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  • 浪漫の灯/「どんたく」他・竹久夢二【かさこそ森の読書時間<22>】

     *本文は作業中。浪漫の灯/「どんたく」他・竹久夢二【かさこそ森の読書時間<22>】

  • 長文のススメ/「露伴集」江田露伴【かさこそ森の読書時間<21>】

    近頃の若いものは・・・というセリフは、ソクラテスも吐いているという。老人が若者に対する態度というものは古今東西を問わず似たような傾向を示すものらしい。それにしても、近頃の若者は、と言わずにはいられない。15字以上は読まない、というインターネット社会の若者たちの傾向に続き、15行以上は「読めない」という現象が浸透・蔓延し始めていると憂慮するのは、前・法政大学総長で作家の田中優子氏である。彼女は私よりは若いが1952年生まれなのでほぼ同時代の年寄り仲間と言っていいだろう。――それは困るな。と私も思うのである。長い文章を読む力がなくなるということは、ヘミングウェイやドストエフスキー、森鴎外や江田露伴などを読む能力を無くした「大人」が増えているという事ではないか。戦記文学の傑作、五味川順平「人間の条件」、大西巨人...長文のススメ/「露伴集」江田露伴【かさこそ森の読書時間<21>】

  • 独学のススメ/「福翁自伝」福沢諭吉【かさこそ森の読書時間<20>】

    *本文は作業中。独学のススメ/「福翁自伝」福沢諭吉【かさこそ森の読書時間<20>】

  • めぐり合う「とき」と「人」/武石憲太郎展[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:17>]

    武石憲太郎さんが会場を訪れて下さり、キャプション付けなどの仕上げを手伝ってくれたという。武石さんの字はそれ自体が「絵のよう」な雰囲気を持っている。この手書きのキャプションを作品の裏側に張り付けておいたら、後々、付加価値が附くのではないか。と、それは冗談だが、憲太郎さんが来てくれたことが嬉しくありがたい。この笑顔に出会っただけでも、展覧会を急遽立ち上げた甲斐があったというものだ。一つの企画展を開催するには、時には数十年もかけるほどの長い準備期間を必要とするものだが、今回は二ヶ月足らずで展示にまでこぎつけた。その二か月前にアトリエを訪ねた時には、作品が行方不明になるという不幸な出来事(詳細は現時点では非公開)のために憔悴し、このまま死んでしまうのではないか、と私は心底、心配したのである。その一か月後に長年の交...めぐり合う「とき」と「人」/武石憲太郎展[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:17>]

  • 始まりました/武石憲太郎展[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:16>]

    始まりました/武石憲太郎展[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:16>]

  • ここにほんものの芸術家がいる/予告・武石憲太郎展[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:15>]

    開催中の「空想の森アートコレクティブ展」に【武石憲太郎展】が加わりました。現代の芸術表現活動は、日常生活全般の中にあり、変化と進化を繰り返しながら展開してゆくものと把握し、その経緯を楽しみ、鑑賞する機会としましょう。まずは概要を案内チラシの原稿から。空想の森アートコレクティブ[武石憲太郎展202]]【由布院空想の森美術館】2025年4月25日~6月20日大分県由布市院町川北電話090-5319-4167(高見)平原1358電話0977-85-7542開館日金曜・土曜・日曜*ご予約いただけば開館可能です。入館料大人500円中学生以下無料☆ホームページkuusounomori2018.wixsite.com/mysite由布院空想の森美術館←検索 【小鹿田焼ミュージアム渓聲館】2025年7月1日~8月31日大...ここにほんものの芸術家がいる/予告・武石憲太郎展[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:15>]

  • 紅蓮の炎に映し出されるものは/田口雅己「八百屋お七」[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:14>]アートスペース繭コレクションから④

