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2015/05/16

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  • 原発を詠う (2) 汚染水 やっとたどり着いた10年目の春なのに…

    原発を詠う(2)汚染水やっとたどり着いた10年目の春なのに…(写真・朝日新聞北村玲奈氏)「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」東電が2015年に福島県漁連に回答した文書である。にもかかわらず、4月13日、政府は福島原発の処理水を海洋放出することを決定した。国の放出基準は1㍑あたり6万ベルク。この数値は、70歳になるまで毎日約2㍑飲み続けても、国際的に許容されている基準におさまるレベルらしい。福島第一原発では、法定基準の40分の1まで薄めて放出するらしい。実際の放出は2年後になるのだが、この決定には、「ここで判断しなければ、タンクでの保管は難しくなる」という、トイレなきマンションといわれている原発運営の危機的状況を抱えているからだろう。「期限ありきの放出」という魂胆がありありと見える海洋放出決定だ。福島...原発を詠う(2)汚染水やっとたどり着いた10年目の春なのに…

  • 読書案内「南三陸日記」 ③ 防災対策庁舎、もう一人の人

    読書案内「南三陸日記」③防災対策庁舎、もう一人の人前書き2020年10月に東日本大震災の地、福島、女川、南三陸を訪れた。3度目の震災地訪問である。一度目は2011年10月で、被災半年の彼の地は瓦礫の山で、目を覆うばかりの惨状に圧倒され、言葉もなかった。「復興」という言葉さえ口にするには早すぎ、瓦礫で埋め尽くされた町や村は、日の光にさらされ、津波に流された船が民家の屋根や瓦礫の中に置き去りにされたまま、時間が停止し原形をとどめぬほど破壊された風景が広がっていた。津波で流された車の残骸も、うずたかく積み上げられ、広大な敷地を所狭しと占領していた。二度目は2015年、瓦礫の山が整理されたとはいえ、津波に襲われた地域は荒地になったまま先が見えない状態だった。特に福島の放射能汚染地域は、近寄りがたい静寂が辺りを包み田や畑...読書案内「南三陸日記」③防災対策庁舎、もう一人の人

  • 読書案内「南三陸日記」 ② 防災対策庁舎

    読書案内「南三陸日記」前書き2020年10月に東日本大震災の地、福島、女川、南三陸を訪れた。3度目の震災地訪問である。一度目は2011年10月で、被災半年の彼の地は瓦礫の山で、目を覆うばかりの惨状に圧倒され、言葉もなかった。「復興」という言葉さえ口にするには早すぎ、瓦礫で埋め尽くされた町や村は、日の光にさらされ、津波に流された船が民家の屋根や瓦礫の中に置き去りにされたまま、時間が停止し原形をとどめぬほど破壊された風景が広がっていた。津波で流された車の残骸も、うずたかく積み上げられ、広大な敷地を所狭しと占領していた。二度目は2015年、瓦礫の山が整理されたとはいえ、津波に襲われた地域は荒地になったまま先が見えない状態だった。特に福島の放射能汚染地域は、近寄りがたい静寂が辺りを包み田や畑は雑草に侵略され、民家にも人...読書案内「南三陸日記」②防災対策庁舎

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