「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 いよいよ、ミスドのバイトが始まったものの、ドーナツの種類が覚えられずに落ち込む、キョーコさん。 それ以外も要領が
「今月で辞めると言い出した、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.43
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 いよいよ、ミスドのバイトが始まったものの、ドーナツの種類が覚えられずに落ち込む、キョーコさん。 それ以外も要領が
「バイトを勝ち取った、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.42
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 小宮君は、桂木さんと別れる予定はないので、付き合うのは到底無理。 だからといって、富名にアタックをしてもどうせ断
和歌子ちゃんのお母さんの誕生日に、彼女が母にプレゼントをした本が、世間の流行りではあるものの、なんとも示唆的な本であった。『お母さん、娘がこうならなくて良かったでしょ・・・』 その本が原作のテレビドラマが丁度放映中だったようで、mineoと和歌子ちゃんの二人は
「祭りまでに男が欲しいと願う、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.41
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 二年の女子が一年のキョーコさんの教室に、ガンをつけに来るなど、スリリングな学校に通う、彼女。 でも、他の学校より
「夏にバイトがしたいと言い始めた、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.40
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 朝起きて、バス停に向かったはずだったのだが、まだ家で寝ていた、キョーコさん。 中学校の時、あれ程憧れた金山君には
試験が終わってホッとする、二人。 ミネオが和歌子ちゃんの家に電話をした時、お宿の居間であろうその後方では大音響のBGMが流れていた。それはお父さんがカラオケのテープと、それを歌った時のテープを二重にして流していたもので、「ハモるかなぁ・・・」 とやってみせて
「彼女より彼に貸したかった、漢和辞典」北の廃屋 女子高校生日記'79.39
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 駅チカの喫茶店では、パフェ祭りにピザ祭り。 興奮しっぱなしの、南田姉妹。 どんな偶然か。二人の女子より漢和辞典を
「出る杭を打たれる、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.38
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 相変わらず、女性駅員と犬猿の仲のキョーコさん。 キョーコさんのように好きな人を追って、テニス部をやめて陸上部に入
一足早い合格発表がなされた、私立組の名前を発表し書き連ねる、和歌子ちゃん。お金があって羨ましいわぁ~。貧乏宿屋の娘にゃ、別世界の話だわな、、、そんなやっかみもあったのか、なかったのか 和歌子ちゃんが書いたであろう、弟さん『ひろゆき』君に対するから
「やけ酒を浴びる、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.37
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 学校行事の一つ宿泊研修に参加をしたキョーコさん。 宿はなんと、このブログでも探索記事を発表して大きな注目を集めた
「私はうんちと悲観する、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.36
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 地方ののどかな町のことだからか、普段時折駅までキョーコさん自身が車を運転することもあるようだ。 何をやっても私は
「シモネタで反応を窺う、mineo」廃墟、家族崩壊のお宿.28
今回はmineoから和歌子ちゃんへの交換日記。 弟が姉である和歌子ちゃんの妊娠を疑っていた、というエピソードに対して、ど直球のシモネタで返す、mineo。 受験の日まであと四日 写真一枚一枚にほんわかとした言葉が添えられている。 和歌子ちゃんのご両親、もし
「このブタ女と、憤る、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.35
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉1979年 6月7日 (木) 8日 0:33 大本命なのは掛居先輩だが、彼はあと一年しかこの学校にいない。打ち明けたとして、
今回は和歌子ちゃんからmineoへの交換日記。 体調不良で嘔吐してしまった、和歌子ちゃん。 弟のヒロはそれを見るなり、『ひょっとして、まさか、オネェ・・・』と、 あらぬ疑念を抱くのであった 峠のお宿の女将、つまり和歌子ちゃんの母親の学生時代と思われる写真
「部をズル休みして懊悩する、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.34
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 6月6日 10:50 部活をズル休みして、街のケンタッキーで買い食いをして店を出ると、そこにいたのは・・・ キョーコさんは心の
今回はmineoから和歌子ちゃんへの交換日記。 mineoが通う馴染みの床屋は『BAR BAR 石渡』。 なぜか頭髪カットの過程を自慢気に披露する、mineo。 受かったらボウリングがしたい。 ぜひとも、二人で合格しよう おちゃらけているようで、必死に結束を呼びかける
「庭で車を運転して発狂する、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.33
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 6月2日 10:02(土)~6月4日 無免許未成年ながら、庭で車を運転してしまうキョーコさん。 安らかに死にたいと、怒号とと
今回は和歌子ちゃんからmineoへの交換日記。 刻々と迫る受験日。二人が一息つく時間。 いじらしくも、可愛いイラストでmineoにバレンタインデーのチョコをそれとなくおねだりしてみる、和歌子だった・・・。 更新した後に気づいたのですが、バレンタインデーのチョコって女
「掛居先輩が命を燃やすことになる競技をふと漏らす、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.32
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 5月30日(水)掛居先輩は遠くない将来、単身上京を果たし今の生物部とはかけ離れたとあるスポーツに人生を捧げることになるが
今回はmineoから和歌子ちゃんへの交換日記。 こちらも更新を再開したいと思います。 以前とは違い淡々とした更新になってはしまいますが、なんとか最後まで続けたらなと。 二人して受験をする高校の運命の受験日まであと11日。 mineoはふと小学校時代の卒業式の日のこ
「先輩から離れたい、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.31
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 5月28日(月)-1--2-1979年 5月29日 (火)-3--4--5-つづく...
