~Yside~「いやぁ、これは大きい」「そりゃ詰まるわけだな、うん」ぽっこり♡、なんて緊張感のない音で突如として現れたのはでっかい鈴カステラそれに押し潰されるようにチャンミンも一緒に現れた!!何がどうなったんだかさっぱりわからないが、コロコロと転がるその体をはっしと受け止めた状況が掴めないのか大きな瞳をくるくるとさせる鈴カステラああ、本当に無事で良かった!!ヒチョルとイェソンはしきりに感心してその鈴カス...
~Yside~「あー正直俺も戸惑ってるんだけどさ、頭から離れてくれないんだよ」「え?///」「ここ最近、ずっとチャンミンの事ばっか考えてる」「!!!!///」我ながらすげーかっこ悪い告白になっちまった、でもあれこれ飾り立てた言葉とか苦手だし正直な気持ちを話すのが一番だと思うし!!真っ赤になってコクコクと頷く君、じっと見つめれば慌てて視線を逸らすから握った手に力を込めるだって今にも逃げ出してしまいそうで……「ユ...
~Cside~どーーーーん!!!!突然鈴カステラが雨のように降り注いだと思ったら、何かが落ちてきて目の前が真っ暗になった暗闇の中恐る恐る目を開けてみると、なんだか甘い香りが漂ってザラリと頬に当たる感触!!こ、これってまさか………砂糖?何かが僕の周りにあって動けないけど、とにかくここから脱出しなくっちゃ!!手探りで扉を探すけど当然見つからない、あれ?確かこっちから入ってきたはず……ああ、もう………真っ暗でなにも...
~Cside~「じゃ、俺たちはここで、後は上手くやれよ」「じゃあね、チャンミン」4人で一頻り焼肉を食べた後、何故かドンヘさんとキュヒョンは肩を組んで夜の街に消えていったさっきまでは肉を焼きながらたわいもない話をして盛り上がっていたけどいざ二人きりとか、何を話していいかわからないよ……取り残された僕達は暫く茫然と二人の消えていった方向を眺めていたユンホさんは気まずそうに僕を見つめてゴホンと咳払いをするあ……や...
~Yside~「おーまーたーせーーー!!遅くなってすいません」「兄さん!!」パチンと音が鳴ったと同時に現れたのは他でもないイェソン!!なんだってそんな南国ムード満点なんだ!!声も出せずに茫然としていると、目の前にある缶詰がブルリと震えた!!カタカタッカタカタカタカタッ「おい!!益々なんか膨らんでねぇか!!」「ああ、これはいけません」「イェソン!!どうにかしてやってくれ!!中にはまだチャンミンがいるんだ...
~Yside~「あ、えっと、こんばんは、あの、お久しぶりです///」「本当、久しぶり、今日は来てくれて嬉しいよ、とりあえず座って?」「あ、はい///」そう言ってコクコクと頷く苺の彼ことシム・チャンミンわざわざ立ち上がって頭をペコリと下げると、真っ赤になってそのまま視線を逸らしてしまう毎日のようにメッセージのやりとりをしているものの、実際に会うのは本当に久しぶりでなんだかお互いに緊張してしまうのは仕方がない、...
~Cside~部屋の中に突如として現れたピンクの扉、恐る恐る開けてドアの向こうを覗いてみるちょっと怖いけど何か手立てがあるかもしれないどうやってでもユンホさんのところに帰らなくちゃ!!コロンコロン、コロンコロンコロンコロン真っピンクの部屋の中には何もない、何もない筈なのに足元に何かが転がってきた………え?鈴カステラ?しゃがんで一つ手に取ってみると、それは紛れもないチャンミン印の鈴カステラ!!なんでこんな所...
~Cside~「で?僕達も一緒で良かったわけ?」「べ、別に全然問題ないよ///」「ふうん?チョンさんと二人きりが良かったんじゃないのー?」「なっ!!キュヒョン!!///」「バカ、声が大きいって(笑)」そう言ってケラケラと笑うキュヒョンを思い切り睨み返す全く、人が悪いったらないよ、周りの人達にもジロジロ見られてちゃってるじゃん!!///ユンホさんから連絡があったのは月曜日だっただろうか食事に誘われたのが嬉しくて、...
