牛乳麦ご飯さんの作品『ボーイッシュ彼女が可愛すぎる』(スクエニ)子供の頃にちびっこクラブで知り合ってから幼馴染の大地(男)とあきら(女)は中学生の頃に付き合い初め、現在は高校1年生。あきらは女の子らしい可愛い格好が苦手で普段からボーイッシュな格好をしているのですが、文化祭で猫耳メイドのコスプレをしていたのを見て大地は可愛い・・・と思ってしまうんです。(2人は中学も高校も違うんです)大地はあきらに普...
戸部じろさんの作品『カシコイ』(講談社)超がつくほどドケチ(節約家?)の橋塚大牙は欲しい物に素直になれず買うか買わないか迷う性格で、欲しかった靴を買い逃してしまうんです。そんな時、偶然に出会った女性が欲しかった靴を買った本人(隅野羊)で、さらに偶然が重なり、同じアパートの隣の部屋に引っ越してきたのです。羊は大牙とは真逆で欲しい物は素直に欲しいと思い買う人間で、それが原因で借金をつくっており、借金取...
女子高生×日常に蠢く怪異 ホラーアンソロジーコミック 【アンソロジー】
アンソロジー作品『女子高生×日常に蠢く怪異 ホラーアンソロジーコミック』(メディアワークス)授業中や放課後、通学路や通学につかっている地下鉄・・・など、女子高生の日常を舞台にした場所で出会ってしまったり、起こってしまったりする恐怖を描いたホラーアンソロジーになっています。出版社がメディアワークスでタイトルにも「女子高生」と入っているのでやんわりとしたホラーなんじゃないの?なんて思いながら読んだのです...
キミ特! ~キミにも特撮映画が撮れる!!~ 【原作:水沢夢 作画:柚木涼太】
原作:水沢夢さん 作画:柚木涼太さんの作品『キミ特! ~キミにも特撮映画が撮れる!!~』(小学館)読者モデルのバイトをしている女子高生の富士見遥はSNSでバズるのが大好きなんだけれども、演技がヘタ・・・というか、表情をうまく出せなく、顔もスタイルもいいのに残念な評価しか得られないんです。読者モデルの方も表紙とかにも自分では表紙に選ばれてもいいのでは?なんて思っていてもこちらも選ばれることなく・・・あ...
OTOSAMAさんの作品『モンスターシュタイン』(講談社)10年前に人狼や魔女などの異形の存在と人間たちは争い、敗北を迎えようとしていました。その局面を打開したのはフランケンシュタイン博士が生み出した人間兵器だったのです。そして時は流れるのですが、人間たちは普通の暮らしをしているものの、村の外には人狼などの異形の存在がおり、村を守りながら暮らしているんです。そんな村に少女のヴィクと傷だらけの大男(...
こんちきさんの作品『くノ一桃果食べごろです?』(富士見書房)現代でも公的機関や企業で諜報活動をしたり、怖い組織の用心棒やフリーランスとしていろいろなところで活躍する女の忍者「くノ一」この作品なのですが、忍者を志す若者が集う「しのぶる忍者学校」でマイナーな忍者の里出身の桃果が剣や忍術で人を助けるくノ一を目指す忍者作品です。同じくくノ一を目指す女の子も多いのですが、忍術を教える教官は女なのですが、エロ...
危険地帯潜入 調査報告書 【著者:丸山ゴンザレス&村田らむ】
丸山ゴンザレスさん&村田らむさんの作品『危険地帯潜入 調査報告書』(竹書房)この作品なのですが、命がけでキケンな場所や事件などを丸山ゴンザレスさんが潜入取材し、それを村田らむさんが描くジャーナリズムの真髄が詰まったルポ作品です。丸山ゴンザレスさんの記事があったり、村田らむさんが描く4コマ漫画だったり・・・と、キケンなルポ記事なのですが、考えさせられたり笑えたりするのもありました。半分以上が世界のキ...
東村アキコさんの作品『まるさんかくしかく』(小学館)この作品なのですが、作者である東村アキコさんの半自伝作品です。『かくかくしかじか』では東村さんが漫画家になるまでを描いた自叙伝エッセイ漫画だったのですが、今回は小学生の頃の思い出を描いた作品になっています。『かくかくしかじか』で、東村さんが面白い考え方をしていたり、人とはちょっと違ったことをしていたり・・・と、東村さんの性格などがわかったのですが...
永山草司さんの作品『青春島 -僕の命を青春に捧ぐ-』(小学館)無木秋一の母親は2年前に再婚し、父親と妹の桃花と新しい家族が増えました。桃花の父親は教師をしており、桃花を連れて関東地方の南にある人工島「桜獄島」に行くことになったのです。この島は「絶対に青春できる島」と言われており、1年中、桜が咲いているんです。家族と離れて暮らしていた秋一だったのですが、この春からこの島に転校してきて、家族と一緒に暮...
芋一郎さんの作品『複雑な姉弟の4コマ』(メディアファクトリー)とあるオンラインゲーム内で恋愛を楽しんでいた2人がオフ会として顔を合わせたら姉弟だったのです。ゲーム内では弟が頼れるキャラで完全に姉の方が弟のキャラに惚れており、ゲーム内キャラが弟だとわかってもゲーム内キャラの方が優っており2人は姉弟以上の関係になってしまうんです。普段の暮らしではお互いいがみ合っている感じなのですが、ゲームを始めるとデ...
