「それより、ここには居たくないから 早く、家に戻らせてくれ。」義母の望みは、ただそれだけなのだ。「……また、そんな事を言う。」この日は、娘と息子も連れて来ていたのだが駄々っ子の様な義母の姿を見るのは 辛い、そんな顔の2人だった。
義母がK市の老人ホームに入居したのが2月11日。職員の人たちにはとても良くしてもらった。(ちなみに前回、義母を傷つけた職員は解雇になったとのこと)しかし、認知症の入居者さんが勝手に自分の持ち物を持って行ってしまったと義母。お金も、財布も、靴も、補聴器も入居当時
先週の土曜、義母の施設での面会が許可された。私は仕事、娘は眼科検診日の為夫一人が会いに行ってきた。入所当時と比べると、顔色も良くなって何よりも一人で車いすを押しながらトイレに行き、誰の手も借りずに用を足すことが出来る様になっていたとのこと。やはり、朝昼晩
義母が、老人ホームへ入居した初日施設長から「ここではお金は必要ありません。 もし、何らかの事情でお金が必要な場合、こちらが立て替えます。その後、請求書を送らせてもらいますので。入居者さんの中には、認知症の方もいらっしゃいます。お金のトラブルがあっては大変
息子2人からの月5万円の仕送り。できるだけ使わないように使わないように大切に取っておいたに違いない義母。急遽、入院が決まり慌てて家を出たものだからそれまでの生活を残したまま家に鍵を掛けて、数日が過ぎてしまった。4日後、夫と義理家に帰り、鍵を開け取り散らかった
「・・・もうね。ほんと、嫌になるわ。」「長生きするもんじゃない。」「迷惑ばっかりかけてよ。死んだ方がマシやわ。」ぽつぽつと小さな声で呟く義母。「そんな事・・・言うなよ。」義母の言葉に、急に優しい口調に戻る夫。ここ一年ほどなにかあると、「長生きするもんじゃ
義母(夫の母、90歳)が2月11日、やっと老人ホームに入居した。ここにこぎつけるまでどれだけ夫が大変な思いをした事か。なのに義母は入居をただのショートスティと勝手に思い込んでいて「今度の3月1日の病院に行った後、家に帰るのに、家の鍵は何処にやった
緑内障になって、はや17年。少しずつだが、やはり間違いなく利き目である左側が見にくくなってきている。そして、眼圧を下げる点眼薬が一個増えた。ドライアイ用は、1日両目4回。(室温保管)リズモンは、1日両目1回。(冷蔵庫保管)もう一つは、1日3回左目だけ。(室温保管)点眼
「検査の結果。悪性リンパ腫だった。」「この病気の事は、絶対お袋には内緒にしてくれ。 高齢のお袋に心配をかけたくないからな。」去年の5月、横浜に住む義兄(夫の兄)から、夫への一本の電話連絡が入った。そしてそれは義兄の壮絶な闘病生活の始まりでもあった。義母は、こ
自己評価の高すぎるM子さんがついに、昨日で退職していった。思い起こせば、入社して3年5ヶ月が過ぎていた。次々と転職を繰り返し、多分今までで、一番長く続いたのがうちの店だったのだろう。普段、穏やかな私なのだが、流石に彼女の態度や言動・お客様に対する対応の酷さな
はぁぁぁ~、ため息が出る。パートで勤めている店がここ数ヶ月前から売上が落ちて、客数もめっきり減ったのである。暇な時間が増え、なんなら30分切り上げて15時上がりにしてくれても全然構わないのだが何故か、店長はそれをしない。30分でも人件費を削減できたならそれは
我が家では、パソコンが必需品。スマホの小さい画面では、ストレスが起こる。こういうブログ投稿も、写真はスマホでから転送するが文章はパソコンのキーボードでカタカタ打ち込んで投稿している。ここ何年か、ずっと気になっていたのが固定電話の必要性であった。今どき、固
「ブログリーダー」を活用して、風さんをフォローしませんか?
