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2015/04/28

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  • 【訃】 県立広島大学名誉教授松井輝昭先生

    11月28日(月)、喪中の葉書が届き、県立広島大学名誉教授の松井輝昭先生が先月亡くなっていることを知りました。享年74とのことです。松井先生は、専門は異なるものの、約13年前に開催された市民向け講座「鈴峯オープンカレッジ」(於旧鈴峯女子短期大学)でお世話になるなど、個人的にご指導・ご鞭撻をいただいておりました。正直、大変驚いております。【訃】県立広島大学名誉教授松井輝昭先生

  • 【備忘】 交通史学会編集委員会

    11月6日(日)14:00~15:15、運営委員を務める交通史学会について編集委員会がZoomを用いたオンラインで開催されるので、自宅から参加しました。今回の委員会では、書記を担当しています。【備忘】交通史学会編集委員会

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「山口市編『山口市旧宮野村役場文書の研究―近代日本の変革期における地域社会―(山口市歴史叢書二)』」

    地方史研究協議会へ投稿していた標記の記事を掲載する『地方史研究』第419号(第72巻5号、2022年10月)が完成し、東広島市の自宅に届きました。記事は130~132頁にあります。今回の投稿は、木村健二先生より標記(山口市、B5判、全342頁、1,830円〔税込〕、2022年3月)の完成書を1冊、私にも贈っていただいたことに対する感謝の印です。ただ、偶然ながら神立春樹先生(岡山大学名誉教授)も、同じ新刊につき同じタイミングで地方史研究協議会に寄稿されたようです。本来ならば編集委員会のほうで1つを選ぶところなのでしょうけど、双方の記事を同じ会誌に並べつつ掲載されました。私のほうでは、取り下げ、ほかの学術誌に投稿しなおす用意がありますので、投稿が重なってしまった旨は遠慮なく私にお知らせいただければ……と思いま【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「山口市編『山口市旧宮野村役場文書の研究―近代日本の変革期における地域社会―(山口市歴史叢書二)』」

  • 【受贈】 渡邊大門編『江戸幕府の誕生―関ヶ原合戦後の国家戦略―』(株式会社文学通信、2022年9月)

    加藤僚さんより標記の新刊(四六判並製、228頁、本体1,900円+税)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。江戸幕府の誕生:関ヶ原合戦後の国家戦略 渡邊大門 本 通販 Amazon新刊のなかで加藤さんは、第9章「近世初期の交通政策―参勤交代・関所・宿駅制―」の執筆を担当されています。史料の残存状況により江戸時代の半ば以降に研究が偏りがちな近世交通史につき、古代から江戸幕府成立初期に至る連続性を、一般的な歴史ファンも読みやすいよう平易な文章で記述されました。私自身の研究テーマと関係する部分につき気になったのは、194ページの後ろから3行目~195ページ6行目までです。山陽道の場合「秀吉による行軍路と近世の街道は必ずしも一致していなかった」のが、全国統一後に一致させるようにした主体とは、豊...【受贈】渡邊大門編『江戸幕府の誕生―関ヶ原合戦後の国家戦略―』(株式会社文学通信、2022年9月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《問題提起》「三重県域の自治体史誌編さん事業史をめぐる〝出入り〟―近世史用語『異国船』をキーワードとして―」『地方史研究』第418号(2022年8月)

    地方史研究協議会の今年度三重大会開催にあたり投稿していた標記の小論文を掲載する『地方史研究』第418号(第72巻4号)が、完成し東広島市の自宅へ配達されました。掲載は73~78ページです。私の場合、専門のテーマについては過去の大会ですでに発表済みのため、今回は、趣味で取り組む研究の内容で執筆しました。偶然というか結果的にであるものの私は、地方史研究協議会の大会へ2007年、第58回高松大会自由論題《口頭発表》「近世瀬戸内海路をめぐる情報ネットワークの形成―山陽~四国間における交換・共有のあり方を中心に―」※翌2008年、この成果論集『歴史に見る四国―その内と外と―』(雄山閣)に論文を収録される。↓↓↓2012年、第63回東京大会《問題提起》「江戸時代地方史の研究をめぐる二つのネットワーク―瀬戸内海域におけ...【業績】鴨頭俊宏《問題提起》「三重県域の自治体史誌編さん事業史をめぐる〝出入り〟―近世史用語『異国船』をキーワードとして―」『地方史研究』第418号(2022年8月)

  • 【受贈】 下向井龍彦著『平将門と藤原純友―天慶の乱、草創期武士の悲痛な叫び―(日本史リブレット017)』(山川出版社、2022年8月)

    昨年古希を迎えられた下向井龍彦先生より標記の新刊を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。草創期武士の英雄的な存在である平将門・藤原純友が、なぜ天慶2年(939)冬に反乱を起こしたのか。その真相に政治史・軍事史の両面から、随所に図・表・写真を挿入しつつ平易な文章で論説されています。偶然なのか何なのか存じあげませんけど……後者の人物につき、つい1ヶ月前に寺内浩著『藤原純友―南海賊徒の首、伊予国日振島に屯聚す―』(ミネルヴァ書房)藤原純友:南海賊徒の首、伊予国日振島に屯聚す(ミネルヴァ日本評伝選234) 寺内浩 本 通販 Amazonが出版されているので、時間を見つけ双方の書を読み比べてみたいです。【受贈】下向井龍彦著『平将門と藤原純友―天慶の乱、草創期武士の悲痛な叫び―(日本史リブレット017)』(山川出版社、2022年8月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《書評》「岩崎清美・吉岡孝編『幕末期の八王子千人同心と長州征討』」『芸備地方史研究』第320・321合併号(査読あり)

    芸備地方史研究会へ投稿していた標記の書評を掲載する『芸備地方史研究』第320・321合併号が、完成し東広島市の自宅に届けられました。発行の日付は投稿から約1年後の2022年7月11日で、掲載は56~63ページです。今回批評を試みた編著幕末期の八王子千人同心と長州征討(岩田書院、2019年11月)は、八王子千人同心につき、慶応2年(1866)のいわゆる「第2次長州征討」(「幕長戦争」などともよぶ)に従軍した日記を分析しながら再評価を促そうとするものです。書評を投稿しようと考えた理由は、当時、中国路(山陽道)を西進し、九州に抜け出てからは瀬戸内海路を通り伊予国松山藩領経由で大坂(大阪)へ戻った点より、私自身の研究テーマ〝江戸時代の公用通行を支えた情報ネットワーク〟にも関係するゆえです。日本史学界における書評は...【業績】鴨頭俊宏《書評》「岩崎清美・吉岡孝編『幕末期の八王子千人同心と長州征討』」『芸備地方史研究』第320・321合併号(査読あり)

  • 【業績】 鴨頭俊宏 presentation“ The World of Circular Letters by Warriors of the Clan in the Edo Period”

    7月27日(水)、東広島市内の自宅からZoomでThe15th“ResearchShowcase”(2022.07.27-28)に参加して、標記のプレゼンテーションをおこないました。私にとれば、この年齢にして初めての、英語での研究発表です。日本近世史の、しかも国内のローカル交通をテーマにしていると、英語で研究発表する機会がなかなかありません。しかしこのままではダメだと考えているところに、歴史家ワークショップという団体が英語でプレゼンと質疑応答をおこなう機会を提供してくれていることを知りました。本来ならば、将来を担う二十歳代の若手研究者に経験させるべく設けた企画なのでしょうが、明らかに場違いな私にも発表の機会を与えてくださったことに感謝申しあげます。なお、プレゼンの内容は、新規の史料実証でなく、私が大学院生...【業績】鴨頭俊宏presentation“TheWorldofCircularLettersbyWarriorsoftheClanintheEdoPeriod”

  • 【備忘】 史学会『史学雑誌』第131-5号「2021年の歴史学界―回顧と展望―」(2022年5月)

    標記の雑誌で特集された「回顧と展望」を読みました。令和3年(2021)は計算社会科学研究会(現在は「計算社会科学会」へと改組)で論文を1本発表しましたが、残念ながらそれでなくて、山口県地方史学会『山口県地方史研究』第126号に掲載された小論文《歴史教育》「近世史用語『異国船』をいかに教えるか」のほうが139頁下段で紹介されています……。論文のほうはそもそも歴史学の研究会に投稿したものでないゆえ妥当と思いつつ、小論文については「回顧と展望」で紹介されるほどの評価ならば、社会科教育学系の査読がつく学術誌に本格的な論文として投稿すべきやったなと、少し後悔。【備忘】史学会『史学雑誌』第131-5号「2021年の歴史学界―回顧と展望―」(2022年5月)

  • 【受贈】 倉恒康一「中世後期の隠岐国分寺―『国分寺旧積録覚』の紹介を兼ねて―」『史学研究』第311号(2022年3月)

    倉恒康一さんより標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。隠岐国分寺につき、山陰2県域に現存する国分寺のなかで中世文書を用いつつ当時の様相を究明しうるのはそれが唯一ではないかという立場から、近世の地誌も随所に用いながらその周辺を含め歴史像にせまっています。【受贈】倉恒康一「中世後期の隠岐国分寺―『国分寺旧積録覚』の紹介を兼ねて―」『史学研究』第311号(2022年3月)

  • 【受贈】 倉恒康一「天文一九年の出雲国水害―仁多郡岩屋寺棟札の紹介―」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

    倉恒康一さんより標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。副題にある地域社会をめぐり16世紀半ばに発生した自然災害につき、棟札(むなふだ、寺社・民家など建物の建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札のこと)を手がかりとしつつそこに記された文言を翻刻しながら、歴史像にせまろうとしています。表題には「天文一九年」(1550)とありますが、実際には文禄・永禄・天正と、その年代以外のものを含め計9点の棟札を対象としています。【受贈】倉恒康一「天文一九年の出雲国水害―仁多郡岩屋寺棟札の紹介―」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

  • 【受贈】 東山信治・倉恒康一・松尾充晶・角田徳幸・目次謙一「石見国鋳物師関連資料の調査」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

