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情報デザイン 日刊工業新聞社賞を受賞した中小企業診 https://blog.goo.ne.jp/idlidl

「理詰めの営業」で営業案件の可視化と営業の行動管理を実現。生産財の営業、コンプレックス・セールスに最

情報デザイン 日刊工業新聞社賞を受賞した中小企業診
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2015/08/12

  • 会議設計 - 日常業務に活かす(6) - 相手の期待を予想する

    ここでは「日常業務にどう会議設計を活かすか」をお話していますが*****以下の文章は。以前ご紹介したコンプレックス営業を対象にした会議設計の記事です。ここでいう相手の期待というのはポジティブなものばかりではありません。実は、明日、ISO14001の会議を招集しています。今月、社内の予行練習、来月本番のオーディットがあるためです。しかし、出席者の気持ちは、「めんどくさいなぁ。本業と関係ないじゃん」「齋藤さん、まとめてやってよ」というのが本音だと思います。どう話を持っていけば、分担して作業をやってもらえるか、上司にどう言ってもらえば良いか、などをこの週末考えています。毎週話しているお父さんのお小遣い値上げの話も同様です。「ちょっと話があるんだけど」と行った時、奥さんはなに期待しているでしょうか。普段会話のない...会議設計-日常業務に活かす(6)-相手の期待を予想する

  • 会議設計 - 日常業務に活かす(5) - 役者を揃える

    ここでは「日常業務にどう会議設計を活かすか」をお話していますが*****以下の文章は。以前ご紹介したコンプレックス営業を対象にした会議設計の記事です。さて、1:1の会議の場合を除き、シナリオにはゴール達成の応援団となるべき登場人物(役者)がいるはずです。例えば、営業の説明を補足してくれるエンジニアや予め仕込んでおいて「なるほど」と言ってくれる顧客側の役者。打合せには受け身なものもありますが、自分が能動的に仕掛けた打ち合わせは、シナリオのある劇です。先週も使ったお父さんの小遣い値上げの話に子供させて、「お父さんがかわいそう」と言ってもらってはどうでしょう。奥さんも軟化するかもしれません。「子供を巻き込むな」と怒鳴られるかもしれませんが。************************************...会議設計-日常業務に活かす(5)-役者を揃える

  • 会議設計 - 日常業務に活かす(4) - シナリオを考える

    ここでは日常業務にどう会議設計を活かすか、をお話していますが*****以下の文章はコンプレックス営業を対象にした会議設計の記事です。先週の記事でゴール設定の一例として・社内プレゼンで課長に提案を承認させる(最大のゴール)・提案内容を課長に理解させ(理解していただき)、更なる検討の了解を得る(最小のゴール)を上げましたが、このゴールを達成するための道筋を考えるプロセスが「シナリオ作成」です。日常業務ではありませんが、分かりやすい事例として、これも先週あげた・カミさんに小遣い1万円値上げを申請し、認めさせる。(最大のゴール)・カミさんに小遣い1万円値上げを申請し、3千円は認めさせる。(最小のゴール)について考えてみましょう。唐突に「小遣い1万円上げてくれよ」と言っても、「馬鹿じゃないの。今朝の新聞見てないの。...会議設計-日常業務に活かす(4)-シナリオを考える

  • 会議設計 - 日常業務に活かす(3) - ゴールは二つ用意する!?

    ここでは日常業務にどう会議設計を活かすか、を話していますが*****以下の文章はコンプレックス営業を対象にした会議設計の記事です。先週の記事でゴール設定の一例として・社内プレゼンで課長に提案を承認させるを上げましたが、「承認させる」ことがでれば最高ですが、最低限でも達成したいゴールとして、・提案内容を課長に理解させ(理解していただき)、更なる検討の了解を得るといったゴールを設定してはどうでしょうか。つまり、以下の記事でいうところの「最大のゴール」と「最小のゴール」の設定です。日常生活でも、二つのゴール設定をすると生活が楽しくなります。・カミさんに小遣い1万円値上げを申請し、認めさせる。(最大のゴール)・カミさんに小遣い1万円値上げを申請し、3千円は認めさせる。(最小のゴール)「給料が上がらないのに何故、小...会議設計-日常業務に活かす(3)-ゴールは二つ用意する!?

