www.youtube.com/watch?v=gmqNyuipogw「何か分かりづらいチャンネル」このタイトルが意味するものが、どうもわかりづらいが、番組としてみた場合、お見事というほかあるまい。葛西善蔵の小説からの引用は、まことに的確。この番組の制作者は何者だろう・・・と、気にかかって仕方ない(。-ω-)葛西善蔵と嘉村礒多。人間がいかに、どのように愚かしいかずばり、ずばり鮮やかに示す・・・その切り口。いろいろな意味で、小説の背後には、本物の血が流れている。私小説、ことにこの数か月“破滅型私小説”が、ぐりぐりと胸に突き刺さる。《山の上の部屋借りの寺へ高い石段を登り降りして三度々々ご飯を運び、晩は晩で十二時近くまで私の永い退屈な晩酌のお酌をさせられる――雨、風、雪――それは並大抵の辛抱ではなかつた。それが...決定版葛西善蔵論~YouTubeチャンネル