牛乳麦ご飯さんの作品『ボーイッシュ彼女が可愛すぎる』(スクエニ)子供の頃にちびっこクラブで知り合ってから幼馴染の大地(男)とあきら(女)は中学生の頃に付き合い初め、現在は高校1年生。あきらは女の子らしい可愛い格好が苦手で普段からボーイッシュな格好をしているのですが、文化祭で猫耳メイドのコスプレをしていたのを見て大地は可愛い・・・と思ってしまうんです。(2人は中学も高校も違うんです)大地はあきらに普...
恥ずかしそうな顔でおっぱい見せてもらいたい赤面おっぱいアンソロジー11 【アンソロジー】
アンソロジー作品『恥ずかしそうな顔でおっぱい見せてもらいたい赤面おっぱいアンソロジー11』(双葉社)このシリーズも数えて11冊目。女の子が恥ずかしそうにおっぱいを見せてくれるのですが、シリーズ通しても設定はよく似たものはあるものの、見せ方などを凝った話などもあったりし、毎回、飽きることなく楽しむことができます。まぁ、これはおっぱいフェチの人にしかわからないとは思いますが、男はおっぱいが嫌い・・・な...
やましたれおさんの作品『もぐら(仮)』(小学館)ある日、山田つっ子の部屋にワームホールから現れ山田ポールという未来の孫と名乗る少年となぞの生物 もぐらが出てきて「1年後、地球は滅亡します!!」と言ってきたのです。つっ子は1年後に地球が滅亡するのに孫が現れる・・・とツッコミたいけれども我慢をし、ポールの話をすべて聞くことにしたのです。ポールは「人類最後の希望」のもぐらがいれば大丈夫・・・と、もぐらを...
日口十二さんの作品『阿鼻王地獄を出る』(講談社)地獄に落ちて責め苦を受けていた犯罪者たちの魂が現世へと逃げ出してしまい、地獄の底の底にある阿鼻地獄の獄卒である化野宗次郎が現世に行き、犯罪者たちを地獄に戻す・・・そんなアクション漫画です。地獄から逃げ出した犯罪者の魂は人々の体をのっとり、今まで犯してきた犯罪を繰り返していくんです。宗次郎は犯罪者を捕まえるのですが、現世には一度も来たことが無く知らない...
小鳥遊ありさんの作品『夢うつつの花の園』(講談社)オカルト大好きで陰キャな童貞男子の明日見怜夢はクラスで人気ギャルの苅安ひまわりに想いを寄せているのですが、自ら不釣り合いだというのをわかっており、遠くから眺めているだけで十分だと思っていました。そんなひまわりなのですが、数日間、学校を休んでいることを気にした友達が「よく眠れる動画」というのを見て不思議な体験をしていることを話しており、ひまわりも同じ...
京都を歩けば「仁丹」にあたる 【著者:樺山聡+京都仁丹樂會】
樺山聡さん+京都仁丹樂會の作品『京都を歩けば「仁丹」にあたる』(青幻舎)この作品・・・タイトルを見て「読みたい!」と思ってしまいました。京都に住んでいると「仁丹」の看板というのは当たり前のように見かけるのですが、他の地域へ行っても「仁丹」の看板が無いのに気づき、これって「京都」だけなんだというのを知りました。昔から馴染みの看板なのですけど、子供の頃は通りの角などに看板があったのですが、今ではサビて...
岡野く仔さんの作品『ヤンキーと双子の作り方』(星海社)ヤンキー女子の山本寿恋と社長令嬢の谷口嗚呼子は容姿も性格も立場も真逆な女子高生なのですが、実は仲の良い幼馴染なんです。テストの結果が良かった方が何でも言うことを聞く・・・という約束をし、嗚呼子の方が良い点をとったため、普段はヤンキーの服装をしている寿恋に可愛い系のメイクと衣装を着せたのです。それだけではなく嗚呼子も同じようなメイクと衣装を着て、...
コンビニオブ・ザ・デッド ~100日後に救出されるコンビニ店員~ 【著者:日野健太郎】
日野健太郎さんの作品『コンビニオブ・ザ・デッド ~100日後に救出されるコンビニ店員~』(ネコ・パブリッシング)コンビニでバイトをしている日野ちゃん。この日もコンビニでバイトしていると、外で作業していた店長がゾンビになってこちらに向かって歩いてきたのです。怖くなり、コンビニの中へと入り、入口、裏口・・・と封鎖し、ここで立て籠ることにしたのです。コンビニ内にある食べ物や飲み物でしばらくは過ごせるも、...
野原広子さんの作品『今朝もあの子の夢を見た』(集英社)スーパーで働くバツイチ(42歳)の山本タカシは離婚して10年・・・その時のことが今でも脳裏に浮かぶんです。妻が書き置きのみを残し、娘を連れて家を出ていき、それ以来、ほとんど娘と会っていないんです。そんなある日、職場の事務に30歳の鈴木真美がやってきて、少しずつ仲良くなっていくのですが、恋愛対象というわけではなく・・・真美の方がタカシが娘に会って...
マタギガンナー 【原作:藤本正二 作画:Juan Albarran】
原作:藤本正二さん 作画:Juan Albarranさんの作品『マタギガンナー』(講談社)田舎で暮らす元マタギの山野仁成は妻に先立たれ、娘に一緒に暮らさないか・・・と言われるもひとりで暮らすこと決めたんです。ある日、不法投棄された物の中にあったゲーム機を持ち帰り、その中に入っていたFPSゲームをしてみることに・・・全くゲームなんてしたことのない仁成はゲーム内では誰とも話さず、(ほとんどの人が英語で話しているので...