    倉恒康一さんより標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。中世から近世にかけて石見国内で活動した鋳物師につき、学際的に古文書のみならず銅鐘まで調査対象としながら、将来の実態解明を展望しています。【受贈】東山信治・倉恒康一・松尾充晶・角田徳幸・目次謙一「石見国鋳物師関連資料の調査」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

  • 【受贈】 倉恒康一「室町・戦国初期の石見吉見氏に関する基礎的考察」『島根県古代文化センター研究論集』第28集(2022年3月)

    倉恒康一さんより、標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。『津和野町史』第1巻(1970年)中世通史に沖本常吉氏がその歴史を詳述した石見吉見氏につき、近年の研究成果を取り入れながら、鎌倉・南北朝期から戦国初期にかけての歴代を概観しなおしています。【受贈】倉恒康一「室町・戦国初期の石見吉見氏に関する基礎的考察」『島根県古代文化センター研究論集』第28集(2022年3月)

  • 【受贈】 常民文化研究会『コロス』第169号(2022年5月)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の会報を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。会報には、安藤久夫「連谷村よもやま話―奥三河の山里から(1)―」西海賢二「マッチ箱のデザイン展によせて」2本の論考が掲載されています。【受贈】常民文化研究会『コロス』第169号(2022年5月)

  • 【受贈】 『山口市旧宮野村役場文書の研究ー近代日本の変革期における地域社会ー』(山口市、2022年3月)

    木村健二先生より、山口市歴史叢書二として刊行された標記の史料研究論文集を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。現在は山口市域となっている旧宮野村をめぐっては、2,100冊余もの簿冊形態の役場文書が残されているとのことです。『山口市史』史料編の編さんに携わりその史料群を研究する4氏が作成した論文10本とコラム2本とを収録してあります。付録にはその史料目録もあって、後進の研究者が検索しやすいです。【受贈】『山口市旧宮野村役場文書の研究ー近代日本の変革期における地域社会ー』(山口市、2022年3月)

  • 【備忘】 交通史学会2021年度第4回編集委員会

    2022年4月24日(日)午後2時~2時50分、標記の委員会がZoomを用いたオンライン形式で開催されるので、自宅から参加しました。委員会では、書記を担当しています。【備忘】交通史学会2021年度第4回編集委員会

  • 【業績】 鴨頭俊宏《十字路》「岩国徴古館所蔵史料を用いた朝鮮通信使迎接ネットワークの再検討」『交通史研究』第100号(2022年4月)

    交通史学会に投稿していた標記の小論文(査読なし)を掲載する『交通史研究』第100号が完成し発行されました。掲載は56~61ページです。令和3年(2021)の後半、岩国徴古館(山口県岩国市)所蔵で岩国領の行政史料を含む「吉川家寄贈藩政資料」を用いつつ朝鮮通信使迎接の実態にせまり直す研究の口頭発表が相次ぎました。吉田智史氏と私とによるこうした研究は、史料の残存状況によって議論の深化に困難をともなう18世紀前半の情報ネットワークにつき、変容を新たに描くとともに、すでに解析が進んでいるその後半以降の実態を位置づけ直すものとも期待できます。そこで、学界で議論を促したい意図から速報的に、おこなわれた2件の口頭発表につき概要を述べてみたのです。【業績】鴨頭俊宏《十字路》「岩国徴古館所蔵史料を用いた朝鮮通信使迎接ネットワークの再検討」『交通史研究』第100号(2022年4月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「黒嶋敏著『海の武士団―水軍と海賊のあいだ―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

    前掲『地方史研究』第416号には、もう1本、標記の記事が掲載されています。掲載は120~122ページです。標記の新刊(吉川弘文館、四六判、全240ページ、2021年、本体2,200円+税)では、日本中世の海に影響力をもつ諸集団につき「海賊」といえるほど終始反体制の行動をとるわけでなく「水軍」というほどに権力者との関係は強固でなく「海の武士団」というほど武士社会にコミットしないと指摘します。そのうえで、彼らを〈海の勢力〉と呼び、彼らのありようを捉えなおそうとしました。吉川弘文館「読みなおす日本史」シリーズの1冊として、一般的な歴史ファンも読みやすいよう平易な作文でもって構成されています。こうした本書の評価点を、簡潔な作文で述べてみました。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「黒嶋敏著『海の武士団―水軍と海賊のあいだ―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「山本志乃著『団体旅行の文化史―旅の大衆化とその系譜―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

    地方史研究協議会に投稿していた標記の記事を掲載する『地方史研究』第416号(第72巻第2号、2022年4月)が完成し発行されました。掲載は108~109ページです。標記の新刊(創元社、A5判、全336ページ、2021年、本体3,200円+税)は、誰もが安全に旅をできる「旅の大衆化」を進めたのは団体旅行の発展であるとの立場から、わが国団体旅行の歴史を、江戸時代から昭和時代の高度経済成長期にかけ縦断しながら解説していくものです。平易な作文であり、一般的な歴史ファンも読みやすい仕上がりになっているといえましょう。こうした本書の評価点を、簡潔な作文で述べてみました。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「山本志乃著『団体旅行の文化史―旅の大衆化とその系譜―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

  • 【備忘】 2022年1~3月の本ブログへのアクセス動向について

    現在、本ブログは、研究成果を受贈したり、あるいは私自身が研究業績を上げたりなど、あくまで研究関係の備忘録用に限り使用しています。ゆえに、今年の1月4日から4月8日までのあいだ、投稿は全くありませんでした。にもかかわらずその期間、毎日のべ40~45人ものアクセスがあったようで、正直驚いています。私が何か投稿していないか毎日チェックしてくれている人がけっこうな数いらっしゃるみたい……。【備忘】2022年1~3月の本ブログへのアクセス動向について

  • 【記事】 鴨頭俊宏《史跡をあるく》「瀬野機関区跡」『芸備地方史研究』第319号(2022年3月)

    芸備地方史研究会に寄稿していた標記の記事を掲載する『芸備地方史研究』第319号が完成し発行されました。令和4年(2022)3月のJRダイヤ改正では、元々顕在化していた少子高齢化&モータリゼーションに新型コロナウイルス感染症の問題が加わり利用者数が減少しているからと、全国的に減便が進められました。こうした状況を憂う気持ちから、国内で有名な鉄道の難所「瀬野-八」に関係する標記の史跡を取材した成果を、簡潔な文章で書いています。標記の史跡があるJR山陽本線瀬野駅(広島市安芸区)は、ちょうど東広島市の自宅と広島市街の中間にあるため、資料調査で広島県立図書館に通うついでに立ち寄りました。【記事】鴨頭俊宏《史跡をあるく》「瀬野機関区跡」『芸備地方史研究』第319号(2022年3月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《修史研究》「関東近世史研究会に学ぶ自治体史論のあり方」『山口県史研究』第30号(2022年3月)

    山口県県史編纂さん室に投稿していた標記の小論文を掲載する『山口県史研究』第30号が完成し発行されました。近年日本史学界で議論を深めつつある「自治体史論」につき、どちらかといえば実際編さん事業に携わった研究者たちがその意義を説明するのに重点を置く動向に対して、都(道府)県ごとに「市町村史を大づかみで見る」方法論まで新たに提起したのが、関東近世史研究会の企画「関東近世史研究と自治体史編纂」(2009~2018年)です。そこでは、1つの都県ごとに発行史誌の分析一覧表を、開催する例会ごとにレイアウトを改良しながら見やすくすることに努められました。こうした一連の取り組みにつき、評価点と課題点を整理しつつ私自身の取り組みと照らし合わせながら、将来山口県域をめぐっても議論が盛んになっていくための道筋をつけようとしました。元々...【業績】鴨頭俊宏《修史研究》「関東近世史研究会に学ぶ自治体史論のあり方」『山口県史研究』第30号(2022年3月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏「山陰地域の自治体史誌と近世史用語『異国船』―現代史用語『モータリゼーション』の場合との対比まで―」『中国四国歴史学地理学協会年報』第17号

    中国四国歴史学地理学協会に投稿していた標記の論説を掲載する『年報』第17号(2022年3月)が完成し発行されました。近年日本史学界で議論を深めつつある「自治体史論」ですが、私の場合は、専門的に取り組む「『鎖国』下異国船対応をめぐる情報ネットワーク」研究の副産物的なものを随時論文化している感じです。今回は、朝鮮船の漂着事件が発生した山陰2県域の自治体史誌を対象にしました。ただ、2県を1本の論文にまとめて発表したのは失敗だったなと、正直後悔しています。そうしたのは、同じ『年報』第16号(2020年)で現代史用語「モータリゼーション」の場合を分析した論説と対照しやすくする意図なのですけど、読んだ自治体史誌全冊の一覧表を2県分挿入しただけで協会規定の過半数、400字詰原稿用紙30枚強ものスペースを割いてしまいました。「...【業績】鴨頭俊宏「山陰地域の自治体史誌と近世史用語『異国船』―現代史用語『モータリゼーション』の場合との対比まで―」『中国四国歴史学地理学協会年報』第17号

  • 【受贈】 内田鉄平著・脇和也監修『これでわかる宇部市100年―大宇部誕生の由来―』(2022年3月)

    内田鉄平さんより、標記の新刊資料(NPO法人うべ未来100プロジェクト、A4判ソフトカバー、104頁+α、本体2,000円+税)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。山口県宇部市の歴史につき、いわゆる「昭和の大合併」「平成の大合併」以前に存立した旧市村域ごとに章・節を設けつつ、カラーの図・表・写真を随所に提示しながら説明しており、一般的な郷土史ファンも読みやすい仕上がりとなっています。【受贈】内田鉄平著・脇和也監修『これでわかる宇部市100年―大宇部誕生の由来―』(2022年3月)

  • 【受贈】 西海賢二「地域の文化をどうつくるか―ものを求めず心を求めたい―」『コロス』第168号(2022年2月)