「それより、ここには居たくないから 早く、家に戻らせてくれ。」義母の望みは、ただそれだけなのだ。「……また、そんな事を言う。」この日は、娘と息子も連れて来ていたのだが駄々っ子の様な義母の姿を見るのは 辛い、そんな顔の2人だった。
独り暮らしの義母(夫の母)が緊急入院したのは去年の1月の事。90を過ぎた義母の独り暮らしは無理。病院を退院したその日。一旦家に連れて帰ったが夕方、有料老人ホームの施設長が迎えに来た。義母がこの家で生活する事はもう無いのだ。今ま
今朝のゲッターズ飯田占い無駄なプライド?うーん、確かに私には無駄なプライドが多い。むしろ、無駄なプライドと共に生きているそんな気さえしてくる。にほんブログ村
ドキドキが止まらない。こんなドキドキ…嫌だ!!診察台の上でまな板の上の鯉状態の私。胃カメラを受けるのは初めてだと言うと「エー、そうなんですか?」と私と同年代だと思える看護士さんがそれは珍しいと言う。え⁉️みんなこの歳になる
今から1時間半後私は病院で胃カメラ検査を受ける。ずっと健康には自信があったので何気なく受けてみた胃がんリスク検査でまさかのᎠ判定が出るなどとは夢にも思わなかった。胃カメラを飲むなんてもちろん初めての事なので胃の状態がどうなっ
土日の忙しい時に限って有給休暇を取っていた店長。7年半も真面目に働いてきた私に「パートさんは有給なんか無いよ。」と、よく平気な顔をして言えたもんだ。そう言えば娘が小6の新学期特発性血小板減少性紫斑病を発症し県病院に緊急入院し
45歳の時、それまで7年半勤めていたファーストフード店を辞めた。今から18年も前の話だ。理由は色々あったが理由のひとつにユニホームがあった。30代ならまだしも40代後半に差しかかろうというおばさんが着るにはあまりに痛々しいユニホ
「あ、お墓掃除にも!」夢グループの社長の一言に「そうだ!墓掃除用にコレを買おう!」と、私の意見も聞こうとせずに勝手に注文した夫。私の両親の眠っている墓地にはちゃんとした管理体制があるので (モチロン、会費を支払っている)
60代、70代で亡くなる著名人たち。人生100年時代だとマスメディア。本当に、そうなのか?今の80代・90代の高齢者が長生きできているだけではないのか。医療も日々進歩してきているというが果たして、それが本当に幸せな事なのか。人間が人間らしく生きるという事。簡単なもの
近所の神社へ初詣。おみくじは「吉」と出た。おみくじと一緒に入っていたものに目が行く。勝負運とな。浅ましい考えが浮かぶ。今年は宝くじでも買ってみようか?と。にほんブログ村
早いもので、今年も残すところ5日余り。心穏やかでは過ごせなかったこの一年。平凡な毎日を送っているつもりでも振り返ってみると、ざわざわな心境の繰り返しだった気がする。「気にしない。気にしない。」一休さんの歌ではないが、そう自分に言い聞かせても、そう言い聞かせ
雲行きが怪しい。最近の売り上げの低迷。お客さんの少なさ。いよいよもって、私の勤めている店が閉店という運びになるか? もだ。オープニングから13年。年々潰れていく店が多いというこの業種。よく持ち堪えた方だと思う。正直、閉店になったとしてももうどうでもいい、とい
2015年7月。母、有料老人ホーム「★の街」へ入居決定。父の死から、丸3年が経っていた。2021年11月21日母は、「★の街」301号室で生涯を終えた。6年4か月の暮らしの中で母が実家へ戻ったのは、たった一度だけだった。「外出許可をもらって 88歳、米寿のお祝いを家に帰っ
下の姉の住んでいたアパートからほど近いところに、その★の街という有料老人ホームはあった。2階建ての立派な建物だった。施設長は40代前半位の感じのいい男性。「今、タイミング良く 一部屋だけ空いているんですが ちょっと覗かれてみますか?」案内された部屋は個室。
私の亡くなった両親は、私たち兄妹に幼い頃から「歳を取って、体が思うように動かなくなったらお父さんもお母さんも老人ホームに入る事に決めている。あんたたちに迷惑をかける事はないからね。」と、口癖のように言っていた。「夫婦二人暮らしが難しくなってきたから、 い
