北海道東北では各地で住宅についての講演経験がありましたが、コロナ禍以降、そういったイベント開催が難しくなったことから、講演機会もほとんどなくなっていました。それが久しぶりの講演機会。それと、わたしの立場が変わったので、こうしたお申し出をいただくとは思いも寄りませんでした。それが、電子書籍出版という情報から、こういう機会がふたたび巡ってきたので、謹んで講演させていただきました。講演の時間は50分程度と聞いていましたが、久しぶりの講演なので時間感覚はまったく消滅していた(泣)。講演のスライドはパワポで作成しますが、その用意した枚...【八戸にて「作家と住空間」講演】

  • 【飛行機から地上へ迎えの「岩手山」観望】

    さて本日は八戸で講演を行います。仙台空港に到着後、東日本大震災という大きな節目をも経験した住宅取材行脚の記憶が染み込んでいる東北の地を「クルマで地上を北上」することで記憶再生。人間は習慣の動物でありその行動する山野の視覚記憶が深く心理の底に残留し続けるものでしょう。そういう意味合いからは、北海道に次いで、東北の各地域にはそれぞれの生々しい記憶がそうした切り口からいろいろな思いが吹き上げてくるもの。そういう大量の記憶の中、その背景としてはやはり特徴的な山の風景記憶が巨大。北から言えば岩木山、そしてこの岩手山、そして宮城と山形にまたがる蔵王、そして安達太良山から磐梯山といった名山がそれぞれの独特の形象で心理に深く突き刺さってくる。わたしは、北海道札幌がホームですが、藻岩山とか、三角山、手稲というような山容には...【飛行機から地上へ迎えの「岩手山」観望】

  • 【ひさしぶり仙台着陸〜東北を北上旅】

    最近の新千歳空港の混雑ぶりは、すごい。とくに「国内線」側の混雑ぶりはハンパない。まずは駐車場がまったくのパンパンで、送迎のための1時間以内駐車は日中時間ではまずムリ。各入口に長蛇の車列が出来ている状況。距離のやや離れたC駐車場もあるけれど、飛行機へのアクセスを考えればやはりAB駐車場ということになる。AB駐車場の収容台数はそれぞれ1,800台と2,416台となっている。東京羽田の5つの駐車場の収容台数13,112台と比較するとC駐車場1.011台も含めて5,227台と、おおむね40%程度の台数なので、人口規模などを考えれば相応以上と思えるけれど、それがまったく機能不全寸前に陥っている。昨日もカミさんがクルマで送ってくれたのですが、それも時間に余裕を持って飛行機の出発定刻13時に対して10時頃到着したのです...【ひさしぶり仙台着陸〜東北を北上旅】

  • 【雪かきから一時解放、本日から東北太平洋側へ】

    さて、本日は東北・仙台空港に移動。2/25-26お両日の青森県での講演に備えて、久しぶりに東北の風に吹かれてみたいと思っています。ここのところ「十津川」の記事を続けていますが、26日までは札幌を離れることになるので、講演の準備もあり本日は小休止。記事の続きは出張先のホテルなどで気分も変えて続けることにしたいと思います。わたしは住宅雑誌事業の譲渡後、全国を歩いてあらたな「取材対象」を巡っていますが、カミさんのブーイングもあるので(笑)、冬の最盛期・降雪多量時期は、天候を見ながらできるだけ出張を避けています。わが家と周辺の駐車スペースなどの「雪かき」を女性一人に押しつけるのは避けるという意味合い。健康維持にすばらしい体動機会とはいえ、さすがにカラダにはコタえる。1月にも出張はしていたのですが、天候を睨みながら...【雪かきから一時解放、本日から東北太平洋側へ】

  • 【大坂夏の陣の武功・槍役45家 十津川と「新十津川」-5】

    きのうは太閤検地でのこの十津川の詳細記録のことに触れたけれど、さらにそのあとの「大坂夏の陣」に際してこの地の人びとは徳川方に味方して武功を上げたとされる。その武功に対して江戸幕府は十津川の人びとに対して「扶持米」を与えて「槍役」という士分相当の身分を45家に対して与えている。領土としては広大な地域だけれど、米作という日本社会の基本的経済尺度には合致していないこの地の人びとに徳川幕府は、特別な身分制度を持って遇したということになる。全国を米作の収量を持って地域分割し、それぞれの地域支配権を「大名」家に与え、徳川家臣団に対しては旗本という身分を制度化したけれど、それらとも違った特殊な身分制をもって十津川の人びとは遇されたのだ。こういった歴史的な経緯が、連綿とこの地のひとびとの精神性を涵養していったのだろう。わ...【大坂夏の陣の武功・槍役45家十津川と「新十津川」-5】