  • 会議設計 - 日常業務に活かす(2) - ゴールを設定し、実行する

    *****以下の文章はコンプレックス営業を対象にした会議設計の記事です。その中にNPO法人訪問時の事例があります。日常業務に関しては、これが参考になるかもしれません。いずれにしても、会議に出席する場合は、自分なりにゴールを設定してみましょう。先ずは、気楽に、・最低三回は質問する。・自社としての意見を述べる。・社内プレゼンで課長に提案を承認させるなど、会議の中で自分の意思を反映させる行動を取ってみましょう。意外と会議後、気持ちがいいです・・・・・<よっしゃー>***************************************************************************************************会議設計ツールの詳細を紹介する前に、会議設計の考え方を...会議設計-日常業務に活かす(2)-ゴールを設定し、実行する

  • 会議設計 - 日常業務に活かす - 「成功した会議」とは

    最近、会議が多くて疲れ気味。Outlookで確認してみると会議の回数は平均週20回。その内訳は、・契約先A社との会議:1回・A社のクライアントB社との会議:7回・B社のクライアントC社との会議:12回何か分かりにくいかもしれませんが、発注元のC社、C社のある業務を受託したB社、その業務の一部を受託したA社、その業務をまるまる請け負っている「私」という構造。私から見るとすべて顧客。B社からは社員にならないかというオファーもありましたが、今更、サラリーマンは面倒。ご存知のとおり『理詰めの営業』の重要ツールの一つとして『会議設計』を開発しましたが、営業活動以外の日常業務の中の会議でも役立てています。もちろん週20件もある会議のすべてに『会議設計』のツールを使って準備はできませんが、必ず2つのことを事前に準備して...会議設計-日常業務に活かす-「成功した会議」とは

  • 『理詰めの営業』- 購買行動と営業 - (8-5) 「顧客リレーションシップ」マネージメント成功のキー

    「売ってさよなら」の「ない」、「できない」コンプレックスセールス。もう一度、その定義を確認してみましょう。このコンプレックスセールスとは、以下の特徴を持つ営業です。・高額の商談や技術的に複雑な商談・顧客の課題の把握、解決策の紹介から受注、受注から納品に至るまで長期間、複数の商談が必要・納品後のフォローも重要・複数の担当者、複数の関連部門による意思決定・意思決定は商談の場以外のところ受注までは『理詰めの営業』を活用し、戦略的に行動しても、一旦、注文書を受け取ると営業の気持ちは別のところに行ってしまうことがあります。営業と顧客の間の同床異夢の始まりです。では、受注後も緊張感を維持するにはどうしたらよいでしょうか。コンプレックスセールスの特徴を理解し、「契約は始まりにすぎない」ことを認識し、『理詰めの営業』を活...『理詰めの営業』-購買行動と営業-(8-5)「顧客リレーションシップ」マネージメント成功のキー

  • 『理詰めの営業』- 購買行動と営業 - (8-4) 相互依存関係を深化させるポイント-2

    相互依存関係を深めていくことの重要性を、ハードディスクや測定器、ビル管理のセールス、いわゆる、コンプレックスセールスを行ってきた私はたびたび痛感させられました。相互依存関係深化のためには、下記の3点を日々、顧みることが肝要です。・どの顧客と接点があるかではなく、個々の顧客からどう思われているか。「担当エンジニアも課長も部長も事業部長もその上の役員も社長も知っている」ことはすばらしいことですが、その人たちにどう思われているか考えて見ましょう。「頼りになる営業」と思われているでしょうか。・売り手と買い手は、どれくらい依存しあっているか、あるいは、依存しあっていると感じているか。あなたが依存していなければ顧客も依存していないかもしれません。いやいや「彼女は俺にべたぼれ」とうぬぼれて振られたことはありませんか。自...『理詰めの営業』-購買行動と営業-(8-4)相互依存関係を深化させるポイント-2

  • 営業研究に活用していたサイト「Sales Hacker」が再出発!