義母が、初めて老人ホームへ入居したのが2月。ここでは色々嫌な思いをさせられると「早く、ここから出たい」が口癖だった義母。そのホームのケアマネさんが手を尽くしてくれてお陰で普段なかなか入れない待機人数の多い特別養護老人ホームにあっさり転居できることになった
息子が京都から帰ってきて、約一か月半が経った。先日、派遣社員だが、仕事を決めてきた。8月14日~3月いっぱいの契約である。大学の事務所での仕事で9時から16時まで(実労6時間)と、勤務時間が短い。「他にも、もっと稼げる所があるだろ。そんなに慌てて仕事を見つけな
「京都に移住する」と言って独り立ちをした息子だったがその生活は、3年半で幕を閉じた。滅多に私にラインをして来ない息子からの「相談があります」の文字に、嫌な予感がした。こちらから、電話をすると「結論から先に言うと。 手持ちのお金が10万円を切ってしまって。
丁度、1ヶ月前の事。テレビを見ながらの晩御飯中突然、娘がご飯茶碗を持ったまま背中から後ろヘゴロンとひっくり返った。「おいおい。」ふざけている様に見えたのか夫が呆れた様な声を出した。がしかし、ふざけている訳では無かった
去年の秋の事。私は仕事。夫と娘は仕事休み。お昼過ぎ静かだった娘の部屋からドタバタする音が聞こえてきた。「何事!?」夫が驚いて娘の部屋ヘ行ってみると。カーテンとベットのシーツが血まみれになっていたというのだ。そして娘
義母がK市の老人ホームに入居したのが2月11日。職員の人たちにはとても良くしてもらった。(ちなみに前回、義母を傷つけた職員は解雇になったとのこと)しかし、認知症の入居者さんが勝手に自分の持ち物を持って行ってしまったと義母。お金も、財布も、靴も、補聴器も入居当時
先週の土曜、義母の施設での面会が許可された。私は仕事、娘は眼科検診日の為夫一人が会いに行ってきた。入所当時と比べると、顔色も良くなって何よりも一人で車いすを押しながらトイレに行き、誰の手も借りずに用を足すことが出来る様になっていたとのこと。やはり、朝昼晩
義母が、老人ホームへ入居した初日施設長から「ここではお金は必要ありません。 もし、何らかの事情でお金が必要な場合、こちらが立て替えます。その後、請求書を送らせてもらいますので。入居者さんの中には、認知症の方もいらっしゃいます。お金のトラブルがあっては大変
息子2人からの月5万円の仕送り。できるだけ使わないように使わないように大切に取っておいたに違いない義母。急遽、入院が決まり慌てて家を出たものだからそれまでの生活を残したまま家に鍵を掛けて、数日が過ぎてしまった。4日後、夫と義理家に帰り、鍵を開け取り散らかった
「・・・もうね。ほんと、嫌になるわ。」「長生きするもんじゃない。」「迷惑ばっかりかけてよ。死んだ方がマシやわ。」ぽつぽつと小さな声で呟く義母。「そんな事・・・言うなよ。」義母の言葉に、急に優しい口調に戻る夫。ここ一年ほどなにかあると、「長生きするもんじゃ
義母(夫の母、90歳)が2月11日、やっと老人ホームに入居した。ここにこぎつけるまでどれだけ夫が大変な思いをした事か。なのに義母は入居をただのショートスティと勝手に思い込んでいて「今度の3月1日の病院に行った後、家に帰るのに、家の鍵は何処にやった
緑内障になって、はや17年。少しずつだが、やはり間違いなく利き目である左側が見にくくなってきている。そして、眼圧を下げる点眼薬が一個増えた。ドライアイ用は、1日両目4回。(室温保管)リズモンは、1日両目1回。(冷蔵庫保管)もう一つは、1日3回左目だけ。(室温保管)点眼
「検査の結果。悪性リンパ腫だった。」「この病気の事は、絶対お袋には内緒にしてくれ。 高齢のお袋に心配をかけたくないからな。」去年の5月、横浜に住む義兄(夫の兄)から、夫への一本の電話連絡が入った。そしてそれは義兄の壮絶な闘病生活の始まりでもあった。義母は、こ