同僚女子とエロいことしちゃうオフィスラブアンソロジーコミック 【アンソロジー】
アンソロジー作品『同僚女子とエロいことしちゃうオフィスラブアンソロジーコミック』(メディアワークス)この作品なのですが、タイトル通り、同僚女子とのオフィスラブを描いたアンソロジーです。同僚・・・といっても同じ部署だけではなく、同期入社という感じで違う部署だけれども、何かのきっかけで距離が近くなったり、今まで意識してなかったのに、ちょっとした仕草などできになり始めたり・・・男女の関係って何がきっかけ...
まにおさんの作品『愛したぶんだけ愛してほしいっ!』(一迅社)大学は友達ができず中退、今は実家で親のすねをかじる無職で自堕落な暮らしをしている六栗ななはSNSで加工した自撮りで承認欲求を満たし、いつか迎えに来てくれる理想の王子様を待っていました。ある日、SNSの女子会に参加するのですが、そこで「理想の王子様」のような女性つかさと出会い、口説かれるがままに体を許してしまうんです。そしてつかさに会うため...
安倍夜郎さんの作品『たそがれ優作』(小学館)テレビドラマなどに出ていて顔は知っていても名前は出てこない・・・そんな脇役俳優の北見優作。そんな優作が仕事終わりなどに食べに行ったり、飲みに行ったりする勝手気ままなグルメ漫画になっています。また、地方ロケや旅行などに行くこともあり、地方での料理などにも舌鼓を打ったりもします。基本的にまったりとしたグルメ漫画なのですが、人情たっぷりに描かれており、読み始め...
原作:x0o0x_さん 作画:筒井いつきさんの作品『きさらぎ異聞』(一迅社)学校ではイジメにあい、家では父親は帰ってこなく、母親も2ヵ月前にいなくなってしまい、今までバンドが居場所だったのですけど、3ヶ月前に解散してしまってからは学校と家を往復するだけの人生に絶望している女子高生の柊渚。ある日、音楽を聴きながら電車で帰宅中に、SNSにつぶやきながらもう、抗う気持ちなんてないと思っていると、車内から人がい...
NOBELさんの作品『猫の手だって役に立つ』(星海社)真面目で成績は良いのですが、あまり目立たない存在で友達もいない男子高校生の高瀬翔は恋愛や友達には興味はあまりないのですけど、外で会う猫の「みーちゃん(勝手に名付けています)」には愛情を注ぎまくっているんです。この日もみーちゃんを可愛がっているといきなり人間の女の子に変わってしまったのです。そう、みーちゃんは人間に変身できる猫だったのです。それも...
石川優吾さんの作品『湖底のひまわり』(小学館)猛暑により雨が1ヵ月以上降らず、異常渇水でダムの水が干上がってしまい、27年前にダムに沈んだ青旗村が姿を現したのです。その村の出身である雑誌編集者の戸草拓郎はダム建設による廃村直前に同級生3人が行方不明になったことを思い出し、水底へ沈んだ村を取材するために27年ぶりに故郷へ帰ることに・・・ダムに着くと水はほとんどなくなっており、村が昔のまま残っていて、...
あきとかげさんの作品『ヨメガキッす』(富士見書房)真面目で融通がきかない堅物な風紀委員の鈴紀光太郎(高校2年生)は1つ下のギャルで人気者で生意気な後輩の百舌そら子は人には言えない秘密を抱えているんです。光太郎の父親の会社の倒産の危機をそら子の父親の会社が買収し百舌グループの傘下にはいることになるんです。その後、両父親が仲良くなり、この2人が結婚を前提に同棲することになったのです。学校には内緒で同棲...
十五夜さんの作品『地元に帰ってきたら幼馴染が壊れてた』(メディアファクトリー)仕事の関係で久しぶりに地元に帰ってきた冬馬は幼馴染だった響子と出会うんです。昔は男勝りで元気なのが取柄だったのに、今は似合わないド派手な髪の色をしていたのですが、声は弱弱しく聞こえ、響子の事が気になる・・・というか心配になり、昔によく行っていた喫茶店で話すことにしたのです。響子はあまり話しかけないで・・・というオーラをだ...
みやびあきのさんの作品『靴の向くまま』(講談社)靴職人だった亡き母親に教わった「いい靴はいい場所に連れていってくれる」という言葉を胸に、オーダーメイドの靴工房を継いだ歩純結彩。ある日、学校が始まっている時間なのに店の前で靴を見ている女子高生を見かけ声をかけた結彩は女子高生の靴底が剥がれかけているのを見てお金はいらないから直してあげる・・・と店の中へ入れたのです。自分も学校へ行きたくない頃があったの...
となりの岸田さんの作品『江口さんはゲーム脳』(小学館)友達と話しをしていてもちょっとエロゲーのような展開の話になるとエロゲーについてアツく語ってしまうほど、成人向けゲームが大好きな女子高生の江口真子(まー子)。そんなまー子なのですが、入学試験は主席合格、剣道では県大会優勝、警察からも感謝状を贈られるほど完璧な幼馴染の王子翔(ショウちゃん)に想いを寄せているんです。そんなショウちゃんに校舎裏に呼ばれ...
わたあめさんの作品『こむぎが自慢のパン屋さん』(スクエニ)前世、捨て猫だった自分を拾い、すごく可愛がってくれたパン屋の娘の伴野穂奈実に恩返しをするために神様にお願いして人間に生まれ変わった猫のこむぎ。昔に住んでいたパン屋を訪れてみると、可愛がってくれていた穂奈実は大人になり、パン屋の店主として店を継いでいたのです。先代の味には及ばず、お客さんも来ないので店をやめようと思っていたところにこむぎが現れ...