金沢真之介さんの作品『会社と私生活 -オンとオフ-』(スクエニ)入社して5年、仕事をそつなくこなしまわりからの評価もよい甘田奏太郎(男)は誰にも言えない休日の趣味を持っていました。それは・・・ロリータファッションで街に出たいと思っているんです。同じく入社して5年、仕事は完璧すぎてちょっと煙たがられている阪久明(女)も誰にも言えない休日の趣味を持っており、パンクな衣装で出かけたりするんです。この2人...
佐原玄清さんの作品『神隠しの楽園』(KADOKAWA)男子高校生の黒戸日向は2年前にいなくなってしまった妹を探しているのですが、日向に妹がいたという記憶を周囲の人間は持ってなく、妄想でシスコンを拗らせているだけと思っているんです。ある日、日向のクラスに美少女の白井下月が転校してきて、「妹の行方について知りたかったら放課後、図書室まで」と書かれた手紙を渡すのです。何か手がかりがあるのか・・・と図書室にやって...
しぴーさんの作品『ラスボスは逃げ出した▽』(芳文社)消失していた魔王の波動が最近になって再び漂い始めた世界、魔王が完全に復活する前に王様の命令により勇者が魔王討伐に向かうんです。しかし、魔王城にいる魔王は可愛い女の子で戦いを好まず、魔王城から逃げ出そうとするんです。そんな魔王城にも四天王と呼ばれる魔物もおり、魔王は守ってもらえる・・・と思っていたのですが、堕天使、妖狐、邪龍、死神たちもかなりのポン...
岸谷轟さんの作品『腐男子教頭は隠したい。』(講談社)新米教師の明石ゆりは仕事が遅い、生徒たちに信頼はない、先輩からふられた仕事を断れない、などと毎日のように教頭からの小言にストレスがたまるばかり・・・そんな時には同人BLを読んで癒しを得ているんです。ある日、癒しを求め、同人誌即売会に行き、推し作家の売り場に行くと、そこに教頭とよく似た人物が売り子をしていたのです。どっからどう見ても教頭だとわかり、...
実倉なるさんの作品『百雌繚乱 俺のアソコを狙う百人のメス』(少年画報社)大学の郷土料理サークルで次に行く予定だった地域にある郷土料理店が閉店になってしまい、次に行く地域を探すことにしていた時に望月悠真が孤島出身だということを思い出した悠真の彼女(相原美琴)はサークルの先輩たちと共に悠真の出身の百雌島へ郷土料理を探しに行くことに・・・百雌島に着いたのですが、島には人気が無く、サークルのメンバーたちは...
小原ヨシツグさんの作品『わたしはツマミをあきらめない!』(講談社)女子大生の五十鈴(20)はお酒が大好きで隣に住む同じ大学に通う日向と夜になると一緒にお酒を飲みだします。ただ・・・大学生・・・ということで、バイとはしているもののそこまで自由に使えるお金はなく・・・お酒を買うとツマミを買うお金が無いんです。それでもツマミが欲しくて大学を休んで潮干狩りに行ったり、川でサワガニをとったりして、ツマミにし...
茶んたさんの作品『サチ録 ~サチの黙示録~』(集英社)天使と悪魔が人類を存続させるか滅亡させるかという話し合いをしているのですが毎度のように話し合いが進展せず、例年通り「人間神判」で決めることになるんです。「人間神判」とは選ばれた人類代表を天使と悪魔の代表が一定期間 監視し、人類を存続させるか滅亡させるか決める審査なのです。この「人間神判」に選ばれたのが小学1年生の上野サチ 6歳だったのです。サチは...
宇田川うた子さんの作品『実話 不可解談喫茶』(ぶんか社)いつも通っていた道で見つけた喫茶店。「あれ?こんなところにカフェなんてあったっけ?」・・・と女性が店に入ってみるとイケメンの店主がいて、自身が体験した怖い話や不思議な話をしてくれればサービスすると言ってきたのです。この店にいた女性を含めた3人のお客がそれぞれ体験した不思議な話をすると、サービスとしてケーキを出されたのです。そして3人が店を出る...
山本さほさんの作品『きょうも厄日です』(文藝春秋)この作品なのですが、作者である山本さほさんが実際に体験したトラブルなどを漫画にしたハプニングコミックです。人間生きていると様々なハプニングがあったり、トラブルに巻き込まれたりすると思います。そういった出来事・・・って忘れたいのがほとんどだと思うのですが、山本さんはそういったハプニングをネタにして笑いに変えているのはある意味すごいことだと思います。そ...
ご飯にする?お風呂にする? 小夏と美冬の秘密の関係 【著者:萌まるこ】
萌まるこさんの作品『ご飯にする?お風呂にする? 小夏と美冬の秘密の関係』(KADOKAWA)バリバリに仕事ができる上司の秋山美冬と入社3年のOLで美冬の部下の春野小夏は仕事終わりの「秘密の会合」で絆を深めているんです。この「秘密の会合」というのは、一緒に美味しい食事をし、大きなお風呂に入る・・・ただそれだけの会合なのですが、2人にとって仕事の疲れをとり、明日への活力をつけるための会合なのです。・・・といっ...
高山としのりさんの作品『時先生は着替えたい』(日本文芸社)性格がキツく、無愛想で趣味は“服”と言いながらもそこまでオシャレに見えなく、生徒たちからは「残念美人教師」と呼ばれている美人女教師の四十八時。ある日、エロ本を持ってきた生徒たちに放課後に旧校舎の備品整理を一緒にするように・・・と伝えるのですが、生徒たちは現れず・・・時はひとりで備品整理をしていると、新品のブルマを見つけるんです。学生時代にはブ...
