「mRNAワクチン」。新型コロナウイルスのワクチンとして一躍脚光を浴びていますね。このm(メッセンジャー)RNAワクチン、新型コロナの場合は「予防」として使われていますが、今回はこのmRNAがんワクチンと免疫療法薬を組み合わせて投与する、という新しい治療法だそうです。「治療」を目的に使われる、ということですね。ちなみにファイザー社の説明によると「mRNAワクチンは、ウイルスのタンパク質をつくる基になる情報の一部を注射。人の体の中でこの情報をもとに、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体ができることでウイルスに対する免疫ができる」ということです。この新しいがん治療法では、変異の特定さえできれば、がんの種類を問わないそうですが、現在は、悪性黒色腫(メラノーマという皮膚がんの一種)、非小細胞性肺がん、消...mRNAワクチンでがん治療
先日、エーザイの認知症薬について紹介しましたが、また認知症の記事がでていましたよ。京都市にある島津製作所が、世界ではじめて血液数滴でアルツハイマー型認知症の進行度を判定する装置の販売を始めたそうです。2002年にノーベル化学賞を受賞された田中耕一さんの開発した技術を応用したもので、検査は数滴の血液でできるので、患者さんの負担も少なく、コストも少なくて済むとのこと。先日このブログで紹介した認知症の治療薬「アデュカヌマブ」は6月初めに米食品医薬品局(FDA)の承認を受けるそうですが、日本で承認、販売されるかどうかはまだ未定という状況です。現段階では進行を遅らせたり、不安をおさえたりする投薬の治療が中心なのでいかに早く認知症を発見できるかがカギのようですね。高齢化がすすむ日本。認知症の検査、薬、治療法など解決策がどん...アルツハイマー型認知症、進行度判定装置って?
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