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  • [九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<132〉]

    台風14号による椎葉村の被害状況が次第に明らかになってきた。本日(9月30日)付けの朝日新聞宮崎県版に、18日の台風通過後、10日を過ぎてようやく現地取材による記者のレポートが載ったのである。それによると村全域に被害は及び、いまだに孤立状態が続いている集落が5つあり、村道は各所で分断、主要道は五ヶ瀬町から椎葉へ入る国道265号線だけとなっているという。これまでに縁のあった人びとや施設の被害も報告されている。なんとも言葉のかけようもない災害である。このような状況の中で、ヤマメ釣りに行くといえば不謹慎のそしりを免れ得ないかもしれないが、行くのだ。今年からヤマメ釣りを始め、先日、三か月をかけてやっと3匹の釣果を得たカワトモ君の今季最後の釣りを実現させてやりたいのだ。九州脊梁山地を源流とする河川のほほすべてがまだ...[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<132〉]

  • 峠道で大雷雨に遭遇、撤退して「銀鏡(ギンカガミ)」という珍魚をゲットしたこと #台風14号・被災の現場から<3>

    小丸川・名貫川・耳川という三本の大きな川を越えたところで大雷雨に遭遇。五ヶ瀬川までもう少しという地点で大雷雨に遭遇した。撤退を即決。まだ台風14号の爪痕が残る山道には、濁流が流れ込み、土砂が山の斜面から押し出されて来ている。ヤマメの猟期も残り4日となったので、五ヶ瀬川源流の取材を兼ねて、カワトモ(川上智嗣)を連れて出かけたのだったが、これでは釣りどころではない。怒った時のフグに似た文様が体側にあるが、その体形は扁平で、丸っこい。そして銀色に輝いている。マナガツオ、ヒラアジ(幼魚はエバと呼ばれ美味)などに似ているが、そっと抓んでみると肉があるかどうかと疑われるほどに薄っぺらである。一袋に10匹以上が入っていて、380円。迷わずに買って、レジのお姉さんにその名を訊ねると、「ホウチョウウオ(包丁魚)です」という...峠道で大雷雨に遭遇、撤退して「銀鏡(ギンカガミ)」という珍魚をゲットしたこと#台風14号・被災の現場から<3>

  • 村が孤立している #台風14号・被災の現場から<2>

    各地から復旧の進む様子が発信され始めたが、まだ孤立している集落が多数あるらしい。写真上記5枚は五ヶ瀬町のフェイスブックから。写真上記4枚は西都市銀鏡地区。地区の方のメールから拝借。☆以下のメッセージは諸塚村桂地区「桂神社」の甲斐秀樹宮司のフェイスブックから転載。☆今回の台風14号の被災については、いまだ孤立状態の集落もある様です。現状では人災はないと伺っていますが、普段見ていた風景は形がない様な状態になりました。とても悲しく、とても残念ですが元の状態?限りなく近い状態に復旧出来ることを願うだけです。いくら自然の脅威に叩かれても、自然界の荒ぶる神が降臨しても、それを排除して封印して私たち現世の時代を迎えていると思っています。それは先人の知恵であり、経験であり体験から今まで山間集落に何代もの人が生活し続けてき...村が孤立している#台風14号・被災の現場から<2>

  • 藍の花が咲いた/洪水の泥をかぶった藍畑から

    藍の種から発芽した苗を移植し、育てている木城町石河内地区の畑は、今回の14号台風で冠水し、藍草は泥水に浸かりましたが、水が引くと、藍草は頭をもたげ、花を咲かせ始めました。その生命力に感動です。藍の花には、日本ミツバチが来て蜜を集めています。小さなシジミ蝶や花アブなども来ています。冬を前に、みんな、収穫に忙しい。現在、その藍草を刈り取ってきて、一枚一枚、水で泥を洗い落す作業が続けられています。プロジェクトチームのみなさんの頑張りと熱意にも感激です。このあとも揉んで干し、保存する工程が続きます。そして、発酵からスクモ作り、藍建て、藍染めへと「本職」の仕事がつづくのです。本場阿波藍の地では、それぞれが独立した分業体制で、各ジャンルにその道のプロがいる熟練の技術と継続力を必要とする工程です。このワークショップは、...藍の花が咲いた/洪水の泥をかぶった藍畑から

