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時の疾風 http://tokinokaze.blog.so-net.ne.jp/

五感で受信する日々の出来事、世情に私情を織り交ぜ、楽しみながら書き留めています。

社会構成分類熟年、団塊世代中核、だが年齢の自覚は皆無。まだまだ好奇心旺盛、仕事現役、趣味も多種多彩、未体験には果敢にチャレンジ、柔軟軽快に活動する元気オヤジです。

夢健太郎
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2015/08/25

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  • やめます過剰生産、あおり広告

    やめます過剰生産、あおり広告

    「日本は、義理チョコをやめよう―」声高にアピールする企業がありますよね。 バレンタイン商戦を前に掲載された新聞全面広告が、話題でもちきりになっています。 ナント、広告主は高級チョコレートで有名な「ゴディバ」だったから驚きもひときわです。 一年中で一番の書き入れ時にこのアピールは、墓穴を掘りかねないとの危惧の声があがる。 「誰に何をと悩んだり金を使ったりせず、もっと楽しめる日に」と真実を呼び掛ける。 「本命」だけでなく上司や同僚へ配る義理チョコ文化は、日本特有の習慣らしいのです。 公募のバレンタイン川柳に「忖度(そんたく)がなければ職場にチョコはゼロ」秀作です。 先日の節分では、兵庫県のスーパーが先頭を切って「もうやめにしよう」と声を上げた。 今年から恵方巻きを余分に作らないと宣言したことで話題となりましたね。 商戦が盛り上がる一方、売れ残りが大量に捨てられるとい..

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  • 何かと物議の南スーダン国連平和維持活動、真実はいずこ

    何かと物議の南スーダン国連平和維持活動、真実はいずこ

    児童文学作家の那須正幹さんの短編連載「少年たちの戦場」を読んで、考えさせられた。戊辰戦争から沖縄戦まで。殺し殺された戦場で、大人に交じって武器を取った子供たちの物語が四つ。舞台の一つ、福島県二本松市を訪れたことがある。149年前、新政府軍との戦いで12~17歳の「少年隊」の14人が命を落とす。敵陣に勇んで向かう子供たちの傍らに母。そんな姿をかたどる城跡の像に胸が痛んだ。日本人にはもう歴史上の出来事か。だが子供たちが「殺す」方に回る国は今も存在する。一つが南スーダンだ。政府も反政府側も多数の少年兵を徴用しているという。「大虐殺」を懸念する国連の声明を聞くと、彼らがどう関わるかも心配になる。かの国の内戦を巡って国会が白熱している。「戦闘」でも「衝突」と書けと言わんばかりの政府の姿勢に首をひねる。それで現地の事実が見えるのか。「虐殺」なら何と言い換えるのか。実感をもって歴史を学び、未来を考えて・..

  • 「思い」は「体」と同義語、情念の漫画家谷口ジロー逝く

    「思い」は「体」と同義語、情念の漫画家谷口ジロー逝く

    「思い」は映画界の決まり文句である。現場で助監督がよく口にするらしい。例えば「次の場面は食後1時間たってる思いで、食卓は紅茶だけです」。あるいは「思いとしては、主役は家にいったん戻って背広で手ぶら。いいですか」と。「体(てい)」とも言い換えられる言葉だろう。脚本に省かれている設定を読み取り、画面の隅々みまで気を配る。部屋のしつらえや登場人物の手元一つに、作り手の意図がこもっているなら、観客の側の味わいも深まるはずだ。漫画界でそれに精魂を傾けた一人が、悲報に接した鳥取市出身の谷口ジローさんだ。作家関川夏央さんと組んだ「『坊ちゃん』の時代」、久住昌之さん原作「孤独のグルメ」と人気作を世に送ってきた。地面に落ちる影の濃淡で季節を描き分け、雲の景色一つで暑さや涼しさを表そうと心掛けた。一こまだけに丸一日を費やしたこともあると聞く。「小津安二郎監督の描写をほうふつとさせる」と日本以上にフランスで名を..