  • 【新著「作家と住空間」 2/25八戸と2/26十和田で講演】

    至急でのお知らせで失礼します。直前のお知らせになって申し訳ありません。すっかり告知を失念していたのですが、実は来週2/25八戸と2/26十和田で両日、東北電力青森支店さまからの依頼で講演を行う予定になっております。わたしは文芸系出版社の「幻冬舎」さんから2025.4.1予定で、電子書籍として「作家と住空間〜北海道の住宅情報人が旅する日本人のこころ」を出版予定で現在追いこみ作業中です。これまで自分自身が住宅雑誌を出版してきましたが、そちらを事業譲渡して1年以上が経過。今後の生き方として住宅関連で、より人間性に寄った探究を思念してきました。一般的な住宅取材では施主さんの「生き様」はプライバシーそのものであり、基本的には触れることは避ける。しかし住宅は「暮らしのイレモノ」であり、そこで生きる人間性とは切っても切...【新著「作家と住空間」2/25八戸と2/26十和田で講演】

  • 【十津川の歴史〜幕末まで 十津川と「新十津川」-3】

    写真の家は大阪豊中の民家園に移築保存された十津川の有力者として知られる「丸田家」。北海道人にとって「十津川」というのは、明治開拓期の象徴的な「入植」の動きとしての記憶が強烈です。「新十津川」という入植した土地の地名が、いかにも母なる土地への「思い」を心に響かせてくる。2年ほど前に北海道人には非常に縁遠い「熊野詣」を果たしたとき、そこから大和平野・明日香方面に抜けてきた道中で「ここが新十津川の母村か……」と心理に残響し続けてきていた。三千六百峰と冠詞表現されるほどの深い山地と渓谷の自然環境。しかし十津川は、その歴史の一端を知るだけでもその深みに驚かされる。平安末期1142年には古文書に「遠津川郷〜とおつかわごう」という地名が見られるという。遠津川という地名の意味は都からははるかに遠い吉野山地の彼方の地域とい...【十津川の歴史〜幕末まで十津川と「新十津川」-3】

  • 【明治22(1889)年の異常気象・大洪水 十津川と「新十津川」-2】

    幕末明治の動乱期を経て、ようやく日本社会が新時代に向かって走り出そうとした時期。この奈良県十津川郷は勤皇の郷村として、明治維新戦争でも独自の存在感を示していた。司馬遼太郎の「街道をゆく」でも、この地の人びとのこの時期の気骨ある行動を丹念に記述している。そのプライド高き郷村を明治22(1889)年大水害が襲う。1月16日にはオーストラリアで最高気温が記録(摂氏53度)されるような「異常気象」ぶりだったとされる。日本に於いても、春から気象条件が安定せず、梅雨時期には長雨、夏に入ると日照りが続いていた。それが8/17になって一転して豪雨が始まった。この雨風は丸2日経っても治まらず郷村を流れる「十津川」の水はあふれ、土砂崩れで民家は流れ出し、くずれた土砂が各所で川の流れをふさいで60ヵ所もの「湖水」が作られるほど...【明治22(1889)年の異常気象・大洪水十津川と「新十津川」-2】

  • 【民家探訪再び 奈良県・十津川と北海道「新十津川」】

    わたしは独立開業してから北海道地域のオリジナルの地域住宅雑誌を発行してきました。3才で親が北海道岩見沢近郊の農家から札幌(現在の札幌市中央区北3条西11丁目)に移住して食品製造販売業を営むことになり、当時の建売住宅を購入して住み始めた。その後、業態に即してまた業容拡大に即して毎年のように家を改造・改装・建て替えといった建築工事が繰り返されていた。15才で現在の札幌市西区二十四軒に工場兼用住宅を移転・新築するまでに、新築2回、増改築は毎年、というような住宅体験を繰り返していた。そういった幼年期〜青少年期の経験がトラウマ(笑)のように潜在意識に刷り込まれたのでしょうか。大学・就職の東京暮らしの一時期8年間を除いて北海道に生きてきた人間として、自分が独立開業するときに自然と「住」をメイン領域に選択した。北海道で...【民家探訪再び奈良県・十津川と北海道「新十津川」】