「好きだけど忘れたい、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.30
しばらく振りの更新になります。このシリーズを続けることを考えた結果、ご提言などもあり、日記だけを掲載していくという考えに至りました。原文の画像から色々と勘ぐられてしまうかもしれない、といったように"アラ"が見えてはいけないだろうと、今までは小さめの画像を載
「間違った性知識でも興奮する、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.29
1979. 5月25日 (金) 11:20今日は いろいろありました。But 昨日の こと .... 昨日の日記書かんかったから.まずは. 昨日のことからね 。昨日, 小宮君の顔を見てしまった。 よく顔を見せに来るんだもん ・・・ 辞典とか かりにね。私もよく Aくみに 遊びに行くけど ...
「握手会でおざなりだった、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.28
1979年 5月22日 (23日)火 0:05今日は テストでした . 地理 と 英語。全然ダメダ! 明日も テストだけど ・・・本当にダメダ! 生物 赤点 まちがいなし ・・・・・化学も 数学も ちょっと あぶないのだ。こまったもんです。今日 私らは 2時間だったけど2年生は 3時間 , 3年生は
「転部を真剣に考え始めた、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.27
この道をゆけばどうなるものか危ぶむなかれ危ぶめば道はなし踏み出せばその一足が道となりその一足が道となる迷わず行けよ行けばわかるさ『道』アントニオ猪木あの時、あの道に一歩を踏み出したからこそ、キョーコ邸にたどり着いたのかもしれない 1979年 5月20日 (日
「時間がないからと焦る、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.26
『別れに片手を 振る時も振る時も横眼で時計を 見る時も見る時も私の彼は 左きき』 私の彼は左きき『私ピンクのサウスポー 私ピンクのサウスポーきりきり舞いよ きりきり舞よ魔球は魔球はハリケーン』 サウスポー 1979年 5月19日 (土) 11:24 一週間の
「私の彼は左利きではないかもと訝しむ、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.25
どうも、大変お久しぶりのカイラスです。 YouTubeの『カイラスチャンネル』の方にちょっと傾倒し過ぎたためか、このブログ『仄暗いお散歩』の更新が長い間ままならない状態でした。 その間、いくつか助言をいただき、淡々と日記部分だけでも更新してゆくのもいいのでは
「バス車内で奇行に走る、物理部部長」北の廃屋 女子高校生日記'79.24
部から心はすでに離れているものの、あの人の顔を拝めるならと、放課後の部活に参加をした、キョーコさん。 物理部の活動はどうでもよく、それよりも、念願のあの情報を聞き出す事に成功する。 掛居部長の生年月日だった。 そして、明日からは、キョーコさんの生活が
「汽車通学を終わらせることにした、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.23
『私の彼は”左利き”』という、昔のアイドルが歌っていたヒット曲があるが、そのヒット曲から6年後、無論キョーコさんは意識していたに違いない。掛居先輩も、左利きであるということを。 投げキッスをする時も、呼ぶ時も、あふれる泪をぬぐうのも、いつでもいつでも彼は
「あのアイドルのコンサートで、一番声を出した、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.22
どこからかタダチケットを入手したのか、当時テレビのゴールデンタイム帯に冠番組まで持っていた大人気アイドル『野口五郎』のコンサートに行って来た、キョーコさん。 キョーコさんは、コンサート会場ならではのあるお約束事にいたく感動し、家に帰って来てからも激しく
「街で豪遊をしてしまった、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.21
汽車の車内には、様変わりして尖った雰囲気を周囲に振り撒くかのような、あの宮脇君がいた。 格好つけた、あんなジャケットを羽織った彼。 こんな質問を、宮脇君はキョーコさんに問いかけたのだ。「街に、何しに行く?」 キョーコさんは街の、当時藤淵には存在し得なか
「キノコ喪失に、愕然とした、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.20
テストの数学は絶望的だった。 落ちこぼれそうなのだと。 放課後、部活があるので物理室に行ったキョーコさん。 そこで、にわかに信じられないものが目に飛び込んで来たのだという。 例の、キノコ頭が無かった。 部長さんの顔はしっかりとあったのだが・・・。 キノコ頭
