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2015/04/28

  • 【受贈】 山口県県史編さん室『山口県史研究』第31号(2023年3月)

    山口県県史編さん室より標記の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。山口県史編さん事業をめぐり私の場合は、直接参画しておらず、この雑誌へも専門テーマに関する小論文を1本、趣味で書いた小論文を2本、投稿しただけです。なぜ私にも贈ってくれたのだろうかと不思議に思い添状を読んだら、この第31号が最終号とのこと。理由はそこにあるようです。【受贈】山口県県史編さん室『山口県史研究』第31号(2023年3月)

  • 【受贈】 岩橋清美「『赤気』と近世社会―明和七年の『赤気』をめぐる人々の対応と認識―」『國學院雑誌』第123-2号(2022年2月)

    岩橋清美先生より、標記論考の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。題目にある「赤気」(せっき)とは、ここでは低緯度オーロラを指す、史料用語です。『国語辞典』をいろいろ調べれば、彗星のことを指す旨書かれています。しかし論考では、彗星と区別をつけつつ、彗星に対しその現象が明和7年(1770)時点でいかに認識されていたのかを、さまざまな史料を読みながら検討しています。【受贈】岩橋清美「『赤気』と近世社会―明和七年の『赤気』をめぐる人々の対応と認識―」『國學院雑誌』第123-2号(2022年2月)

  • 【受贈】 西海賢二編『山岳信仰と村落社会』(岩田書院、2012年)

    西海賢二先生より標記の編著書(A5判、293頁、本体6,900円+税)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。「あとがき」によれば本書は、西海先生の還暦を記念して刊行された論文集であり、近年の民俗学が社会学に接近しつつ歴史学と乖離していく動向に対し、日本の中世~近代を舞台に歴史と民俗の親和性を改めて目指すものとしています。【受贈】西海賢二編『山岳信仰と村落社会』(岩田書院、2012年)

  • 【受贈】 石鎚敬神婦人会報『たかね』第54号(2022年7月)

    西海賢二先生からは、続いて標記の会報1冊も贈ってくださりました。ありがとうございます。会報は歴史学を目的とするものではないものの、55~93頁に、西海賢二《特別寄稿》「石鎚山麓周辺のヒマヤ・サンヤ・女人宿をめぐって」が掲載されています。【受贈】石鎚敬神婦人会報『たかね』第54号(2022年7月)

  • 【受贈】 西海賢二《書評》「原淳一郎著『近世の旅と藩 米沢藩領の宗教環境』を読む」『コロス』第171号(2022年11月)

    西海賢二先生からは、続いて、標記の書評を掲載する会報1冊も贈ってくださりました。ありがとうございます。今回批評された近世の旅と藩:米沢藩領の宗教環境 原淳一郎 本 通販 Amazon(合同会社小さ子社、A5判、全292頁、2021年、本体6,800円+税)は、日本近世の社寺参詣史につき、米沢藩領を主な素材としつつさまざまな学問的視点を踏まえながら、最新の研究成果や展望を論じたものです。書評は、会報の全面を用いるほどの文字数で掲載されています。【受贈】西海賢二《書評》「原淳一郎著『近世の旅と藩米沢藩領の宗教環境』を読む」『コロス』第171号(2022年11月)

  • 【受贈】 常民文化研究会『コロス』第170号(2022年8月)

    新居浜高専における授業を終え帰路に立ち寄った石鎚神社会館「西海文庫」(愛媛県西条市)で、西海賢二先生より標記の会報を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。この会報では、安藤久夫「連谷村よもやま話―奥三河の山里から(2)―」西海賢二《史料紹介》「江戸中期の越後からの西国巡礼記」の2本を掲載しています。前者は、現愛知県豊田市域の旧山村をめぐって西海賢二「三遠信美流れの結節点―限界の山村暮らしから(5)小馬寺考~小馬寺の信仰が衰退した経緯を生業体系の変化から読む~」『コロス』第157号(2019年)から民俗学の見地を踏まえつつ話を広げたもの、後者は、宝暦9年(1759)越後国魚沼郡の人物が57日間におよぶ西国巡礼を認める史料を紹介したものです。【受贈】常民文化研究会『コロス』第170号(2022年8月)

  • 【受贈】 日本福祉大学知多半島総合研究所『知多半島の歴史と現在』№26(2022年10月)

