ひめくり御書
◎今週のことば◎さあ、対話の秋だ「会う」「動く」「語る」命の躍動はここにあり!聖教を開いて幸の語らいを爽やかに!〈名字の言〉2019年9月30日作家の井上靖氏は、趣味は何かと問われると「登山愛好」と答えることがあった。そして山に「登る」ことよりも、「下りる」ことの方が性に合うと言った▼いわく「人間の住んでいる所から離れて行くのはごめんである。人間の住んでいる場所へ、次第に近づき入って行く方が有難いし、そうした行動の方が私の気持ちを落着ける」(『穂高の月』ヤマケイ文庫)。遠くから眺めているのではなく、人々のもとへ自ら飛び込んでいく。この姿勢があって、歴史上の英傑から無名の庶民まで、その生き方を、心の機微を、描き切ることができたのではないか▼どんな分野においても、人間から離れようとする“傍観者”には、人々の心を動か...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎水の流れるような持続の信心をする人が最後は必ず勝つ!地道な実践を貫く忍耐と建設の日々たれ!〈名字の言〉2019年9月29日その時は、前触れなく訪れた。「人が倒れた!」――北海道文化会館の警備室に、来館者が叫びながら飛び込んできた▼会館運営に携わる壮年部「王城会」が、そばのAED(自動体外式除細動器)をつかみ、「119番を」と指示しながら走りだす。即座に電気ショック等を行っていると、居合わせた婦人部・白樺会(看護師)の友が駆け寄り、心肺蘇生を施す。青年らが通報した救急隊も間もなく到着し、さらにドクターヘリを要請。連携プレーで一命を取り留めた▼かつては医師しか使用できなかったAEDが、一般の人も使えるようになったのは15年前。この王城会員は毎年、講習を受け、訓練を重ねてきた。「実際に使用したのは初め...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎日蓮仏法は人生の羅針盤だ。共に学び成長しよう!最高峰哲学を胸に幸福勝利の大道を!〈名字の言〉2019年9月28日徳川光圀(水戸黄門)は、自分の誕生日には最も質素な食事をしたという。なぜか。吉川英治が『梅里先生行状記』(講談社)に描いている▼家臣が誕生祝いの膳を並べた時のこと。光圀は「白粥と梅干ひとつでよい」と料理を下げさせ、こう言う。「産褥の母のすがたを忘れぬのが何よりの誕生日」。つまり誕生日は、自分を産むために母が腹を痛め苦しんだ日。“せめて質素な食事で感謝をささげたい”。光圀の、親を敬う心は深かった▼福岡県・粕屋町に麗しい絆で結ばれた親子がいる。息子は重度の脳性まひ。医師からは「一生、寝たきりでしょう。いや、5歳までもつかどうか……」と告げられた。だが両親は「この子が信心を教えてくれている」...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎いつも心に太陽を!その一人がいれば家庭も地域も職場も明るく照らしていける逞しき楽観主義たれ!〈名字の言〉2019年9月27日ある婦人が駅の構内で、向こうから歩いてくる女性に「ひょっとして○○さんでは?」と声を掛けていた。どうやら2人は知り合いのようで、和やかに語らい始める。その光景にくぎ付けになった。なぜなら、盲導犬を連れた婦人が、白杖を手にした女性を呼び止めたからだ▼目の見えない2人がなぜ分かり合えたのだろうと思い、後日、同じ盲目の壮年部員に尋ねた。彼は50代の時、病で中途失明した。彼の場合、視力を失ってから、知人が白杖に付けた鈴の音色や、つえを突くリズムと音を聞き分けられるほど耳が敏感になったという▼「でもそれ以上に、その人の持つ気配を感じたから分かったのでしょう」と彼は確信を込めて言った。...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎「短所」も「長所」に変えていける信心だ!地涌の誓いに奮い立ち自分らしく悠々と使命の道を歩み抜こう!〈名字の言〉2019年9月26日ラグビー・ワールドカップの日本大会は、世界の男たちの魂と魂、鍛え上げられた肉体と肉体がぶつかり合い、日増しに盛り上がりを見せる。注目の日本の次戦は28日に行われる▼日本代表が掲げるスローガンは「ONETEAM(ワンチーム)」。ラグビーでは国籍を問わず、一定の条件を満たせば代表資格を得ることができる。今大会、日本は半数が外国出身。七つの国にルーツを持つ選手で構成されている▼言葉も文化も違う。だからこそチームは、選手たちの結束を何より重視してきた。何カ月もの強化合宿で寝食を共にし、練習ではリーダーが中心となり皆で自主的に戦術などを話し合った。日本の歴史や文化を学ぶなど、グ...きょうの聖教から