  • 「神殺し」の最終処分場計画/五ヶ瀬川源流から【森へ行く道<106>】

    ◎最終処分場の現場を見に行くこれが実態。現地を訪れ、現場の人に会い、状況を把握し分析して、意見を述べる。高千穂町出身の記録作家・高山文彦さんによる入魂のレポートです。◎最終処分場の現場を見に行く(画像と本文は高山文彦氏のフェイスブックから転載)山都町東竹原の栗屋克範さん(反対期成同盟リーダー)のお宅を訪れ、最終処分場計画について聞いた。栗谷家は400年つづく林業家で農業家でもある。ひととおり聞いていると、いかに山都町内においてさえ、ひそかに山林買収が進められ、県会議員の皆さんはしかしとっくに知っており、推進役となっていたことがわかってきた。栗屋さんたちが買収の進捗を知ったのは、去年11月。以後、住民説明会を星山商店に何度も求めたが、コロナを理由に蹴られ、ようやく開催されたのは今年5月29日のことである。排...「神殺し」の最終処分場計画/五ヶ瀬川源流から【森へ行く道<106>】

  • クラウドファンディング「天の糸・森の色―山繭紬・自然布・森の草木染めを出版する」終了の報告

    おはようございます。チャレンジ中のクラウドファンディング「天の糸・森の色―山繭紬・自然布・森の草木染めを出版する」の企画は不成立にて終了しました。支援をお寄せくださった皆さん、声援、ご協力をくださった皆さん、ありがとうございました。この企画を推進した私・高見が初めての挑戦だったため、拙劣で分かりにくい表現となり、多くの皆さんの理解と共感を頂ける内容として発信できなかったことを反省し、お詫びを申し上げます。私自身としてはこの企画にかかわれたことで、クラウドファンディングという新しい時代の社会システムを勉強し、再挑戦をする意欲も生まれています。今後ともよろしくおつきあいのほど、お願いいたします。まずはこの紙面にて報告とお礼まで。この期間中に沢庵和尚の『何事もせんと思ふことをずんと思切ってするは本心也。かうせう...クラウドファンディング「天の糸・森の色―山繭紬・自然布・森の草木染めを出版する」終了の報告

  • #台風14号・被災の現場から

    *写真は高千穂町土呂久の佐藤マリ子さんのフェイスブックから。高千穂町秋元集落も中心部へ通じる道が崩落。農地にも甚大な被害。椎葉村・嶽之枝尾地区は橋が落ち懸命の復旧作業が続く。西都市銀鏡(しろみ)地区では4つの集落が孤立状態。諸塚村の最奥部・桂地区は村の北部へ抜けて日之影・高千穂方面と村の中心部へ通じる道が開いたが、まだ停電中で通信不能とのこと。その他いまだに連絡の取れていない地域多数。自衛隊は国防だとか憲法だとか言っていないで即刻現場へ駆けつけたらどうだ、という村の古老の慨嘆。いい人だったのかわるい人なのかまだわからない死んだ総理大臣の国葬などやめて「国土葬」に切り替え、何十億円もの予算を現地へ振りむけるべきだ思う、という村の中学1年生二人の会話。これらも現場の声として拾っておこう。#台風14号・被災の現場から

  • 復元力/台風通過後の九州東岸を南下した【森へ行く道<105>】

    画像は9月18日の高千穂峡。こちらは諸塚村。各地から発信される生々しい現場の映像が、この台風の影響の大きさを伝えている。まだ高千穂の奥地や椎葉村の様子は伝わって来ない。この状況の中、昨日(20日)に由布院空想の森美術館を出発し、九州東岸を南下して、宮崎「森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館」へと帰ってきた。帰途は、由布院から国道210号線を大分へ。高速道は閉鎖中だったが、大分川の氾濫は小規模だったらしく、すでに通行制限は解除されていた。大分市内で国道10号線に合流し、佐伯まで南下。増水した大野川や駅館川の減水は始まっており、渋滞はあったけれど、沿線の町や村は平常の活動が再開されていた。佐伯からは高速道に乗り、順調に帰宅。当地の無事を確認し、集まってくれていた仲間たちにも感謝の意を伝えることができてまず...復元力/台風通過後の九州東岸を南下した【森へ行く道<105>】