    日本福祉大学知多半島総合研究所より標記の完成誌を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。この号には、シンポジウム「古代・中世の知多半島―文献史学と考古学―」の記録ほか、7本の講演記録・論文・研究ノートと2021年度活動記録が収録されています。【受贈】日本福祉大学知多半島総合研究所『知多半島の歴史と現在』№26(2022年10月)

  • 【訃】 県立広島大学名誉教授松井輝昭先生

    11月28日(月)、喪中の葉書が届き、県立広島大学名誉教授の松井輝昭先生が先月亡くなっていることを知りました。享年74とのことです。松井先生は、専門は異なるものの、約13年前に開催された市民向け講座「鈴峯オープンカレッジ」(於旧鈴峯女子短期大学)でお世話になるなど、個人的にご指導・ご鞭撻をいただいておりました。正直、大変驚いております。【訃】県立広島大学名誉教授松井輝昭先生

  • 【備忘】 交通史学会編集委員会

    11月6日(日)14:00~15:15、運営委員を務める交通史学会について編集委員会がZoomを用いたオンラインで開催されるので、自宅から参加しました。今回の委員会では、書記を担当しています。【備忘】交通史学会編集委員会

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「山口市編『山口市旧宮野村役場文書の研究―近代日本の変革期における地域社会―(山口市歴史叢書二)』」

    地方史研究協議会へ投稿していた標記の記事を掲載する『地方史研究』第419号(第72巻5号、2022年10月)が完成し、東広島市の自宅に届きました。記事は130~132頁にあります。今回の投稿は、木村健二先生より標記(山口市、B5判、全342頁、1,830円〔税込〕、2022年3月)の完成書を1冊、私にも贈っていただいたことに対する感謝の印です。ただ、偶然ながら神立春樹先生(岡山大学名誉教授)も、同じ新刊につき同じタイミングで地方史研究協議会に寄稿されたようです。本来ならば編集委員会のほうで1つを選ぶところなのでしょうけど、双方の記事を同じ会誌に並べつつ掲載されました。私のほうでは、取り下げ、ほかの学術誌に投稿しなおす用意がありますので、投稿が重なってしまった旨は遠慮なく私にお知らせいただければ……と思いま【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「山口市編『山口市旧宮野村役場文書の研究―近代日本の変革期における地域社会―(山口市歴史叢書二)』」

  • 【受贈】 渡邊大門編『江戸幕府の誕生―関ヶ原合戦後の国家戦略―』(株式会社文学通信、2022年9月)

    加藤僚さんより標記の新刊(四六判並製、228頁、本体1,900円+税)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。江戸幕府の誕生:関ヶ原合戦後の国家戦略 渡邊大門 本 通販 Amazon新刊のなかで加藤さんは、第9章「近世初期の交通政策―参勤交代・関所・宿駅制―」の執筆を担当されています。史料の残存状況により江戸時代の半ば以降に研究が偏りがちな近世交通史につき、古代から江戸幕府成立初期に至る連続性を、一般的な歴史ファンも読みやすいよう平易な文章で記述されました。私自身の研究テーマと関係する部分につき気になったのは、194ページの後ろから3行目~195ページ6行目までです。山陽道の場合「秀吉による行軍路と近世の街道は必ずしも一致していなかった」のが、全国統一後に一致させるようにした主体とは、豊...【受贈】渡邊大門編『江戸幕府の誕生―関ヶ原合戦後の国家戦略―』(株式会社文学通信、2022年9月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《問題提起》「三重県域の自治体史誌編さん事業史をめぐる〝出入り〟―近世史用語『異国船』をキーワードとして―」『地方史研究』第418号(2022年8月)

    地方史研究協議会の今年度三重大会開催にあたり投稿していた標記の小論文を掲載する『地方史研究』第418号(第72巻4号)が、完成し東広島市の自宅へ配達されました。掲載は73~78ページです。私の場合、専門のテーマについては過去の大会ですでに発表済みのため、今回は、趣味で取り組む研究の内容で執筆しました。偶然というか結果的にであるものの私は、地方史研究協議会の大会へ2007年、第58回高松大会自由論題《口頭発表》「近世瀬戸内海路をめぐる情報ネットワークの形成―山陽~四国間における交換・共有のあり方を中心に―」※翌2008年、この成果論集『歴史に見る四国―その内と外と―』(雄山閣)に論文を収録される。↓↓↓2012年、第63回東京大会《問題提起》「江戸時代地方史の研究をめぐる二つのネットワーク―瀬戸内海域におけ...【業績】鴨頭俊宏《問題提起》「三重県域の自治体史誌編さん事業史をめぐる〝出入り〟―近世史用語『異国船』をキーワードとして―」『地方史研究』第418号(2022年8月)