  • 万事順調に運ぶ日米首脳会談、今日の招待ゴルフで有終の美を

    万事順調に運ぶ日米首脳会談、今日の招待ゴルフで有終の美を

    開けた道の真ん中を歩いていたはずが、荒れ地に足を取られたり、突風で進路を外れて遠回りしたり。思わぬ穴にはまって出るのに苦労もする。ゴルフを「人生の縮図」というらしいが、外交に置き換えられるかもしれない。第一打に上々の手応えを、安倍晋三首相は感じたに違いない。昨秋、米大統領就任前のトランプ氏をいち早く訪ねた。金色のゴルフクラブを手土産に話が弾んだか。「信頼できる指導者」と好印象を語ってもいた。いよいよ初の首脳会談、注目の第二打であるが、まずまずうまく運んだようだ。沖縄県の尖閣諸島について米国の防衛義務の範囲だとの言質を取った。TPPをほごにされたが、2国間貿易の枠組みを作ることで握手した。大統領専用機での移動、豪華別荘への招待・・・。厚くもてなされて初会談は幕を閉じそう。しかし「ゴルフで油断が生じる最も危険な瞬間は、万事が順調に進んでいるとき」。あるプレーヤーがそんな警句を残している。取り引..

  • 「北限のオリーブ」に掛ける、石巻復興の願い

    「北限のオリーブ」に掛ける、石巻復興の願い

    「北限のサル」は下北半島にいる。厳しく孤独なイメージがある。「北限のオリーブ」と聞くと暖かい光が見えるようだ。あの大津波に見舞われた宮城県石巻市が、本格栽培に向けた産官学の研究会をつくった。地中海原産の常緑樹はオリーブ油などの付加価値が高い。香川県の小豆島で、国内栽培が初めて成功して100年余り。西へ東へ広がってきたが、なにぶん石巻は寒冷地だ。試験栽培では冬を越すのに苦労したという。その場所の一つが大川地区。74人の小学生が津波にのまれた惨事の舞台でもある。オリーブの動きと前後して「大川伝承の会」という語り部活動も生まれた。忘れまいとの誓いと復興の願い。この地に交錯していよう。3.11まで1か月。単なる同情を超え、被災地を息長く支える発想が必要かもしれない。地元紙河北新報が掲げる造語が「トモノミクス」である。友、伴。連帯の願いを込めた経済活動を指す。競争原理ではなく。むろんオリーブも産地の..

  • 漫画家の聖地トキワ荘、手塚治虫、藤子不二雄の足跡を追う

    漫画家の聖地トキワ荘、手塚治虫、藤子不二雄の足跡を追う

    東京・豊島区のその場所に立つと、胸が高鳴った。手塚治虫さんをはじめ昭和20~30年代、漫画界の巨匠たちが若き日を送った「トキワ荘」の跡地だ。35年前に解体され、今は記念碑のみ。彼らが通った近くの中華料理店で当時からの名物ラーメンを味わう。その一人、赤塚不二夫さんは書き残した。「みんな同じ夢を持ち、みんなお金がなかったけど、トキワ荘は夢のパラダイスだった」。競いつつ支えあい、数々の名作を生んだ姿が浮かぶ。少し離れた公園に区が伝説のアパートを復元すると決めた。手塚さんに続いて「藤子不二雄」の2人が使った部屋などを再現し、ミュージアム化する。五輪の年が目標というが、往時の熱気はどこまで現代に伝わるか。才能が有れば上京。そんな時代と違い、今や地方にもトキワ荘がある。過疎が進む周南市の集落で6人が空き家を借りて暮らす「大道理まんが村」も一つ。ことし東京の出版社の漫画サイトで一人が連載デビューした。近..

  • 若者よひるむなかれ、挑戦するたくましい勇気

    若者よひるむなかれ、挑戦するたくましい勇気

    スイス・ローザンヌで開かれる国際バレエコンクールは、世界中の若手ダンサーの憧れの舞台。このところ日本人の活躍が目覚ましいが、ことしは特に楽しみだった。山口市の15歳、藤本結香さんがステージに立った。自宅から離れた広島のバレエスタジオに通い、磨いた踊りが輝いた。日本人の入賞は男子2人にとどまったが、国際電話の向こうの声は弾んでいた。「最終選考に残れてうれしい」。世界水準の健闘に拍手を送りたい。実はコンクール直前に足を痛め、練習できない時期があったそうだ。「踊りたかった。自分がどれだけバレエが好きか分かりました」。踊る楽しさが真っすぐ伝わる演技が、高く評価されたらしい。モナコ留学も決まり、プロの夢に向かってまた一歩。夢を持つ若者が減っているという。内閣府の調査では「うまくいくか分からないことにも意欲的に取り組む」という日本の若者は5割。欧米諸国の8割と比べると寂しい。好きなことを後押しする環境..