ヒナユキウサさんの作品『ゆゆのゆ!』(メディアワークス)おばあちゃんが経営していた銭湯を復活させるため、高校入学を機に育った土地に戻って来た星名柚結。クラスでの自己紹介の時に一緒に銭湯で青春しようと呼びかけると、小学校の時に幼馴染だったかぐややその友達などが協力してくれることに・・・しかし、思っている以上にボロボロな銭湯を修理するにはかなりの労力がいるのですが、協力してくれる人たちと一緒に女子高生...
こだまはつみさんの作品『この世は戦う価値がある』(小学館)社会人3年目の伊東紀理は職場のパワハラ、セクハラにあっているだけでなく、彼氏のモラハラにもあっており、「人の役に立ちたい」その思いで頑張ってきたのですが、精神が崩壊寸前まできていました。そんな時に1枚のカードを手にしたことで、今までの自分を変えようと思ったのです。そのカードとは・・・「臓器移植登録カード」で、これを持っていることにより、自分...
原作:珪素さん 作画:杠憲太さんの作品『アウトレイジョウ』(白泉社)良家のお嬢様が通う涼玲館高校で林間学校があり、大型バスでの移動中、その中の1台が土砂崩れに巻き込まれ崖から転落してしまうんです。しかし、バスに乗車していたお嬢様たちは怪我などはしたものの全員が無事だったのですが、崖下にあった倉庫で槻広会と中杉組の抗争が行われており、現場にいた2つの暴力団の全員が犠牲になったのです。この事故に遭った...
あかちひろさんの作品『この関係は合法です!』(講談社)10年前に父親が再婚することになり、4つ歳の離れた妹(杏珠)ができた桜井洸太は妹の面倒をみているうちにシスコンになってしまい、大学進学を気に妹離れをしようとひとり暮らしをすることにしたのです。ある日の帰りに駐輪場で女の子が雨宿りしているのを見かけ声をかけると「おなかすいた・・・」と倒れてしまったので、仕方なく部屋に連れていき食事させたのです。お...
原作:冷涼富貴さん 作画:玖珂ツニヤさんの作品『コイビトスワップ』(双葉社)緑川祐介は好きだった幼馴染の吉岡佳世に高校進学を機に告白し付き合うことになました。しかし、長年幼馴染だったからなのか、一歩進んだ付き合い方ができず、3ヶ月ぐらいで避けられ始めるんです。そして男と仲良さげにカラオケから出てきたのを見てしまい、佳世が浮気しているのだと確信したのです。こんな気持ちになるなら幼馴染のままでいれば良...
原作:COVEさん 作画:つくはさんの作品『ゴクイッテン』(講談社)20XX年、致死率90%を超える新型のウイルスが世界中で猛威を振るい人々を恐怖に陥れました。しかし、この感染対象が『Dカップ以上の女性』に限られていることが判明し、某国政府は感染拡大を恐れ『巨乳隔離法』を制定し巨乳の女性は海上にある「SICS」という施設に隔離されるようになったのです。そんな某国に女性に間違われるほどの中世的な見た...
春露彗さんの作品『夜空のふたりキャンプごはん』(芳文社)キャンプと星空撮影が趣味な男子高校生の古川拓海はキャンプで困っていたOLの桃香を助けたことで、一緒にキャンプをする仲になるんです。桃香は料理が好きで、キャンプでも本格的な料理をするのですが、ちょっと天然な部分もあったりし、何かを忘れてきたり、ポカをしたりするんです。・・・といった感じで男子高校生と料理好きで天然なOLが一緒にキャンプするグルメ...
腐男子上司・伊佐木さんとの腐思議な恋 【著者:みなりふうりん】
みなりふうりんさんの作品『腐男子上司・伊佐木さんとの腐思議な恋』(スクエニ)OLをしながらBL同人誌作家をしている隠れ腐女子の片岡結は仕事に支障が無いように原稿を描いていました。ある日、同じ職場の腐女子の日下明菜に頼まれた原稿を職場に持って行き渡そう・・・と思っていたのですが、上司で普段から怖いと噂されている伊佐木真都に頼まれた企画書と間違えて自分の描いたBL同人誌を見せてしまうのです。慌てて企画...
禍話 SNSで伝播する令和怪談 【原作:かぁなっき 作画:大家】
原作:かぁなっきさん 作画:大家さんの作品『禍話 SNSで伝播する令和怪談』(KADOKAWA)この作品なのですが、ネットラジオで夜な夜な怪奇話を語る「禍話」で語らられた11の話を漫画化した作品です。「禍話」で紹介されているのは全て実話で、リアルに描かれており、かなり怖い怪談になっています。また、実話・・・ということで、場所なども特定できるのでは?なんて感じで描かれているのですが、この作品の「禍話」とはとい...
星井さえこさんの作品『おりたたみ自転車と旅しています』(KADOKAWA)以前にこの作品の前作である『おりたたみ自転車はじめました』を読んで、折りたたみ自転車を持って電車に乗り、知らない町を自転車で走るのもいいなぁ~なんて思うほどの良作だったので、その続編も読んでみました。前作では星井さえこさんの住む近辺が多かったのですが、今回は日本全国の観光地を巡っておられ、折りたたみの自転車で旅行を堪能されていました...
