牛乳麦ご飯さんの作品『ボーイッシュ彼女が可愛すぎる』(スクエニ)子供の頃にちびっこクラブで知り合ってから幼馴染の大地(男)とあきら(女)は中学生の頃に付き合い初め、現在は高校1年生。あきらは女の子らしい可愛い格好が苦手で普段からボーイッシュな格好をしているのですが、文化祭で猫耳メイドのコスプレをしていたのを見て大地は可愛い・・・と思ってしまうんです。(2人は中学も高校も違うんです)大地はあきらに普...
となりの魔王 【原作:雪乃下ナチ キャラクター原案:ちほ 作画:松本蜜柑】
原作:雪乃下ナチさん キャラクター原案:ちほさん 作画:松本蜜柑さんの作品『となりの魔王』(エンターブレイン)平凡な田舎で暮らす女子高生の瀬野夏織の隣の家に魔王と名乗る者が引っ越してきたのです。このあたりでは昔から魔王が現れ滞在する・・・といわれており、祖母も子供の頃に魔王が近くに住んでいたと・・・この魔王なのですが、人間界の暮らしには慣れておらず、お隣の夏織にここでの暮らすためのルールを教わるん...
宮崎摩那さんの作品『シノニム』(講談社)専門学校でぼっちの存在の矢野はクラスでどんなにバカにされても気持ち悪がられてもエロ漫画家で成功するのを夢見ていました。ある日、教室で1人でお弁当を食べようとお弁当の蓋を開けると中に小さな裸の女の子がいたのです。すると、この女の子が声をあげたため慌ててお弁当を持って教室から出て行ったのです。誰もいない所で再びお弁当をあけるとやっぱり裸の女の子がいるんです。幻覚...
市川ヒロシさんの作品『もくもくもくのキャン』(双葉社)スーパーで働く木野さんは全ての仕事を完璧にこなす敏腕店員。しかし、仕事の休みの日(木曜日と決めているようです)はひとりで黙々とソロキャンプを楽しんでいるんです。雨が降ろうが風が強かろうが、どんな状況でもキャンプを楽しむ木野さんを描いたキャンプコメディになっています。木野・・・と書いて「もくの」と読み、作品内では「もくもく」と作業する木野さんが描...
藤子・F・不二雄さんの作品『おとなになるのび太たちへ』(小学館)この作品なのですが、夢をかなえた10人の大人が『ドラえもん』を通じて子供たちに伝えたい・・・そんな話を選び、その話についての自らの気持ちを書いた書籍です。夢を叶えた10人・・・というのは声優、俳優、プロゲーマー・・・など、子供たちが憧れる職業をされている方ばかりで、選んだ話の中に就かれた職業に関わりがある感じでその話ののび太と自分を比...
水村友哉さんの作品『水ムーちゃんねる 隣の晩怖談』(小学館)この作品なのですが、作者である水村友哉さん自らの恐怖体験や知人などから聴いた恐怖体験、SNSから集めた恐怖体験、などをまとめた怪談漫画です。実際にあった恐怖体験だけあって、作られた怖さ・・・というのではなく、誰もが体験しうるような話ばかりで、リアルな怖さが伝わってきました。多少、霊感が強い人なら様々な心霊体験などをしたことあると思いますが...
とみさーさんの作品『おしえごと 同人教師と天才ギャル』(秋田書店)大学時代から同人活動している黒川幸は美術教師として西高校に赴任することに・・・この高校では美術一家で育った写実的な絵を描く天才的なギャルの美澄恋白がいて、今までは美術の授業にでなかったのですが、なぜか幸の授業には出てきたのです。まずは挨拶がわりに生徒たちに好きな物を描いてもらったのですが、恋白は誰よりも早く、誰よりも上手く描いたので...
原作:ヤースーさん 作画:杉作さんの作品『ボクとおば~のフシギな話』(リイド社)この作品なのですが、霊視芸人のヤースーさんが幼い頃に沖縄で住んでいた頃にフシギな体験をしたのを綴ったハートフルでノスタルジックな作品です。ヤースーさんの祖母は困った人たちの相談にのる沖縄の霊能者(ユタ)で両親が共働きをしていたので祖父母についていき、相談者の元にも行っていたのです。祖母がユタ・・・ということもあり、幼い...
まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」2 【著者:えびはら武司】
えびはら武司さんの作品『まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」2』(復刊ドットコム)この作品なのですが、少し前に紹介した『まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」』の2冊目です。前作と同じようにマチコ先生の写真集のイラストなども収録されており、ファンなら買いの1冊だと思っています。えびはら武司さんって少年漫画の連載が終わってからも『まいっちんぐマチコ先生』の作品をどれだけ描いていたのでし...
くらのさんの作品『きょうのお昼はなんですか?』(講談社)ゲーム会社に勤める岡崎ユズルはコミュ障で人付き合いが苦手で頼まれた仕事も断れなく仕事に追われる社畜。そんなユズルの楽しみは自分で作ったお弁当を1人で食べることなのです。この日も社内の中庭?でお弁当を食べようとしていると、ゾンビのような動きで食べようとしたから揚げを奪っていった女性がいたのです。この女性・・・同じ会社で働く美人広報の坂上まりあで...
高瀬わかさんの作品『姉のともだち』(集英社)3歳年上の姉の月子が大学進学を機に実家を出ることになり、家事ができるから・・・と弟である五十嵐旭とふたり暮らしをすることになりました。この2人暮らしをしている部屋に姉の親友の日向子が毎日のようにやってくるんです。日向子は姉の月子と同じ大学に通っているのですが、学部が違い忙しく大学に通う月子に対し、そこまで忙しくない日向子と一緒にいる時間が長く、旭は彼女に...
