重文指定 ご本尊に奉告 <三井寺>大津市
2024/10/05読売新聞オンライン観音堂で奉告法要を営む僧侶たち(大津市で)火災で焼失した観音堂再建の様子を描いた絵馬初公開となる「元版一切経」観音堂内陣特別公開5日から天台寺門宗総本山・三井寺(園城寺)の観音堂をはじめとする西国札所伽藍がらんの建造物5棟が8月に新たに国の重要文化財となり、重文指定を本尊に奉告する法要が4日、同寺で営まれた。5日から11月4日まで、観音堂内陣が特別公開される。観音堂は、日本最古とされる巡礼路「西国三十三所観音霊場」の第十四番札所として知られる。江戸中期に堂が焼失し、再建された。観音信仰の高まりで、江戸中期以降は全国からの参拝者が増え、増改築を重ねて広い法要空間を備えるようになった。ほかに重文に指定されたのは、南院にある札所鐘楼、百体堂、観月舞台、絵馬堂の4棟で、いずれ...重文指定ご本尊に奉告<三井寺>大津市
2024/10/05 16:14