~Yside~「一体どういう事だよ!!」「ああ、もう本当に煩いですね」「これが騒がすにいられるかっての!!チャンミンはどうした!?なんで俺だけ!!」「少しお待ちなさい、全くせっかちな人間だ」ブツブツと文句を言いながらパンパンになった缶詰をじっと眺めるヒチョルさっきまで缶詰の中で鈴カステラとナニをいたしていたっていうのに、何度目かの熱を放った後何故か俺だけ追い出されちまってそう!!ご丁寧に服までポイポイ...
~Yside~『え?今週末、ですか?』「ああ、もし良かったら飯でもどうかとおもって、あ!!予定とかあるならいいんだけどさ」『いえっ!!全面的に空いてます!!』「ぜ、全面的?」『あ……ご、ごめんなさい、あの、全然大丈夫です///」俺の言葉に大きな声で反応したと思ったら、今度は消え入りそうな声になっちまって電話の向こうで慌てる様子が目に浮かんで思わず口元が緩むあれから毎日のようにメッセージをやりとりしたり、偶に...
~Cside~「………う……ん?」ベッドの中でパチリと目を開けば見慣れぬ天井、いや………ここ缶詰の中だった……どうやら僕はユンホさんに散々揺らされて熱を放った後、そのまま意識を失ってしまったらしいいったい何回イかされたんだろう……ユンホさんたらいつになく激しくて、壊れちゃうかと思っちゃった///ゴソゴソと起き上がって周りを見渡せば、そこにいるはずのユンホさんの姿はなかったあ……れ?どこに行ったんだろう?ベッドから抜け出...
~Cside~「チャンミン、チョン夫人から連絡があってね、息子さんね、あなたのこととっても気に入ってくださったそうよ」「えっ?///」「良かったわねぇ、ほら、あなたも気に入ってるって言ってたじゃない?」「お、叔母さん!!///僕、そんな事!!」「あらあ、そんなの見てればわかるのよ、ふふっ、照れなくてもいいじゃない」ニコニコとしながら僕の顔を覗き込む叔母さんから視線を逸らすまったく、気に入ってるとか余計なこと...
*R18です♡~Yside~「………ん……ユンホさ……も……むり///」シーツに顔を埋めながら腰を突き出す鈴カステラ目の端には涙なんて溜めちゃって、枕を握った手はプルプルと震えているしま、限界なのは俺も同じで、余裕なんてある筈もないぬらりと濡れた唇にキスをして、細い腰をがっしりと掴む「………ひっ///」「チャンミン、力抜いて?」「………ユ、ユンホさん……なんだか///」「ん?」「い、いつもより、おっき………ああっ///」ゆっくりとチャン...
~Yside~『やっぱり気に入ったのよね~まあ、美人さんだし!!先方さんにも伝えておくから後は上手くやりなさいよね!!』チャンミンと別れた後、母さんから来たメッセージに愕然とする俺まったく!!どこに潜んでいたんだか!!我親ながら破天荒過ぎるよ………ま、事実だから否定もできないけど仕組まれた感があるが、気に入っちまったもんは仕方がない恋愛対象かって言われるとそこはまだわからないが………伏せた睫毛が綺麗だったり...
*R18です♡~Cside~静かな部屋にピチャピチャと水音だけが響いて、ぼんやりとしながら薄っすらと目を開けるえっと、僕どうしてたっけ……ああ、気持ち良すぎて頭が回らないよそうだ、早くって言ったのに、いつの間にか僕のソレはユンホさんに咥えられていて……しかも時々目が合うのはどうして?僕がこっそり見ているのに気付かれちゃった?///「チャンミン気持ちいい?」「………ん、ユン…ホさ……///」「すげ、濡れてる、ほら、先から蜜...
~Cside~あの後、ユンホさんと乾杯をしてから、普段は食べないようなコース料理をご馳走になったけどまあ、当たり前に味わう余裕なんてあるはずもなくそれでも優しく話しかけてくれるユンホさんに、ポツポツと自分の事を話して、あっというまに時間は過ぎていったレストランを出てホテルのロビーへ向かう途中、どこにいたのかチョン夫人がサムズアップしながら去っていくのが見えてその姿に唖然としたのはユンホさんも一緒のよう...
*ほんのりR18です♡~Yside~「ユ、ユンホさんっ///」「バカ、気づくの遅すぎだ」まさか本当に気付いてなかったなんて少しぐらいはわかってるかと思っていたのに、まったく能天気というか、無邪気というかギュッと目を瞑って真っ赤になる鈴カステラ、ちょっと震えているのは緊張しているから?そんな姿も可愛くて仕方ないとか「じゃ、始めようか」「!!!!は、はいっ///」「ん、いい返事だ」「ユ、ユンホさん……んっ、んんっ///」...