  • 棋界激震の後始末、汚名挽回、信頼回復にトップ交代

    棋界激震の後始末、汚名挽回、信頼回復にトップ交代

    将棋の羽生善治3冠は対極の終盤、勝ちを確信すると駒を指す手が震えだす。「孤高の天才」と呼ばれる最強棋士が見せる心の乱れだろうか。人間らしい一面に触れ、少しほっとする。同じように佐藤康光九段も優勢な局面を迎えると、せき込んでむせる癖がある。深い読みで「1秒間に1億と3手読む男」とも称される。羽生3冠と棋界を引っ張る元名人がきのう、日本将棋連盟の新会長に選ばれた。前途は多難だろう。トップ棋士にコンピューターソフト不正使用疑惑が浮上し、異例の出場停止とした騒動がまだ収まっていない。「不正の疑いはなし」となった責めを負い、会長を退いた谷川浩司九段から引き継ぐ宿題は多い。ソフトを巡って「もっと早くルールを決めていれば」と嘆いても後の祭りだ。不正の汚名をそそぎ、ファンの信頼回復も欠かせない。将棋界のダメージを挽回する妙手を見せてほしい。「ソフトはプロを超えた」とされるが、将棋の魅力は勝ち負けの結果だけ..

  • 鍋の季節も終盤戦、不気味なるお江戸の「闇鍋」の中身

    鍋の季節も終盤戦、不気味なるお江戸の「闇鍋」の中身

    立春を過ぎ、なお残る寒さを、歳時記では「余寒」と呼んでいる。冬将軍は先月半ば、33年ぶりの大雪を広島にもたらした。まだ居座るなら、鍋奉行も当分の間、出番には事欠くまい。あちこちの街角できのうも、催し物の鍋に湯気が立ち込めた。売り切れ御免の「巨大牡蠣鍋」を据えた旧広島市民球場跡地をのぞくと、ぐずつく空模様の中、客が繰り出している。100円玉2枚でカキが4粒入った汁に恵まれ、腹も心も温まった。かつては外食の時に難儀した鍋好きがいるらしい。断られたり お一人の鍋物は(岩下四十雀)。1人でもテーブル席を取られ、時間もかかる・・・と嫌う店にでも当たったのだろうか。近ごろは、「小鍋」と称し、お一人様向けの鍋料理本や雑誌特集が人気という。日本の台所を預かる東京築地市場の移転話が定まらない。千代田区長選のように旧来勢力と都知事との場外戦も絡む。夏の都議選に向け、どう転んでいくか。つばぜり合いの揚げ句、「闇..

  • 夏目漱石から見る現代世相、生き抜くヒントは中にあるか

    夏目漱石から見る現代世相、生き抜くヒントは中にあるか

    生まれたばかりの子猫が家に入り、ミャーと鳴く。外へつまみ出してもいつの間にかまた中に。見かねて「置いてやりなさい」と妻に声を掛けたことが、創作のきっかけとなったらしい。「吾輩は猫である」の誕生秘話だ。夏目漱石の生誕から9日で150年となる。晩年を過ごした東京・早稲田の家の跡地を訪れた。生前飼っていた猫たちを弔った「猫塚」の複製があった。傍らで記念館の建設も進む。いずれ観光スポットとなろうか。「かんしゃく持ち」のイメージの半面、世話好きの面もあったようだ。作家として立ってからも鈴木三重吉ら弟子を毎週、この家に招いた。病と闘う時期だが、世を動かす知識人を育てたいとの使命感があったという。「行人」は、その頃の名作だ。「自分に誠実でないものは、けっして他人に誠実であり得ない」という言葉がある。明治人の生きる苦悩をつづったのか。いま漱石ブームが再燃するのは現代の閉塞感に苦しむ若者の共感を呼んでいるの..

  • のどかな童謡の中に時代の悲哀を映す、夕焼け小焼けーの赤とんぼ、、、

    のどかな童謡の中に時代の悲哀を映す、夕焼け小焼けーの赤とんぼ、、、

    口ずさむたび、美しい夕景が目に浮かぶ。童謡の「赤とんぼ」。詞を書いた三木露風が遠い日、子守の少女の小さな背に負われて見た光景だという。だが3番の歌詞は切なくなる。「15で姐(ねえ)やは嫁に行き」露風の幼少期は珍しくなかったのだろう。明治の旧民法では女性は15歳で結婚できた。早いと驚く人もいようが、今も16歳以上である。片や男性は18歳以上。差別的と国連に批判されてきたことはそう知られていない。女性の発達は早い・・・。そんな理由で戦後も2歳の差が残った。民法改正で成人年齢を引き下げるに当たり、ようやく18歳に統一される流れに。男女平等はむろん女性活躍がうたわれる世である。遅すぎたと言われても仕方がない。中には少子化なのに大丈夫かと懸念の声もあるらしい。1歳でも早く結婚した方が子供を多く生めるという理屈なら、それこそが女性を結婚から遠ざける一因ではないか。16、17歳の結婚も約1400人と多く..