    西海賢二先生に先日いただいた会報には、標記の論考も掲載されています。民俗を、単に過去の風俗・習慣と教え込むのではなく、現代的位置づけのなかで考えなければならないことという立場から、地域の人々と接しつつ地域の過去、現在、未来を語り合う「場」を設定しようとする取り組みを述べられています。なお、この稿は44年前の昭和52年(1977)に作成しつつ未公開のままだったのを、一部修正のうえ新たに発表するものとのことです。【受贈】西海賢二「地域の文化をどうつくるか―ものを求めず心を求めたい―」『コロス』第168号(2022年2月)

  • 【受贈】 西海賢二「石鎚山麓の信仰生活―小松藩会所日記をめぐって―」『コロス』第168号(2022年2月)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の論考を掲載する会報を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。今日は愛媛県西条市の一部分となっている江戸時代小松藩領の史料『会所日記』につき「石鎚山」や「信仰生活」をキーワードとしながら読み得た知見を、簡潔な作文で述べています。『小松藩会所日記』については私自身も、現在取り組んでいる仕事が片づいたら本格的に研究したいと考えています。なお、この稿は、元々40年前の昭和57年(1982)に脱稿しつつ未公開のままだったのを、一部修正のうえ新たに発表するものとのことです。【受贈】西海賢二「石鎚山麓の信仰生活―小松藩会所日記をめぐって―」『コロス』第168号(2022年2月)

  • 【備忘】 謹賀新年

    新年もよろしくお願いします。私自身の研究業績について、2021年中は、査読なし論文1本、小論文(書評を含む)2本、学術誌掲載記事(新刊紹介、学会彙報文責者を含む)7本、口頭発表(講演を含む)2本に終わりました。2022年の場合、新型コロナウイルスの問題で計画どおり史料調査をできなかった影響が前半に引きつづき残る模様であり、1~3月(2021年度末)に査読なし論文1本、小論文2本、学術誌掲載記事2本。年度が改まってその前半4~9月中も〝資料〟分析の成果が中心で、口頭発表は1本おこなうつもり。10月~2023年3月にいたって、ようやく〝史料〟分析の成果を学術誌上で発表できそうです。【備忘】謹賀新年

  • 【備忘】 本ブログPV数が24万を突破

    久しぶりにアクセス解析を確認すると、本ブログ開設4,337日目(12年目の手前)にしてトータルのPV数が24万を突破しておりました。24万PV÷4337日≒一日あたり平均55.3PVただし、本ブログの場合、目的の画面へアクセスするにあたりトップ画面を一度でも閲覧すれば2PVと、カウントされる模様です。よって、閲覧者のアクセスの仕方にもよりますけど……おそらく、実際には一日あたり27~35PVぐらいなのでしょう。【備忘】本ブログPV数が24万を突破

  • 【受贈】 日本福祉大学知多半島総合研究所『知多半島の歴史と現在』№25(2021年11月)

    資料調査を終えて帰宅したら、愛知県半田市に立地する日本福祉大学知多半島総合研究所より標記の完成誌を1冊、私にも贈っていただいておりました。ありがとうございます。知多半島をめぐる地域・産業/歴史・民俗につき、最新の研究成果とともに、2020年度の活動報告も収録しています。【受贈】日本福祉大学知多半島総合研究所『知多半島の歴史と現在』№25(2021年11月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《講演》「ネットワークの視点で捉え直す朝鮮通信使と岩国」(岩国徴古館「郷土史研究会」、2021年12月)

    岩国徴古館より《企画展》「朝鮮通信使と岩国」の関連イベントとして依頼を受け、12月19日(日)午前10時~11時30分、標記の講演をおこないました。場所は、同館のすぐ側にあるサンライフ岩国の大会議室です。同館には、江戸時代の半ばすぎまで岩国藩が本来萩藩領である上関(現山口県熊毛郡上関町)において、朝鮮通信使の迎接を担当したときの記録史料も所蔵されています。それを10月に調査し分析した結果を、すでに蓄積されている朝鮮通信使研究のなかで位置づけつつお話ししました。https://www.city.iwakuni.lg.jp/uploaded/attachment/38925.pdf講演では、参加者のうち5人以上もから積極的かつ建設的な内容のご質問をいただいて、私自身も大変勉強になったと思います。【業績】鴨頭俊宏《講演》「ネットワークの視点で捉え直す朝鮮通信使と岩国」(岩国徴古館「郷土史研究会」、2021年12月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「藤谷彰著『桑名藩家臣団と藩領社会』」『地方史研究』第414号(2021年12月)

    地方史研究協議会へ投稿していた標記の記事を掲載する『地方史研究』第414号が完成し発行されました。記事は135~136頁に掲載されています。投稿は、以前に標記の完成本(清文堂出版、2021年2月、A5判、全358頁、本体8,500円+税)を恵贈していただいたことに対する感謝の印です。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「藤谷彰著『桑名藩家臣団と藩領社会』」『地方史研究』第414号(2021年12月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《史跡をあるく》「愛媛県岡村島観音崎遊女の墓」『芸備地方史研究』第318号(2021年11月)

    芸備地方史研究会に寄稿していた標記の記事を掲載する『芸備地方史研究』第318号が完成し発行されました。江戸時代瀬戸内の海上交通史で遊女といえば、多くの方がおそらく、大崎下島(安芸国広島藩領、現広島県呉市)の御手洗を連想されるでしょう。ただ、彼女らの墓についてはその島嶼ばかりでなく、その東隣で当時から行政区域の異なる岡村島(当時、伊予国松山藩領。現愛媛県今治市)にも建てられていたのです。そこで、後者の墓を現地取材した成果を、簡潔な作文で記述してみました。私自身、広島県と愛媛県の往来では通常、しまなみ海道を走行するのですけど、気分転換でたまに「安芸灘とびしま海道」を通ったりもします。トータルの通行料金は後者のほうが高いのですが……、岡村島関前に関前食堂というお店が近年オープンしたので、ここで昼ご飯をいただくとき通る...【記事】鴨頭俊宏《史跡をあるく》「愛媛県岡村島観音崎遊女の墓」『芸備地方史研究』第318号(2021年11月)

  • 【受贈】 西海賢二『東日本の山岳信仰と講集団―山岳信仰と地域社会 続―』(岩田書院、2011年)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の単著を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。題目どおり東日本のさまざまな山岳信仰集団の近世~現代史を論説するとともに、出羽三山塔につき、一覧表を東日本の都県別に作成し掲載しています。【受贈】西海賢二『東日本の山岳信仰と講集団―山岳信仰と地域社会続―』(岩田書院、2011年)

  • 【受贈】 西海賢二『近世のアウトローと周縁社会』(臨川書店、2007年〔第3刷、初版:2006年〕)

    西海(にしがい)賢二先生より、臨川選書26として刊行された標記の単著を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。江戸時代身分制社会の議論をめぐって、周縁社会そのものを論ずるのでなく身分的周縁の人々が、どのように町・村に出入りし町・村はどう受け入れたのかに着目しています。【受贈】西海賢二『近世のアウトローと周縁社会』(臨川書店、2007年〔第3刷、初版:2006年〕)

  • 【受贈】 西海賢二《史料紹介》「武州御嶽山御師の配札(檀那場帳)より」『コロス』第167号(2021年11月)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の小論文を掲載する常民文化研究会『コロス』第167号の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。武蔵国御嶽山信仰史を研究する過程で得た史料のうち「配札帳」(檀家帳)享保12(1727)~13年(1728)分につき、概要を述べるとともに原文を書き下しています。【受贈】西海賢二《史料紹介》「武州御嶽山御師の配札(檀那場帳)より」『コロス』第167号(2021年11月)

  • 【受贈】 西海賢二「続石鎚登拝と接待茶―四国山地の発酵茶の製造技術(石鎚黒茶)の選択によせて―」『コロス』第166号(2021年8月)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の論考を掲載する常民文化研究会『コロス』第166号の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。この論考は『石鎚社報』第727号(石鎚神社、2018年)に寄稿したものを、一般の人びとに向け補訂したうえで発表しなおすと、位置づけています。国の重要無形民俗文化財に指定されることを目指す「石鎚黒茶」につき、製造技術や歴史的価値を概説しています。【受贈】西海賢二「続石鎚登拝と接待茶―四国山地の発酵茶の製造技術(石鎚黒茶)の選択によせて―」『コロス』第166号(2021年8月)

  • 【受贈】 西海賢二《史料紹介》「庄屋日誌に近世の山村を読む」『コロス』第165号(2021年5月)

    西海(にしがい)賢二先生より、シリーズ「三遠信美流れの結節点―限界の山村暮らしから―」(13)として執筆した標記の小論文を掲載する常民文化研究会『コロス』第165号の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。小論文では、愛知県旧稲武町(現豊田市)のうち桑原地区の区有文書につき、江戸時代中期に庄屋が認めたものから民間信仰に関わるものを抽出し紹介しています。併せて、村の年中行事につき、平成5年(1993)に字単位で開催した座談会において事実関係を確認できたものの一覧を掲示しています。【受贈】西海賢二《史料紹介》「庄屋日誌に近世の山村を読む」『コロス』第165号(2021年5月)

  • 【受贈】 西海賢二《史料紹介》「信仰の拡大を求めて~武節町村と稲橋村を訪ねた宗教的職能者たち~」『コロス』第164号(2021年2月)

    西海(にしがい)賢二先生より、シリーズ「三遠信美流れの結節点―限界の山村暮らしから―」(12)として執筆した標記の小論文を掲載する常民文化研究会『コロス』第164号の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。奥三河の旧稲武町(現愛知県豊田市)のうち武節町村に関し、幕末期宗教的職能者の入村状況を、入村者に対する経費をまとめた地方(じかた)文書を紹介しながら示唆しています。【受贈】西海賢二《史料紹介》「信仰の拡大を求めて~武節町村と稲橋村を訪ねた宗教的職能者たち~」『コロス』第164号(2021年2月)