読者の皆さんこんばんは( ˊᵕˋ* )このブログの管理人紫苑☆ですいつも私の拙いお話を読んで下さりありがとうございます!!本日はちょっと雑談ですお時間のある方のみお付き合いくださいね~先ずは皆さん生きてますか?ホミンペンとしては厳しい爆弾が投下されてしまいましたねとうとう、と言うべきでしょうか本人からのお知らせはかなりの衝撃で、悲しむ方、受け入れる方、様々な方がおられたと思いますかく言う私も他にもれず、か...
~Yside~「とりあえず飯食うか」「えっ?あ、はい///」俺の言葉にコクコクと頷くバンビアイ、戸惑いの表情はそのままに、それでも少し緊張は解れたように見えるきっと俺が怒っていると思ったんだろういや、怒っていないことはない、ただ俺だけが知らなかったのかと多少はイライラしたでも、これで合点がいった、よなまさか自分が縁談の相手です、なんてことは言えなかっただろうし まったく母さんのやつ、とんだ策士だよ「じゃあ...
~Cside~「チャンミン、早速始めるぞ?」「ユ、ユンホさん?わっ///」ヒチョルさんの合図で缶詰の中に入ったと思ったら、ユンホさんに抱き上げられてベッドに連れて行かれてしまった!!って、缶詰の中ってこんなだっけ?ただただ静かで、暗くて何にもない所だった筈なのにベッドはふかふかだし、部屋の中だってピンクでレースとか飾ってあってラブリーだしヒチョルさんがラブラブモードって言っていたけど………?「チャンミン、何...
~Cside~「じゃあ後は二人でごゆっくり」ユンホさんが来た後、暫くしてから上機嫌のチョン夫人は部屋を出て行ったそして残された僕はといえば………万事休す!!まるで蛇に睨まれたカエル!!怒ってるオーラがビシビシと伝わって居た堪れない!!まさか僕が相手だなんて思わなかったんだろう、しかも断ったって聞いていたのになんでこんな状況に(泣)顔を上げることもできずにギュッとナフキンを握る僕これはもう帰ったほうがいいん...
~Yside~「準備はいいですか?」「ああ、頼むよ」「はい、では二人とも手をしっかり握って」ヒチョルがパチンと指を鳴らすと視界がぐらりと揺れる地面がふわふわとする感覚によろけそうになる俺達と、目の前に広がったのはこれまたピンクの小部屋だった!!………ここって缶詰の中ってことだよな「おい、チャンミン」「え?え?こんな……」隣でしきりにキョロキョロと辺りを見回す鈴カステラ握った手がそのままなのが愛おしいよ……「ん...
~Yside~………これは一体どういう状況だ?母さんに言われていつものホテルへと来てみれば、レストランの奥へと通されて なんで態々個室とか……誰か連れて来てる、とか?………まさか前から言ってる縁談の相手!?俺ってばまんまと嵌められた!?母さんのやつ!!縁談は断ったはずなのに!!これはガツンと言ってやらなきゃ気が済まない待てよ、ここは冷静にきっと相手もいる事だし、他人の前で痴話喧嘩とかカッコ悪くて仕方ない ここ...
~Cside~僕とユンホさんは、パンパンになった缶詰を持ったまま別の部屋へと連れて行かれたあんまり悲しくて途中で泣きそうになる僕を慰めてくれるユンホさんああ、今日もかっこよくて見惚れてしまうよ/// って!!そんな事考えてる場合じゃない!!僕と一心同体の缶詰だもの、僕がしっかりしなきゃ!!でも、ヒチョルさんの言ったナニっていったい何のことだろうユンホさんは後で説明してくれるって言ってたけど、それじゃあメン...
~Cside~「ああチャンミンさん、こっちよ」「あ、はい、今日はお招き頂いて……その///」「あらあら、堅苦しいあいさつなんてしなくていいのよ、今日は一緒に美味しいものを食べて楽しみましょう、ね?」そう言ってにっこりと笑うチョン夫人に思わず苦笑いをする僕突然のお誘いで戸惑いしかなかったけど、断る理由もなくここまで来てしまった………でも、これは非常にまずい状況なんじゃないのかホテルのレストランに連れて行かれたと...