原作:桂あいりさん 作画:西木田景志さんの作品『グラぱらっ!』(講談社)上京して5年・・・夢破れ就職にも失敗し、コンビニでフリーターとして働いている隅田忍はある日、コンビニで働いている時に推しのグラビアアイドルの葛木さくらがストーカーに追われていると助けを求めてきたのです。彼女のためにストーカーを撃破しようとするのですが返り討ちにあってしまい怪我をしてしまうんです・・・これがきっかけで連絡先を交換...
神山みみりさんの作品『隠したがりの同期くん』(集英社)筋肉好き(特に細マッチョ)の犬山かれんは職場でもちょっとした合間に目の保養・・・としてマッチョの雑誌を読んでいるんです。そんなかれんに注意をする同期の細川拓真はかれんが好きなマッチョとは真逆の文科系男子で、ただ、口うるさいだけの存在だったのです。ある日、同期たちで集まり飲むことになり、一緒に飲むことになったのですが、ちょっとしたハプニングがあり...
大武政夫さんの作品『J⇔M ジェイエム』(エンターブレイン)闇の世界で“アンタッチャブル”と恐れられる孤高の殺し屋J(ジェイ)は家にも学校にも居場所のない孤独な少女 恵が階段から落ちそうになったのを助けたのですが、その時にお互いの頭がぶつかってしまい、中身が入れ替わってしまうんです。(ベタな人格入れ替わり漫画の設定です^^;)2人は今後どうするか悩んでいる時に恵のスマホに母親から電話がかかってくるんで...
アイドル辞めるけど結婚してくれますか!? 【著者:三吉汐美】
三吉汐美さんの作品『アイドル辞めるけど結婚してくれますか!?』(富士見書房)昔にフラれたのがトラウマになり恋愛に奥手になっている佐藤一途。久しぶりの同級生たちとの飲み会(プチ同窓会)で参加者全員が結婚しているのを知り、1人だけ結婚していないのはおかしい・・・と仲間たちに結婚できないのは何故なのか言わされるんです。そんな時に遅れて参加してくる枦保さんがアイドルをしていることを同級生に教えられたと同時...
細野不二彦さんの作品『バブル・ザムライ』(小学館)日本がバブルだった頃の1985年が舞台。ちょっと冴えない容姿の大学生の吉良武人はお金が欲しくて探偵のバイトをしているんです。今回の仕事は遊び好きのお嬢様を護衛する任務で、さらわれかけたお嬢様を助ける武人。普段は冴えない感じなのですが、傘に仕込んだ杖を手に誘拐犯を撃退したのです。棒術の腕前はすごく雇った側の探偵の高平も驚くほど・・・しかし武人の正体は...
はるみなまうさんの作品『Gブリちゃん』(メディアファクトリー)多分、ほとんどの人がG(ゴキブリ)が嫌い・・・って思っているのではないでしょうか?この作品なのですが、そんな嫌われ者のGを幼女化して可愛く描かれています。こんなGなら一緒にいたい・・・なんて思う人もいるかも・・・ただ、作品内では幼女化していますが、人の目にはGの姿で映っているみたいです^^;その他にもムカデ、ヒトスジシマカ、アブラムシ・...
原作:松本電池さん 作画:かろちーさんの作品『スキャンダラ』(講談社)星郡学芸高等学校の芸能科に通う荻野ハクは天才子役として人気があったのですけど、今では皆勤賞で学校に通うほど仕事が全くなくなっていました。芸能科に通う生徒たちからバカにされ、それでも学校に通うのには訳があったのです。ハクはこの学校で裏の顔を持っており、「カンダ」という名でパパ活、ママ活の仲介人としてクラスの生徒たちを商品として紹介...
セレビィ量産型さんの作品『三枝さんはメガネ先輩と恋を描く』(富士見書房)とある高校の美術部に入部してきた人と関わるのが苦手な陰キャ女子の三枝さん。部長命令で世話係に任命されたメガネ先輩だったのですが、いつの間にか三枝さんとメガネ先輩は付き合うことに・・・でも、このことは美術部の誰も知らないんです。普段は人見知りな三枝さんなのですが、メガネ先輩と一緒にいる時にはラブが溢れ出ていろんなことでアピールす...
すべっちゃいけない芸人ごはん 【原作:ヒデ(ペナルティ) 作画:鈴木マサカズ】
原作:ヒデさん(ペナルティ) 作画:鈴木マサカズさんの作品『すべっちゃいけない芸人ごはん』(幻冬舎)この作品なのですが、お笑いコンビ ペナルティのヒデさんが仲間の芸人さんたちとの食事風景を描いたものです。ヒデさんってグルメレポートなどもされており、(今も関西ローカルで月イチぐらいですけどコーナーを持っておられます)「元祖グルメ芸人」としてテレビにも出ておられます。そんなヒデさんが芸人さんを誘い一緒に...
浅月のりとさんの作品『亜人シェアハウス』(富士見書房)コミュ障な佐藤計は仕事が忙しく遊ぶ時間がなくなり、少ない友達も離れて行ってしまったのです。たわいのない会話が出来る友達が欲しくてシェアハウスに応募し、入居が決まり行ってみると、そこには職場の先輩で教育係の氷見山千雪がいたのです。職場でも嫌われているのか・・・というほど会話ができないでいたのですが、シェアハウスで同居するとなり、コミュニケーション...
