10年前にリタイアした当初は、すぐにその生活に飽きるのではないかという不安がありました。 同じ年齢で定年を迎えた、多くの同僚が仕事を続けたのは、リタイア後の経済的な問題というよりは、リタイア後に時間を持て余してしまうということが嫌だったように思います。 その時に友人たちからは、「仕事をしていないとすぐにリタイア生活に飽きてしまうよ」とよく言われたものです。 現在仕事もせずにリタイア生活を続けていますが、現在の生活に飽きることは杞憂に終わっています。 その一番の理由は、大学院に通っているからでしょう。 10年前に大学に入学し、その後は大学院にも入り、修士課程を終了後は、科目履修生として大学院へ通…

公務員だったので、早期退職募集ということはなかったのですが、50歳ころから早期退職を考えていました。 今回、日産が大規模な早期退職募集という記事を読みました。 www3.nhk.or.jp 業績が悪化している日産自動車は、経営の立て直しに向けてグループ全体で2万人を削減する方針で、このうち国内では事務部門の従業員を対象に早期退職を募ることがわかりました。 今回の早期退職の対象者は、45歳から65歳未満で勤続年数が5年以上の従業員だということです。 この年齢だと早期退職を検討し始めていたころに当たるので、もしそしがやが日産社員で会社側からこのような早期退職の募集があれば、応じていたかもしれません…

ここ最近の日本経済というと悲観的なニュースが多いです。 GDPに関してもドイツに抜かれ4位になり、今度はインドにも追い越されそうです。 他の経済指標でも同様にネガティブなものが増えてきています。 日本の企業も元気がないように見えます。 そんな中、日本の意外な力を示す指標があるという記事を読みました。 news.yahoo.co.jp ハーバード大学グロースラボが「経済複雑性ランキング」を公表しています。これは世界各国の「生産的知識」をランキングにしたもので、2つの指標に基づいています。 この「経済複雑性ランキング」という存在は知りませんでした。 この2つの指標というのは、第1にその国の輸出品の…

リタイアして10年経ちますが、振り返ってみるとこれまでは比較的楽しく暮らしてきました。 そんな暮らしができた3つのポイントを挙げてみたいと思います。 1 健康であること リタイアして、一番大切なことは健康だと実感しています。 この10年間では、体調が悪い時もあり、何度か入院の経験もあります。 そんな時には気分も沈んでしまい、人生が楽しいとは思えませんでした。 そんなこともあって、健康には留意をしてきました。 食事、運動などを気をつけています。 そんなわけで、ここ最近は、おおむね健康で過ごしてきました。 やはり健康だとお金がなくても、楽しく過ごせます。 2 お金があること リタイア後は、それまで…

60歳でリタイアした当初、職業を聞かれることがよくありました。 リタイア後は仕事をしていないので、どう答えるか悩んで、同年齢の人はまだ働いている人も多く、「無職」と答えるのも年齢的に恥ずかしさもありました。 そんなことあって、大学に通っていたので、「学生です」とそんな質問には応じていました。 60歳という年齢で学生という予期せぬ答えが返ってくると多くの人が「学生ですか」とそしがやの顔を見ながら不思議そうな顔をしていたことを思い出します。 そんな会話のあとは、通っている大学の説明をするということが多かったです。 リタイア後10年以上経った現在もまだ学生を続けているので、「学生です」と質問には返し…

現在リタイアしていますが、若い世代からリタイアしたいという相談を受けたら、どうするか考えたことがあります。 もし相談相手が50歳以上だったら、相談者にリタイアの意欲が強ければ、賛成すると思います。 資産額がどの程度あるかにもよりますが、同年齢でそしがやの持っていた資産の半額程度があれば、リタイアは可能だと考えています。 10年間リタイア生活をしてきた経験から言うとリタイア資金は、当初そしがやが所有していた半額くらいでリタイアしても、問題がありませんでした。 たまたま株高に恵まれて、運用がうまく行ったという面もありますが、ここ数年ほどは、資産額は減っていません。 無論、40歳代以下でリタイアした…

今から15年ほど前まだ公務員として働いていたころですが、海外でリタイア生活をすることに憧れていました。 すでに何人かの先人たちが海外でのリタイア生活を始めていて、そういう人の書いた書籍をよく読んでいました。 ですが、今は逆に外国から日本へ戻ってくる人が多いという記事を読みました。 news.yahoo.co.jp そんな中で最近、日系人向けの日本語フリーペーパーに日本帰国セミナーの広告がよく載っています。年をとり医療費がかさむようになり、老人ホームでの生活を視野にいれたとき、アメリカでは生活ができなくなってくる人が増えているのです。日本なら老人ホームは月30万円で入れるわけですから、こちらの感…