  • 【132カン、たのしく握りまくった寿司三昧】

    昨日の続き。午前7時頃までにお寿司パーティの準備段取り完了させ、ひと休みしたあと家族が集まってくる正午に向けて午前9時くらいから、握り初めであります。お米は結局、約1升を炊き上げました。シロウトの場合はその日の気分と感覚で、シャリの握りの大きさは微妙に変化する。いや、かなり変化する。自分のカラダの食欲を正確に反映するのでしょうか?よくわからない潜在意識領域の表出のように思います。それとわさびの利かせ加減も、連動していることも間違いない。その日の感覚のままに、寿司飯の握り大きさと、ネタの切り身の大きさとが合体して次々と握り寿司が生まれ出てきてくれる。握りの大きさ、堅さの選択〜ネタとの合体のバランス感覚。その繰り返し動作から来る体内リズム感に無心に身を委ねていくのですね。三昧〜ざんまいという境地にはもちろん到...【132カン、たのしく握りまくった寿司三昧】

  • 【握りネタ10品の「仕込み」完了、さて握るぞ!】

    さて本日は昼飯どきに4箇所に分散している親族・家族が集まっての身内の誕生会を名目にした寿司食事会。ま、わたしの握り欲求を満たすのが主たる目的(笑)。昨日までに準備完了させていたお魚さんたちを冷蔵庫・冷凍庫から出してきて、ネタ準備。そして寿司飯の焚き上げ。その最中に、「あ、ブログ書かなきゃ」とMacに急ぎ向かっております。上の写真は捌いてネタに仕上げたお魚さんたち。ホタテ・ホッキ・ソイ・カレイ・サーモン・マグロ・タコ・イカ・カツオで、これとは別に、温かめ系でウナギ蒲焼きも用意しています。全部で10品。これらで150カンくらいは握る予定。箸休めには、下のような「タコとんび」を用意して、前日までに料理して冷蔵保存。さらに汁物として、鉄砲汁を用意しております。こちらはカニのぶつ切り(タラバ1kg)を大鍋で加温して...【握りネタ10品の「仕込み」完了、さて握るぞ!】

  • 【魚をさばく、寿司を握る 「三昧」の週末】

    わたしは長く続けてきた仕事、その組織から身を引いて、やや自由なスタンス、立ち位置に自分の生きる場所を変えてきているのですが、そうすると自分の本然の「好み」というものと段々と近づいてくるような感覚になってきます。料理というのも自分の本来としてはたいへんに数寄なんだと思っています。その料理の中でも「蕎麦打ち」は人気が高いでしょうが、わたしの場合はどうも、魚料理により大きな興味がある。蕎麦って、要するに「こねる」料理なんでしょうが、魚料理の「捌く」醍醐味により惹かれる。写真はことし、久方ぶりの「群来」に沸いている北海道沿岸で獲れているニシン。だいたい30cmは超えている魚体。ここのところ、毎週のように鮮魚店で購入して捌くのが習慣化しております。身も丸々として、いかにも北海道近海の大自然がこの全身にみなぎっている...【魚をさばく、寿司を握る「三昧」の週末】

  • 【仕事が目に見えて進展する「特異日」】

    きのう、事業譲渡後、約2年掛けてずっと取り組んできている案件について、ようやく峠を超えるような進展が見られた。すこしホッとした達成感を味わいつつ、より慎重に取り組むことで、最後の仕上げに向けて立ち向かっていきたいと兜の緒を締めております。多くのスタッフと協働して行っていく仕事と違って、個人企業として取り組んでいく仕事は多くの外部関係者との「呼吸合わせ」のようなことが大きい。くれぐれも自分勝手にならないように、相手の立場を考えムリのない方法で、謙虚な姿勢で対応するのが基本。そんな「呼吸法」がだんだんと少しは理解できるようになって来たのかもと、そんなことを実感させられております。こういう特異日のように進展が見られる日というのは、たぶん目には見えない水面下でのアヒルの水かきのような段取り仕事が表に顔を出す瞬間な...【仕事が目に見えて進展する「特異日」】