  • 【受贈】 西海賢二《特別寄稿》「石鎚信仰集団の変遷―結衆・同行・講・講中そして講社・会・所―」『たかね』第53号(2021年7月)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の寄稿文を掲載する石鎚敬神婦人会報『たかね』第53号の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。寄稿文は61~85頁に掲載されています。伊予国における石鎚信仰集団の歴史的変遷につき、中世から近代までの概要を、史料に見られた「講頭」という用語に着目しつつさまざまな石造物の金石文を紹介しながら、一般の人びとにわかりやすく説明しています。【受贈】西海賢二《特別寄稿》「石鎚信仰集団の変遷―結衆・同行・講・講中そして講社・会・所―」『たかね』第53号(2021年7月)

  • 【受贈】 西海賢二《寄稿》「風祭に行く~『戦中戦後の箱根病院』刊行によせて~」『戦争と民衆』第86号(2021年3月)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の寄稿文を掲載する戦時下の小田原地方を記録する会『戦争と民衆』第86号の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。寄稿文は18~19頁に掲載されています。この冊子を発行する会が別途「戦争と民衆ブックレット」4として刊行した編著『戦中戦後の箱根病院―パラリンピックに出場した傷痍軍人―』(2020年、全137頁)につき、先生自身の当該病院に対する幼少時分の思い出を語っています。曰く、当時は病院を訪問するというより「風祭に行く」という認識で、負傷した軍人たちの義手・義足・車椅子などを目の当たりにしたのが記憶に残っているとのことです。【受贈】西海賢二《寄稿》「風祭に行く~『戦中戦後の箱根病院』刊行によせて~」『戦争と民衆』第86号(2021年3月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《歴史教育》「近世史用語『異国船』をいかに教えるか」 『山口県地方史研究』第126号(2021年10月、査読なし)

    山口県地方史学会に投稿していた標記の小論文を掲載する『山口県地方史研究』第126号が完成し発行されました。掲載は83~89頁、私にとれば初めての、学校教育者向けの投稿です。江戸時代史だと文政8年(1825)異国船打払令で有名な史料用語「異国船」ですが、一般的には、単純に外国船の古語として認識されていることでしょう。しかしながら、日本史学の辞典のなかには、これとは違う意味で説明したものがあるのです。この点は、鴨頭俊宏「高知県域の自治体史誌と近世史用語『異国船』」『史学研究』第305号(広島史学研究会、2020年、招待執筆)で、分析における着眼点として言及しました。ただ、日本史の教科書に登場する用語だけに、学校教育の現場でも論点となりえましょう。そこで「異国船」につき、日本近世史研究、山口県域の自治体史誌、高校日本...【業績】鴨頭俊宏《歴史教育》「近世史用語『異国船』をいかに教えるか」『山口県地方史研究』第126号(2021年10月、査読なし)

  • 【記事】 交通史学会常任委員会(文責:鴨頭俊宏)「総会報告」『交通史研究』第99号(2021年10月)

    令和3年(2021)5月15日(土)、交通史学会の大会がzoomを用いたオンラインで催され、このなかで総会も開かれました。総会では書記を指名されたのですが、その流れで、会誌に掲載する報告記事の文責者も担当しております。総会では、学会委員会を改組することになりました。私の場合は、運営委員に選任され、このなかで編集委員を務める立場となります。【記事】交通史学会常任委員会(文責:鴨頭俊宏)「総会報告」『交通史研究』第99号(2021年10月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《書評》「倉地克直著『江戸時代の瀬戸内海交通』」『交通史研究』第99号(2021年10月、依頼あり)

    交通史学会より依頼を受け寄稿した標記の書評を掲載する『交通史研究』第99号が完成して発行されます。掲載は83~91頁で、発売元は吉川弘文館です(※↓HPに発売情報が掲載されています)。http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b591088.html批評した書籍は、備前国の岡山藩政において海事部門を司る船手組の公務記録「御留帳御船手」を駆使しながら、江戸時代瀬戸内の海上交通史を論じたものです。史料は、延宝元(1673)~貞享3年(1686)の14年間分でした。1つの藩、その年数分ばかりの史料で、書名のテーマまでいかに論を敷衍できたのか?という視点から、評価点と課題点を整理しています。【業績】鴨頭俊宏《書評》「倉地克直著『江戸時代の瀬戸内海交通』」『交通史研究』第99号(2021年10月、依頼あり)

  • 【備忘】 本ブログの閲覧傾向

    久しぶりに本ブログのアクセス解析を見てみたら、意外と案の定とで半々の閲覧傾向が見て取れました。『地方史研究』最新号に新刊案内の記事が掲載された旨の投稿をしたのが16日(土)。この日が閲覧数Maxで以降少しずつ減少していくのなら、いつもどおりなのですけど、18日(月)に入り閲覧数が急に増えています。おそらく、土日のお休みにはいちいちチェックされず、仕事や学校がある平日になってからすきま時間に投稿の有無に注目されるのでしょう。これぞ、ネット利用における今風の習慣なのかもしれません。【備忘】本ブログの閲覧傾向

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「関根達人著『石に刻まれた江戸時代ー無縁・遊女・北前船ー』」『地方史研究』第413号(2021年10月)

    標記の記事を133〜134頁に掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第413号(第71巻第5号)が完成して発行されました。今号で案内した新刊は、令和2年(2020)4月に吉川弘文館より「歴史文化ライブラリー」498として出版されたものです。学界で石誌学の確立を目指す著者が、墓石を除く近世石造物を研究対象に定めつつ、それに込められた祈りや願いにせまりながら当時の自然や社会の環境、見とおせられる地域間交流のさまを解説しております。私自身、古文書をとおし読み取れるネットワークの像を補うため新刊で示された研究にも注目すべきと考える立場から、興味深く読ませていただきました。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「関根達人著『石に刻まれた江戸時代ー無縁・遊女・北前船ー』」『地方史研究』第413号(2021年10月)

  • 【備忘】 のべ訪問者数が12万人を突破

    私自身まったく気づいていなかったのですが、10月4日(月)で、本ブログの、のべ訪問者数が12万を突破しておりました。分析すれば、記事を投稿しない日が10〜27人ぐらいで、投稿した日は28〜65人ぐらい。それの日々積み重ねですね。【備忘】のべ訪問者数が12万人を突破

  • 【受贈】 神戸大学経済経営研究所『研究活動報告』2020(2021年8月)

    神戸大学の経済経営研究所が2020年度の研究報告書を発行し、私も1冊、配布を受けました。ありがとうございます。研究所としての活動や所員の研究業績を報告するものであり、A4判ソフトカバーで312ものページ数があります。【受贈】神戸大学経済経営研究所『研究活動報告』2020(2021年8月)

  • 【受贈】 『隠岐の文化財』第38号(2021年3月)

    倉恒康一さんより標記の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。まずこの学術誌は、島根県の隠岐に所在する複数自治体の教育委員会が協同で、地元史に関する論文を編集し発行したものです。この号の25~33頁に、倉恒康一「室町・戦国時代の隠岐国分寺」と題する論文が掲載されています。その論文では、隠岐国分寺につき文献史学の立場から、山陰地方中世の寺院史研究とともに政治史研究でも重要な存在である旨を提起しています。【受贈】『隠岐の文化財』第38号(2021年3月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「坂根嘉弘著『評伝 朝鮮総督府官吏・吉田正廣とその時代』」『地方史研究』第411号(2021年6月)

    標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第411号(2021年6月)が完成して発行されました。以前、坂根嘉弘先生ご本人より私へも標記の完成本(清文堂出版、四六判ソフトカバー、332頁、本体2,700円+税、2021年1月)をお贈りいただいたことに対する感謝の印です。なお、記事は104~106頁に掲載されています。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「坂根嘉弘著『評伝朝鮮総督府官吏・吉田正廣とその時代』」『地方史研究』第411号(2021年6月)

  • 【受贈】 濱保仁志「土豪層論に関する一考察―由宇村田氏の事例を通して―」『岩国徴古館調査報告書』第1号(2021年3月)

    濱保仁志さんより標記論文の私製抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。近世の領主権力がいかに旧土豪層を取り込んでいくのかを見る研究動向に対し、旧土豪層側の選択という視点で、由宇村田氏、藤井氏の藩境を越えた展開を事例にしながら土豪層論の見直しを提起しています。【受贈】濱保仁志「土豪層論に関する一考察―由宇村田氏の事例を通して―」『岩国徴古館調査報告書』第1号(2021年3月)

  • 【受贈】 家森信善編著『地域金融機関と信用保証協会の事業承継の支援(経済経営研究叢書 金融研究シリーズ№9)』(神戸大学経済経営研究所、2021年3月)

    神戸大学の経済経営研究所より標記の新刊を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。本書は、タイトルに応じた論考3本と、令和2年(2020)10月19日にオンラインで開催されたシンポジウム「金融機関と信用保証協会の事業承継支援―現状とポストコロナ時代の課題―」基調講演&パネルディスカッションの成果とを編集したものです。融資判断の現状を調査した図表が多数掲載されており、コロナ禍にある今日社会を考えるのに資すると思います。【受贈】家森信善編著『地域金融機関と信用保証協会の事業承継の支援(経済経営研究叢書金融研究シリーズ№9)』(神戸大学経済経営研究所、2021年3月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「三宅紹宣著『幕末維新の政治過程』」『地方史研究』第410号(2021年4月)

    標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第410号が完成して発行されました。記事は86~88頁に載っています。著者の三宅紹宣先生より私にも完成本を1冊お贈りいただいたので、その感謝の印です。ところで『地方史研究』の新刊案内は、昨年後半の発行号では掲載本数が減り、これも新型コロナウイルスの影響なのかと心配しておりました。しかしながら、その最新号では、だいぶん本数が回復しております。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「三宅紹宣著『幕末維新の政治過程』」『地方史研究』第410号(2021年4月)

  • 【受贈】 広島古代史研究会『史人』第8号(2020年12月)

    久しぶりに東広島市の自宅に帰ってみたら、広島古代史研究会より標記の完成誌を1冊、私にも届けられていました。ありがとうございます。日本近世史の論文が1本掲載されており「あれっ、古代史の研究会よね?」と、思わず表紙を二度見してしまいました…。【受贈】広島古代史研究会『史人』第8号(2020年12月)