  • 【受贈】 下向井龍彦著『平将門と藤原純友―天慶の乱、草創期武士の悲痛な叫び―(日本史リブレット017)』(山川出版社、2022年8月)

    昨年古希を迎えられた下向井龍彦先生より標記の新刊を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。草創期武士の英雄的な存在である平将門・藤原純友が、なぜ天慶2年(939)冬に反乱を起こしたのか。その真相に政治史・軍事史の両面から、随所に図・表・写真を挿入しつつ平易な文章で論説されています。偶然なのか何なのか存じあげませんけど……後者の人物につき、つい1ヶ月前に寺内浩著『藤原純友―南海賊徒の首、伊予国日振島に屯聚す―』(ミネルヴァ書房)藤原純友:南海賊徒の首、伊予国日振島に屯聚す(ミネルヴァ日本評伝選234) 寺内浩 本 通販 Amazonが出版されているので、時間を見つけ双方の書を読み比べてみたいです。【受贈】下向井龍彦著『平将門と藤原純友―天慶の乱、草創期武士の悲痛な叫び―(日本史リブレット017)』(山川出版社、2022年8月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《書評》「岩崎清美・吉岡孝編『幕末期の八王子千人同心と長州征討』」『芸備地方史研究』第320・321合併号(査読あり)

    芸備地方史研究会へ投稿していた標記の書評を掲載する『芸備地方史研究』第320・321合併号が、完成し東広島市の自宅に届けられました。発行の日付は投稿から約1年後の2022年7月11日で、掲載は56~63ページです。今回批評を試みた編著幕末期の八王子千人同心と長州征討(岩田書院、2019年11月)は、八王子千人同心につき、慶応2年(1866)のいわゆる「第2次長州征討」(「幕長戦争」などともよぶ)に従軍した日記を分析しながら再評価を促そうとするものです。書評を投稿しようと考えた理由は、当時、中国路(山陽道)を西進し、九州に抜け出てからは瀬戸内海路を通り伊予国松山藩領経由で大坂(大阪)へ戻った点より、私自身の研究テーマ〝江戸時代の公用通行を支えた情報ネットワーク〟にも関係するゆえです。日本史学界における書評は...【業績】鴨頭俊宏《書評》「岩崎清美・吉岡孝編『幕末期の八王子千人同心と長州征討』」『芸備地方史研究』第320・321合併号(査読あり)

  • 【業績】 鴨頭俊宏 presentation“ The World of Circular Letters by Warriors of the Clan in the Edo Period”

    7月27日(水)、東広島市内の自宅からZoomでThe15th“ResearchShowcase”(2022.07.27-28)に参加して、標記のプレゼンテーションをおこないました。私にとれば、この年齢にして初めての、英語での研究発表です。日本近世史の、しかも国内のローカル交通をテーマにしていると、英語で研究発表する機会がなかなかありません。しかしこのままではダメだと考えているところに、歴史家ワークショップという団体が英語でプレゼンと質疑応答をおこなう機会を提供してくれていることを知りました。本来ならば、将来を担う二十歳代の若手研究者に経験させるべく設けた企画なのでしょうが、明らかに場違いな私にも発表の機会を与えてくださったことに感謝申しあげます。なお、プレゼンの内容は、新規の史料実証でなく、私が大学院生...【業績】鴨頭俊宏presentation“TheWorldofCircularLettersbyWarriorsoftheClanintheEdoPeriod”

  • 【備忘】 史学会『史学雑誌』第131-5号「2021年の歴史学界―回顧と展望―」(2022年5月)

    標記の雑誌で特集された「回顧と展望」を読みました。令和3年(2021)は計算社会科学研究会(現在は「計算社会科学会」へと改組)で論文を1本発表しましたが、残念ながらそれでなくて、山口県地方史学会『山口県地方史研究』第126号に掲載された小論文《歴史教育》「近世史用語『異国船』をいかに教えるか」のほうが139頁下段で紹介されています……。論文のほうはそもそも歴史学の研究会に投稿したものでないゆえ妥当と思いつつ、小論文については「回顧と展望」で紹介されるほどの評価ならば、社会科教育学系の査読がつく学術誌に本格的な論文として投稿すべきやったなと、少し後悔。【備忘】史学会『史学雑誌』第131-5号「2021年の歴史学界―回顧と展望―」(2022年5月)