    営業の研究に活用していた米国のサイト「SalesHacker」が創業者のファンドに買収され再出発。営業を科学するサイトは少ない。これからが更に楽しみに!Heynobuyuki,It’sanexcitingandbittersweetday.SalesHackerhasbeenacquiredbyGTMfund.Forthoseofyouwhodon’tknow,SalesHackerwasfoundedbyMaxAltschulerandGTMfundishisnewcompany.Sowhatdoesthismeanforyou?Wewillbepouringmoreresourcesintobuildingthebesteducationalmediacompanyforallthingssalesa...営業研究に活用していたサイト「SalesHacker」が再出発!

  • 『理詰めの営業』- マーケティング3.0とコンプレックスセールス3.0

    先週のブログで書いたように私はエンジニアからエンジニアとしてのバックグラウンドを活かせるプロダクト・マーケティングに転身し、その後、(実際には並行して)営業を行いました。営業として「マーケティングから営業のやるべきこと」を学ぶことは大切です。この学びが『理詰めの営業』の一番の基礎となっています。マーケティングの大家、フィリップ・コトラーは、『マーケティング3.0』の中で、・マーケティング1.0:製品中心のマーケティング・マーケティング2.0:顧客中心のマーケティング・マーケティング3.0:人間中心のマーケティングという大きな流れを示しました。これらに対応する営業を考えてみました。マーケティング1.0「製品中心のマーケティング」は、日本の場合、高度成長期から半導体や自動車などのモノづくりで世界市場を席巻した...『理詰めの営業』-マーケティング3.0とコンプレックスセールス3.0

  • Coffee Break:営業はいらない、あるいは、消えていく運命

    経営学の大家ピーター・ドラッカーは、「マーケティングの目的は、売り込みの必要をなくすことだ。顧客をよく知り深く理解することにより、商品やサービスが顧客に最適なものになり、自然に売れるようになることが、マーケティングの目的である」と語っています。松下電器(現、パナソニック)の副社長で、松下寿電子産業の社長であった稲井隆義氏は「いいものを造れば営業はいらない」として松下寿に営業部隊をおきませんでした。(余談ですが、稲井氏(故人)は、故松下幸之助氏の運転手を務めたこともあり、幸之助氏を支える大番頭の1人で、赤外線こたつの考案により、松下寿を発展させました。運転手を社長にする松下幸之助の人材育成・人材の選定がすごい!!)。さて、はたして営業はいらない、あるいは、消えていく運命なのでしょうか。マーケティング・ツール...CoffeeBreak:営業はいらない、あるいは、消えていく運命

  • Coffee Break:何故、安易に値引きするのか。価格競争の土俵に乗らないで勝負するには。

    当たり前のことですが、企業の利益は、利益=価格×販売数量-コストです。この式から、営業の価格交渉での踏ん張りが、会社の利益に直結することがわかります。コストに関しては、日本企業、特に、製造業は、JITや小集団活動、現場の努力で厳しく管理しています。一方、価格はどうでしょうか。外資系の営業をしていた私からすると、日本企業は、随分「おおらか」、言葉を代えて言えば「軽視」していると感じます。競合相手であった日本企業の値引き攻勢や、日本企業から転職してくる営業の価格に対する考え方からしばしばそう感じました。確かに値下げをすれば顧客も喜び売りやすくなり、営業のストレスも軽減されます。しかし、そこを頑張るのが真の営業。自分たちの持っている製品やサービスの付加価値を営業はどう考えているのでしょうか。そんなに安いものなの...CoffeeBreak:何故、安易に値引きするのか。価格競争の土俵に乗らないで勝負するには。

  • Coffee Break:少々気になった、とあるホームページの議論「理詰めの提案」

    以下はとあるホームページの抜粋です。「理詰めの提案」とはどのようなものなのでしょうか。同じ「理詰め」という言葉を使っているものとして気になりました。私が開発した『理詰めの営業』は、顧客情報等を整理・分析して、営業プロセスを論理的に進め、受注を獲得する手法です。関係顧客分析には、顧客との信頼関係の強度分析もあり、信頼関係の薄い顧客に関しては、どう良好な関係を構築するか検討します。交渉がうまくいくかどうかは顧客との信頼関係が大事であることはいうまでもありません。それをどう構築するか戦略を考えることが必要なのです。呑み会やゴルフで構築できる時代ではないのです。<『理詰めの営業』体系図><「会議設計」体系図>*****************************************************...CoffeeBreak:少々気になった、とあるホームページの議論「理詰めの提案」