  • 【試行】 researchmap>鴨頭俊宏>「資料公開」コーナーの利用開始

    https://researchmap.jp/kamoga4ra/published_works先月27日にZoom利用のオンラインでおこなった《口頭発表》「自治体史誌の全国的な編さん傾向へのアプローチ―近世史用語『異国船』をキーワードとして―」(第5回『計算社会科学ワークショップ』〔CSSJ2021〕、2021年2月27~28日)につき、興味半分怖さ半分のお試しに、発表資料をresearchmapの「資料公開」コーナーで公開してみました。大学院生時代以来のテーマとは別途ここ数年取り組みはじめた研究だけに、どれぐらい見られるのか、興味がありますので。なお、資料は、PowerPointで作成したものをPDF化したうえでアップロードしており、自由にダウンロードできます。また、予稿集論文は、今月改めて発足した「計算社...【試行】researchmap>鴨頭俊宏>「資料公開」コーナーの利用開始

  • 【業績】 鴨頭俊宏《研究会予稿集論文》《口頭発表》「自治体史誌の全国的な編さん傾向へのアプローチ―近世史用語『異国船』をキーワードとして―」[査読なし]

    令和3年(2021)2月27日(土)~28日(日)、Zoomで計算社会科学研究会「第5回『計算社会科学ワークショップ』」(CCSJ2021)が開催され、そこで口頭発表をおこないました。このワークショップでは、応募時に論文を提出し、研究会のHP上で公開とするか参加者のみ限定公開にするかを選べるルールなのですが、私の場合は公開をお願いしております。第5回計算社会科学ワークショップ(CSSJ2021) 計算社会科学会(css-japan.com)発表内容は、日本史学界をめぐり近年議論が盛んとなりつつある「自治体史論」に問題関心を導かれながら、自治体史誌の全国的な編さん傾向を描き出そうとする研究を始めたので、その途中段階を問題提起的に報告するものです。ここでは、令和2年(2020)3月に広島史学研究会『史学研究』第30...【業績】鴨頭俊宏《研究会予稿集論文》《口頭発表》「自治体史誌の全国的な編さん傾向へのアプローチ―近世史用語『異国船』をキーワードとして―」[査読なし]

  • 【業績】 鴨頭俊宏《新刊紹介》「青木真美『ドイツにおける運輸連合制度の意義と成果』」(広島史学研究会『史学研究』第307号、2021年)

    広島史学研究会に投稿していた標記の小論文を掲載する『史学研究』第307号(2021年1月)が完成して発行されました。標記の新刊は、令和元年(2019)8月に日本経済評論社より刊行され、同じ年の11月に大阪商業大学で開催された交通史学会例会において直接お贈りいただき、そのお礼にすぐ投稿したものです。しかし、広島史学研究会が創立90周年記念に特集号を企画するなどの事情で、掲載は出版から1年以上先送りとなってしまいました…。新刊の内容は、日本の公共交通をいかに持続させるかの課題を念頭に置きつつ、それへの示唆として、ドイツにおける運輸連合の歴史を説明したものです。ゆえに、ドイツ語の文献資料を用いて実証しながら、ドイツ語を学んでいない者でも読みやすいよう仕上げています。【業績】鴨頭俊宏《新刊紹介》「青木真美『ドイツにおける運輸連合制度の意義と成果』」(広島史学研究会『史学研究』第307号、2021年)

  • 【備忘】 本ブログ開設4000日目

    月日の経つのはほんと早いもので、本ブログを開設してから本日(2021年1月25日)が、ちょうど4000日目なのだそうです。【備忘】本ブログ開設4000日目

  • 【受贈】 藤谷彰著『桑名藩家臣団と藩領社会』(清文堂出版、2021年)

    藤谷彰さんより標記の新刊(A5判、全358頁、本体8500円+税、※現物の奥付には発行日を「2月20日」と刻んでいますけど、おそらく1月20日ヵ)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。「あとがき」によれば、2000年から20年間にわたり『三重県史』編さん事業などの職務をつうじ取り組んできた桑名藩政史研究の成果をまとめられています。【受贈】藤谷彰著『桑名藩家臣団と藩領社会』(清文堂出版、2021年)

  • 【受贈】 原淳一郎著『近世の旅と藩―米沢藩領の宗教環境―』(合同会社小さ小社、2021年1月)

    原淳一郎さんより標記の新刊を1冊(A5判、全292頁、本体6800円+税)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。社会史とは何か?を出発点にして、地域史とは?や民衆史とは?まで問いを広げつつ、現山形県域の江戸時代米沢藩領を対象フィールドにしながら、旅と政治権力の関係性を問いなおしています。著者は、歴史学のなかで社会史に分類されるだろうと、本書を位置づけています。【受贈】原淳一郎著『近世の旅と藩―米沢藩領の宗教環境―』(合同会社小さ小社、2021年1月)

  • 【受贈】 坂根嘉弘著『評伝 朝鮮総督府官吏・吉田正廣とその時代』(清文堂出版、2021年1月)

    坂根嘉弘先生より標記の新刊(ソフトカバー全332頁、本体2,700円+税)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。これまで存じあげませんでしたけど標記の人物(1895~1972年)は、鹿児島県に生まれ、朝鮮総督府の官吏として「朝鮮農地令」の起案などで、朝鮮・薩摩の農村研究で、活躍した人物なのですが、シンガーソングライター吉田拓郎氏の父親でもあるとのことです。生い立ちから死没までを経歴ごとに章を立てながら、わかりやすい文章で説明しています。【受贈】坂根嘉弘著『評伝朝鮮総督府官吏・吉田正廣とその時代』(清文堂出版、2021年1月)

  • 【受贈】 三宅紹宣著『幕末維新の政治過程』(吉川弘文館、2021年)

    三宅紹宣先生より、標記の新刊(A5判、全437頁、本体11,000円+税)を1冊、私にもお贈りくださりました。ありがとうございます。先生による幕末維新期長州藩史研究の集大成と位置づけられ、外国船の接近による民衆意識の高まりから廃藩置県による近代国家成立までの政治過程を、さまざまな史料の分析にもとづきながら論説されています。本書をひと通り読んでみて、今後おそらく論点の1つになるだろうと思われるのが「民衆」です。本書の途中、民衆の意識に重点を置く部分がありますが、独特な行政組織を形成した長州藩の社会において民衆とは何であり、本書でテーマにした政治過程と民衆とがいかにつながるのか、興味深いところです。なお、本書は先月の下旬に自宅へ届いておりましたが、本書の奥付をよく見れば令和3年(2021)1月1日発行と刻まれており...【受贈】三宅紹宣著『幕末維新の政治過程』(吉川弘文館、2021年)

  • 【受贈】 豊田市近代の産業とくらし発見館編『令和2年度 発見館企画展「まゆまつり2020~稲武の養蚕~」』

    西海賢二先生より、標記の企画展用パンフレットを1冊、私にもお贈りくださりました。ありがとうございます。企画展自体はすでに終了しておりますけど、愛知県豊田市稲武(いなぶ)地域における養蚕業の歴史を、写真資料を用いながらわかりやすく解説されています。【受贈】豊田市近代の産業とくらし発見館編『令和2年度発見館企画展「まゆまつり2020~稲武の養蚕~」』

  • 【受贈】 常民文化研究会『コロス』第154~163号(2018年8月~2020年11月)

    西海賢二先生より、標記の会報を私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。会報には、西海賢二「三遠新美流れの結節点―限界の山村暮らしから―」(2)~(11)の連載があり、愛知県豊田市稲武町(いなぶ)における年中行事から豪農の文化的交流まで、民俗学の歴史も踏まえつつ論説を展開されています。【受贈】常民文化研究会『コロス』第154~163号(2018年8月~2020年11月)

  • 【受贈】 岩下哲典著『シリーズ藩物語 津山藩』(現代書館、2017年)ほか論文・記事の抜刷7点

    岩下哲典先生より、標記の図書1冊と論文・記事の抜刷7点とを私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。お贈りいただいた論文・記事は以下のとおりです。1.岩下哲典「『私は日本のスパイだった―秘密諜報員べラスコ』の基礎的研究―昭和前期外務省の『情報マン』須磨弥吉郎研究の一環として―」『明海大学大学院応用言語学研究』№13(2011年)2.岩下哲典「ペリー来航をめぐる『狂歌』『虚説』『偽文書』『虚構』」『日本歴史』第800号(2015年)3.岩下哲典「『史料批判』の精神」『歴史研究』第677号(2019年)4.『読売新聞』令和2年(2020)4月1日付記事「『上野戦争』前日西郷の直筆書簡―機密保持、負傷者搬送など用意周到―」※岩下先生による史料解析のコメントが掲載されています。5.岩下哲典《公開講演》「再検討『...【受贈】岩下哲典著『シリーズ藩物語津山藩』(現代書館、2017年)ほか論文・記事の抜刷7点

  • 【受贈】 愛媛新聞社『愛媛新聞』平成27年(2015)12月3日付記事「かすみゆく記憶―第十東予丸沈没70年―」

    愛媛県今治市伯方島木浦にある禅興寺の住職様より、標記新聞記事のカラー切り抜き記事を、本年の沈没75年慰霊祭のものと併せてお贈りいただきました。ありがとうございます。以前、芸備地方史研究会『芸備地方史研究』第315・316合併号(2020年7月)に記事《史跡をあるく》「愛媛県伯方島禅興寺第十東予丸慰霊塔」を寄稿したので、この完成誌をお贈りしただけなのですが、お返事に貴重な資料を教えてくださりました。事故自体が終戦時の混乱期でもあり、当時は海難審判の内容が公開されぬまま、記録もそのあと未確認の状況が続いていたようです。しかし、今世紀に入ってから所在が確認された「裁決書」を読み解き、標記の記事で詳細な解説がなされました。標記の新聞が発行された、今から5年前の平成27年12月3日は木曜日。ならば、ちょうど広島県の自宅か...【受贈】愛媛新聞社『愛媛新聞』平成27年(2015)12月3日付記事「かすみゆく記憶―第十東予丸沈没70年―」