上川ちきさんの作品『飼育員お姉さんに恋したペンギン』(芳文社)片田舎にある水族館はそこまで大きくなく、メインは11種類のペンギンたちがいること。ここで暮らしているフンボルトペンギンのぎん助は孵化してからずっと愛情を注いでくれている夏鈴お姉さんがとても好きで好きで・・・そんなぎん助の最大のライバルはお姉さんの婚約者である鮎川で鮎川にはバチバチにライバル意識を燃やすんです。・・・といった感じで片田舎の...
樋渡りんさんの作品『今日からここで暮らシマす!?』(メディアファクトリー)埼玉で暮らしていた高嶺碧子は母の勧めで母の知り合いが民宿をしている伊豆諸島にある青ヶ島で暮らすことを決めました。島に着くと強風が吹き荒れていたのですが、島の住人からすればこれが日常によくあることで物資などを積んだ船なども天候次第で欠航したりする絶海の孤島だということを島に来て初めてしるんです。こんな過酷な島で自活するのは大変...
エッチすぎる裏アカ女子の正体はあの子だった……!? アンソロジーコミック 【アンソロジー】
アンソロジー作品『エッチすぎる裏アカ女子の正体はあの子だった……!? アンソロジーコミック』(メディアワークス)この作品なのですが、タイトル通り、ちょっとエッチな裏アカ女子が実は身近にいるあの子だったとわかったら・・・みたいな感じで描かれるアンソロジー作品です。「裏アカ女子」ってなんかエロく感じるんですけど、この作品ではそこまでエロい描写はなく、地味で目立たない女の子が自分に興味を持ってくれる人がい...
汐見モリさんの作品『チョロすぎ道江先生と一枚上手な真嶋くん』(竹書房)優しすぎてちょっと頼りない道江先生は生徒に甘くナメられすぎなんです。そんな道江先生が自分のクラスの真嶋くんに告白されてさあ大変・・・生徒と教師の恋愛なんて保護者や教育委員会に知られたら教師といられなくなるので大人な一面を見せて説得するのですが、真嶋くんに言いくるめられてしまうんです・・・・・・といった感じで先生が好きで好きでたま...
原作:筒井テツさん 作画:多喜れいさんの作品『ただ大きな猫になりたい』(講談社)自宅(一軒家)で一緒に暮らしていた女性が出ていき、寂しくなった家で猫でも飼えたら・・・と保護猫の譲渡会に行った黒木里香だったのですが、単身者には譲渡できない・・・ということで断られてしまうんです。猫と一緒に暮らせればいいなぁ~と思っていたのですけど、保護猫の譲渡のあまりにも厳しさにちょっとやけ酒気味に飲んだ帰りに雨が降...
原作:廣瀬俊さん 作画:三上つぐみさんの作品『葬いの共犯者』(講談社)教師を殴り退学になった山吹朝人。数日後、同じ高校に通っていた弟が校内で飛び降り自殺をしてしまうんです。弟の夕人が自殺する訳がない・・・と学校に相談するも自殺で片づけられてしまい、弟のパソコンなどをしらべているとイジメられていたことを知るんです。そんなある日、夕人の携帯に電話がかかってきてそれに出た朝人。かけてきたのは夕人が「悩み...
魔法少女はなぜ変身するのか ポップカルチャーのなかの宗教 【著者:石井研士】
石井研士さんの著書『魔法少女はなぜ変身するのか ポップカルチャーのなかの宗教』(春秋社)この作品なのですが、宗教学の観点から見たアニメや漫画の神秘的な事柄を分析した書籍です。タイトルに「魔法少女」とあったからちょっと読んでみようかなぁ~なんて思ったのですが、「魔法少女」に関しては1つの章だけで終わっており(書籍内の1/3ほどかなぁ?)あとは巫女や神社などの宗教的要素の内容や異界と転生・・・といったフ...
ラスボスラブデス/ラスボスラブデス 【原作:桑島由一 作画:瀬口たかひろ】
原作:桑島由一さん 作画:瀬口たかひろさんの作品『ラスボスラブデス/ラスボスラブデス』(秋田書店)1ヵ月前に天から啓示的なものを受けた3人の女子高生 渚楓花、結城ジュリ、雨宮奏音はそれぞれ異なるスーパーパワーを得て、悪の組織のボス、ダークスカルを倒すよう命じられるのですが、あっという間にやられてしまい悪の組織に捕らえられてしまうんです。そこでダークスカルが現れ、彼女たちをスーパーヒーローとしてプロデ...
野愛におしさんの作品『ポンコツお嬢様と陰キャ世話係』(富士見書房)陰キャな倉木夕は高校生活を目立たないように送っていましたが、ある日の登校中に、超がつくほど世間知らずでドジなお嬢様の光園寺あさひと出会うんです。どうやら道に迷っているようだったので、交番まで案内すると、これが縁であさひに世話係として任命されるんです。あさひは1人では何もできないお嬢様なのですが、お嬢様ばかりが通う学園を首席で卒業を目...
もりあがれ!タイダーン ヨシタケシンスケ対談集 【著者:ヨシタケシンスケ】
ヨシタケシンスケさんの作品『もりあがれ!タイダーン ヨシタケシンスケ対談集』(白泉社)この書籍なのですが、人気作家ヨシタケシンスケさん自身が会いたかった作家11人と対談した内容を綴った書籍です。憧れていた作家さんだったり、作風が似ている作家さんだったり、伝説級の作家さんだったり・・・緊張しつつもヨシタケシンスケさんらさが出ており、興味深く読める作品でした。また、ヨシタケシンスケさんが好きな作家さん...
マツケンクエスト ~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~ 【原作:林たかあき 作画:遠田マリモ】
原作:林たかあきさん 作画:遠田マリモさんの作品『マツケンクエスト ~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~』(秋田書店)ステージの最中、光に包まれた松平健こと「マツケン」は、これも何かの演出だと思っていたのですが、光が消えると目の前に泣いている女の子がいたんです。ステージにいた・・・と思ったのですが、今いるところは暗い洞窟の中でいきなり魔物に襲われそうになるんです。女の子の声で魔物の攻...