「三度の奇跡を経験した、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.19
テストが三教科あったものの、キョーコさんいわく『あきらめてよい』と、戦わずして負ける、のような、もう諦めか詰んだ状態の様子。 掛居部長との三度の遭遇で、テストどころではなかったのだ。 一度目は体育館で。 二度目は、バス停だった。 キョーコさんはバスの中
「インベーダーに現実逃避する、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.18
街に出て、今、巷で大流行のテレビゲーム『インベーダー』をプレイして、パフェを食べたりして、高校生活を満喫する、キョーコさん。 均君を見かけるが、金山君同様、もはや彼は過去の遠い思い出、懐かしい存在としか目に映らなかった。 掛居先輩に逢いたい。 部長さん
「掛居部長に手を振った、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.17
運命的でさえあった、掛居部長との遭遇劇を、物語形式で綴ってみせる、キョーコさん。 心臓が止まる思いであったと 勘違いかも知れないが、彼がこっちを見て手を横に振っていたのだと。 アタックしてやろうかな。 その思いは日に日に高まってゆく。 一日中、掛
「物理部に絶望した、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.16
季節外れの死ぬほどの寒さだったというのに、教室にストーブは既になかったのだという。 昨日取り外したばかりなのよと、キョーコさん、恨み節。 本日は物理部のある日。 物理部へ入部した理由を臆面もなくあけすけに独白してしまう、彼女。 あの部長さんの顔で、入っ
「憧れだった彼は、歯無し人間」北の廃屋 女子高校生日記'79.15
帰りの汽車、駅で久しぶりに、金山君を見掛けた、キョーコさん。 その顔は、誰だかわからないぐらいに、変わってしまっていたという。 ショックなことに、もはや、前歯が全部無いのだとか。 懐かしい、と。 そして、思いつめたように、何だか可哀想・・・、と、金山君を蔑
「チョンバンを欲しがる、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.14
汽車もバスもスト決行。 学校から自宅まで徒歩では無理なので、親の車で送ってもらった、キョーコさん。 教室に入ってみれば、朝礼の途中だった。 物理部には半ば強制入部させられ実態はまだ把握出来ておらず、本日部活があるのかわからないので、ならばと、下校時にク
「気になる女子クラスメート」北の廃屋 女子高校生日記'79.13【後編】
汽車もバスもストライキで運休することになり、落胆して肩を落とす、キョーコさん。 それにしても掛居部長が好きだと、うずくような胸の高まりを抑えられない様子。 部長にモーションをかけているのか、最近極度に振る舞いが大胆になってきているようだと自己分析をする
「仕立て上げられた、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.12【前編】
月曜日は物理部の部活動がある日だった。 入部しようか、どうしようか。 断るにしても、一人で部室に行くにはそれ相応の勇気がいるというもの。 迷っていたら、物理部の一年の男子がわざわざ迎えに来たので、仕方ないので行ってみることにした、キョーコさん。 部室に
「大英断を下した、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.11
新しい高校、新しい男子達との出逢いなどがあり、慌ただしい毎日を過ごす、キョーコさん。 中学時代に縋るように聴いた、あれ程好きだった松山千春のラジオ。この声、久しぶりだね、と、彼女。 しんみりと、やはり、千春さんはいいな、と。 迷っていた、物理部入部の判
「物理部入部という運命の扉」北の廃屋 女子高校生日記'79.10
キョーコさんはしみじみと吐息とともに、つぶやいてみせる。 汽車通学は意外に楽しい、と。 同じ班の彼が乗って来て驚いたけど、いいねぇ。 あの物理部部長『掛居』君が、キョーコさんのもとにやって来た。 物理部に是非とも入って欲しいのだと。 心揺れ動く、キョー
「過去に戻ろうとする、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.9
晃もいい。 何より頭がいいいし。 その他にも北海道にしかいないような珍名の男子を筆頭に、高校生になってから気に入った男の子の名前をずらずらと何人も書き出す、キョーコさん。 勿論、生徒会長の上梨君と物理部部長の掛居君の二人は鉄板である。 が、ふと恋しくな
「いつかは決めてやると誓った、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.8
藤淵は雪降りだったのだという。 あまりの雪の多さに汽車が運休をしたのか、代わりにバスで行こうとしたら満員で乗れずに、結果徒歩で学校へ行くことに・・・ 学校までの道のりを渋々歩いていたら、過ぎ去る車より雪や水の混ざったモノの直撃を受け、とんでもないことになっ