  • 【記事】 鴨頭俊宏《史跡をあるく》「愛媛県伯方島禅興寺第十東予丸慰霊塔」『芸備地方史研究』第315・316合併号(2020年6月)

    標記の記事を掲載する芸備地方史研究会『芸備地方史研究』第315・316合併号が完成して発行されました。本四架橋のきっかけとなった海難事故といえば、昭和30年(1955)5月11日における宇高連絡船「紫雲丸事故」が著名ですけど、ほかにもきっかけに位置づけられよう事故は複数ありました。標記の記事は、その1つを取材した成果を簡潔にまとめたものです。昭和20年(1945)11月6日、芸予諸島域伯方島の木浦沖で、今治行き民間連絡船の第十東予丸が転覆して沈没しました。乗客のほとんどが愛媛県を故郷とする復員軍人だったことから、これまでは、愛媛県における終戦悲話の1つとして語られてきた感が大きいです。しかしながら、この事故は広島県にも関係しました。そこで、広島県で交通史を学ぶ人たちへの紹介を念頭に置きつつ、この事故の慰霊塔をめ...【記事】鴨頭俊宏《史跡をあるく》「愛媛県伯方島禅興寺第十東予丸慰霊塔」『芸備地方史研究』第315・316合併号(2020年6月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「清水紘一編『江戸幕府と長崎政事』」『地方史研究』第406号(2020年8月)

    標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第406号が完成して発行されました。江戸幕府の直轄地長崎をめぐっては、対外関係の政策的変化を切り口に近世国家が支えられた要因を探りうる「四つの口」の1つとして、さまざまな分析視角から研究論著が積み重ねられてきました。しかしながら、今なお個別事例研究の面では基礎的な問題点が残るとして、改めて本格的な史料集を編さんする動きも起こっているのです。そのなかで〝法制〟をテーマに年次別に取り組む標記新刊の概要を、簡潔な作文で説明してみました。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「清水紘一編『江戸幕府と長崎政事』」『地方史研究』第406号(2020年8月)

  • 【受贈】 佐藤隆一「地理歴史科・公民科の将来像―社会科の設置と解体を回顧・展望する―」(青山学院高等部『研究報告』第41号、2020年3月)

    青山学院高等部で30年以上教員を務められている佐藤隆一先生より、標記論文を掲載する完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。わが国の高校「社会科」が有する課題点につき「総合社会科」時代の到来を見据えつつ、その歴史の整理とその解決を目ざす授業の実践とをつうじて得た展望を示されました。私自身が、高校入学時にちょうど社会科から地理歴史教科へ切り替わった学年の一人ゆえ、当時のことを思い出しながら興味深く読ませていただきました。【受贈】佐藤隆一「地理歴史科・公民科の将来像―社会科の設置と解体を回顧・展望する―」(青山学院高等部『研究報告』第41号、2020年3月)

  • 【受贈】 佐藤隆一「儒者塩谷宕陰の海防論」(片桐一男編『洋学史研究別冊 対外関係と医学・医療』、洋学史研究会、2020年6月)

    青山学院高等部で教諭を務められている佐藤隆一先生より標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。佐藤先生は、平成26年(2014)に思文閣出版より『幕末期の老中と情報―水野忠精による風聞探索活動を中心に―』と題する単著を出版されています。ここでおこなう研究の延長として、老中水野忠邦・忠精のブレーンを務めた儒者塩谷宕陰(しおのやとういん、1809~1867年)による、西洋式軍艦の配備を急ぐ大胆な海防論に着目し、その評価をおこなうとともに当時の幕閣事情を見とおしています。【受贈】佐藤隆一「儒者塩谷宕陰の海防論」(片桐一男編『洋学史研究別冊対外関係と医学・医療』、洋学史研究会、2020年6月)

  • 【受贈】 滝口正哉《浅草寺ものがたり》「江戸の病魔退散」『浅草寺』第681号(2020年6月)

    滝口正哉さんより標記の論考を収録する完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。江戸時代の開国後、諸外国の人やモノと交流するなかでコレラや麻疹(はしか)が国内社会で猛威をふるいました。江戸の浅草寺領におけるそれへの対応を、わかりやすい平易な文章で解説しています。【受贈】滝口正哉《浅草寺ものがたり》「江戸の病魔退散」『浅草寺』第681号(2020年6月)

  • 【受贈】 滝口正哉《研究ノート》「尾張藩付家老成瀬家家臣中野熊助の職務動向と由緒意識」(徳川林政史研究所『研究紀要』第54号、2020年3月)

    滝口正哉さんより標記《研究ノート》の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。成瀬家とは尾張藩付家老を務めつつ犬山城を本拠地にしながら3万石を治めつづけた家であり、中野熊助は、そんな成瀬家の第7~9代(18世紀末~19世紀)に出仕していた人物です。彼が書き残した文書群全254点を検討し、家の由緒とともに藩の官僚機構における彼の位置づけまで見とおそうとしています。【受贈】滝口正哉《研究ノート》「尾張藩付家老成瀬家家臣中野熊助の職務動向と由緒意識」(徳川林政史研究所『研究紀要』第54号、2020年3月)

  • 【備忘】 アクセス解析

    5月最終週の本ブログにつきアクセス解析をチェックしてみたら、27日(水)のアクセス者数が普段の約3倍にまで急増。私に関していったい何があったのか?と、疑問に感じます。【備忘】アクセス解析

  • 【受贈】 吉田智史・宮崎克則「朝鮮通信使往来における不慮の死に関する史料―西国諸藩を中心に―」(西南学院大学『国際文化論集』第33-2号、2019年)

    吉田智史さんより標記論考の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。祝賀を目的とする朝鮮通信使では、死という忌避したい事案で対応を誤れば日朝関係・幕藩関係を損ねる恐れがあったとして必然的に書き残される、人間や礼物としての動物の死に関する記録の史料を、対馬藩・福岡藩・萩藩(長州藩)のものを中心に幅ひろく紹介しています。個人的には、そうした事案をめぐり大坂以西の領国世界でどのような情報面の連携が取られていたのかをうかがえ、大変興味深いです。【受贈】吉田智史・宮崎克則「朝鮮通信使往来における不慮の死に関する史料―西国諸藩を中心に―」(西南学院大学『国際文化論集』第33-2号、2019年)

  • 【受贈】 吉田智史「延享五年の朝鮮通信使と福岡藩」前・後編(『朝鮮通信史研究』第24・26号、2017・2018年)

    萩藩(長州藩)を主要なフィールドにしつつ朝鮮通信使迎接の歴史を研究する吉田智史さんより、標記論考の抜刷2冊を私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。この論考では、延享5年(1748、寛延元)、徳川家重の江戸幕府第9代将軍襲職を祝賀する朝鮮通信使につき福岡藩の迎接準備(馳走)を、対馬藩など近隣藩との情報交換・共有に着目しながら考察するものです。前編で信使の来航前の、後編では実際の信使往来時の、対応を説明しています。ただ、読者の立場からすれば、前編の掲載誌87頁「延享5年の通信使馳走は、各藩の馳走体制が円熟期に入りつつあることを示す」という結論的な部分の表現が検討を要するかな、とまず感じました。さまざまな辞典の説明を総合すれば「円熟期」とは、人格・知識・技術などが円満に発達して、さらにそれらが最もよく発揮...【受贈】吉田智史「延享五年の朝鮮通信使と福岡藩」前・後編(『朝鮮通信史研究』第24・26号、2017・2018年)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《研究動向》「『平成の大合併』後の自治体と大手私鉄経営史研究―愛媛県西条市の取り組みを中心に―」『交通史研究』第96号(2020年3月)

    標記の小論文を掲載する交通史学会『交通史研究』第96号が完成して発行されました。平成30年(2018)8月3日~19日のあいだ、愛媛県西条市の旧丹原町域に建つ西条市佐伯記念館・郷土資料館で「佐伯勇の時代の近鉄鉄道事業―輸送力増強と、旅客サービスと、スピードアップと―」と題する企画展が催されました。佐伯(さえき)勇とは、昭和26年(1951)から48年(1973)まで近鉄の第7代社長を務め鉄道事業の再興に尽くすとともに、プロ野球近鉄バファローズを結成し長らくオーナーを務めるなどして近鉄「中興の祖」とよばれた経営者です。その企画展につき、概要を説明するとともに、自治体史誌編さん事業史と鉄道社史編さん事業史との両面で位置づけてみました。【業績】鴨頭俊宏《研究動向》「『平成の大合併』後の自治体と大手私鉄経営史研究―愛媛県西条市の取り組みを中心に―」『交通史研究』第96号(2020年3月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「風説書研究会編『オランダ別段風説書集成(青山学院大学総合研究所叢書)』」『地方史研究』第404号(2020年4月)

    標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第404号(第70巻2号)が完成して発行されました。「オランダ別段風説書」とは、海外情報に関し、アヘン戦争が勃発した天保11年(1840)より安政年間(1854~1859)にかけて、オランダ植民地バタヴィア(現インドネシアの首都ジャカルタ)政庁で作成し江戸幕府に提出された書物です。国内に残存するその写本を、グループを組んで調査し研究した成果を著す標記の新刊(吉川弘文館、2019年)について、構成と注目点を簡潔な文章で述べました。昨年、この研究グループの一員である佐藤隆一先生より、自身の執筆部分の抜刷を私にもお贈りいただいておりました。今回の『地方史研究』への投稿は、そのことに対するお礼も兼ねております。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「風説書研究会編『オランダ別段風説書集成(青山学院大学総合研究所叢書)』」『地方史研究』第404号(2020年4月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏「山陰地域の自治体史誌とモータリゼーション時代公共交通の動向 ―中四国9県の総合的考察へ―」『中国四国歴史学地理学協会年報』第16号[査読なし]