  • 【受贈】 倉恒康一「中世後期の隠岐国分寺―『国分寺旧積録覚』の紹介を兼ねて―」『史学研究』第311号(2022年3月)

    倉恒康一さんより標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。隠岐国分寺につき、山陰2県域に現存する国分寺のなかで中世文書を用いつつ当時の様相を究明しうるのはそれが唯一ではないかという立場から、近世の地誌も随所に用いながらその周辺を含め歴史像にせまっています。【受贈】倉恒康一「中世後期の隠岐国分寺―『国分寺旧積録覚』の紹介を兼ねて―」『史学研究』第311号(2022年3月)

  • 【受贈】 倉恒康一「天文一九年の出雲国水害―仁多郡岩屋寺棟札の紹介―」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

    倉恒康一さんより標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。副題にある地域社会をめぐり16世紀半ばに発生した自然災害につき、棟札(むなふだ、寺社・民家など建物の建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札のこと)を手がかりとしつつそこに記された文言を翻刻しながら、歴史像にせまろうとしています。表題には「天文一九年」(1550)とありますが、実際には文禄・永禄・天正と、その年代以外のものを含め計9点の棟札を対象としています。【受贈】倉恒康一「天文一九年の出雲国水害―仁多郡岩屋寺棟札の紹介―」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

  • 【受贈】 東山信治・倉恒康一・松尾充晶・角田徳幸・目次謙一「石見国鋳物師関連資料の調査」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

    倉恒康一さんより標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。中世から近世にかけて石見国内で活動した鋳物師につき、学際的に古文書のみならず銅鐘まで調査対象としながら、将来の実態解明を展望しています。【受贈】東山信治・倉恒康一・松尾充晶・角田徳幸・目次謙一「石見国鋳物師関連資料の調査」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

  • 【受贈】 倉恒康一「室町・戦国初期の石見吉見氏に関する基礎的考察」『島根県古代文化センター研究論集』第28集(2022年3月)

    倉恒康一さんより、標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。『津和野町史』第1巻(1970年)中世通史に沖本常吉氏がその歴史を詳述した石見吉見氏につき、近年の研究成果を取り入れながら、鎌倉・南北朝期から戦国初期にかけての歴代を概観しなおしています。【受贈】倉恒康一「室町・戦国初期の石見吉見氏に関する基礎的考察」『島根県古代文化センター研究論集』第28集(2022年3月)

  • 【受贈】 常民文化研究会『コロス』第169号(2022年5月)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の会報を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。会報には、安藤久夫「連谷村よもやま話―奥三河の山里から(1)―」西海賢二「マッチ箱のデザイン展によせて」2本の論考が掲載されています。【受贈】常民文化研究会『コロス』第169号(2022年5月)

  • 【受贈】 『山口市旧宮野村役場文書の研究ー近代日本の変革期における地域社会ー』(山口市、2022年3月)

    木村健二先生より、山口市歴史叢書二として刊行された標記の史料研究論文集を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。現在は山口市域となっている旧宮野村をめぐっては、2,100冊余もの簿冊形態の役場文書が残されているとのことです。『山口市史』史料編の編さんに携わりその史料群を研究する4氏が作成した論文10本とコラム2本とを収録してあります。付録にはその史料目録もあって、後進の研究者が検索しやすいです。【受贈】『山口市旧宮野村役場文書の研究ー近代日本の変革期における地域社会ー』(山口市、2022年3月)

  • 【備忘】 交通史学会2021年度第4回編集委員会

    2022年4月24日(日)午後2時~2時50分、標記の委員会がZoomを用いたオンライン形式で開催されるので、自宅から参加しました。委員会では、書記を担当しています。【備忘】交通史学会2021年度第4回編集委員会

  • 【業績】 鴨頭俊宏《十字路》「岩国徴古館所蔵史料を用いた朝鮮通信使迎接ネットワークの再検討」『交通史研究』第100号(2022年4月)