  • 南へ/宮崎は大変なことが起きている模様 【空想の森から<148>】

    由布岳はまだ雲に隠れているが、青空が見え始めた。これから宮崎へ向かいます。高速道は閉鎖、途中の道もどうなっているかわからないので、幹線道路をゆっくりと南下します。宮崎「森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館」は周辺の居住者をふくめ、建物や展示品は無事とのことですが、まだ停電が続いているようなので、当分、情報の受信・発信ができない状態が続きそうです。諸塚村の道路が陥没し、中心部の商店街も浸水、椎葉村も「孤立状態」という情報が出始めました。西都市の農地は湖のような状態。大変なことが起きているようです。状況を把握しながら帰ります。南へ/宮崎は大変なことが起きている模様【空想の森から<148>】

  • 台風通過/竹のドームが倒壊、その他は被害なし[空想の森から<147>]

    過去最大級という警報が出た猛烈な勢力の台風14号が九州西岸に上陸し、北上して行った。各地にどのような影響が出たのか、まだ情報が少ないが、宮崎の「森の空想ミュージアム/九州民俗美術館」と「由布院空想の森美術館」は大きな被害もなくほっと一息。空想の森美術館の前庭に設営されていた竹のドームが倒壊したが、これは竹の耐用年数を考慮すれば、止むを得ない結果といえる。同館の17年ぶりの再開を記念した仲間たちが集まり、創り上げてきた愛着のあるオブジェであったが、竹は、再生力と強靭な生命力を持つ植物である。また何らかのかたちで再構築する機会があるだろう。心配していろいろと情報を下さった皆さんありがとうござました。とりあえず無事の報告です。台風通過/竹のドームが倒壊、その他は被害なし[空想の森から<147>]

  • 霧の高千穂を越えて来た [空想の森から<146>]

    一昨日(9月16日)、台風に追われるように九州脊梁山地の山嶺を眺めながら、峠を越え、草原の道を走り抜けて北上してきた。この台風14号は史上最強との予報が出ている。まだ東シナ海にあるというのに、山々は霧を生み、雲は激しく流れて、時折、強い雨が降る。峠道には葛の花が良い香りを漂わせている。この峠の向こうには、先日訪れた山都町東竹原地区があり、産業廃棄物最終処理場建設問題で騒然としている。情報が開示されるにつれて明らかになった杜撰な申請書は一度取り下げられたという報も入ったが、計画撤回ではない。この時点から新たな論議が始まるべき事例であろう。民家の庭先に槿が白い花を咲かせ、林間には釣舟草の群落がある。コスモスが満開の野の脇で弁当を食べ、あとは一気に車を走らせて日田・小鹿田焼ミュージアム渓声館へ行き、ギャラリー部...霧の高千穂を越えて来た[空想の森から<146>]

  • 台風襲来/年寄りが屋根から落ちそうになったこと 【森へ行く道<104>】

    台風14号が北上中。九州直撃のコースをたどりそうだ。蜂が低い所に巣を作る年には大きな台風が来るという山人の予報は中ったかもしれない。明日から由布院へ行く。万全の対策をして出かけよう。戸締りを済ませ、東側の窓の外に垂れ下がってきた楠の枝を切り落としておく。強風に煽られて屋根を引きはがすおそれがあるからだ。枝にロープを掛け、板や角材、丸太などをその上に積みあげて重石とし、枝を高枝鋏の届く位置まで引き下げる。ひととき、現代アートの趣向となった。伐採の作業は難なく終わったが、降りる時、足が辷って落ちそうになった。一瞬の判断で脚立の最上段に着地。ヤマメ釣りで鍛えた瞬発力というところか。年寄りが屋根から落ちたというニュースにならずに済んだ。台風襲来/年寄りが屋根から落ちそうになったこと【森へ行く道<104>】