今年の4月にトランプ大統領による関税引き上げに伴うトランプショックがあり、株価が暴落しました。 投資家によってその反応はそれぞれ異なりましたが、売却した投資家も多かったと思います。 そんな中、伝説の投資家である清原達郎がどうしたかについて取材した記事を読みました。 news.yahoo.co.jp 取材に対し清原氏はトランプ関税による市場への悪影響について、慌てる必要はないとの見解を示した。トランプ氏の発表があまりにも極端だったので、〈これ以上の悪材料は株式市場には見当たりません〉（以下、〈〉内は清原氏）としている。 日米の株価がさらに下がるリスクを認めつつも、暴落時の対応については〈一番やっ…

これから冷房の時期を迎えるにあたって、早めにエアコンのフィルターの交換をしようと、一昨日、アマゾンでフィルターの注文をしました。 期日指定ではなく、なるべく早く配達を希望にしたら、昨日中に配達できるとのことでした。 昨日は、何度かアマゾンから「配達しました」、「現在配達中です」というメールが来ていましたが、午後9時の段階で配達に来ていなかったので、今日の配達はないだろうと思っていました。今朝、起きてメールを見ると配達完了になっていて、時間は昨夜の午後11時30分になっていました。 まだ階下に降りて確認していないのですが、多分、1階にある郵便受けに入れたものと思われます。 アマゾンの注文時の昨日…

現在投資は、株式投資しかしていませんが、公務員在職中はよく不動産勧誘の電話が職場に掛かってきたものです。 不動産投資のイメージは、投資額が多額になり、修繕費や空室リスクなど多くて、株式投資に比べるとリスクが大きいので、不動産投資を考えたことはありませんでした。 今回、退職後、不動産投資によって、資産をほぼ失ったという男性の記事を読みました。 news.yahoo.co.jp そんな清水さんの元に、一本の電話がかかってきたのは、退職からわずか数ヵ月後のこと。「退職金をお持ちの皆様に向けた、資産運用のご提案です」という営業電話でした。最初は断るつもりだった清水さんでしたが、担当者の熱心な説明に次第…

ウォーレン・バフェットと言えば、世界一の投資家として有名な人物ですが、長らく勤めていた米投資会社バークシャー・ハザウェイCEOを退任するという記事を読みました。 news.yahoo.co.jp 「投資の神様」と呼ばれる米著名投資家ウォーレン・バフェット氏（94）は3日、米投資会社バークシャー・ハザウェイの最高経営責任者（CEO）から年内に退任する意向を表明した。グレッグ・アベル副会長（62）が次期CEOに昇格する方向で取締役会に提案するという。 世の中には、世界一の投資家と呼ばれる人は何人もいます。 すぐ思い浮かぶのは、バフェットのほかには、ジョージ・ソロスやジム・ロジャースでしょうか。 バ…

現在、生活費は、おもに年金で賄い、足りない分は、株式投資等で貯めた資金を取り崩しています。 毎月月末には、収入と支出について記録を取っていて、月によって異なるのですが、前年の2024年の平均で見てみると年金で賄っているのは、支出の85％ほどです。 残りの約15％は投資等で貯めた資金で補っています。 ここ数年は、株価が好調なため資金額が減ることはありません。 ただ先月は、トランプショックがあったので、珍しく資金総額は減りました。 株式投資は30歳前後から始めました。 もし投資をしていなかったと考えることがあります。 貯金はしていたはずですので、それなりに貯まったと思います。 ですが、長年のデフレ…

今日から5月になりました。 昨日は、月末だったので、資産状況を調べていました。 先月の4月は年金支給月にも関わらず、約32万円ほど減少していました。 やはりトランプショックよる株式の下落の影響が大きかったようです。 とは言え、資産に占める株式の割合は、約1割ほどなので、そんなに深刻さは感じていません。 これまでもあったので、そのうちまた値を戻すと考えています。 さて、今はゴールデンウィークの真っ最中です。 リタイア前の公務員時代は、休めることがうれしかったものですが、現在は、毎日がゴールデンウィークのようなものなので、特別の感慨はありません。勤めているころから、人込みが好きではなかったので、繁…