やじまさんの作品『ねこに転生したおじさん』(エンターブレイン)普通のサラリーマンのおじさんがある日突然・・・ねこに転生してしまったのです。どうしてねこになってしまったのかわからないのですが、ねこの姿で街中を歩いていると、知らない人にエサをもらったり、同類(ねこ)に優しくしてもらったり、人間の時にはしてもらえなかったことを喜ぶんです。そして、一番の驚きは人間の時に厳しかった社長と出会うのですが社長は...
たんけん はっけん ぼくの異世界エルフさん 【著者:はだしのケンジ】
はだしのケンジさんの作品『たんけん はっけん ぼくの異世界エルフさん』(小学館)職場と家との往復しかしていない社畜サラリーマンの天野はこの日も疲れ切った状態で帰ってきてお風呂を沸かし、湯加減を確かめていると浴槽からブクブク・・・と泡が出てきたかと思うと、裸の女性が現れたのです。天野は疲れ切っていて頭の中で「おっぱい」「おっぱい」と呪文のように唱えていたのが現実になったのか・・・と思ったのですが、我に...
的場りょうさんの作品『限界独身女子(26)ごはん』(メディアファクトリー)ひたすら生真面目に生きてきた柊美夜子(26)は他人の要求に応え続け、社会に出て3年で精神が崩壊してしまい会社を辞めてしまい、引きこもり生活に・・・今はやる気も無く、部屋でダラダラとしている生活をしているのですが、生きているのでお腹はすいてしまうんです。自炊もする気もおこらず、コンビニでカップ麺を買ってそれを食べるだけのような...
宇崎ちゃんは遊びたい! If 宇崎家コミックアンソロジー 【原作:丈 編集:ドラドラシャープ#編集部】
原作:丈さん 編集:ドラドラシャープ#編集部の作品『宇崎ちゃんは遊びたい! If 宇崎家コミックアンソロジー』(富士見書房)この作品なのですが、タイトルからもわかるように『宇崎ちゃんは遊びたい!』のアンソロジーで、今回はヒロインの宇崎花・・・ではなく、宇崎家の家族を中心としたアンソロジーです。普通、アンソロジーといったら主人公やヒロインをメインに話が作られているのが多いのですけど、脇役・・・というか...
原作:中西鼎さん 作画:あきまさんの作品『少女Null』(集英社)23世紀の東京では人間が義人というロボットを奴隷化する世界で人間たちはそれが当たり前と思っていました。しかし、義人にも意思があり、改造により奴隷として従わせていたことをしったリアハという少年の父親は特殊公安警察に殺されるのですが、逃げ伸びたリアハは義人が普通に暮らせる世界を作ることを父親と一緒にいた義人のニンギョと約束するんです。そ...
九駄礁太さんの作品『ぎゃるアシ』(講談社)高校では目立たなく空気みたいな存在の三江は実は『パンチラファイトクラブ』という漫画を連載しているプロの漫画家をしているんです。編集からアシスタントがみつかったと連絡があり、仕事場で待機していると、現れたのは同じクラスで人気者のギャルの富松だったのです。まさか同じクラスのギャルが来るとは思わなかったのですが、本当に仕事ができるのかどうパソコンで描かせてみると...
原作:樋渡りんさん 作画:もりちかさんの作品『うるしうるはし』(秋田書店)漆を使いさまざまなものを作る「漆芸家」を目指す高校3年生の金山海尋は、ある日、考え事をしていて眠れずにいたので、明け方(朝の4時ごろ)に外へと出ていったのです。神社へ歩いていくと、女性がベンチに座っているなぁ~と歩いていると、つまづいて転んでしまい、膝から血が流れだしたのです。それに気づいた女性は海尋の側までき、ハンカチを手...
とにかく女の子が攻めてくる!アンソロジーコミック 【アンソロジー】
アンソロジー作品『とにかく女の子が攻めてくる!アンソロジーコミック』(メディアワークス)この作品なのですが、タイトル通り、攻めてくる女の子を描いたちょっとエロいアンソロジーになっています。普段は目立たなかったり清楚だったりする女の子が何かをきっかけに気になる男の子にエロい攻め方で迫ってくるんです。その相手が教師、地味な男の子、真面目な茶道部員、気の弱い男の子・・・とタイプが違う男の子に女の子が攻め...
鳩胸つるんさんの作品『接客無双』(集英社)シャッター街と化した商店街で店を開いている町中華の「あじまる」でお客さんが来ないと嘆いている味丸れんげとその父親の厳。ジッとしていても仕方がない・・・とれんげはチラシを配りに行こうと外に出てみるとお腹を空かせて倒れている男を見つけるんです。可哀そうに・・・とテーブルに案内した厳は何も言わずにタンメンを作って出したのです。するとこの男(ナスノスケ)はラーメン...
御眼鏡さんの作品『この世はガマンが多すぎる!』(メディアワークス)アラサーで独身のOL 新房詩乃は仕事のストレスなどを発散させるために暴飲暴食、ガチャ課金・・・など、ちょっと自堕落な生活をしているんです。しかし、職場の健康診断で飲酒を控えるように・・・メタボリックシンドローム予備軍なので食べ過ぎないように・・・などといったガマンを強いられるんです。毎日のように飲んでいたお酒をすぐには止められるわけ...
