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  • 第8回 日よう会水彩画展よりー1

    *ご挨拶この誠茅庵小さな小さな美術館も半年ぶりで、しばらく開店休業といった有様で新しい陳列が出来ないでおりました。これはコロナによることと、そして何より私(館長)の体調不良とそれに伴う気力意欲の衰退によるものでした。美術館と称していながら申し訳ありませんでした。さて、今回久し振りに陳列することになったのは、この会が自分が20年間所属していた会であり、自分も出品しており、加えて今回の展示会が私自身としては最後の展覧会出品になるかも知れないという事情もあったのです。体調がこんなに気力や意欲というものに影響を与えるとは自分でも驚いております。設立以来のメンバーでありましたが、悩んだ挙句とうとう意を決し、この展示会の最終日に、7月から休会にさせて頂くという申し入れをしたのです。何とか体調回復に努め気力意欲を取り戻...第8回日よう会水彩画展よりー1

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー2

    (日よう会のことー2)実はこの会は私が名付け親なのです。これだけがたった一つの私の自慢です。当時の設立メンバー数人で集まってネーミングとなった時に、いろいろな洒落た素敵な名前が候補に挙がりました。たまたま私はシンプルに日曜日にやること、先生のお名前が【よう】であることに掛けて、日よう会を提案したのです。途中いつの間にか日YOH会になったりしましたが、これに落ち着いているようです。2002年に発足し多少の出入りはありましたが、常時20~25名で維持してきました。途中入会希望があっても2,3年も待ちなんていうと時もありました。先生は芸大の油彩科卒で、立軌会の主要メンバーです。吾々にはちょっと勿体ない位の先生です。よく「どんな先生か」と展示場などで利かれますが、その時私はいつも「口は悪いが美人の先生ですよ」と答...第8回日よう会水彩画展よりー2

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー3

    *日よう会のことー2月に1回の教室ですが、2回目の仕上げの時には全員のをズラリと並べて先生の講評があります。年に1度はモデルをかいたり、野外スケッチをしたり、展示会と交互に隔年でスケッチ旅行などがありました。暑気払い、忘年会という年に2回の総会は和気藹々の楽しい初期次回であり宴会でした。役員は(世話役)は5名の1年交代の輪番制です。しかし最近では80歳以上の人は希望によって申し出があれば免除することになりました。これで皆の平均年齢は高くなるかもしれませんが、皆さんは長いお付き合いで一層楽しい雰囲気になっています。よく10人も集まれば変人奇人(峻険高慢唯我独尊他いろいろと)がいるものと言いますが、ここでも様々な人間模様があったのでしょうが、自然淘汰的に替わって今では思いやりがあって人格円満で、絵への情熱深く...第8回日よう会水彩画展よりー3

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー4

    *日よう会と当誠茅庵小さな小さな美術館のこと。この誠茅庵美術館でも、日よう会展示会は1回展からその全てを掲載というか陳列してきました。(もちろん今ご覧のPCでどんどん昔に遡っていただければ観ることが出来ます)。案外講評ではありましたが、私の独りよがりの評論めいたコメントを付けたりして楽しんで来ましたが最近ではその作者の紹介、簡単な人物像などにとどめて、作品の1点づつを紹介してきました。幸いクレームもなく、陳列をほとんどの方に許可を頂いてきました。ある意味で、会として個人としてもいい記念に、思い出になるのではと思っております。それでは今回も17人の17点を並べてみました。会場の陳列順通りに時計回りに陳列しました。会場では一人3点で大小が色とりどりずらっと並んでいるのですが、私の勝手な好みで1人1点で選択させ...第8回日よう会水彩画展よりー4

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー5

    作品NO-1/17『箱根』久保田明さん画最近、ステッキを使い始められましたが、元気に参加されて、ひょうひょうと描いておられます。今や会の最長老です。衒いのない素朴で素直な絵がこの方の持ち味です。まだまだ元気に続けられるようです。第8回日よう会水彩画展よりー5

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー6

    作品NO-12/17『カイマナヒラ』林由紀子さん画いつも明るい笑顔で、親切でやさしいとても爽やかな方です。絵にもしっかりその感じが出ていて、デッサンも確実で心地よいものです。第8回日よう会水彩画展よりー6

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー7

    作品NO-3/17『うさちゃんとお茶』高橋純子さん画会の設立時からのお仲間です。この数年、腕をメキメキ上げられました。何人かおられる会の出世頭のお一人でしょう。そのお人柄同様に、やさしく誠実な感じが絵にもよく出ています。展示会などでは、よく同姓なので奥さんですか、と聞かれます。喜んで知らない方には半分位は,にこにこと「そうです」と答えます。第8回日よう会水彩画展よりー7

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー8

    作品NO-4/17『グリーン』佐藤典子さん画メンバーで唯一人の美術大学出身です。学歴など関係ない世界とはいえ我々の中では一段抜けた見事さです。色使い、塗り方,構図など一寸真似の出来ないセンスです。お人柄も円満で何ともやさしい頼りたくなるようなお母さんタイプです。第8回日よう会水彩画展よりー8

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー9

    作品NO-5/17『SUMMER-1』山下登喜子さん画とてもしっかりした印象の方で、でも一方では真面目なとても頼りになる優しい方です。その作品はそんな性格通り、何時もはっきりしたきちっと力強い素敵な作品です。絵はお人柄を表すものなのでしょうか。第8回日よう会水彩画展よりー9

