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  • きょうの聖教から

    ◎わが友に贈る◎「仏法の根本は信を以て源とす」題目を唱え抜く人が一番尊く一番強い!仏法勝利の証明者に!〈名字の言〉2019年10月25日イタリアの文学賞の一つに「露店商賞」がある。第1回(1953年)の受賞作はヘミングウェイの『老人と海』。なぜ“書店”ではなく“露店”なのか。淵源は同国北部の山岳地帯の村・モンテレッジォにある▼山に囲まれた村の主な収入源は農地への出稼ぎ。だが19世紀初頭の異常気象で多くの村人が働き口を失う。そこで始めたのが“本の行商”。古本や新刊本を背負い、ベネチアやローマなど各地で売り歩いた▼早朝の街で露店に本を並べると、仕事に向かう途中の人々が買いに来る。行商人は客の表情を見ながら「この本を読んだのなら、ぜひこれも」と薦めたという(内田洋子『モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語』方丈社)...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎「一切衆生の同一苦は悉く是れ日蓮一人の苦」同苦こそ仏法の精髄だ!苦悩の友に寄り添い勇気を送り行こう!〈名字の言〉2019年10月16日朝、電車に乗っていると、いくつか先の駅で人身事故があり、しばらく運転を見合わせるとのアナウンスが流れた。静まり返る車内で、誰かの舌打ちが聞こえ、空気はさらに重く▼ようやく電車は動きだしたが、駅に停車するたびに多くの人が乗り込んでくる。その中に通学途中の小学生がいた。すると座席にいた2人の男性が同時に立ち上がり、「僕、こっちこっち」と呼び寄せた。乗客の協力で空いた隙間を通って、腰掛けた児童が大きな声で言った。「皆さん、ありがとうございます」。すし詰めの車内に笑顔が広がった▼人間には、自分の得を求める“利己の心”と、悩める他者に尽くしたいという“利他の心”がある。池田...きょうの聖教から

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    ◎今週のことば◎試練の宝友との連帯を!「災いも転じて幸いとなるべし」創価のレジリエンスで変毒為薬の前進だ!〈名字の言〉2019年10月14日消費増税から2週間。ポイント還元制度などで、キャッシュレス決済の普及が進む。小さな四角いモザイク模様も、あらゆる場所で大忙し。よく見かける「QRコード」だ▼QRはクイック・レスポンス(素早い反応)の頭文字。その名の通り、大容量の情報を高速で読み取り可能。囲碁の碁盤から着想を得たという“メード・イン・ジャパン”の技術で、誕生から25周年を迎えた▼開発は、自動車部品メーカーの社員2人から始まった。人員も予算も限られる中、「世界に通用するコードを」と、気が遠くなるほど幾度もシミュレーションを繰り返した。開発責任者は言う。「新しいことには手本がないから、最初は何も分からない。恐れず...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎健康・無事故こそ一切の基盤だ!いくら注意してもしすぎることはない皆で賢明な声掛けを!〈名字の言〉2019年10月12日ノーベル化学賞に決まった吉野彰氏は、英国の科学者ファラデーの著書『ロウソクの科学』が、科学への興味を持ったきっかけという。大手通販サイトでは、同書が早くも売り切れ状態に▼1825年、王立研究所の研究所長に就任したファラデーは、研究所を社会に開かれたものにしようと、いくつかの企画を推進した。その一つが「少年少女の聴衆のためのクリスマス講演」。『ロウソクの科学』は、彼が69歳の時に行った、この講演をまとめたものだ▼子どもたちのための講演が、世紀を超え、一人の日本人を魅了した事実に感動する。電気分解の法則の発見など、ファラデーは数々の業績を残した。講演などを通して、青少年の心に科学への...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎非常に強い台風に警戒常に最新の情報を把握し河川増水や土砂災害への用心を怠るな!すべてに早めの対応を!〈名字の言〉2019年10月12日ノーベル化学賞に決まった吉野彰氏は、英国の科学者ファラデーの著書『ロウソクの科学』が、科学への興味を持ったきっかけという。大手通販サイトでは、同書が早くも売り切れ状態に▼1825年、王立研究所の研究所長に就任したファラデーは、研究所を社会に開かれたものにしようと、いくつかの企画を推進した。その一つが「少年少女の聴衆のためのクリスマス講演」。『ロウソクの科学』は、彼が69歳の時に行った、この講演をまとめたものだ▼子どもたちのための講演が、世紀を超え、一人の日本人を魅了した事実に感動する。電気分解の法則の発見など、ファラデーは数々の業績を残した。