4月2日にトランプ大統領が相互関税の詳細を発表して以来、株価は大幅に下落しました。 トランプショックですね。 その後は、トランプ大統領の発言に株価の変動は、左右されるという状態になっています。 そしがや個人としては、3日に新NISAの成長投資枠の残りで、下落した高配当株を購入して以降、何の行動もしていません。 NISA枠がなくなったということがその理由ですが、今後トランプ大統領がどういう発言をするかは誰も分からないし、したがって、株価の予想もできないということもあります。 こういう状況は、キャピタルゲイン狙いの投資家にとってはチャンスかもしれません。 短期的には激しい値動きがあるのですから、才…

公務員だったので、自社株購入という制度が民間企業にあることは知ってはいましたが、実際にどんなものか、実感できませんでした。 今回自社株購入を続けていたら、約8億円になったという記事を読みました。 president.jp 少し前のこと、繊維部門にいた女性が『定年になりました』とあいさつに来た。その女性は若い頃からコツコツと自分の金で買った伊藤忠の株を10万株持っていて、それだけで8億円近くになりましたと言ってきた。配当が年に2000万円もある、とほんとに喜んでいた。 これは、伊藤忠の岡藤正広会長に迫った『伊藤忠 商人の心得』（新潮新書）を書いたノンフィクション作家の野地秩嘉さんによる記事です。…

先日、公務員時代の友人と会いました。 ほぼ同年齢の男性で現在も非常勤の職員として仕事をしています。 話していたら、仕事はずっと続けていきたいとの希望があるようです。 現在は、1年契約の非常勤公務員ですが、そんな彼から投資について聞かれました。 70歳を過ぎて投資を始めたら方がいいだろうかというものでした。 いろいろ話を聞いているとこれまでは投資経験がないようですが、昨年に新NISAが始まって、今回は高齢者向けのNISAも検討されているというニュースを目にして、投資に関心を持ったようです。 結論としては、過去に投資の経験があるのなら、ともかくないのなら、リスクのある投資をする必要はないと答えまし…

リタイアして続けていることがいくつかありますが、そのうちの一つがある公的団体のモニターです。 月に1回、その団体の本部に行って、団体の施策についていろいろと意見を述べるというものです。 10年ほど経ったので、今年はやめようとも思ったのですが、数少ない社会の接点でもあるし、月1回なら、通うのもそんなに負担にもならないということもあり、今年も応募しました。 それにわずかですが、謝礼もあります。 昨日、その団体の担当者から電話があって、選考の結果、今年度も続けてほしいとのことでした。 ほかにリタイア後も続けていることとしては、大学に通うことですが、これは、大学を途中で変わっています。 最初は、シニア…

ここ数日で気温が高くなりました。 散歩していても半袖の人をかなり見かけます。 気温が高いと言っても真夏のような暑さではなく、気持ちよいさわやかな暑さです。 これから1か月ほどが1年でも一番いい季節でしょう。 昨年の夏は、かなり暑く、今年もそれなりの暑さが予想されます。 そんな時には、夏の耐えがたい暑さの時だけでも北海道などの涼しい場所に住んでみたいと思ってしまいます。 冬の間は、東京に住み、夏の数か月は北海道に住むという生活にリタイア前は、憧れていました。 冬の東京は、寒いものの雪もそんなに降らず、晴天の日が多く、それなりに暮らしやすいです。 ですが、夏になるとエアコンなしでは、暮らせません。…

リタイアすると年金だけでは不十分なので、毎月のように資産が減っていくと思いがちですが、実際には資産が増えているリタイア民も多いようです。 finance.yahoo.co.jp 現在、およそ預貯金950万円、リスク資産2200万円を保有しているという投稿者。 自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「現役時代にもっと使っておけばよかった・正直貯めすぎた」と回答。 その理由として、「（年金から）毎月かなり貯金ができていますが、足腰が悪くあまり外出しない。しても近い所までなのであまりお金を使う機会がなくどんどん貯金が増えていくだけ。ネットとかはよく…

リタイアしてから8時間は眠るようになったせいか、夢を見ることが増えました。 先日は、歯が抜けた夢を見ました。 「こりゃ、大変だ」とびっくりして、目が覚めたことがあります。 実際に歯を手で触って歯がまだあったので、安心しました。 仕事をしているころは、今よりも睡眠時間が短かったせいか、今ほどは夢は見なかったような気がします。仕事を辞めて10年も経つのに、いまだにかつての職場の夢を見ます。 多くは、仕事上での失敗や嫌な上司のものです。 ネガティブなのものがほとんどです。 リタイア後の大学生活などの夢を見ることは少ないです。 やはり38年続けた公務員生活がそしがやの意識の中では多くを占めているという…