~Yside~「ユ、ユンホさん?///」「あー後で説明してやるよ、な?」これは一体どう説明すればいいんだ?ったく、ヒチョルのやつとんでもないことを言い出しやがって……「とにかく、です、これは強硬手段ともいえるもので、チャンミンとあなたにしかできません」「わかった、で、どうやって中に入るんだ?」「それは私がセッティングします、とりあえずは別の部屋に行きましょう、ついてきてください」「お、おう」不安そうに俺を見...
~Yside~「へ?ホテルで飯?」『そうよ、たまには私達とご飯を食べてくれてもいいでしょう?』「ああ、まあ……」『じゃあ金曜日の夜に東方ホテルのロビーでね、忘れないでよ?』なんだよ、急に電話をかけてきたと思ったら飯の誘いとか……まったく、母さんときたら仕事中もお構いなしなんだよな!!スマホをタップすると読みかけの書類に目を通す、こっちは忙しくてそれどころの話じゃ無いってのにそれにしても思い出すのは苺の彼、...
~Cside~「俺に出来ることあんのか?」「勿論、あなたにしかできません」ヒチョルさんの言葉に大きく頷くユンホさん、いやだ!!ユンホさんを缶詰の中になんて!!暗くて狭くて寂しくて!!!!「そ、そんなのダメです!!」「!!おい、チャンミン!!」「おわっ」僕は慌ててヒチョルさんに詰め寄った!!突然のことに思わず後退りするヒチョルさん、一つ息を吐くとにっこりと笑って僕の頭を優しく撫でた「心配しなくても大丈夫...
~Cside~「あ、いや///じゃあ俺もチャンミンって呼ぶよ」「えっ?あ!!はい///」そんな会話から始まった僕たちの飲み会は、本当にあっという間に終わってしまっただってまともに話せるわけがないじゃないか!!実は僕があなたの縁談の相手です、だなんて!!///何も知らないユンホさんは、仕事の事とか、この前僕が持って行った苺の事とか、さも楽しそうに話してくれたけど 僕からは何も聞けなくて、ただあなたの話す言葉に...
~Yside~「………うーん、詰まってるな」「いや、それはわかってるんですよ!!」「いや、そうだよな、うん、そうなんだよ……」ヒチョルに連れられて入った缶詰工場の中は、とにかく何もかもがピンクの世界だったどうやらSJ缶詰工場はいくつかの建物に分かれていて、ここは恋人缶専門らしい作業員の制服までピンクだとか、まったく、目がどうにかなってしまいそうだよ……一旦広い部屋に通されて、缶詰を預けて待っていたものの隣の作業...
~Yside~「そんなに気になるなら一緒に飲めばいいじゃん」そんなドンヘの一言からこんな事態になってしまったワケだけどなんていうか、お互いに気まずいのは否めない、よなほぼ初対面なわけだし、お互いの連れは全く持って意味がわかんないだろうしでも、なんでか気になって仕方ないっていうか、見ずにはいられないっていうか……「ほらほら、仕切り直しだ、乾杯するぞ」「そ、そうですね、ほらチャンミン、ジョッキ持って!!」「...
~Cside~一面ピンクの世界に思わず足がすくむこの前ここに来た時は悲しくて悲しくて死んでしまいそうだった震える体をギュッと抱き締めてくれたユンホさん、こんなとこまで連れてきちゃって本当に申し訳ないと思うでも、ユンホさんが一緒だから怖くないうん、僕とっても強くなれた気がする「チャンミン大丈夫か?」「はい、ちょっと色々思い出しちゃって」「そっか、俺がいるだろ?手繋いでてやるよ」「………ユンホさん///」繋いだ...
~Cside~久しぶりに会った親友のキュヒョンと待ち合わせて入った居酒屋前にこの辺りを通った時に目をつけておいたんだよねでっかいビールの看板が掲げられていて、とても印象的だったから週末ということもあり、店内は仕事帰りのサラリーマンでごった返していた待たされるかと思いきや、奥の席に案内されてテーブルにつこうとしたその時だった「あっ!!苺の!!」「えっ?///」不意に聞き覚えのある声が聞こえて顔を上げると、そ...
~Yside~「で?いつ行くんだ?」「今からです」「はっ!?」「あ、時間軸が違うので心配しなくても大丈夫ですよ、こちらの世界になんら問題はありませんから」そう言ってにっこりと笑うヒチョルちょっと言ってることがわからないが、つまり会社を休んだりはしなくて良さそうな感じ?どれくらいで帰ってこれるか気にはなったが、ここはヒチョルの大人しく言うことを聞いておくか「ユンホさん、本当にいいんですか?」「ああ、早く...