シャルトリューズ山田さんの作品『スキだらけだよ山田さん!!』(双葉社)大学生になりボロアパートなのですが、念願のひとり暮らしを始めた戸成結城。大学生になる前から異世界系のファンタジー小説家としてWebでも連載を始め、ゆくゆくは書籍化、アニメ化を夢みているんです。そんな戸成が隣の部屋に挨拶に行くとちょっと無防備?な女性(山田さん)が出てきたのです。そんな山田さんに出会ってから、なぜかラッキースケベな...
大町テラスさんの作品『ハラがへっては育児はできぬ』(秋田書店)食べるの大好き、お酒も大好きな漫画家の大町テラスさん。39歳で初めての出産を経験することになるのですが何もかも初めてなことだけでなくコロナ禍の真っただ中でマタニティーブルーになりかけるも無事に出産・・・しかし、夫がコロナの陽性になってしまい、出産後、自宅に帰ることができず・・・なんとか夫もコロナから回復し、家に帰ることができたのですが、...
かすが龍。さんの作品『異世界メタラー』(小学館)アラサーでメタルバンドをしているアレキ(本名 山田)は子供の頃にメタルに出会ってからメタルにすべてをささげるメタラーと自負していました。ある日のライブ前にアレキ以外のメンバーがバンドを辞めると言い出したため、この日が最後のライブになったのです。そしてライブ途中に機材のトラブルで感電事故に遭い、気が付くと異世界に転移していたのです。そこは狼男(獣人)や...
ちーちゃん 【原案協力:内藤瑛亮・『毒娘』制作委員会 作画:押見修造】
原案協力:内藤瑛亮さん・『毒娘』制作委員会 作画:押見修造さんの作品『ちーちゃん』(講談社)中学生の早川優愛には幼稚園からの幼馴染のちーちゃんという女の子がいるのですが、学校には全く来ないんです。たまに町などで見かけてもボロボロのジャージを着て虫の死骸を集めたりしているんです。そんなある日、ちーちゃんが学校の教室へ虫の死骸をもって入ってきてすぐに出て行ったのです。するとクラスで優等生の航大がちーち...
かむろの異国料理帖 ~すずは出島のくずねりさん~ 【著者:山内かひろ】
山内かひろさんの作品『かむろの異国料理帖 ~すずは出島のくずねりさん~』(芳文社)江戸時代の長崎は日本で唯一の国際貿易港でオランダ人を隔離する為に出島が作られました。火事で料理人であった両親を亡くしたすずらんは丸山遊郭の琴緒太夫に仕える禿であるとともにオランダ商館料理人のフォンス・クラーセンの元でくずねり手伝いとして働いているんです。このオランダ商館では洋食を出しつつも日本の食材などを使ったりし、...
末次由紀さんの作品『MA・MA・Match』(講談社)高校生の息子がサッカーを辞めると言い出し、息子がサッカーをしている姿が好きだった相川成美はショックを受けてしまうんです。息子と夫がサッカーに夢中で、その2人に振り回さればかりいるだけでなく、サッカーができなく馬鹿にされている芦原沙耶にサッカーをやらないか・・・と声をかけられた成美。息子と夫に馬鹿にされないためにママさんたちでチームを作り息子のチ...
インモラルな美人妻たちの秘密アンソロジーコミック 【アンソロジー】
アンソロジー作品『インモラルな美人妻たちの秘密アンソロジーコミック』(メディアワークス)この作品なのですが、“人妻”の知られざる性癖や人に言えない秘密、または夫には言えないことなどのエピソードを描いたアンソロジーコミックです。“人妻”って人のモノだからよく見えたり、奪ってみたくなったり・・・なんて思ってしまう人がいるかも・・・それをするとお互いの家庭を壊してしまったり、犯罪になってしまったりすることも...
庄司七さんの作品『スペースカーガールズ』(芳文社)青森県の実家で漫画家をしている大類葉月はあまり外に出ずに漫画のネタ作りに追われていました。ある日、都会で暮らしていた友達の井出穂ノ香が仕事を辞め地元に帰ってきて葉月の部屋に入り浸るようになるんです。そんな時に、ドライブに出かけようと声をかけられ、東北近辺の行きたいところがある・・・と、一緒に出掛けることに・・・しかし、葉月は月刊誌に8ページの連載を...
あしたのお嬢 ~あしたのジョー 聖地巡り~ 【編集:講談社 漫画:山田一喜】
編集:講談社 漫画:山田一喜さんの著書『あしたのお嬢 ~あしたのジョー 聖地巡り~』(講談社)この書籍なのですが、タイトル通り『あしたのジョー』の作品にある聖地と呼ばれる場所を巡礼したものです。和菓子屋の娘 陽菜が高校を卒業を目の前に進学するか家の和菓子屋を継ぐか悩んでおり、父親とケンカしたことから始まります。ある日、学校から帰ってくると、父親がいなくなっていて部屋に『あしたのジョー』のコミックが置い...
ワルハメ ~マル秘潜入捜査官アガサ~ 【著者:たべ・こーじ】
たべ・こーじさんの作品『ワルハメ ~マル秘潜入捜査官アガサ~』(秋田書店)エリート警察官の青山アガサは正義感が強く真面目過ぎるが故、目の前で起こっていた事件を解決するために暴力をふるってしまい特殊犯罪潜入捜査課に左遷されてしまうんです。ここは非合法な部署で証拠が無ければ見つければいい・・・と潜入捜査やおとり捜査で証拠を見つけ出し逮捕する・・・そんな危険な部署だったのです。バディとなったナイスバディ...