藤子・F・不二雄さんの作品『未来の想い出』(小学館)この作品なのですが、藤子・F・不二雄さんの最後の新作連載漫画です。主人公の漫画家 納戸理人は若かりし頃、少年漫画でヒットしアニメ化までなるのですが、その後、子供向けの漫画ばかりでは・・・と劇画の作品を描くも波に乗れず、イマイチな漫画家として過ごしていき、少年漫画を描き続けていれば・・・と後悔するんです。ある日、ゴルフに誘われ行くことにするのですが...
NODAさんの作品『宝血のロニー』(秋田書店)上位ヴァンパイア ドラキュールに血を吸われるために村を襲われ城に連れてこられた村人たち。ドラキュールが品定めをし、劣る者は殺され、選ばれた者は捕らえられ・・・その中にドラキュールに両親を殺されたロニーはこの機を逃さないよう仇を討つためにドラキュールの前にやって来たのですが、あっさりと捕まってしまうんです。殺される・・・と思った瞬間、ドラキュールが抱き着...
類家海さんの作品『けがわとなかみ』(新潮社)ある日、きつねがうさぎを襲い食べようとしたところ、うさぎから「きつねさんすきです」と告白されたのです。いきなり食いものに告白されたきつねはきつねの怖さを伝え、食べようとするのですけど、うさぎはそれでも「好き」の一点張り・・・気味が悪くなり逃げ出すのですがそれでもうさぎは追いかけてくるんです。・・・といった感じでうさぎときつねの恋?を描いたほのぼのとした動...
大野ういさんの作品『魔法と僕とでっかい師匠』(コアミックス)魔法使いに憧れる少年ヒナタは人々から恐れられている魔女の館に弟子にしてもらうためにやってきました。そこにいたのは身長が2メートルを超える魔女のエスメラルダで、いきなり人間の言葉ではない呪いの言葉のようなものを唱えられたかと思うと、いきなり抱きかかえられたのです。魔女に殺される・・・と思ったヒナタなのですが、柔らかくていい匂いのする魔女にこ...
安藤優さんの作品『とりま民宿やどり的な!』(集英社)大学生になり1ヵ月・・・下宿先のアパートが火事になり、大学で唯一の友達にしばらく泊めて欲しいとお願いするも断られ、ちょっと離れた実家を紹介されて行ってみると、そこは海辺の宿「民宿やどり」ということで、ここで暮らすことになった崎守葉一。民宿の女将は友達の伯母の夜杼里波奈が営んでおり、すごく気さくな感じなんですけど、黒ギャルの姿をしているんです。・・...
エイリアンとひよっこごはん 【著者:子新唯一 料理監修:ぼく】
著者:子新唯一さん 料理監修:ぼくさんの作品『エイリアンとひよっこごはん』(KADOKAWA)女子高生の明日葉魔訶子中学時代に調理実習で失敗してから「料理はしない」と決めていました。(料理以外は完璧な女子高生です)ある日、家に帰るとエイリアンが窓から入ってきており、お腹が減っていて飼い犬のバルバルを食べようしてきたのを助けるのですが、犬を襲わない代わりに温かい料理を食べさせろと言ってきたのです。料理なんて...
涼川りんさんの作品『アウトサイダーパラダイス』(双葉社)中高一貫の高等部に進学した新聞部の2人と美術部の3人のちょっとクセのつよい女子高生を描いた学園コメディ作品です。新聞部の2人、つーちゃんは明るく天真爛漫な女の子、ぺんぺんは無表情のクールな女の子、美術部の3人、シャネルは絵が上手いが何を考えているかわからない女の子、エルメスはちょっと下品な部分がある女の子、ミュウミュウはいつもマスクをかぶって...
昴くんはムラムラしてます 年下御曹司は幼馴染のお姉ちゃんが大好き 【著者:ヒダカリョウ】
ヒダカリョウさんの作品『昴くんはムラムラしてます 年下御曹司は幼馴染のお姉ちゃんが大好き』(秋水社)母親同士が学生時代からの親友で、藤井美紅と4つ年下の久我昴はよく一緒に遊んだ幼馴染なのですが、昴が中学生になった頃から遊ばなくなり、男女の幼馴染にはよくあることだと思っていました。そんな美紅が5年ぶりに久我家に遊びにいくことになり、久しぶりに昴と会えると思っていると、姿を現した昴は背も高く大人なイケ...
肩コリ・腰痛・冷え・メタボ・不眠をリセット! くう、ねる、うごく!体メンテ 【著者:崎田ミナ】
崎田ミナさんの作品『肩コリ・腰痛・冷え・メタボ・不眠をリセット! くう、ねる、うごく!体メンテ』(マガジンハウス)運動が好きで、普段から体を動かせている・・・という人もいますが、人間の半分以上はダラダラとして暮らしたい・・・なんて思っているのではないでしょうか?この作品の作者もその旦那さんも、仕事に追われて、ストレスが溜まり、他の事をやる気が起こらなく、気づけば体調が悪くなっていたり、メタボ体系に...
いろんな私が本当の私 【原作:長嶋有 作画:雁須磨子・コナリミサト・丹羽庭・鶴谷香央理・三本阪奈・米代恭】
原作:長嶋有さん 作画:雁須磨子さん・コナリミサトさん・丹羽庭さん・鶴谷香央理さん・三本阪奈さん・米代恭さんの作品『いろんな私が本当の私』(双葉社)この作品なのですが、小説家 長嶋有さんの作品を6人の女性漫画家さんが作画した作品集です。長嶋有さんも有名な小説家なのですが、それ以上にこの作品に作画された漫画家さんも旬な女性作家さんが手掛けているので読み応えのある短編集でした。全て女性を主人公にした話な...