◎今週のことば◎尊き求道の教学試験だ!御書根本の青春に恐るるものなし「鉄は炎い打てば剣となる」わが命を勝利の宝剣に!〈名字の言〉2019年9月23日小説のような波瀾万丈の人生を生き、数々の劇的なエピソードに彩られたナポレオン。中でも最後の閲兵で、無名の老兵ノエル伍長の積年の労に報い、その場で勲章を授け、大尉に任じた逸話は、人間ナポレオンの面目躍如といっていい▼名誉も恩賞も要らぬ。ただ皇帝と生死を共に戦い抜いたことを、わが心の勲章としたノエル――この無冠の老雄の栄光を、池田先生は尊き同志の姿に重ねた。「広宣流布のため、ひたむきに戦う婦人部や壮年部のようである」「私は、わが同志を最大に讃嘆したい。無量に称讃したい。永遠に顕彰申し上げたい」▼451カ月連続で本紙の購読を推進する地区部長がいる。世界聖教会館の竣工の数日...きょうの聖教から
〈名字の言〉2019年9月22日「祈っている中で、自分がやりたかった仕事に就職が決まったんです」。昨年11月に入会した女子部員が、ブロック座談会で喜びを述べていた。勤めていた会社を辞め、悩みに直面していた時に親戚の婦人部員から仏法の話を聞き、信心を始めた▼「入会以来、いろんな人に励ましていただいて、今日まで来ることができました。本当にありがとうございました」――そう語る彼女の瞳には光るものが。参加者も目頭を熱くしながら、大きな拍手を送った▼この日の座談会企画のメインは“自由発言”で、何でも語り合った。功徳の体験だけではない。今、抱えている悩みや疑問なども率直に。皆で闊達に意見を述べ合い、文字通り「涙あり、笑いあり」の蘇生の集いとなった▼英国クイーンズ大学ベルファストのクマール博士は、“創価学会の座談会は他者の苦...きょうの聖教から
◎今週のことば◎多宝の長者に最敬礼!「年は・わかうなり福はかさなり候べし」妙法と共に、同志と共に福運の人生を若々しく!〈名字の言〉2019年9月16日青年部の日中友好青年交流団が先月、天津市の「周恩来鄧穎超記念館」を訪れた。「創価学会の皆さんは、記念館のスペシャルな友人」と、王起宝館長が快く迎え入れてくれた▼一行の見学に同行した王館長は、案内役の解説に割り込むほどの勢いで自ら説明を重ねた。日中国交正常化を解説した場所では、「この数年前から、池田先生が平和友好を先導していたのです」。周総理が各国の代表に囲まれている写真の前では、「池田先生にも、各国の青年に囲まれた写真があります。周総理も先生も、人々から尊敬され、慕われています」▼その後の会見で王館長は、周総理と先生が、45年前の「一期一会の出会い」で両国友好の土...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎絶対無事故で有意義な連休に!早めのライト点灯など車の運転も安全第一で”百千万億倍の用心〟を!〈名字の言〉2019年9月14日まだまだ暑い日が続くが、朝晩の爽やかな空気に、秋の訪れを感じるようになった。夕闇に耳を澄ませば、いろいろな虫の音が聞こえてくる▼宮崎県北部の北川湿原では、そこかしこでタデ科の植物が咲き始めた。淡いピンクの花を付ける「ナガバノウナギツカミ」。「サデクサ」はコンペイトーのような形の赤い花が愛らしい▼同じタデ科の植物である「藍」も、今頃から赤や白の花を付け始める。その葉や茎は古来、布を青く染める染料として用いられてきた。何度も色を重ねることで、より濃く鮮やかな青色になる。「従藍而青」の由来となった▼日蓮大聖人は「法華経はあいのごとし修行のふかきは・いよいよあをきがごとし」(御書1...