「運命に舵を切った、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.7
ゴダイゴのTommyは夢の中の憧れの人として、なおも続いて大好きなことには変わりはなかったが、高校入学早々、校内の二大スターを愛してしまった、キョーコさん。 その二人とは、物理部部長『掛居』と、生徒会長の『上梨』であった。 殊に物理部の部長は好きさあまりに、
「重大告白をし始めた、探索者」北の廃屋 女子高校生日記'79.6
高校に入学早々、生徒会長と物理部の部長という、学校を代表するような、二大スター的な存在であったろう二人の男を愛してしまった、キョーコさん。 生徒会長は、上梨さん。 物理部の部長は、掛居さん。 この日記では、キョーコさんやその家族の名前は伏せてあり仮名に
「学校に死ねと吐いた、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.5
高校に入学早々、キョーコさんの怒りが爆発する。 職員室に呼び出されたのである。 巻いた、巻いてないの、と。 私は言われて直すのが大嫌いなのよと、先生方の名前をあげて、死んでしまえと、怒り泣き叫ぶような文体を書き殴る、キョーコさん。 死ねを連呼して、その
「生徒会長を愛した、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.4
体育館に行った時、友達が呟いた。「あの生徒会長、千春に似ているわね・・・」 ハッとした、キョーコさん。それかしら、私が惹かれた理由って・・・ 物理部の彼もいた。 二人とも好きになりかけてるワイ!と、独特の言い回しで、入学早々二人の先輩に一目惚れしてしまったこ
「秘密基地に興奮した、探索者」実はまだあった府中米軍基地跡に行って来たよ!.10
建物を覆い尽くすような草木をかき分けて行くと、 広大な敷地の端の部分に到着。 建物の向こう側からであろう、往来の激しい車の行き交う音が絶え間なく聞こえてくる。 剥がれそうな苔むしたトタンの壁面。 赤錆びっしり観音開きの鉄の大きな扉が誘い込むかのようにお
「二つの愛を見つけた、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.3
稀に見る大雨の被害で国鉄は今日も運休なのだという。 駅長さんに代替バスの時間を聞いてみると、11時頃だとふざけた返事に内心ムッとする、キョーコさん。 あらゆる手段を講じて、なんとか学校には遅刻せず登校することが出来た。 四時間目には各部の紹介があり、それ
「水害と高校生デビューした、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.2
予期せぬ大雨。 それも、災害クラスの。 道路には水が溢れ出し、汽車が運休する程であったという。 登校日二日目にして、高校デビューしてしまったのか、五人以上いるクラスメートに興奮してしまったのか、教室では一人で喋り倒したという、キョーコさん。 学校帰りに
「入学初日に絶望した、少女」北の廃屋 女子高校生日記'79.1
今日は待ちに待った『西澤高校 』入学式。 担任の先生は眼鏡をかけた人。早速フルネームで憶えてしまう抜かりのない、キョーコさん。 選択科目では音楽を選びたかったのに、それは叶わず『夢が崩れた・・・』『夢が遠のいた・・・』と殊更に嘆く、彼女。 折角、めったに表に
「ドラマの内容そっちのけで興奮する、少女」廃屋に残された少女の日記'79.44
明後日に入学式という日になって、やっぱり西澤に行くのは間違いだった、山角君金山君と一緒に南に行くべきだったか、いいや、新設校は歴史が無いし上級生がいないのでやっぱ不安であると、思いを巡らす、キョーコさん。 気づけば私一人が西澤だなんてと、不安は募るばか
「制服は買えても、心で泣いた、少女」廃屋に残された少女の日記'79.43
誇らしくあるのか「私みたいな者があの西澤にね」と言わんばかりに、西澤を反芻するかのように繰り返し記述して、自分が高校生になることをあらためて実感、と同時に、不安に駆られていつものように、どうにかしておくれよと、憧れのトミーに布が棒に巻き付くかのようにひ
「自らを見失いつつある、少女」廃屋に残された少女の日記'79.42
毎日暇だ、何もすることがないと、中学生としての最後の貴重な日々をあの二階の一室でうだうだとやり過ごす、キョーコさん。 街に行こうにも、校長先生の引っ越しの手伝いをしなければならず、これが他の先生の引っ越しだったら街へ行ってしまうのにと、悔しさを滲ませる
大好評『【大都会】ポツンと廃屋』シリーズの第四弾。 地下鉄『六本木駅』の真上。 超高級五つ星ホテルの『ザ・リッツ・カールトン東京』の目の前。 最上階に元TBSの女子アナ『青木裕子』が嫁のナイナイの矢部がまるで天下でも取ったかのように我が物顔で住むという『六
「見捨てられたと嘆く、少女」廃屋に残された少女の日記'79.41
今までの日曜日であったら、その有り難さを骨身に染みて感じながら腹の底から天に感謝をするぐらいの舞い上がりようで愛しくさえ思い、一日を過ごしていたというのに、何の感動もなく惰性で気づいたら終わってた?程度の認識でいた自分に愕然とする、キョーコさん。 それ