~Yside~「それで?結局誰だかわかったのか?」「ああ、母さんの行きつけの農園の人だったらしい」「へえ、そこって配達までしてくれるのか?」「それがよくわからないんだよな~」「ふうん?気になるなら聞いてみたらいいんじゃねぇの?」そう言ってジョッキのビールを飲む相棒のドンヘ、所謂大親友っていうか、一緒にこの会社を立ち上げた共同経営者でもある今日は仕事帰りに飯でも食おうと近くの居酒屋にやってきたもうすぐ別...
~Cside~ 「これは一旦工場に引き上げた方が良さそうですね、チャンミンもついてきてください」「へ?は、はいっ///」ヒチョルの言葉にコクコクと頷く鈴カステラ、やっぱり工場とやらに行かねぇといけねえのかこいつがどこかに行くとなると心配になるのは仕方のないこととにかく一人になると必ずといっていいほど誰かに攫われちまうんだからまあ、今回はヒチョルが一緒なら大丈夫だろうか………大事そうに缶詰を抱えてシュンとする...
~Cside~『それで無事に苺を届けてくださったのね』「あ、はい、お留守だったのでどうしようかと思っていた所に帰って来られたんです」『あの子ったら仕事してたみたいなの、でも、ふふっ、そう、そうなのね、やっぱりそれは運命の巡り合わせよ~』「は、はあ///」ユンホさんのマンションを出てから、一応チョン夫人に無事に届けたことを電話で連絡をしたそれでどうなの?とか写真より実物の方がイケメンでしょ?とか割と好き勝手...
~Yside~「き・た・よ♡」「はっ!?///」パチンと音がして突如として現れたのは工場長のヒチョル眼鏡をクイと上げて何故か得意げに不適な笑いを浮かべているったく、相変わらず神出鬼没っていうか、よくわかんない連中だぜ!!鈴カステラは驚きながらもキャッキャと嬉しそうに懐いているしなんだよ、そういうの気に入らねーんだよ……「おや、相変わらず怖い顔ですね」「うるせっ、いいから早く缶詰見てやってくれよ、こいつ、一人...
~Yside~結局あれは誰だったんだ………マンションのエントランスで言われるがままに苺を受け取り、部屋まで戻ってきたもののフルーツの配達?わざわざ人の家まで?改めて苺の箱を見ると母さんがいつも買ってくる農園の名前があった『シム農園』そうだ、ここの苺美味いんだよなきっとあの子は農園の子なんだろうあんまり綺麗だったからモデルか何かと思ったが、俺の勘違いだったのかスタイルだって抜群で、片目を細めて笑う笑顔が眩し...
~Cside~「決めた!!ユンホさん、僕、メンテナンスに行ってきます!!」「はっ!?」じわじわと僕に詰め寄るユンホさん、なんだか息が熱いのはきっとそういう気分になっているから?///ダメダメ、今は僕の缶詰の一大事なんだから!!慌ててガッツポーズを決める僕に唖然とするユンホさんああ、今日も本当にカッコいい///つい絆されてまたベッドに連れて行かれちゃうから、ここはぐっと我慢の鈴カステラだって缶詰から鈴カステラ...
~Cside~どうしよう………!!すっごいすっごい緊張した!!まだ心臓がバクバクいってる!!だってあんなにイケメンだなんて……!!///チョン夫人からの急な依頼で苺を届けることになったけど、やっぱり不審に思った、よね初対面なわけだったし、突然知らない奴が現れて苺をどうぞ、だなんて へ、変な奴って思われたかな?僕の名前はシム・チャンミン大学を出て今は叔父の農園を手伝っている手伝い、といっても基本的には営業の方で...
~Yside~「うーん、やっぱり調子が悪いなぁ」「ん?どうした?」「あ、ユンホさん、おはようございます///」キッチンに置いた缶詰を手に取ってうーんと悩むその姿刈り上げた頸がやけに艶っぽいのは、昨日俺がつけた跡のせいなのか!!立ち姿さえ可愛いとか、俺の相当なもんだ「で?どうした?」「あ、それが……缶詰の調子が悪いんです」「缶詰の調子?なんだ、鈴カステラがでねぇのか?」「そうなんです、いつもならポコポコと出て...