パンチラッシュJKタラちゃん 【原作:ジブロー 作画:斯道歩】
原作:ジブローさん 作画:斯道歩さんの作品『パンチラッシュJKタラちゃん』(講談社)中学時代、無敗の伝説を築き上げた“拳王”と呼ばれる男 二階堂勝王。高校でも無敗伝説が続くのか・・・と思いきや、大きな体格と強面・・・というだけで、実は勝王は1度も闘ったことはなく、双子の妹の二階堂多薇が代わりに闘いをしており、兄の勝王はさらに強いと言いふらしていたのが無敗伝説の背景なのです。・・・といった感じで、兄に無...
sugar.さんの作品『オタクに優しいギャルに私はなる!』(星海社)中学時代、オタクで友達がいなかった有本愛理はギャルになれば、ギャルの友達やオタクの友達ができるのでは・・・とギャルの知識を詰め込み、華々しく高校デビューをしたのです。ギャルの友達はできたものの、オタクからは警戒されて友達にはなれず・・・それでもオタクの友達を作るために懸命に努力するオタク?ギャル?コメディになっています。元オタクな...
裏ロジさんの作品『SAWA -元殺し屋の推し活-』(角川書店)幼少の頃、殺し屋に買われたサワは伝説の殺し屋と呼ばれるまでになり、20年をかけて父親の借金を返し自由の身に・・・殺し屋を引退したサワは故郷の日本に帰ってきたのですけど、なぜか若手俳優の推し活に目覚めてしまい、一般人として推し活を始めるのですが、推し俳優がストーカーに狙われたところを誰にもバレないように早業で助けるんです。・・・といった感...
子守ヒキさんの作品『カミガカリ』(講談社)地上は「落とし子」と呼ばれる怪物に支配され、シェルターで暮らす人類たち。落とし子に対抗できるのは神に選ばれ、神性をその身に降ろした「神憑り」と呼ばれる者が人類を守るために戦っていました。ある日、シェルターに侵入した落とし子によりシェルター内にいた神憑りが全滅してしまうんです。このシェルター内には神性の適性率が異常に高く、神性を降ろしていなかった少年 ハルト...
おさじさんの作品『甘々シンデレラ』(講談社)ちょっと地味な男子大学生の季村みのりは病弱で長期入院している妹の彩葉が友達と人気のケーキ屋の話をしているのを聞いて、喜ばせるために同世代の女子に人気の洋菓子店「フェアリーハウス」でバイトすると言い出し、電話をすると即採用になってしまったのです。しかし、このお店なのですが、男子禁制の女子高校の敷地内にあることを知らず、地味で陰気な感じのみのりには敷居が高か...
水谷みちるさんの作品『おじさんがなぜか可愛い。』(集英社)新卒で入社した浅木康人の教育係になったのは厳しそうな小野本課長で、一緒に仕事をするも、無愛想な感じでこれから上手くやっていけるか不安になるんです。しかし、無愛想に見えていた課長なのですが、課長は課長なりに若者と上手くやっていけるのか不安があり、浅木と一緒にいる時は緊張していたりしていたのです。その事がわかった浅木は課長を観察するようになるん...
横島日記さんの作品『風魔ちゃん、抜けます!!』(徳間書店)高校生兼学生寮の管理人をしている御宿正一。この寮は敷金礼金不要で、身一つでももらえる・・・と聞いてやってきたのは風魔の里を抜けてきた忍者の風魔美鈴だったのです。一応、訳ありなのですが、困っているようなので住まわせることにした正一。人里に初めてやってきた美鈴に事情を聞き、同じ学校に通うことを知るんです。しかし、忍者の里を抜けた美鈴に次々と追っ...
岡野く仔さんの作品『生徒指導の百合先生』(KADOKAWA)高校で生徒指導をしている百合猛は顔がゴリラに似ていて「ゴリ先生」と呼ばれています。生徒指導をしているだけあって生徒たちへの情報網を持っており、片想いの生徒たちがいればさりげなくフォローをし、綺麗な百合の花を咲かせるんです。・・・といった感じで百合が大好きな強面教師を描いたショートショートの百合コメディになっています。女子生徒には強面なので怖がられ...
ホリユウスケさんの作品『44歳の彼女』(日本文芸社)マイペースな毎日を送っている44歳の王寺竜丸は代り映えの無い生活に「ドキドキもワクワクもしない」おじさんだと感じていました。ある日、隣のカップルのケンカの声が聞こえてきて、いつもよりも激しいことに気づき、警察に電話しようと思ったのですが間に合いそうにないので、ベランダの壁を破って突入したのです。すると、隣の隣の住人も同じことを考えていたようで、同...
大石トロンボさんの作品『新古書ファイター真吾』(皓星社)この作品なのですが、大型チェーンの新古書店「ブックエフ」で100円コーナーの棚に並ぶ書籍を見て買うか買わないか悩む本好きの主人公を描いた作品です。大型チェーンの新古書店の書籍コーナーでは安く買ってネットで売り利益を得る「せどり」ということをしている人を良く目にします。そういった人物と書籍を奪い合いながらも100円以上の価値のある本を見つけてい...
谷根千さんの作品『たっちゃん、どっちとる?』(メディアファクトリー)大学生の瀬戸竜哉はアパートで一人暮らしをしていたのですが、そのアパートが雨漏りでリフォームすることになり、昔、近所で暮らしていた母親の友達が大学の近くに住んでいることを知り、佐久間家に居候することになったのです。佐久間家には立花と双葉の双子の娘がおり、竜哉は子供の頃に一緒に遊んでいたのを思い出したのです。しかし、立花と双葉は女子高...