超高級住宅街"広尾”謎廃屋 衝撃の新事実(大都会ポツンと廃屋)
固定資産税逃れ、または相続放棄や相続人不明のために都市部の空き家放置が問題になってきているが、各国の大使館も多く立ち並ぶあの超高級住宅街の広尾の信じられない場所に、どのマスコミも報じない、伝えようとしない、何か裏があるやもしれない、不気味な廃屋があると
「エイプリルフールに苛立つ、少女」廃屋に残された少女の日記'79.40
高校入学までのさしづめアイドリングのような期間であるはずなのに、これといって何をやるでもなく怠惰な日々を送り続けてしまっている、キョーコさん。昼まで寝てましたと、開き直ってどこか誇らしげに自虐も込めながらなのだろうけど昼過ぎ起床にさほど罪悪感も抵抗感も
「叶わぬ愛を爆発させる、少女」廃屋に残された少女の日記'79.39
街の駅近くにあるという、姉のアパートに連泊をしてどこか高揚感を隠しきれないでいる、キョーコさん。 それもそのはず、夢にまで見た毎夜うわ言のように渇望し続けていた、喉から手が出る程に欲しかったあの念願のLPレコードを遂に買ってしまったのだという。高校での勉
「廃坑風呂を見つけた、探索者」再訪、羽幌炭鉱の雑誌ルームと入浴施設.2
深い山の中でひっそりと眠る、羽幌炭鉱の廃墟炭住マンション。 とある階の新聞紙やチラシが散乱する部屋 田代隆志君の英語プリントが野ざらしのまま。 本人はもう定年退職をした頃だろうか。 永久凍土に閉じ込められたような固まった建物と室内と時間。 チラシ
「新しい日記帳に自分を見た、少女」廃屋に残された少女の日記'79.38
サンリオではなくて学研のキャラクターである『タイニーキャンディ』の日記帳を選んだ、キョーコさん。 地平線まで続く草原。放牧されている羊やウサギ達。 煙突から煙を出す赤い屋根の家。 そう、このタイニーキャンディの少女とは、親に頼まれて牛の餌やりをする時の
「突き刺さりそうな部屋」実はまだあった府中米軍基地跡に行って来たよ!.9
壁に投げつけ密着して乾燥して干からびてしまったソバのような蔦が壁一面を這う姿に、出かかった言葉を飲み込んでしばらく黙りこくってしまった、僕 改めて外回りを眺め見ると、実に幾つもの多様な顔を持っていることに気付かされる。 コロナ禍でここの再開発計画
「大いなる夢を語る少女」廃屋に残された少女の日記'79.37
偶然なのか、キョーコさんの卒業と合わせるように、遂に、この分厚いハードカバーのZiGGY日記帳も最終ページに到達することになる。 日記帳とともに終わる中学校生活の名残惜しさ溢れる悲しみに付け入るように、松山千春に関しての信じ難い大事なお知らせが二つも彼女の耳
「自分より男友達を気遣った少女」廃屋に残された少女の日記'79.36
卒業と廃校が目前まで迫って来ているということもあり、先日みんなで購入をしたプレゼントを先生方に学校まで手渡しに行った、キョーコさん達。 普段語ることのなかった先生達の名前を出して思い出を語り尽くす、彼女。 小学校時代も合わせて九年間の積もり積もった鬱憤
二回目の羽幌炭鉱訪問。 以前と同じく僕以外の訪問者はいない様子。 車を炭鉱アパートが並ぶ手前の空き地に駐車させる。 消えた住人。 ゴーストタウン。 都内みたいに壁を超えなくてもこの時間の止まった空気を気兼ねなく肺の奥底まで吸えるのだから、わざわざ東京か
「少女が描いた和香子部屋の見取り図」廃墟、家族崩壊のお宿.23
今回の日記で和香子ちゃんは、自分の部屋の見取り図を詳細に図にして峰尾に説明をしてあげている。 そう、それは見比べても信じられないだろうが、この写真の部屋を漫画チックに図にしたものなのである。 中央にあったはずの和香子ちゃん曰く『愛しの・・・』とまで言わしめ
「サイフォン珈琲と音楽について熱弁を振るう少女」廃屋に残された少女の日記'79.35
高校生活スタートまでの最後の中学生としての余韻を楽しんでいる、キョーコさん。 少し前までは高校進学が危うくて人生に絶望をしているような悲観的な言葉ばかりが日記に踊っていたが、今では、炭鉱のおじさんに高校入学のお祝いなのかプレゼントを貰ったり、高いコーヒ
「米軍専用カフェテリア あのオブジェに遭う」実はまだあった府中米軍基地跡に行って来たよ!.8
大ホールに続く、奥に真っ直ぐ伸びる廊下があった。途中には右左に小部屋がいくつか配置されている。 順番に小部屋に入っていく。 不自然に立たされているかのような木製の棚が引力のある存在感で部屋の壁際に立っていた。 福島の地震があった時にここも震度6ぐらいはあ
北海道の羽幌にある『太陽小学校』。円形体育館があることでよく知られる既に廃墟化した小学校だが、今から数年前にその円形体育館が積雪の重みで屋根が崩落。 実はこの僕、無残に崩れ落ちる前に幸運にも行っていたのです。『太陽小学校』と、再訪になる羽幌の廃墟高層ア
「暇を超越して未来に飛んだ少女」廃屋に残された少女の日記'79.34
第一志望校に見事合格したキョーコさんはすっかり落ち着きを取り戻し余裕が出て来たのか、あれが欲しい、これが欲しい、テレビが観たい、ラジオが聴きたい、などと、充実した冬休みを思う存分満喫している様子。 大好きな松山千春のラジオ放送『アタヤン』が終了する情報