    交通史学会に投稿していた標記の小論文(査読なし)を掲載する『交通史研究』第100号が完成し発行されました。掲載は56~61ページです。令和3年(2021)の後半、岩国徴古館(山口県岩国市)所蔵で岩国領の行政史料を含む「吉川家寄贈藩政資料」を用いつつ朝鮮通信使迎接の実態にせまり直す研究の口頭発表が相次ぎました。吉田智史氏と私とによるこうした研究は、史料の残存状況によって議論の深化に困難をともなう18世紀前半の情報ネットワークにつき、変容を新たに描くとともに、すでに解析が進んでいるその後半以降の実態を位置づけ直すものとも期待できます。そこで、学界で議論を促したい意図から速報的に、おこなわれた2件の口頭発表につき概要を述べてみたのです。【業績】鴨頭俊宏《十字路》「岩国徴古館所蔵史料を用いた朝鮮通信使迎接ネットワークの再検討」『交通史研究』第100号(2022年4月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「黒嶋敏著『海の武士団―水軍と海賊のあいだ―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

    前掲『地方史研究』第416号には、もう1本、標記の記事が掲載されています。掲載は120~122ページです。標記の新刊(吉川弘文館、四六判、全240ページ、2021年、本体2,200円+税)では、日本中世の海に影響力をもつ諸集団につき「海賊」といえるほど終始反体制の行動をとるわけでなく「水軍」というほどに権力者との関係は強固でなく「海の武士団」というほど武士社会にコミットしないと指摘します。そのうえで、彼らを〈海の勢力〉と呼び、彼らのありようを捉えなおそうとしました。吉川弘文館「読みなおす日本史」シリーズの1冊として、一般的な歴史ファンも読みやすいよう平易な作文でもって構成されています。こうした本書の評価点を、簡潔な作文で述べてみました。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「黒嶋敏著『海の武士団―水軍と海賊のあいだ―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

  • 【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「山本志乃著『団体旅行の文化史―旅の大衆化とその系譜―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

    地方史研究協議会に投稿していた標記の記事を掲載する『地方史研究』第416号(第72巻第2号、2022年4月)が完成し発行されました。掲載は108~109ページです。標記の新刊(創元社、A5判、全336ページ、2021年、本体3,200円+税)は、誰もが安全に旅をできる「旅の大衆化」を進めたのは団体旅行の発展であるとの立場から、わが国団体旅行の歴史を、江戸時代から昭和時代の高度経済成長期にかけ縦断しながら解説していくものです。平易な作文であり、一般的な歴史ファンも読みやすい仕上がりになっているといえましょう。こうした本書の評価点を、簡潔な作文で述べてみました。【記事】鴨頭俊宏《新刊案内》「山本志乃著『団体旅行の文化史―旅の大衆化とその系譜―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

  • 【備忘】 2022年1~3月の本ブログへのアクセス動向について

    現在、本ブログは、研究成果を受贈したり、あるいは私自身が研究業績を上げたりなど、あくまで研究関係の備忘録用に限り使用しています。ゆえに、今年の1月4日から4月8日までのあいだ、投稿は全くありませんでした。にもかかわらずその期間、毎日のべ40~45人ものアクセスがあったようで、正直驚いています。私が何か投稿していないか毎日チェックしてくれている人がけっこうな数いらっしゃるみたい……。【備忘】2022年1~3月の本ブログへのアクセス動向について

  • 【記事】 鴨頭俊宏《史跡をあるく》「瀬野機関区跡」『芸備地方史研究』第319号(2022年3月)

    芸備地方史研究会に寄稿していた標記の記事を掲載する『芸備地方史研究』第319号が完成し発行されました。令和4年(2022)3月のJRダイヤ改正では、元々顕在化していた少子高齢化&モータリゼーションに新型コロナウイルス感染症の問題が加わり利用者数が減少しているからと、全国的に減便が進められました。こうした状況を憂う気持ちから、国内で有名な鉄道の難所「瀬野-八」に関係する標記の史跡を取材した成果を、簡潔な文章で書いています。標記の史跡があるJR山陽本線瀬野駅(広島市安芸区)は、ちょうど東広島市の自宅と広島市街の中間にあるため、資料調査で広島県立図書館に通うついでに立ち寄りました。【記事】鴨頭俊宏《史跡をあるく》「瀬野機関区跡」『芸備地方史研究』第319号(2022年3月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏《修史研究》「関東近世史研究会に学ぶ自治体史論のあり方」『山口県史研究』第30号(2022年3月)