倉一ひやさんの作品『百鬼調書 怪異調査はこちらまで』(メディアファクトリー)本庁からS市の防災対策事業を行う地域環境調査課に移動となった榊はここで高校時代の先輩 椚と再会し、バディを組むことになったのですが、ただ、榊はこの移動はあまり望んでいなく・・・地域環境調査課というのは建前で、本当は怪異専門の調査機関で、霊感の強い榊はうってつけの機関なのですが、オバケに怖がったりするんです・・・・・・といった...
こだぬきと領主さまの物語 ~女神さまの御座す国~ 【原作:雨宮とうり・玖珂つかさ 作画:栗崎きんぐ】
原作:雨宮とうりさん・玖珂つかささん 作画:栗崎きんぐさんの作品『こだぬきと領主さまの物語 ~女神さまの御座す国~』(スクエニ)女神様が御座す森のある自然豊かな森と湖の国の麓にあるお屋敷で暮らすらラーシュ(領主様)はある日、森の木で降りられないタヌキを見つけ下ろしてやるんです。このタヌキはお礼をしたい・・・と、森で一番おいしい木の実を持って恩返しに屋敷にやってくるのですが、ラーシュにはそれが伝わらな...
福本伸行さんの作品『二階堂地獄ゴルフ』(講談社)桜武カントリー倶楽部で26歳でキャディーとして働き始めた二階堂進。ゴルフの経験は全くなかったのですが、理事長のすすめでクラブを握ってみたところ、素人とは思えぬ打球を打ったことで才能を感じた理事長が練習をさせ、プロテストを受けさすことに・・・クラブを握って半年なのに、プロテストの最終まで残ったのですが、最終ホールの最後のパットでしくじってしまい、試験に...
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牛乳麦ご飯さんの作品『ボーイッシュ彼女が可愛すぎる』(スクエニ)子供の頃にちびっこクラブで知り合ってから幼馴染の大地(男)とあきら(女)は中学生の頃に付き合い初め、現在は高校1年生。あきらは女の子らしい可愛い格好が苦手で普段からボーイッシュな格好をしているのですが、文化祭で猫耳メイドのコスプレをしていたのを見て大地は可愛い・・・と思ってしまうんです。(2人は中学も高校も違うんです)大地はあきらに普...
中浦トモキさんの作品『上野くんは開発済み』(講談社)中学時代、下山地咲、右近つぼみ、左川花菜子の女子3人にイジメられていた上野空。最初は普通のイジメだったのですが、エスカレートしていき、性的なイジメにまで発展していったんです。中学を卒業し、イジメから開放された上野だったのですが、高校になって自慰をするも性的なイジメで得た快感を忘れられず、あの頃から1度も射精をしたことがないんです。そんな上野は大学...
稲空穂さんの作品『特別じゃない日 はたらく理由』(実業之日本社)『特別じゃない日』も今回で5作目・・・このシリーズなのですが、毎回、何かのテーマでアパートの住人やその周辺で暮らす人々の何気ない日常が描かれておりほっこりする作品なんです。今回は「働く(仕事)」をテーマにこの作品に登場する人々の仕事に関する考え方や思い、またお年寄りの夫婦は定年後の考え方などが描かれており、ちょっと考えさせられる作品で...
ましましさんの作品『本日の卜部さんと』(双葉社)この作品なのですが、前作の『本日の卜部さん』ではヒロインの卜部ハルナが「本日」の一文とともにSNSにアップする感じであげられるイラスト漫画だったのですが、今回はちょっと違ってストーリー漫画として描かれています。お酒好き、煙草好き、コスプレ好き・・・と、ちょっと変わった社会人の卜部ハルナ。自由奔放に暮らしているのですが、何故か後輩の木下くんが巻き込まれ...
本田優貴さんの作品『ファミリープラン』(白泉社)結婚して1年の優介と綾乃。マイホームは欲しいけれども中古で・・・子供もできたら1人は欲しい・・・と、高望みはせずに幸せに暮らせればと思っていました。ある日、2人は日帰りトレッキングツアーに参加したのですが、そこで猿を見つけ写真を撮るために立入禁止の場所へ入っていったところ、お金が落ちているのを見つけるんです。そしてその近くに血の付いたお金が入ったカバ...
ゆでたまごさんの作品『キン肉マン 読切傑作選2015-2023』(集英社)昭和の時代から連載が続いているゆでたまごさんの作品『キン肉マン』(『Ⅱ世』の連載などもあり休載期間もありましたが)最近では、新シリーズがアニメ化となり、今までのファンだけでなく、若者にも支持され、不動の人気を誇る作品です。その『キン肉マン』の読み切り作品を集めた傑作選になっています。今まであまり目立たなかったキャラが読み切りで...
雁木万里さんの作品『妹は知っている』(講談社)職場では影の薄い三木貴一郎は地味で目立たなく、つまらない存在なのですが、実はラジオでは伝説と言われるフルーツパフェという「ハガキ職人」なんです。そのことを知っているのは三木の妹で人気アイドルグループに所属している美貴だけなんです。兄の貴一郎の面白さを他にも知ってもらいたいと思うのですが、そういった機会がなく・・・美貴が参加したバラエティの大喜利に貴一郎...
かぜぱなさんの作品『ナカ●シ姉妹のヘン●イ記録』(ブシロードワークス)大学に進学しひとり暮らしを始めた真面目な大学1年生の仁井戸秋歩の部屋に転がり込んできたニートの姉の夏奈。夏菜は働かず、実家を追い出されひとり暮らしをしている秋歩の部屋に転がり込むような形でやって来たのですが、ある日、爆乳の借金取りの千房千代が現れ、夏奈に借金があることを知らされるんです。千代が働いている会社では借金をした人物への返...