工場の片隅でこんなボードを発見した。 ダンボールをカットしてペンキを浸した筆で大胆に書き殴られたものである。 『桃』が一個100円というお手頃価格。 工場が廃業に追い込まれようとしていた金銭的にも精神的にも苦しい末期は、工場前の道端で『桃』を一個僅か100円
今はなき、峠のお宿の食堂だったと思われるスペース。 廃墟化してから、歴代の侵入者達によって荒らされたのか、一家の生活用品からお宿の備品、そして、家族の写真アルバムなどが撒いたかのように床に散乱していた。 ちなみに、家族の写真アルバムに貼ってあった新築の
「マイカーを乗り回す、中学生」廃屋に残された少女の日記'79.33
時は昭和の54年。春分の日。 キョーコさんは、まるで日本中で自分だけがそれを発見したかのように、この日だけに見られるある法則を”言いたくて仕方がない”、皆に触れ回りたくてどうしようもない、といった欲求を日記の行間に炸裂させてみせるのだった。本来なら友達に
3月29日午後11時10分、あの日本の喜劇王、志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため、お亡くなりになりました。 先日、道志村からバイクで帰還する際、自宅近くの高速のインターを下りた辺りから、バイク後方部のエンジン付近より、白煙がモリモリと吹き出してい
「屋上にあったもの」湖畔にそそり立つ、巨大廃墟ラブホテルへ.13
廃墟ホテル「ローヤル」最上階の中華レストラン内に大量に放置されていた裏ビデオの山という山。 多くのビデオがマスターテープであったことから、ダビング工場として使われていたのか、処理に困った兼業をしていた関係者が置いていったものか、今となっては知る由もない
「見えてきた大ホール」実はまだあった府中米軍基地跡に行って来たよ!.7
僕の廃墟巡り史の初期頃に行った北海道の雄別炭鉱の病院のような、樹木に覆われた中から暗い顔をのぞかせるほぼほぼ半壊している建物の階段を駆け上って二階に到達。 大鉈が振り下ろされたような裁断面を見せる崩落部分。 何をどうするとこんな崩れ落ち方をするのか
「最後に吐き出した、少女」廃屋に残された少女の日記'79.32
高校受験で第一志望校に見事合格したキョーコさんが、すっかり腰を落ち着けて、今まで我慢に我慢を重ねていた趣味や欲しい物のなどを、もう最後だからいいでしょうよと、ここぞとばかりに声高にぶちあげる。あれがやりたい、これが欲しいと。 クラスメートもこれでおさら
四次元廃屋の四階に遂にカイラスが到達。ハシゴの上で意図せず、固まってしまった、カイラス...。押し寄せる残留物に打ちのめされつつも、前へ前へと進む。何気なく開けてみた郵便受け。壮大なドラマの扉を開いてしまった、カイラスだった 堂々、最終話!
誘った廃屋(異次元廃屋)-ゼロ章- 全てはここから始まった!
小倉美咲ちゃんはどこにいるんだと、足を棒のようにして道志村の山中を彷徨っていた、カイラス。招かれたか、引き寄せられたかのように、とある廃屋に吸い込まれていった、カイラス。その廃屋は、後の二軒の”異次元廃屋”のゲートハウスとなる、導きのきっかけとなる廃屋で
田浦廃村の一番奥深く。 北海道によくあるような、降雪を考慮してあるかのような片側に大きな傾斜を持たせてある屋根の家。 屋根の上には雪の代わりに枯れ葉が一面に隙間なく降り積もっていた。 家の一番奥の部屋。 ざっと見て、子供部屋にまず違いない。 部屋の区切
道志村のオートキャンプ場で行方不明になった『小倉美咲』ちゃんを探し求めて山をさまよっていたカイラス。四次元廃屋とは他に、実は、もう一つも薄気味悪い廃屋と遭遇していた。睨みつける、遺影という遺影。大家族が住んでいたようだが、亡くなられたのと、訳あって去った
「卒業後の運命が決まった、少女」廃屋に残された少女の日記'79.31
ついに卒業式を迎えるキョーコさん。 入学以来いつも一緒にいたという均君とはこれからは別の道を歩んで行くということで、水のような当たり前の存在だった均君のことをしみじみと改めて感慨深く振り返ってみたりする。 一方、思い焦がれてきた金山君に対しては、告白も
人知れず廃屋に戻り、未来の自分宛に手紙を出し続ける妹のあゆみちゃん。『忘れていませんか? 思い出していますか? 努力していますか?』廃屋の中は、昨夜晩御飯を食べたような跡がそのまま残されていた。カイラスが時の狭間より拾い上げた、一冊の写真アルバム。長男の
「明かされた著名芸術家の素顔」落日の廃墟、行川アイランドに行って来たよ!.12
廃墟「行川アイランド」園内を亡霊のように彷徨っているという謎のバンガロー。 一回目の探索では発見出来なかったが、読者のSgt.Kさんの情報提供もあり、動画を撮影しに行った二回目の探索では無事巡り逢うこととなった。 ちなみに、こちらの画像は現在の廃墟バンガロー
廃墟寺敷地内。崩落間近の住居。隠されていた一冊の写真アルバムを発掘する。カイラス作品ではとても珍しい”シリアスタッチ”で全編が纏めあげられている。ほぼ字幕やトークを排した、映像の持つ本来の力で観る者に訴えかけようとしている、カイラスの今回の演出意図とは?