いずみせらさんの作品『まちの本屋の御書山さん』(メディアファクトリー)大学生の不破は、親から漫画、ゲーム、スマホを禁止され、真面目に勉強だけをし、いい大学に入学し、生活費は自分で稼がなければならなく、家庭教師のバイトをしていたのですが、教え子と漫画の事で言い合いになってしまい、はずみで漫画を濡らしてしまった事がきっかけでバイトをクビになってしまうんです。漫画を弁償する為に入った本屋でうろうろしてい...
ハッピーファミリー 復讐のレンタルお母さん 【著者:船木涼介】
船木涼介さんの作品『ハッピーファミリー 復讐のレンタルお母さん』(コアミックス)女子高生の石田愛理の母親は自分を優先とした感情で娘をアクセサリー感覚で過剰な愛の押し付け、友達チェックする毒親でそんな母親から逃れたい・・・と思っている時に、「レンタルお母さん」というのがあると知るんです。三者面談に母親が来ると自分の進路が母親に決められてしまうと思い、レンタルお母さんに連絡すると“アイダ”という女性が現...
松田舞さんの作品『放課後帰宅びより』(双葉社)山葵山高校に入学した佐藤瞬。背が高く、運動部に入部しないか・・・と声をかけられまくるのですが、中学時代はサッカーで有名な選手だったのですけど、足を怪我してしまいスポーツができなくなっていたのです。目的を失ったまま高校に入学してしまった瞬は校内を歩いている時に「帰りたい」とつぶやくとその言葉に反応したのか「帰宅部に向いている」と佐藤直希からハイパー帰宅部...
吉本ユータヌキさんの作品『あした死のうと思ってたのに』(扶桑社)ある日「あした死のうと思って・・・」と友達がつぶやくんです。「どうやって?」と聞き返すんですが、死ぬことを決心しているようなので、「最後の飯に行こうぜ」と誘うんです。一緒に食事をして、他のメニューも美味しいから「来週 食べにこねえ?」と死ぬという考えを引き延ばそうとするんです。その翌週も、一緒に何かをして、来週もしよう・・・といった感...
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牛乳麦ご飯さんの作品『ボーイッシュ彼女が可愛すぎる』(スクエニ)子供の頃にちびっこクラブで知り合ってから幼馴染の大地(男)とあきら(女)は中学生の頃に付き合い初め、現在は高校1年生。あきらは女の子らしい可愛い格好が苦手で普段からボーイッシュな格好をしているのですが、文化祭で猫耳メイドのコスプレをしていたのを見て大地は可愛い・・・と思ってしまうんです。(2人は中学も高校も違うんです)大地はあきらに普...
中浦トモキさんの作品『上野くんは開発済み』(講談社)中学時代、下山地咲、右近つぼみ、左川花菜子の女子3人にイジメられていた上野空。最初は普通のイジメだったのですが、エスカレートしていき、性的なイジメにまで発展していったんです。中学を卒業し、イジメから開放された上野だったのですが、高校になって自慰をするも性的なイジメで得た快感を忘れられず、あの頃から1度も射精をしたことがないんです。そんな上野は大学...
稲空穂さんの作品『特別じゃない日 はたらく理由』(実業之日本社)『特別じゃない日』も今回で5作目・・・このシリーズなのですが、毎回、何かのテーマでアパートの住人やその周辺で暮らす人々の何気ない日常が描かれておりほっこりする作品なんです。今回は「働く(仕事)」をテーマにこの作品に登場する人々の仕事に関する考え方や思い、またお年寄りの夫婦は定年後の考え方などが描かれており、ちょっと考えさせられる作品で...
ましましさんの作品『本日の卜部さんと』(双葉社)この作品なのですが、前作の『本日の卜部さん』ではヒロインの卜部ハルナが「本日」の一文とともにSNSにアップする感じであげられるイラスト漫画だったのですが、今回はちょっと違ってストーリー漫画として描かれています。お酒好き、煙草好き、コスプレ好き・・・と、ちょっと変わった社会人の卜部ハルナ。自由奔放に暮らしているのですが、何故か後輩の木下くんが巻き込まれ...
本田優貴さんの作品『ファミリープラン』(白泉社)結婚して1年の優介と綾乃。マイホームは欲しいけれども中古で・・・子供もできたら1人は欲しい・・・と、高望みはせずに幸せに暮らせればと思っていました。ある日、2人は日帰りトレッキングツアーに参加したのですが、そこで猿を見つけ写真を撮るために立入禁止の場所へ入っていったところ、お金が落ちているのを見つけるんです。そしてその近くに血の付いたお金が入ったカバ...
ゆでたまごさんの作品『キン肉マン 読切傑作選2015-2023』(集英社)昭和の時代から連載が続いているゆでたまごさんの作品『キン肉マン』(『Ⅱ世』の連載などもあり休載期間もありましたが)最近では、新シリーズがアニメ化となり、今までのファンだけでなく、若者にも支持され、不動の人気を誇る作品です。その『キン肉マン』の読み切り作品を集めた傑作選になっています。今まであまり目立たなかったキャラが読み切りで...
雁木万里さんの作品『妹は知っている』(講談社)職場では影の薄い三木貴一郎は地味で目立たなく、つまらない存在なのですが、実はラジオでは伝説と言われるフルーツパフェという「ハガキ職人」なんです。そのことを知っているのは三木の妹で人気アイドルグループに所属している美貴だけなんです。兄の貴一郎の面白さを他にも知ってもらいたいと思うのですが、そういった機会がなく・・・美貴が参加したバラエティの大喜利に貴一郎...