    紅蓮の炎の中に火消しの纒や櫓、逃げ惑う人々、役者や鳥、種々の景物などが描き込まれ、現代の絵草子を見るような画面構成となっている。江戸時代前期に、恋人に会いたい一心で放火事件を起こし、火あぶりの刑に処せられた実在の少女は、以来、様々な戯曲や芝居、小説などに描かれたが、20世紀の絵師は今昔を行き来するような絵柄を生み出した。田口雅巳(1936~2010)東京生まれ。神奈川県立鎌倉高等学校在学中から,公募団体展(自由美術展ほか)・グループ展に出品。創作活動を続け、1984年以降,無所属となり個展を中心に洋画・日本画・立体造形・版画などを発表、併行して湘南風景も描き続けた画家。紅蓮の炎に映し出されるものは/田口雅己「八百屋お七」[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:14>]アートスペース繭コレクションから④

  • 雨の歌を聴きながら/田島征三「雨の森の一日」[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:13>]アートスペース繭コレクションから③

    御存知、日本を代表する絵本作家・美術家。本作は、エネルギッシュな作品群の底流をなす素朴で愉快な造形物が、森の中の雨音や雷さまのとどろき、森の生き物たちの声などが聞こえてくるような配置。幼少期を自然豊かな高知県で暮らしたことが、その後の創作活動の原点という。「とべバッタ」「ふきまんぶく」などの代表作があり、伊豆高原に移住した後は谷川晃一・宮迫千鶴夫妻とも交流し、木の実や自然物を使った壮大なアート作品を展開してきた。2009年「鉢&田島征三絵本と木の実の美術館」が開館。<技法:材>リトグラフ/紙<作品寸法(cm)>37×27雨の歌を聴きながら/田島征三「雨の森の一日」[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:13>]アートスペース繭コレクションから③

  • ご案内/今季最後の山桜染め【森へ行く道<162>】

    由布院・高千穂・阿蘇・椎葉と廻る旅から、山桜の枝を少しいただいてきて、今季最後の山桜染めを実施します。桜は開花前の蕾を一杯に膨らませた枝が最も良い発色が得られます。里の桜はすでに咲き終えて葉桜になっていますが、九州中央山地の一部では遅咲きの桜が開花を待っているのです。とき5月4日午前10時~午後3時ところ森の空想ミュージアム(西都市穂北5248-13)参加費3000円☆当日は一品持ち寄り方式のお昼ご飯とします。当方では天然ヤマメ料理+山菜天ぷらをご用意。この日は、ご用意のシルクストール(1000円~3000円でお買い上げいただきます)の染色の他、これまでに染めた布の「重ね染め」を行ないます。せっかく染めたけれど色が薄かった、という素材や、年月が経ち褪色した布などがあればお持ち下さい。ご希望によりお手持ちの...ご案内/今季最後の山桜染め【森へ行く道<162>】

  • 山中に夢幻の郷あり/春の山旅②【空想の森から<198>】

    *本文は作業中。山中に夢幻の郷あり/春の山旅②【空想の森から<198>】

  • 独奏「アーナー恵子」/赤の遍照<5>[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:12>]アーナー恵子アトリエから⑤

     音楽とは、演奏が終わった瞬間に消えてしまう芸術だという。音楽が響いてくるような絵もあるという。では、一人で楽器を奏でている時、また、発表の予定もなく誰に見せるという目的もなく線を引いている時などに、音楽家や画家はどんな心境でいるのだろう。その答えの一つが、このデッサンにあると思える。鉛筆と紙を使って描くという絵画の初発の段階での線が、歌い、踊る時、画家は、われ知らず、一人の音楽家になっているのだ。 <技法・材質>鉛筆・水彩/紙<作品寸法(cm)>35×24独奏「アーナー恵子」/赤の遍照<5>[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:12>]アーナー恵子アトリエから⑤

  • 「再来」アーナー恵子 /赤の遍照<4>[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:11>]アーナー恵子アトリエから④

    【アーナー恵子再来》】油絵ではサムホール(ハガキ2枚大)という最小サイズに入る作品だが、そこには遠い山岳または雲の峰のような雄大な景観があり、大きな月(沈みゆく太陽かもしれない)が描かれている。ご主人のハワードさんを亡くした後の作品ならば、再来と再会の願望が託されていることはあきらかだ。もしも、それ以前の作なら、訪れる人生最大の不幸とそこから立ち上がり再生する過程を予測していた作品ということになる。画面は小さくとも、秘められている物語は大きく、深い。<技法・材質>アクリル/キャンバス<作品寸法(cm)>15×23「再来」アーナー恵子/赤の遍照<4>[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:11>]アーナー恵子アトリエから④