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎正‣副役職の団結から栄光勝利の劇が始まる!全員が広布の主体者だ異体同心のスクラムでわが地区の大躍進を!〈名字の言〉2019年9月13日戸田先生が病の友を励ました。「法華経には、仏も病気になることが説かれています」「衆生は皆、病気をもっている。そこで、その衆生を救うには、仏自身も、病気をもっていないとつきあいにくいからです」と▼この指導を紹介しつつ、ドクター部の友が言っていた。「病に苦しむ人が心の支えとするのは、担当医師以上に同じく病魔と闘う人の場合が多い」。病気に限らず試練の渦中の人を真に励ますのは、同じように苦難と戦う人の存在だろう▼ある壮年部員は新たな役職に就任早々、家族の病気、事業の失敗など数々の困難に直面した。アルバイトで不規則な生活になりながらも信心は一歩も引かなかった。ガソリンを1リ...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎開かれた心で人々の中に飛び込もう!友に励ましを贈ろう!心と心が結ばれるところに自他共の幸の花が咲く!〈名字の言〉2019年9月12日先日の本部幹部会で、「『文字』には、人を救う力がある。人を救う『文字』がある」との池田先生の指針が紹介された。ある壮年部の先輩が「本当にその通りだと思う」と、しみじみ語っていた▼指針に接し、初めて実った弘教を思い出したという。入会前、先輩自身が折伏を受けた際に学会の書籍を何冊かもらったが、入会には至らず。書籍は読まないまま、遠方に引っ越すという友人に全てあげてしまった▼しばらくして先輩は入会。20歳の時だった。早速、仏法対話に挑戦。本をあげた友人にも電話をした。すると友人からは「俺には尊敬している人がいる。池田大作という人だ」との言葉が。先生の著作を読み、心から感激...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎厳しい残暑の日々水分補給や室温調節など引き続き熱中症への注意を忘れずに健康第一で進もう!〈名字の言〉2019年9月11日ある婦人部員の義母が認知症を発症した。片時も目が離せない。義母を人任せにするようで迷いもあったが、夫と相談し、デイサービスの利用を決めた▼デイサービスでカラオケをしてから、家でも歌うことが日課に。学会活動が大好きだった義母がよく口ずさんだのは「今日も元気で」。生命に刻まれた信心の思い出は決して消えない――義母を介護した5年間、婦人は、そう教えられる日々だったという▼2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されている。徘徊や排せつの世話など、支える家族には、肉体的にも精神的にも、相当な負担がある。認知症予防の対策とともに、介護する家族の負担軽減は、まったなしの課題...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎「意が声とあらはる」友の幸福を真剣に祈り誠実に紡いだ言葉は必ず相手の心に届く。声は力なり!〈名字の言〉2019年9月10日アグネス・チャンさんには、2人の姉がいる。長姉は10代でスカウトされて女優に。成績優秀な次姉は大学の医学部に合格。“それに比べて私は……”。幼い頃のアグネスさんは劣等感で押しつぶされそうだったという▼それが変わったのは中学生の時。障がい児施設でボランティアをしたのがきっかけだった。身体の不自由な子どもたちと一緒に遊び、歌を歌うと皆、全身で喜びを表現してくれた。“私でも人を元気づけられる”。自信を持った彼女は、明るく前向きに。やがて歌手を目指すようになる▼かつて民音公演で彼女が語っていた。人は、自分のことばかり考えていると、エネルギーが胸に詰まって苦しくなりがち。そんな時、ちょ...きょうの聖教から