ブラ恋 ~よせてあげてもズレてる二人~ 【著者:餅月はるか】
餅月はるかさんの作品『ブラ恋 ~よせてあげてもズレてる二人~』(スクエニ)高校時代に告白したけれども「貧乳には興味が無い」と言われフラれたのがトラウマになり胸を大きくするために努力をし、見事なスタイルを手に入れた女性下着会社で事務をしている桜庭萌加。仕事でストレスを感じる日々を送っているのですが、そのはけ口としてSNSの裏アカで胸元の写真をアップし、胸にしか興味ない男どもを釣って翻弄していました。...
デビルマン外伝 -人間戦記- 【原作:永井豪 作画:細野不二彦】
原作:永井豪さん 作画:細野不二彦さんの作品『デビルマン外伝 -人間戦記-』(講談社)この作品なのですがタイトルにもあるように永井豪さんの作品である『デビルマン』を細野不二彦さんが独自に解釈し新たな『デビルマン』の世界が描かれていました。原作の世界観を出来るだけ崩さず、不動明や牧村美樹を脇役・・・とし、不良グループの山田六助(ドス六)を主人公とし、本編の『デビルマン』で描かれなかった終末の世界なども...
シカバネーゼ 【原案・監修:jon-YAKITORY 脚本・構成:貫徹 作画:頼間リヨ】
原案・監修:jon-YAKITORYさん 脚本・構成:貫徹さん 作画:頼間リヨさんの作品『シカバネーゼ』(一迅社)久しぶりに高校時代の友達と飲むことになった朝霧ヒナタ。しかし、みんなはそれなりに成功しているのに、フリーターな自分が情けなくなりました。昔から嫌なことから逃げ出す性格でそのまま大人になってしまったから仕方ないと思っていたのですが、ある日、自殺志願者の集まりに参加し、集団自殺することを決意...
林あらたさんの作品『林あらた』(秋田書店)高校1年生の十飴は1週間前に水谷ひかりに告白され初めての彼女が出来たことで人生の絶頂期にいるはず・・・だったのですが、実は彼女に言えない秘密があったのです。水谷と付き合う少し前に、電車内で痴漢に遭っていた同じ学校の女の子(滑旗)を助けたのですが、実はこの女の子・・・小学生の時にも犬に追われているのを助けたことがあったらしく、その時から十飴の事が気になってい...
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牛乳麦ご飯さんの作品『ボーイッシュ彼女が可愛すぎる』(スクエニ)子供の頃にちびっこクラブで知り合ってから幼馴染の大地(男)とあきら(女)は中学生の頃に付き合い初め、現在は高校1年生。あきらは女の子らしい可愛い格好が苦手で普段からボーイッシュな格好をしているのですが、文化祭で猫耳メイドのコスプレをしていたのを見て大地は可愛い・・・と思ってしまうんです。(2人は中学も高校も違うんです)大地はあきらに普...
中浦トモキさんの作品『上野くんは開発済み』(講談社)中学時代、下山地咲、右近つぼみ、左川花菜子の女子3人にイジメられていた上野空。最初は普通のイジメだったのですが、エスカレートしていき、性的なイジメにまで発展していったんです。中学を卒業し、イジメから開放された上野だったのですが、高校になって自慰をするも性的なイジメで得た快感を忘れられず、あの頃から1度も射精をしたことがないんです。そんな上野は大学...
稲空穂さんの作品『特別じゃない日 はたらく理由』(実業之日本社)『特別じゃない日』も今回で5作目・・・このシリーズなのですが、毎回、何かのテーマでアパートの住人やその周辺で暮らす人々の何気ない日常が描かれておりほっこりする作品なんです。今回は「働く(仕事)」をテーマにこの作品に登場する人々の仕事に関する考え方や思い、またお年寄りの夫婦は定年後の考え方などが描かれており、ちょっと考えさせられる作品で...
ましましさんの作品『本日の卜部さんと』(双葉社)この作品なのですが、前作の『本日の卜部さん』ではヒロインの卜部ハルナが「本日」の一文とともにSNSにアップする感じであげられるイラスト漫画だったのですが、今回はちょっと違ってストーリー漫画として描かれています。お酒好き、煙草好き、コスプレ好き・・・と、ちょっと変わった社会人の卜部ハルナ。自由奔放に暮らしているのですが、何故か後輩の木下くんが巻き込まれ...
本田優貴さんの作品『ファミリープラン』(白泉社)結婚して1年の優介と綾乃。マイホームは欲しいけれども中古で・・・子供もできたら1人は欲しい・・・と、高望みはせずに幸せに暮らせればと思っていました。ある日、2人は日帰りトレッキングツアーに参加したのですが、そこで猿を見つけ写真を撮るために立入禁止の場所へ入っていったところ、お金が落ちているのを見つけるんです。そしてその近くに血の付いたお金が入ったカバ...
ゆでたまごさんの作品『キン肉マン 読切傑作選2015-2023』(集英社)昭和の時代から連載が続いているゆでたまごさんの作品『キン肉マン』(『Ⅱ世』の連載などもあり休載期間もありましたが)最近では、新シリーズがアニメ化となり、今までのファンだけでなく、若者にも支持され、不動の人気を誇る作品です。その『キン肉マン』の読み切り作品を集めた傑作選になっています。今まであまり目立たなかったキャラが読み切りで...