  • 雨の日の釣り師たち[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<130〉]

    一週間前に、東シナ海を通過していった台風が、大量の雨を残していった。まだ渓は減水していない。そしてまた次の台風が沖縄の西方海上を北上中である。断続的に強い雨が降り、またからりと晴れて青空がのぞいたりする。こんな日に、初心者4人を引き連れてヤマメ釣りにいくなどとと言ったら、無謀のそしりを免れ得ないであろう。どうせ、釣れないに決まっている。自分が流されないようにするだけで精一杯だろう。もしも流されたり、事故でも起きたら、同情などはされず、世間の笑いものになるだけである。私は、引率責任を厳しく問われるであろう。ことをというようなことを述べ立てて、――どうしますか?と問いかけ、――僕一人なら行きます。こんな日でも釣れるポイントはあるのです。つい、余計なことを言ってしまったら、――行きましょう!!ということになった...雨の日の釣り師たち[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<130〉]

  • 山鬼護法【宮崎神楽画帖<22-3>>】

    「猿田彦」は天と地・山と里など、村の境界を守る神、「火の王・水の王」とは、焼畑農耕の記憶を秘める火の神・水源をつかさどる水神。いずれも「国つ神」であり、先住の王である。柳田国男は、鬼とは先住の神の末裔が山に依拠し、山岳修験の理論や仏教の教理を纏い、「山」の守護神となったもの、と分析した。先住の王とは、争いを好まず、渡来の神とも激突・相克ののちに和解し、自然界と共存し、協調して生きることを説く、山と森の精霊神であった。山鬼護法【宮崎神楽画帖<22-3>>】

  • 鬼に会うことは祖先に会うこと 【宮崎神楽画帖<22-2>>】

    大分県国東(くにさき)半島天念寺の「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」が開催される寺域の入り口には、「鬼に会うことは祖先に会うこと」という板に墨書された表示がある。「鬼会(おにえ)」とは中国より渡来した「追儺(ついな)」の儀礼すなわち「鬼追い」の行事なのだが、ここでは「鬼」とは「祖先」であり、鬼会の祭りは祖先を迎え、祖先に会う儀礼であるとはっきり宣言しているのである。国東半島は古代の山岳宗教が栄えた一大聖地で、今も各所に古形を示す祭りを伝えている。修正鬼会も平安時代にその起源を求めることができ、当時の仮面が残っている。その鬼会面の中の「鈴鬼」という女面の裏には平安時代の墨書のあるものがある。現代に伝わる能面の女面の様式がこの時代に確立していたことのわかる資料である。国東半島を歩くと、地元の人から「国東の神さま...鬼に会うことは祖先に会うこと【宮崎神楽画帖<22-2>>】

  • 風の祝(ほうり) 【宮崎神楽画<22-1>>】

    風の祝(ほうり)の風無神とは健御名方神の御子神にしてその御子に天島根津神あり此日国を造りし御佐久知(みしゃぐち)神なり神の裔は世々土候にて威勢す風の祝と申す☆台風が近づきつつある時期、この絵を描いていた。諏訪下社の祝子(ほうり)家に伝わる風鎮めの祝詞と思われる。最近読んだ本のどこかに出ており、メモをしておいたのだが、どの書物だったかをすっかり忘れている。宮崎県延岡市の神楽には「志那賀津彦」という風の神がでる。記紀神話に記される志那都比古神・級長津彦命・級長戸辺命と同系の神である。熊本県阿蘇神社には風宮の「風祭り」が伝わっている。神職が風鎮め目の儀礼をおこなう。各地に分布する「風祭」は台風シーズンを迎える二百十日前後に、作物に被害がないように祈願する風鎮目の祭り。風の祝(ほうり)【宮崎神楽画<22-1>>】