~Yside~「チョンさんですよね?」「そう、だけど、君は?」「ああ、良かった!!///」そう言ってそいつはにっこりと笑った胸に手なんて当てちゃって、ホッとした表情でふうと小さく息を吐く男のくせにどこか可愛いと思えるのは俺の頭がおかしいのかいや!!それよりこいつ誰なんだって!!「えっと、君は?」「あ!!失礼しました!!僕、シム・チャンミンと申します!!」「で?そのシム君が俺に何の用?」「あ!!そうだった、...
~Cside~「で、結局あれから仲直りしたんだ?」「あ、うん、一応」「そっか、ちゃんと話せたんだ」「うん、ありがとね、チャンミン」そう言ってキュヒョンは穏やかな表情で笑ったそこまで詳しくは聞いてないけど、どうやら丸く収まった感じ?恋人同士の感情のもつれとか、他人が口を挟むのは良くない気もしてたし本当に良かったよま、僕もキュヒョンも男の人と付き合うのは初めてだから、正直戸惑いもあるよね僕に至っては結婚ま...
~Yside~「だから会わねーって言ってんだろ?」『そう言わないで、ねえユノ、いい息子さんなのよ~一度くらい、ね?』「俺は忙しいの!!じゃあ切るよ!!」『ちょ……ユノ、待ちなさい!!ユノ!?』何か言いかけた母さんの言葉を遮るようにスマホをタップして溜息をつく俺ったく!!今度は母さんにまで連絡させるとか!!どんだけ俺を結婚させたいんだってーの!!今日はせっかくの休みだったけど、急ぎの仕事が入ったから午前中...
*R18です♡~Yside~「実地でやんないとね」「じ、実地!?///あっ……や///」これはかなり期待できそうな予感だって最近のチャンミンのエロさときたら半端じゃないから!!しっとりとした素肌に指を這わせるだけでピクピクと反応しちゃって胸の突起は触れる前からピンと立って主張しているしいやいやと首を横に振る割には熱っぽい瞳をして見上げてくるしもしかしてスキルアップしなきゃいけないのは俺のほうなんじゃないかって……「…...
~Yside~『ユンホ、良い縁談があるんだ』そんな、親父からのメッセージが届いたのはつい一週間程前の事だった ちっ、またかよ……親父も懲りてねぇなったく、何回俺に縁談を持ってくれば気が済むんだってーの!!今の仕事がやっと軌道に乗ったとこだってのに、結婚なんて考えられるかよ何度もそう言って断ってきたのに、全く懲りる気配がないっていうかま、いつも通り知らんぷりを決め込んでやるつもりだけど俺の名前はチョン...
~Rside~『お言葉に甘えて籍を入れることにしたよ』父さんからそんな連絡があったのは俺達がアメリカに戻って数日経った後だったったく、さっさとやっちまえば良かったのに相変わらず人のことばっかり気にして自分のことは後回しにしてでも、気になってたからちゃんと伝えることができて良かったあの二人には幸せになって欲しいから小さな頃から一緒に過ごした憧れの人、いつかプロポーズするんだ、なんて言っていた幼い日々苦し...
*ほんのりR18です♡~Cside~どうしてそんなに性急なのかわからない……そりゃあ二人にとってはとても幸せな日だとは思う でも、出会った時から僕は既にあなたのものなのに………わかってるくせに///こんなに強引にされても体は熱くなるばかりで、好きが溢れて仕方がない食べられてしまうんじゃないかって思う程の激しキスに、苦しくて逃れようとするのに離してもらえないとかねえ、待って欲しいのは体だけじゃない……あっという間にベ...
~Yside~どれほど、憧れたらすむのだろう………初めて出会ってから10年以上が過ぎているのに、見るたびに綺麗になっていく君二人にとってゴールともいえる正式な届を出して、やっとここまでくることができたとても、長い時間だったと思う自分のことは後回しでいつもリウの事を最優先に考えて、時には母のように、兄のように接してくれていた………少々好かれすぎていたのは否めないが(笑)とうとう君を俺だけのものにする事ができた昔...
*ちょっとR18です♡~Cside~「先にシャワーを浴びておいで」そんな風に言われて向かったバスルーム2人で届を出して帰ってきて、用意しておいた食事を済ませて……なんだろう、緊張しちゃう、な///ボディソープで体を洗いながら自分の体をじっと見つめる何年経っても求められるのは嬉しい事だけど、僕はあなたの心を引き留めておくほど魅力的だろうかこんなにも求められているってわかっているのに///シャワーで体を流すとふう、と一...
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