  • Coffee Break:インターネット時代の営業、競争相手は顧客

    顧客がソリューションを探すとき、その道の専門家であるはずのサプライヤーにアドバイスを求めます。求められたサプライヤーの営業は、早い段階から顧客の課題解決に貢献することで優位に商談を進めることができます。すなわち、知識・経験の乏しい顧客に最初に情報を与える存在になることが重要なのです。はたして今もそうでしょうか。先日、私自身、顧問先からUPS(無停電電源装置)の選定・購入を頼まれました。UPSの基礎知識はありましたが、自分で購入するのは初めてでした。どうすれば適切な仕様の機種が選べるか、それは、あるメーカーのWebページに出ていました。そこには機種選定に必要な情報は何か、しっかり書かれていました。それらの情報を調査し、入力することにより、購入すべきUPSの容量(kVA)、UPSのタイプ、当該メーカーでの具体...CoffeeBreak:インターネット時代の営業、競争相手は顧客

  • Coffee Break:ちょっと言い方を変えるだけで、営業のやる気が出る!!

    昔の東洋経済オンラインの記事『なぜリクルートの人は卒業後活躍できるのか「どこでも通用する人」に変わる3つの口ぐせ』(高橋厚人:リクルート85年入社同期会代表幹事)から。リクルートではなぜ、普通の若者たちが、「どこでも通用する人材」へと成長できるのか。その秘密が、リクルートの社内を飛び交う数多くの「口ぐせ」にあり、社内を飛び交う口ぐせの一つひとつに、ビジネスパーソンとして成長するための「学び」が隠されているのだそうです。紹介されていた3つの口ぐせの一つが、部下を持つ営業マネージャーに役立つと思い掲載。*********************************************************************************************************...CoffeeBreak:ちょっと言い方を変えるだけで、営業のやる気が出る!!

  • Coffee Break:アンチに対する対応

    顧客の中には、貴社の製品あるいはサービスを絶対買いたくないと主張している、いわゆる、アンチxxxがいる場合があります。例えば私がいたIBMに対するアンチIBM。あるいはKLAに対するアンチKLA。アンチxxxがいると周りに同調者がでてきるので、早急にマインドを変えていただく必要があります。何故、アンチxxxなのでしょうか。その理由をとことん突き詰めていくことが必要です。例えば、貴社の製品の故障が原因で忙しい思いをしたのであれば、まずは正攻法で「その後の品質改善の成果」などをしっかり説明する必要があります。貴社が嫌いなのではなく、貴社を推薦している同僚が嫌いなので、アンチの態度を取っていることもあります。つまり顧客内に人間関係です。それを整理するのが、『理詰めの営業』の「関係顧客分析」です。「関係顧客分析」...CoffeeBreak:アンチに対する対応

  • Coffee Break : グローバルな営業が陥る罠(わな)

    Aさんから「さいとうさん、今、山田さんからメールが来たけどこれ分かる?」とチャットあり。Aさんは来たメールにすぐに回答しないと落ち着かない性質(たち)なのだそうです。Outlookをオンにしておくとメールが来るたびにディスプレの右下にメール到着が数秒表示されます。Aさん、それにすぐ反応するようです。朝、出社して最初にチェックするのは、メール。いやもっとすごい人は、朝、トイレの中、携帯でメールをチェック。通勤の電車の中でチェック。仕事中は勿論ですが、帰宅後も夕食後にチェック、寝る前にワインを飲みながらチェック、と寝るまでメールのチェックを行い続ける人もいます。(常識のある人は)電話であれば帰宅後の時間、ましてや寝ているかもしれない時間にかけることありません。しかし、メールは時間を選びません。書く人の都合でい...CoffeeBreak:グローバルな営業が陥る罠(わな)

  • Coffee Break:値上げの要求はのんでもらい、値下げの要求はのまない!