  • 節分の豆知識、時代の闇を払う趣旨は変わらない

    節分の豆知識、時代の闇を払う趣旨は変わらない

    民放のバラエティーで一つ勉強をした。渡辺の姓の人は、節分の豆をまかなくていい。そんな言い伝えがあるそうだ。平安時代、都で鬼の腕を切り落とした渡辺綱(わたなべのつな)を後世の鬼も恐れるからだと。「鬼は外」が平安京の闇と深く関わる歴史を思い起こさせる。もとは宮中で大晦日に営まれた儀式。四つ目の面をかぶった鬼やらいの役が盾と矛を打ち合わせ、魔を追い払う・・・。限られた神社で受け継がれる姿が節分の営みとして広まったらしい。次第に前向きな意味も備わったのだろう。民俗学者の折口信夫は節分の世の高揚感を「冬が行き詰まって、春が鼻の先まで来ている」と言い表している。季節の変わり目に健康を気遣い、立春を迎える。その実感が現代に薄れたのは仕方ないのだが。ことしは無病息災を願ってかぶりつく「恵方巻き」の商戦がさらに過熱している。マグロにイクラ、ズワイガニなど豪華具材はバブル期を思わせる。家族で豆を投げる節分もい..

  • 甦れ東芝!!かつて時代を動かした開発魂で!!

    甦れ東芝!!かつて時代を動かした開発魂で!!

     一説によると、かつて日本企業では契約書の作成コストが欧米の3倍かかったという。アルファベット26文字に対し、漢字は数えきれないほど。数少ない和文タイピストに頼るしかなかった。高度成長期はその前に連日の順番待ち。誤字は打ち直しで、大変な手間を取っていた。その光景を変えたのが1978年、東芝が最初に発表した日本語ワープロだろう。キーボードをたたけばだれでも簡単に。ものづくり企業の輝きを見せたといえる。ワープロに次いでノートパソコンも世に送り出した東芝の青梅事業所が不動産会社に売却され、この春閉鎖する。不正会計などで会社自体が存亡の危機にあり、ほかにも虎の子の半導体事業まで分社化することに。分かれ道は2006年の米原発メーカーの買収だったのだろう。その5年後に福島で手掛けた原発で事故が起き、業績が低迷する。原発事業の巨額損失が屋台骨を揺るがした。契約のみ通しが甘かったのは、明らかだ。眼光紙背に..

  • ナショナリズムかグローバリズムか、世界構造の骨格が揺れる

    ナショナリズムかグローバリズムか、世界構造の骨格が揺れる

    直木賞作家の西加奈子さんの最新作「i」は、シリア生まれの少女アイが主人公。彼女は世界で起きた大災害やテロによる死者の数をノートに書き留めずにはいられない。米国人の父と日本人の母の養子で、日本で暮らす。しかしアイは「どうして自分だったのだろう」と恵まれた境遇への罪悪感を振り払えない。養子になれなかった祖国の子供たちにも、遠い国での悲劇にも思いをはせる。痛々しいまでの想像力で。物語には実際のニュースが登場する。9.11テロや福島の原発事故。世の厳しさに揺れるアイは、今の米国の現実にも当惑するに違いない。トランプ米大統領が空港まで築いた「国境の壁」に、内外の混乱は広がるばかりだ。全ての難民と、シリアなどイスラム圏7か国市民の入国禁止は、どう考えても人権侵害だろう。自由と平等をうたってきた「移民の大国」はどこに。デモは厳しさを増し、提訴も相次ぐ。新リーダーの顔色をうかがっていた米企業も反発し始めた..