    標記の紀要論文を掲載する『中国四国歴史学地理学協会年報』第16号(2020年3月)が完成して発行されました。この論文は、趣味で平成30年(2018)より取り組んでいる自治体史誌編さん事業史研究につき、事業と同時並行的に歴史を歩む「モータリゼーション」(わが国の場合1970年代以降を主とする「車社会化」)をキーワードに設定しつつ鳥取・島根の山陰2県を主要な対象にしながら、分析を蓄積してきた成果をまとめるものです。今回の分析で、中四国地方9県におけるデータの総合がかないました。しかしながら、正直いえば、この論文で提示した分析成果は全国レベルの議論だとまだまだ通用しないものです。しかし、近年盛んとなりつつある「自治体史(誌)論」がさらに発展していく将来において、少しでも資することを願っております。【業績】鴨頭俊宏「山陰地域の自治体史誌とモータリゼーション時代公共交通の動向―中四国9県の総合的考察へ―」『中国四国歴史学地理学協会年報』第16号[査読なし]

  • 【業績】 鴨頭俊宏《招待論文》「高知県域の自治体史誌と近世史用語『異国船』」『史学研究』第305号(創立90周年記念号、2020年3月)

    広島史学研究会より依頼を受け寄稿していた標記の論文(査読なし)を掲載する『史学研究』第305号が完成しました。まず、この号は、研究会が創立90周年を迎えるにあたり日本史・東洋史・西洋史・文化財各分野の若手・中堅・ベテラン研究者に執筆を依頼して成した記念論文集です。次に、私が寄稿した論文は、日本史学界をめぐって本格化しはじめた「自治体史(誌)論」に対し試みている新たな提起を、実践段階へと移す仕事の一環なのです。全国的には1980年代半ばに刊行のピークを迎えた自治体史誌について、編さん事業自体の価値を問う議論が、近年盛んとなりはじめ全国レベルの学術誌でも特集を組まれるに至りました。ただ、ここで展開されている議論は、地域史研究あるいは研究者の視点からその事業の意義を説明しようとするあまり、肝心な一般的な読者の視点が欠...【業績】鴨頭俊宏《招待論文》「高知県域の自治体史誌と近世史用語『異国船』」『史学研究』第305号(創立90周年記念号、2020年3月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《史跡をあるく》「木江厳島神社」『芸備地方史研究』第314号(2020年1月)

    標記の記事を掲載する芸備地方史研究会『芸備地方史研究』第314号が完成して発行されました。記事は、広島県豊田郡大崎上島町の行政区域にある芸予諸島の大崎上島へ、資料調査の際に立ち寄り取材したものです。島が、大山祇神社が立地する旧伊予国の大三島(現愛媛県今治市)のすぐ西隣にありながら独特の厳島信仰を守りつづけるゆえ、元々その郷土文化に関心をもっておりました。神社は、大三島最寄りの木江港からバス停1つ分の距離にあります。【記事】鴨頭俊宏《史跡をあるく》「木江厳島神社」『芸備地方史研究』第314号(2020年1月)

  • 【備忘】 本ブログ開設10周年

    私自身はまったく意識していなかったのですけど、本日2020年2月10日(月)が、ちょうど本ブログを開設して10周年(3650日目)なのだそうです。いちおう備忘として、本日に入った段階での閲覧記録。閲覧209,841PV訪問者103,685IP【備忘】本ブログ開設10周年

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「オーテピア高知図書館(高知市立市民図書館)編『高知市民図書館七〇年史』」『地方史研究』第403号(2020年2月)

    地方史研究協議会に投稿していた標記新刊(オーテピア高知図書館、A4判ソフトカバー、70頁、非売品、2019年5月)の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第403号が完成し発行されました。昨年、資料調査でオーテピア高知図書館を訪問した際この図書館の歴史を解説する展示があったので、休憩時間に見学してみました。標記の新刊はそのとき、ご自由にお取りください、と置かれていたため遠慮なくいただいたものです。地元新聞のほか写真・統計の諸資料を、数値をともなわせつつ随所に用いていることから学術的にも評価される仕上がりだと考え、案内させていただきました。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「オーテピア高知図書館(高知市立市民図書館)編『高知市民図書館七〇年史』」『地方史研究』第403号(2020年2月)

  • 【受贈】 青山学院資料センター編『青山学院資料センターだより』第21号(2019年)

    佐藤隆一先生より標記の冊子を1つ、私にも贈ってくださりました。ありがとうございました。先生は、この資料センターの運営委員を務められています。冊子には「資料センター所蔵資料紹介」として、佐藤隆一「幕末海防論の書塩谷宕陰『隔鞾論(かくかろん)』」が掲載されています。紹介資料は、儒者で開国論者でもあった塩谷が安政6年(1859)、当時の東アジア情勢を鑑み率直な意見を述べたものです。【受贈】青山学院資料センター編『青山学院資料センターだより』第21号(2019年)

  • 【受贈】 佐藤隆一「オランダ別段風説書—その公的回覧と私的書写―」(風説書研究会編『オランダ別段風説書集成』、吉川弘文館、2019年)

    佐藤隆一先生より標記論考の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。江戸時代のいわゆる「鎖国」期、幕府がヨーロッパ世界のなかで唯一通商関係を継続させたのはオランダであり、幕府がオランダ商館長に対して海外事情を記す「オランダ風説書」を提出させたのは有名な話でしょう。「オランダ別段風説書」とは、アヘン戦争発生時期の天保11年(1840)から通商修好条約締結時期の安政6年(1859)までの約20年間、オランダ人がバタヴィア(現在インドネシアの首都ジャカルタ)の植民地政庁で作成し幕府へ提出していた特別版です。論考では、ペリー来航期の前と後で、別段風説書の国内における扱い方がどう変化したのかを説明しています。情報をつうじた幕藩関係の政庁レベルでの変化を考えるのに、重要な事例の1つだと思われます。【受贈】佐藤隆一「オランダ別段風説書—その公的回覧と私的書写―」(風説書研究会編『オランダ別段風説書集成』、吉川弘文館、2019年)

  • 【受贈】 布川弘「『はたらく喜び』、私利私欲と経済」『とやま経済月報』平成16年(2004)9月号、ほか

    故布川弘先生のご遺族の方より、標記のエッセイなど生前の記事写しを先週、私にも贈ってくださっておりました。ありがとうございます。布川先生は、私が28歳だった平成19年(2007)に私の博士学位請求論文の審査者を務めてくださったのをはじめ、個人的にお世話となっておりました。記事はいずれも、先生のお人柄がにじみ出る内容だと思います。【受贈】布川弘「『はたらく喜び』、私利私欲と経済」『とやま経済月報』平成16年(2004)9月号、ほか

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「田中洋平著『近世地方寺院経営史の研究』」『地方史研究』第402号(2019年12月)

    標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第402号(第69巻6号、2019年12月)が完成して発行されました。この新刊単著(吉川弘文館、2019年)とは、江戸時代の後半期には人口減少社会だったとされる北関東の農村社会を主要なフィールドに定めつつ、さまざまなタイプの寺院に関する史料を解析しながら、経営のありようにせまった研究の成果を著すものです。その概要を、簡潔な作文で紹介してみました。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「田中洋平著『近世地方寺院経営史の研究』」『地方史研究』第402号(2019年12月)

  • 【報告】 のべ訪問者数が10万人を突破

    記事ののべ閲覧数自体はすでに20万を超えていたのですが、いつの間にか先日、訪問者の総数も10万人を超えていました。このブログを始めて令和元年(2019)11月18日現在、3566日目(10年弱)となります。よって、1年あたり約1万人で、1日平均約27人の訪問。なんともビミョウ……。【報告】のべ訪問者数が10万人を突破

  • 【受贈】 青木真美著『ドイツにおける運輸連合制度の意義と成果』(日本経済評論社、2019年8月、216頁、本体3,700円+税)

    先日『2019年度交通史学会第3回例会』で研究の口頭報告をしましたが、同じくこの例会で報告された同志社大学商学部教授の青木真美先生より、標記の新刊を私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。書名にある「運輸連合」とは、ドイツにおいて都市の公共交通の調整と運営を担ってきた機関であり、新刊は、その創成から現在までの40年間を対象としています。20世紀のドイツ史研究といえば、東西に分裂していたことなど専門的な知識の習得、そもそもドイツ語のマスター、が必要かと存じます。しかし、本書の場合は、現代日本の公共交通をめぐる諸課題を出発点としつつ両国の対比に重点を置きながら説明する構成となっております。ゆえに、私みたいな日本の公共交通に関する予備知識しかない者でも、わかりやすく接することができて、大変勉強になる内容だと...【受贈】青木真美著『ドイツにおける運輸連合制度の意義と成果』(日本経済評論社、2019年8月、216頁、本体3,700円+税)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《口頭発表》「公用通行を支えた萩藩八幡改方をめぐる議論の再検討」『2019年度交通史学会第3回例会』[査読なし・招待あり]

    令和元年(2019)11月16日、大阪商業大学において開催された標記の学会例会で、研究の口頭報告をしてきました。近年、近世の幕府公用通行をめぐる情報ネットワークを支えたキーマンの一人に、現在の山口県下関域に派遣された萩藩士八幡(ばはん)改役に注目しています。石川敦彦氏も『山口県地方史研究』第118号(2017年)などにこれをテーマとする論文を発表しました。そこで、このテーマに関する本格的な実証の準備報告と位置づけ、まずは論点を整理しながら研究の方向性を説明しなおしています。【業績】鴨頭俊宏《口頭発表》「公用通行を支えた萩藩八幡改方をめぐる議論の再検討」『2019年度交通史学会第3回例会』[査読なし・招待あり]

  • 【業績】 鴨頭俊宏《論文評》「松本あづさ『エトロフから長崎へ―蝦夷地に漂着した異国人の長崎護送制度の成立―』」

    標記の論文(藤女子大学文学部『紀要』第54号、2017年)について執筆した《論文評》を掲載する山口県地方史学会『山口県地方史研究』第122号が、完成し東広島市の自宅にも届きました(掲載ページ:118~122)。弘化3年(1846)6月、当時は幕府直轄から松前藩領へ復領していた蝦夷地のエトロフに、アメリカ合衆国ニューヨーク発の捕鯨船が漂着しました。漂着者は、幕府の規定どおりいったん長崎まで護送されたのち本国へ送還となるのですが、この途中に現山口県域を通っています。そこで、山口県地方史研究の立場から、簡単な作文で批評してみました。なお、松本あづさ氏の論文は、藤女子大学機関リポジトリをとおしインターネット上で公開されています。https://fujijoshi.repo.nii.ac.jp/?action=pages...【業績】鴨頭俊宏《論文評》「松本あづさ『エトロフから長崎へ―蝦夷地に漂着した異国人の長崎護送制度の成立―』」