  • 【日本的「作庭」とHokkaidoの「雪かき」営為】

    きのうの続きです。日本的庭造りマインドと北海道での雪かきとの対比論。断熱気密などの住宅性能的な部分での、いわば「比重の掛け方」における北海道人のマインドからは、なかなか、いわゆる和風庭園づくりマインドとは距離感がある、ということの実感が強まってくるのですね。上の写真は神戸市の新神戸駅にほど近い「竹中大工道具館」のすばらしい庭。さすがに竹中「工務店」という企業ポリシーの表現らしいみごとな建築と作庭で、行く度に打たれております。って、初参観以来、もう10回くらい訪れています。公開している建築の庭なので、その「奥行き感」に魅了される。ところが、そういう夢想的な空間美から帰ってくると、職住一体のわが家では毎冬、こういう「雪との対話」が半年は継続することになる。公共事業による除雪と、住民側の自助・公共への奉仕のない...【日本的「作庭」とHokkaidoの「雪かき」営為】

  • 【雪まつりが終わると春へ・・・かなぁ?】

    昨日は週の半ばの祝日休日。どうも中間の月曜日が変調させる日程で、どうも休日気分が盛り上がらないままで過ごしておりました。そんな浮かない気分でいたら、元気いっぱいの除排雪車両群がわが家前の道路に出動してくれていました。「中学校通学路」になっているので、わが家前の道路は除排雪作業では優先度が高いし、当然頻度も高い。土地選びのときにそういうメリットを勘案していましたが、人生時間でもっとも長い時間を経過してきて、こういうメリットはやはり大きかったと再認識しています。わが家前の中学校はかなりの人口密集地域の中学校として生徒数も高い水準で推移しているようだし、今後の人口減少局面でも、こういうメリットの存続可能性は高いのではないかと、カンを働かせています。こういう集中除排雪が継続的に行われることから、自ずとそのことを前...【雪まつりが終わると春へ・・・かなぁ?】

  • 【SNSの政治活動利用でも「広告収入」への疑問】

    大手新聞の凋落は止まることはないけれど、テレビメディアも今回のフジテレビ問題を契機に、見直しが進んで行く趨勢でしょう。そこに今回トランプ政権から「USAID」への大ナタが振るわれて、アメリカのいわゆる「DS」がどのように世界のメディアをコントロールしてきたのか、その「金の流れ」が解明されようとしてきている。いまのところ情報不足で断片的ではあるけれど、どのような「支配構造」がこれまでにあったのか、世界の言論についての情報操作の実態の開示はぜひ求めたい。わたし自身、戦後教育を受けてきてその脳内支配構造の中で生きてきた人間なので、その教育のベースに「戦勝国家」アメリカとくに、戦争指導でアメリカを勝利に導いた「民主党」=ルーズベルト(ローズベルトという方がより正確な発音表記とも言われるけれど)の方針によって戦後日...【SNSの政治活動利用でも「広告収入」への疑問】

  • 【危険化するオーバーツーリズムに遭遇 in 小樽】

    昨日、高齢夫婦の休日の過ごし方として、札幌市近郊の小樽市の温泉施設に向かっておりました。こちらはその泉質がカミさんの好みに合っているので、ここのところの雪かき作業でお疲れモードの彼女の肉体疲労回復に最適と判断しての温泉行脚。小樽は明治14(1881)年明治天皇の北海道行幸の上陸地。8月30日明治天皇は当時の参議・大隈重信らとともに軍艦「扶桑」で青森から小樽に上陸、札幌・手宮間の幌内鉄道の「義経号」で札幌に入られた。北海道の歴史にとってもきわめて重要な土地。そういう故地であるのでわたしのような年代の人間には、どこか、小樽は遠雷のように北海道で「日本が始まった」地域というような記憶心象がある。すっかり国際的な観光地になってしまっている運河通りのメインストリート「臨港線」を避けて、上の地図にある裏道「小樽港縦貫...【危険化するオーバーツーリズムに遭遇in小樽】