「華麗なるご住職、幻のアルバム」廃寺参拝に行って来たよ!.10
今では、断面丸見え構造と成り果てた母屋の二階から奇跡的に発掘された、ご住職一家の知られざる華麗なる暮らしぶりが窺える一冊の写真アルバム。 正座をして、呼吸を整えてから、ゆっくりと表紙をめくってみる ショートのパーマをあてているのは、ご主人の
『黒の家』の名物ご主人がカイラスだけに事の真相をぶちまけてくれた。外観を撮り終えてご主人のもとに戻ると、頭に電飾ヘルメットを装着し、文字だらけジャケットとデニムを着て、可愛いワンちゃん「トイプードル」と散歩に行くのだという。絶句した、カイラス・・・・
「”閉校記念誌”が残した闇と光」廃屋に残された少女の日記'79.30
地域の過疎化が原因なのか、存続の可能性も残しつつ、生徒の父母と教職員達の間で合議が重ねられたものの、結局、キョーコさんの母校は廃校に追い込まれてしまった。 これは、北の大地の片隅の大草原の中の小さな廃屋に奇跡的に残されていた、一冊の「廃校記念誌」である
山梨県道志村で姿を消した小倉美咲ちゃんを探して、竹林に迷い込んだカイラス。一軒の崩れ落ちそうな廃屋と遭遇する。旧家という先入観があったとはいえ、なんと、この廃屋、四階建だったのである。フォースディメンション それより驚いたのは、この家の少女が、廃屋
山梨県の道志村にあるオートキャンプ場から姿を消した小倉美咲ちゃんを探して界隈をさまよっていると、今では使われていない、かつて住居が上に建てられていたかもしれない石垣の連なりを目にする。 草が生い茂って荒れるがままの石垣。 周囲に人家など全く無い場所であ
現代版の神隠し?山梨県道志村のキャンプ場から、忽然と姿を消した”小倉美咲ちゃん”を探し求めて、廃墟に廃屋、廃車に狙いを定めての大探索を敢行。息詰まる探索劇の動画を是非、ご覧下さい!そして、ご協力を...
山梨県道志村の「椿荘オートキャンプ場」で、小倉美咲ちゃん(七歳)が忽然と姿を消してからのニュースやワイドショーの報道を僕は苦々しい思いで観ていた。 ある番組では山岳ガイドを引っ張ってきて、山の奥深くまで捜索させる。違う番組では、警視庁捜査一課の元刑事を
工場を通り抜けて、家族の住居部分。 砂壁が立ちはだかる床の間に、これは、バッファローの角だろうか。 時代的に、ご主人がキン肉マンの名脇役「バッファローマン」の熱烈なファンゆえに買い求めた可能性もあるが、定かではない。 いずれにしても、僕の人生において、
お宿の駐車場に捨てるように置かれていた、日本人形。 数々の廃屋を見て来たからこそ言えるのだが、こういったケースは実に多い。 旅立つ準備として家中の荷物をまとめる。 でも、全部は持って行けない。 必要な物だけが選別される。 思い出の人形があったとする。
物置の扉を開けてみた。 居住者が居なくなってそのままの姿なのだろう。常用されていたと思われる”魔法瓶”が次の出番を今か今かと待ち構えているかのように食い気味でぶら下がっていた。 水筒というより、魔法瓶。内層がガラスで出来ていて、遠足に持っていこうものな
兜町に行って株券500万枚をばら撒いた、ご主人。全ては仕組まれた陰謀であると主張。バブルに翻弄された男が、全てを激白してくれた!
「”閉校記念誌”を入手していた探索者」廃屋に残された少女の日記'79.29
キョーコさんはまもなく卒業式を迎える。その数日後に、閉校式が行われる予定になっている。 この冊子は読んで字の如し、キョーコさんが卒業をする中学校と、かつて通っていた小学校の『閉校記念誌』である。 これを見て『また、おまえの手癖の悪さが出た賜物なのか。日
ここ十数年手つかずだった、カイラスのレトロゲー汚部屋倉庫に遂に探索の手が入ることに。世界各国から収集したレトロゲームにアイドルグッズ、くだらない雑貨に雑誌。今、ようやくその封印が解かれる。
愛読書は世界初の男性雑誌「エスクァイア」の本国版。残されていた絵葉書は北から南の日本の隅々まで。怪しげな精力剤には特に感心を示しておられた様子。そんなご住職の足跡を残留物から執拗に追ってみたカイラスであった
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「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 いよいよ、ミスドのバイトが始まったものの、ドーナツの種類が覚えられずに落ち込む、キョーコさん。 それ以外も要領が
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 小宮君は、桂木さんと別れる予定はないので、付き合うのは到底無理。 だからといって、富名にアタックをしてもどうせ断
和歌子ちゃんのお母さんの誕生日に、彼女が母にプレゼントをした本が、世間の流行りではあるものの、なんとも示唆的な本であった。『お母さん、娘がこうならなくて良かったでしょ・・・』 その本が原作のテレビドラマが丁度放映中だったようで、mineoと和歌子ちゃんの二人は
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 二年の女子が一年のキョーコさんの教室に、ガンをつけに来るなど、スリリングな学校に通う、彼女。 でも、他の学校より
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 朝起きて、バス停に向かったはずだったのだが、まだ家で寝ていた、キョーコさん。 中学校の時、あれ程憧れた金山君には
試験が終わってホッとする、二人。 ミネオが和歌子ちゃんの家に電話をした時、お宿の居間であろうその後方では大音響のBGMが流れていた。それはお父さんがカラオケのテープと、それを歌った時のテープを二重にして流していたもので、「ハモるかなぁ・・・」 とやってみせて