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「水本邦彦著『海辺を行き交うお触れ書き―浦触の語る徳川情報網―』」『地方史研究』第401号(2019年10月)

    標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第401号(第69巻5号、2019年10月)が完成して発行されました。記事は、会誌の126~128頁に掲載されています。著者のご配慮により、完成本をお贈りいただいたことに対するお礼の気持ちを込めての投稿ですが、日本近世の公儀浦触の研究を志す研究者に、ぜひご一読願いたい一般書です。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「水本邦彦著『海辺を行き交うお触れ書き―浦触の語る徳川情報網―』」『地方史研究』第401号(2019年10月)

  • 【受贈】 田中洋平『近世地方寺院経営史の研究』(吉川弘文館、2019年8月)

    田中洋平さんより、標記の単著(A5判、全248頁、本体10,000円+税)を1冊、私にもお贈ってくださりました。ありがとうございます。江戸時代、小規模仏寺はいかに存続しえたのか。この疑問点をテーマに、関東地方の農村社会に多数存在する小規模仏寺の経営を、金融や土地集積など経済的営為まで含め多面的に考察されています。【受贈】田中洋平『近世地方寺院経営史の研究』(吉川弘文館、2019年8月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「小宮木代良編『近世前期の公儀軍役負担と大名家―佐賀藩多久家文書を読みなおす―』」

    標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第400号(2019年8月)が、完成して自宅にも届けられました。記事は、168~169ページに掲載されています。書名にある「多久家文書」とは、江戸時代をつうじ肥前国小城郡の多久地域(たく)を領した多久家という佐賀藩の武家が残す文書群であり、現在は佐賀県内の多久市郷土資料館に収蔵されています。この史料を主な素材にしつつ平成26年度(2014)から本格化した、編者を代表者とする共同研究プロジェクトが、1冊の編著(2019年3月刊、A5判、142頁、岩田書院)にまとめられました。記事は、その概要を、近世前期異国船対応史研究の動向を念頭に置きつつ簡潔な文章で紹介したものです。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「小宮木代良編『近世前期の公儀軍役負担と大名家―佐賀藩多久家文書を読みなおす―』」

  • 【受贈】 水本邦彦著『海辺を行き交うお触れ書き―浦触の語る徳川情報網―』(吉川弘文館、2019年)

    水本邦彦先生のご高配により、標記の新刊単著(四六判ソフトカバー、全288頁、本体1,800円+税)を1冊、私へも贈ってくださりました。ありがとうございます。内容は、海辺の地域社会に順達された浦触やそれに類する廻状を素材にしつつ、一般の人びとにもわかりやすく史資料を提示することに気を配りながら、情報をつうじた江戸時代の国家統治システムにせまろうというものです。愛媛大学法文学部に勤められていた時代の出会いを出発点とし、国内各地で史料を渉猟しながら全国的な動態を見とおしていく、まさに水本先生の浦触研究史そのものを著した1冊ともいえましょう。なお、出版社のインターネットHPにも新刊情報が掲載されております。http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b457636.html【受贈】水本邦彦著『海辺を行き交うお触れ書き―浦触の語る徳川情報網―』(吉川弘文館、2019年)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「藤谷彰著『近世大名家臣団と知行制の研究』」『地方史研究』第399号(2019年6月)

    標記新刊(2019年2月刊、A5判、全287頁、本体7,500円+税、清文堂出版)の紹介記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第399号(第69巻第3号)が、完成して発行されました。書名にある知行制とは、日本中近世の武家社会において家臣に一定程度の土地支配権を与えるしくみのことであり、近世には、大名が家臣に対し領地と農民を直接支配させる地方(じかた)知行制として成りました。あえて藩政文書の現存量が少ない伊勢・伊賀国の津藩(藤堂藩、最大32万石)を取りあげ、そうした制度に対する実態を解明しようとした標記新刊の意義を、簡潔に説明しております。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「藤谷彰著『近世大名家臣団と知行制の研究』」『地方史研究』第399号(2019年6月)

  • 【受贈】 津野倫明『朝鮮出兵に関する豊臣秀吉文書の年代比定―豊臣秀吉文書の集成にむけた基礎的分析―』(2019年3月)

    6月16日(日)、高知大学で開催された『中国四国歴史学地理学協会2019年度大会』日本史部会に参加し、津野倫明先生にご挨拶申しあげた際、標記の2016~2018年度科学研究費補助金(基盤研究〔C〕)研究成果報告書(ソフトカバー、全75頁)を1冊いただきました。ありがとうございます。その「はじめに」で述べているように、豊臣秀吉文書といえば、名古屋市博物館編『豊臣秀吉文書集』(吉川弘文館、2015年~)の順次刊行が有名です。しかし、その年代比定には困難をともない、編年作業の停滞が予想されました。研究では、この停滞を打破すべく、朝鮮出兵という特定のできごとを対象にし基礎的な分析をおこなっています。【受贈】津野倫明『朝鮮出兵に関する豊臣秀吉文書の年代比定―豊臣秀吉文書の集成にむけた基礎的分析―』(2019年3月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《口頭発表》「自治体史誌と近世史用語『異国船』―高知県域の場合―」

    6月16日(日)午前、高知大学へ出かけて『中国四国歴史学地理学協会2019年度大会』日本史部会に参加し、口頭発表をしてきました。発表の内容は、近年盛んな自治体史(誌)論に問題関心を導かれながら、日本史学の立場から、一般の人びとにも1つの都道府県域における編さん史の傾向がわかりやすい一覧表の作成法を提示しようとしたものです。具体的には、近世史用語「異国船」をキーワードに設定したうえで、高知県域を対象としたその研究成果を、すでに『中国四国歴史学地理学協会年報』第14・15号(2018・2019年)などで論文化済みの現代史用語「モータリゼーション」の場合と対比させてみました。ただ、高知県域で刊行された計76冊の近世通史編を含む史誌の情報をむりやり紙1枚の一覧表に収めようとしたため、文字がかなり小さくなってしまいました...【業績】鴨頭俊宏《口頭発表》「自治体史誌と近世史用語『異国船』―高知県域の場合―」

  • 【業績】 鴨頭俊宏《書評》「糸川風太著『紀州藩・鳥羽藩領における幕府広域支配実現の特質―近世中後期の公儀浦触廻達を素材として―』(『ヒストリア』二六四)」

    法制史学会から依頼を受け寄稿していた標記の《書評》が『法制史研究』第68号(2019年3月)216~219頁に掲載されました。標記の糸川氏論文とは、水本邦彦氏による公儀浦触の通達ネットワーク論に問題関心を導かれながら、江戸時代紀州藩領で「奥熊野」地域にあたる紀伊国牟婁郡の尾鷲(現三重県尾鷲市)を主な定点観測地と定めつつ、その触の取り扱い方を検討したものです。こうして、幕藩関係をめぐる議論に新たな一石を投じようとしました。その成果を、瀬戸内海を主なフィールドにしつつ情報ネットワークを解析していく立場から、簡潔に批評してみたのです。※なお、日本史学界では、書籍刊行物を批評する《書評》と学術誌掲載論文を批評する《論文評》とを別の種別に取り扱うのが一般的ですけど『法制史研究』の場合は、両者を一括して《書評》と表記すると...【業績】鴨頭俊宏《書評》「糸川風太著『紀州藩・鳥羽藩領における幕府広域支配実現の特質―近世中後期の公儀浦触廻達を素材として―』(『ヒストリア』二六四)」

  • 【記事】 鴨頭俊宏《史跡をあるく》「大崎上島大新開厳島夜燈」『芸備地方史研究』第313号

    芸備地方史研究会『芸備地方史研究』第313号(2019年5月)裏表紙裏に、標記の記事が掲載されました。史跡は広島県大崎上島の、本土安芸津港行きフェリーが発着する大西港より、徒歩約30分のところにあります。大新開は、地名辞典には「おおしんかい」「おおしんがい」と読むようなルビのふりようなのですが、役所に確認を求めたところ「だいしんかい」と読むと知らされました。【記事】鴨頭俊宏《史跡をあるく》「大崎上島大新開厳島夜燈」『芸備地方史研究』第313号

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊紹介》「牧野和人著『広島県の鉄道―昭和~平成の全路線―』」『芸備地方史研究』第313号

    実は出版から1年以上経過していますけど…、芸備地方史研究会『芸備地方史研究』第313号(2019年5月)48~49頁に標記の新刊(アルファベータブックス、2018年4月、B5判ソフトカバー、123頁、本体1,850円+税)を紹介する記事が掲載されました。この書籍は、廃止済みのものも含め昭和時代~現在に広島県内を走る鉄道につき、路線ごとに節を立てながら歴史を解説していく、一般向けの資料集です。株式会社アルファベータブックスは、兵庫・愛知・大阪などで『✕✕(府)県の鉄道』シリーズを出版しつづけているのですが、この書籍は、そのシリーズの1つとして出版されました。【記事】鴨頭俊宏《新刊紹介》「牧野和人著『広島県の鉄道―昭和~平成の全路線―』」『芸備地方史研究』第313号

  • 【訂正】 『中国四国歴史学地理学協会年報』第15号掲載論説の校正ミス

    標記の論説につき校正ミスを1つ確認しましたので、訂正よろしくお願いいたします。掲載誌30ページ表1№34行備考欄[誤]……まで開線開通する……→[正]……まで開通する……校正ゲラと完成誌とを照らし合わせた結果、ほかは問題ないと思います。【訂正】『中国四国歴史学地理学協会年報』第15号掲載論説の校正ミス

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