◎今週のことば◎あの友も、この友も「さながら宝塔」なり。最前線に足を運び心に響く励ましを!苦楽を共に一歩前進。〈名字の言〉2019年9月8日先月、デンマークSGIが開催した夏季研修会でのこと。参加者全員に一冊のノートが配布された。表紙には“「私の人間革命」第31巻”と。『新・人間革命』第30巻に続く、自身の人間革命をつづろうとの思いが込められたものだ▼韓国SGIは、池田先生の会長就任60周年となる明2020年の「5・3」を目指し、「10万人の青年の陣列」の構築に挑む。機関紙「和光新聞」には、本紙で連載中の「世界広布の大道」が翻訳・転載されている。韓国男子部は、小単位の集いなどで学び、学会精神を深めている▼欧州に在住するメンバーは、公式サイト「セイキョウオンライン」を活用し、「世界広布の大道」の内容を学び伝えてい...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎本物の「誓い」には明確な「目標」がある真剣な「祈り」がある懸命な「行動」があるそして「勝利」がある!〈名字の言〉2019年9月7日20万人以上の犠牲者を出した沖縄戦。「同じ10代だった方々の軌跡をたどることで、“犠牲者の数字”だけだった沖縄戦が“語り継ぐべきもの”に変わりました」――この夏、沖縄の「ひめゆり平和祈念資料館」を訪れた大阪の高等部員が感想を語っていた▼同資料館には、女学生と教師、200人余の遺影が展示されている。目の前に並ぶ、あどけない10代の顔。全員が戦火に散った事実に粛然となる。「数」ではなく「顔」と向き合うことで湧き上がってくる感情がある▼だが同館の入館者は13年連続で減少している。平和学習に訪れる学校が減ったほか、沖縄戦そのものへの関心の低下が指摘される。体験者の高齢化も進み...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎「志ざしと申す文字を心へて仏になり候なり」今の決意の大きさが人生の深さを決める。大理想に生き抜こう!〈名字の言〉2019年9月6日生命の光の強さだろう。カラフルなアートの世界に魅了された。東京・新宿コズミックセンターのミニギャラリーに展示されている、段ボールで制作された作品群(9月25日まで)▼作者は原発避難者の壮年。原発事故後、約2500人と避難所生活をしていた時、個人空間を守る段ボールの“壁”にボタンの花を描いた。絵のたしなみがあったわけではない。「皆の気持ちが少しでも和むなら」との思いが、ささくれだった人々の心に届いた▼以来、「避難所生まれのアーティスト」として活動を続ける。間もなく震災から8年6カ月を迎えるが、作品は「震災を忘れないでほしい」とのメッセージと壮年は言う。「私たち被災者にと...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎「信」は「理」を求め「理」は「信」を深める実践の教学こそ学会の誉れの伝統だ行学の二道に励もう!〈名字の言〉2019年9月5日女子部員になったばかりの孫娘が座談会で発言した。「次は白蓮グループに入って、おばあちゃんを会館で出迎えたいです」。その言葉に涙する祖母。「孫の夢をかなえるためにも、いっそう元気に頑張ります」と決意していた▼ある婦人部員は、広布草創期を生きた父が紹介された、本紙の切り抜きを宝物にしている。内容は、会合への行きの分の交通費しか工面できなかった農家の父が、米俵を担いで列車に乗り、行った先で米を売って帰りの分に充てて学会活動に励んだというもの。彼女は「時代状況は変わっても父の純粋な求道心を見習います」と語った▼古代ローマの哲学者キケロは言った。「賢明な人は、老人になっても、優れた資...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎創価学会は「学ぶ会」。御書を繙き良書を読み友の声に耳を傾けよう!飽くなき求道心が無限の未来を開く!〈名字の言〉2019年9月4日池田先生ご夫妻が8月、12年ぶりに埼玉の研修道場を訪問。先日、同県のある地で行われた座談会では、皆が喜びに沸いていた。会場を提供する夫妻は、12年前の出来事を振り返った。聞けば、その年の夏、当時から会場だった自宅が火災に遭ったという▼一時は落胆したが、師の来県と同志の励ましが支えになった。