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー10

    作品NO-10/17『柿』野口昭美さん画私より二ヶ月上のやさしいお姉さんです。お話好き、冗談すきの明るい方です。会のOBである、石黒氏とか安田氏に次いで、教室での先生とのやり取りが絶妙愉快で楽しい方です。しかし絵の方は真面目にしっかりと上手に仕上げておられます。第8回日よう会水彩画展よりー10

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー11

    作品NO-7/17『ボトル』渋井恒子さん画私より先輩ですが、お元気で溌溂となさって、絵も若々しい感じです。ますますお元気でいつも明るく感心してしまいます。絵もこの会の中でも何本かの指に入る位の腕前で、優秀な会員のお一人です。その存在は欠かせないでしょうから、これでは、いくらご本人が「もう年だから」などとおっしゃっても、そのお人柄と相まって先生はやめさせてくれないでしょう。第8回日よう会水彩画展よりー11

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー12

    作品NO-8/17『ピエロ』二見直枝さん画シャープでとても巧みな印象的な作品です。新しく入会の方ですので(先生の藤沢教室から数人方が移籍されましたが、さすがに絵が大好きでお上手な方ばかりのようです)まだお話をしたことがなく、その人物像などを紹介できないのが残念です。第8回日よう会水彩画展よりー12

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー13

    作品NO-9/17『庭先にて』角田美紗子さん画この方の作品は、まず「お上手!」というのが第一印象です。デッサン、色彩共にお見事です。この方も最近、藤沢教室から来られた方なのでさすがなものです。お話したことがなく、お人柄など描くことが出来ません。第8回日よう会水彩画展よりー13

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー14

    作品NO-10/17『今夜はカレーだ!』高橋誠画大きいことは良いことだ、濃いことは良いことだ!という事だけの作品の様です。正直もう10年も前のものです。自分のは何ともコメントし難いものです。私は淡い薄い美しい絵をみると、ああきれいだなぁ上品だなぁとは思いますが、それだけでもっと塗り込みたくなってしまうのです。淡彩画というか、透明水彩絵の具というのは私には無理だったのかもしれません。第8回日よう会水彩画展よりー14

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー15

    作品NO-11/17『人物』中村知津子さん画明快ではっきりした性格の方のようにお見受けします。絵でもそのとおりでキチンとした絵を描かれています。教室で見ていると、周りの人に比べて早描きです。ほとんど1回目で塗り始めておられます。そしてそれは丹念に塗っておられる姿が好ましいものです。第8回日よう会水彩画展よりー15

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー16

    作品NO-12/17『中央公園の秋』野村久雄さん画お酒を飲まない方なのに酒造メーカーで利き酒を担当されたとか、羨ましいような勿体ないようなことです。大人物のようなタイプなのにその絵は緻密です。デッサン力に,滲み、ぼかし等の水彩画の技法を駆使されて、まるで「水彩画の書き方」とでもいった教科書に出てくるような見事さです。第8回日よう会水彩画展よりー16

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー17

    作品NO-13/17『めんそーれ』則武清司さん画この20年間、努力もあったのでしょうが、彼が最も上達したのではと思います。独特な作風や世界が出来上がり、しっかりしたデッサン力で楽しませてくれます。必ず人物や動物が登場したりで、イラスト的という事を超えた楽しい作品です。もはや則武ワールドという感じです。第8回日よう会水彩画展よりー17

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー18

    作品NO-14/17『ぼくだいきちです』嘉茂みゆきさん画会一番のはりきりガールです。いつも明るい口調と笑い声で、和やかムードを醸してくれます。丹念に描いていて、上達頭のお一人ではないでしょうか。あの明るさは会には欠かせません。第8回日よう会水彩画展よりー18

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー19

    作品NO-15/17『静かな時』岡崎洋子さん画控えめで優しいお人柄のそのままに、しっとりと落ち着いた作風です。この20年間のうち、小田原へ皆でスケッチに入った頃から、すっかり腕を上げられたような気がします。お城の石垣とお堀の作品を覚えています。第8回日よう会水彩画展よりー19

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー20

    作品NO-16/17『木馬と人形達』武信早苗さん画いつも物静かの方ですが話をすると、にっこり笑顔で明るく軽快ですぐ優しく面倒見の良い方だと分かります。その作品もお人柄の通りやさしいタッチで心温まる感じです。第8回日よう会水彩画展よりー20

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー-21

    わ作品NO-17/17『いつでも夢を』小崎なな子さん画この方も藤沢からの方ですが、たまたま受付当番が同日で4時間ばかりご一緒しました。かなりの自遊人で面白い方のようにお見受けしました。しっかり自分なりの世界を持って、その中で自分を律しておられるようです。絵にもしっかりそれが表れて、自由奔放、遊び心と独特な発想の作品です。第8回日よう会水彩画展よりー-21

  • 第8回 日よう会水彩画展よりー-(終わりに)

    以上で17人の17点をご覧いただきました。作品の講評などは私には出来ませんので、ちょっぴりだけでも私なりの作者の人物像、人となりを紹介したつもりです。ハット気が付いたら、女性方には優しい明るいという言葉が並んでしまいました。これは私の願望、女性に求める理想像なのかもしれません。皆さん、先生の教えを生かしているような、そうでないような感じで、各々個性豊かに描いている明るく楽しい日よう会の様子が窺えます。しかし先生のご指導のおかげで、特にこの10年皆のレベルが格段にアップしたのは自他ともに認めるところです。コロナ下でもありこの連日の季節外の猛暑の所為か例年よりはギャラリーは少なかったようです。しかし受付へ入会打診や希望者が女性3、男性2名もありました。この会はますます発展することでしょう。さて私は、20年間こ...第8回日よう会水彩画展よりー-(終わりに)

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