    顧客から値下げ要求があった場合、どう対応すればよいでしょうか。「理詰めの営業」の理論で言えば、販売しようとしている製品やサービスの付加価値に見合った合理的な価格であれば値下げの必要なしということになります。「理詰めの営業」の競合分析のシートにはROIの項目があり、投資が回収できることも数字で証明しています。とはいえ装置やサービスを正しく評価できない購入側の能力の問題もあります。あるいは、予めXX%下げてくれと言ってくる企業もあります。また、高額商品は社長決裁で、それまでに4回値下げしなければならないといったルールの企業もあります(5回目は社長が直接交渉)。当たり前ですが、値下げがMUSTの会社では、予め価格を高く見積もり、値下げをします。こういう会社は価格交渉のプロセスが形骸化していて実際の値下げ圧力は強...CoffeeBreak:値上げの要求はのんでもらい、値下げの要求はのまない!

  • Coffee Break : “Be Creative” 「もっとクリエイティブに」

    ゴールデンウィークも間もなく終了。休み中も頭の片隅に営業案件がときどき浮かんだのではないでしょうか。「ときどき」ではなく「ずーっと」の方もいたことでしょう。会社により会計年度は異なりますが、6月末の四半期の締めまでに案件をクローズするには、5月中に価格交渉を終わらせたいところですね。すでに価格交渉に入っているのならクローズできる可能性は大いにありますね。価格低減の要求に関しては、以前書いた以下の記事を参考にしてください。*****価格低減要求に対する対応例************「今、価格は下げられないのですが・・・・」と前置きし、・無償保証期間を延ばす。・顧客に有益なユーティリティソフトを追加する。などを顧客に提案します。扱っている製品やサービスにより様々方法が考えられます。更に、どうしても価格を下げな...CoffeeBreak:“BeCreative”「もっとクリエイティブに」

  • Coffee Break:"Nice To Have" から "Must Have"へ

    下記は、私の友人でいすゞ自動車でトラックの販売をしていたRonさんが書いた「Ronさんの営業」のクロージングの文章の一部です。クロージングの段階になっても、購入を渋る顧客。その原因として、・・・・・・私が以前、営業をしていたのは半導体業界等向けの検査装置でした。製造装置はないとモノが作れませんが、検査装置は必ずしも必要ではありません。検査をしなくても、モノは作れます。そこがRonさんとの相違。トラックがないと物は運べない。ある顧客は、「検査すると歩留まりが悪くなるだけだよ」と言い、なかなか購入してくれません。また、ある顧客は、「あった方がいいけどね~(NiceToHave)」と言い、購入の決断をしてくれません。これは話をする相手を間違えたのではなくではなく、クロージングに至るまでに「製品価値の証明」が十分...CoffeeBreak:"NiceToHave"から"MustHave"へ

  • Coffee Break:過去を捨て去る。自分を刺激する!

    ちょっと地味なビル管理業A社の社長、朝から営業に檄を飛ばす。「お前らバカか」「安く売るのは誰でもできる」「しっかり利益を取れ」その日の午後、大手企業からの見積依頼に対し、「赤字覚悟で取りに行け」との発言。ダブルスタンダードではありませんか。この大手企業が、将来大きなリターンが見込まれる戦略的に重要な顧客なのであれば、赤字覚悟でもよいかもしれません。しかし、同じサービスや製品を将来に亘って提供する場合、値上げはなかなか困難です。営業の皆様は、身に染みて分かっていることと思います。何か妙案はあるのでしょうか。このビル管理サービスは、一旦契約すると1~5年同じサービスを提供します。A社は過去10年くらい同じ手法で業績を伸ばしてきました。安く受注して利益を出す!何故でしょう。この社長の会社は、人件費がコストの大半...CoffeeBreak:過去を捨て去る。自分を刺激する!

  • Coffee Break:「優れた芸術家はまねる、偉大な芸術家は盗む」(ピカソ)営業手法も!

    情報デザインの齋藤です。夕方から書斎の整理をしました。約90冊、明日、BookOffに持っておくことになりました。捨てるのは、二度は読まないであろう小説、技術的に古くなった技術書、買ったが読まなかったビジネス書です。代わりに昨年亡くなった義父が残した本が入ります。義父は、歴史や江戸文化に興味があったようで、貴重な本、高価な辞書辞書もありました。明日から、それらをじっくり読むのが楽しみです。さて、「優れた芸術家はまねる、偉大な芸術家は盗む」は、天才画家パブロ・ピカソの言葉。「盗んだものを消化し、昇華する」といったところでしょうか。アップルの創業者の一人のスティーブ・ジョブズは、ゼロックスが開発したGUIやビットマップスクリーンなどを、発見し、消化し、洗練されたテクノロジーとしてアップルのコンピュータに適用し...CoffeeBreak:「優れた芸術家はまねる、偉大な芸術家は盗む」(ピカソ)営業手法も!