かぜぱなさんの作品『ナカ●シ姉妹のヘン●イ記録』(ブシロードワークス)大学に進学しひとり暮らしを始めた真面目な大学1年生の仁井戸秋歩の部屋に転がり込んできたニートの姉の夏奈。夏菜は働かず、実家を追い出されひとり暮らしをしている秋歩の部屋に転がり込むような形でやって来たのですが、ある日、爆乳の借金取りの千房千代が現れ、夏奈に借金があることを知らされるんです。千代が働いている会社では借金をした人物への返...
藤田丞さんの作品『大人になれない僕らは』(講談社)不登校気味な野中葵はある日、7月7日という同じ日を過ごしていることに気づくんです。(タイムループしているんです)他の生徒たちはその事に気づいていなく、授業を出ずに地学準備室で時間をつぶすようになるんです。ある日、いつものように地学準備室に行くと、(・・・といっても7月7日というのは変わらないのですが)同じ学校に通い、グラビアモデルをしている一ノ瀬真...
たびれこさんの作品『ベイビー車中ハッカーズ』(集英社)子供の頃、風景カメラマンだった父親と一緒に写真を撮りに様々な場所に連れて行ってもらい自然を感じながら車内泊をしていた夜凪富士。父親には免許を取ったら自分が運転していろんな場所で車内泊をしよう・・・と約束していたのですが、5年前に父親は死んでしまい約束が守られることはなく・・・そんな富士は高校生になっても父親との思い出が忘れられず、庭に停めてある...
喜国雅彦さんの作品『嗜好機械の事件簿』(日本創元社)この作品なのですが、実際にあるミステリー小説を喜国雅彦さんらしいギャグテイストをくわえた読み応えあるパロディ作品です。そこまでミステリー小説を読んでいるわけではないのですが、話のタイトルを見て「あぁ~、あの作品のパロディね」というのがわかりました。そこまでミステリー作品を読んでいない僕でも知っている作品が半数ぐらいあったので(タイトルだけ知ってい...
たろさんの作品『浦さんちのロスタイム』(講談社)仕事ばかりしていた浦(苗字だけしか描かれてないんです)は定年を迎え妻と普通に暮らしていたのですが、半年後、妻が先に亡くなってしまうんです。その1年後、疎遠になっていた娘が交通事故で亡くなり、ほとんど会ったことの無い孫娘の二子(ニコ)を引き取り一緒に暮らすことになるのですが、今まで娘の面倒も妻に任せっぱなしだったため、どのように接していいのかわからなう...
東京日記さんの作品『まず、これを愛とします。』(扶桑社)この作品なのですが、実際にあってもおかしくないような・・・そんなリアルな男女の恋愛ショートストーリーがたくさん詰まった作品集になっています。男も女も自分中心なことを考え、愛を語ったりしているのですが、オチに毒があるブラックな話が多く、見事にハマってしまいました。大人の「好き」には裏があり、その言葉に騙される男も女も可哀そうではあるのですが、こ...
鳩野マメさんの作品『はだかで恋を語る仲』(講談社)いつものように和樹が夜の遅い時間に銭湯に行くと幼馴染で初恋だった真結が6年ぶりに地元に帰ってきていて銭湯の番台にいたんです。久しぶりなので話をしていると営業時間が終了になり、真結は女湯から掃除を始めるからゆっくりと男湯に入っているといいよ・・・と言われ昔の事を思い出しながら湯舟に使っていると女湯からさっきの続きで話しかけてきたんです。話が聞きづらく...
原作:桑名定理さん 作画:伊丹さんの作品『伽藍堂のガラクタたち』(講談社)マッチングアプリで婚活中の35歳の鴨居耕作なのですが、女性と会う約束をしても期待外れの容姿や学歴などからなかなか本気で付き合ってくれる女性と出会えないんです。この日も女性にフラれ、街中を彷徨っている時に、古物商「がらくた伽藍堂」という看板を見てまるで自分(がらくた)のようだ・・・と入るんです。そこには商品が何にもなく、カウン...
児島青さんの作品『本なら売るほど』(エンターブレイン)本が好きで脱サラし、古本屋を始めた店主の男性。(店の名前はあるのですが店主の名前が書いてないんです)6年も続けているとカウンターで座っているだけで店内に入って来た人が本を買う、買わない・・・とわかるように・・・ただ、本が好きで始めた古本屋なのですが、本好きには辛い現実を突きつけられるんです。買取に関してはお客さんが持ってくる、または出張で買い取...
原作:やがみさん 作画:真昼てくさんの作品『僕の殺人計画』(KADOKAWA)子供の頃からミステリー小説ばかり読んできた立花涼。インターネットが普及してからは世界中のあらゆる未解決事件をも読み漁り人の奇異な死に魅了されるようになりました。しかし、こんなことを知っていても社会じゃ何の役も経つわけでもなく・・・就職したのは小さな出版会社で文芸部に配属され今まで得た知識を活かして作者とともに最高のミステリー小説...
犬山スケッチさんの作品『柴犬ぽんちゃん、今日もわが道を行く』(KADOKAWA)作者である犬山スケッチさんが犬を飼い10年・・・ぽんたとの出会いからいつもの日常風景をキレイな水彩調で描かれた癒しいっぱいの犬のコミックエッセイです。犬が普段しているような仕草や行動をありのまま描かれており、多分、犬を飼っている人なら「うちの犬も同じことする~」と共感をもてるような感じになっています。あと、犬って突拍子もない行...