  • 雲のかなた、そこは中央構造線が交わるところ【九州脊梁山地・山人<やまびと>塾(10)】

     ここは、阿蘇郷と高千穂郷の分水嶺。阿蘇・熊本・高千穂の水の始まり、雨水が川となるところ。雲のかなたに、湧水の上にぽっかりと浮かぶようにある阿蘇外輪山の東端、山都町東竹原地区。この地点は、日本列島を走る中央分水嶺と中央構造線が交わる場所。近隣に高千穂様式を伝える桑野内神楽が伝わっている。☆以下は高山文彦氏のフェイスブックから転載。◎五ヶ瀬川を守れ「高千穂町で説明会」へ宮崎県議会の自民党代表質問(9月7日午後)で、はじめて最終処分場問題について質疑がおこなわれた。はやい段階での議会対応は、のんびり屋さんの「ひなた県」としては異例ではなかろうか。短く頼りなげな内容のように一見されるが、「高千穂町で説明会を開催」する言質を熊本県からとったこと、「熊本県に対し本県内の意見等を適宜申し入れる」と知事が意志表明した事...雲のかなた、そこは中央構造線が交わるところ【九州脊梁山地・山人<やまびと>塾(10)】

  • 水が生まれ、水が集まり、水の神さまが祀られるところ 【九州脊梁山地・山人<やまびと>塾(9)】

     行ってみたい所。先日訪ねて、たどり着けなかったところ。  吉村里恵篠村さんのフェィスブック記事と写真を転載。 五ヶ瀬川には五瀬命が遣わした五柱の水神様が祀ってあります。まず、東方は日之影川(見立川)に川詰神太郎、西方が三ケ所川の廻渕に雑賀(さいが)小路安長、南方が七折川(綱ノ瀬川)に綱瀬弥十郎、北は田原川に漣(さざなみ)三郎。そして、中央は本流の三田井・高千穂峡に御橋久太郎。産業廃棄物最終処分場建設計画がある東竹原から流れ出る水が川となり、五ヶ瀬川に合流する地点に祀られているのが「吐の瀬漣三郎水神」。先日思い立ってふらっと立ち寄ってみました。特産センターごかせから桑野内方面を抜けて車で20分。す~~~~~んごいグニャグニャ道を通って着いたところ、川の側に水神様の鳥居がありました。この日は雨の影響か川は濁...水が生まれ、水が集まり、水の神さまが祀られるところ【九州脊梁山地・山人<やまびと>塾(9)】

  • 足ごしらえ/術っと後頭部を強打したこと[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<129〉]

    台風が九州の西海上を北上していった。予報円のやや西側を通過したため、当地には大きな影響がなくてほっとしている。明後日に予定されている渓流入りは、実行できるだろう。 「川足袋」を新調した。これは、宮崎市青島漁港の入り口近くの「柴釣り具商店」という古くからある漁業関係者相手の釣具屋さんで入手。「磯足袋」というのだろう。近くに住む女の人などが、これを履いて磯を歩き、貝や昆布や海苔などを採集するためのものだろう。川足袋とまったく同一のものだから、行く先々で呼び名がちがうだけなのだろう。  これが川足袋(かわたび)。昔からある川沿いの町の釣具屋さんには売っていることがある。大型の釣り道具店ではあまり見かけなくなった。直近ではホームセンターに売っていたという情報がある。それは「田植え足袋」だろう。いずれにしろ靴底にフ...足ごしらえ/術っと後頭部を強打したこと[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<129〉]

  • カワトモ君のヤマメスケッチ【九州脊梁山地・山人<やまびと>塾(8)】

    これはもう、説明を要しない。見ての通り。手抜きじゃない!のだと。特徴は、おいしい!だと。その通り、そのとおり。カワトモ君が初めて釣ったヤマメは、23センチの大物だった。今年の5月から釣り始めて、10センチ前後のチビヤマメやアブラメなどの雑魚は釣れたが、「持ち帰りサイズ」とされる成魚すなわち「獲物」としてのヤマメは、一匹も釣れていなかったのだ。谿を歩き、崖をよじ登り、滝を迂回して釣り上る渓流での釣りは、体力と持続的な気力を必要とする「狩り」の領域なのだ。*続きは作業中。カワトモ君のヤマメスケッチ【九州脊梁山地・山人<やまびと>塾(8)】

  • 夏惜しむ―カワトモ君の初ヤマメー[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<128〉]

      *本文は作業中です。夏惜しむ―カワトモ君の初ヤマメー[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<128〉]

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