保険等の面でも不思議なほど守られ、夫妻は思い切って「もっと広い会場を再建しよう」と決意。その言葉通り、一段と素晴らしい“地域のオアシス”が誕生し、皆に親しまれている▼夫の水道工事業も信頼が広がり、業績も順調。そうした中での、今回の師の来県であった。「大勝利の報告ができましたね」と皆がた...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎「たすくる者強ければたうれず」一対一のつながりが学会の強さの根幹だ。悩める友に励ましを!〈名字の言〉2019年9月3日アスファルトの隙間などに生える雑草を見ると、そのたくましさに驚かされる。きょう9月3日は語呂合わせで「草の日」だそうだ▼約7000種ある日本の種子植物のなかで、普段、目にする雑草は100種にも満たないという。実は「雑草」となるには特殊な能力が必要と、植物学者の稲垣栄洋氏は指摘する(『雑草はなぜそこに生えているのか』ちくまプリマー新書)▼人に踏まれたり、耕されたりする“予測不能”な環境下でも「臨機応変に変化を乗り越える強さ」こそ、雑草が持つ能力といえる。どんな場所でも“生育のチャンス”を見いだす――生命の持つ限りない可能性を見る思いがした▼福島県の浜通りに住むある婦人部員は経済苦、...きょうの聖教から
◎今週のことば◎創価の青年の情熱こそ世界を蘇生させる力だ「我もいたし人をも教化候へ」生き生きと仏法を語れ〈名字の言〉2019年9月2日私の気持ちも“刷新”する思いで、元気いっぱい配達していきます――本紙が8日付から紙面を刷新・充実することに、配達員の方々からも喜びの声が寄せられている▼「あの日、新聞受けにポンと新聞が入った瞬間、それだけで思わず涙が出ました」と語るのは、6日で1年となる北海道胆振東部地震で被災した読者。道内全域が停電し、余震で夜も眠れず、不安な闇夜を過ごした明け方、いつもと変わらず新聞が。そのことに、「私は決して一人ではない」と、どんなに勇気づけられたか――と▼時間を見つけてはウオーキングや筋トレに挑戦する、還暦を過ぎたばかりの配達員がいる。「健康第一で、配達の使命を果たしたいからね」と力強く語...きょうの聖教から
◎わが友に贈る◎師弟不二こそ学会の永遠の魂。人生勝利の直道なり報恩の心を燃やし友に希望の大前進を!〈名字の言〉2019年9月1日いよいよ今月、ラグビーのワールドカップ日本大会が開幕する。日本代表31人も発表された。初の決勝トーナメント進出を目指す挑戦に期待が高まる▼前回大会では強豪・南アフリカを破った歴史的快挙に始まり、予選で3勝という好成績を収めた。この大躍進の要因の一つは、それまで日本の弱点とされていた“小さな体格”を逆手にとって、生かしたことだ▼当時、日本代表のヘッドコーチだったエディー・ジョーンズ氏は、合宿に格闘家を招き、体の大きな対戦相手の嫌がる“低い姿勢でのプレー”を反復。さらに徹底的な筋力トレーニングで敏しょう性の向上を図った。氏は語る。「違う角度から見れば、短所は長所にもなる」「むしろ短所にこそ...きょうの聖教から
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今日の聖教から
わが友に贈る2020年8月23日幾多の試練を勝ち越えてきた多宝の同志に最敬礼!豊かな知恵に学びながら生涯青春の大道を共に!名字の言友の挑戦とヒマワリの花言葉2020年8月23日酷暑の中、暑中見舞いとして届いたヒマワリの写真にしばし見入ってしまった。夕暮れ時、あかね色に染まったヒマワリ畑だった▼「ヒマワリの写真の定番といえば、青空の下、太陽に向かって咲き誇る姿ですが、今回、新しいヒマワリの写真にトライしました」との一文が添えてあった。新しい挑戦から成長のドラマは始まる。友の挑戦の心が伝わり、爽やかな気持ちになった▼この夏、御書の全編拝読に挑戦する壮年がいる。正確に言えば「再挑戦」。12年前、地区部長に任命された時、全編拝読を始めたが、1000ページを過ぎた所で止まっていた。コロナ禍の中、池田先生の本紙の連載「心に...