アカイイトさんの作品『怪獣デストラクション』(講談社)名もなき小さな村で仲良く暮らす子供たち・・・この村ではなぜか大人はいなく、年長の少年ホタルと少女のアリスタが年下の子どもたちの面倒をみていたのです。この村なのですが山神と呼ばれる怪獣が出現するだけでなく、子供たちも15歳までに怪獣化してしまう・・・という、不思議な村だったのです。怪獣になった子供は観察者という組織によりとある建物内に連れていかれ...
アンソロジー作品『ビッチで巨乳な女の子がいっぱい!アンソロジーコミック』(メディアワークス)この作品なのですが、タイトル通り、巨乳な女の子がいっぱい登場するだけでなく、あきらかにビッチ・・・ってわかるギャルから地味で真面目な女の子が隠れビッチだったり・・・と、ビッチな巨乳女の子ばかりの話が詰まったアンソロジーです。ヤンキーで巨乳の女の子が口元にコンプレックスを持っている「お前のソコがいい・・・。」...
光晴ねねさんの作品『ギャルと社畜』(ブライト出版)女子大生でギャルの富士鷹静乃はオンラインゲームでサポートしてくれるカズミという人が気になりSNSでも繋がりオフ会をすることに・・・名前から女性だと思っていたのですが、待ち合わせ場所に現れたのはちょっと冴えない男性の茄子一三(なすかずみ)だったのです。また、一三もタカシと名乗っていたので相手は男性だと思っていたのです・・・名前だけでお互いが同性だと思...
白野アキヒロさんの作品『しゅがー・みーつ・がーる!』(芳文社)ヤクザの娘の佐藤カンナは見かけもヤンチャで舎弟もいるほどの女子高生で甘い物なんて絶対に食べないだろう・・・とまわりから思われているのですが、実は超甘党で隠れて甘い物を食べているんです。大企業の令嬢の望月美都は見た目も完璧なお嬢様でクラス委員長もこなす誰にでも優しく接しており、まわりからは甘い物が大好きなんだろうなぁ~なんて思われているの...
道雲葵さんの作品『クールなふたりは見かけによらない』(祥伝社)子供の頃から凛々しい顔立ちとオーラで神童になるのでは・・・と思われていた多田野はそのままの容姿で成長を続け社会人になるのですが、子供の頃からドジで失敗の繰り返し・・・この日も取引先を怒らせてしまっただけでなく、氷鷹社長にぶつかりコーヒーをかけてしまったのです。落ち込んでいてもお腹はすく・・・ということで、帰りにスーパーに寄ったのですが、...
原作:かみながしじま制作委員会 作画:蒼月たかしさんの作品『かみながしじま ~輪廻の巫女~』(講談社)非対称型オンラインホラーアクションアプリとして人気の『かみながしじま ~輪廻の巫女~ 』のコミカライズです。日本海に浮かぶ人口千人もいない小さな島で神社の娘として高校に通いながら巫女をしている天音みこ。文化祭の前日に父親から叔母の家に行くと言われ父親と弟の拓と3人で車で移動中、父親に異変が起き事故を起...
原作:西村西さん キャラクター原案:TAPI岡さん 作画:林ふみのさんの作品『名代辻そば異世界店』(KADOKAWA)大学を卒業すると同時ぐらいに漫画家としての週刊連載をするようになった初代雪人だったのですが、過酷な漫画家生活に疲れ果てていた頃にいつも温かいそばを食べさせてくれる「名代辻そば」というそば屋チェーン店にお世話になり、3年間の連載が終了すると同時に漫画家を辞め「名代辻そば」のバイトを始めるんです...
一色いたるさんの作品『内田さんは絶対にギャルじゃない!』(メディアファクトリー)中学の時、漫研で一緒だった成瀬くんが『最強GALリリちゃむ』が好きだったので、高校デビューでギャルになった内田さん。これで成瀬くんを振り向かせるつもり・・・だったのですが、見た目だけギャルで中身はオタクのままの内田さん。成瀬くんは外見も中身もギャルが好きなので、なかなか振り向いてもらえなく、ネイティブギャルの園崎さんに...
原作:渡辺ありささん 作画:東西さんの作品『スワイプ』(集英社)この作品なのですが、「パパ活」なんて自分には遠い世界・・・いけないとわかっているのに・・・・・・と「パパ活」に無縁な女性が1度始めたことにより抜けられなくなる・・・そんな話ばかりを描いたオムニバス作品です。例えば、彼氏に尽くすタイプの女性が友人に薦められたパパ活で、自分の存在を認めてくれる男性と出会い、彼氏と別れパパ活で自由を求めるよ...
宮田ナノさんの作品『すてきな退屈日和』(OVERLAP)フリーランスで校正の仕事をしながら小さな個人書店でも働く文月夏子。読書が好きで、夏が好き・・・そんな夏子さんの気ままなひとり暮らしの日常を描いたまったりとした日常系の作品です。何もない日常に感じても自分のしていることを意識すると、意外にもしていることが多いことに気づきます。例えばパンを食べる時に半分ずつ違う味のペーストを塗ることで(ジャム&チ...
原作:雪乃下ナチさん キャラクター原案:ちほさん 作画:松本蜜柑さんの作品『となりの魔王』(エンターブレイン)平凡な田舎で暮らす女子高生の瀬野夏織の隣の家に魔王と名乗る者が引っ越してきたのです。このあたりでは昔から魔王が現れ滞在する・・・といわれており、祖母も子供の頃に魔王が近くに住んでいたと・・・この魔王なのですが、人間界の暮らしには慣れておらず、お隣の夏織にここでの暮らすためのルールを教わるん...