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 駅チカの喫茶店では、パフェ祭りにピザ祭り。 興奮しっぱなしの、南田姉妹。 どんな偶然か。二人の女子より漢和辞典を
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 相変わらず、女性駅員と犬猿の仲のキョーコさん。 キョーコさんのように好きな人を追って、テニス部をやめて陸上部に入
一足早い合格発表がなされた、私立組の名前を発表し書き連ねる、和歌子ちゃん。お金があって羨ましいわぁ~。貧乏宿屋の娘にゃ、別世界の話だわな、、、そんなやっかみもあったのか、なかったのか 和歌子ちゃんが書いたであろう、弟さん『ひろゆき』君に対するから
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 学校行事の一つ宿泊研修に参加をしたキョーコさん。 宿はなんと、このブログでも探索記事を発表して大きな注目を集めた
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉 地方ののどかな町のことだからか、普段時折駅までキョーコさん自身が車を運転することもあるようだ。 何をやっても私は
今回はmineoから和歌子ちゃんへの交換日記。 弟が姉である和歌子ちゃんの妊娠を疑っていた、というエピソードに対して、ど直球のシモネタで返す、mineo。 受験の日まであと四日 写真一枚一枚にほんわかとした言葉が添えられている。 和歌子ちゃんのご両親、もし
「登場人物」南田 キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 南田 史之舞 キョーコの姉1979年 6月7日 (木) 8日 0:33 大本命なのは掛居先輩だが、彼はあと一年しかこの学校にいない。打ち明けたとして、
今回は和歌子ちゃんからmineoへの交換日記。 体調不良で嘔吐してしまった、和歌子ちゃん。 弟のヒロはそれを見るなり、『ひょっとして、まさか、オネェ・・・』と、 あらぬ疑念を抱くのであった 峠のお宿の女将、つまり和歌子ちゃんの母親の学生時代と思われる写真
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 6月6日 10:50 部活をズル休みして、街のケンタッキーで買い食いをして店を出ると、そこにいたのは・・・ キョーコさんは心の
今回はmineoから和歌子ちゃんへの交換日記。 mineoが通う馴染みの床屋は『BAR BAR 石渡』。 なぜか頭髪カットの過程を自慢気に披露する、mineo。 受かったらボウリングがしたい。 ぜひとも、二人で合格しよう おちゃらけているようで、必死に結束を呼びかける
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居 鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 6月2日 10:02(土)~6月4日 無免許未成年ながら、庭で車を運転してしまうキョーコさん。 安らかに死にたいと、怒号とと
今回は和歌子ちゃんからmineoへの交換日記。 刻々と迫る受験日。二人が一息つく時間。 いじらしくも、可愛いイラストでmineoにバレンタインデーのチョコをそれとなくおねだりしてみる、和歌子だった・・・。 更新した後に気づいたのですが、バレンタインデーのチョコって女
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 5月30日(水)掛居先輩は遠くない将来、単身上京を果たし今の生物部とはかけ離れたとあるスポーツに人生を捧げることになるが
今回はmineoから和歌子ちゃんへの交換日記。 こちらも更新を再開したいと思います。 以前とは違い淡々とした更新になってはしまいますが、なんとか最後まで続けたらなと。 二人して受験をする高校の運命の受験日まであと11日。 mineoはふと小学校時代の卒業式の日のこ
今回は和歌子ちゃんからmineoへの交換日記。 刻々と迫る受験日。二人が一息つく時間。 いじらしくも、可愛いイラストでmineoにバレンタインデーのチョコをそれとなくおねだりしてみる、和歌子だった・・・。 更新した後に気づいたのですが、バレンタインデーのチョコって女
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 5月30日(水)掛居先輩は遠くない将来、単身上京を果たし今の生物部とはかけ離れたとあるスポーツに人生を捧げることになるが
今回はmineoから和歌子ちゃんへの交換日記。 こちらも更新を再開したいと思います。 以前とは違い淡々とした更新になってはしまいますが、なんとか最後まで続けたらなと。 二人して受験をする高校の運命の受験日まであと11日。 mineoはふと小学校時代の卒業式の日のこ
「登場人物」キョーコ 主人公の女子高校生(一年生) 掛居先輩(掛居鷹之) 遠くない将来、キョーコの恋人になる 史之舞 キョーコの姉1979年 5月28日(月)-1--2-1979年 5月29日 (火)-3--4--5-つづく...
しばらく振りの更新になります。このシリーズを続けることを考えた結果、ご提言などもあり、日記だけを掲載していくという考えに至りました。原文の画像から色々と勘ぐられてしまうかもしれない、といったように"アラ"が見えてはいけないだろうと、今までは小さめの画像を載