雁木万里さんの作品『妹は知っている』(講談社)職場では影の薄い三木貴一郎は地味で目立たなく、つまらない存在なのですが、実はラジオでは伝説と言われるフルーツパフェという「ハガキ職人」なんです。そのことを知っているのは三木の妹で人気アイドルグループに所属している美貴だけなんです。兄の貴一郎の面白さを他にも知ってもらいたいと思うのですが、そういった機会がなく・・・美貴が参加したバラエティの大喜利に貴一郎...
かぜぱなさんの作品『ナカ●シ姉妹のヘン●イ記録』(ブシロードワークス)大学に進学しひとり暮らしを始めた真面目な大学1年生の仁井戸秋歩の部屋に転がり込んできたニートの姉の夏奈。夏菜は働かず、実家を追い出されひとり暮らしをしている秋歩の部屋に転がり込むような形でやって来たのですが、ある日、爆乳の借金取りの千房千代が現れ、夏奈に借金があることを知らされるんです。千代が働いている会社では借金をした人物への返...
藤田丞さんの作品『大人になれない僕らは』(講談社)不登校気味な野中葵はある日、7月7日という同じ日を過ごしていることに気づくんです。(タイムループしているんです)他の生徒たちはその事に気づいていなく、授業を出ずに地学準備室で時間をつぶすようになるんです。ある日、いつものように地学準備室に行くと、(・・・といっても7月7日というのは変わらないのですが)同じ学校に通い、グラビアモデルをしている一ノ瀬真...
たびれこさんの作品『ベイビー車中ハッカーズ』(集英社)子供の頃、風景カメラマンだった父親と一緒に写真を撮りに様々な場所に連れて行ってもらい自然を感じながら車内泊をしていた夜凪富士。父親には免許を取ったら自分が運転していろんな場所で車内泊をしよう・・・と約束していたのですが、5年前に父親は死んでしまい約束が守られることはなく・・・そんな富士は高校生になっても父親との思い出が忘れられず、庭に停めてある...
喜国雅彦さんの作品『嗜好機械の事件簿』(日本創元社)この作品なのですが、実際にあるミステリー小説を喜国雅彦さんらしいギャグテイストをくわえた読み応えあるパロディ作品です。そこまでミステリー小説を読んでいるわけではないのですが、話のタイトルを見て「あぁ~、あの作品のパロディね」というのがわかりました。そこまでミステリー作品を読んでいない僕でも知っている作品が半数ぐらいあったので(タイトルだけ知ってい...
たろさんの作品『浦さんちのロスタイム』(講談社)仕事ばかりしていた浦(苗字だけしか描かれてないんです)は定年を迎え妻と普通に暮らしていたのですが、半年後、妻が先に亡くなってしまうんです。その1年後、疎遠になっていた娘が交通事故で亡くなり、ほとんど会ったことの無い孫娘の二子(ニコ)を引き取り一緒に暮らすことになるのですが、今まで娘の面倒も妻に任せっぱなしだったため、どのように接していいのかわからなう...
東京日記さんの作品『まず、これを愛とします。』(扶桑社)この作品なのですが、実際にあってもおかしくないような・・・そんなリアルな男女の恋愛ショートストーリーがたくさん詰まった作品集になっています。男も女も自分中心なことを考え、愛を語ったりしているのですが、オチに毒があるブラックな話が多く、見事にハマってしまいました。大人の「好き」には裏があり、その言葉に騙される男も女も可哀そうではあるのですが、こ...
鳩野マメさんの作品『はだかで恋を語る仲』(講談社)いつものように和樹が夜の遅い時間に銭湯に行くと幼馴染で初恋だった真結が6年ぶりに地元に帰ってきていて銭湯の番台にいたんです。久しぶりなので話をしていると営業時間が終了になり、真結は女湯から掃除を始めるからゆっくりと男湯に入っているといいよ・・・と言われ昔の事を思い出しながら湯舟に使っていると女湯からさっきの続きで話しかけてきたんです。話が聞きづらく...
原作:桑名定理さん 作画:伊丹さんの作品『伽藍堂のガラクタたち』(講談社)マッチングアプリで婚活中の35歳の鴨居耕作なのですが、女性と会う約束をしても期待外れの容姿や学歴などからなかなか本気で付き合ってくれる女性と出会えないんです。この日も女性にフラれ、街中を彷徨っている時に、古物商「がらくた伽藍堂」という看板を見てまるで自分(がらくた)のようだ・・・と入るんです。そこには商品が何にもなく、カウン...
児島青さんの作品『本なら売るほど』(エンターブレイン)本が好きで脱サラし、古本屋を始めた店主の男性。(店の名前はあるのですが店主の名前が書いてないんです)6年も続けているとカウンターで座っているだけで店内に入って来た人が本を買う、買わない・・・とわかるように・・・ただ、本が好きで始めた古本屋なのですが、本好きには辛い現実を突きつけられるんです。買取に関してはお客さんが持ってくる、または出張で買い取...
原作:やがみさん 作画:真昼てくさんの作品『僕の殺人計画』(KADOKAWA)子供の頃からミステリー小説ばかり読んできた立花涼。インターネットが普及してからは世界中のあらゆる未解決事件をも読み漁り人の奇異な死に魅了されるようになりました。しかし、こんなことを知っていても社会じゃ何の役も経つわけでもなく・・・就職したのは小さな出版会社で文芸部に配属され今まで得た知識を活かして作者とともに最高のミステリー小説...
犬山スケッチさんの作品『柴犬ぽんちゃん、今日もわが道を行く』(KADOKAWA)作者である犬山スケッチさんが犬を飼い10年・・・ぽんたとの出会いからいつもの日常風景をキレイな水彩調で描かれた癒しいっぱいの犬のコミックエッセイです。犬が普段しているような仕草や行動をありのまま描かれており、多分、犬を飼っている人なら「うちの犬も同じことする~」と共感をもてるような感じになっています。あと、犬って突拍子もない行...