  • 平和あってこその野球、いよいよあすからキャンプイン

    平和あってこその野球、いよいよあすからキャンプイン

     胸が躍る。あすプロ野球はキャンプインを迎える。広島東洋カープにはファンならずとも注目が集まりそうだ。連覇の課題は「黒田抜き」の投手陣か。沢村賞を受けたジョンソン投手が今季も大黒柱となるのは間違いない。球春を前に、栄誉のある賞の名を今一度思い起こしたい。プロ野球草創期の名投手・沢村栄治である。1日で生誕から100年。出身地の三重県伊勢市で記念の「全力石」が除幕される。空に向かって左足を大きく上げる。知られるフォームは全力投球そのものだ。最盛期にには約160㌔出たらしい。1934年の日米野球では弱冠17歳にしてベーブ・ルースらをきりきり舞いさせ、球界の伝説となった。その先の悲劇には胸が詰まる。巨人で初代MVPとなるが招集令状を受ける。中国戦線で重い銃をかつぎ、手榴弾を投げ続けて肩を壊した。復員しても球威は台無し。ついにチームを解雇され、軍需工場で働くまでに。3度目の招集で南方に向かう途中、2..

  • 本当に失って怖いのは物より時間、時間泥棒は命も縮める

    本当に失って怖いのは物より時間、時間泥棒は命も縮める

    ドイツの作家、ミヒャエル・エンデの小説「モモ」には、ゆったりとした豊かな時間を奪われ、あくせく働く大人たちが描かれる。少女モモが盗まれた時間を取り戻すために大奮闘する物語だ。今年の暦を繰りながら時間泥棒の話を思い出した。2月の建国記念の日をはじめ、4月の昭和の日と9月の秋分の日、12月の天皇誕生日の計4回の祝日が土曜日と重なる。週休2日なら年間4日も休みが減ってしまう。損したような気持になる人もいるのではないか。「まるで休日泥棒ではないか」「休みを返して」との嘆きが聞こえてきそうだが、残念ながら日曜日のように振替休日の定めがない。かつては「ハッピーフライデー」も検討されたが立ち消えに。今は時代も変わり、官民を挙げて「働き方改革」を叫ぶ声が高まっている。できるだけ残業を減らし休日取得も増やすべきだと。過労死につながるような長時間労働を是正する時だろう。ぼやく話ばかりでもない。暦の上で休みは減..

  • 消えた言葉浮かんだ言葉、30年の月日は時代を変える

    消えた言葉浮かんだ言葉、30年の月日は時代を変える

    今や新聞で「介護」の2文字を見掛けない日はない。さて、それが当たり前になったのはいつか。こんな五行歌を詠んだ人がいる。ふと調べた/三十年前の/国語辞典に/介護の記載がない事実に/愕然とする(梶本千恵美)30年という時の波間に消えた言葉があれば、浮かんだものもあるだろう。公募で毎年100首を選んでいる東洋大の現代学生百人一首が30回目を数えた。その作品にも時流は映っている。第一回の入選歌には見当たらなかった超高齢化の影が今は差す。<見回して祖父、父、母と名を呼ぶが祖母は私を思い出せない>。広島市医師会看護専門学校から入選した3首の中にもある。<しゃべれない患者の顔を凝視する少しだけでもわかりたいから>30年前は、慕う相手の家にかけられず電話ボックスで座り込む少女の歌があった。今は本人直通のスマホ時代。<SNSリアルとキャラを使い分け本当の自分はどこにいるのか>。手軽につながるがゆえの悩みもの..

  • 54年ぶり街にスポット、輝け聖地呉よ高校球児よ!

    54年ぶり街にスポット、輝け聖地呉よ高校球児よ!

    「聖地巡礼」ブームらしい。歌や映画の題材となった地をファンが訪ね歩く。戦時中の暮らしを描いて大ヒット中のアニメ映画「この世界の片隅に」の舞台、呉市でもロケ地マップを手に散策する人の姿を見掛ける。高校球児の「聖地」に今度は呉から足を運ぶ。あこがれの甲子園である。きのう呉高のセンバツ初出場が決まった。市内からは実に54年ぶりだ。創部10年の朗報に喜びもひとしおだろう。飛び抜けた選手はおらず全員が「主人公」。地道な練習と泥まみれの全力プレーで強豪校に挑んできた。授業中に居眠りをすれば反省文。負けた試合後は納得いくまで素振りを重ねる。ひたむきな姿は応援したくなる。この半生記、実績は片隅に追いやられた感もあるが、呉には「野球市」と呼ばれた時代があった。体力強化を目的にした海軍工廠チームが全国に名をはせ、戦後も「ミスタータイガース」藤村富美男氏ら逸材を出した。そう思えば長い雌伏だった。映画の観客動員は..

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