藤田丞さんの作品『大人になれない僕らは』(講談社)不登校気味な野中葵はある日、7月7日という同じ日を過ごしていることに気づくんです。(タイムループしているんです)他の生徒たちはその事に気づいていなく、授業を出ずに地学準備室で時間をつぶすようになるんです。ある日、いつものように地学準備室に行くと、(・・・といっても7月7日というのは変わらないのですが)同じ学校に通い、グラビアモデルをしている一ノ瀬真...
たびれこさんの作品『ベイビー車中ハッカーズ』(集英社)子供の頃、風景カメラマンだった父親と一緒に写真を撮りに様々な場所に連れて行ってもらい自然を感じながら車内泊をしていた夜凪富士。父親には免許を取ったら自分が運転していろんな場所で車内泊をしよう・・・と約束していたのですが、5年前に父親は死んでしまい約束が守られることはなく・・・そんな富士は高校生になっても父親との思い出が忘れられず、庭に停めてある...
喜国雅彦さんの作品『嗜好機械の事件簿』(日本創元社)この作品なのですが、実際にあるミステリー小説を喜国雅彦さんらしいギャグテイストをくわえた読み応えあるパロディ作品です。そこまでミステリー小説を読んでいるわけではないのですが、話のタイトルを見て「あぁ~、あの作品のパロディね」というのがわかりました。そこまでミステリー作品を読んでいない僕でも知っている作品が半数ぐらいあったので(タイトルだけ知ってい...
たろさんの作品『浦さんちのロスタイム』(講談社)仕事ばかりしていた浦(苗字だけしか描かれてないんです)は定年を迎え妻と普通に暮らしていたのですが、半年後、妻が先に亡くなってしまうんです。その1年後、疎遠になっていた娘が交通事故で亡くなり、ほとんど会ったことの無い孫娘の二子(ニコ)を引き取り一緒に暮らすことになるのですが、今まで娘の面倒も妻に任せっぱなしだったため、どのように接していいのかわからなう...
東京日記さんの作品『まず、これを愛とします。』(扶桑社)この作品なのですが、実際にあってもおかしくないような・・・そんなリアルな男女の恋愛ショートストーリーがたくさん詰まった作品集になっています。男も女も自分中心なことを考え、愛を語ったりしているのですが、オチに毒があるブラックな話が多く、見事にハマってしまいました。大人の「好き」には裏があり、その言葉に騙される男も女も可哀そうではあるのですが、こ...
鳩野マメさんの作品『はだかで恋を語る仲』(講談社)いつものように和樹が夜の遅い時間に銭湯に行くと幼馴染で初恋だった真結が6年ぶりに地元に帰ってきていて銭湯の番台にいたんです。久しぶりなので話をしていると営業時間が終了になり、真結は女湯から掃除を始めるからゆっくりと男湯に入っているといいよ・・・と言われ昔の事を思い出しながら湯舟に使っていると女湯からさっきの続きで話しかけてきたんです。話が聞きづらく...
原作:桑名定理さん 作画:伊丹さんの作品『伽藍堂のガラクタたち』(講談社)マッチングアプリで婚活中の35歳の鴨居耕作なのですが、女性と会う約束をしても期待外れの容姿や学歴などからなかなか本気で付き合ってくれる女性と出会えないんです。この日も女性にフラれ、街中を彷徨っている時に、古物商「がらくた伽藍堂」という看板を見てまるで自分(がらくた)のようだ・・・と入るんです。そこには商品が何にもなく、カウン...
児島青さんの作品『本なら売るほど』(エンターブレイン)本が好きで脱サラし、古本屋を始めた店主の男性。(店の名前はあるのですが店主の名前が書いてないんです)6年も続けているとカウンターで座っているだけで店内に入って来た人が本を買う、買わない・・・とわかるように・・・ただ、本が好きで始めた古本屋なのですが、本好きには辛い現実を突きつけられるんです。買取に関してはお客さんが持ってくる、または出張で買い取...
原作:やがみさん 作画:真昼てくさんの作品『僕の殺人計画』(KADOKAWA)子供の頃からミステリー小説ばかり読んできた立花涼。インターネットが普及してからは世界中のあらゆる未解決事件をも読み漁り人の奇異な死に魅了されるようになりました。しかし、こんなことを知っていても社会じゃ何の役も経つわけでもなく・・・就職したのは小さな出版会社で文芸部に配属され今まで得た知識を活かして作者とともに最高のミステリー小説...
犬山スケッチさんの作品『柴犬ぽんちゃん、今日もわが道を行く』(KADOKAWA)作者である犬山スケッチさんが犬を飼い10年・・・ぽんたとの出会いからいつもの日常風景をキレイな水彩調で描かれた癒しいっぱいの犬のコミックエッセイです。犬が普段しているような仕草や行動をありのまま描かれており、多分、犬を飼っている人なら「うちの犬も同じことする~」と共感をもてるような感じになっています。あと、犬って突拍子もない行...
アカイイトさんの作品『怪獣デストラクション』(講談社)名もなき小さな村で仲良く暮らす子供たち・・・この村ではなぜか大人はいなく、年長の少年ホタルと少女のアリスタが年下の子どもたちの面倒をみていたのです。この村なのですが山神と呼ばれる怪獣が出現するだけでなく、子供たちも15歳までに怪獣化してしまう・・・という、不思議な村だったのです。怪獣になった子供は観察者という組織によりとある建物内に連れていかれ...
