chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
北海道昆虫同好会ブログ https://blog.goo.ne.jp/yjezoensislovers

昆虫に関する興味深く心ときめく記事や画像をとりとめもなく紹介してゆきたいとおもいます。

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に日本、近隣諸国、および世界の昆虫を対象に活動しています。

エゾエンシスラバース
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2015/04/30

arrow_drop_down
  • モンゴルのスーチャンヒョウモンモドキ

    モンゴルのスーチャンヒョウモンモドキ。7月上旬のモンゴル、ウランバートル近郊の豊かな草原には多数のスーチャンヒョウモンモドキ(Melitaeasutschana)が一斉に発生する。その数は、時におびただしいものになります。この蝶オスはあまり変異が目立たないがメスの多型性は著しく、目が慣れないうちはスーチャンヒョウモンモドキ以外の蝶に見えてしまうことも稀でない。拙著モンゴルの蝶類第2巻タテハチョウ編ではメス個体の多型性を示すために多数のメス標本をせっせと提示したものの、きりがないので途中でやめた。人間の目で見れば本種のメスは多型性に富み同定に苦慮するものもある一方、本種のオスから見れば一目瞭然の紫外線模様パターンや、フェロモンによる誘導があるのかもしれない。スーチャンヒョウモンモドキの交尾。裏面はオスメスと...モンゴルのスーチャンヒョウモンモドキ

  • 最後のチョウ、オオウラギンスジヒョウモン

    にほんブログ村最後のチョウ、オオウラギンスジヒョウモンその名のとおり、オオウラギンスジヒョウモンArgyronomeruslanaはウラギンスジヒョウモンを大きくしたような印象の中型サイズのヒョウモンチョウです。北海道、本州、四国、九州に分布し、北海道では普通にみられるチョウです。普通種のわりにはあまりよく調べられておらず、たとえば自然界では何令で蛹化するのかもさだかではありません。北見市の飼育では6令で蛹化しています。本州方面では7月に発生したヒョウモンチョウたちの成虫は夏期の猛暑を避けて夏眠し、気温がおちつく9月に夏眠からさめて交尾産卵するようですが、比較的冷涼な北海道では夏眠せずにダラダラ夏を過ごす場合もあるようです。つまり北海道では、ヒョウモンチョウ類の夏眠現象は本州方面のようなクリアカットなもの...最後のチョウ、オオウラギンスジヒョウモン

  • 生態系を宇宙人の視点から見ると。

    にほんブログ村生態系を宇宙人の視点から見ると。2009-8-5北見市の我が家の庭のクロフネツツジの葉上で交尾していたオモンシロチョウのペアを撮影しました。当時、蝶の世界の最悪の悪玉外来種はオオモンシロチョウPierisbrassicaeであろうと思われていた。この大型のシロチョウはかって日本にはいなかった。突然現れた本種はたちまち北海道全域に分布を広げ、在来種のモンシロチョウPierisrapaeを各地で駆逐しつつあった。北見市では私が見ていた範囲内ではやがてオオモンシロチョウ一色になり、モンシロチョウは消えた。ブラックバスやブラウントラウトと同じく駆除は至難の業だと思われた。ちょうちょ、チョウチョ、菜の花にとまれ.......と歌われた日本の在来種モンシロチョウはオオモンシロチョウに圧倒されて各地で消え...生態系を宇宙人の視点から見ると。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、エゾエンシスラバースさんをフォローしませんか?

ハンドル名
エゾエンシスラバースさん
ブログタイトル
北海道昆虫同好会ブログ
フォロー
北海道昆虫同好会ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用