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年8月22日川・海・山の事故が多発。呉々も安全第一で!危険箇所には近づかず体調や天候変化に留意。油断排し万全の備えを!名字の言中華統一を成し遂げた大帝国の歴史の教訓2020年8月22日発行部数が累計6400万部を超え、映画化もされた人気漫画「キングダム」。「天下の大将軍」を志す主人公が、後に始皇帝となる秦の国王と共に「中華の統一」を目指す物語だ▼長きにわたり大小の国家が争ってきた戦乱の世を終わらせるには、「国境」そのものをなくすしかない――若き国王の理想に、多くの人々が糾合されていく。漫画は歴史を基にしたフィクションだが、天下の統一という偉業は2200年の時を経ても色あせない▼始皇帝が暴君か名君かは、さまざまな意見がある。万里の長城や巨大陵墓の建設に民を酷使した一方で、文字や度量衡の統一など...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年8月21日宝の未来部を支える皆様いつもありがとう!無限の可能性を信じ抜く励ましの慈光ありて使命の大輪は咲き薫る。名字の言“真の終戦”とは――青年部「戦争・被爆証言を聞く会」で考える2020年8月21日ある父は特攻隊員として出撃する前、5歳と3歳のわが子に手紙をつづった。<イツデモオマヘタチヲ見テイル>。漢字の読めない幼子を気遣い、カタカナで書いてある。<オトウサンハ「マサノリ」、「キヨコ」ノオウマニハナレマセン>▼“背中に乗せて、お馬さんごっこをしてやれない”。そう書き残し、米軍が上陸した沖縄へ向かい、命を落とした。享年29歳。子どもたちの悲しみは、どれほどであったか。戦争で失ったものはあまりにも大きい▼「まだ戦争は終わっていません」。過日、学会青年部の「戦争・被爆証言を聞く会(オンライン...きょうの聖教から
わが友に贈る継続は偉大な力だ。小さな事からでいい。日々の課題を定め黙々と取り組む中に不屈の境涯が築かれる。名字の言「万有引力の法則」を発見したニュートンの「創造的休暇」大科学者ニュートンが「万有引力の法則」の着想を得たのは24歳の頃。力学、微分積分学、光学における彼の重要な発見のほとんどは、この1665年からの約20カ月間に集中しているという▼この時期、英国ではペストが流行していた。大学を卒業したばかりのニュートンは母校で研究を続けていたが、ペストの影響で大学が閉鎖され、故郷への避難を余儀なくされた▼不遇の時にも思えるが、彼にとっては“願ってもない好機”になった。大学のさまざまな校務から解放され、自身の研究に心ゆくまで没頭することができたからだ。彼の偉業の大半が生まれたこの期間は「驚異の年」とも「創造的休暇」と...きょうの聖教から
わが友に贈る真の「幸福」とは立場や環境ではなく自身の「心」で決まる。何があっても自分らしく今できることに全力を!名字の言文字に思いを込めて――。葉書や手紙を使ってみては?夏目漱石の小説『門』に、主人公の宗助が「どうも字というものは不思議だよ」とつぶやく場面がある。「近来の近の字はどう書いたっけね」と妻に尋ねた▼いくら易しい字でも、これは変だと思って疑いだすと分からなくなる。紙に書いて眺めても、違う気がしてしまう。宗助が「御前そんな事を経験した事はないかい」と問うと、妻は言った。「まさか」▼最近、同志に送る便りを手書きしていると、しばしば漢字を思い出せない時がある。「まさか」と笑えない。年のせいか、それともパソコンやスマホで文章を作ることに慣れてしまったせいか▼若き日の池田先生のカバンには、常に葉書と便箋が入って...きょうの聖教から