  • 「遭遇」アーナー恵子/赤の遍照<3>[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:11>]アーナー恵子アトリエから③

     黒潮寄せる日向灘の岩礁に立って、潮音を聴き、波間に漂う不定形な物体を見つめている時、または、神楽の演じ続けられている山奥の村の上空に漂う雲をふと見上げた時などに現れる現実にはあり得ない形態などを連想させる。「遭遇」とは、彼岸と此岸の境界を行き来する不安と希望の混交した時空。どこからか、愛おしい人の声が聞こえてくるような、ひととき。 <技法・材質>アクリル/紙・パネル<作品寸法(cm)>31×50☆【空想の森アートコレクティブとは】「コレクティブ」とは、「共同するー集合するー収集する」という三つの価値観を集約する概念で、「現代アート」の先鋭的な動向として各地で展開され始めたアートの潮流です。大分県由布院の地域活動を母体として誕生した「由布院空想の森美術館」(第1期1986〜2001・第2期2018〜現在)...「遭遇」アーナー恵子/赤の遍照<3>[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:11>]アーナー恵子アトリエから③

  • アーナー恵子「エネルギー」/赤の遍照<2>[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:11>]アーナー恵子アトリエから②

    画面を眺め続けていて、「遍照」という言葉が浮かんできた。太陽のエネルギーが炎上するさまをコロナといい、遍照とは仏教用語の大日如来を表す概念だが、そんな大仰な把握ではなく、明るくそこに集う人々を照らし、楽しくさせる「赤」だと思ったのである。そうだ、アーナー恵子さんその人が快活で、いつも周りに笑い声が絶えない素敵な女性なのだ。<技法・材質>アクリル/紙・パネル<作品寸法(cm)>80×80【アーナー恵子プロフィール】KeikoAhner1960年宮崎県生まれ。独学で美術制作。油彩・アクリル画をはじめ、ボディーペイントやライブペイントも手がける。個展やグループ展を国内外で開催。主な作品シリーズにクルクルアニメーション、ダンゴ虫シリーズ、ピーナツ星人、アハアハ星人、繋がれた命、ワッショイ星人がある。「ワッショイ星...アーナー恵子「エネルギー」/赤の遍照<2>[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:11>]アーナー恵子アトリエから②

  • /アーナー恵子「燃える想い」[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:10>]アーナー恵子アトリエから①

    多彩なアーティストである。最初に会った時は、宮崎県全域で企画された「新芸術集団フラクタス」のディレクターとして出展要請に行った時だったが、自身が運営するアトリエショップそのものが爽やかな色彩のオブジェや平面作品で構成されていた。ジャンルを超えた表現者たちが集まる芸術展にふさわしい人だった。その時期の作品「燃える想い」である。赤が鮮烈で、輝くような白の配置も快かった。燃え上がるような南国の風景とそこに集まる人々との出会いの楽しさも包含した作品。フラクタスとは宮崎出身の前衛美術家・瑛九が結成したグループの系譜を引き継いだ集団であった。/アーナー恵子「燃える想い」[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:10>]アーナー恵子アトリエから①

  • 原種のヤマメに出会った午後/山桜の谷へ②【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<25ー7>】

    *本文記事は作業中。原種のヤマメに出会った午後/山桜の谷へ②【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<25ー7>】

  • 山桜の谷へ①【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<25ー6>】

    里の山桜はすでに葉桜となり、染井吉野が満開である。南阿蘇での山桜染めワークショップの予定が決まり、現地での採集が不安定の要素が多いので、念のため、探しに出かけた。山桜の染めは、開花前の蕾を一杯に付けた状態での採取がもっとも良い発色が得られる。釣りを兼ねて米良の山脈に分け入る。大人の腕ほどの枝を一本分、いただければ十分なのだが、山の中腹から頂上付近まで開花は進み、葉桜となっているところもある。標高700~900メートルの高地を駆け、尾根筋に近い所で開花前の一群落を見つけた。今季最後の採集である。同行のカワトモ君が、藪を分け入り、伐り出してきてくれた。念のため、本体から出ている横枝一本をいただくことを申し付けて置く。15歳になった彼は、逞しく、見る間に切り倒し、運び出し、車に積み込める大きさに切り分けてくれた...山桜の谷へ①【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<25ー6>】