講演などを通して、青少...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎皆が何に困っているのかどうすれば喜ぶのか想像力を働かせる中に信仰の輝きもある心豊かな誠実な人たれ!〈名字の言〉2019年10月11日江戸時代、高鍋藩(宮崎県)を大きく発展させたことから「中興の名君」とたたえられる秋月種茂。本年は没後200年となる▼数え年で18歳の時に藩主となった種茂は、当時の欧州諸国に先駆けて、子だくさんの農民たちを救済する制度を創設。3人目の子どもから、各家庭に米2合または麦3合を支給した。また大阪から知識と経験の豊富な助産師を招くなど、庶民の生活環境の改善を図った▼さらに36歳の時には藩政改革の重要な事業として藩校「明倫堂」を創立。種茂は、その創立精神を記した『明倫堂記』に「治道ハ賢才ヲ得ルヲ以テ本トナス」とつづった。藩校には農民も入学が許されたという。“国づくりは人づくり...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎後輩を自分以上の人材にして見せる!この心が発展の道だ!長所を褒めたたえ切磋琢磨してゆこう!〈名字の言〉2019年10月10日2年前、岩手・久慈市内の小学校で行われた「東北希望コンサート」でのこと。23人の全校児童を前に、日本が誇るオペラ歌手の佐藤しのぶさんが歌った。一人一人を見つめ、優しくほほ笑み掛けると、緊張気味だった子どもたちは、すぐ笑顔に▼数曲を歌った後、ある歌の前奏が流れると、彼女の表情が引き締まった。反戦と核兵器廃絶を訴える曲「リメンバー」である。印象的だったのは、歌と共に始まる「手話」だった▼彼女と一緒に手話を考えた通訳者は「彼女の“平和への執念”に圧倒されました」と振り返る。言葉の意味と手話の表現を吟味し、決して妥協しない。マイクや衣装で手が隠れないよう工夫し、陰で練習を重ねた。間...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎可能性の扉を開くカギは自分の心の中にある!壁にぶつかった時こそ「負けじ魂」を燃やし勇猛果敢に挑み抜こう!〈名字の言〉2019年10月9日会場に入ると、しばし時間がたつのを忘れた。東京富士美術館(八王子市)の海外文化交流特別展「ルネ・ユイグのまなざしフランス絵画の精華」▼故ルネ・ユイグ氏は高名な美術史家で、東京富士美術館の方向性を決める、重要な指標を示した。「日本屈指」と称される西洋絵画コレクションが築かれたのも、開館記念展の「近世フランス絵画展」以来、フランスから門外不出の至宝が来日したのも、ルーブル美術館絵画部長を務めた氏の尽力あればこそ▼淵源は、名画「モナ・リザ」が東京国立博物館で日本初公開された1974年春にさかのぼる。展覧会のために来日したユイグ氏を、東京富士美術館創立者の池田先生が歓迎...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎学会は全員が主役だ!一人の百歩前進より百人の一歩前進!その人にしか担えない勝利の劇が必ずある!〈名字の言〉2019年10月8日沖縄で行われたSGI交流交歓会(5日)の各会場は、にぎやかな音楽と踊りで歓喜がはじけた。フィナーレは、伝統の舞であるカチャーシーが飾った▼曲名は「唐船ドーイ」。琉球王朝時代の沖縄は、中国や東南アジア諸国との“中継貿易の拠点”として栄えた。当時の航海は大きな危険を伴い、命の保証はない。歌詞には唐(中国)からの船が那覇の港に帰還し、街が大いに、にぎわう様子が描かれている。民衆の喜びを生き生きと伝える歌だ▼カチャーシーといえば沖縄の同志には忘れられない思い出がある。2000年(平成12年)2月、池田先生が出席して沖縄で行われた「世界青年平和大文化総会」のフィナーレ。4500人の...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎信仰とは勇気の異名である「さあやろう」と自発能動の決意で前へ前へと進もう!〈名字の言〉2019年10月6日今夏も奄美大島で音楽隊の創価鹿児島サザンブレイズと奄美音楽隊がパレードした。今や地域の祭りに欠かせない存在。そんな彼らを感慨深く見つめる婦人部員がいた▼持病の肺結核を治したいと、昭和35年に入会。以来、島中に仏法を語り歩いた。入会の8カ月後、病は完治。大通り沿いに美容室を開くこともできた▼一方で学会への無理解から村八分にされたことも。村を挙げての迫害となった龍郷事件では、店の前の大通りで学会排斥のデモ行進が。しかし彼女は揺るがない。“絶対に幸せになってみせる。その姿で学会の正しさを証明する”。彼女の確信に触れて入会した友は78人。80歳の今も現役の美容師として腕を振るう。「デモが通った道を音...