今週のことば2020年2月17日「一文一句なりともかたらせ給うべし」声が仏の仕事を為す。誇りと自信をもって希望の大哲学を語れ!(御書1361ページ)名字の言飛行機が飛べるようになったのは、なぜ?上空に小さく見えるジェット機。なぜ、あんなに重そうな“機械”が空を飛べるのか不思議に思うことがある。ライト兄弟の有人動力飛行から117年。考えてみれば、人類史のほとんどで、人は空を飛べないのが“常識”だった▼有史以来、多くの人が空に挑んでは失敗し、嘲笑された。ライト兄弟の“成功”に対しても、飛行距離の短さや目撃証人の少なさから、当時の科学者やマスコミは“機械が空を飛ぶことは科学的に不可能”と冷淡だったという▼こうした歴史を踏まえ、神戸大学の中屋敷均教授は、理論的に飛行が可能だったから人が飛行機を造ったのではない、と強調す...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年2月11日会合の参加者を「仏の如く互に敬うべし」真心で迎えよう!笑顔あふれる集いから和楽の前進は始まる。名字の言生け花の醍醐味とは?友人夫妻の自宅を訪ねるたび、居間に季節の花が飾られている。先日は凜としたスイセンが迎えてくれた。夫人は生け花をたしなんでいるという▼華道は草木に「命」を見るといわれる。みずみずしい若葉や花だけではない。虫食い葉や枯れ枝も全て、“命が現れた姿”と捉えて用い、美を見いだす心が大事だと彼女は教えてくれた。「草木の命を支えているのは『根』です。目には見えない『根』の力をどう見せるかが、生け花の醍醐味なんです」▼根源、根幹、根本……何らかの“おおもと”を意味する熟語には、「根」の字を含むものが多い。フランスの作家サン=テグジュペリの『星の王子さま』(岩波書店)にある「か...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年2月2日あらゆる人々と縁を結びゆく中で人格が磨かれていく。その積み重ねが揺るがぬ自己を築く。名字の言日本人でアカデミー賞にノミネートされた特殊メークのプロフェッショナル2020年2月2日第92回アカデミー賞の「メーキャップ&ヘアスタイリング部門」で先日、カズ・ヒロ(辻一弘)氏が4回目のノミネートを果たした。今月の授賞式で、2度目の受賞に期待が高まる▼独創的な特殊メークを武器に、米国の映画界で活躍してきた氏。近年は肖像美術の創作活動に力を注ぎつつ、欧州や日本など各地で特殊メークの講習会を開いては、自ら実演して見せる▼“秘密にするべき技術を、なぜ惜しげもなく見せてしまうのか”と驚かれることも多い。だが、氏は語る。「技術を秘密にして、それに凝り固まってしがみついていたら、自分の成長はそこで止まっ...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月30日一対一の語らいこそ広布伸展の原動力だ。地道な訪問・激励で友の話をじっくり聞く抜苦与楽の実践を!名字の言やっぱり苦労はしたもん勝ち――沖永良部島の広布の母の言葉「この人の語らいは、まさに芸術」と評判の婦人が、鹿児島県の沖永良部島で活躍している。入会61年目。125世帯に弘教を実らせた“対話の名手”である▼実は生来の口べた。だから、とことん相手の話を聞いた。いつしか“心の声”まで感じられるようになったという。交通事故で顔に傷を負った時は「この傷は笑顔じわよ」と明るさに磨きをかけた。夫を病気で失ったが、「悩んでいる人に一層、同苦できるようになれた」と励ましの対話を続けた▼旧習の壁にぶつかるなど、言葉にできないつらさも、ずいぶん味わった。そのたびに負けずに頑張り抜いたゆえか、人柄に芯の強...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月25日誠実な振る舞いでわが地域・社会のなくてはならない人に。自他共の幸福に尽くす希望の灯台と輝こう!名字の言困っている人に手を差し伸べれば、みんなが豊かになる大きな駅で、ベビーカーを押して移動するのは大変だ。その経験から生まれたのが「のりかえ便利マップ」。どの車両に乗れば出口やエレベーターに近いか一目で分かるポスターで、高齢者やビジネスマンにも評判だ▼困っている人、悩んでいる人に手を差し伸べれば、周囲も心豊かになる。ある地区座談会で、婦人部員が遅れて会場に入ってきた。すると同志がそっと一言、「よく来たね」。彼女は看護師として働きながら、女手一つで3人の子を育てていた▼「頑張ってるね」という声掛けや「無理しないでね」というメールも数え切れない。「何げない配慮が心に染みるんです」と言う彼女...きょうの聖教から