アンソロジー作品『ビッチで巨乳な女の子がいっぱい!アンソロジーコミック』(メディアワークス)この作品なのですが、タイトル通り、巨乳な女の子がいっぱい登場するだけでなく、あきらかにビッチ・・・ってわかるギャルから地味で真面目な女の子が隠れビッチだったり・・・と、ビッチな巨乳女の子ばかりの話が詰まったアンソロジーです。ヤンキーで巨乳の女の子が口元にコンプレックスを持っている「お前のソコがいい・・・。」...
磯本つよしさんの作品『エルフとバイクと帝国地理調査員と』(少年画報社)大戦により地形が大きく変わってしまいエルフのノノアと相棒のカゴーの2人は帝国地理院の調査員としてバイクで地方の街道沿いを調査し地図を更新する仕事をしているんです。しかし、この調査は危険な地域ばかりで、ゴブリンや巨人やアンデッドなど異世界の住人たちが襲い掛かってきたりするんです。バトル系の作品ではないため、異世界の住人たちからバイ...
光晴ねねさんの作品『ギャルと社畜』(ブライト出版)女子大生でギャルの富士鷹静乃はオンラインゲームでサポートしてくれるカズミという人が気になりSNSでも繋がりオフ会をすることに・・・名前から女性だと思っていたのですが、待ち合わせ場所に現れたのはちょっと冴えない男性の茄子一三(なすかずみ)だったのです。また、一三もタカシと名乗っていたので相手は男性だと思っていたのです・・・名前だけでお互いが同性だと思...
白野アキヒロさんの作品『しゅがー・みーつ・がーる!』(芳文社)ヤクザの娘の佐藤カンナは見かけもヤンチャで舎弟もいるほどの女子高生で甘い物なんて絶対に食べないだろう・・・とまわりから思われているのですが、実は超甘党で隠れて甘い物を食べているんです。大企業の令嬢の望月美都は見た目も完璧なお嬢様でクラス委員長もこなす誰にでも優しく接しており、まわりからは甘い物が大好きなんだろうなぁ~なんて思われているの...
道雲葵さんの作品『クールなふたりは見かけによらない』(祥伝社)子供の頃から凛々しい顔立ちとオーラで神童になるのでは・・・と思われていた多田野はそのままの容姿で成長を続け社会人になるのですが、子供の頃からドジで失敗の繰り返し・・・この日も取引先を怒らせてしまっただけでなく、氷鷹社長にぶつかりコーヒーをかけてしまったのです。落ち込んでいてもお腹はすく・・・ということで、帰りにスーパーに寄ったのですが、...
原作:かみながしじま制作委員会 作画:蒼月たかしさんの作品『かみながしじま ~輪廻の巫女~』(講談社)非対称型オンラインホラーアクションアプリとして人気の『かみながしじま ~輪廻の巫女~ 』のコミカライズです。日本海に浮かぶ人口千人もいない小さな島で神社の娘として高校に通いながら巫女をしている天音みこ。文化祭の前日に父親から叔母の家に行くと言われ父親と弟の拓と3人で車で移動中、父親に異変が起き事故を起...
原作:西村西さん キャラクター原案:TAPI岡さん 作画:林ふみのさんの作品『名代辻そば異世界店』(KADOKAWA)大学を卒業すると同時ぐらいに漫画家としての週刊連載をするようになった初代雪人だったのですが、過酷な漫画家生活に疲れ果てていた頃にいつも温かいそばを食べさせてくれる「名代辻そば」というそば屋チェーン店にお世話になり、3年間の連載が終了すると同時に漫画家を辞め「名代辻そば」のバイトを始めるんです...
一色いたるさんの作品『内田さんは絶対にギャルじゃない!』(メディアファクトリー)中学の時、漫研で一緒だった成瀬くんが『最強GALリリちゃむ』が好きだったので、高校デビューでギャルになった内田さん。これで成瀬くんを振り向かせるつもり・・・だったのですが、見た目だけギャルで中身はオタクのままの内田さん。成瀬くんは外見も中身もギャルが好きなので、なかなか振り向いてもらえなく、ネイティブギャルの園崎さんに...
原作:渡辺ありささん 作画:東西さんの作品『スワイプ』(集英社)この作品なのですが、「パパ活」なんて自分には遠い世界・・・いけないとわかっているのに・・・・・・と「パパ活」に無縁な女性が1度始めたことにより抜けられなくなる・・・そんな話ばかりを描いたオムニバス作品です。例えば、彼氏に尽くすタイプの女性が友人に薦められたパパ活で、自分の存在を認めてくれる男性と出会い、彼氏と別れパパ活で自由を求めるよ...
宮田ナノさんの作品『すてきな退屈日和』(OVERLAP)フリーランスで校正の仕事をしながら小さな個人書店でも働く文月夏子。読書が好きで、夏が好き・・・そんな夏子さんの気ままなひとり暮らしの日常を描いたまったりとした日常系の作品です。何もない日常に感じても自分のしていることを意識すると、意外にもしていることが多いことに気づきます。例えばパンを食べる時に半分ずつ違う味のペーストを塗ることで(ジャム&チ...