    山口県県史編纂さん室に投稿していた標記の小論文を掲載する『山口県史研究』第30号が完成し発行されました。近年日本史学界で議論を深めつつある「自治体史論」につき、どちらかといえば実際編さん事業に携わった研究者たちがその意義を説明するのに重点を置く動向に対して、都(道府)県ごとに「市町村史を大づかみで見る」方法論まで新たに提起したのが、関東近世史研究会の企画「関東近世史研究と自治体史編纂」(2009~2018年)です。そこでは、1つの都県ごとに発行史誌の分析一覧表を、開催する例会ごとにレイアウトを改良しながら見やすくすることに努められました。こうした一連の取り組みにつき、評価点と課題点を整理しつつ私自身の取り組みと照らし合わせながら、将来山口県域をめぐっても議論が盛んになっていくための道筋をつけようとしました。元々...【業績】鴨頭俊宏《修史研究》「関東近世史研究会に学ぶ自治体史論のあり方」『山口県史研究』第30号(2022年3月)

  • 【業績】 鴨頭俊宏「山陰地域の自治体史誌と近世史用語『異国船』―現代史用語『モータリゼーション』の場合との対比まで―」『中国四国歴史学地理学協会年報』第17号

    中国四国歴史学地理学協会に投稿していた標記の論説を掲載する『年報』第17号(2022年3月)が完成し発行されました。近年日本史学界で議論を深めつつある「自治体史論」ですが、私の場合は、専門的に取り組む「『鎖国』下異国船対応をめぐる情報ネットワーク」研究の副産物的なものを随時論文化している感じです。今回は、朝鮮船の漂着事件が発生した山陰2県域の自治体史誌を対象にしました。ただ、2県を1本の論文にまとめて発表したのは失敗だったなと、正直後悔しています。そうしたのは、同じ『年報』第16号(2020年)で現代史用語「モータリゼーション」の場合を分析した論説と対照しやすくする意図なのですけど、読んだ自治体史誌全冊の一覧表を2県分挿入しただけで協会規定の過半数、400字詰原稿用紙30枚強ものスペースを割いてしまいました。「...【業績】鴨頭俊宏「山陰地域の自治体史誌と近世史用語『異国船』―現代史用語『モータリゼーション』の場合との対比まで―」『中国四国歴史学地理学協会年報』第17号

  • 【受贈】 内田鉄平著・脇和也監修『これでわかる宇部市100年―大宇部誕生の由来―』(2022年3月)

    内田鉄平さんより、標記の新刊資料(NPO法人うべ未来100プロジェクト、A4判ソフトカバー、104頁+α、本体2,000円+税)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。山口県宇部市の歴史につき、いわゆる「昭和の大合併」「平成の大合併」以前に存立した旧市村域ごとに章・節を設けつつ、カラーの図・表・写真を随所に提示しながら説明しており、一般的な郷土史ファンも読みやすい仕上がりとなっています。【受贈】内田鉄平著・脇和也監修『これでわかる宇部市100年―大宇部誕生の由来―』(2022年3月)

  • 【受贈】 西海賢二「地域の文化をどうつくるか―ものを求めず心を求めたい―」『コロス』第168号(2022年2月)

    西海賢二先生に先日いただいた会報には、標記の論考も掲載されています。民俗を、単に過去の風俗・習慣と教え込むのではなく、現代的位置づけのなかで考えなければならないことという立場から、地域の人々と接しつつ地域の過去、現在、未来を語り合う「場」を設定しようとする取り組みを述べられています。なお、この稿は44年前の昭和52年(1977)に作成しつつ未公開のままだったのを、一部修正のうえ新たに発表するものとのことです。【受贈】西海賢二「地域の文化をどうつくるか―ものを求めず心を求めたい―」『コロス』第168号(2022年2月)

  • 【受贈】 西海賢二「石鎚山麓の信仰生活―小松藩会所日記をめぐって―」『コロス』第168号(2022年2月)

    西海(にしがい)賢二先生より、標記の論考を掲載する会報を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。今日は愛媛県西条市の一部分となっている江戸時代小松藩領の史料『会所日記』につき「石鎚山」や「信仰生活」をキーワードとしながら読み得た知見を、簡潔な作文で述べています。『小松藩会所日記』については私自身も、現在取り組んでいる仕事が片づいたら本格的に研究したいと考えています。なお、この稿は、元々40年前の昭和57年(1982)に脱稿しつつ未公開のままだったのを、一部修正のうえ新たに発表するものとのことです。【受贈】西海賢二「石鎚山麓の信仰生活―小松藩会所日記をめぐって―」『コロス』第168号(2022年2月)

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