  • 【列島雪景色 金閣とSapporoスヌーピー雪像】

    やっぱり毎日更新のブログでは、時事ネタに自分の興味が向かってしまいますね。いまは、たくさんの校正ゲラや、企画書まとめ作業に追われているのですが、仕事関係でそのようにギリギリの瀬戸際感が迫ってくるほどに、息抜きではないけれど別次元の場所に憩いたくなる。きのう、ご近所のお宅の身近な芸術造形をご紹介したら、むしろ建築の専門家の方からよろこびの声が寄せられていました。大雪という自然の摂理に対しての人間社会の反応として、それに立ち向かうとか、克服するというような向き合い方ばかりではない反応として、好感を持ったというお知らせ。言われてみてはじめて、そうか、そういうとらえ方も出来るかと得心した。一方、関東以南地域で雪が降ったら象徴的によく紹介されるのが、金閣。建築美との相乗作用でその光景に多くの人が魅了される。わたしも...【列島雪景色金閣とSapporoスヌーピー雪像】

  • 【わが家近隣「スヌーピー雪像」に感動】

    いやぁ、まことに感動してしまっております。ちょっと以前から近隣のお宅のアプローチ前、道路側に雪を貯めてボックス状になっていたのは確認していたのですが、どうも昨日日中にその雪塊に対して雪像作りをチャレンジされている様子が見られるではありませんか(!)道行く人びとも、なんとなく気になるようで注目を集めていたようでした。で、さらに時間が経過して見てみたら、写真のような光景に変貌していたではありませんか。いや、お見事!素晴らしい。周辺道路は中学生の通学路になっているし、さらに近くの保育園児たちもときどき保母さんたちに連れられて、通行することがある。たしか毎年のようにこうした雪像作りを趣味にされているようで、こどもたちが大喜びしている様子に、強いリスペクトを感じさせられていましたが、それを今年も実行されている。先日...【わが家近隣「スヌーピー雪像」に感動】

  • 【地元・札幌 Kotoni JR駅周辺「空中散歩」コース】

    おっと、仕事に集中しすぎていたらあっという間にブログ更新のタイムリミット。って、年中無休で更新を心がけているため勝手な「自分だけ」のルール設定で、基本朝6時台にはその日の記事アップを済ませると決めているのです。こうでも決めないと自己管理できないのがホンネ。昨日の宣言でなるべく本業周辺の「住宅」テーマでと思っていたのですが、さっそく腰砕け(泣)。ということで、本日は日課の早朝散歩コースについてであります。札幌市西区山の手のわが家周辺であちこち、おおむね1時間程度での散歩コース設定ですが、カミさんといっしょの散歩に変容してきたので、冬場にはコース選定にいろいろ注文が付くようになってしまった。自分だけの時はどんな厳しい道路状況でも、スパイク靴底の運動靴を履けば、オールマイティなのですが、カミさん同伴の場合、氷状...【地元・札幌KotoniJR駅周辺「空中散歩」コース】

  • 【イマドキ日本・Hokkaidoの家づくり、作り手のホンネは?】

    さてきのうは「関連会社」札促社のメンバーが帯広でイベント開催のちょうど当日2月4日に歴史的短時間大豪雪に見舞われての翌日で、ハラハラしながら心配していたのですが、なんとか全員無事で帰還してきてくれました!なにが出来るわけでもなく、メンバーが乗ってきてそのまま会社事務所に置いていった各人の車両の雪かきなどをして、無事の帰りを祈念していたのですが、元気な顔を見てひと安心。現地で合流の東京から前日乗り込みの社長の様子も確認できて、その無事も確かめられた。そして、未曾有の豪雪の様子を「目をいっぱいに開きながら」話してくれていました。スタッフは北海道生まれと東京世田谷、京都宇治生まれと出身地が別れているので、かえって北海道以外のスタッフからの反応で「北海道ってこれくらいのドカ雪、よくあるのだろうなぁ」と思っていた、...【イマドキ日本・Hokkaidoの家づくり、作り手のホンネは?】

  • 【旬の海の幸を楽しく ♬ 捌いて対話】

    きのうは歴史的大豪雪と大ニュースになっていた北海道・帯広で、スタッフが集合しての住宅工務店企業向けイベント日程。早朝から飛び込んでくるドカ雪の話題を見聞きしながら、ハラハラ心配しながら過ごしておりました。参加工務店さんたちから朝から緊急で「参加ムリ」の連絡が相次いで、急遽リモート開催に切り替えたそうです。関係のみなさんのご理解とご協力に関連会社としても、深く感謝申し上げます。まことに冬将軍の逆襲、恐るべし。道東は降雪があると言ってもうっすら程度が毎年なので不意打ちの一気降雪。24時間で120cmではまず人命第一。札幌もそこそこの降雪がみられましたが早朝1回の除雪作業で環境確保はできておりました。高速の道東道は無事に除雪完了して本日未明からは全線通行止め解除ということ。本日無事にスタッフが札幌あるいは東京ま...【旬の海の幸を楽しく♬捌いて対話】