原作:雪乃下ナチさん キャラクター原案:ちほさん 作画:松本蜜柑さんの作品『となりの魔王』(エンターブレイン)平凡な田舎で暮らす女子高生の瀬野夏織の隣の家に魔王と名乗る者が引っ越してきたのです。このあたりでは昔から魔王が現れ滞在する・・・といわれており、祖母も子供の頃に魔王が近くに住んでいたと・・・この魔王なのですが、人間界の暮らしには慣れておらず、お隣の夏織にここでの暮らすためのルールを教わるん...
宮崎摩那さんの作品『シノニム』(講談社)専門学校でぼっちの存在の矢野はクラスでどんなにバカにされても気持ち悪がられてもエロ漫画家で成功するのを夢見ていました。ある日、教室で1人でお弁当を食べようとお弁当の蓋を開けると中に小さな裸の女の子がいたのです。すると、この女の子が声をあげたため慌ててお弁当を持って教室から出て行ったのです。誰もいない所で再びお弁当をあけるとやっぱり裸の女の子がいるんです。幻覚...
市川ヒロシさんの作品『もくもくもくのキャン』(双葉社)スーパーで働く木野さんは全ての仕事を完璧にこなす敏腕店員。しかし、仕事の休みの日(木曜日と決めているようです)はひとりで黙々とソロキャンプを楽しんでいるんです。雨が降ろうが風が強かろうが、どんな状況でもキャンプを楽しむ木野さんを描いたキャンプコメディになっています。木野・・・と書いて「もくの」と読み、作品内では「もくもく」と作業する木野さんが描...
藤子・F・不二雄さんの作品『おとなになるのび太たちへ』(小学館)この作品なのですが、夢をかなえた10人の大人が『ドラえもん』を通じて子供たちに伝えたい・・・そんな話を選び、その話についての自らの気持ちを書いた書籍です。夢を叶えた10人・・・というのは声優、俳優、プロゲーマー・・・など、子供たちが憧れる職業をされている方ばかりで、選んだ話の中に就かれた職業に関わりがある感じでその話ののび太と自分を比...
水村友哉さんの作品『水ムーちゃんねる 隣の晩怖談』(小学館)この作品なのですが、作者である水村友哉さん自らの恐怖体験や知人などから聴いた恐怖体験、SNSから集めた恐怖体験、などをまとめた怪談漫画です。実際にあった恐怖体験だけあって、作られた怖さ・・・というのではなく、誰もが体験しうるような話ばかりで、リアルな怖さが伝わってきました。多少、霊感が強い人なら様々な心霊体験などをしたことあると思いますが...
とみさーさんの作品『おしえごと 同人教師と天才ギャル』(秋田書店)大学時代から同人活動している黒川幸は美術教師として西高校に赴任することに・・・この高校では美術一家で育った写実的な絵を描く天才的なギャルの美澄恋白がいて、今までは美術の授業にでなかったのですが、なぜか幸の授業には出てきたのです。まずは挨拶がわりに生徒たちに好きな物を描いてもらったのですが、恋白は誰よりも早く、誰よりも上手く描いたので...
原作:ヤースーさん 作画:杉作さんの作品『ボクとおば~のフシギな話』(リイド社)この作品なのですが、霊視芸人のヤースーさんが幼い頃に沖縄で住んでいた頃にフシギな体験をしたのを綴ったハートフルでノスタルジックな作品です。ヤースーさんの祖母は困った人たちの相談にのる沖縄の霊能者(ユタ)で両親が共働きをしていたので祖父母についていき、相談者の元にも行っていたのです。祖母がユタ・・・ということもあり、幼い...
えびはら武司さんの作品『まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」2』(復刊ドットコム)この作品なのですが、少し前に紹介した『まいっちんぐマチコ先生「お宝!コレクション」』の2冊目です。前作と同じようにマチコ先生の写真集のイラストなども収録されており、ファンなら買いの1冊だと思っています。えびはら武司さんって少年漫画の連載が終わってからも『まいっちんぐマチコ先生』の作品をどれだけ描いていたのでし...
くらのさんの作品『きょうのお昼はなんですか?』(講談社)ゲーム会社に勤める岡崎ユズルはコミュ障で人付き合いが苦手で頼まれた仕事も断れなく仕事に追われる社畜。そんなユズルの楽しみは自分で作ったお弁当を1人で食べることなのです。この日も社内の中庭?でお弁当を食べようとしていると、ゾンビのような動きで食べようとしたから揚げを奪っていった女性がいたのです。この女性・・・同じ会社で働く美人広報の坂上まりあで...
高瀬わかさんの作品『姉のともだち』(集英社)3歳年上の姉の月子が大学進学を機に実家を出ることになり、家事ができるから・・・と弟である五十嵐旭とふたり暮らしをすることになりました。この2人暮らしをしている部屋に姉の親友の日向子が毎日のようにやってくるんです。日向子は姉の月子と同じ大学に通っているのですが、学部が違い忙しく大学に通う月子に対し、そこまで忙しくない日向子と一緒にいる時間が長く、旭は彼女に...
原作:桂あいりさん 作画:西木田景志さんの作品『グラぱらっ!』(講談社)上京して5年・・・夢破れ就職にも失敗し、コンビニでフリーターとして働いている隅田忍はある日、コンビニで働いている時に推しのグラビアアイドルの葛木さくらがストーカーに追われていると助けを求めてきたのです。彼女のためにストーカーを撃破しようとするのですが返り討ちにあってしまい怪我をしてしまうんです・・・これがきっかけで連絡先を交換...