アカイイトさんの作品『怪獣デストラクション』(講談社)名もなき小さな村で仲良く暮らす子供たち・・・この村ではなぜか大人はいなく、年長の少年ホタルと少女のアリスタが年下の子どもたちの面倒をみていたのです。この村なのですが山神と呼ばれる怪獣が出現するだけでなく、子供たちも15歳までに怪獣化してしまう・・・という、不思議な村だったのです。怪獣になった子供は観察者という組織によりとある建物内に連れていかれ...
アンソロジー作品『ビッチで巨乳な女の子がいっぱい!アンソロジーコミック』(メディアワークス)この作品なのですが、タイトル通り、巨乳な女の子がいっぱい登場するだけでなく、あきらかにビッチ・・・ってわかるギャルから地味で真面目な女の子が隠れビッチだったり・・・と、ビッチな巨乳女の子ばかりの話が詰まったアンソロジーです。ヤンキーで巨乳の女の子が口元にコンプレックスを持っている「お前のソコがいい・・・。」...
光晴ねねさんの作品『ギャルと社畜』(ブライト出版)女子大生でギャルの富士鷹静乃はオンラインゲームでサポートしてくれるカズミという人が気になりSNSでも繋がりオフ会をすることに・・・名前から女性だと思っていたのですが、待ち合わせ場所に現れたのはちょっと冴えない男性の茄子一三(なすかずみ)だったのです。また、一三もタカシと名乗っていたので相手は男性だと思っていたのです・・・名前だけでお互いが同性だと思...
白野アキヒロさんの作品『しゅがー・みーつ・がーる!』(芳文社)ヤクザの娘の佐藤カンナは見かけもヤンチャで舎弟もいるほどの女子高生で甘い物なんて絶対に食べないだろう・・・とまわりから思われているのですが、実は超甘党で隠れて甘い物を食べているんです。大企業の令嬢の望月美都は見た目も完璧なお嬢様でクラス委員長もこなす誰にでも優しく接しており、まわりからは甘い物が大好きなんだろうなぁ~なんて思われているの...
道雲葵さんの作品『クールなふたりは見かけによらない』(祥伝社)子供の頃から凛々しい顔立ちとオーラで神童になるのでは・・・と思われていた多田野はそのままの容姿で成長を続け社会人になるのですが、子供の頃からドジで失敗の繰り返し・・・この日も取引先を怒らせてしまっただけでなく、氷鷹社長にぶつかりコーヒーをかけてしまったのです。落ち込んでいてもお腹はすく・・・ということで、帰りにスーパーに寄ったのですが、...
原作:かみながしじま制作委員会 作画:蒼月たかしさんの作品『かみながしじま ~輪廻の巫女~』(講談社)非対称型オンラインホラーアクションアプリとして人気の『かみながしじま ~輪廻の巫女~ 』のコミカライズです。日本海に浮かぶ人口千人もいない小さな島で神社の娘として高校に通いながら巫女をしている天音みこ。文化祭の前日に父親から叔母の家に行くと言われ父親と弟の拓と3人で車で移動中、父親に異変が起き事故を起...
原作:西村西さん キャラクター原案:TAPI岡さん 作画:林ふみのさんの作品『名代辻そば異世界店』(KADOKAWA)大学を卒業すると同時ぐらいに漫画家としての週刊連載をするようになった初代雪人だったのですが、過酷な漫画家生活に疲れ果てていた頃にいつも温かいそばを食べさせてくれる「名代辻そば」というそば屋チェーン店にお世話になり、3年間の連載が終了すると同時に漫画家を辞め「名代辻そば」のバイトを始めるんです...
一色いたるさんの作品『内田さんは絶対にギャルじゃない!』(メディアファクトリー)中学の時、漫研で一緒だった成瀬くんが『最強GALリリちゃむ』が好きだったので、高校デビューでギャルになった内田さん。これで成瀬くんを振り向かせるつもり・・・だったのですが、見た目だけギャルで中身はオタクのままの内田さん。成瀬くんは外見も中身もギャルが好きなので、なかなか振り向いてもらえなく、ネイティブギャルの園崎さんに...
原作:渡辺ありささん 作画:東西さんの作品『スワイプ』(集英社)この作品なのですが、「パパ活」なんて自分には遠い世界・・・いけないとわかっているのに・・・・・・と「パパ活」に無縁な女性が1度始めたことにより抜けられなくなる・・・そんな話ばかりを描いたオムニバス作品です。例えば、彼氏に尽くすタイプの女性が友人に薦められたパパ活で、自分の存在を認めてくれる男性と出会い、彼氏と別れパパ活で自由を求めるよ...
宮田ナノさんの作品『すてきな退屈日和』(OVERLAP)フリーランスで校正の仕事をしながら小さな個人書店でも働く文月夏子。読書が好きで、夏が好き・・・そんな夏子さんの気ままなひとり暮らしの日常を描いたまったりとした日常系の作品です。何もない日常に感じても自分のしていることを意識すると、意外にもしていることが多いことに気づきます。例えばパンを食べる時に半分ずつ違う味のペーストを塗ることで(ジャム&チ...
原作:雪乃下ナチさん キャラクター原案:ちほさん 作画:松本蜜柑さんの作品『となりの魔王』(エンターブレイン)平凡な田舎で暮らす女子高生の瀬野夏織の隣の家に魔王と名乗る者が引っ越してきたのです。このあたりでは昔から魔王が現れ滞在する・・・といわれており、祖母も子供の頃に魔王が近くに住んでいたと・・・この魔王なのですが、人間界の暮らしには慣れておらず、お隣の夏織にここでの暮らすためのルールを教わるん...