  • 【さっぽろ冬の散歩道 in 円山&北海道神宮】

    今朝はこの冬最強寒波が広く日本海沿岸地域に大きく張り出してきて、しばらくの間、激しい降雪の予報も出ていますね。いま午前5時前の時で激しい降雪ぶり。どうもこの冬の最盛期に突入の感じです。が、きのうの札幌はドカ雪の一服でおだやかな晴天が朝から見られていましたので、久しぶりに早朝散歩コースを歩いておりました。しばしの小休止時間でしょうか。こちらの円山の里山部分に沿った小河川に隣接する散歩道、そこそこ多くのみなさんが散歩しているので、けもの道のようなわずかな幅の踏み固められた雪道が続いている。こういう風情は自然と人間の対話を感じさせられて好きな光景。その床面には微妙な凹凸もあるので注意深く足を運んでいく必要がある。例によって夫婦での早朝散歩。男の冬靴の底は幅に作られているけれど、女性はファッション性優先の場合、ど...【さっぽろ冬の散歩道in円山&北海道神宮】

  • 【札幌・冬の降雪量、急増で平年超え水準に】

    わたしは人生時間で7-8年にわたった東京暮らし、そして札幌帰還後の一時期のマンション暮らし4-5年ほどの期間を除いて、ほぼずっと札幌での「戸建て住宅」暮らしを経験してきました。少年期は家事の雪かきなどの記憶はそれほどありません。たぶん家族一同でやっていたので自分意識を持つことなく過ごしていた。一方現住所・札幌市西区山の手での暮らし35年ほどの間、本格的に自宅と周辺の雪かき、クルマを主とした冬場の行動環境を維持させることが、論を待たない大前提の環境として過ごしてきた。少なくともこの35年あまりの間で、冬中でたぶん2日に1度程度は除雪作業が習慣化してきていた。上のグラフを見ていただくと、「平年値」降雪量はほぼなだらかな推移を見せていて、そのような「体験記憶」が常識だった。それに対してことしの1月の少雪ぶりはい...【札幌・冬の降雪量、急増で平年超え水準に】

  • 【地元道産木材が魅せる空間美〜 i-works参観8】

    深掘り的に1軒の公開住宅を見て来たシリーズ・i-works参観ですが、本日でブログの記述としては一応の最終。今後もし機会があれば、いろいろ知りたかった点について確認したいと希望してはいます。さてそういう機会はあり得るでしょうか。あ、住宅性能的なポイントについては辻野建設さんのHPで記載がありましたので、そちらを参照ください。住性能について徹底探究されてきた同社らしく、北海道で独自技術として発達してきた「パッシブ換気」を活用した温熱環境が詳述されています。この公開時にはそういった点についての詳細情報は受けていませんでしたので、記述は避けました。他意はありませんのでよろしく。で、参観していて驚かされ続けていたのは、写真のような住宅の細部に至るまで、徹底的に「地元木材」にこだわって空間構成されていること。材料や...【地元道産木材が魅せる空間美〜i-works参観8】

  • 【吹き抜け2階に室内「縁側」的空間〜 i-works参観7】

    札幌はここ数日ようやく積雪が続いて帳尻合わせのように冬が帰ってきていますが、ずっと少雪が続いておりました。しかし札幌から少し30kmくらい北の、この家が建つ「当別町」では十分な積雪があって、ほぼ例年並みの環境に触れられました。雪面の反射がまぶしくて楽しい。真冬の積雪という環境もそこで暮らす人びとにとっては、貴重な「季節感」をDNA的に染み込ませてくれる大きな要素。そういった外部環境との「同心」というのが日本住宅建築の非常に重要な、優越的な要素であることは普遍の真実だろうと思います。そういう生活文化伝統in北海道ということですが、これまでの北海道の家づくりでは、それはあくまでも「外光の導入」という無機的な機能性だったように思える。冬の外部景観への気遣いはむしろ遮断させて室内の温熱環境保全が優先されてきた。と...【吹き抜け2階に室内「縁側」的空間〜i-works参観7】

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