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎一つ一つの課題を「最後までやりきると」心に定めよう!「決めて・祈って・動く」これが必勝の方程式だ!〈名字の言〉2019年10月5日東京・銀座6丁目の並木通りに、石川啄木の歌碑がある。「京橋の瀧山町の/新聞社/灯ともる頃のいそがしさかな」。彼は新聞社の校正係、また新聞歌壇選者として勤務していた。翌日付の新聞の締め切りに向け、社内の慌ただしさが伝わってくる▼「りんてん機、今こそ響け。うれしくも、東京版に、雪のふりいづ。」――歌人・土岐善麿が新聞記者時代に詠んだ短歌である。自らが書いた記事が世に出る充実感、新聞を通して新しい時代を切り開こうとする心意気を感じさせる▼石川と土岐には親交があった。2人のそれぞれの歌には、新聞制作に携わる喜びが共通している。新聞は「社会の木鐸」(人々を覚醒させ、教え導く存在...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎誰も見ていない所でどれだけ努力できるか蔭の労苦を惜しまぬ人が最後に信頼を勝ち取る自身に恥じぬ人生劇を!〈名字の言〉2019年10月4日映画界の巨匠・黒澤明監督が自身の助監督時代について、「眠かった記憶」と振り返っていた。とにかく忙しい。それでも監督になるには新しいシナリオを書かねばならない▼だが氏は、したたかだった。「助監督になったら暇がないと言うが、ふざけちゃいけない。トイレの中だって一日一枚は書ける、年に三百六十五枚の長編になる」「寝床に入ってからも、二、三枚は書いた」「書こうと思えば、案外、書けるもので、何本か書き上げた」(都築政昭『人間黒澤明の真実』山川出版社)。“氏だからできた”というより、この気構えと奮闘が巨匠を生んだというべきだろう▼“忙しいからできない”と諦めるのはたやすい。そう...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎「今の自分より1ミリでも前へ進もう!」「明日の自分を見よ!」常に向上しゆく人生は断じて行き詰まらない〈名字の言〉2019年10月3日ハーバード大学法科大学院を首席で修了という実力を持ちながら、性別や人種で差別を受け、法律事務所に採用されない弁護士がいた。その女性は後に、他者が受けた男女差別の是非を問う裁判で勝利し、国に平等な未来を開いた▼これは86歳の今もアメリカの連邦最高裁判事として活躍するルース・ベイダー・ギンズバーグ氏の実話。彼女をモデルにした映画「ビリーブ」は今年、日本でも上映された。信念と英知の力で、ついには環境を変革するストーリーは痛快そのものである▼ある男子部員は大学受験に失敗し、通信教育課程に進んだ。その後、転籍試験に合格するも、父の失業による経済的理由で、その道を断念。後年は2...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎一人の偉大な変革が地域社会を変える!これが人間革命の哲学新しき時代の変革へ皆がその一人に!〈名字の言〉2019年10月2日どうしたら聖教新聞を友人に読んでもらえるか。悩んだ壮年が先輩に聞いた。少し意外な答えが返ってきた。「聖教新聞には、今の自分に一番いい記事があるはずだから、それを見つけてください」▼その日から壮年は“自分に一番いい記事”を探しながら読み始めた。時間を見つけては隅々まで目を通すように。学会のことだけでなく、文化や健康のページも面白い。一般ニュースもコンパクトにまとまっている。新鮮な発見があった▼ラグビーW杯の開幕直前、15人の選手のポジションを解説した本紙6面の記事が壮年の目に留まった。ラグビー経験者の友人の顔が浮かび、すぐにLINEで送信。「聖教新聞の紙面です」と。友人からは「...きょうの聖教から

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    ◎わが友に贈る◎声には偉大な力がある!たった一言でも疲れた心を癒せる悩める人を励ませる希望の言葉を紡ごう!〈名字の言〉2019年10月1日人生100年時代を迎えた。大切なことは何だろう?今年87歳の椅子研究家がヒントを教えてくれた。三つの「しごと」である▼一つ目は「仕事」――生活の糧を得るための行動。二つ目は「私事」――個人的な事柄で、中でも健康、自分を陰に陽に支えてくれる家族との関係が大切という。最後は「志事」――他者や社会から共感されるような、幾つになっても取り組むことができる“志の活動”▼「仕事」一辺倒で「私事」をおろそかにしていると、大きなしっぺ返しが来る。「志事」がなければ生きる喜びは少ない。志の活動が見つからないという人は私淑する人を求め、その人から学んでほしい、と(島崎信・中島健祐著『未来に通用す...きょうの聖教から

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