  • 鳥の歌を聴きながら/谷川晃一「鳥の歌」[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:9>]アートスペース繭コレクションから②[

     太陽の光が明るく降り注ぐ伊豆高原の森には、たくさんの鳥が集まり、終日、歌声を響かせる。この地に移り住んだ谷川晃一・宮迫千鶴夫妻の日々を彩った鳥たちの合奏。そこから生まれ出た美しいフォルムと色彩。鳥の歌を聴きながら/谷川晃一「鳥の歌」[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:9>]アートスペース繭コレクションから②[

  • 花に嵐:谷川晃一「森の歌」/アートスペース繭コレクションから①[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:8>]

    花に嵐というほどではないが、冷たい雨が降り続いた二日間が過ぎて、咲き遅れていた山桜と染井吉野が同時に咲いた。古い教会を改装した「友愛の森空想ギャラリー」では、[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:8>]が開催中。ようやく出そろったアートスペース繭コレクションの作品解説をはじめよう。【谷川晃一《森の歌》】題名不詳だが、「森の歌」としておこう。谷川晃一・宮迫千鶴夫妻は、東京での活動を打ち切り、伊豆高原の森の中に移住してから、自由闊達で多彩な作品を生み出した。「アートフェスティバルゆふいん」から引き継いだ「伊豆高原アートフェスティバル」は伊豆半島の100を超える会場が参加する地域美術展となり、全国のアートシーンを牽引した。アートスペース繭のオーナー梅田さんは、その初期から同フェスティ...花に嵐:谷川晃一「森の歌」/アートスペース繭コレクションから①[第三期:空想の森アートコレクティブ展/春の森で見た夢は<VOL:8>]

  • 「竹と音楽」① 【竹と遊ぶ・竹と暮らす<3>】

     私たちの仲間、音楽家の成澤けやき君が、「竹と音楽」をテーマとした活動を開始し、クラウドファンディングに挑戦しています。好漢・ケヤキ君のことは別の機会に紹介することにして、まずはその概要をお伝えします。古来、神が宿り、神を招く新具として重宝され、楽器や日常の生活道具として使われ続けてきた「竹」ですが、近年はその需要が激減し、竹林は荒れ、「竹害」と呼ばれるようになってきているのです。その「竹」に焦点を当て、音楽の力で再生への道を探ろうとするのがこのプロジェクト。新しい世代の斬新な価値観で「未来資源としての竹」と語り、取り組みます。以下はその概要です。  竹害を竹財に!ミュージシャン・成澤けやき【竹楽器×繋がり×未来づくり】新たな挑戦竹害に対し音楽とアートで解決に取り組んでいます。放置竹林の影響のある地域に対...「竹と音楽」①【竹と遊ぶ・竹と暮らす<3>】

  • 「竹と音楽」① 【竹と遊ぶ・竹と暮らす<3>】

     私たちの仲間、音楽家の成澤けやき君が、「竹と音楽」をテーマとした活動を開始し、クラウドファンディングに挑戦しています。好漢・ケヤキ君のことは別の機会に紹介することにして、まずはその概要をお伝えします。古来、神が宿り、神を招く新具として重宝され、楽器や日常の生活道具として使われ続けてきた「竹」ですが、近年はその需要が激減し、竹林は荒れ、「竹害」と呼ばれるようになってきているのです。その「竹」に焦点を当て、音楽の力で再生への道を探ろうとするのがこのプロジェクト。新しい世代の斬新な価値観で「未来資源としての竹」と語り、取り組みます。以下はその概要です。  竹害を竹財に!ミュージシャン・成澤けやき【竹楽器×繋がり×未来づくり】新たな挑戦竹害に対し音楽とアートで解決に取り組んでいます。放置竹林の影響のある地域に対...「竹と音楽」①【竹と遊ぶ・竹と暮らす<3>】

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