宮崎摩那さんの作品『シノニム』(講談社)専門学校でぼっちの存在の矢野はクラスでどんなにバカにされても気持ち悪がられてもエロ漫画家で成功するのを夢見ていました。ある日、教室で1人でお弁当を食べようとお弁当の蓋を開けると中に小さな裸の女の子がいたのです。すると、この女の子が声をあげたため慌ててお弁当を持って教室から出て行ったのです。誰もいない所で再びお弁当をあけるとやっぱり裸の女の子がいるんです。幻覚...
市川ヒロシさんの作品『もくもくもくのキャン』(双葉社)スーパーで働く木野さんは全ての仕事を完璧にこなす敏腕店員。しかし、仕事の休みの日(木曜日と決めているようです)はひとりで黙々とソロキャンプを楽しんでいるんです。雨が降ろうが風が強かろうが、どんな状況でもキャンプを楽しむ木野さんを描いたキャンプコメディになっています。木野・・・と書いて「もくの」と読み、作品内では「もくもく」と作業する木野さんが描...
藤子・F・不二雄さんの作品『おとなになるのび太たちへ』(小学館)この作品なのですが、夢をかなえた10人の大人が『ドラえもん』を通じて子供たちに伝えたい・・・そんな話を選び、その話についての自らの気持ちを書いた書籍です。夢を叶えた10人・・・というのは声優、俳優、プロゲーマー・・・など、子供たちが憧れる職業をされている方ばかりで、選んだ話の中に就かれた職業に関わりがある感じでその話ののび太と自分を比...
水村友哉さんの作品『水ムーちゃんねる 隣の晩怖談』(小学館)この作品なのですが、作者である水村友哉さん自らの恐怖体験や知人などから聴いた恐怖体験、SNSから集めた恐怖体験、などをまとめた怪談漫画です。実際にあった恐怖体験だけあって、作られた怖さ・・・というのではなく、誰もが体験しうるような話ばかりで、リアルな怖さが伝わってきました。多少、霊感が強い人なら様々な心霊体験などをしたことあると思いますが...
とみさーさんの作品『おしえごと 同人教師と天才ギャル』(秋田書店)大学時代から同人活動している黒川幸は美術教師として西高校に赴任することに・・・この高校では美術一家で育った写実的な絵を描く天才的なギャルの美澄恋白がいて、今までは美術の授業にでなかったのですが、なぜか幸の授業には出てきたのです。まずは挨拶がわりに生徒たちに好きな物を描いてもらったのですが、恋白は誰よりも早く、誰よりも上手く描いたので...
原作:ヤースーさん 作画:杉作さんの作品『ボクとおば~のフシギな話』(リイド社)この作品なのですが、霊視芸人のヤースーさんが幼い頃に沖縄で住んでいた頃にフシギな体験をしたのを綴ったハートフルでノスタルジックな作品です。ヤースーさんの祖母は困った人たちの相談にのる沖縄の霊能者(ユタ)で両親が共働きをしていたので祖父母についていき、相談者の元にも行っていたのです。祖母がユタ・・・ということもあり、幼い...
えびはら武司さんの作品『まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」2』(復刊ドットコム)この作品なのですが、少し前に紹介した『まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」』の2冊目です。前作と同じようにマチコ先生の写真集のイラストなども収録されており、ファンなら買いの1冊だと思っています。えびはら武司さんって少年漫画の連載が終わってからも『まいっちんぐマチコ先生』の作品をどれだけ描いていたのでし...
くらのさんの作品『きょうのお昼はなんですか?』(講談社)ゲーム会社に勤める岡崎ユズルはコミュ障で人付き合いが苦手で頼まれた仕事も断れなく仕事に追われる社畜。そんなユズルの楽しみは自分で作ったお弁当を1人で食べることなのです。この日も社内の中庭?でお弁当を食べようとしていると、ゾンビのような動きで食べようとしたから揚げを奪っていった女性がいたのです。この女性・・・同じ会社で働く美人広報の坂上まりあで...
高瀬わかさんの作品『姉のともだち』(集英社)3歳年上の姉の月子が大学進学を機に実家を出ることになり、家事ができるから・・・と弟である五十嵐旭とふたり暮らしをすることになりました。この2人暮らしをしている部屋に姉の親友の日向子が毎日のようにやってくるんです。日向子は姉の月子と同じ大学に通っているのですが、学部が違い忙しく大学に通う月子に対し、そこまで忙しくない日向子と一緒にいる時間が長く、旭は彼女に...
原作:桂あいりさん 作画:西木田景志さんの作品『グラぱらっ!』(講談社)上京して5年・・・夢破れ就職にも失敗し、コンビニでフリーターとして働いている隅田忍はある日、コンビニで働いている時に推しのグラビアアイドルの葛木さくらがストーカーに追われていると助けを求めてきたのです。彼女のためにストーカーを撃破しようとするのですが返り討ちにあってしまい怪我をしてしまうんです・・・これがきっかけで連絡先を交換...
神山みみりさんの作品『隠したがりの同期くん』(集英社)筋肉好き(特に細マッチョ)の犬山かれんは職場でもちょっとした合間に目の保養・・・としてマッチョの雑誌を読んでいるんです。そんなかれんに注意をする同期の細川拓真はかれんが好きなマッチョとは真逆の文科系男子で、ただ、口うるさいだけの存在だったのです。ある日、同期たちで集まり飲むことになり、一緒に飲むことになったのですが、ちょっとしたハプニングがあり...