宮崎摩那さんの作品『シノニム』(講談社)専門学校でぼっちの存在の矢野はクラスでどんなにバカにされても気持ち悪がられてもエロ漫画家で成功するのを夢見ていました。ある日、教室で1人でお弁当を食べようとお弁当の蓋を開けると中に小さな裸の女の子がいたのです。すると、この女の子が声をあげたため慌ててお弁当を持って教室から出て行ったのです。誰もいない所で再びお弁当をあけるとやっぱり裸の女の子がいるんです。幻覚...
市川ヒロシさんの作品『もくもくもくのキャン』(双葉社)スーパーで働く木野さんは全ての仕事を完璧にこなす敏腕店員。しかし、仕事の休みの日(木曜日と決めているようです)はひとりで黙々とソロキャンプを楽しんでいるんです。雨が降ろうが風が強かろうが、どんな状況でもキャンプを楽しむ木野さんを描いたキャンプコメディになっています。木野・・・と書いて「もくの」と読み、作品内では「もくもく」と作業する木野さんが描...
藤子・F・不二雄さんの作品『おとなになるのび太たちへ』(小学館)この作品なのですが、夢をかなえた10人の大人が『ドラえもん』を通じて子供たちに伝えたい・・・そんな話を選び、その話についての自らの気持ちを書いた書籍です。夢を叶えた10人・・・というのは声優、俳優、プロゲーマー・・・など、子供たちが憧れる職業をされている方ばかりで、選んだ話の中に就かれた職業に関わりがある感じでその話ののび太と自分を比...
水村友哉さんの作品『水ムーちゃんねる 隣の晩怖談』(小学館)この作品なのですが、作者である水村友哉さん自らの恐怖体験や知人などから聴いた恐怖体験、SNSから集めた恐怖体験、などをまとめた怪談漫画です。実際にあった恐怖体験だけあって、作られた怖さ・・・というのではなく、誰もが体験しうるような話ばかりで、リアルな怖さが伝わってきました。多少、霊感が強い人なら様々な心霊体験などをしたことあると思いますが...
とみさーさんの作品『おしえごと 同人教師と天才ギャル』(秋田書店)大学時代から同人活動している黒川幸は美術教師として西高校に赴任することに・・・この高校では美術一家で育った写実的な絵を描く天才的なギャルの美澄恋白がいて、今までは美術の授業にでなかったのですが、なぜか幸の授業には出てきたのです。まずは挨拶がわりに生徒たちに好きな物を描いてもらったのですが、恋白は誰よりも早く、誰よりも上手く描いたので...
原作:ヤースーさん 作画:杉作さんの作品『ボクとおば~のフシギな話』(リイド社)この作品なのですが、霊視芸人のヤースーさんが幼い頃に沖縄で住んでいた頃にフシギな体験をしたのを綴ったハートフルでノスタルジックな作品です。ヤースーさんの祖母は困った人たちの相談にのる沖縄の霊能者(ユタ)で両親が共働きをしていたので祖父母についていき、相談者の元にも行っていたのです。祖母がユタ・・・ということもあり、幼い...
えびはら武司さんの作品『まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」2』(復刊ドットコム)この作品なのですが、少し前に紹介した『まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」』の2冊目です。前作と同じようにマチコ先生の写真集のイラストなども収録されており、ファンなら買いの1冊だと思っています。えびはら武司さんって少年漫画の連載が終わってからも『まいっちんぐマチコ先生』の作品をどれだけ描いていたのでし...
くらのさんの作品『きょうのお昼はなんですか?』(講談社)ゲーム会社に勤める岡崎ユズルはコミュ障で人付き合いが苦手で頼まれた仕事も断れなく仕事に追われる社畜。そんなユズルの楽しみは自分で作ったお弁当を1人で食べることなのです。この日も社内の中庭?でお弁当を食べようとしていると、ゾンビのような動きで食べようとしたから揚げを奪っていった女性がいたのです。この女性・・・同じ会社で働く美人広報の坂上まりあで...
高瀬わかさんの作品『姉のともだち』(集英社)3歳年上の姉の月子が大学進学を機に実家を出ることになり、家事ができるから・・・と弟である五十嵐旭とふたり暮らしをすることになりました。この2人暮らしをしている部屋に姉の親友の日向子が毎日のようにやってくるんです。日向子は姉の月子と同じ大学に通っているのですが、学部が違い忙しく大学に通う月子に対し、そこまで忙しくない日向子と一緒にいる時間が長く、旭は彼女に...
原作:桂あいりさん 作画:西木田景志さんの作品『グラぱらっ!』(講談社)上京して5年・・・夢破れ就職にも失敗し、コンビニでフリーターとして働いている隅田忍はある日、コンビニで働いている時に推しのグラビアアイドルの葛木さくらがストーカーに追われていると助けを求めてきたのです。彼女のためにストーカーを撃破しようとするのですが返り討ちにあってしまい怪我をしてしまうんです・・・これがきっかけで連絡先を交換...
神山みみりさんの作品『隠したがりの同期くん』(集英社)筋肉好き(特に細マッチョ)の犬山かれんは職場でもちょっとした合間に目の保養・・・としてマッチョの雑誌を読んでいるんです。そんなかれんに注意をする同期の細川拓真はかれんが好きなマッチョとは真逆の文科系男子で、ただ、口うるさいだけの存在だったのです。ある日、同期たちで集まり飲むことになり、一緒に飲むことになったのですが、ちょっとしたハプニングがあり...