  • Coffee Break:顧客を知り抜く -「一流企業のトップ営業は、ここまで徹底する」

    東洋経済の記事からのピックアップです。「一流企業のトップ営業は、ここまで徹底する」少し長いですが、第3回までお読みください。様々な分野の若手営業リーダーの座談会ですが、営業として重要と考えている共通のポイントの一つに「顧客を知り抜く」(第3回記事に記載)がありました。コンプレックスセールスの場合、関係する顧客は多く、長期間にわたる商談では異動も発生します。また、顧客だけではなく、営業サイドでも担当変更や移動も生じます。会社としてシステマチックに顧客情報を収集・整理・分析する必要があります。それが『理詰めの営業』の「関係顧客分析」です。<『理詰めの営業』体系図>営業こそ、営業だから、BECREATIVE!!CoffeeBreak:顧客を知り抜く-「一流企業のトップ営業は、ここまで徹底する」

  • Coffee Break:音のない会話の世界。営業と社会性

    こんな考え方もあるのですね。今から8年前、2015年の朝日新聞夕刊から。「すべてがネットにつながる未来人づきあい、いらなくなる?」脳科学者・中野信子さん(談)「私はウェアラブルがあれば、人間は社会性を持たなくても生きていけるようになるかもしれないと思っています。個体として人間は、生き延びるために群れを作って社会性を持たざるを得ませんでした。人間がジャングルの中で一人になると、すぐにトラやライオンの餌食になってしまうでしょう。生存のために集団で狩りをするしかなかったわけです。でもその社会性も、大都市では必要ありません。引っ越しは業者に頼めるし、セキュリティーのしっかりしたマンションに住めば防犯面も安心です。一人でやっていけるインフラが整っているので、ご近所づきあいのような社会性の必要はないわけです。大都市は...CoffeeBreak:音のない会話の世界。営業と社会性

  • 新年に相応しくないネタだが・・・・・「値上げ何てできねーよ」と怒る営業に値上げさせるには(その3)

    明けましておめでとうございます。情報デザインの齋藤です。年末、海外営業の達人と忘年会。場所は中小企業のメッカ、蒲田。六本木や渋谷よりも落ち着きしっくりきます。御徒町(おかちまち)もいいけど。大好きな黒ホッピーで乾杯。ちなみにホッピーは我が町、調布で製造されています。社長は有名な女性社長。さて、本題に!正月に相応しい「新年度営業方針」や「営業心得」など関わる内容ではありませんが、昨年からの続きということで・・・・・・営業がもっとも嫌う値上げの話「だから」なのか、意外やアクセスが伸びています。前回までに説明した値上げの方法は、顧客ごとの価格ギャップを調べ、ギャップの大きさと顧客セグメントに応じた戦略を取ること、PBA(パワーバランス分析)を行って、顧客における自社の立場が自社有利にあるかどうかを慎重に分析し、...新年に相応しくないネタだが・・・・・「値上げ何てできねーよ」と怒る営業に値上げさせるには(その3)

  • 「値上げ何てできねーよ」と怒る営業に値上げさせるには(その2)

    情報デザインの齋藤です。さて(その1)の続きです。営業がもっとも嫌う値上げの話でした。前回、説明した方法は、顧客ごとの価格ギャップを調べ、ギャップの大きさと顧客セグメントに応じた戦略を取ることでした。具体的には、①ギャップが小さい場合は、顧客への「戦術的な」アプローチ②ギャップが大きい場合は、「顧客セグメント」に応じたアプローチ。価格よりも製品の性能やサービスなどに重きを置き、価格についてはさほど問題にしない顧客に重点を置いて、値上げ交渉を実行でした。この他の方法としては、PBA(パワーバランス分析:PowerBalanceAnalysis)を行って、顧客における自社の立場が自社有利にあるかどうかを慎重に分析し、自社に有利であれば値上げ交渉を実行するものです。具体的には、①緊急発注してくる顧客:需要の急増...「値上げ何てできねーよ」と怒る営業に値上げさせるには(その2)

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